JP3673542B2 - 画像形成装置及びシステム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば原稿を光学的に読み取るイメージスキャナやコンピュータ等で作成された画像データを出力する画像形成装置及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
原稿読取る部を備えた画像形成装置は、画像読み取り装置、画像出力装置として単独で利用する事が可能であるために、例えば外部I/F装置を用いて一般のコンピュータシステムと接続し、画像の入出力装置として利用したり、複数組の画像形成装置を分割して接続し、これらをコントロールする中央制御手段を設けて、複数プリンターとして同時に利用し高CVを確保するようなシステム等が提唱されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような画像形成装置を接続してシステムとして展開する場合を考えると、各々の画像形成装置の装置状態、動作設定というものは各々の画像形成装置の表示部上にのみ表示するだけであった。そのため複数台の動作情報を同時に知ることが困難であるという問題がある。
【0004】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、システム全体の状態を簡単に把握することができる画像形成装置及びシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】
本発明は、前述の問題を解決するために画像形成装置の制御信号により画像形成装置の装置状態や動作設定を出力、もしくは取り込む事ができるような構成にした。そしてその情報を画像形成装置の表示部に表示するような機能を付加し、更に複数の情報を表示部上に表示させる機能を付ける事で、1台の画像形成装置の表示部上で複数台の画像形成装置の情報を同時に得る事ができるようにして動作性を向上させたものである。
【0006】
さらに、本発明の画像形成システムは次の様な構成から成る。
すなわち、互いに接続する通信手段を有し、入力画像データに基づいて画像を印刷媒体上に形成する画像形成装置を、前記通信手段により複数台接続して成る画像形成システムであって、
印刷処理の開始を指示する印刷指示手段と、状態を示すステータス情報を受信するステータス情報受信手段と、該ステータス情報を、その送り元を識別できるように操作パネルに表示する表示手段とを有するマスタ装置と、
前記印刷指示手段による指示にしたがって、印刷を開始すると共に、ステータス情報を前記マスタ装置に送信するステータス送信手段を有するスレーブ装置とを備え、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置に前記ステータス情報を要求する為のステータス要求コマンドを前記通信手段を介して送信するステータス要求コマンド送信手段を更に有し、
前記ステータス送信手段は、前記ステータス要求コマンド送信手段により前記マスタ装置から送信される前記ステータス要求コマンドに応答して、前記ステータス情報を前記通信手段を介して前記マスタ装置に送信し、
前記ステータス情報受信手段は、前記ステータス要求コマンドに応じて前記スレーブ装置から送信される前記ステータス情報を前記通信手段を介して受信し、
前記表示手段は更に、前記マスタ装置の前記操作パネルの同時表示ボタンがユーザにより選択されると、少なくとも前記マスタ装置に接続されたスレーブ装置の設定キーの表示を含む第1の表示画面を、前記マスタ装置の前記操作パネルに表示し、
更に、前記表示手段は、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記第1の表示画面に含まれる設定キーが選択されると、該設定キーの表示を、当該スレーブ装置が表示設定スレーブ装置であることを示す表示に切り替え、
更に、前記表示手段は、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記同時表示ボタンがユーザにより選択されて前記第1の表示画面が表示され且つ前記第1の表示画面の設定キーを介してユーザによりスレーブ装置が選択されたうえで設定終了が選択されると、前記ステータス情報の送信元であり且つ前記第1の表示画面を介してユーザにより選択されたスレーブ装置の状態をリアルタイムに前記ユーザにより識別可能にする為の第2の表示画面を、前記ステータス情報受信手段により受信した前記スレーブ装置のステータス情報に基づいて、前記マスタ装置の前記操作パネルに表示する。
【0007】
さらに好ましくは、前記マスタ装置とスレーブ装置とは、画像データを記憶する記憶手段を更に有する。
さらに好ましくは、前記マスタ装置は、原稿画像を読取る読み取り手段を更に有する。
さらに好ましくは、画像データを生成する画像生成装置を更に備え、前記マスタ装置及びスレーブ装置は、前記画像生成装置から画像データを受信する。
さらに好ましくは、前記ステータス情報は、印刷しようとする用紙サイズ、倍率、コピー枚数、紙つまり、トナー切れ、紙切れの状態を含む。
さらに好ましくは、前記マスタ装置は、受信したステータス情報を表示する場合、送信元を選択して選択された送信元からの情報を表示する。
さらに好ましくは、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置に画像データを配信する配信手段を更に有する。
【0008】
また、他の側面によれば本発明は次のような構成を有する。
互いに接続する通信手段を有し、入力画像データに基づいて画像を印刷媒体上に形成する画像形成装置を、前記通信手段により複数台接続して成る画像形成システムの制御方法であって、
印刷処理の開始をマスタ装置にて指示する印刷指示ステップと、
スレーブ装置の状態を示すステータス情報を前記マスタ装置にて受信するステータス情報受信ステップと、
該ステータス情報を、その送り元を識別できるように前記マスタ装置の操作パネルに表示させる表示ステップと、
前記印刷指示ステップによる指示にしたがって、前記スレーブ装置にて印刷を開始させるステップと、
前記ステータス情報を前記スレーブ装置から前記通信手段を介して前記マスタ装置に送信するステータス送信ステップと、
前記ステータス情報を要求する為のステータス要求コマンドを前記通信手段を介して前記マスタ装置から送信するステータス要求コマンド送信ステップとを有し、
前記ステータス送信ステップは、前記ステータス要求コマンド送信ステップにて前記マスタ装置から送信される前記ステータス要求コマンドに応答して、前記ステータス情報を前記通信手段を介して前記マスタ装置に送信し、
前記ステータス情報受信ステップは、前記ステータス要求コマンドに応じて前記スレーブ装置から送信される前記ステータス情報を前記通信手段を介して受信し、
前記表示ステップは更に、前記マスタ装置の前記操作パネルの同時表示ボタンがユーザにより選択されると、少なくとも前記マスタ装置に接続されたスレーブ装置の設定キーの表示を含む第1の表示画面を、前記マスタ装置の前記操作パネルに表示し、
更に、前記表示ステップは、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記第1の表示画面に含まれる設定キーが選択されると、該設定キーの表示を、当該スレーブ装置が表示設定スレーブ装置であることを示す表示に切り替え、
更に、前記表示ステップは、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記同時表示ボタンがユーザにより選択されて前記第1の表示画面が表示され且つ前記第1の表示画面の設定キーを介してユーザによりスレーブ装置が選択されたうえで設定終了が選択されると、前記ステータス情報の送信元であり且つ前記第1の表示画面を介してユーザにより選択されたスレーブ装置の状態をリアルタイムに前記ユーザにより識別可能にする為の第2の表示画面を、前記ステータス情報受信ステップにより受信した前記スレーブ装置のステータス情報に基づいて、前記マスタ装置の前記操作パネルに表示する。
【0009】
【実施例】
図3に本発明における複写装置の断面概観図である。本複写装置は、カラー原稿を読み取り、さらにデジタル編集処理等を行うカラーリーダ部351と、色要素ごとの像担持体を持ち、リーダ部351から送られる各色のデジタル画像信号に応じてカラー画像を再現するプリンタ部352とに分けられる。
【0010】
(リーダ部の構成)
図6はリーダ351におけるデジタル画像処理部のブロック図である。図示しない原稿台上のカラー原稿は図示しないハロゲンランプで露光される。その結果、反射像がCCD101にて撮像され、更に102にてサンプルホールドされた後A/D変換され、RGB三色のデジタル信号が生成される。各色分解データは103にてシェーディング及び黒補正、104にてNTSC信号への補正、124にて反射原稿の画像信号か外部からの画像信号かのセレクトを行い、その結果を105に入力する。105は主走査の拡大もしくは縮小を行う所で、その結果はLOG123及びセレクタ125(図示しないCPUによって127を制御する)に入力する。更にLOG123の出力はメモリ部106に入力され、ビデオデータはここで記憶される。メモリ1はYMCのデータで格納されており、4個のドラムのそれぞれのタイミングに合わせて読み出される。
【0011】
107ではセレクタ125(図示しないCPUによって127を制御する)の出力信号に対して4色分のマスキング、UCRがかけられる。109ではγ補正、110ではエッジ強調がなされる。カラーLBP352に出力される。
【0012】
105では、画先センサの出力DTOP、内部で生成される水平同期信号HSNC1または外部で生成される水平同期信号HSNC2、紙先センサの出力ITOP1に、外部からの副走査書込みイネーブル信号に基づいて、メモリ106の主走査書込みイネーブル及び読だしイネーブル信号各1本122、更に副走査書き込みイネーブル信号とそれぞれの色に対する4つの副走査読出しイネーブル信号121が生成される。
【0013】
又、130は外部にビデオを出力したり、外部のビデオを入力したりするビデオバスセレクタ部である。
【0014】
(バスセレクタの説明)
図5はビデオバスセレクタ130及びその周辺部のブロック図である。
【0015】
双方向バッファ504と505、514と515、519と520、526と527、524と525、出力バッファ530、前記バッファを図示しないCPUで制御する信号線506、513、521、528、529、周波数変換回路(FIFOで実現)523、A端子503からの入力(A端子入力)かC端子502からの入力(C端子入力)を選択して出力するセレクタ508及び508の出力を入力とするD−F/F507、A端子入力かB端子501からの入力(B端子入力)を選択して出力するセレクタ510及び510の出力を入力とするDF/F512、B端子入力かC端子入力をセレクトするセレクタ516及び516の出力を入力とするDF/F518、メモリユニット(IPU)の副走査同期信号ITOP2(531)及び主走査同期信号(532)の(3ステート)出力バッファ530、ORゲート542より構成されている。
【0016】
また、VVE1(533)は他の装置(リーダプリンタ)への副走査ライトイネーブル信号、536は他の装置(マスタ装置)からの副走査ライトイネーブル信号、534は他の装置への主走査イネーブル信号、541は他の装置からの主走査イネーブル信号(ローアクティブ)で周波数変換器523のライトイネーブル信号及びライトリセット信号(541の反転信号)として使われる信号、535は装置内及び他の装置へのビデオクロック、540は他の装置からのビデオクロックで周波数変換器523のライトクロックとして使われるもの、532は主走査同期信号の反転信号でここでは周波数変換器523のリードリセット信号として使われる信号、522,539は、装置内にビットマップメモリがある時2値化されてビットマップメモリに書き込まれたものがそれぞれ外部へまたは外部から送られる信号、529,528,537,506,509,511,513,521,517は図示しないCPUでセットされるI/Oポート、538は周波数変換器523のイネーブル信号として使われる信号である。
【0017】
更に、A端子503、B端子501、C端子502はそれぞれ図6のビデオバスセレクタ130内のA1〜A3、B1〜B3、C1〜C3にあたる。
【0018】
(各モードでの信号の流れ及び同期信号の説明)
図6及び図5を用いて各モードにおけるビデオ信号の流れ及びI/Oポートの設定について述べる。
【0019】
[通常コピー]
▲1▼ビデオ信号の流れ
101→102→103→104→124(126には図示しないCPUで0がセットされA入力が選択)→105→123→106→125(図示しないCPUで0がセットされA入力が選択)→107→109→110→129→352
▲2▼ビデオセレクタ及びその周辺回路のI/O設定
506→ハイ”1”
509→X(”X”は値を特定しないことを示す)
511→X
513→ハイ”1”
517→X
521→X
528→ハイ”1”
529→ハイ”1”
537→ハイ”1”
[外部インターフエースへの出力]
▲1▼ビデオ信号の流れ
101→102→103→104→124(126には図示しないCPUで0がセットされA入力が選択)→105→125(127には図示しないCPUで1がセットされB入力が選択)→107→109→110→130→205
▲2▼ビデオセレクタ及びその周辺回路のI/O設定
506→ハイ”1”
509→X
511→X
513→ハイ”1”
517→ロー”0”
521→ロー”0”
528→ロー”0”
529→ロー”0”
537→ハイ”1”
[外部インターフエースからの入力]
▲1▼ビデオの流れ
205→130→124(126には図示しないCPUで1がセットされる)→105→123→106→125(127には図示しないCPUで0がセットされる)→107→109→110→129→352
更にここでメモリ106の副走査ライトイネーブルは領域生成部に入力する536が用いられる。
【0020】
▲2▼ビデオセレクタ及びその周辺回路のI/O設定
506→ロー”0”
509→ロー”0”
511→X
513→ハイ”1”
517→ロー”0”
521→ハイ”1”
528→ハイ”1”
529→ロー”0”
537→ロー”0”
以上のように信号を設定することで、各モードの信号の流れを実現できる。次に、画像信号に基づいて画像を形成するプリンタ部352の構成を説明する。
【0021】
(プリンタ部の構成)
図3において、301はレーザ光を感光ドラム上に走査させるポリゴンスキャナであり、302は初段のマゼンタ(M)の画像形成部であり、同様の構成でシアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色についての画像形成部を303、304、305で示す。図4に示すように、ポリゴンスキャナ301は、図示しないレーザ制御部によりMCYK独立に駆動されるレーザ素子401〜404からのレーザビームを、各色の感光ドラム上に走査する。405〜408は、走査されたレーザビームを検知し主走査同期信号を生成するBD検知手段である。本実施例のように2枚のポリゴンミラーを同一軸上に配置し、1つのモータで回転させる場合は、例えば、M、CとY、Kのレーザビームでは主走査の走査方向が互いに逆方向になる。そのため、通常、一方のM、C画像にたいして、他方のY、K画像データは主走査方向に対して鏡像になるようにする。
【0022】
画像形成部302において、318はレーザ光の露光により潜像形成する感光ドラムであり、313はドラム318上にトナー現像を行う現像器であり、現像器313内の314は現像バイアスを印加してトナー現像を行うスリーブであり、315は感光ドラム318を所望の電位に帯電させる1次帯電器であり、317は転写後のドラム318の表面を清掃するクリーナであり、316はクリーナ317で清掃されたドラム318の表面を除電し、1次帯電器315において良好な帯電を得られるようにする補助帯電器であり、330はドラム318上の残留電荷を消去する前露光ランプであり、319は転写ベルト306の背面から放電を行いドラム318上のトナー画像を、転写部材に転写する転写帯電器である。
【0023】
309、310は転写部材を収納するカセットであり、308はカセット309、310から転写部材を供給する給紙部であり、311は給紙部により給紙された転写部材を転写部材に吸着させる吸着帯電器であり、312は転写ベルト306の回転に用いられると同時に吸着帯電器と対になって転写ベルト306に転写部材を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0024】
324は転写部材を転写ベルト306から分離しやすくするための除電帯電器であり、325は転写部材が転写ベルトから分離する際の剥離放電による画像乱れを防止する剥離帯電器であり、326、327は分離後の転写部材上のトナーの吸着力を補い、画像乱れを防止する定着前帯電器であり、322、323は転写ベルト306を除電し、転写ベルト306を静電的に初期化するための転写ベルト除電帯電器であり、328は転写ベルト306の汚れを除去するベルトクリーナである。307は転写ベルト306から分離され、定着前帯電器326、327で再帯電された転写部材上のトナー画像を転写部材上に熱定着させる定着器である。340は定着器を通過する搬送路上の転写部材を検知する排紙センサである。329は給紙部308により転写ベルト上に給紙された転写部材の先端を検知する紙先端センサであり、紙先端センサからの検出信号はプリンタ部からリーダ部に送られ、リーダ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号を生成するために用いられる。
【0025】
図2は他の装置とのインターフエース部及び各モードにおけるビデオと同期信号の流れについて説明した図である。
【0026】
インターフェイスは、メモリユニット(IPU)とのインターフェイス201(IPUインターフェイス)、他の装置(複写機)とのインターフェイス202(Rインターフェイス1)、203(Rインターフェイス2)、他の装置との通信を司るCPUインターフェイス204及び本体とのインターフェイス205(ビデオインターフェイス)の5つより構成される。更に本ブロック図はトライステートバッファ206、211、212、214、216、双方向バッファ207、209、210、後述する特別な双方向バッファ208、トライステート機能を有するDフリップフロップ213、215よりなる。また、BTCN0〜BTCN10は図示しないCPUによって設定されるI/Oポート、218はIPUと本体との通信線(4ビット)、219は主走査同期信号HSNC及び副走査同期信号ITOP、220は8ビットのビデオ信号3系統+バイナリー信号BI+画像クロック+主走査イネーブル信号HVE計27ビット、221は219と同様の信号、222は220と同様な信号、224は他の装置(複写機)との通信線8ビット、223は他の装置(複写機)との通信線4ビット(いずれの通信線とも後で詳述)、226は画像クロック及び副走査ビデオイネーブル信号VVE計2ビット(236及び220の内の1ビット)、228はビデオ信号3系統+BI+HVE計26ビット、225は226及び228、233はビデオ信号3系統+BI+HVE計26ビット、234は画像クロック及び副走査イネーブル信号計2ビット、235は画像クロック(235の内の1ビット)、237は233及び234で236はVVE、232は画像クロック(226の内の1ビット)、238は220及びHSNC、HVE、VVE、ITOP計30ビットである。
【0027】
次に各モードにおけるI/Oポートの制御及び信号の流れについて述べる。ここで、トライステートのバッファ(206、214、216、211、212)はロー”0”でイネーブル、ハイ”1”でハイインピーダンス状態、双方向バッファは、例えばLS245のような素子で実現され、Gがロー”0”Dがロー”0”でデータの流れがB→A、Gがロー”0”、Dがハイ”1”でデータの流れがA→Bに、Gがハイ”1”でアイソレーション状態になり、Dフリップフロップはイネーブル信号ロー”0”時イネーブル、ハイ”1”時ハイインピーダンスとする。
【0028】
[IPUインターフェイス→Rインターフェイス1(モード1)]
BTCN0←ハイ”1”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←X
BTCN6←X
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←X
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
ただし、Xはドントケアだが、信号はぶつからないように制御されているものとする。信号の流れは、238→219→221、222→220→228→228→225及び238→236+220→226→225となる。
【0029】
[IPUインターフェイス→Rインターフェイス2(モード2)]
BTCN0←ハイ”1”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←X
BTCN4←ハイ”1”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221及び222→220→228→233→237及び238→236+220→226→234→237となる。
【0030】
[IPUインターフェイス→ビデオインターフェイス(モード3)]
BTCN0←ハイ”1”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←X
BTCN4←X
BTCN5←X
BTCN6←X
BTCN7←X
BTCN8←X
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221及び222→220→238となる。
【0031】
[Rインターフェイス→Rインターフェイス2(モード4)]
BTCN0←X
BTCN1←X
BTCN2←X
BTCN3←ハイ”1”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←X
BTCN10←ハイ”1”
信号の流れは、225→238→233→237、225→226→234→237となる。
【0032】
[Rインターフェイス1→ビデオインターフェイス(モード5)]
BTCN0←X
BTCN1←ハイ”1”
BTCN2←X
BTCN3←ハイ”1”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←X
BTCN6←ハイ”1”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ロー”0”
BTCN10←ハイ”1”
信号の流れは、225→228+226→233+234→220→238、225→226→234→236→238となる。
【0033】
[Rインターフェイス2→Rインターフェイス1(モード6)]
BTCN0←X
BTCN1←X
BTCN2←X
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←ハイ”1”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ロー”0”
BTCN8←ハイ”1”
BTCN9←X
BTCN10←ハイ”1”
信号の流れは、237→233→228→225及び237→234→226→225となる。
【0034】
[Rインターフェイス2→ビデオインターフェイス(モード7)]
BTCN0←X
BTCN1←ハイ”1”
BTCN2←X
BTCN3←X
BTCN4←X
BTCN5←ハイ”1”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←X
BTCN8←ハイ”1”
BTCN9←ロー”0”
BTCN10←X
信号の流れは、237→233+234→220→238及び237→234→236→238となる。
【0035】
[ビデオインターフェイス→IPUインターフェイス(モード8)]
BTCN0←ロー”0”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←X
BTCN4←X
BTCN5←X
BTCN6←X
BTCN7←X
BTCN8←X
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←X
信号の流れは、238→220→222及び238→219→221となる。
【0036】
[ビデオインターフェイス→Rインターフェイス1(モード9)]
BTCN0←X
BTCN1←ハイ”1”
BTCN2←X
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←X
BTCN6←X
BTCN7←ロー”0”
BTCN8←X
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→220→228→225及び238→236+220→226→225となる。
【0037】
[ビデオインターフェイス→Rインターフェイス2(モード10)]
BTCN0←X
BTCN1←ハイ”1”
BTCN2←X
BTCN3←X
BTCN4←ハイ”1”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→220→228→233→237及び238→236+220→226→234→237となる。
【0038】
[モード1+モード2(モード11)]
BTCN0←ハイ”1”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221、222→220→228→225、222→220→228→233→237、238→236+220→226→225及び238→236+220→226→234→237となる。
【0039】
[モード1+モード3(モード12)]
BTCN0←ハイ”1”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←X
BTCN6←ハイ”1”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←X
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221、222→220→238、222→220→228→225及び238→236+220→226→225となる。
【0040】
[モード2+モード3(モード13)]
BTCN0←ハイ”1”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←X
BTCN4←ハイ”1”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221、222→220→238、222→220→228→233→237及び238→236+220→226→234→237となる。
【0041】
[モード1+モード2+モード3(モード14)]
BTCN0←ハイ”1”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221、222→220→238、222→238→225、222→220→238→233→237、238→236+220→226→225及び238→236+220→226→234→237となる。
【0042】
[モード4+モード5(モード15)]
BTCN0←X
BTCN1←X
BTCN2←ハイ”1”
BTCN3←ハイ”1”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ロー”0”
BTCN10←ハイ”1”
信号の流れは、225→228→233→237、225→226→234→237、225→226+228→234+233→220→238及び225→226→234→236→238となる。
【0043】
[モード6+モード7(モード16)]
BTCN0←X
BTCN1←ハイ”1”
BTCN2←X
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←ハイ”1”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ロー”0”
BTCN8←ハイ”1”
BTCN9←X
BTCN10←ハイ”1”
信号の流れは、237→233→228→225、237→234→226→225、237→233+234→220→238及び237→234→236→238となる。
【0044】
[モード8+モード9(モード17)]
BTCN0←ロー”0”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←X
BTCN6←X
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←X
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221、238→228→225及び238→220+236→226→225となる。
【0045】
[モード8+モード10(モード18)]
BTCN0←ロー”0”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←X
BTCN4←ハイ”1”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221、238→220→222、238→228→233→237及び238→220+236→226→234→210となる。
【0046】
[モード9+モード10(モード19)]
BTCN0←X
BTCN1←ハイ”1”
BTCN2←X
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→228→225、238→228→233→237、、238→220+236→226→225及び238→220+236→226→234→237となる。
【0047】
[モード8+モード9+モード10(モード20)]
BTCN0←ロー”0”
BTCN1←ロー”0”
BTCN2←ロー”0”
BTCN3←ロー”0”
BTCN4←ロー”0”
BTCN5←ロー”0”
BTCN6←ロー”0”
BTCN7←ハイ”1”
BTCN8←ロー”0”
BTCN9←ハイ”1”
BTCN10←ロー”0”
信号の流れは、238→219→221、238→220→222、238→228→225、238→228→233→237、238→220+236→226→225及び238→220+236→226→234→237となる。
【0048】
図7に画像メモリユニット(IPU)の内部構造を示すブロック図を示す。本ユニットは、外部からの画像信号(スキャナ351からの画像データやコンピュータからの画像データ)を画像メモリ604に記憶する事と、外部機器(ここではスキャナ部351)と同期をとり、外部機器に画像メモリに記憶されたデータを出力する機能を有する。
【0049】
次にそれぞれの機能について説明する。
【0050】
(画像メモリへの書込み)
入力モードに設定された外部インターフエース609から入力されるRGB信号616〜618(各8ビット)は、3ステートバッファ610、更に620〜622を介して周波数変換部613(ここではFIFOが使用されている)に送られる。このとき3ステートバッファ610及び612はイネーブル状態、又3ステートバッファ611はディスエーブルになるようにCPU603で制御される。次にこの周波数変換部613では書込みクロック信号として外部のクロック(618内の1ビット)、書込みリセット信号として外部主走査同期信号(618の内の1ビット)、書込みイネーブル信号として外部主走査同期信号(618の内の1ビット)、読出しクロック信号として内部クロック(VCKIPU)、読出しリセット信号として内部主走査同期信号(外部主走査同期信号及び内部クロックVCKIPUによって内部SYNC発生器614で生成されるHSYNCIPU)、読出しイネーブル信号(内部主走査同期信号及び内部クロックにより図示しないエリアイネーブル生成器により発生されるENIPU2)制御信号として用いる事により外部の画像クロックとメモリユニット内の画像クロックとの同期がとられ(主走査同期信号はスキャナ351のものが使用される)、ここからの出力信号623〜625はデータコントローラ607を介して画像メモリ604に書き込まれる。
【0051】
尚、ここではメモリは1画素についてRGB計24ビット分の容量を持ち、この時のメモリ制御信号は、外部副走査イネーブル信号(619の内の1ビット)や内部主走査同期信号HSYNCIPU等に基づいてアドレスコントローラ605(セレクタ608で選択する)にて行なわれる。
【0052】
次にコンピュータから画像メモリへの書込みについて説明する。コンピュータからCPU603へは、例えばGPIB等で送られた画像データが外部インターフエース609及び信号線601を介してCPU内のメモリに蓄積される。そしてCPUがアドレスコントローラ605、データコントローラ607、セレクタ608を制御して、画像メモリ604にコンピュータからの画像データを書込むことで実現される(画像転送はDMAを用いても良い)。
【0053】
(外部機器への画像データ出力)
外部メモリ604に記憶されたデータは、データコントローラ607、3ステートバッファ611を通り、外部インターフエース609を介して、スキャナ351の外部インターフエース、外部インターフエース609、3ステートバッファ612から入力される主走査同期信号及び副走査同期信号に基づいてアドレスコントローラ606で生成されるアドレスにより画像メモリ604から読み出される。このときENIPU2はディスイネーブル、3ステートバッファ611、612はイネーブル状態に、610はディスイネーブル様CPU603で制御される。
【0054】
図8に本発明のデジタル複写機のシステム接続形態(以後、タンデムシステムと呼ぶ)を示す。
【0055】
1001・1002・1003・1004は全て図3に示した1セットのデジタル複写機(以後、この1セットを1ステーションと呼ぶ)で、それぞれにシステムアドレスを持っている。このシステムアドレスはタンデムシステムとして接続されている中では同じものではなく、また、必ず0のものが存在する事が必要である。また、ビデオ信号の切り替えを行うために、このシステムアドレスの接続順序が決められている。この実施系においては、アドレス0のステーションを一番端に置き、そこから順にシステムアドレスを上げていくように接続するものとする。1005・1006・1007はタンデムシステム接続のためのケーブルであり、その内容は1010に示されるように、RGBのビデオ信号のためのケーブルであり、その内容は1010に示されるように、RGBのビデオ信号線24本、ビデオ制御線3本、シリアル通信線4本を含んでいる。1008はこれらのデジタル複写機と一般のコンピュータ1009を接続するためのインターフェイス機器である。
【0056】
更に、システム中でのビデオ信号の接続形態を図9に示す。
【0057】
1101・1102・1103・1104は図8のそれぞれのステーション1001・1002・1003・1004中のインターフェイス部のみを抜き出したものである。ケーブル1105・1106・1107には、RGBのビデオ信号線24本とビデオ制御線3本が含まれる。
【0058】
前述したように、今回の実施系では、他のステーションとの接点(それぞれのI/F部の1と2)とシステムアドレスとの関係は、自分自身よりも低いアドレスのステーションは1の接点に、自分自身よりも高いアドレスのステーションは2の接点に接続するようになっている。ちなみに以上の関係を保てば、システムアドレスは必ずしも連続になっていなくとも不都合は生じない。
【0059】
また、システム中でのシリアル通信線の接続形態を図10に示す。
【0060】
1201・1202・1203は図8のそれぞれのステーション1001・1002・1003中のインターフェイス部のみを抜き出したものである。シリアル通信のための信号線は、ATN*(1207)・SiD*(1206)・DACK*(1205)・OFFER*(1204)の4本である。ATN*はタンデムシステムのマスタステーション(システムアドレス0のものと定義する)からのデータ転送中を表わす同期信号であり、ATN*=ローの時にデータ転送が行われる。マスタステーション以外のステーション(以後、スレーブステーションと呼ぶ)ではATN*のラインは常に入力になっている。OFFER*はスレーブステーションがマスタステーションに対してデータの送信をする際にOFFER*=ローとなり、マスタステーションでは常に入力になっている。複数のスレーブステーション間ではワイヤドオアで接続されている。DACK*は、データの受信側でデータ受信を完了した事を示す信号であり、各ステーション間はワイヤドオアで接続されている。従って、受信側が複数ステーションある場合は最も遅いデータ受信完了のステーションがDACK*をインアクティブにした時にライン上のDACK*はインアクティブになる。これによって、ステーション間でのデータ授受の同期をとる。SiD*は双方向のシリアルデータであり、ATN*(マスタ→スレーブ)、OFFER*(スレーブ→マスタ)に同期してデータがやり取りされる。データ転送方法は半二重調歩同期方式であり、ボーレートやデータ形式はシステム起動時にあらかじめ設定される。インターフェイス部(1201・1202・1203)からそれぞれのステーションのコントローラには8本の信号線が出ていて、TxD/RxDはシリアル通信の送信/受信それぞれに、ATN0・DACK0・OFFER0は入力のI/Oポートに、ATNi・DACKi・OFFERiは出力のI/Oポートにそれぞれ接続されている。図11はデータ送信時の各信号のタイミングチャートを表わしている。
【0061】
以上で説明したような構成のインターフェイスを用いてタンデムシステムを構築した際、前述のシリアル通信線を介して通信を行う分けだが、その際に用いられる主なコマンドを図12に示す。
【0062】
インターフェイスクリアコマンドは、タンデムシステムに係るパラメータをリセットするためのもので、システムアドレスが0に定義されているマスタステーションが自分自身の初期化終了後に発行し、OFFER*を入力に固定する。各スレーブステーションはこのコマンドを受けてATN*を入力に固定し、内部パラメータを初期化する。
【0063】
ステータス要求コマンドは、タンデムシステムに接続されているスレーブの状態等の情報収集のためのポーリングコマンドで、マスタステーションがインターフェイスクリアコマンド発行後、一定時間をおいて各スレーブに向けて発行される。このコマンドはパラメータとしてスレーブを指定するための要求先アドレスを含んでいる。
【0064】
ステータス転送コマンドは、先のステータス要求コマンドにより指定されたスレーブが自分自身の状態をタンデムシステム中の各ステーションに報告するためのコマンドである。マスタステーションからの指名があった場合は一定時間内にこのコマンドを発行しなければならない。このコマンドには、自分のシステムアドレスや、エラー有り無し、ウエイト中やコピー中を表わす各種フラグ、用紙の種類や紙の有り無し等のパラメータが含まれる。
【0065】
マスタステーションからのステータス要求コマンドで指名されたスレーブが一定時間を経過してもステータス転送コマンドを発行しない場合は、マスタステーションは指名したスレーブステーションがタンデムシステム中に接続されていないものと判断する。
【0066】
プリントスタートコマンドは、画像を転送するステーションが、どのステーションを使用するのか、また、使用される各ステーションにどのように枚数を分配するか等を指定し、使用されるステーションに画像受け取りの準備をさせるためのコマンドである。このコマンドは、画像転送元アドレス・要求アドレス・用紙サイズ・枚数等がパラメータとして含まれる。
【0067】
画像転送終了コマンドは、画像転送元ステーションが他のステーションに対して画像転送の終了を報告するためのものである。
【0068】
ではまず、タンデムシステムを用いてあるひとつのリーダの原稿台上に置かれた原稿画像を複数のプリンタから出力する際の手順を説明する。
【0069】
図8のようにA・B・C・Dの4台のステーションがタンデムシステムに接続されていて、ステーションAのリーダ部原稿台上に原稿となるものが置かれているとする。ステーションAのリーダ部操作パネルを操作して、B・C・Dのステーションに異常がなく使用できる事を確認した後、A・B・C・D全てのステーションを用いて出力するように設定し、コピー枚数を設定する。ステーションAのコピースタートキーを押すと、ステーションAは設定されたコピー枚数を各ステーションに分配し、各ステーション全てのステーションに向けてプリントスタートコマンドを発行する。B・C・Dのステーションは、このプリントスタートコマンドを受け取ると、このコマンドに付属してやってくるコピー枚数・用紙サイズ等のパラメータをセットし、このコマンドの発行元のシステムアドレスと自分自身のシステムアドレスを元にビデオ信号の切り替えを行い、自分自身の画像メモリへの書込みのための制御をI/F上のVIDEO制御線(VCLK,HSYNC,VE)に切り替え、画像信号待ちの状態に入る。一方ステーションAは、画像読み取りのための設定を行い、自分自身の画像メモリへの書込みのための制御信号がI/F上のVIDEO制御線へも出るように切り替えを行い、画像読み取り動作を開始する。B・C・Dのステーションは、ステーションAの出す制御信号を用いて各々の画像メモリへの書込みを行う。ステーションAの画像読み取り動作が完了すると、ステーションAから画像転送終了コマンドが発行され、ステーションA及びB・C・Dのステーションはそれぞれプリントアウト動作に入る。
【0070】
同様の手順をとることによって、A・B・C・Dどのステーションのリーダ部原稿台上に原稿がある場合においても、そのステーション上の操作パネルでの操作により、複数ステーションを利用した出力を得る事が可能である。
【0071】
次に、タンデムシステムに接続されたひとつのステーションにIPU等の外部I/F装置を介して接続されたホストコンピュータからの出力を複数のステーションを用いて出力する際の手順を説明する。
【0072】
タンデムシステムに接続された全てのステーションの状態は、外部I/F装置1008(以下、IPUと呼ぶ)を介してホストコンピュータ1009に集計されている。ホストコンピュータ1009上の操作でタンデムシステムの状態に応じて使用するステーション・コピー枚数・用紙等を設定し、出力イメージをIPUに転送する。IPUは、これらの設定を接続されているステーション(今回の場合はステーションA)1001に通達する。この通達を受け取ったステーション1001は、使用される他のステーションに対してプリントスタートコマンドを発行する。プリントスタートコマンドを受け取ったステーションは前述した原稿台上の原稿の出力の場合と同様の手順をふんで、画像信号待ち状態にはいる。IPUが接続されているステーション1001は、ビデオ信号を「IPUからの入力」かつ「他のステーションへの出力」のモードに切り替えた後、IPUに対して画像を送るようにコマンドを発行する。IPUからの画像読出し及び、残りのステーションの画像書込みに用いられるVIDEO制御信号は、全てIPUが接続されているステーション1001が生成するものを用いてシステム全体の制御が行われる。従って、IPUから読み出された画像データは、ステーション1001の画像メモリに書き込まれると同時に他のステーションの画像メモリにも同時に書き込まれる事になる。画像書込みの後は、ステーション1001から画像転送終了コマンドが発行され、各ステーションでプリントアウト動作が開始される。
【0073】
前記いずれの場合においても、使用するステーションを選ぶ操作の際に選ばれなかったステーションに対してもプリントスタートコマンドは発行される。この場合、例えば「コピー枚数0を含んだプリントスタートコマンドを受け取ったら選ばれなかった判断する」等の手段が有効かと考えられる。こうすることにより、選ばれなかったステーションにおいてもI/F部を切り替えて、画像信号が目的のステーションに届くようにする事が可能になる。プリントスタートコマンド中にはスタート要求元アドレスが含まれているために、自分自身のアドレスと比較する事によってI/F部をどのように切り替えていればいいかを判断することができるのである。
【0074】
また、個々のステーションにおいては、そのステーションの初期環境設定で、「画像の送り元になることができ、他のステーションからの画像の送り先としての指定も許可する」、「画像の送り元になる事はできるが、他のステーションからの画像の送り先としての指定は受け付けない」、「画像の送り元になることができないが、他のステーションからの画像の送り先としてのしては許可する」、「画像の送り元になることができないし、他のステーションからの画像の送り先としての指定は受け付けない」のいずれかの設定を行なうことができる。
【0075】
また、タンデムシステム中に接続されている1つのあるステーションでローカルに(他のステーションを併用しないでという意味)コピーを行なっている際には、タンデムシステムでのシリアル通信による割り込みをマスクし、それがマスタステーションである場合には自分自身のステータス転送コマンドと、各スレーブステーションに対するステータス要求コマンドを一定時間おきに発行し、それがスレーブステーションである場合には自分自身のステータス転送コマンドのみを一定時間おきに発行するように設定する。こうする事により、コピー中に不必要な割込み処理が発生する事を防ぐと共に、他のステーションに対して自分自身のステータスを知らせる事が可能となる。ローカルコピーが終了すれば、再びタンデムシステムでのシリアル通信による割込み処理を許可し、マスタステーションが発行するステータス要求コマンドに対してステータス転送コマンドを発行するような処理に戻す。
【0076】
また、ローカルコピーを行なっている時に発行されるステータス転送コマンドの中には、コピー中である事を示す情報が含まれている。
【0077】
更に、サービスエラーなどを引き起こして複写機単体での使用すらもできなくなってしまった装置は、その時点に於いてタンデムシステム関連のI/Fを閉じるようになっている。各ステーションからのステータス転送コマンドの内容を元に選択できるステーションが一目でわかるように表示されているが、使用不可と表示されているステーションには、画像の送り先としての指定を受け付けないように設定されているものや、ローカルコピーを行なっているもの、エラーを引き起こしたステーション等も含まれている。
【0078】
(表示部について)
図13は操作パネルの外観であり、50000は置数キー、50001はコピースタートキー、50002はストップキー、50003は予熱キー、50004は液晶表示手段等による表示部である。図13の表示部基本画面を図14に示す。
【0079】
表示部50004の基本画面の各表示としては、50101は装置状態を示し、50102はコピー枚数、50103は用紙サイズ、50104はコピー倍率の各設定値を示し、50105はタンデムモードのタッチキーである。
【0080】
図15は、タンデム接続された場合に複数ステーションの表示部を1台の表示部に同時表示させる時のステーションの選択画面の1例を示す。
【0081】
また、図16は、図15の設定画面の各ステーションの設定キーの凡例を示している。タンデム接続された各ステーションの接続情報は、図15の表示部上にタッチキー50301のように表示される。この接続情報には、50303から50307までの5種類があり、例えばタッチキー50303のように示されていたらそれは、現在設定されているステーションそのものを示している。そのステーションに対して接続可能な18台のステーションのうち、実際にタンデム接続されたステーションはタッチキー50304で表示され、その他の未接続ステーションは50306で表示部上に表示される。また紙無し、JAM、トナー無しなどのトラブルステーションは50307のように示される。現在操作している表示部上に他の接続ステーションの表示部を表示させるように設定した場合、そのステーションは50305の表示に切り替わる。
【0082】
また、タンデム接続された各々のステーションは50302のようにステーション番号で分類される。例えばステーションAはステーション番号1として表示され、同様に、ステーションB,C,D,…は、2,3,4,…として示される。
【0083】
今、図8のようにA・B・C・Dの4台のステーションがタンデムシステムに接続されていて、ステーションAのリーダ部原稿台上にそれぞれ原稿が置かれているか、ステーションAに接続されたコンピュータによりIPUを通してステーションAに画像が取り込まれる事が可能な状態となっている。このときステーションAのタンデムモードを選択する。そしてステーションAの操作パネルで同時表示モード(50105)を選択すると、ステーションAの表示部は図15に切り替わる。例えば図15は、18台の接続可能ステーションのうち、タンデムステーションAを含んだ4台のステーションがタンデム接続されていて、それぞれのステーションA、B、C、Dはタッチキー上に1、2、3、4として表示される。また、このときステーションDが何らかのトラブルが発生しているステーションである事がわかる。また、ステーションA、B、C、D以外のステーションは未接続である事を示している。
【0084】
このステーションAの表示部上に他のステーションの表示部を表示させる場合、そのステーションの番号のタッチキーを押すと表示が50305の表示設定ステーションに切り替わる。図15の場合、ステーション番号2と3が同時表示の設定ステーションに設定されていた事を示している。設定が終了したら50201の設定終了のタッチキーを押すと、ステーションAの表示部は図1の同時表示画面に切り替わりかわる。また、50202の取消を選択すると図15の設定画面に再び戻る。図1の50401はステーション番号、50402は用紙サイズ、50403は倍率、50404はステーションAにより設定されたコピー枚数をそれぞれのステーションに分配したコピー枚数を示している。またトラブルステーションに対しては50405のようなトラブルの状態が表示される。またステーションAに4台以上接続されていた場合には、50406もしくは50407により現在表示されていない他の同時表示設定ステーション状態を見ることができる。また、同時表示の設定を変えたい場合は50408の取消を選択すれば図15の設定画面に再び戻り再度設定が可能な状態になる。また、50409の終了を選択すればステーションAだけの表示部を示した図14の画面に戻る。
【0085】
ステーションAのコピースタートキーを押すと、コピー動作を開始する。即ち、ステーションAは各ステーションに対してプリントスタートコマンドを発行する。各ステーションは、このプリントスタートコマンドを受け取ると、このコマンドに付属してやってくる各ステーションに分担されたコピー枚数・用紙サイズ等のパラメータをセットし、このコマンドの発行元のシステムアドレスと自分自身のシステムアドレスを元にビデオ信号の切り替えを行い、自分自身の画像メモリへの書込みのための制御をI/F上のVIDEO制御線(VCLK、HSYNC、VE)に切り替え、画像信号待ちの状態に入る。一方ステーションAは、画像読み取りのための設定を行い、自分自身の画像メモリへの書込みのための制御信号がI/F上のVIDEO制御線へも出るように切り替えを行い、画像読み取り動作を開始する。各ステーションはステーションAの出す制御信号を用いて各々の画像メモリへの書込みを行う。ステーションAの画像読み取り動作が完了すると、ステーションAから画像転送終了コマンドが発行され、各ステーションはそれぞれプリントアウト動作に入る。
【0086】
プリントアウト中はマスタステーションであるステーションAは、各ステーションに対して通信線を介してステータス要求コマンドを送り、各ステーションからのコピーカウント(50404)や紙無しやトナー無しなどのトラブル情報(50405)を受け取り、同時表示が設定されている場合には、ステータス情報の送信元であるステーションの状態が表示されている部分に、リアルタイムに受信したステータス情報を表示する。マスタからスレーブへのステータス要求の送信は、所定時間毎に行うか、または前ページボタン50407や次ページボタン50406、あるいは同時表示ボタン50105が押されたなら行うようにしても良い。
【0087】
さらに、現在のプリント状況をステータス情報としてスレーブからマスタへと応答させ、それをマスタで表示させることもできる。プリント状況として設定されている枚数と、現在処理の済んでいる枚数を含めれば、処理の進捗状況をマスタステーションから把握することができる。
【0088】
以上のように、デジタル複写機を複数台接続することで、リーダで読み込んだり、コンピュータで作成した画像データを、大部数であっても迅速に出力することができる。
【0089】
また、上記のようにして、マスタステーションで接続されたステーションのステータス情報を確認することができる。そのため、いちいちステーションごとに見回らずとも、障害の発生や処理の進捗状況をマスタから知ることができるため、操作性の良いコピーシステムを構成することができる。
【0090】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても1つの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像形成装置及び画像形成システムは、複数の画像形成装置を接続して画像形成システムを構成した場合に、複数の装置を並列的に用いて高効率のシステムを実現できるだけでなく、システム内の1台の装置によりシステム全体の状態を把握できるため、操作性に富むシステムを構成できるという効果を奏する。
また、請求項1又は9に係る発明によれば、前記画像形成システムのマスタ装置の操作パネルの同時表示ボタンがユーザにより選択されたうえで少なくとも前記マスタ装置に接続されたスレーブ装置を該ユーザにより特定可能にする第1の表示を、前記マスタ装置の前記操作パネルに実行させ、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記同時表示ボタンがユーザにより選択され且つ前記第1の表示がなされたうえで前記ユーザによりスレーブ装置を選択可能にする為の第2の表示を、前記マスタ装置の前記操作パネルに実行させ、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記同時表示ボタンがユーザにより選択され且つ前記第1の表示がなされ且つ前記第2の表示を介して該ユーザによりスレーブ装置が選択されたうえで、前記ステータス情報の送信元であり且つ前記第2の表示を介してユーザにより選択されたスレーブ装置の状態をリアルタイムに前記ユーザにより識別可能にするための第3の表示を、前記ステータス情報受信手段により受信した前記スレーブ装置のステータス情報に基づいて、前記マスタ装置の前記操作パネルに実行させるので、システム内のマスタ装置の操作パネルを用いて、ユーザは、前記同時表示ボタンを選択することで、前記第1の表示を確認でき、そのうえで、前記第2の表示を介してスレーブ装置を選択でき、そのうえで、該選択したスレーブ装置の状態を確認することができ、操作性の良いシステムを構成することができ、画像形成装置を制御するための特別な装置を必要としないという効果もある。
【0092】
【図面の簡単な説明】
【図1】同時に複数のステーションの状態を表示した表示例を示す図である。
【図2】タンデムシステムを実施するリーダにおける外部とのインターフエースのブロック図である。
【図3】タンデムシステムを実施するリーダプリンタの外観図である。
【図4】タンデムシステムを実施するプリンタ内のポリゴンスキャナの概観を示す図である。
【図5】タンデムシステムを実施するリーダ内のバスセレクタのブロック図である。
【図6】タンデムシステムを実施するリーダにおけるデジタル画像処理のブロック図である。
【図7】画像メモリユニット(IPU)の内部構造のブロック図である。
【図8】タンデムシステムの接続形態を示す概念図である。
【図9】タンデムシステムでのビデオ信号関連の接続形態を示す概念図である。
【図10】タンデムシステムでのシリアル通信線の接続形態を示す概念図である。
【図11】タンデムシステムでのシリアル通信でのデータ送信時の各信号のタイミングチャートである。
【図12】タンデムシステムでのシリアル通信で用いられる主なコマンド体系を表わす図である。
【図13】デジタル複写機の表示部外観図である。
【図14】デジタル複写機の表示部の表示例を示す図である。
【図15】タンデムシステムを用いて複数のステーションの表示部を表示させるための設定画面の図である。
【図16】各ステーションの状態を示す凡例を表わす図である。
Claims (9)
- 互いに接続する通信手段を有し、入力画像データに基づいて画像を印刷媒体上に形成する画像形成装置を、前記通信手段により複数台接続して成る画像形成システムであって、
印刷処理の開始を指示する印刷指示手段と、状態を示すステータス情報を受信するステータス情報受信手段と、該ステータス情報を、その送り元を識別できるように操作パネルに表示する表示手段とを有するマスタ装置と、
前記印刷指示手段による指示にしたがって、印刷を開始すると共に、ステータス情報を前記マスタ装置に送信するステータス送信手段を有するスレーブ装置とを備え、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置に前記ステータス情報を要求する為のステータス要求コマンドを前記通信手段を介して送信するステータス要求コマンド送信手段を更に有し、
前記ステータス送信手段は、前記ステータス要求コマンド送信手段により前記マスタ装置から送信される前記ステータス要求コマンドに応答して、前記ステータス情報を前記通信手段を介して前記マスタ装置に送信し、
前記ステータス情報受信手段は、前記ステータス要求コマンドに応じて前記スレーブ装置から送信される前記ステータス情報を前記通信手段を介して受信し、
前記表示手段は更に、前記マスタ装置の前記操作パネルの同時表示ボタンがユーザにより選択されると、少なくとも前記マスタ装置に接続されたスレーブ装置の設定キーの表示を含む第1の表示画面を、前記マスタ装置の前記操作パネルに表示し、
更に、前記表示手段は、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記第1の表示画面に含まれる設定キーが選択されると、該設定キーの表示を、当該スレーブ装置が表示設定スレーブ装置であることを示す表示に切り替え、
更に、前記表示手段は、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記同時表示ボタンがユーザにより選択されて前記第1の表示画面が表示され且つ前記第1の表示画面の設定キーを介してユーザによりスレーブ装置が選択されたうえで設定終了が選択されると、前記ステータス情報の送信元であり且つ前記第1の表示画面を介してユーザにより選択されたスレーブ装置の状態をリアルタイムに前記ユーザにより識別可能にする為の第2の表示画面を、前記ステータス情報受信手段により受信した前記スレーブ装置のステータス情報に基づいて、前記マスタ装置の前記操作パネルに表示することを特徴とする画像形成システム。 - 前記マスタ装置とスレーブ装置とは、画像データを記憶する記憶手段を更に有する事を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
- 前記マスタ装置は、原稿画像を読取る読み取り手段を更に有する事を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
- 画像データを生成する画像生成装置を更に備え、前記マスタ装置及びスレーブ装置は、前記画像生成装置から画像データを受信する事を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
- 前記ステータス情報は、印刷しようとする用紙サイズ、倍率、コピー枚数、紙つまり、トナー切れ、紙切れの状態を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
- 前記マスタ装置は、受信したステータス情報を表示する場合、送信元を選択して選択された送信元からの情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
- 前記マスタ装置は、前記スレーブ装置に画像データを配信する配信手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
- 前記表示装置は、更に、前記スレーブ装置の現在のプリント状況を表示させることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の画像形成システム。
- 互いに接続する通信手段を有し、入力画像データに基づいて画像を印刷媒体上に形成する画像形成装置を、前記通信手段により複数台接続して成る画像形成システムの制御方法であって、
印刷処理の開始をマスタ装置にて指示する印刷指示ステップと、
スレーブ装置の状態を示すステータス情報を前記マスタ装置にて受信するステータス情報受信ステップと、
該ステータス情報を、その送り元を識別できるように前記マスタ装置の操作パネルに表示させる表示ステップと、
前記印刷指示ステップによる指示にしたがって、前記スレーブ装置にて印刷を開始させるステップと、
前記ステータス情報を前記スレーブ装置から前記通信手段を介して前記マスタ装置に送信するステータス送信ステップと、
前記ステータス情報を要求する為のステータス要求コマンドを前記通信手段を介して前記マスタ装置から送信するステータス要求コマンド送信ステップとを有し、
前記ステータス送信ステップは、前記ステータス要求コマンド送信ステップにて前記マスタ装置から送信される前記ステータス要求コマンドに応答して、前記ステータス情報を前記通信手段を介して前記マスタ装置に送信し、
前記ステータス情報受信ステップは、前記ステータス要求コマンドに応じて前記スレーブ装置から送信される前記ステータス情報を前記通信手段を介して受信し、
前記表示ステップは更に、前記マスタ装置の前記操作パネルの同時表示ボタンがユーザにより選択されると、少なくとも前記マスタ装置に接続されたスレーブ装置の設定キーの表示を含む第1の表示画面を、前記マスタ装置の前記操作パネルに表示し、
更に、前記表示ステップは、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記第1の表示画面に含まれる設定キーが選択されると、該設定キーの表示を、当該スレーブ装置が表示設定スレーブ装置であることを示す表示に切り替え、
更に、前記表示ステップは、前記マスタ装置の前記操作パネルにて、前記同時表示ボタンがユーザにより選択されて前記第1の表示画面が表示され且つ前記第1の表示画面の設定キーを介してユーザによりスレーブ装置が選択されたうえで設定終了が選択されると、前記ステータス情報の送信元であり且つ前記第1の表示画面を介してユーザにより選択されたスレーブ装置の状態をリアルタイムに前記ユーザにより識別可能にする為の第2の表示画面を、前記ステータス情報受信ステップにより受信した前記スレーブ装置のステータス情報に基づいて、前記マスタ装置の前記操作パネルに表示することを特徴とする画像形成システムの制御方法。
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