JP3622216B2 - 揺動型ロータリー圧縮機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、主に冷凍装置に使用される揺動型ロータリー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、揺動型ロータリー圧縮機としては、例えば特開平5−202874号公報に記載されているように、駆動軸の偏心部に挿嵌されるローラ状のピストンに、シリンダ室内を吸入室と圧縮室とに区画するためのブレード部を一体的に突設して、このブレード部をシリンダに回転可能に配設した支持体の受入溝に揺動可能に支持することにより、ピストンを公転させながらガス流体を圧縮するようにしたものが知られている。即ち、従来の揺動型ロータリー圧縮機は、図6で示したように、シリンダAのシリンダ室A1内に、駆動軸Dの偏心部D1を挿嵌して、この偏心部D1にローラ状のピストンBを嵌合すると共に、このピストンBに、径方向外方に向けて突出するブレード部B1を一体状に設け、このブレード部B1を前記シリンダAに回転可能に支持した円柱状の支持体Cの受入溝C1に揺動及び進退出可能に支持させたもので、前記ピストンB及びブレード部B1を介して前記シリンダ室A1の内部を圧縮室と吸入室とに区画し、前記駆動軸Dの回転で前記ピストンBを公転駆動させ、このピストンBの公転駆動により、前記吸入室にガス流体を吸入し、また、前記圧縮室でガス流体の圧縮を行うようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した揺動型ロータリー圧縮機は、ローラ状の前記ピストンBに一体に突設した前記ブレード部B1を前記支持体Cに揺動及び進退可能に支持する構造としているので、前記ピストンBが前記駆動軸Dの偏心部D1の回転駆動により公転しても、前記ピストンBは自転することがなく、このため前記偏心部D1の外周面と前記ピストンBの内周面との間の周速が速くなり、従って、過負荷運転時など、潤滑条件が厳しくなる場合には、その潤滑状態が悪くなり、この結果、焼き付けや摩耗が生じて、信頼性が低下する問題が生じる。
【0004】
本発明は、上記問題に鑑みて成したもので、その目的は、揺動型のロータリー圧縮機において、駆動軸の偏心部外周とピストン内周との間の周速が速くとも、該偏心部外周面とピストン内周面との間に積極的に給油するようにして、過負荷運転時でも、その潤滑状態を良好にでき、焼き付けや摩耗を防止して信頼性を向上できるようにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、フロントヘッド3及びリヤヘッド4で閉鎖されるシリンダ2のシリンダ室21に、駆動軸5の偏心部51に挿嵌するピストン6を公転可能に内装して、このピストン6に、前記シリンダ室21を圧縮室Xと吸入室Yとに区画するブレード部61を一体的に突設し、このブレード部61を、前記シリンダ2に回転可能に配設した支持体62に揺動可能に支持した揺動型ロータリー圧縮機において、前記ピストン6の内周面で、該ピストン6に突設する前記ブレード部61の突設位置から、前記駆動軸5の回転方向に180度変位した範囲内における反負荷側に、前記ピストン6の軸方向端面にそれぞれ開放する油溝64を形成したのである。
【0006】
請求項2記載の発明は、前記油溝64を、フロントヘッド3側からリヤヘッド4側に向かって、駆動軸偏心部51の回転方向一方向に傾斜状に形成したのである。
【0007】
請求項3記載の発明は、前記油溝64を、駆動軸偏心部51の給油穴55に対向するピストン6の対向部位から偏心部51の回転方向前方に向かって傾斜状に形成したのである。
【0008】
【作用】
請求項1記載の発明では、前記ピストン6の内周面で、該ピストン6に突設する前記ブレード部61の突設位置から、前記駆動軸5の回転方向に180度変位した範囲内における反負荷側に、前記ピストン6の軸方向端面にそれぞれ開放する油溝64を形成したから、前記偏心部51の回転により、前記ピストン6と前記偏心部51との間の隙間が比較的大きい前記ピストン6における反負荷側において、該油溝64内の油が、その粘性で摺動面間に送り出され、また、斯くの如く油が送り出されることにより、差圧が生じた分、前記油溝64内には、その差圧で前記油溝64の両端開放部から強制的に前記偏心部51の両端側に貯溜される油が供給されるのであり、このため前記油溝64を常に油で充満させられるのであって、前記摺動部には積極的に給油できるのであり、しかも、前記油溝64が軸方向全体に亙って形成されていることから、該油溝64から前記偏心部51の外周面全体に油を確実に給油できるのである。このように、前記ピストン6の反負荷側に設ける前記油溝64から該ピストン6と前記偏心部51との間の摺動部に油を積極的に供給させられ、さらに、前記偏心部51の回転駆動で前記油溝64から供給される油を負荷側の摺動面へと良好に給油することができるから、前記ピストン6が自転せずとも、前記偏心部51の外周面と前記ピストン6の内周面との間の潤滑性能を向上できるのである。従って、従来のように過負荷運転時など、潤滑条件が厳しくなる場合でも、摩耗や焼き付けを防止でき、圧縮機の信頼性を向上できるのである。
【0009】
また、請求項2記載の発明では、前記油溝64を、フロントヘッド3側からリヤヘッド4側に向かって、駆動軸偏心部51の回転方向一方向に傾斜状に形成したから、例えば前記偏心部51のフロントヘッド3側の端面側に油が多く貯溜されるときには、前記駆動軸5の回転方向に、前記フロントヘッド側からリヤヘッド側に向かって斜めに形成することにより、フロントヘッド側に多く貯溜される油を、このフロントヘッド側に開放する前記油溝64の開放部からリヤヘッド側に積極的に流して、摺動部の潤滑をより良好に行うことができるし、また、逆に前記偏心部51のリヤヘッド4側の端面側に油が多く貯溜されるときには、前記駆動軸5の反回転方向に、前記フロントヘッド側からリヤヘッド側に向かって斜めに形成することにより、油貯溜量の多いリヤヘッド側の開放部からフロントヘッド側に積極的に流すことができるのであって、何れの場合でも、油の貯溜量の多い側から前記油溝64を介して他側に給油できるので、それだけ摺動部の潤滑をより良好に行うことができるのである。
【0010】
さらに、請求項3記載の発明では、前記油溝64を、駆動軸偏心部51の給油穴55に対向するピストン6の対向部位から偏心部51の回転方向前方に向かって傾斜状に形成したから、前記偏心部51の軸方向中間部に形成した前記給油穴55から流出する油を、前記駆動軸5の回転により、前記油溝64内を軸方向外方に向けて押し流しながら、前記偏心部51の外周面で摺動面間に油を取り込んで前記フロントヘッド側とリヤヘッド側との両方に分散させながら、前記ピストン6の内周と前記偏心部51の外周との間の摺動面全体に亙って給油することができるのである。
【0011】
【実施例】
本発明の第1実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。図1,2に示した実施例の揺動型ロータリー圧縮機は、密閉ケーシング(図示せず)に内装する圧縮要素1を既知の通り、フロントヘッド3及びリヤヘッド4とシリンダ2とから構成し、該シリンダ2のシリンダ室21内に、径方向外方に向けて突出するブレード部61を一体状に設け、前記シリンダ室21の軸方向長さと同じ長さをもつピストン6を配設すると共に、前記ピストン6内に駆動軸5の偏心部51を挿嵌させて、該駆動軸5の回転に伴い前記ピストン6の外周面を前記シリンダ室21の内壁面に、また、軸方向両端面を前記フロントヘッド3及びリヤヘッド4のフェース面に油膜を介して接触させながら公転駆動させるようになす一方、前記シリンダ2に設けた吸入孔22と吐出孔23との中間部位には、前記シリンダ室21の内部と連通する円形状の支持孔24を形成し、この支持孔24に前記各ヘッド3,4に摺接される支持体62を回転可能に支持して、この支持体62に設けた受入溝63に前記ブレード部61を揺動及び進退出可能に支持させたものである。尚、前記支持体62は、半円柱形状とされた2つの部材62a,62bで形成しており、前記各部材62a,62bのフラットな対向面間を前記受入溝63として、該受入溝63に前記ブレード部61を挿入させている。
【0012】
従って、以上の構成において、前記ピストン6及びブレード部61により、前記シリンダ室21の内部空間が前記吸入孔22に連通する吸入室Yと、前記吐出孔23に連通する圧縮室Xとに区画され、前記駆動軸5の回転駆動に伴い前記吸入孔22から前記吸入室Y内にガスを吸入し、また、前記圧縮室X内でガスを圧縮して前記吐出孔23から吐出させられるのである。
【0013】
また、図1,2に示した第1実施例のように構成する揺動型ロータリー圧縮機は、通常、前記偏心部51の軸方向長さを前記ピストン6の軸方向長さよりも短く形成しているので、前記偏心部51の上端面と前記フロントヘッド3のフェース面との間、及び、前記偏心部51の下端面と前記リヤヘッド4のフェース面との間には空間71,72が形成されるのであり、該空間71,72により前記フロントヘッド3及びリヤヘッド4の各軸受部31,41で支持される前記駆動軸5の軸部外周面と前記ピストン6の内周面とは上下両側で連通しており、また、前記偏心部51の外周面と前記ピストン6の内周面との間の隙間は前記空間71,72に開放しているのであり、さらに、前記空間71,72には、前記フロントヘッド3及びリヤヘッド4の各軸受部31,41に給油する油を貯溜できるのである。即ち、前記駆動軸5の前記フロントヘッド3の軸受部31の根元部に対向する位置に、前記駆動軸5の内部に形成する給油通路52内の油を前記軸受部31に供給するための給油穴53を、また、前記駆動軸5の前記リヤヘッド4の軸受部41の根元部に対向する位置に、前記給油通路52内の油を前記軸受部41に供給するための給油穴54を、通常開口させており、従って、前記偏心部51の上下端面と前記各ヘッド3,4のフェース面との間に前記空間71,72を形成することにより、前記各給油孔53,54から給油される油の一部が、前記空間71,72に貯溜されるのである。
【0014】
さらに、前記偏心部51の軸方向中間部には、前記駆動軸5の給油通路52内に連通する給油穴55を形成しており、該給油穴55から前記偏心部51外周と前記ピストン6の内周との間に油を供給するようにしている。
【0015】
しかして、図1,2に示した第1実施例では、以上のように構成する揺動型ロータリー圧縮機において、前記ピストン6の内周面で、該ピストン6に突設する前記ブレード部61の突設位置から、前記駆動軸5の回転方向aに180度変位した範囲内における反負荷側に、前記ピストン6の軸方向端面にそれぞれ開放する油溝64を形成したのである。
【0016】
即ち、前記油溝64は、図3に示すように、前記ピストン6の内周面で、前記反負荷側に軸方向に平行に形成するのであって、このように軸方向に平行に形成するときには、前記偏心部51に形成する前記給油穴55から供給される油が前記油溝64内に供給されるだけでなく、前記各空間71,72の溜る油も前記油溝64の両端開放部から該油溝64内に供給されるのであり、また、前記油溝64は前記偏心部51の回転により、前記ピストン6と前記偏心部51との間の隙間が比較的大きい前記ピストン6における反負荷側に設けているから、前記油溝64に供給された油は、粘性で摺動面間に送り出されるのである。また、油が送り出されることにより、差圧が生じ、その差圧で前記油溝64内には強制的に油が順次供給されて該油溝64を常に油で充満させられるのであり、この結果、前記摺動部には積極的に給油できるのである。しかも、前記油溝64が軸方向全体に亙って形成されていることから、該油溝64から前記偏心部51の外周面全体に油を確実に給油できるのである。このように、前記ピストン6の反負荷側から前記油溝64により該ピストン6と前記偏心部51との間の摺動部に油を積極的に供給して、さらに、前記偏心部51の回転駆動で前記油溝64から供給される油を負荷側の摺動面へと良好に給油することができるから、前記ピストン6が自転せずとも、前記偏心部51の外周面と前記ピストン6の内周面との間の潤滑性能を向上できるのであり、従って、従来のように過負荷運転時など、潤滑条件が厳しくなる場合でも、摩耗や焼き付けを防止でき、圧縮機の信頼性を向上できるのである。
【0017】
また、前記第1実施例では、前記油溝64を前記ピストン6の軸方向に平行に形成したが、図4に示す第2実施例のように斜めに形成してもよい。即ち、縦型の圧縮機のように、前記駆動軸5におけるフロントヘッド3側に形成した前記給油孔53からの前記空間71への油の貯溜量が、リヤヘッド4側よりも多いときには、図4に示すように、前記駆動軸5の回転方向aに、前記フロントヘッド側からリヤヘッド側に向かって斜めに形成することにより、フロントヘッド側の空間71に多く貯溜される油を、前記フロントヘッド側に開放する開放部からリヤヘッド側に油を積極的に流して、摺動部の潤滑をより良好に行うことができるし、また、リヤヘッド4側の給油穴54から給油される給油量が前記フロントヘッド側の給油穴53の給油量より多くて、リヤヘッド側の空間72に貯溜される油量が、フロントヘッド側の空間71の貯溜量より多いときには、図4とは逆に、前記駆動軸5の反回転方向に、前記フロントヘッド側からリヤヘッド側に向かって斜めに形成することにより、リヤヘッド側空間72に貯溜される油を、その開放部からフロントヘッド側に積極的に流すことができるのであって、何れの場合でも、前記油溝64を傾斜状に形成することで、油の貯溜量の多い側から前記油溝64を介して他側に油を供給できるので、それだけ摺動部の潤滑をより良好に行うことができるのである。
【0018】
さらに、前記偏心部51に前記給油穴55を形成し、この給油穴55から給油される油を前記偏心部51の外周面に潤滑させる場合には、図5に示す第3実施例のように前記油溝64を、駆動軸偏心部51の給油穴55に対向するピストン6の対向部位から偏心部51の回転方向前方に向かって傾斜状にV字形状に形成するのが好ましい。斯くするときは、前記偏心部51の軸方向中間部に形成した前記給油穴55から流出する油を、前記駆動軸5の回転により、前記油溝64内を軸方向外方に向けて押し流しながら、前記偏心部51の外周面で摺動面間に油を取り込んで前記フロントヘッド側とリヤヘッド側との両方に分散させながら、前記ピストン6の内周と前記偏心部51の外周との間の摺動面全体に亙って給油することができるのである。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、前記ピストン6の内周面で、該ピストン6に突設する前記ブレード部61の突設位置から、前記駆動軸5の回転方向に180度変位した範囲内における反負荷側に、前記ピストン6の軸方向端面にそれぞれ開放する油溝64を形成したから、前記偏心部51の回転により、前記ピストン6と前記偏心部51との間の隙間が比較的大きい前記ピストン6における反負荷側において、該油溝64内の油が、その粘性で摺動面間に送り出され、また、斯くの如く油が送り出されることにより、差圧が生じ、前記油溝64内には、その差圧で前記油溝64の両端開放部から強制的に前記偏心部51の両端側に貯溜される油が供給されるのであり、このため、前記油溝64を常に油で充満させられるのであって、前記摺動部には積極的に給油できるのであり、しかも、前記油溝64が軸方向全体に亙って形成されていることから、該油溝64から前記偏心部51の外周面全体に油を確実に給油できるのである。このように、前記ピストン6の反負荷側に設ける前記油溝64から該ピストン6と前記偏心部51との間の摺動部に油を積極的に供給させられ、さらに、前記偏心部51の回転駆動で前記油溝64から供給される油を負荷側の摺動面へと良好に給油することができるから、前記ピストン6が自転せずとも、前記偏心部51の外周面と前記ピストン6の内周面との間の潤滑性能を向上できるのである。従って、従来のように過負荷運転時など、潤滑条件が厳しくなる場合でも、摩耗や焼き付けを防止でき、圧縮機の信頼性を向上できるのである。
【0020】
また、請求項2記載の発明によれば、前記油溝64を、フロントヘッド3側からリヤヘッド4側に向かって、駆動軸偏心部51の回転方向一方向に傾斜状に形成したから、例えば前記偏心部51のフロントヘッド3側の端面側に油が多く貯溜されるときには、前記駆動軸5の回転方向に、前記フロントヘッド側からリヤヘッド側に向かって斜めに形成することにより、前記フロントヘッド側に多く貯溜される油を、このフロントヘッド側に開放する前記油溝64の開放部からリヤヘッド側に積極的に流して、摺動部の潤滑をより良好に行うことができるし、また、逆に前記偏心部51のリヤヘッド4側の端面側に油が多く貯溜されるときには、前記駆動軸5の反回転方向に、前記フロントヘッド側からリヤヘッド側に向かって斜めに形成することにより、油貯溜量の多いリヤヘッド側の開放部からフロントヘッド側に積極的に流すことができるのであって、何れの場合でも、油の貯溜量の多い側から前記油溝64を介して他側に給油できるので、それだけ摺動部の潤滑をより良好に行うことができるのである。
【0021】
さらに、請求項3記載の発明によれば、前記油溝64を、駆動軸偏心部51の給油穴55に対向するピストン6の対向部位から偏心部51の回転方向前方に向かって傾斜状に形成したから、前記偏心部51の軸方向中間部に形成した前記給油穴55から流出する油を、前記駆動軸5の回転により、前記油溝64内を軸方向外方に向けて押し流しながら、前記偏心部51の外周面で摺動面間に油を取り込んで前記フロントヘッド側とリヤヘッド側との両方に分散させながら、前記ピストン6の内周と前記偏心部51の外周との間の摺動面全体に亙って給油することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の揺動型ロータリー圧縮機の第1実施例における圧縮要素の横断面図。
【図2】同第1実施例の圧縮要素の縦断面図。
【図3】同第1実施例におけるピストンの断面図。
【図4】第2実施例におけるピストンの断面図。
【図5】第3実施例におけるピストンの断面図。
【図6】従来の揺動型ロータリー圧縮機の圧縮要素の横断面図。
【符号の説明】
2 シリンダ
21 シリンダ室
5 駆動軸
51 偏心部
6 ピストン
61 ブレード部
62 支持体
64 油溝
X 圧縮室
Y 吸入室
Claims (3)
- フロントヘッド(3)及びリヤヘッド(4)で閉鎖されるシリンダ(2)のシリンダ室(21)に、駆動軸(5)の偏心部(51)に挿嵌するピストン(6)を公転可能に内装して、このピストン(6)に、前記シリンダ室(21)を圧縮室(X)と吸入室(Y)とに区画するブレード部(61)を一体的に突設し、このブレード部(61)を、前記シリンダ(2)に回転可能に配設した支持体(62)に揺動可能に支持した揺動型ロータリー圧縮機であって、前記ピストン(6)の内周面で、該ピストン(6)に突設する前記ブレード部(61)の突設位置から、前記駆動軸(5)の回転方向に180度変位した範囲内における反負荷側に、前記ピストン(6)の軸方向端面にそれぞれ開放する油溝(64)を形成していることを特徴とする揺動型ロータリー圧縮機。
- 油溝(64)が、フロントヘッド(3)側からリヤヘッド(4)側に向かって、駆動軸偏心部(51)の回転方向一方向に傾斜状に形成されている請求項1記載の揺動型ロータリー圧縮機。
- 油溝(64)が、駆動軸偏心部(51)の給油穴(55)に対向するピストン(6)の対向部位から偏心部(51)の回転方向前方に向かって傾斜状に形成されている請求項1記載の揺動型ロータリー圧縮機。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32876293A JP3622216B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 揺動型ロータリー圧縮機 |
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