JP3655890B2 - 内燃機関のノック制御装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、内燃機関のノック制御装置に関し、特に、内燃機関における燃焼により生じるイオン量を検出することにより内燃機関のノッキングの発生を検知し、内燃機関の燃焼パラメータをノック抑制方向に補正する内燃機関のノック制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内燃機関においては、各気筒の燃焼室内に導入された空気および燃料(混合気)をピストンの上昇により圧縮し、爆発行程において、燃焼室内の点火プラグに高電圧を印加することにより、点火プラグに発生する電気火花で圧縮混合気を燃焼させ、この時の爆発エネルギをピストンの押し下げ力として取り出し、回転出力に変換している。
【0003】
上記爆発行程において気筒の燃焼室内で燃焼が行われると、燃焼室内の分子が電離(イオン化)するので、爆発行程の直後に、燃焼室内に設置されたイオン電流検出用の電極に高電圧を印加すると、電荷を有するイオンがイオン電流として流れる。
また、イオン電流は燃焼室内の燃焼状態に応じて敏感に変化することが知られており、したがって、イオン電流の状態を検出することにより、気筒内の燃焼状態(失火やノックの発生)を判別することができる。
【0004】
そこで、従来、例えば特開平10−9108号公報などに示されているように、イオン電流の状態を検出することにより内燃機関のノック発生を検出する装置が提案されている。特開平10−9108号公報に記載の内燃機関用ノック制御装置においては、イオン電流よりノックに相当する周波数帯をバンドパスフィルタによりノック信号として抽出し、ノック信号を所定レベルと比較して得られたノックパルスのパルス数によりノックを判定する。
【0005】
ノックと近似した周波数を有しバンドパスフィルタを通過可能なノイズがイオン電流に発生した場合ノイズに対応したパルスが発生するが、これを考慮して、検出したパルス数を平均化処理し、平均パルス数をノックパルス数より減算した結果をノックに対応したパルス数として、これに対応した分だけ遅角制御量を増加させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、イオン電流よりノック検出を行う場合、通常ノック検出感度の気筒間格差が少ないので、上記公報に示されている従来装置の様に気筒別点火時期制御が提案されている。しかし、点火プラグ汚損進行、点火プラグ電極磨耗などの気筒間格差により、気筒間にノイズレベルの格差が生じることがあり、これにより単独気筒のみノック判定強度過多又はノック検出漏れが発生し得る。
【0007】
上記従来装置においては、ノック判定閾値を気筒毎に計算することが提案されているが、この対策のみでは不十分な場合が実験的に確認された。この原因としては、イオン電流に基づいたノック強度判定方式(従来装置においてはバンドパスフィルタ後信号を所定レベルと比較して得られるパルス数)に拘わらず、点火プラグ汚損進行、点火プラグ電極磨耗等発生時のノイズレベルが安定しないため、ノイズレベルの学習を完全に行うことが困難であるためである。
【0008】
この発明は、上記のような従来の問題点を解決するためになされたものであり、イオン電流より生成したノック検出信号中のノイズレベルに気筒毎の格差が生じ、ノイズレベルの学習のみで誤検出を防止することが困難となった場合でも適切な気筒別点火時期制御を実施できる内燃機関のノック制御装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る内燃機関のノック制御装置は、内燃機関における混合気の燃焼時に発生するイオン電流を評価しノック検出信号を出力するノック検出手段と、上記ノック検出信号に対するノック判定用の閾値を設定する閾値設定手段と、上記閾値と上記ノック検出信号に基づきノック判定を行うノック判定手段と、上記ノック判定手段のノック判定結果に基づき少なくとも点火時期を含む制御パラメータ補正要求量を設定する制御パラメータ補正要求量設定手段と、上記制御パラメータ補正要求量に基づき制御パラメータ補正量を設定し制御パラメータを補正する制御パラメータ補正手段と、当該気筒に関するノック判定結果および制御パラメータ補正量の少なくとも一つが他の気筒に対しばらつき大のときは、上記当該気筒に関する制御パラメータ補正量に対してばらつき低減方向の補正を行うばらつき補正手段とを備えたものである。
【0010】
また、この発明に係る内燃機関のノック制御装置は、上記ばらつき補正手段が、上記ノック判定結果と、上記制御パラメータ補正量との少なくとも一方の基準レベルと各気筒のレベル間の偏差大となった気筒に対し、ばらつき低減方向の補正を行うものである。
【0011】
また、この発明に係る内燃機関のノック制御装置は、上記ばらつき補正手段が、全気筒のノック判定頻度の平均値と、全気筒の制御パラメータ補正量の平均値との少なくとも一方に基づいて上記基準レベルを設定するものである。
【0012】
また、この発明に係る内燃機関のノック制御装置は、上記ばらつき補正手段が、各気筒におけるノック判定頻度と、制御パラメータ補正量との少なくとも一方の基準レベルに対する偏差の上限値および下限値をあらかじめ設定し、該基準レベルと各気筒レベルの偏差が上下限を外れた気筒を除いた全気筒のノック判定頻度の平均値、制御パラメータ補正量の平均値の少なくとも一方に基づいて上記基準レベルを更新するものである。
【0013】
また、この発明に係る内燃機関のノック制御装置は、上記ばらつき補正手段が、上記ノック判定用の閾値を調整する閾値調整手段と、上記制御パラメータ補正要求量を調整する制御パラメータ補正要求量調整手段との少なくとも一つを備え、上記閾値調整手段および上記制御パラメータ補正要求量調整手段が、上記基準レベルと各気筒レベル間の偏差に基づき、上記閾値および上記制御パラメータ補正要求量を調整するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による内燃機関のノック制御装置を示すシステムブロック図である。ここでは、一例として4気筒エンジンにおける適用例を示すものである。
【0015】
図1において、1は点火プラグ、2は点火プラグ1に接続され、イオン電流検出用バイアス電源を含む点火コイル、3は点火コイル2に接続され、イオン電流信号を生成する電流電圧変換回路、4は電流電圧変換回路3に接続され、ノック信号を生成するバンドパスフィルタ、5はバンドパスフィルタ4に接続され、バンドパスフィルタ4からのノック信号を所定レベルと比較してノックパルスを生成する波形整形回路、6は波形整形回路5に接続され、点火サイクル毎にノックパルス数をカウントするカウンタ、7は図示しない少なくとも制御パラメータ補正要求量に基づき制御パラメータ補正量(各気筒遅角量)を設定し制御パラメータを補正する制御パラメータ補正手段を含む演算装置やカウンタ6等を有するECU(エンジン制御ユニット)である。なお、電流電圧変換回路3、バンドパスフィルタ4および波形整形回路5は、実質的に内燃機関における混合気の燃焼時に発生するイオン電流を評価しノック検出信号を出力するノック検出手段を構成する。
【0016】
次に、図1の基本動作を説明する。
点火コイル2は、ECU7から供給される図示しない点火信号により一次巻線に流れる電流が断通され、一次電流遮断時に二次巻線の一端に高電圧が発生する。この高電圧は、点火プラグ1に印加され、図示しない燃焼室内の燃料空気混合気が着火される。この時、イオン電流バイアス電源の電源電圧印加により、燃焼室内における燃料の燃焼に伴い発生したイオンを媒体としてイオン電流が流れる。
【0017】
点火コイル2は、検出したイオン電流を電流電圧変換回路3に供給する。ここで図示しないが、他気筒に対応した点火コイルからも検出されたイオン電流が電流電圧変換回路3に供給される。電流電圧変換回路3によりイオン電流信号が生成されてバンドパスフィルタ4に入力され、ノックに対応した周波数帯が抽出されたノック信号がバンドパスフィルタ4により生成される。
【0018】
波形整形回路5はバンドパスフィルタ4からのノック信号を所定レベルと比較してノックパルスを生成し、その生成されたノックパルスはECU7に入力され、ECU7内のカウンタ6は点火サイクル毎にノックパルス数をカウントし、ECU7内の図示しない演算装置に入力する。
【0019】
尚、図1の構成は、一例であって、これに限定されることなく、この構成以外のものであってもよい。例えば、図1においては、ノック信号を所定レベルと比較してノックパルスを生成し、そのノックパルス数を、ノックを示す情報としているが、ノック信号の点火毎の積分値やピーク値をノック情報としてもよい。イオン電流信号またはノック信号を所定周期でA/D変換、演算装置に入力し、FFT演算結果を、ノックを示す情報としてもよい。
【0020】
図2は、この発明の実施の形態1による内燃機関のノック制御装置のノック判定方法を示すフローチャートである。
次に、この図2を参照しながら、本実施の形態におけるノック判定方法を説明する。
まず、今回発生したノックパルス数がNPLS[Cyl:気筒]としてステップS1において認識される。ステップS2においては、今回の入力パルス数を用いてノック判定閾値の一部となるフィルタ値FLT[Cyl]を更新する。ここでは当該気筒の前回フィルタ値の98%と今回入力パルス数の2%との和としているが、他のフィルタ演算方法を用いることもできる、また、ノックと判定した場合はフィルタを更新しないといった処理も行うことが可能である。
【0021】
ステップS3においては、フィルタ値FLT[Cyl]にオフセット値OFS(Rev:,Load)が加算され、ノック判定閾値BGN[Cyl]が生成される。オフセット値OFS(Rev:,Load)は少なくともエンジン回転数Revと負荷Load毎に設定されたマップより取得され、補正係数Coef[Cyl]が乗算される。補正係数Coef[Cyl]についての説明は後述する。なお、ステップS3は、実質的にノック検出信号のレベルに基づきノック判定用の閾値を設定する閾値設定手段およびノック判定用の閾値を調整する閾値調整手段を構成する。
【0022】
ステップS4(ノック判定手段)においては、今回の入力パルス数NPLS[Cyl]よりノック判定閾値BGN[Cyl]が減算され、ノックに対応したパルス数、ノック検出パルス数KPLS[Cyl]が求められる。
【0023】
ステップS5においては、ステップS4で求められたノック検出パルス数KPLS[Cyl]とノック判定の基準レベルKJDGが比較され、ノック検出パルス数KPLS[Cyl]がノック判定の基準レベルKJDG未満である場合はノック未発生と判定し、ステップS7において遅角制御増加量RINCを0にする。
【0024】
ステップS4で求められたノック検出パルス数KPLS[Cyl]がノック判定の基準レベルKJDG以上である場合はノック発生と判定し、遅角制御増加量RINC[Cyl]がステップS6で求められる。遅角制御増加量RINC[Cyl]は、図4に示される、ノック検出パルス−遅角制御基本増加量変換テーブルより取得された遅角制御基本増加量Rtable[Cyl]を補正係数Coef[Cyl]で除算したものである。補正係数Coef[Cyl]についての説明は後述する。尚、図4はノック検出パルス−遅角制御基本増加量変換テーブルの一例であるが、この例の様にノック検出パルス数が多いほど、遅角制御基本増加量が多く設定されるのは自明である。
【0025】
なお、ステップS5〜S7は実質的にノック判定結果に基づき少なくとも点火時期を含む制御パラメータ補正要求量(遅角制御増加量)を設定する制御パラメータ補正要求量設定手段を構成し、また、ステップS6は、実質的に制御パラメータ補正要求量を調整する制御パラメータ補正要求量調整手段を構成する。なお図2においては、閾値調整手段としてのステップS3と、制御パラメータ補正要求量調整手段としてのステップS6を両方同時に用いた場合であるが、いずれか一方を実質的に用いてもよい。例えば、ステップS3を単独で用いる場合には、ステップS6における除算は省略され、また、ステップS6を単独で用いる場合には、ステップS3における乗算は省略される如くである。
【0026】
ここでは図示していないが、以上の計算を点火サイクル毎に行い遅角制御増加量RINC[Cyl]が求められ、この結果を気筒毎に積算し最終的に点火時期に反映される遅角制御量を得る。また定時間毎の遅角制御量減少制御等も適用される。ここでは、点火時期のみをノック抑制を行うための制御対象としたが、混合気の空燃費を制御することもできる。
【0027】
続いて、図3を参照しながら、補正係数Coef[Cyl]の設定方法を説明する。
まず、ステップS11で全気筒の最終的な遅角制御量の平均AveRを算出する。つまり、全気筒の遅角量平均値(制御パラメータ補正量の平均値)を更新する。ここで、SumRは全気筒の最終的な遅角制御量の和、N_Cylは内燃機関の気筒数である。なお、全気筒の制御パラメータ補正量の平均値の代わりに全気筒のノック判定頻度の平均値を用いてもよいし、あるいはこれらの両方を用いてもよい。
【0028】
ステップS12においては、各気筒に対してステップS11で求めた全気筒の最終的な遅角制御量の平均AveRと各気筒の最終的な遅角制御量R[Cyl]の差DiffR[Cyl]を算出する。つまり、各気筒遅角量と正常気筒の遅角量平均値との差を各気筒毎に更新する。
【0029】
ステップS13においては、ステップS12で求めた全気筒の最終的な遅角制御量の平均AveRと各気筒の最終的な遅角制御量R[Cyl]の差DiffR[Cyl]に基づき、図5に示すDiffR−Coefテーブルより補正係数Coef[Cyl]を気筒毎に取得する。なお、ステップS11〜S13は、実質的に当該気筒に関するノック判定結果および各気筒遅角量である制御パラメータ補正量の少なくとも一つが他の気筒に対しばらつき大のときは当該気筒に関する制御パラメータ補正量に対してばらつき低減方向の補正を行うばらつき補正手段を構成する。
【0030】
次に、図5のDiffR−Coefテーブルの設定方法について説明する。
例えば、現在当該気筒の最終的な遅角制御量が全気筒の平均に対して4°CA(クランク角)多いとする。この場合DiffR=4となり、当該気筒に対してはCoef=1.4が取得される。ここで、図2を再度参照すると、ステップS3においては、補正係数Coefはオフセット値OFSに掛け合わされており、オフセット値OFSは通常値の1.4倍に増量される。よって、オフセット値OFSが増量された分だけノック判定閾値BGNが増加し、ノック判定し難い方向となる。
【0031】
また、ステップS6においては、遅角制御増加量RINCは、図4のノック検出パルス−遅角制御基本増加量変換テーブルより取得された遅角制御基本増加量Rtableを補正係数Coefで除算したものである。Coef=1.4である場合、遅角制御増加量RINCはRtable値の1/1.4に減少補正される。
【0032】
以上のように、現在当該気筒の最終的な遅角制御量が全気筒の平均に対して多い場合は、ノック判定閾値BGNを増加補正、遅角制御増加量を減少補正することにより、ノック判定し難い、ノック判定したとしても遅角制御増加量を減量することにより、最終的な遅角制御量が多い気筒に対しては遅角制御量が増加し難い様にする。
【0033】
尚、再度図5を参照すると、DiffRが1°CA〜−1°CAの範囲においては、Coef=1であり、補正がなされないことになっている。これは通常予想し得る内燃機関各気筒の遅角制御量要求値の格差となる様に設定すればよい。
【0034】
また、図5においてDiffRが負の値の場合は、Coefが1.0以下となっているが、既に説明したDiffRが正の値の場合の逆で、現在当該気筒の最終的な遅角制御量が全気筒の平均に対して少ない場合は、ノック判定閾値BGNを減量補正、遅角制御増加量を増加補正することにより、ノック判定し易い、ノック判定した場合に遅角制御増加量を増量することにより、最終的な遅角制御量が少ない気筒に対しては遅角制御量が増加し易い様にするためである。
【0035】
ここでは、DiffR−CoefテーブルはOFS用、Rtable用共通のものを設定することとしたが、個別のものをそれぞれ設定してもよい。尚、ノック判定の演算は点火毎に行う必要があるが、Coef演算は点火毎に行わなくとも、所定時間毎に行うようにしてもよい。
【0036】
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2における補正係数Coef[Cyl]の設定方法を示すフローチャートである。システムブロック図およびノック判定方法は上記実施の形態1と同一のものとし、その説明は割愛する。
まず、ステップS21においては、前回計算時の正常気筒の最終的な遅角制御量の平均AveNormRと各気筒の最終的な遅角制御量Rとの差を計算し、DiffRとする。
【0037】
ステップS22においては、ステップS21において求められた各気筒のDiffRがHighLimitとLowLimitの間に入っているかを判定し、範囲外であるとき当該気筒を異常判定する。HighLimitとLowLimitは異常に多い/少ない最終的な遅角制御量を持つ気筒が平均値演算に加わり平均値が異常上昇/異常低下することを防ぐ目的のため、他気筒に比べ異常に最終的な遅角制御量が多い/少ない気筒を判定するために用いられる。よって目安としては−3〜3°CA前後の範囲が適当と考えられる。
【0038】
ステップS23においては、ステップS22で正常と判定した気筒のみで最終的な遅角制御量の平均値AveNormRを求める。つまり、正常異常判定結果に基づき正常気筒の遅角量平均値を更新する。SumNormRは正常気筒の最終的な遅角制御量の和、N_NormRは正常判定されている気筒数である。
【0039】
ステップS24においては、ステップS23で更新された正常気筒の最終的な遅角制御量の平均値AveNormRを用い、DiffRを気筒毎に更新する。
【0040】
ステップS25においては、ステップS24で演算したDiffRに基づき補正係数Coefを取得する。気筒毎に取得された補正係数Coefは上記実施の形態1と同様に使用される。
なお、ステップS21〜S25も、上記実施の形態1の図3におけるステップS11〜S13と同様に、実質的に各気筒遅角量である制御パラメータ補正量の少なくとも一つが他の気筒に対しばらつき大のときは当該気筒に対してばらつき低減方向の補正を行うばらつき補正手段を構成する。
【0041】
この実施の形態2においては、異常に多い/少ない最終的な遅角制御量を持つ気筒が平均値演算から除去されるので、異常に多い/少ない最終的な遅角制御量を持つ気筒が発生した際にも平均値が異常上昇/異常低下することを防ぐことができる効果がある。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、内燃機関における混合気の燃焼時に発生するイオン電流を評価しノック検出信号を出力するノック検出手段と、上記ノック検出信号に対するノック判定用の閾値を設定する閾値設定手段と、上記閾値と上記ノック検出信号に基づきノック判定を行うノック判定手段と、上記ノック判定手段のノック判定結果に基づき少なくとも点火時期を含む制御パラメータ補正要求量を設定する制御パラメータ補正要求量設定手段と、上記制御パラメータ補正要求量に基づき制御パラメータ補正量を設定し制御パラメータを補正する制御パラメータ補正手段と、当該気筒に関するノック判定結果および制御パラメータ補正量の少なくとも一つが他の気筒に対しばらつき大のときは、上記当該気筒に関する制御パラメータ補正量に対してばらつき低減方向の補正を行うばらつき補正手段とを備えたので、他気筒に比べノック判定結果が異常に多い/少ない気筒が発生又は制御パラメータ補正量が異常に多い/少ない気筒が発生した際にもばらつき低減方向の補正を行い、他気筒のレベルに近づけることができるという効果がある。
【0043】
また、この発明によれば、上記ばらつき補正手段が、上記ノック判定結果と、上記制御パラメータ補正量との少なくとも一方の基準レベルと各気筒のレベル間の偏差大となった気筒に対し、ばらつき低減方向の補正を行うので、基準レベルと各気筒のレベル間の偏差大となった気筒に対してのみ補正を行うことができるという効果がある。
【0044】
また、この発明によれば、上記ばらつき補正手段が、全気筒のノック判定頻度の平均値と、全気筒の制御パラメータ補正量の平均値との少なくとも一方に基づいて上記基準レベルを設定するので、平均値を計算することにより基準レベルを設定可能であるという効果がある。
【0045】
また、この発明によれば、上記ばらつき補正手段が、各気筒におけるノック判定頻度と、制御パラメータ補正量との少なくとも一方の基準レベルに対する偏差の上限値および下限値をあらかじめ設定し、該基準レベルと各気筒レベルの偏差が上下限を外れた気筒を除いた全気筒のノック判定頻度の平均値、制御パラメータ補正量の平均値の少なくとも一方に基づいて上記基準レベルを更新するので、異常なノック判定頻度/制御パラメータ補正量をもつ気筒を平均値の計算から除外出来、平均値の異常低下/異常上昇を防ぎ、適切な値とすることができるという効果がある。
【0046】
また、この発明によれば、上記ばらつき補正手段が、上記ノック判定用の閾値を調整する閾値調整手段と、上記制御パラメータ補正要求量を調整する制御パラメータ補正要求量調整手段との少なくとも一つを備え、上記閾値調整手段および上記制御パラメータ補正要求量調整手段は上記基準レベルと各気筒レベル間の偏差に基づき、上記閾値および上記制御パラメータ補正要求量を調整するので、閾値を調整しノック判定し易い/し難い方向への調整、ノック判定した場合の制御パラメータ補正要求量を調整することにより、ばらつき低減方向の補正を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による内燃機関のノック制御装置を示すシステムブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の内燃機関のノック制御装置におけるノック判定方法を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1の内燃機関のノック制御装置における補正係数の設定方法を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1の内燃機関のノック制御装置におけるノック検出パルス−遅角制御基本増加量変換テーブルを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の内燃機関のノック制御装置におけるDiffR−Coefテーブルを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の内燃機関のノック制御装置における補正係数の設定方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 点火プラグ、2 点火コイル、3 電流電圧変換回路、4 バンドパスフィルタ、5 波形整形回路、6 カウンタ、7 ECU。
Claims (5)
- 内燃機関における混合気の燃焼時に発生するイオン電流を評価しノック検出信号を出力するノック検出手段と、
上記ノック検出信号に対するノック判定用の閾値を設定する閾値設定手段と、
上記閾値と上記ノック検出信号に基づきノック判定を行うノック判定手段と、
上記ノック判定手段のノック判定結果に基づき少なくとも点火時期を含む制御パラメータ補正要求量を設定する制御パラメータ補正要求量設定手段と、
上記制御パラメータ補正要求量に基づき制御パラメータ補正量を設定し制御パラメータを補正する制御パラメータ補正手段と、
当該気筒に関するノック判定結果および制御パラメータ補正量の少なくとも一つが他の気筒に対しばらつき大のときは、上記当該気筒に関する制御パラメータ補正量に対してばらつき低減方向の補正を行うばらつき補正手段と
を備えたことを特徴とする内燃機関のノック制御装置。 - 上記ばらつき補正手段は、上記ノック判定結果と、上記制御パラメータ補正量との少なくとも一方の基準レベルと各気筒のレベル間の偏差大となった気筒に対し、ばらつき低減方向の補正を行うことを特徴とする請求項1記載の内燃機関のノック制御装置。
- 上記ばらつき補正手段は、全気筒のノック判定頻度の平均値と、全気筒の制御パラメータ補正量の平均値との少なくとも一方に基づいて上記基準レベルを設定することを特徴とする請求項2記載の内燃機関のノック制御装置。
- 上記ばらつき補正手段は、各気筒におけるノック判定頻度と、制御パラメータ補正量との少なくとも一方の基準レベルに対する偏差の上限値および下限値をあらかじめ設定し、該基準レベルと各気筒レベルの偏差が上下限を外れた気筒を除いた全気筒のノック判定頻度の平均値、制御パラメータ補正量の平均値の少なくとも一方に基づいて上記基準レベルを更新することを特徴とする請求項2記載の内燃機関のノック制御装置。
- 上記ばらつき補正手段は、上記ノック判定用の閾値を調整する閾値調整手段と、上記制御パラメータ補正要求量を調整する制御パラメータ補正要求量調整手段との少なくとも一つを備え、上記閾値調整手段および上記制御パラメータ補正要求量調整手段は、上記基準レベルと各気筒レベル間の偏差に基づき、上記閾値および上記制御パラメータ補正要求量を調整することを特徴とする請求項2記載の内燃機関のノック制御装置。
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