JP3675143B2 - 椅子の肘掛け装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の肘掛け装置に係わり、更に詳しくは肘掛け部が高さ調節可能な椅子の肘掛け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、椅子の座部又は脚部から立ち上がった支持部が伸長して肘掛け部が高さ調節可能なものは既に提供されている。そして、肘掛け部の高さ調節機構としては、前記支持部を支持アームと昇降体とより形成し、支持アームの上部に肘掛け部に取付けた筒状の昇降体を上下移動可能に配し、支持アームの上部の中央部に沿って縦孔を形成し且つ該縦孔の前縁に一定間隔毎に係合凹部を形成し、前記昇降体の前部に形成した開口内に、操作レバーを前後回動可能に上下一端部を枢着し、該操作レバーを突出方向へ弾性付勢するとともに、該操作レバーの遊端部若しくは該操作レバーと一体となって回転する部分に、前記係合凹部に係合する係合ピンを固定又は保持してなるものがある。
【0003】
しかし、従来の肘掛け部の高さ調節機構は、肘掛け部に作用する下向きの荷重を、昇降体に枢着した操作レバーを介して係合ピンで受けるか、あるいは昇降体の内面に形成した横長溝に両端部が係合した係合ピンで受ける構造が殆どである。前者の場合には、操作レバーの枢着部の強度が要求されるため、通常は金属製の支軸を用いて枢着する必要があり、操作レバーの取付作業に手間がかかるとともに、肘掛け部に上下の力が作用した際に操作レバーがガタつくといった問題がある。一方、後者の場合には、昇降体の内面に横長溝を形成するには、昇降体を左右二つ割りにする必要が生じるとともに、昇降体の組立時に両横長溝と係合ピンの両端部を正確に位置決めしなければならず、組立作業に手間がかかるばかりでなく、肘掛け部の荷重を係合ピンと横長溝の点接触部で受けるので強度上の問題がある。何れの場合も、係合凹部又は縦孔に側方から係合ピンを挿入しなければならないといった組立工程上の制限がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、肘掛け部の高さ調節機構を構成する部材の組立作業を簡単にし且つ製造コストの低減化が図れる椅子の肘掛け装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、座部又は脚部から立ち上がった支持部に対して肘掛け部が高さ調節可能な椅子の肘掛け装置であって、前記支持部を支持アームと昇降体とより形成し、支持アームの上部に肘掛け部に取付けた筒状の昇降体を上下移動可能に配し、支持アームの上端部に延設した支持板の長手方向に沿って縦孔を形成し且つ該縦孔の前縁に一定間隔毎に係合凹部を形成するとともに、前記支持板の前縁から縦孔に連通する連通溝を形成し、前記昇降体の前部であって前記支持板に対応する位置に開口を形成するとともに、該開口に臨んだ内部に前後に延びたガイド部を形成し、前記開口の前面側からガイド部内に弾性体と内側作動部材を順次挿入し、昇降体に下方より前記支持板を挿入した状態で、前記開口の前面側から係合ピンと外側作動部材を挿入して該係合ピンを前記連通溝から係合凹部又は縦溝内に位置させ、前記係合ピンの両端部を一対の前記作動部材で前後から抱持して前後スライド可能となし、更に前記開口内に前後回動可能に上下一端部を枢着した操作レバーの遊端部を前記外側作動部材に当接してなる椅子の肘掛け装置を構成した。
【0006】
ここで、前記連通溝を前記係合凹部の何れかに連続するように形成してなること、特に前記連通溝を前記支持板の最上段に位置する係合凹部に連続するように形成してなることが好ましいのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を添付図面に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る椅子を示し、図2〜図8は本発明の要部を示し、図中符号1は椅子の脚部、2は座部、3は背凭れ部、4は肘掛け装置、5は支持部、6は肘掛け部をそれぞれ示している。
【0008】
本発明の実施形態に係る肘掛け装置4は、座部2又は脚部1から立ち上がった支持部5に対して肘掛け部6を高さ調節可能且つ上下角度調節可能及び左右横移動、左右角度調節可能に設けたものである。しかし、本発明の肘掛け装置4は、高さ調節機構に特徴を有するので、肘掛け部6が上下角度調節可能及び左右横移動、左右角度調節可能であるかどうかは本質的ではない。
【0009】
前記支持部5は、支持アーム7と昇降体8とより構成し、座部2に固定した支持アーム7の上部に、肘掛け部6に取付けた上下に開放した中空筒状の昇降体8を上下移動可能に外嵌した構造を有する。そして、前記支持アーム7と昇降体8との間には、支持アーム7に対して昇降体8の高さを調節し且つその高さを維持するための高さ調節機構が設けられている。
【0010】
更に詳しく高さ調節機構を図2〜図8に基づいて説明する。高さ調節機構は、前記支持アーム7の上端部に延設した支持板9の中央部に沿って縦孔10を形成し且つ該縦孔10の前縁に一定間隔毎に係合凹部11,…を形成し、前記昇降体8の前部であって前記支持板9に対応する位置に開口12を形成するとともに、該開口12に臨んだ内部に前後に延びたガイド部13を形成し、該ガイド部13内に前記係合凹部11又は縦孔10に貫通した係合ピン14の両端部を前後から抱持する一対の作動部材15,16を前後スライド可能に設けるとともに、内方の作動部材16と昇降体8の内壁17間に圧縮コイルばねからなる弾性体18を配して前方へ弾性付勢し、前記開口12内に前後回動可能に上下一端部を枢着した操作レバー19の遊端部を前記外側の作動部材15に当接してなるものである。
【0011】
前記支持アーム7は、金属製の支持板9を上端部の中央にインサート成形した合成樹脂製であり、下端部は前記座部2の両側部にネジ止めして垂直に立設したものである。
【0012】
前記昇降体8は、合成樹脂製で一体成形したものであり、上下に開放した筒状の構造を有し、内部の上下中央部で前記開口12の下縁に対応させて水平な区画板20を形成するとともに、該区画板20には中央部に前記支持板9を挿通するとともに、後述の操作レバー19の遊端部を係止することができる挿通孔21を形成し、更に前記開口12に臨む内部の前側に該開口12の上下寸法よりも短い垂直板22を形成するとともに、該垂直板22の下端と同一高さ位置で内奥部に前記区画板20と平行な区画板23を形成し、下部の区画板20と上部の区画板23及び垂直板22の下端とで前記一対の作動部材15,16を前後スライド可能に保持するための前後に延びたガイド部13を形成している。このように、昇降体8を一体成形することによって、成形部材同士の接合部が外面になくなり、外観性に優れたものとなる。
【0013】
更に、前記昇降体8の上端部内には後述の角度調節用のブロック体24を固定し、該ブロック体24の下面を前記区画板23の下面と垂直板22の下端と面一に設定することよって、前記ガイド部13が補強される。尚、前記ブロック体24には、内部に前記支持板9を摺動可能に受け入れる摺動孔25を上下貫通させて形成している。また、前記ブロック体24を昇降体8に固定する構造は、前記垂直板22に設けた係止孔26にブロック体24の前面下端部に設けた爪片27を抜止め係合するとともに、ブロック体24の後面上端部に突設した軸受部28を前記昇降体8の上端後部に設けた一対の保持片29,29間に嵌合し且つ該保持片29,29に設けた軸孔30,30と軸受部28に設けた軸孔31とを共通孔として肘掛け部6を上下回動可能に枢支する支軸32を挿通して連結するのである。
【0014】
前記作動部材15,16は、金属板を折曲形成したものであり、連結板33とその両側に脚板34,34を折曲形成した平面視コ字形の部材であり、図6に示すように、外側(前側)の作動部材15と内側(後側)の作動部材16は互いに逆向きにインロー関係で脚板34,34同士を前後に移動可能に嵌合できるものである。本実施形態では、外側の作動部材15の両脚板34,34間に内側の作動部材16の両脚板34,34が遊挿されるようになっている。両作動部材15,16は各連結板33,33間及び脚板34,34間で前記支持板9を抱持するように前記ガイド部13内に設けるのである。そして、少なくとも外側の作動部材15の両脚板34,34には前記係合ピン14を受け入れる後方開放した長溝35,35を形成している。本実施形態では内側の作動部材16の両脚板34,34にも、前方開放した長溝35,35を形成している。
【0015】
前記操作レバー19は、合成樹脂製で一体成形したものであり、上端部内面側に支持片36,36を形成し、各支持片36には軸孔37を形成するとともに、下端内側寄り位置に前記挿通孔21の前縁に抜止め係止する突片38,38を形成し、更に背面に前記外側の作動部材15の連結板33に圧接する弾性片39を形成したものである。そして、前記操作レバー19を開口12内に前後回動可能に取付ける構造は、前記ブロック体24の前面上下中央部に左右一対の受板40,40を突設し、該受板40,40の外面側に形成した突軸41,41に、前記操作レバー19の両支持片36,36に形成した軸孔37,37を回転可能に嵌合するものである。尚、前記突軸41と軸孔37との嵌合に先立って、前記突片38,38を挿通孔21内に位置させる。ここで、前記突軸41と軸孔37との嵌合を前面側から操作レバー19を押し込みだけで行えるように、前記突軸41を設けた受板40の周囲にはU字溝42を形成し、突軸41に弾性を持たせるとともに、突軸41の前部に斜面43を形成している。尚、前記斜面43は、前記操作レバー19の支持片36,36の先端部内側に形成しても良い。
【0016】
また、前記支持板9の最上段の係合凹部11は、前記係合ピン14を前方から挿入可能なように連通溝44で前方へ開放している。尚、前記連通溝44は、どの係合凹部11,…の位置でも良いが、最上段に設けることが支持板9の強度低下を最小限に抑制できるので好ましい。また、各係合凹部11の開口部はテーパー状に面取りをして、前記係合ピン14が係合凹部11へ係合する際の案内と、支持板9が上下動する場合の係合ピン14の逃がしを行えるようにしている。
【0017】
前記弾性片39は、前述の圧縮コイルばねに限定されるものではなく、それと同等の作用を有する合成ゴムやその他の材料で作成した圧縮に対して弾性反発力を有するものであれば採用し得るのである。
【0018】
そして、本発明に係る肘掛け装置4を組立てるには、先ず前記昇降体8の上部にブロック体24を前述のように取付けるが、前記肘掛け部6は該昇降体8及びブロック体24の上端部に連結しても、連結しなくても構わない。次に、前記ガイド部13に開口12の前面側から弾性体18と内側作動部材16を内奥に挿入する。その状態で昇降体8の下方より支持アーム7の支持板9から挿入し、挿通孔21を通して前記連通溝44が前記ガイド部13の中央になるように位置させる。それから、前記開口12の前面側から係合ピン14を外側作動部材15の長溝35,35内に保持した状態で、該作動部材15をガイド部13内へ挿入し、係合ピン14を連通溝44に位置させる。そして、前記操作レバー19の下端の突片38,38からガイド部13内に挿入して前記挿通孔21に係止しながら、上部を開口12に押し込んで、両支持片36,36に形成した軸孔37,37をブロック体24の両受板40,40に突設した突軸41,41に嵌着して組立てが完了する。組立状態において、前記操作レバー19の弾性片39が外側作動部材15の連結板33を押圧し、前記弾性体18の前方への弾性付勢力に抗して係合ピン14が係合凹部11に位置するまで若干押し込まれる。
【0019】
そして、前記肘掛け部6の高さを調節する場合には、図7に示すように、前記操作レバー19の下部を開口12内に押し込めば、前記弾性体18の弾性付勢力に抗して更に係合ピン14が押し込まれ、前記縦孔10の位置に達すると、肘掛け部6を持ってその高さを調節することが可能となる。ここで、前記操作レバー19は、その背面の弾性片39が前記垂直板22に当接するまで押し込むことができるが、その状態で前記係合ピン14は、図8(a) に示すように、一部が係合凹部11内に位置するように設定している。肘掛け部6を持って上下に移動させれば、図8(b) に示すように、前記係合ピン14は内側作動部材16をその弾性体18の弾性付勢力に抗して押し込みながら縦孔10内へ移動し、次の係合凹部11の位置に来ると弾性体18の弾性付勢力によって係合凹部11内へ一部が係合する。このように、操作レバー19を押し込みながら肘掛け部6を上下に移動させれば、各係合凹部11と係合ピン14が係脱を繰り返すので、肘掛け部6を持っている手にクリック感を感じるとともに、カチカチと音が発生するので、肘掛け部6の高さ調節がし易くなるのである。また、各部材の寸法のバラツキも吸収することが可能である。そして、肘掛け部6が所定の高さになると、操作レバー19から指を離せば、弾性体18の前方への弾性付勢力によって係合ピン14が何れかの係合凹部11に係合し、設定高さを維持するのである。この状態では、前記弾性体18の弾性付勢力によって内側作動部材16は係合ピン14を前方へ押して係合凹部11に弾性的に係合するとともに、操作レバー19の突片38,38が挿通孔21に当止され且つ弾性片39が若干圧縮状態となるように設定しているので、該弾性片39の弾性力によって外側作動部材15が係合ピン14に押しつけられ、各部材がガタつきなく安定する。
【0020】
また、前記肘掛け部6に荷重がかかっている状態で、即ち荷重が昇降体8からガイド部13、両作動部材15,16、係合ピン14、係合凹部11、支持板9を介して支持アーム7に伝達されている状態で、前記操作レバー19が押されても、肘掛け部6にかかる荷重が大きくて前記弾性片39の弾性復元力よりも両作動部材15,16とガイド部13との間の摩擦抵抗力が大きい場合には、弾性片39が弾性変形するだけで、係合凹部11から係合ピン14が外れないので安全である。尚、肘掛け部6にかかっている荷重が小さい場合、即ち肘掛け部6に凭れ掛かっている力が弱い場合には、操作レバー19を強く押して作動部材15,16が移動し、係合凹部11から係合ピン14が外れても危険性がないのである。
【0021】
最後に、肘掛け部6の上下角度調節機構と及び左右横移動、左右角度調節機構について図2〜図5に基づいて簡単に説明する。上下角度調節機構は、前記支持部5を構成する昇降体8の上端後部に肘掛け部6内に取付けた傾動部材45を、前述のように水平な支軸32にて上下傾動可能に連結するとともに、該傾動部材45の前部に側面視へ字状の回動部材46の中央部を回動可能に取付け、回動部材46の前方へ延びた操作杆47の下面に、肘掛け部6の内部に後部を枢着した操作レバー48の中央部上面を当接させるとともに、該操作レバー48の操作部49を肘掛け部6の前部下面に開口した操作孔50から露出させ、そして前記ブロック体24の前面上端部に固定したラック部材51の前縁に、上下に複数の係合凹部52,…を形成するとともに、前記回動部材46の下方へ延びた作動杆53の先端に係止した係合ピン54を前記係合凹部52に係合可能となし、更に前記回動部材46を係合ピン54が係合凹部52に係合する回転方向に弾性付勢してなる構造である。
【0022】
また、肘掛け部6の左右横移動、左右角度調節機構は、前記傾動部材45の前後端に設けた水平な保持板55,55をそれぞれスライダー56,56を介して肘掛け部6の内部上面に取付板57,57で横移動可能に取付け、そして前記肘掛け部6の内部上面の幅方向にガイド溝58を設け、該ガイド溝58に沿ってクリック部材59を移動可能に嵌合するとともに、該クリック部材59の下方に突設した回転軸60を前記傾動部材45の上面中心部の円孔61に回転可能に嵌合した構造である。即ち、前記肘掛け部6は、回転軸60を中心として水平に角度を調節することができるとともに、前記クリック部材59に対してガイド溝58をスライド移動させることにより、肘掛け部6を左右に横移動させることができるのである。
【0023】
【発明の効果】
以上にしてなる本発明の椅子の肘掛け装置は、肘掛け部の高さ調節機構において、昇降体を筒状に一体成形できるとともに、昇降体を筒状となしても該昇降体の下方から支持アームの支持板を挿入し、また弾性体、内側作動部材、係合ピン、外側作動部材、操作レバーを昇降体の前面に設けた開口内に順次挿入するだけで組立てることができるので、その組立作業を極めて簡単にすることができ且つ製造コストの低減化を図ることができるとともに、外観性にも優れ、しかも操作レバーの操作に連動して支持部の係合凹部に対して係脱する係合ピンを、昇降体内にガタつきなく保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の肘掛け装置を適用した椅子の側面図である。
【図2】同じく肘掛け装置の縦断面図である。
【図3】同じく要部の分解斜視図である。
【図4】肘掛け部を最も低く調節した状態の部分拡大縦断面図である。
【図5】肘掛け部を高くした状態の部分拡大縦断面図である。
【図6】肘掛け装置の要部の横断面図である。
【図7】同じく要部の部分縦断面図である。
【図8】高さ調節時のクリック感を説明するための簡略説明図である。
【符号の説明】
1 脚部 2 座部
3 背凭れ部 4 肘掛け装置
5 支持部 6 肘掛け部
7 支持アーム 8 昇降体
9 支持板 10 縦孔
11 係合凹部 12 開口
13 ガイド部 14 係合ピン
15 作動部材 16 作動部材
17 内壁 18 弾性体
19 操作レバー 20 区画板
21 挿通孔 22 垂直板
23 区画板 24 ブロック体
25 摺動孔 26 係止孔
27 爪片 28 軸受部
29 保持片 30 軸孔
31 軸孔 32 支軸
33 連結板 34 脚板
35 長溝 36 支持片
37 軸孔 38 突片
39 弾性片 40 受板
41 突軸 42 U字溝
43 斜面 44 連通溝
45 傾動部材 46 回動部材
47 操作杆 48 操作レバー
49 操作部 50 操作孔
51 ラック部材 52 係合凹部
53 作動杆 54 係合ピン
55 保持板 56 スライダー
57 取付板 58 ガイド溝
59 クリック部材 60 回転軸
61 円孔
Claims (3)
- 座部又は脚部から立ち上がった支持部に対して肘掛け部が高さ調節可能な椅子の肘掛け装置であって、前記支持部を支持アームと昇降体とより形成し、支持アームの上部に肘掛け部に取付けた筒状の昇降体を上下移動可能に配し、支持アームの上端部に延設した支持板の長手方向に沿って縦孔を形成し且つ該縦孔の前縁に一定間隔毎に係合凹部を形成するとともに、前記支持板の前縁から縦孔に連通する連通溝を形成し、前記昇降体の前部であって前記支持板に対応する位置に開口を形成するとともに、該開口に臨んだ内部に前後に延びたガイド部を形成し、前記開口の前面側からガイド部内に弾性体と内側作動部材を順次挿入し、昇降体に下方より前記支持板を挿入した状態で、前記開口の前面側から係合ピンと外側作動部材を挿入して該係合ピンを前記連通溝から係合凹部又は縦溝内に位置させ、前記係合ピンの両端部を一対の前記作動部材で前後から抱持して前後スライド可能となし、更に前記開口内に前後回動可能に上下一端部を枢着した操作レバーの遊端部を前記外側作動部材に当接してなることを特徴とする椅子の肘掛け装置。
- 前記連通溝を前記係合凹部の何れかに連続するように形成してなる請求項1記載の椅子の肘掛け装置。
- 前記連通溝を前記支持板の最上段に位置する係合凹部に連続するように形成してなる請求項1又は2記載の椅子の肘掛け装置。
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