JP3646776B2 - 電子部品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば圧電共振子や圧電フィルタなどの電子部品に関し、より詳細には、ケース基板と導電性キャップとからなるパッケージ内に電子部品素子が収納されてなる電子部品の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧電フィルタでは、ケース基板と導電性キャップとからなるパッケージ内に圧電素子を収納してなる構造が広く用いられている。導電性キャップとしては、金属キャップが用いられており、内部の圧電素子を囲繞・密封すると共に、金属キャップにより電磁シールド性が付与されている。
【0003】
上記のような電子部品の一例が、特開平9−307397号公報に開示されている。図6に示すように、この先行技術に記載の電子部品では、ケース基板51上に端子電極52〜54が形成されている。また、ケース基板51上には、図6では、分離して示されているが、絶縁層55が形成されている。絶縁層55は矩形枠状の形状を有する。該絶縁層55の長辺側中央には、導電ペースト56,57が付与される。
【0004】
また、端子電極52〜54に電気的に接続されるように、コンデンサ58が導電ペースト59,60,61により接合されている。コンデンサ58の上面には、圧電共振子62が導電ペースト63,64により接合されている。
【0005】
上記のようにして、ケース基板51上に、コンデンサ58及び圧電共振子62が実装されている。そして、コンデンサ58及び圧電共振子62を囲繞するように、金属キャップ65が、絶縁性接着剤66を介してケース基板51上の絶縁層55に接合される。
【0006】
なお、導電ペースト56,57が付与されている部分では、絶縁性接着剤66が金属キャップ65の下端縁から両側に移動されて、金属キャップ65が導電ペースト56,57に電気的に接続される。
【0007】
金属キャップ65は、内部のコンデンサ58及び圧電共振子62を密封すると共に、この電子部品に電磁シールド性を付与している。
すなわち、導電ペースト56,57がグラウンド電位に接続される端子電極52と接触するように、絶縁層55を跨ぐように形成されている。
【0008】
従って、金属キャップ65をケース基板51上の絶縁層55に絶縁性接着剤66で接合した場合、絶縁性接着剤66が固化する前に、金属キャップ65をケース基板51側に押圧することにより、金属キャップ65が導電ペースト56,57に接触される。
よって、金属キャップ65がグラウンド電位に接続される端子電極53に電気的に接続され、金属キャップ65により電磁シールド性が付与される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の電子部品では、金属キャップ65の開口面が平坦であっても、ケース基板51の表面に反りや凹凸が存在している場合、導電ペースト56,57による金属キャップ65と端子電極53との間の導通が不十分となることがあった。
【0010】
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、導電キャップによる電磁シールド効果を確実に得ることができる電子部品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子部品は、グラウンド電位に接続される電極が上面に形成されたケース基板と、前記ケース基板上に、環状で、その一部が前記グラウンド電位に接続される電極上を交差するように形成された絶縁層と、少なくとも前記絶縁層上に設けられるとともに、前記グラウンド電位に接続される電極に接続された導電性接合材と、前記ケース基板上の前記絶縁層で囲まれた内側に実装された電子部品素子と、下方に開いた開口端縁を有し、該下方に開いた開口端縁が、前記開口端縁側から前記電子部品素子を囲繞するように前記ケース基板の上面の前記絶縁層上に絶縁性接着剤を用いて接合された導電性キャップとを備え、前記導電性キャップの開口端縁における、搭載時に前記絶縁層上で前記導電性接合材と接触する位置に前記導電性キャップの開口端縁の他の部分に比べて下方に突出した凸部が形成されており、該凸部の下端が前記絶縁層上で前記導電性接合材に接触することによって前記導電性キャップと前記グラウンド電位に接続される電極とが電気的に接続されていることを特徴とする。
【0012】
本発明においては、好ましくは、上記導電性キャップの開口端縁が、複数の辺を有する多角形状を有し、少なくとも1つの辺に上記凸部が形成される。
また、好ましくは、上記導電性キャップの少なくとも1つの辺全体が上記凸部を構成し、残りの辺よりも下方に突出されている。
【0013】
本発明に係る電子部品では、上記電子部品素子として、種々の電子部品を用いることができるが、本発明の特定の局面では、圧電振動素子が用いられる。
また、上記導電性キャップとしては、好ましくは、金属キャップが用いられる。
さらに、好ましくは、上記ケース基板に形成された電極が、導電性キャップにより覆われた領域外に至るように形成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の具体的な実施例を挙げることにより、本発明を明らかにする。
【0015】
図1は、本発明の一実施例に係る電子部品を説明するための分解斜視図である。
本実施例の電子部品では、矩形のケース基板1が用いられる。ケース基板1は、アルミナなどの絶縁性セラミックスあるいは合成樹脂などの適宜の絶縁性材料で構成することができる。
【0016】
ケース基板1の上面には、端子電極2〜5が形成されている。端子電極2〜5のうち、端子電極3が、後述するようにアース電位に接続される電極である。
ケース基板1の向かい合う一対の側面には、それぞれ、切欠1a〜1c,1d〜1fが形成されている。端子電極2の両端は、切欠1a,1dに至るように形成されている。また、端子電極3の端部が、切欠1b,1eに至るように形成されている。さらに、端子電極4,5の端部が、それぞれ、切欠1f,1cに至るように形成されている。
【0017】
端子電極2〜5が、切欠1a〜1fのいずれかに至るように形成されているので、端子電極2〜5の切欠1a〜1fのいずれかに至っている部分を利用して、外部と電気的に接続することが可能とされている。
【0018】
ケース基板1上には、矩形枠上に絶縁層6が形成されている。絶縁層6は、後述する金属キャップ7と端子電極2,4,5との導通を防止するために設けられている。絶縁層6を構成する材料については特に限定されず、例えばエポキシ樹脂やガラスなどの絶縁材を用いることができる。
【0019】
ケース基板1上には、一対の圧電素子8,9が実装される。
圧電素子の構造を図2を参照して説明する。
図2(a)及び(b)は、圧電素子8の平面図及び下面の電極構造を示す模式的平面図である。
【0020】
圧電素子8では、細長い矩形の圧電基板10が用いられている。圧電基板10は、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスのような圧電セラミックスもしくは水晶などの圧電単結晶により構成されている。圧電セラミックスにより構成されている場合、圧電基板10は、その主面と平行な方向に分極処理されている。
【0021】
圧電基板10の上面には、所定のギャップを隔てて第1,第2の振動電極11,12が形成されている。振動電極11,12と圧電基板10を介して表裏対向するように、圧電基板10の下面には共通電極13が形成されている。この振動電極11,12及び共通電極13により、第1の圧電共振部が構成されている。
【0022】
また、圧電基板10の上面においては、所定のギャップを隔て、同様に、第3,第4の振動電極14,15が形成されており、振動電極14,15と表裏対向するように共通電極16が形成されている。振動電極14,15及び共通電極16により、第2の圧電共振部が構成されている。
【0023】
また、第2,第3の振動電極12,14間には、容量電極17が形成されている。同様に、圧電基板10の下面においても、容量電極18が形成されている。容量電極17,18間で、コンデンサが構成される。
【0024】
第1の振動電極11は、圧電基板10の一方端面に沿うように形成された端子電極19に電気的に接続されている。同様に、第4の振動電極15は、端子電極20に電気的に接続されている。
【0025】
なお、端子電極19,20は、圧電基板10の端面を経て下面に至るように形成されている。
なお、前述した圧電素子9は、圧電素子8と全く同様に構成されている。
【0026】
圧電素子8,9は、端子電極19,20及び容量電極18を電気的に接続することにより厚みすべりモードを利用した圧電フィルタとして動作する。また、圧電素子8の端子電極19と圧電素子9の端子電極19とが接続されて2段構成の圧電フィルタが構成されている。すなわち、圧電素子8の端子電極20に入力信号を加え、圧電素子8,9の各容量電極18をアース電位に接続することにより、出力信号を圧電素子9の端子電極20から取り出すことができる。
【0027】
上記圧電素子8,9が、前述した端子電極2〜5に電気的に接続される。
すなわち、圧電素子8は、導電ペースト21〜23により端子電極2〜4に電気的に接続される。より具体的には、導電ペースト21により、端子電極19の圧電基板10の下面に至っている部分がケース基板1の端子電極2に電気的に接続され、導電ペースト22により容量電極18がケース基板1の端子電極3に電気的に接続され、端子電極20の圧電基板10の下面に至っている部分が導電ペースト23によりケース基板1の端子電極4に電気的に接続されている。圧電素子9についても、同様に、導電ペースト24〜26により端子電極2,3,5に電気的に接続されている。
【0028】
上記圧電素子8,9がケース基板1上に導電ペースト21〜26を介して接合された後に、導電ペースト27,28が絶縁層6上に付与される。導電ペースト27,28は、絶縁層6を跨いで端子電極3に電気的に接続されるように付与されている。言い換えれば、導電ペースト27,28は、その内側端縁及び外側端縁近傍において、それぞれ、端子電極3に電気的に接続されている。
【0029】
もっとも、導電ペースト27,28を端子電極3に電気的に接続するためには、絶縁層6に貫通孔が形成されていてもよい。
金属キャップ7をケース基板1に接合するに際しては、上記導電ペースト27,28を絶縁層6上に付与した後、絶縁性接着剤29を金属キャップ7の下面に塗布し、接合する。
【0030】
もっとも、金属キャップ7の開口端縁は複数の辺を有する多角形状を有する。そして、金属キャップ7の開口端縁のうち一対の長辺7a,7bの一部が短辺7c,7dよりも下方に突出されて、本発明における凸部を構成している。すなわち、図3に側面図で示すように、長辺7aでは、その中央部分が下方に突出されて凸部が構成されている。なお、図3では、上記凸部を明確にするために、突出量は誇張されていることを指摘しておく。
【0031】
上記凸部Xが形成されているので、図1に示すように金属キャップ7をケース基板1上の絶縁層6に絶縁性接着剤を介して接合した場合、図4に示すように、導電ペーストに金属キャップ7の上記凸部Xが確実に接触し、金属キャップ7が確実に端子電極3に電気的に接続される。
【0032】
すなわち、たとえ、ケース基板1に反りが生じたり、絶縁性接着剤29の塗布ばらつきが生じていたとしても、上記凸部Xが形成されているので、金属キャップ7を絶縁層6側に押圧した場合、凸部Xが優先的に導電ペースト27,28に接触される。
【0033】
従って、金属キャップ7が絶縁層6に確実に接合されるだけでなく、金属キャップ7が端子電極3に確実に電気的に接続される。よって、金属キャップ7により電磁シールド効果を確実に得ることが可能となる。
【0034】
なお、上記実施例では、金属キャップ7の開口端縁のうち長辺7a,7bのほぼ全体を下方に突出させて上記凸部Xを構成したが、図5に側面図で示すように、金属キャップ7の開口端縁のうち長辺7aの中央を局部的に下方に突出させて凸部Xを形成してもよい。あるいは、長辺7a,7bの全体を下方に突出させることにより凸部を形成してもよい。さらに、本発明に係る電子部品においては、金属キャップ7の開口端縁については、多角形状のものに限定されず、円形、五角形等の他の形状のものであってもよい。
【0035】
また、金属キャップ7に代えて、セラミックスの表面を導電性材料でコーティングしてなる導電性部材により導電性キャップを構成してもよい。
さらに、導電性キャップにおいてその開口端縁に設けられる凸部の位置についても、ケース基板側のアース電位に接続される端子電極及び該端子電極に接続されるように付与される導電ペーストの位置に応じて適宜定め得る。
【0036】
また、上記ケース基板と導電性キャップとで構成されるパッケージ内に収納される電子部品素子についても、上述した圧電フィルタのような圧電素子に限定されず、圧電共振子、コンデンサなど適宜の電子部品素子を用いることができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係る電子部品では、導電性キャップの開口端縁に、他の部分に比べて下方に突出した凸部が形成されており、該凸部がケース基板上のグラウンド電位に接続される電極に対して導電性接合材を介して接合されているので、ケース基板に反りが生じている場合であっても、導電性キャップが、ケース基板上のグラウンド電位に接続される電極に対して確実に電気的に接続される。従って、導電性キャップによる電磁シールド効果を良好に発揮し得る電子部品を提供することが可能となる。
【0038】
上記導電性キャップの開口端縁に凸部を形成する態様については特に限定されないが、導電性キャップの開口端縁が、複数の辺を有する多角形状を有し、少なくとも1つの辺に前記凸部が形成されている場合には、ケース基板上のグラウンド電位に接続される電極の位置に応じて上記凸部を形成すればよく、導電性キャップの開口端縁の少なくとも1つの辺全体が凸部を構成している場合には、該開口端縁の形成に際し凸部を容易に構成することができる。
【0039】
また、上記電子部品素子として圧電振動素子を用いた場合には、導電性キャップにより良好な電磁シールド効果が発揮される、圧電振動部品を提供することが可能となる。
【0040】
上記導電性キャップとして金属キャップを用いた場合には、上記凸部を容易に形成することができ、従って、本発明に係る電子部品を容易に提供することができる。
【0041】
ケース基板に形成された電極が導電性キャップにより覆われた領域外に至るように形成されている場合には、ケース基板に形成された電極を用いて容易に外部と電気的に接続することができる。すなわち、良好な電磁シールド性を発揮し得る面実装可能なチップ型電子部品を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子部品の分解斜視図。
【図2】(a)及び(b)は、本発明の一実施例に係る電子部品に用いられる圧電素子の平面図及び下面の電極形状を示す模式的平面図。
【図3】本発明の一実施例に用いられる導電性キャップとしての金属キャップを示す正面図。
【図4】本発明の一実施例において凸部の機能を説明するための部分切欠断面図。
【図5】本発明において用いられる導電性キャップの他の例を説明するための正面図。
【図6】従来の電子部品を説明するための分解斜視図。
【符号の説明】
1…ケース基板
2〜5…端子電極
6…絶縁層
7…導電性キャップとしての金属キャップ
7a,7b…長辺
7c,7d…凸部
8,9…圧電素子
21〜26…導電ペースト
27,28…導電ペースト
29…絶縁性接着剤
X…凸部
Claims (5)
- グラウンド電位に接続される電極が上面に形成されたケース基板と、
前記ケース基板上に、環状で、その一部が前記グラウンド電位に接続される電極上を交差するように形成された絶縁層と、
少なくとも前記絶縁層上に設けられるとともに、前記グラウンド電位に接続される電極に接続された導電性接合材と、
前記ケース基板上の前記絶縁層で囲まれた内側に実装された電子部品素子と、
下方に開いた開口端縁を有し、該下方に開いた開口端縁が、前記開口端縁側から前記電子部品素子を囲繞するように前記ケース基板の上面の前記絶縁層上に絶縁性接着剤を用いて接合された導電性キャップとを備え、
前記導電性キャップの開口端縁における、搭載時に前記絶縁層上で前記導電性接合材と接触する位置に前記導電性キャップの開口端縁の他の部分に比べて下方に突出した凸部が形成されており、
該凸部の下端が前記絶縁層上で前記導電性接合材に接触することによって前記導電性キャップと前記グラウンド電位に接続される電極とが電気的に接続されていることを特徴とする、電子部品。 - 前記導電性キャップの開口端縁が、複数の辺を有する多角形状を有し、少なくとも1つの辺に前記凸部が形成されている、請求項1に記載の電子部品。
- 前記導電性キャップの少なくとも1つの辺全体が上記凸部を構成しており、残りの辺よりも下方に突出されている、請求項2に記載の電子部品。
- 前記電子部品素子が圧電振動素子である、請求項1〜3のいずれかに記載の電子部品。
- 前記導電性キャップが金属キャップである、請求項1〜4のいずれかに記載の電子部品。
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