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JP3677034B2 - 新規材料および多層吹込マイクロファイバーウェブの材料特性 - Google Patents

新規材料および多層吹込マイクロファイバーウェブの材料特性 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は多様の適用面で有用な新規溶融−吹込不織布ウェブの製造方法に関する。本法は、長手方法に明確なポリマー層から成る溶融−吹込マイクロファイバーの製造を含む。
発明の背景
米国特許3,841,953において、新規性質を有するウェブを得るため、ポリマーブレンドを用い、溶融−吹込ファイバーの不織布ウェブを得ることが提案されている。しかし、これらのウェブに関する問題は、ポリマー界面が個々の繊維において、ひどい繊維の破損と弱点をもたらすという弱点をひき起こすという点にある。この特許で報告されているウェブの引張特性は、対応する単一ポリマー繊維から造られるウェブのそれよりも一般に劣っている。このウェブの弱さは、相反するポリマーブレンドから造ったウェブ中の弱点およびウェブ中の極めて短い繊維に帰因するもののようである。
溶融−吹込プロセスにおける二成分繊維の製造方法が米国特許4,729,371に開示されている。高分子材料は、180度の角度で出会っている2本の導管から供給される。ポリマーのフローストリームは集中し次いで2本の供給導管に対し90度の角度で第三の導管を介して排出する。二本の供給流れはこの第三の導管内で層形成したフローストリームを形成し、そして二層形成したフローストリームは溶融−吹込ダイ中、並んだ穴の列に供給される。穴から押出された二層形成ポリマー溶融流れは高い空気速度の減少又は「溶融−吹込”プロセスによってマイクロファイバーに形成される。得られた製品は、濾過材料に成形されるのに有用なウェブを製造するのに特に用いられる。開示されたプロセスは二層マイクロファイバー形成に関する。更に、プロセスはウェブを製造できず、ここでウェブの性質は繊維層形成配列および/又は層の数にわたって微細調整によって適合している。
米国特許4,557,972は、申し立てによると超微細のデニール(0.5デニール未満)のさや−コア複合繊維を開示する。繊維は大きな三成分繊維を形成するため特別な紡績突起から形成され、成分の2種は第三成分のマトリックス中で超微細含有材料を形成する。超微細繊維は、マトリックス(「海」)材料を選択的に除去し、微細繊維として包含材料を残す。このプロセスは複雑であり、不織布ウェブを形成するためには実際用いることはできない。同様のプロセスが、米国特許4,460,649,4,627,950および4,381,274により提案されており、それらは多成分糸を形成するため、種々の「アイランド−イン−アーシ(islands-in-a-sea)」プロセスを論議している。米国特許4,117,194は、改良されたけん縮特性を有する二成分紡織紡績糸を開示する。
米国特許3,672,802および3,681,189は、各々が別個のポリマー成分である、多数の層を有する紡績糸を開示する。二種のポリマーは特別に設計されたマニホールドへ供給されるが、該マニホールドはポリマーの流れを繰り返して組合せ、分裂しそして再たび組合せ幾分成層化した二種の異なるポリマーの流れを形成する。これらの2つの特許で開示されたプロセスは、ポリマーの流れの繰り返しの分裂と再組合せ中に導入された著るしい量の非線形ポリマー流に帰因して、ポリマーを混合する点で似ている。しかし、分裂と再組合せはポリマーの流れに従って行なわれ、そして得られた繊維は、不完全なバッチ混合で得るであろう実質的に非方向性の配列の別個のポリマー領域よりもむしろ1種又は他のポリマーの異なる長手方向の領域を明らかに有する。しかし、繊維内のポリマー層は非常に不明確でありそして不規則である。更に、ポリマー間の過剰に長い接触期間のため、このプロセスにより著るしく異なる溶融粘度を有するポリマーを取扱うことは困難であろう。得られた繊維は織物サイズであり、そして加層効果は、均質繊維(ウェブでない)を超える一定の性質、例えば可染性、帯電特性、親水性又は引張特性を改善するためになされる。
発明の要約
本発明は長手方向に加層した溶融−吹込マイクロファイバーの不織布ウェブの製造方法を目的とする。マイクロファイバーは、別個のポリマー溶融流れをマニホールド手段に先ず供給し、ポリマー溶融流れの少なくとも1つを少なくとも2つの明確な流れに所望により分離し、次いで分かれに流れを含ませながら、全ての溶融流れを一緒にし、長手方向に明確な層の単一ポリマー溶融流れとし、好ましくは任意の方法で配列した二種の異なるポリマー材料から成る、プロセスによって製造される。一緒にした溶融流れを微細なオリフィスから押出したして溶融−吹込マイクロファイバーのウェブに形成する。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施に有用な装置の構成図である。
図2は層の増加に伴い発熱量が増加するのを示す例4〜7に対し示差型走査熱量計によるプロットである。
図3は層の増加に伴い増加した結晶化度の増加を示す例5および例7に対する広角X−線散乱のプロットである。
図4は外側層材料の選択の効果を示す応力/歪データのプロットである。
図5および図6は、本発明方法によって製造された、例えば例47および例71に対するウェブ断面の走査型電子顕微鏡写真である。
好ましい態様の説明
本発明方法によって製造されるマイクロファイバーは、一部は討議した装置を用いて製造される、例えば、ウェンテ、Van A.“Superfine Thermoplastic Fibers,”Industrial Engineering Chemistry,48巻、1342〜1346およびウェンテ、Van A.等、“Manufacture of Superfine Organic Fibers”、ナバールリサーチラボラトリー報告No.4364、1954年5月25日発行、および米国特許3,849,241(ブチン等)、3,825,379(ローカム等)、4,818,463(ベーニング)、4,986,743(ベーニング)、4,295,809(ミカミ等)又は4,375,718(ワドツワース等)。これらの装置および方法は図1中ダイ10として示される部分において本発明プロセスで有用であり、それはこれらの好都合な設計の任意のものであってよい。
ポリマー成分は、別個のスプリッター、スプリッター領域または連結マニホールド20からダイ10の金型キャビティ12内に導入され、そして押出機、例えば22および23から例えばスプリッターに導入される。ギアポンプおよび/又はパージブロックは、ポリマー流速を微細に調節するのに使用することもできる。スプリッター又は連結マニホールドに於て、別個のポリマー成分の流れが、単一層形成流れに形成される。しかし、好ましくは、別個の流れは、ダイ10に達する前にできるだけ長く直接の接触から離れて保たれる。押出機からの別個のポリマーの流れはスプリッター20内で別かれることもできる。スプリット又は別個の流れは、ダイ、又はダイオレフィスに達する直前にのみ一緒にされる。これは単一層形成された流れ内で一緒になった後、別個の流れの中で発生する流れ不安定性の可能性を最少化するが、これは多層マイクロファイバー内で不均一でかつ不連続の長手方向の層をもたらす傾向がある。流れの不安定性さは不織布ウェブ特性、例えば強度、温度安定性、又は本発明プロセスで得ることのできる他の所望の性質に対し不利な効果を有する。
別個の流れは又、好ましくは密に平行な流路に沿った薄層から成る流れを造る。次いで、流れは好ましくは一緒になり、その結果組合せの点で、個々の流れは層状であり、そして流路は実質的に互いに平行でありそして生成して一緒になった層形成流れの流路である。これは再たび結合プロセス中およびその後における別個の流れの側面流れの不安定さと乱流を最少化する。以下の内容が見出された。すなわち、別個の流れを一緒にする前記の工程は、例えば米国特許3,557,265(これは多層の直線をなすメルトフローへの2又は3ポリマー成分を成形するマニホールドを記載する)に開示された如きものである。別個の押出機からのポリマーの流れは、充満状態へ供給されそして三種の利用可能なポート又はオレフィスの一つに供給される。各シリーズのポートは充満状態の一つと流体で連絡している。各流れは一連のポートの一つによって別れた複数の流れに分かれるが、高さ対幅の比は約0.01から1である。三つの充満状態の室の各々から、分かれた流れは3種のパーツにより同時に押出され交差方法で単一チャンネルとなり多層流れを与える。チャンネル内の一緒になった多層流れを(例えばコアタンガートランジションピースで)変え、その結果、マニホールドオレフィスから押出された各層は、全体の高さが約50ミル以下、好ましくは15〜30ミル以下を有するダイオレフィスで層になって一緒になった流れを与えるため実質的により小さな高さ対幅の比を有する。流れの幅はダイの幅と並んで配列されたオレフィスの数に応じて変化し得る。多重層の流れを提供する他の適当な装置は、米国特許3,924,990(シュレンク);3,687,589(シュレンク);3,759,647(シュレンク等)又は4,197,069(クローレン)に記載されており、クローレンを除いてこれらの全ては種々のポリマー流れを単一の多層流れ(これは通常コアタンガートランジションピース又はフィルムダイ出口の前のネック−ダウン帯を介して送られる)にもたらすためのマニホールドを開示する。クローレンの配置は、ダイキャビティ内の離れた流路を有する。各流路は背圧キャビティと流れ−制限キャビティを連続した順序で備えており、各々は好ましくは隣接した羽根によって画成されている。調節できる羽根の配置は、一緒になった多層流れ内において相対的層厚の微細調節を許容する。この配置からの多層ポリマーの流れは必ずしも適当な長さ/幅比に変える必要はない。何故ならこれは羽根によって行うことができ、そして一緒になった流れはダイキャビティ12に直接供給されるからである。
ダイキャビティ12から、多層ポリマー流は並んだオレフィス11の配列を介して押出される。先に議論した如く、この押出しの前に、供給物は通常のコアタンガートランジションピースを適当に用いてキャビティ12内に適当な様式に形成され得る。空気スロット18又は同様の物が均一に加熱された空気を高速度で押出された加層溶融流れに向けるためオレフィス11の列の各々の側に設けられている。空気の温度は、一般に溶融流れの温度にほゞ等しいが、しかしポリマー溶融温度よりも20〜30℃より高いのが好ましい。この高い、高速の空気は取り除かれそして押出されたポリマー材料を細くし、これはダイ10から比較的短い距離を移動後一般に固化するであろう。固化した、又は部分的に固化した繊維を公知方法によりウェブに形成しそして集める(図示せず)。集めた面は平らな面もしくはドラム、移動ベルト等の形態で固体もしくは穴のあいた面であってよい。もしも穴のあいた面を用いる場合、集める面の背面を、米国特許4,103,058(フムリッチ)に開示される如く、繊維の堆積を助成するため真空もしくは低圧領域に暴露することができる。この低圧領域はまくら状にした低密度の領域を有するウェブを形成せしめる。コレクターの距離は、一般ダイ面から8〜127センチ(3〜50インチ)である。コレクターをより接近して配置すると、繊維がより早い速度を有する場合に集められそして不完全な冷却から残留粘着性を有する傾向になる。これは、固有により粘着性の熱可塑性材料、例えば熱可塑性弾性材料に対して特に真実である。コレクターをダイ面に特に3〜12インチ接近して移動させると、より強固な繊維間結合と高尚さの少ないウェブをもたらすであろう。コレクターを背面に移動させると一緒により高尚でかつ凝集性の少ないウェブを与える傾向がある。
スプリッター領域内のポリマーの温度は一般に、それがその押出機を出るときより高い融点成分の温度に近い。このスプリッター又はマニホールドはダイにとって典型的に必要でありそして同じ温度で保持される。別個のポリマー流れの温度は制御できポリマーをより適した相対粘度に導びく。別個のポリマー流れが収束すると、それらは一般に見掛粘度150〜800ポイズ、好ましくは200〜400ポイズ(キャピラリーレオメーターにより測定)を有する。収束されるべき別個のポリマー流の相対粘度は、一般にかなり良く適合する。経験に基づけば、これはメルトの温度を変化させそして集めたウェブのクロスウェブ(crossweb)特性を観察することにより決定できる。クロスウェブ特性がより均一であればある程、粘度はより良く合致する。層形成して一緒になったポリマー流れのダイ面での全体の粘度は1.5〜8.2kg・秒/m2(150〜800ポイズ)、好ましくは200〜400ポイズである。相対粘度の差異は、別個のポリマー流れが最初に一緒になったとき、好ましくは一般に同じである。ポリマー流の見掛粘度は米国特許3,849,241により、温度を変化させることによりこの点で調節できる。
見出されたポリマー繊維のサイズは、粘度および希釈した空気流の温度、オリフィスの直径、溶融流れの温度およびオリフィス当たりの全体の流速に大いに依存する。空気容量割合が高い場合、形成された繊維は約10μm未満の平均直径を有するが、しかし空気の流量が増加するので均一な特性を有するウェブを得ることの困難性が増す。より適度な空気の流量では、ポリマーはより大きな平均直径を有するが、しかし、繊維はからみ合せる傾向が大となり「ロープ(ropes)」と呼ばれる構造となる。これは、ポリマーの流量に依存するが、勿論、ポリマー流量が0.05〜0.5gm/分/オリフィスの範囲内にあるのが適当である。より目の粗い繊維、例えば25μmまで又はそれ以上のものが、一定の環境下、例えば大きな気孔、又は目の荒いフィルターウェブにおいて用いることができる。
本発明プロセスの多層マイクロファイバーは、他の繊維と混合することができるか、又は集める前に個々の微粒子となり得る。例えば、吸収剤の微粒子又は繊維は米国特許3,971,373又は4,429,001に記載される如く、吸込多層繊維の凝集性ウェブ内に混入できる。これらの特許において、溶融−吹込繊維の二種の別個の流れは確立され、流れは繊維を集める前に交差する。粒状物又は繊維は流れにのり空気流に入りそしてこの粒状物を載せた空気流は、二つのマイクロファイバー流の交差点に向けられる。粒状物又は繊維、例えばステープルファイバー、バルキングファイバー又は結合繊維を混入する他の方法は、例えば米国特許4,118,531,4,429,001又は4,755,178に開示される如く、溶融−吹込マイクロファイバーウェブ形成の発明方法によって用いることができ、ここで粒状物又は繊維は溶融−吹込繊維の単一流れに出される。
他の材料、例えば界面活性剤又はバインダーは例えばスプレージェットを用い、その収集の前、収集中、又は収集後に配合できる。もしも収集の前に適用される場合、材料は繊維又は粒状物と共に又はそれらなしでマイクロファイバーの流れにスプレーされ、収集面に向う。
本発明のプロセスは、単一ポリマーの又はポリマーブレンド(適合する又は両立しない)の均質ポリマーメルトから形成したウェブと比較すると、独得でかつ一般に秀れた性質と特性を有するウェブを提供する。特定のポリマーの粘度が適当に適合している限り、両立しないかもしれない二種(又はそれ以上の)ポリマーから一般に独得の多層マイクロファイバーを形成することは可能である。従って、米国特許3,841,953に記載の如く、ブレンドに関して問題がなく、これらの他の両立しないポリマー(又はブレンド)の反射性を有するマイクロファイバー不織布を得ることは可能である。しかし、これらの新規多層マイクロファイバーウェブの全体のウェブ特性は、いかなる成分材料から造った均質ウェブのウェブ特性と一般に似ている。実際、多層マイクロファイバーはしばしば完全に新規なウェブ特性および/又は成分ポリマー材料に関して得ることのできない性質の範囲を与える。例えば、ファイバーおよびウェブの強度は、ポリマーの相対比、マイクロファイバーの相順序、木目の数、コレクターの距離および他のプロセス変数を独立に変えることによりポリマーの与えられ組合せの広範囲内で制御できる。本発明方法は、従って1種は全てのこれらの変数を変えることによりウェブの強度を正確に制御し得る。
本発明の多層の溶融−吹込繊維の製造方法は、特定の適用に対し、新規性質を有する非織布ウェブを製造するため個々のマイクロファイバー内で別々の連続繊維として公知のポリマーを密に一緒にすることにより全体のウェブの特性を特に修正し得る。更に、新規ウェブの特性は与えられたセットの層の相対的配置と相対的厚さによって調整され得る。これは、表面特性の相互作用に対し有用な各ポリマー材料の相対的量を調整する。例えば、奇数の層に対し、最少として3の場合、外側層は、好都合に、1〜99容量%の合計繊維量を含んでなる。この量の範囲の低端部では、外側層は、バルク繊維特性、例えば引張強さおよびモジュラス挙動を著るしく修正することなく、ウェブを形成する繊維の表面特性に著るしく寄与するであろう。この方法で、引張強度の如き、望ましいバルク特性を有するポリマーは、各々のポリマーから望ましい性質を高い相対割合で有する溶融−吹込ウェブを提供するための溶融−吹込ウェブの個々のマイクロファイバーにおいて良好な結合能力の如き望ましい表面特性を有するポリマーと結合し得る。より高いパーセンテージで、外側層は繊維表面特性に不調和に寄与するであろうがしかし、新規特性を有するウェブを強力に与える繊維バルク特性にはより多く寄与するであろう。偶数層がある場合、層形成した溶融−吹込繊維を形成するポリマーはバルクと表面特性の双方に比例して寄与する傾向が大である。各々のポリマー成分の相対的容積量は、好ましくはより等しい容積パーセント範囲内であり、例えば、各々は2成分に対し約40〜60容量%にわたっている。と言うのはいずれのポリマーもマイクロファイバー表面又はバルク特性に容易に比例しては寄与しないからである。しかし、偶数−層の数の態様における相対的容量%は、奇数−層の数の態様に対し記載される程度と同程度に広い範囲にわたっている。奇数および偶数の層に関する上記の議論は、層と簡単な2成分系の変更を推測する。上記に対する種々の修正は、2種以上の異なるタイプの層(例えば、異なる組成を有する)の使用により又は非変更層を提供することによりなされ得る。
本発明のプロセスに関し、ウェブの特性は、与えられた相対的容量%と層の配列で用いられる層の数内での変更によって更に変り得る。上記の如く、少なくとも小さい数の層で、層の数の変動は、マイクロファイバーの表面で(2つのポリマー材料を推定して)各ポリマーの相対的割合の著るしく変える傾向を有する。これは(二種のポリマー材料の交互の層を推定する)、マイクロファイバー表面特性が寄与しているこれらのウェブの性質の変動へと変わる。従って、ウェブの特性はどのようなポリマー又は組成物が外側層を包むかに応じて変化し得る。しかし、層の数が増加するにつけて、表面領域効果に基づくウェブ特性におけるこの変動は減少する。より多い層の数で、個々の繊維層の相対的厚さは減少する傾向にあり、個々の層の表面領域効果は著るしく減少する。平均直径10μm未満の好ましい溶融−吹込マイクロファイバーに対し、個々の繊維層の厚さは1μm未満で十分である。
繊維とウェブの性質に関する更なる効果は、繊維層のみの数の調節に寄与し得る。特に、繊維とウェブモジュラスは個々の層の数における増加と共に増加することが見出された。理論に拘束されることは望まないけれども、マイクロファイバー内の個々の層厚の減少は結晶構造と成分ポリマーに関し著るしい効果を有すると考えられる。例えば、球状を呈する成長が隣接層によって制御されより微細列理した構造をもたらす。更に、接触面の層境界はオリフィス内で横方向のポリマー流を抑制し軸方向の相対的パーセントを増加し、層形成した形でポリマーのオーダーの程度を増加させ、従ってこの方法で結晶化に影響することができる。これらの因子は同様にウェブ中の成分繊維のマクロスケール挙動、従ってウェブ挙動それ自身に影響を与える。
更に、マクロファイバーの層形成が増加すると、接触面の数および隣接層間の接触領域は著るしく増加する。これは個々の層と小結晶領域形成化の強化増加と抑制に帰因して繊維の堅さと強度を増加する傾向にある。以下の内容が見出された。すなわち、繊維の増加において層の全数として繊維の内側層を分離することは、困難が増大している。これは、層分離のため適合性又は層の結合を通常必要とする比較的両立しないポリマーに対して真実である。
上記因子は、特別な適用に対し企図された性質を有する溶融−吹込不織布ウェブを提供する本発明方法において使用できる。例えば、ポリマーの与えられた組合せに対するウェブのモジュラスは、特定の層を内側又は外側に置くこと、層の全数を増加又は減少させること、個々の層又は複数の層の相対的厚さを調整することおよび/又は成分層ポリマーの相対容積%を変えることによって上下に調節できる。
上記変数を用い、本発明方法は一定の引張り強さ、又は他の引張り特性を有し、例えば引張り強さの幅広い範囲内の材料の組合わせを有する溶融−吹込ウェブを容易に与えることができる。
本発明方法により得ることのできる層の数は、理論的には制限されない。実際、別かれることができおよび/又は多重ポリマー流を一緒にして非常に高度に層形成した配列となり得るマニホールド等の製造は著るしく複雑でかつ高価である。加えて、ダイオレフィスに供給するための適当な寸法の流れを得るため、形成および適当な遷移品を通って層形成の維持は困難となる。1000個の層の実際の限度が企図され、この点で実際の問題は、加えられた強力な性質の利益よりまさっている。
形成されたウェブは所期の目的使用に対し任意の適当な厚さであってよい。しかし、一般に0.01〜5cmの厚さが大抵の適用に対し適当である。更に、幾つかの適用に対し、ウェブは複合の多層構造内の層となり得る。他の層は支持ウェブ、フィルム(弾性フィルム、半透過性フィルム又は不透過性フィルムの如く)であり得る。他の層は、吸収性、表面のキキスチャー、および固定の如き目的に対して使用できそして例えばステープルスパンボンドおよび/又は溶融−吹込繊維から形成される不織布ウェブとなり得る。他の層は、常法の技術、例えば熱接着、粘着剤、又は付着剤又は機械的かみ合い、例えばヒドロエンタングルメント(hydroentanglement)又はニードルパンチ法によって本発明の溶融−吹込ウェブに結合できる。他の構造も又複合構造体、例えば強化もしくは弾性糸又はストランド内に含ませることができ、これらは好ましくは複合構造体の2層間でサンドイッチされている。これらのストランド又は糸は、同様に上記の通常の方法により付着できる。
ウェブ、又は本発明のウェブを含む複合構造体は、ウェブの強度の増加のため、パターン化面を得るため、そしてウェブ構造内の接触点で繊維を融合させるためカレンダー加工又はポイントエンボス加工、強度が増加したウェブを得るための延伸;ニードルパンチ法;加熱もしくは成形操作;コーチング、例えばテープ構造体を得るため接着剤による;等により集め又は組立てた後更に加工できる。
多層形成マイクロファイバー、溶融−吹込ウェブを形成するのに有用な繊維形成材料は、溶融−吹込操作に対して適度な粘度を有する繊維形成熱可塑性材料又はブレンドである。ポリマー材料の例としてポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレート;ポリアルキレン、例えばポリエチレン又はポリプロピレン;ポリアミド、例えばナイロン6;ポリスチレン;ポリアリールスルホン;又は弾性の熱可塑体:例えばポリウレタン(例えばモルタン(Morthane)(登録商標)、モートンチオコール社から入手可能)、A−Bブロックコポリマー(ここでAはポリ(ビニルアレン)残基、例えばポリスチレンであり、Bは弾性ミッド−ブロック、例えば共役ジエン又は直鎖ジ−もしくはトリ−ブロックコポリマーの形態にある低級アルキレンである)、スター、ラジカルもしくは分枝コポリマー、例えばクラトン(KRATON)(登録商標)(シェルケミカル社)として市販されているエラストマー;ポリエーテルエステル(例えばアクゾプラスチック社から入手可能なアルニテル(Arnitel)(登録商標);又はポリアミド(例えばオウトケム社から入手可能なペバックス(Pebax)(登録商標)が挙げられる。コポリマーおよびブレンドも使用できる。例えば米国特許4,657,802に記載の如きA−Bブロックコポリマーは適当であり、ここでそのようなブロックコポリマーはポリアルキレンと好ましくブレンドされる。種々の溶融−吹込可能なポリマー、コポリマーおよびブレンドは配合でき上述の如く適当にマッチした粘度を与える。本発明方法は、米国特許4,729,371に記載の如き加熱成形可能なウェブを形成するため用いることができ、ウェブの特性を制御することは、多様の目的に対して注文で作った溶融−吹込ウェブを形成するため本発明方法を適当なものとする。
以下の実施例は今日好ましい態様を説明するため提供されそして本発明の実施に際し最良の形態であるが、これらに限定されるものではない。
試験手順
引張モジュラス
多層BMFウェブに関する引張モジュラスの結果を、10.48cm(2インチ)のジョーギャプを備えたインストロン引張りテスターを用い、25.4cm/分(10インチ/分)のクロスヘッド速度で得た。ウェブサンプルの幅は2.54cm(1インチ)であった。サンプルを所定の伸びまで伸張させ次いで伸びの力を解放後サンプルの長さを測定し次いでサンプルを1分間緩和せしめることによりウェブの弾性回復挙動を測定した。
熱的性質
多層BMFウェブ内のポリマー成分の溶融および結晶化挙動を、システム4アナライザーを備えたパーキン−エルマーモデルDSC−7示差走査カロリメーターを用いて研究した。加熱走査は、毎分10℃又は20℃で、3分の保持時間で、融点以上で行い、次いで毎分10℃の速度で冷却した。溶融エンドサーム(endotherm)と結晶化エキソサーム(exotherm)のもとでの領域は、多層BMFウェブのポリマー成分における結晶化度を与えた。
広角度のX−線走査試験
X線回折データーを、フリップスAPD−3600X線回折計(パウルHTK温度調整器とホットステージを備えている)を用いて集めた。銅K∞電磁線を用い、出力管の設定は45kVおよび4mAでありそしてシンチレーション計数計によって強度測定はなされた。2〜50度(2θ)走査領域内の走査を、各サンプルに対し25度Cでかつ0.02度の段階増大でかつ2秒の計測時間で行った。
例1
本発明のポリプロピレン/ポリウレタン多層BMFウェブを、例えば、ヴェンテ、ファンA.「Superfine Thermoplastic Fibers」、in Industrial Engineering Chemstry,Vol.48,1342頁〜(1956)、又は1954年5月25日に発行されたNaval Research LaboratoriesのReport No.4364において、ヴェンテ、ファンA.;ブーネ、C.D.,およびフルハティー、E.L.による表題“Manufacture of Superfine Organic Fibers」に記載されたものと類似の溶融−吹込方法を用いて製造した。但し、BMF装置は2本の押出機を用いた。それらの各々はギヤポンプを備えポリマーメルトフローを制御し、各々のポンプは米国特許3,480,502(チホルム等)および3,487,505(シュレンク)に記載されたものに類似の5−層フィードバック(スプリッターアセンブリーを供給し、該アセンブリーは長さ対直径比が5:1の平形の平滑な表面を有するオリフィス(10/cm)を有する溶融−吹込ダイに接続している。第一の押出機(260℃)は、800溶融流れ速度(MFR)のポリプロピレン(PP)樹脂(PP.344959、エクソンケミカル社より入手可能)の溶融流れを約260℃に加熱されたフィードブロックアッセンブリーに送り出した。約220℃に保持された第二の押出機はポリ(エステルウレタン)(PU)樹脂(モータン(Morthane)(登録商標)PS 455−200、モートンチオコール社より入手可能)の溶融流れをフィードバロックに送り込んだ。フィードブロックは2個の溶融流れに分かれている。ポリマー溶融流れは、フィードブロックが存在しながら、交互に起こるやり方で5層の溶融流れに合併する。ギヤポンプを、次のように調整した。75:25ポンプ比PP:PUポリマーメルトがフィードブロックアッセンブリーに送り出しそして0.14kg/hr/cmのダイ幅(0.8lb/hr/in.)ポリマーがBMFダイ(260℃)で全速度にわたって保持された。第一の空気温度は、約220℃でかつ均一ウェブ幅0.076cmギャプ幅を作り出すのに適した圧力で維持された。ウェブを、BMFダイ距離30.5cm(12インチ)に対しコレクターで集めた。約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなる生成BMFウェブは基礎重量50g/m2を有していた。
例2
基礎質量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFを、例1の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れは50対50の割合で5層フィードブロックに送られた。
例3
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFを、例1の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れは25対75の割合で5層フィードブロックに送られた。
対照ウェブI
800MFRポリプロピレン樹脂の対照ウェブを例1の手順に従って製造した。但し、260℃に保持された唯一個の抽出機を用い、それはギヤポンプを通ってBMFに直接接続されていた。ダイと空気温度を260℃に保持した。得られたBMFウェブは、基礎重量50g/m2および約10μm未満の平均繊維直径を有していた。
対照ウェブII
ポリウレタン樹脂(モータン(Morthane)(登録商標)PS455−200)の対照ウェブを、例1の手順に従って製造した。但し、220℃に保持された唯一つの抽出機を用い、これはギヤポンプを通ってBMFダイに直接接続していた。ダイと空気温度を220℃に保持した。得られたBMFウェブは、基礎重量50g/cm2および約10μm未満の平均繊維直径を有していた。
表1は、PP/PUポリマー比を変えた5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブに対する引張りモジュラス値を示す。
Figure 0003677034
例4
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを2層フィードブロックに送りそしてダイと空気温度を約230℃に保持した。
例5
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する3層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを3層フィードブロックに送った。
例6
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。例3は5層構成である。
例7
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する27層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを27層フィードブロックに送った。
表2は、25対75のPP/PUポンプ比を有する一連のBMFウェブに対するモジュラス値を示す。但しマイクロファイバーにおける層の数は変える。
Figure 0003677034
マイクロファイバーの横断面内の層の数がPP/PU BMFウェブの結晶化挙動に関与していたという作用を示差走査熱量計を用いて研究し、その結果を表2に示す。例4,5,6および7(それぞれa,b,cおよびd)のBMFウェブ(これは、それぞれ2,3,5および27個の層を有する吹込マイクロファイバーに相当する)に対する結晶化発熱量の試験は、例7のウェブに対する結晶化発熱量のピークが、より少ない層を有する吹込みマイクロファイバーを含んでなるウェブに対する相当するピーク値よりも約6℃高いことを示している。
このデータは、結晶化プロセスが27層を有するマイクロファイバー内で強められていることを示唆しており、このことは更に図3に示される広角度X線散乱結果の検査により更に支持されており更に27個の層のマイクロファイバーウェブサンプルのPPにおけるより高い結晶化度を確認する(テトラヒドロフランでPUを洗い流した後、eは例7に相当しそしてfは例5に相当する)
例8
基礎重量100g/m2を有し更に約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを例1の手順に従って製造した。但し、105MI低密度ポリエチレン(LLDPE、アスパン(Aspun)(登録商標)6806、ダウケミカル社より入手可能)が、ポリプロピレンの代りに用いられそしてポリ(エステルウレタン)(PU)樹脂(モータン(Morthane)(登録商標)PS440−200、モートンチオコール社より入手可能)がモータン(Morthane)(登録商標)PS455−2000の代りに用いられた。押出温度をそれぞれ230℃と230℃に保持し、溶融流れを75:25の比で230℃に保持されたフィードブロックに送り、BMFダイと主空気温度をそれぞれ225℃と215℃に保持し、そしてコレクター距離は30.5cmであった。
例9
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例8の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを50対50の割合で2層フィードブロックに送った。
例10
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例8の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを25対75の割合で2層フィードブロックに送った。
対照ウェブIII
LLDPE樹脂(アスパン(Aspun)(登録商標)6806)の対照ウェブを、例1の手順に従って製造した。但し、210℃に保持された唯一つの押出機を用い、これはギヤポンプを通ってBMFダイに直接接続していた。ダイと空気温度を210℃に保持し、そしてコレクター距離は25.4cmであった。得られたBMFウェブは、基礎重量100g/cm2および約10μm未満の平均繊維直径を有していた。
対照ウェブIV
ポリウレタン樹脂(モータン(Morthane)(登録商標)PS440−200)の対照ウェブを、例1の手順に従って製造した。但し、230℃に保持された唯一つの押出機を用い、これはギヤポンプを通ってBMFダイに直接接続していた。ダイと空気温度を230℃に保持した。得られたBMFウェブは、基礎重量100g/cm2および約10μm未満の平均繊維直径を有していた。
表3は、PE/PUの組成を変えた2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブに対する引張りモジュラス値を示す。
Figure 0003677034
例11
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂(PET,I.V.=0.60を有しかつ融点約257℃を有する、米国特許4,939,008、第2欄6〜第3欄20行に記載された如く製造)が、ポリプロピレンの代りに用いられそしてポリ(エステルウレタン)(PU)樹脂(モータン)(Morthane)(登録商標)PS440−200、モートンチオコール社より入手可能)が、モータン(Morthane)(登録商標)PS455−200の代りに用いられた(75対25の割合で)、溶融流れをそれぞれ約280℃と約230℃の5層フィードブロックに送り、そしてフィードブロック、ダイおよび空気温度をそれぞれ、280℃、280℃および270℃に保持した。
例12
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、PETとPUの溶融流れを50対50の割合で5層フィードブロックに送った。
例13
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、PETとPUの溶融流れを25対75の割合で5層フィードブロックに送った。
対照ウェブV
ポリ(エチレンテレフタレート)(I.V.=0.60)樹脂の対照ウェブを、例1の手順に従って製造した。但し、約300℃に保持された唯一つの押出機を用い、これはギヤポンプを通ってBMFダイに直接接続していた。ダイと空気温度をそれぞれ300℃および305℃に保持した。得られたBMFウェブは、基礎重量100g/cm2および約10μm未満の平均繊維直径を有していた。
表4は、PET/PU比を変えた5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブに対する引張りモジュラス値を示す。
Figure 0003677034
例14
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、クラトン(Kraton)(登録商標)G−1657の60/40ブレンド、シェルケミカル社から入手可能な水素化スチレン/エチレン−ブチレン/スチレンA−B−Aブロックコポリマー(SEBS)、およびダウケミカル社から入手可能な直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)アスパン(Aspun)(登録商標)6806,105MFRが、モータン(Morthane)(登録商標)PS455−200の代りに用いられた。押出機の温度をそれぞれ250℃および270℃に保持した。溶融流れを75対25の割合で270℃に保持された5層フィードブロックに送り、そしてダイと主空気温度をそれぞれ270℃および255℃に保持した。
例15
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例14の手順に従って製造した。但し、PPとSEBS/LLDPEブレンドの溶融流れを50対50の割合で5層フィードブロックに送った。
例16
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例14の手順に従って製造した。但し、PPとSEBS/LLDPEブレンドの溶融流れを25対75の割合で5層フィードブロックに送った。
対照ウェブVI
60/40のSEBS/LLDPEブレンドの対照ウェブを、例1の手順に従って製造した。但し、270℃に保持された唯一つの押出機を用い、これはギヤポンプを通ってBMFダイに直接接続していた。ダイと空気温度をそれぞれ270℃に保持した。得られたBMFウェブは、基礎重量50g/cm2および約10μm未満の平均繊維直径を有していた。
表5は、PP/SEBS/LLDPE組成を変えた5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブに対する引張りモジュラス値を示す。
Figure 0003677034
例17
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例14の手順に従って製造した。但し、2層フィードブロックアッセンブリーが5層フィードブロックの代りに用いられた。
例18
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例17の手順に従って製造した。但し、PPとSEBS/LLDPEブレンドの溶融流れを50対50の割合で2層フィードブロックに送った。
例19
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例17の手順に従って製造した。但し、PPとSEBS/LLDPEブレンドの溶融流れを25対75の割合で2層フィードブロックに送った。
表6はPP//SEBS/LLDPE組成を変えた2層のマイクロファイバーを含んでなるBMFウェブに対する引張りモジュラス値を示す。
Figure 0003677034
例20
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、35 MFRポリプロピレン樹脂(PP3085、エクソンケミカル社より入手可能)およびポリ(エチレンテレフタレート)樹脂I.V.=060を用いた(75対25の割合で)。PPとPET溶融流れの双方を、約300℃の5層フィードブロックに送り、ダイ温度を300℃に保持し、空気温度を305℃に保持した。
例21
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例20の手順に従って製造した。但し、PPとPETの溶融流れを50対50の割合で5層フィードブロックに送った。
例22
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例20の手順に従って製造した。但し、PPとPETの溶融流れを25対75の割合で5層フィードブロックに送った。
対照ウェブVII
35 MFRポリプロピレン樹脂の対照ウェブを、例1の手順に従って製造した。但し、300℃に保持された唯一つの押出機を用い、これはギヤポンプを通ってBMFダイに直接接続していた。ダイと空気温度を320℃に保持した。得られたBMFウェブは、基礎重量100g/cm2および約10μm未満の平均繊維直径を有していた。
表7は、PP/PET組成を変えた5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブに対する引張りモジュラス値を示す。
Figure 0003677034
例23
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、PPとPETの溶融流れを75対25の割合で2層フィードブロックに送った。
例24
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する3層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例20の手順に従って製造した。但し、PPとPETの溶融流れを75対25の割合で3層フィードブロックに送った。
例25
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例20の手順に従って製造した。但し、PPとPETの溶融流れを50対50の割合で2層フィードブロックに送った。
例26
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する3層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例20の手順に従って製造した。但し、PPとPETの溶融流れを50対50の割合で3層フィードブロックに送った。
例27
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例20の手順に従って製造した。但し、PPとPETの溶融流れを25対75の割合で2層フィードブロックに送った。
例28
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する3層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例20の手順に従って製造した。但し、PPとPETの溶融流れを25対75の割合で3層フィードブロックに送った。
表8は、組成を変えた一連のPP:PET BMFウェブに対するモジュラスおよびマイクロファイバー内の層の数を示す。
Figure 0003677034
例29
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例3の手順に従って製造した。但し、35 MFRポリプロピレン樹脂(P−3085)およびポリ(4−メチル−1−ペンテン)樹脂(TPX(登録商標)、MX−007としてミツイより入手可能)を用いた。PPとTPX(登録商標)の溶融流れを、それぞれ75対25の割合で、約300℃と約340℃で5層フィードブロックに送った。フィードブロック、ダイと空気温度をそれぞれ340℃、340℃および330℃に保持した。
例30
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例29の手順に従って製造した。但し、PPとTPXの溶融流れを50対50の割合で5層フィードブロックに送った。
温度を約230℃に保持した。
例31
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例29の手順に従って製造した。但し、PPとTPXの溶融流れを25対75の割合で5層フィードブロックに送った。
対照ウェブVIII
ポリ(4−メチル−1−ペンテン)樹脂の対照ウェブを、例1の手順に従って製造した。但し、約340℃に保持された唯一の押出機を用い、これはギヤポンプを通ってBMFダイに直接接続していた。ダイと空気温度をそれぞれ340℃に保持した。得られたBMFウェブは、基礎重量50g/cm2および約10μm未満の平均繊維直径を有していた。
表9は、PP/TPX組成を変えた5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブに対する引張りモジュラス値を示す。
Figure 0003677034
例32
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例29の手順に従って製造した。但し、PPとTPXの溶融流れを75対25の割合で2層フィードブロックに送った。
例33
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する3層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例29の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを75対25の割合で3層フィードブロックに送った。
例34
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例29の手順に従って製造した。但し、PPとTPXの溶融流れを50対50の割合で2層フィードブロックに送った。
例35
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する3層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例29の手順に従って製造した。但し、PPとTPXの溶融流れを50対50の割合で3層フィードブロックに送った。
例36
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例29の手順に従って製造した。但し、PPとTPXの溶融流れを2層フィードブロックに送った。
例37
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する3層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例29の手順に従って製造した。但し、PPとTPXの溶融流れを25対75の割合で3層フィードブロックに送った。
表10は、組成を変えた一連のPP/TPX BMFウェブに対するモジュラス並びにマイクロファイバーにおける層の数を示す。
Figure 0003677034
例38
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例8の手順に従って製造した。但し、コレクター距離は15.2cm(6インチ)であった。
例39
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例9の手順に従って製造した。但し、コレクター距離は15.2cm(6インチ)であった。
例40
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例10の手順に従って製造した。但し、コレクター距離は15.2cm(6インチ)であった。
表11は2つのコレクター距離を用いた得られた、幾つかの2層PE/PUウェブ組成に対するMDモジュラスを示す。
Figure 0003677034
例41
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する2層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例7の手順に従って製造した。但し、繊維の外側層がPPよりもむしろPUであり(例えば例7 I/0対0/I)そしてダイオレフィスが例7に対して0.38mm(15/1000インチ)に対比して0.43mm(17/1000インチ)の直径を有するようにPPとPUの溶融流れを27層のフィードブロックに送った。
表12は、2種の27層のPP/PUマイクロファイバーウェブに対するMDモジュラスを示す。ここで、フィードブロックへのポリマー給送の順序は逆転しており、これによりマイクロファイバーの外側層の組成は逆になる。
Figure 0003677034
例42
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例20の手順に従って製造した。但し、コレクターの距離は27.9cmであった。
例43
基礎重量50g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する5層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例42の手順に従って製造した。但し、繊維の外側層がPPよりもむしろPETであるように(例えば例42 0/I対I/0)、PPとPET溶融流れを5層のフィードブロックに送った。
表13は、2種の5層のPP/PETマイクロファイバーに対するMDピーク荷重とピーク応力を示す。ここでフィードブロックへ給送されるポリマーの順序は逆転しており、これによりマイクロファイバーの外側層の組成は逆になる。これは図4にも示されており(PSIで)、ここでgおよびhはそれぞれ機械および交差方向に伸びた例42に応答し、そしてiとjはそれぞれ機械および交差方向に伸びた例43に応答する。
Figure 0003677034
例44
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する27層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例7の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融27層のフィードブロックに送り、これはそれぞれ250℃と210℃に保持された2種の押出機から75対25の割合で250℃に保持されており、そして平滑なコレクタードラムはBMFダイから15.2cm位置していた。PPとPUの溶融流れは繊維の外側層がPP(0/I)であるようにフィードブロックアッセンブリーに送られた。
例45
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する27層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例44の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを50対50の割合を27層フィードブロックに送った。
例46
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する27層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例44の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを25対75の割合で27層フィードブロックに送った。
例47
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する27層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例44の手順に従って製造した。但し、LLDPE(アスパン(Aspun)(登録商標)6806,105MI、ダウケミカル社より入手可能)がPPの代わりに用いられ、そしてPEとPUの溶融流れは、双方が210℃で保持された2個の押出機から75対25の割合で210℃で保持された27層のフィードブロックに送られた。このサンプルの横断面の走査型電子顕微鏡写真(図5−2000X)を調製した。ポリウレタンをテトラヒドロフランで洗い流し、そしてサンプルを切断し、取付けそして標準手法による分析用に調製した。
例48
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する27層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例47の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを50対50の割合で27層フィードブロックに送った。
例49
基礎重量100g/m2を有しかつ約10μm未満の平均直径を有する27層マイクロファイバーを含んでなるBMFウェブを、例47の手順に従って製造した。但し、PPとPUの溶融流れを25対75の割合で27層フィードブロックに送った。
表14は、幾つかの27層ウェブに対するMD引張りモジュラスを示し、ここで繊維の外側層の組成はPPとPE間で変化した。
Figure 0003677034
例50−70
多層BMFウェブを例1の手順に従って製造した。但し、繊維形成熱可塑性樹脂置換、押出し温度における対応する変化、組織組成比、BMFウェブの基本重量およびBMFダイ/コレクター距離は表25に示す如くである。BMFウェブを本発明の広さを実証するため調製し、そして従来例のウェブの詳細は特徴づけていなかった。
例71
BMFウェブを例8の手順に従って製造した。但し、PEとPUの溶融流れを3層のフィードブロックに送った。サンプルを例47に従ってSEM分析に対し調製した。但し、PUは移動させなかった、図6(1000X)
本発明の種々の修正および変更は、本発明の範囲および精神から離れることなく当業者に明らかであり、そして本発明は例示的目的のため本発明で説明したものに制限されるべきではない。
Figure 0003677034
Figure 0003677034
Figure 0003677034

Claims (3)

  1. 次のa)〜f)の工程:
    a)流動可能な2種類のポリマー材料の少なくとも2個の流れを形成し
    b)少なくともこの1個の流れを2つ以上の別個の流れに分割し、
    c)すべての隣接する層が分割された別個の流れの層と他の異なるポリマー材料の流れの層とから成るように、各層の粘度がかなりよく合致する状態で少なくとも三層を有する流れに組合せ、
    d)この組合せた層状の流れを、近接して横一列に配置された複数個のオリフィスを有するダイを通して層構造を維持したまま押出し、
    e)して押出された層構造のままの流れをオリフィスのそれぞれの側にスリット状に設けられたスロットからの高速気体流によって押出された流れを細くして少なくとも3層のファイバーを形成し、次いで
    f)採集面上にからまったウェブとしてファイバーを集める、
    を含んでなる溶融−吹き込みマイクロファイバーから成るウェブの製造方法であって、得られたウェブの性質が各々のポリマー材料の対応する単独のウェブの性質とは異なるものである、前記製造方法。
  2. 層の数が5個に分かれた流れが存在する、請求の範囲第1項記載の方法。
  3. ウェブ中の溶融−吹き込みマイクロファイバーが、平均約10μm以下の直径を有する、請求の範囲第1項記載の方法。
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