JP3537697B2 - 紙幣整理機 - Google Patents
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Description
別の結果に基づいて分類することが可能な紙幣整理機に
関する。
類することが可能な紙幣整理機があり、その一例が特開
平7−21437号公報に示されている。この紙幣整理
機は、装填部と、搬送部と、鑑別部と、複数の集積部
と、束作成部とを有している。装填部には、多数の紙幣
が集積状態で装填される。装填部は、多数の紙幣を一枚
ずつに分離して紙幣整理機の中に送り出す。鑑別部は、
装填部から紙幣整理機の中に送り出された紙幣の金種を
鑑別する。搬送部は、装填部から紙幣整理機の中に送り
出された紙幣を、鑑別部の鑑別結果に基づいて、複数の
集積部および束作成部のうちのいずれか一つに運ぶ。各
集積部は、搬送部で装填部から搬送されてきた紙幣を集
積させる。各集積部は機外に臨む位置にある。このた
め、各集積部に集積させられた紙幣は、オペレータによ
って取り出しが可能となる。束作成部は、搬送部で装填
部から搬送されてきた紙幣を所定枚数集積させる。集積
された紙幣の回りに結束テープを巻いて束紙幣とする。
その各集積部が機外に臨む位置にある。そして、各集積
部に繰り出された紙幣は、いつでもその取り出しが可能
となる。このことから問題を生じることがあった。この
問題について説明する。上記した紙幣整理機は、複数の
集積部に紙幣を様々な目的で分類することができるもの
である。しかし、分類処理の途中で集積部からオペレー
タが不用意に紙幣を抜き取ってしまうと、抜き取った紙
幣が何の目的で分類された紙幣であるのか解らなくなっ
てしまうことがあった。また、処理後に、紙幣整理機が
計数した紙幣の計数値と実際の紙幣の枚数とが一致しな
くなってしまうことがあった。したがって、本発明は、
集積手段に集積される紙幣のオペレータによる不用意な
取り出しを防止可能な紙幣整理機の提供を目的とする。
め、本発明の紙幣整理機は、紙幣が装填されるとともに
装填された紙幣を一枚ずつ繰り出す装填手段と、該装填
手段から繰り出された紙幣を搬送する搬送手段と、該搬
送手段で搬送中の紙幣を鑑別する鑑別手段と、前記搬送
手段で搬送されてきた紙幣を取り出し可能に集積させる
複数の集積手段と、前記装填手段に装填される紙幣の分
類の仕方を決める複数の分類処理モードの中から一つの
分類処理モードを選択する操作がなされる操作手段と、
前記装填手段から繰り出された紙幣を、前記鑑別手段の
鑑別結果に基づき、前記操作手段で選択された分類処理
モードに応じた前記複数の集積手段のうちの一つに前記
搬送手段で搬送させる制御手段と、を有し、前記複数の
集積手段には、前記制御手段で開閉が制御されるととも
に、開状態においては、集積させた紙幣の取り出しを可
能とする一方、閉状態においては、集積させた紙幣の取
り出しを一切不可とするシャッタがそれぞれ設けられて
おり、前記複数の集積手段には、集積させた紙幣の姿勢
を変更可能な姿勢変更手段がそれぞれ設けられ、前記制
御手段は、前記シャッタの開作動時に、集積させた紙幣
の姿勢を前記姿勢変更手段で変更させ、前記姿勢変更手
段は、前記シャッタの回転による開作動で該シャッタに
当接し該シャッタで押されることにより、前記シャッタ
の開作動に連動して紙幣の姿勢を変更することを特徴と
している。
該装填手段から繰り出されると、これを搬送手段が搬送
する。この搬送中に紙幣は鑑別手段で鑑別される。制御
手段は、紙幣を、鑑別手段の鑑別結果に基づき、操作手
段で選択された分類処理モードに応じた複数の集積手段
のうちの一つに搬送手段で搬送させる。このようにし
て、集積手段に紙幣が集積されることになる。複数の集
積手段には、制御手段で開閉が制御されるシャッタがそ
れぞれ設けられている。そして、シャッタは、開状態に
おいては、集積させた紙幣の取り出しを可能とする一
方、閉状態においては、集積させた紙幣の取り出しを一
切不可とする。これにより、シャッタを閉状態としてお
くことで、集積手段に集積される紙幣のオペレータによ
る不用意な取り出しが防止可能となる。加えて、前記複
数の集積手段に、集積させた紙幣の姿勢を変更可能な姿
勢変更手段をそれぞれ設け、前記制御手段が、前記シャ
ッタの開作動時に、集積させた紙幣の姿勢を前記姿勢変
更手段で変更させるように構成する。これにより、集積
させた紙幣を取り出し難い姿勢から取り出し易い姿勢に
変更することが可能となる。したがって、オペレータが
集積手段から紙幣を取り出す際の作業性を向上できる。
さらに、前記姿勢変更手段が、前記シャッタの開作動に
連動して紙幣の姿勢を変更するように構成する。これに
より、シャッタを開作動させる駆動源と姿勢変更手段に
よる紙幣の姿勢変更を行う駆動源とが共用化される。し
たがって、コストダウンが図れる。
を許容する状態と前記集積手段からの紙幣の取り出しを
禁止する状態とが存在し、前記制御手段が、前記集積手
段からの紙幣の取り出しが許容された状態においてのみ
前記シャッタを開状態とするように構成する。これによ
り、集積手段に集積される紙幣のオペレータによる不用
意な取り出しを確実に防止することができる。
は開不可に固定されるように構成する。これにより、閉
状態においては手動によってもシャッタが開かない。よ
って、集積手段に集積される紙幣のオペレータによる不
用意な取り出しをさらに確実に防止することができる。
形態を図1〜図18を参照して以下に説明する。この紙
幣整理機は、紙幣を計数しつつ目的に応じて分類するも
のであって、装填部(装填手段)11と、搬送部(搬送
手段)12と、鑑別部(鑑別手段)13と、払出部14
と、操作部(操作手段)15と、表示部16と、これら
を制御する制御部(制御手段)17とを有している。
20と、後面部21と、左右一対の側面部22,22
と、底面部24と、上面部25とを有している。前面部
20は、ほぼ鉛直に延在している。一方の側面部22は
前面部20の左端から後側に延びている。また、他方の
側面部22は前面部20の右端から後側に延びている。
両側面部22,22はともに鉛直に延在するとともに互
いに平行をなしている。後面部21は、両側面部22,
22の後端部同士の間に配置されている。また、後面部
21は前面部20とほぼ平行をなしている。
2,22および後面部21の下端部に設けられている。
この底面部24は水平に延在している。上面部25は、
前面部20、両側面部22,22および後面部21の上
端部に設けられている。この上面部25は傾斜してい
る。上面部25は、その後側がその前側に比して上側に
位置している。前面部20の下部には、メインスイッチ
27が設けられている。このメインスイッチ27は、オ
ペレータにより操作されるもので、紙幣整理機の主電源
をON/OFFするためのものである。
に設けられている。装填部11には、多数の紙幣が集積
された状態の集積紙幣Sが装填される。集積紙幣Sは集
積方向をほぼ上下に向けた状態で装填部11に装填され
る。装填部11は、装填された集積紙幣Sをその最下の
ものから分離して一枚ずつ機体10の内部に向けて繰り
出すものである。この装填部11は、装填底面部29
と、一対の装填側面部30,30と、装填後面部32と
を有している。装填底面部29は、前面部20から後方
に延びている。装填底面部29は、後側が前側よりも下
側に位置するように傾斜している。
左側に設けられている。他方の装填側面部30は装填底
面部29の右側に設けられている。両装填側面部30,
30は、機体10の側面部22,22と平行をなしてい
る。装填後面部32は、両装填側面部30,30の後端
部の間に設けられている。この装填後面部32は、機体
10の前面部20と平行をなしている。
0,30と、装填後面部32とによって、機体10の前
面部20から若干後側に凹む形状の装填空間部33が形
成されている。この装填空間部33は、機体10の上面
部25側には貫通する形状をなしている。装填空間部3
3には、集積紙幣Sが長手方向を左右方向に沿わせた状
態で装填される。このとき、集積紙幣Sは、長手方向に
おける両側が両装填側面部30,30で案内される。ま
た、このとき、集積紙幣Sは、後側が装填後面部32で
案内される。さらに、このとき、集積紙幣Sは、装填底
面部29とほぼ平行をなしている。すなわち、後側が前
側よりも下側に位置するように若干傾斜している。ここ
で、装填底面部29と装填後面部32との境界部分に取
込口34が設けられている。この取込口34は、機体1
0の内部に集積紙幣Sを取り込むための口である。
を有している。この紙幣繰出部36は、蹴出ローラ37
と、繰出ローラ38と、分離ローラ39と、これらを駆
動する搬送駆動モータ40とを有している。
方向における中間位置に配置されている。蹴出ローラ3
7は、その一部を装填底面部29から上側に突出させて
いる。そして、蹴出ローラ37は、搬送駆動モータ40
で回転駆動される。蹴出ローラ37は、装填空間部33
に装填された集積紙幣Sのうちの最下の紙幣に当接し、
該紙幣を取込口34に向けて蹴り出す。
けられている。分離ローラ39は繰出ローラ38の上側
に設けられている。繰出ローラ38は、搬送駆動モータ
40で回転駆動される。繰出ローラ38は、蹴出ローラ
37で蹴り出された紙幣に接触してこれを機体10の内
部に向けて繰り出させる。分離ローラ39は、蹴出ロー
ラ37で蹴り出された紙幣と一緒に移動する該紙幣の上
側にある紙幣に当接する。そして、この紙幣が取込口3
4に入り込もうとするのを防止する。つまり、蹴出ロー
ラ37で蹴り出された紙幣以外の紙幣を装填空間部33
に止まらせる。これにより、紙幣繰出部36は、装填空
間部33に装填された集積紙幣Sを一枚ずつ分離して機
体10の内部に向けて繰り出す。
2を有している。ビルプレス部42は押圧面43を有し
ている。ビルプレス部42は、起立した状態では、機体
10の装填後面部32より後側に入り込む。ビルプレス
部42は、その下部を中心に回転することにより前側に
倒れることができる。このように倒れた状態では、押圧
面43を下側に向けた状態とし、また押圧面43を装填
底面部29の真上に位置させる。
間部33に装填された集積紙幣Sが比較的少ないとき
に、前側に倒れて集積紙幣Sを上側から下方に向け押
す。このとき、ビルプレス部42が集積紙幣Sを押す力
は、ビルプレス部42の自重により生じる。このように
ビルプレス部42は、集積紙幣Sを上側から押すことに
より、集積紙幣Sのうちの最下の紙幣と蹴出ローラ37
との間の摩擦力を、押さない場合よりも大きくする。そ
の結果、装填空間部33に装填される集積紙幣Sの量が
少なくても、集積紙幣Sのうちの最下の紙幣が蹴出ロー
ラ37で良好に蹴り出されることになる。
では、押圧面43を装填後面部32とほぼ同一面に配置
する。このとき、ビルプレス部42は、装填空間部33
から退避する。これにより、装填空間部33に装填され
る集積紙幣Sが比較的多い場合に、ビルプレス部42を
装填空間部33から退避させることができる。その結
果、ビルプレス部42が、装填部11に装填される集積
紙幣Sの邪魔にならないようにできる。このようにビル
プレス部42が起立状態とされるのは、集積紙幣Sとし
て、最下の紙幣と蹴出ローラ37との間の摩擦力を十分
な値にできる量の集積紙幣Sが装填空間部33に装填さ
れる場合である。
作業で起立状態と倒れた状態とが切り替えられるように
なっている。また、装填部11には、紙幣検知センサ4
4が設けられている。この紙幣検知センサ44は、装填
部11における紙幣の有無を検出する。紙幣検知センサ
44は、この検出結果を制御部17に出力する。
繰り出された紙幣を搬送するものである。搬送部12
は、紙幣を、その長手方向を左右方向に沿わせた状態で
搬送する。搬送部12は、その作動が制御部17で制御
される。
送路46と、第3搬送路47と、第4搬送路48と、第
5搬送路49と、第6搬送路50と、第7搬送路51
と、第8搬送路52とを有している。これら搬送路45
〜52は、複数のローラと、複数の搬送ベルトと、図示
せぬ複数のガイド部材とを有している。なお、これら搬
送路45〜52は、装填部11の紙幣繰出部36と共通
の搬送駆動モータ40で駆動される。
された紙幣を機体10の下部において前から後に搬送す
る。第2搬送路46は、第1搬送路45の末端に接続さ
れている。第2搬送路46は、第1搬送路45で搬送さ
れる紙幣を該第1搬送路45から受け取る。そして、こ
の紙幣を機体10の後部において下側から上側に搬送す
る。
の第1分岐点54に接続されている。第3搬送路47
は、第2搬送路46で搬送される紙幣を該第2搬送路4
6から受け取る。そして、この紙幣を機体10のさらに
後部に搬送した後、上方に向け搬送する。第4搬送路4
8は、第1分岐点54に接続されている。第4搬送路4
8は、第2搬送路46で搬送される紙幣を該第2搬送路
46から受け取る。そして、この紙幣を前方に向け搬送
する。
の第2分岐点55に接続されている。第5搬送路49
は、第4搬送路48で搬送される紙幣を該第4搬送路4
8から受け取る。そして、この紙幣を上方に向け搬送す
る。第2分岐点55は第1分岐点54より前に位置す
る。第6搬送路50は、第2分岐点55に接続されてい
る。第6搬送路50は、第4搬送路48で搬送される紙
幣を該第4搬送路48から受け取る。そして、この紙幣
を前方に向け搬送する。
の第3分岐点56に接続されている。第7搬送路51
は、第6搬送路50で搬送される紙幣を該第6搬送路5
0から受け取る。そして、この紙幣を上方に向け搬送す
る。第3分岐点56は第2分岐点55より前に位置す
る。第8搬送路52は、第3分岐点56に接続されてい
る。第8搬送路52は、第6搬送路50で搬送される紙
幣を該第6搬送路50から受け取る。そして、この紙幣
を前方に向け搬送する。
振分部材59と、第3振分部材60と、第1ソレノイド
61と、第2ソレノイド62と、第3ソレノイド63と
を有している。第1振分部材58は、第1分岐点54に
設けられている。第1振分部材58は、第1ソレノイド
61で駆動されることにより、第2搬送路46を、第3
搬送路47および第4搬送路48のいずれか一方に選択
的に接続させる。すなわち、第1振分部材58は、第2
搬送路46で搬送されてきた紙幣の行き先を、第3搬送
路47および第4搬送路48のいずれか一方に選択的に
切り替える。
けられている。第2振分部材59は、第2ソレノイド6
2で駆動されることにより、第4搬送路48を、第5搬
送路49および第6搬送路50のいずれか一方に選択的
に接続させる。すなわち、第2振分部材59は、第4搬
送路48で搬送されてきた紙幣の行き先を、第5搬送路
49および第6搬送路50のいずれか一方に選択的に切
り替える。
けられている。第3振分部材60は、第3ソレノイド6
3で駆動されることにより、第6搬送路50を、第7搬
送路51および第8搬送路52のいずれか一方に選択的
に接続させる。すなわち、第3振分部材60は、第6搬
送路50で搬送されてきた紙幣の行き先を、第7搬送路
51および第8搬送路52のいずれか一方に選択的に切
り替える。
の紙幣検知センサ64,64,…が設けられている。こ
れら紙幣検知センサ64,64,…は、それぞれ搬送路
45〜52中の紙幣を検知するものである。これら紙幣
検知センサ64,64,…は、搬送路45〜52中の紙
幣の状態が正常であるか異常であるかを判断するために
用いられる。これら紙幣検知センサ64,64,…は、
さらに、ソレノイド61〜63による振分部材58〜6
0の駆動のタイミングを制御するためにも用いられる。
1搬送路45で搬送中の紙幣を鑑別し、鑑別結果を制御
部17に出力する。鑑別部13は、第1鑑別部66と第
2鑑別部67とを有している。
紙幣の画像データと、紙幣のインクに含まれる物質の磁
気データとを検出する。そして、第1鑑別部66は、検
出結果を制御部17に出力する。制御部17では、検出
された画像データを基準の画像データと比較し、かつ検
出された磁気データを基準の磁気データと比較する。制
御部17は、この比較結果に基づいて、紙幣の真偽と、
金種と、表裏と、天地と、正損とを判定する。第2鑑別
部67は、搬送部12で搬送中の紙幣に紫外線を照射す
る。また第2鑑別部67は、紙幣からの反射光(可視
光)の有無を検出する。第2鑑別部67は、検出結果を
制御部17に出力する。真の紙幣のインクには紫外線を
可視光に変える物質が含有されている。このため、制御
部17では、紙幣からの可視反射光の有無から前記物質
の有無を判断し、紙幣の真偽を判定する。
鑑別部67の判定結果を合わせて、紙幣の真偽、金種、
表裏、天地および正損を判定する。真偽判定とは、紙幣
が真券であるか偽券であるかの判定である。金種判定は
紙幣の金種が何であるかの判定である。表裏判定とは、
紙幣が表券であるか裏券であるかの判定である。ここ
で、表券とは、第1鑑別部66を通過した際に、その上
側が表となる紙幣のことである。裏券とは、第1鑑別部
66を通過した際に、その上側が裏となる紙幣のことで
ある。
券であるかの判定である。ここで、上向券とは、第1鑑
別部66を通過した際に、搬送方向下流側が上となる紙
幣のことである。下向券とは、第1鑑別部66を通過し
た際に、搬送方向下流側が下となる紙幣のことである。
正損判定とは、紙幣が正券であるか損券であるかの判定
である。ここで、正券とは、きれいで再使用に適した紙
幣のことである。損券とは、汚損および損傷の少なくと
もいずれか一方があって再使用に不適な紙幣のことであ
る。なお、制御部17は、第1鑑別部66で紙幣を真券
と判定しても、第2鑑別部67で検出されるべき反射光
が検出されない場合、偽券と判定する。
御されるもので、複数の集積部すなわち第1集積部(集
積手段)69、第2集積部(集積手段)70および第3
集積部(集積手段)71と、リジェクト部72とを有し
ている。第1集積部69、第2集積部70、第3集積部
71およびリジェクト部72は、搬送部12で搬送され
てきた紙幣を、オペレータが取り出せるように集積させ
るものである。
部に設けられている。第1集積部69は、第7搬送路5
1の搬送方向における最下流位置に接続されている。第
2集積部70は、機体10の上部の第1集積部69より
後側に設けられている。第2集積部70は、第5搬送路
49の搬送方向における最下流位置に接続されている。
第3集積部71は、機体10の上部の第2集積部70よ
り後側に設けられている。第3集積部71は、第3搬送
路47の搬送方向における最下流位置に接続されてい
る。リジェクト部72は、機体10の上部の第1集積部
69より前側かつ装填空間部33より後側に設けられて
いる。リジェクト部72は、第8搬送路52の搬送方向
における最下流位置に接続されている。
3集積部71は、上記したように、それぞれの配置位置
および接続される搬送路が異なっている。しかし、これ
らの点以外は、第1集積部69、第2集積部70および
第3集積部71は全く同じ構造である。ここでは、第1
集積部69を例にとって図3〜図9を参照してさらに詳
細に説明する。図4に示すように、第1集積部69は、
底部形成部74と、払出機構部75と、上部カバー部7
6と、シャッタ機構部(姿勢変更手段)77とを有して
いる。
80とを有している。主部材79は、後板部81と、前
板部82と、上板部83と、左右一対の支持板部84
(一方のみ図示)と、図6に示す左右一対の側板部8
6,86とを有している。後板部81は、後部が上側に
前部が下側に位置するように傾斜させられている。後板
部81の前部には、前後方向に延在するガイド溝89が
複数形成されている。また、後板部81の前部には、左
右方向に延在する下部係合長穴90が形成されている。
前端部から前方かつ上方に向け形成されている。前板部
82には、図7に示す前後方向に延在する長穴95が左
右両側に形成されている。前板部82の上端部には、左
右方向に延在する上部係合長穴96が左右両側に形成さ
れている。前板部82の上部には、図4および図7に示
す挿通溝部97が左右方向における中間部に形成されて
いる。支持部材80は、接合板部92と、係止板部93
とを有している。この支持部材80は、接合板部92の
上部において主部材79の前板部82の前側に接合され
ている。この状態で、接合板部92の下部は主部材79
の後板部81より下側に突出している。また係止板部9
3は、後板部81の下部係合長穴90の下側に配置され
ている。
上端部から上方かつ後方に向けて延びるように形成され
ている。支持板部84は、前板部82の長穴95の下側
に配置されている。支持板部84には、図7に示す前後
方向に延在する長穴98が形成されている。図6に示す
一方の側板部86は、前板部82および後板部81の間
の一側に設けられている。他方の側板部86は、前板部
82および後板部81の間の逆側に設けられている。両
側板部86,86は、機体10の側面部22,22と平
行に配置されている。
100と、送りローラ101と、羽根車102とを有し
ている。この払出機構部75は、装填部11および搬送
部12と共通の搬送駆動モータ40で駆動される。払出
ベルト100は、前側が上側となり後側が下側となるよ
うに傾斜して配置されている。送りローラ101は、払
出ベルト100の後部の下側に配置されている。羽根車
102は、払出ベルト100の前部の下側に配置されて
いる。
路51で搬送されてきた紙幣を払出ベルト100と送り
ローラ101との間に受け入れる。そして、受け入れた
紙幣を払出ベルト100と送りローラ101とで羽根車
102に向けてさらに送る。そして、紙幣を払出ベルト
100と羽根車102との間から底部形成部74上に繰
り出させる。このとき、払出機構部75は、紙幣を底部
形成部74の前板部82とほぼ平行をなす状態で繰り出
させる。最終的に、払出機構部75から繰り出された紙
幣は、シャッタ機構部77で繰出方向(矢印X方向)の
移動が規制される(後述する)。このため、払出機構部
75は、このように繰出方向の移動が規制された状態の
紙幣を、前板部82とほぼ平行を維持させた状態まま、
羽根車102によって、前板部82の方向(矢印Y方
向)に叩き落す。これにより、払出機構部75で繰り出
された紙幣と、次に繰り出される紙幣との衝突を防止す
る。したがって、多数枚の紙幣を確実に集積させること
ができる。
4と第2ガイド部材105とを有している。第1ガイド
部材104は、払出機構部75の上側に設けられてい
る。第1ガイド部材104は、底部形成部74の前板部
82とほぼ平行をなしている。第2ガイド部材105
は、第1ガイド部材104の上端部に連結されている。
第2ガイド部材105も、底部形成部74の前板部82
とほぼ平行をなしている。第2ガイド部材105は、そ
の上端部の高さが機体10の上面部25の高さとほぼ一
致させられている。第2ガイド部材105には、延出部
106が設けられている。延出部106は、第2ガイド
部材105の中間所定位置から該第2ガイド部材105
に対し直交して延出している。この延出部106は、そ
の上端部の高さが機体10の上面部25の高さとほぼ一
致させられている。延出部106は、その前面108が
前方かつ上方に向いている。なお、第2ガイド部材10
5の上部には挿通溝107が形成されている。第1集積
部69の集積紙幣Sをオペレータが取り出すときに、オ
ペレータはこの挿通溝107に指を通過させる。その結
果、オペレータによる集積紙幣Sの取り出しが良好とな
る。
76の内側に、紙幣を集積させるための集積空間部10
9が形成されている。この集積空間部109の上部は開
口しており、この部分が、オペレータが紙幣を取り出す
ための取出口110となっている。すなわち、取出口1
10は、底部形成部74の上板部83の上端部と、底部
形成部74の両側板部86,86の上端部と、上部カバ
ー部76の第2ガイド部材105の上端部とで形成され
ている。
1を有している。この残留紙幣検知センサ111は、第
1集積部69の集積空間部109の内部に残留する紙幣
の有無を検出する。残留紙幣検知センサ111は検知結
果を制御部17に出力する。残留紙幣検知センサ111
は、発光素子と受光素子とを有している。これら発光素
子および受光素子は、底部形成部74の前板部82の外
側および上部カバー部76の外側に配置されている。底
部形成部74の前板部82および上部カバー部76に
は、発光素子から受光素子に向けて出力される光を通過
させる図示せぬ穴が形成されている。
ら出力される光を受光素子が検知することで、集積空間
部109内に残留する紙幣がないことを検知する。他
方、残留紙幣検知センサ111は、発光素子から出力さ
れる光を受光素子が検知できないことで、集積空間部1
09内に残留する紙幣があることを検知する。第1集積
部69はフル検知センサ114を有している。このフル
検知センサ114は、第1集積部69の集積空間部10
9内の紙幣が満杯であるか否かを検出する。フル検知セ
ンサ114は、検知結果を制御部17に出力する。フル
検知センサ114は、発光素子と受光素子とを有してい
る。これら発光素子および受光素子は、底部形成部74
の両側板部86,86の外側に、上部カバー部76に近
接するように配置されている。底部形成部74の両側板
部86,86には、発光素子から受光素子に向けて出力
される光を通過させる穴115(一方のみ図示)が形成
されている。
力される光を受光素子が検知できないことで、集積空間
部109内の紙幣が満杯状態にあることを検知する。他
方、フル検知センサ114は、発光素子から出力される
光を受光素子が検知することで、集積空間部109内の
紙幣が満杯状態にないことを検知する。
されるもので、図5に示すシャッタ駆動部117と、シ
ャッタ118とを有している。シャッタ駆動部117
は、支持部材119と、一対の回転軸(一方のみ図示)
120と、検知片121と、バネ材122と、クラッチ
123と、ギア124と、固定軸125と、ギア126
と 、プーリ127と、ベルト128と、プーリ129
と、一対のガイドローラ(一方のみ図示)130と、シ
ャッタ駆動モータ131とを有している。
し右側のフレーム132のさらに右側に固定されてい
る。図示は略すが、集積空間部109に対し左側のフレ
ームのさらに左側にも支持部材が固定されている。一方
の回転軸120は、左右方向に延在する状態で右側の支
持部材119に回転自在に支持されている。図示は略す
が、他方の回転軸は、左側の支持部材に回転自在に支持
されている。これら回転軸は、同軸をなしている。検知
片121は、回転軸120に固定されている。バネ材1
22は、回転軸120をその上部が後方に移動する方向
に付勢する。
り替えが制御されるもので、回転軸120に取り付けら
れている。クラッチ123にはギア124が取り付けら
れている。クラッチ123は、ギア124を回転軸12
0に一体的に固定させる状態と、ギア124と回転軸1
20とを切り離す状態とに切り替えられる。固定軸12
5は、支持部材119に固定されている。この固定軸1
25にはギア126が回転可能に支持されている。この
ギア126は、クラッチ123のギア124に常時噛み
合っている。
いる。シャッタ駆動モータ131は、支持部材119に
支持されている。シャッタ駆動モータ131は回転軸1
33を有している。シャッタ駆動モータ131は制御部
17で回転軸133の回転・停止と回転時における回転
方向とが制御される。この回転軸133にはプーリ12
9が固定されている。ガイドローラ130は、シャッタ
駆動モータ131とギア126との間に設けられてい
る。ベルト128は、その一端部がプーリ127にかけ
られるとともに他端部がプーリ129にかけられ、さら
に中間部が一対のガイドローラ130にかけられてい
る。
間に固定されている。シャッタ118は、湾曲板部13
5と、平板部136と、一対の突起部137,137
と、傾斜部139とを有している。湾曲板部135は、
円筒を中心軸線を通る二つの平面で切断したときにでき
る形状をなしている。湾曲板部135は、その中心軸線
を回転軸120の回転中心に一致させられている。突起
部137,137は、図6に示すように、湾曲板部13
5の左右両側に形成されている。突起部137,137
も湾曲板部135と連続するように円筒の一部の形状を
なしている。すなわち、突起部137,137の中心軸
線および半径は湾曲板部135の中心軸線および半径と
一致している。
板部135の突起部137,137に対し反対側に形成
されている。湾曲板部135は、全体として、平板部1
36の厚み方向における一側に配置されている。傾斜部
139は、湾曲板部135と平板部136との境界位置
に形成されている。傾斜部139は、その湾曲板部13
5側の部分が、湾曲板部135の頂部に近接するように
平板部136に対し傾斜している。傾斜部139は、シ
ャッタ118の左右方向における中間部に形成されてい
る。
でギア124と回転軸120とを固定した状態で、シャ
ッタ駆動モータ131を所定の一方向に駆動する。これ
により、シャッタ駆動モータ131の回転軸133の回
転が、プーリ129、ベルト128、プーリ127、ギ
ア126、ギア124およびクラッチ123を伝わって
回転軸120に伝達される。これにより、図4および図
7に示すように、シャッタ118が、湾曲板部135よ
りも平板部136を後側に配置し、かつ湾曲板部135
よりも突起部137,137を前側に配置した状態で、
取出口110を閉塞させる。このとき湾曲板部135は
上側に凸となる。
が、クラッチ123でギア124と回転軸120とを固
定したまま、シャッタ駆動モータ131を停止させる。
すると、シャッタ118が取出口110を閉塞させた状
態で、開くことできないように固定される。このような
閉状態において、シャッタ118は、集積空間部109
に集積させた紙幣の該集積空間部109から外への取り
出しを一切不可とする。
でギア124と回転軸120とを固定した状態で、シャ
ッタ駆動モータ131を所定の逆方向に駆動する。これ
により、シャッタ駆動モータ131の回転軸133の回
転が、プーリ129、ベルト128、プーリ127、ギ
ア126、ギア124およびクラッチ123を伝わって
回転軸120に伝達される。これにより、図8に示すよ
うに、シャッタ118は、平板部136が上側かつ前側
に位置するように回転する。最終的に、シャッタ118
は、取出口110を開放させる。ここで、シャッタ11
8は、取出口110を全開させる直前の所定位置から全
開させるまでの位置の間で、突起部137,137が前
から後に移動する。この結果、突起部137,137
は、底部形成部74の前板部82の挿通溝部97を通っ
て集積空間部109内に突出する。
せた状態においては、平板部136が上側に位置しかつ
湾曲板部135が下側に位置する。しかも、平板部13
6は、その上部が下部に比して前側に位置するように傾
斜する。また、この状態で、シャッタ駆動部117が、
クラッチ123でギア124と回転軸120とを固定し
たまま、シャッタ駆動モータ131を停止させる。する
と、シャッタ118が取出口110を全開させた状態で
固定される。このような開状態において、シャッタ11
8は、集積空間部109に集積させた紙幣の該集積空間
部109から外への取り出しを可能とする。
でギア124と回転軸120との連結を切った状態とす
る。すると、シャッタ118はオペレータによる手動
で、取出口110を開閉可能となる。ただし、クラッチ
123でギア124と回転軸120との連結を切った状
態では、バネ材122がシャッタ118を付勢する。そ
の方向は、シャッタ118が取出口110を閉塞させる
方向である。このため、オペレータの力がシャッタ11
8に加わらない状態では、シャッタ118は取出口11
0を閉塞させた状態となる。
ャッタ118は、その平板部136が、払出機構部75
の紙幣を繰り出す方向の前方に位置することになる。こ
れにより、閉状態のシャッタ118は、払出機構部75
で繰り出された紙幣の繰出方向の移動を規制する。その
結果、払出機構部75は繰り出した紙幣の後端部を羽根
車102で前板部82の方向に叩くことができる。
センサ141とシャッタ開位置センサ142とを有して
いる。シャッタ閉位置センサ141は、検知片121の
検出の有無により、シャッタ118が取出口110を完
全に閉塞させる状態(図4および図7に示す状態)にあ
るか否かを検出する。シャッタ開位置センサ142は、
検知片121の検出の有無により、シャッタ118が取
出口110を完全に開放させる状態(図8に示す状態)
にあるか否かを検出する。これら、シャッタ閉位置セン
サ141およびシャッタ開位置センサ142は、検出結
果を制御部17に出力する。
7に示すように、ガイド機構部(ガイド手段)144が
設けられている。ガイド機構部144は、左右一対のガ
イド板145,145と、各ガイド板145,145に
それぞれ設けられた芯棒147およびバネ材148とを
有している。ガイド板145は、主板部149と、係合
片部150と、複数のガイド片部151とを有してい
る。係合片部150は、主板部149の上端部に形成さ
れている。係合片部150は、主板部149に対し直角
をなしている。ガイド片部151は、主板部149の下
端部に突出形成されている。ガイド片部151は、主板
部149と同一面に配置される。
4の上側に配置される。すなわち、ガイド板145,1
45は、それぞれ、係合片部150が底部形成部74の
前板部82の上部係合長穴96に係合され、かつガイド
片部151が後板部81のガイド溝89に挿入される。
このとき、ガイド板145,145は、係合片部150
と主板部149との間の屈曲部152の近傍部分が前板
部82に支持されることになる。その結果、ガイド板1
45,145は、回転自在となるように第1集積部69
に支持されることになる。このときの回転中心は、屈曲
部152と前板部82との接触点Bになる。ガイド板1
45,145は、第1集積部69における取出口110
側に回転自在に支持されることになる。ただし、ガイド
板145,145の回転可能な範囲は、ガイド片部15
1が挿入されるガイド溝89の大きさで決められてい
る。
は、芯棒147が固定されている。この芯棒147は主
板部147と直交している。この芯棒147は、底部形
成部74の前板部82に形成された長穴95を通り、支
持板部84に形成された長穴98を通っている。バネ材
148は、その内側に芯棒147を挿通させている。バ
ネ材148は、主板部149と支持板部84との間に配
置されている。バネ材148は、ガイド片部151がガ
イド溝89の後端部に位置するようにガイド板145,
145を付勢する。なお、集積空間部109は、ガイド
板145,145よりも上部カバー部76側とされる。
に紙幣が載せられていない状態では、図7に示すよう
に、ガイド板145,145は、バネ材148に付勢力
によって、ガイド片部151をガイド溝89の後端部に
位置させる。この状態で、ガイド板145,145は、
前板部82とのなす角度を最も大きくする。すなわち、
この状態で、ガイド板145,145はその下端部を、
前板部82の下端部より上側かつ後側に位置させ、集積
空間部109の容積を最も小さくする。
ときに、払出機構部75が、紙幣を集積空間部109に
繰り出させた後、羽根車102によって前板部82の方
向に叩き落す。すると、紙幣はガイド板145,145
の上、またはガイド板145,145の上に既に集積さ
れた紙幣の上に載置される。この状態で、初めにガイド
板145,145に載置される紙幣は水平に対する角度
が最も小さい。
5,145の上に載せられると、紙幣の重量によって、
ガイド板145,145が屈曲部152を中心に回転す
る。このときのガイド板145,145の回転角度は紙
幣の重量に応じた角度となる。すなわち、紙幣の重量が
大きくなればなるほど、ガイド板145,145と前板
部82とのなす角度が小さくなる。紙幣の重量が大きく
なればなるほど、ガイド板145,145は、集積空間
部109の容積を大きくする。言い換えれば、ガイド板
145,145は、第1集積部69に搬送部12から繰
り出された紙幣の重量に応じて移動する。また、バネ材
148は、ガイド板145,145を付勢することによ
り、第1集積部69に搬送部12から繰り出された紙幣
の重量に応じた位置に、ガイド板145,145を位置
させる。
定量以上の紙幣が載せられると、ガイド板145,14
5が、バネ材148を縮めつつそのガイド片部151を
ガイド溝89の前端部に位置させる。この状態で、ガイ
ド板145,145は、前板部82とのなす角度を最も
小さく、具体的には0とする。すなわち、この状態で、
ガイド板145,145は集積空間部109の容積を最
も大きくする。この状態で、ガイド板145,145に
載置された紙幣は水平に対する角度が最も大きくなる。
これにより、ガイド板145,145は、第1集積部6
9の集積紙幣Sの重量に応じて集積紙幣Sの姿勢を変更
することになる。
および図8に示す押出部材(姿勢変更手段)154が設
けられている。押出部材154は、左右のガイド板14
5,145の間に配置されている。押出部材154は、
主板部155と、係合片部156とを有している。係合
片部156は、主板部155の下端部に形成されてい
る。係合片部156は、主板部155に対し直角をなし
ている。主板部155の上部には凹部157が形成され
ている。主板部155の下部には上下方向に延在する一
対の長穴158,158が左右両側に形成されている。
これらの長穴158,158は、残留紙幣検出センサ1
11の発光素子から出力される光を通過させる。
に配置される。すなわち、押出部材154は、係合片部
156が、底部形成部74の後板部81の下部係合長穴
90に係合され係止板部93の上に載置される。このと
き、押出部材154は、係合片部156と主板部155
との間の屈曲部159が支持部材80に支持されること
になる。その結果、押出部材154は、回転自在となる
ように第1集積部69に支持されることになる。このと
きの回転中心は、支持部材80と屈曲部159との接触
点Aになる。
の突起部137,137に当接可能とされている。図4
に示すように、シャッタ118が取出口110を閉じた
状態では、該シャッタ118の突起部137,137は
主板部155に当接することはない。図8に示すよう
に、シャッタ118が取出口110を開くよう回転する
と、所定位置で突起部137,137が主板部155に
前側から当接する。この所定位置は、シャッタ118が
取出口110を全開させる直前である。そして、この所
定位置からシャッタ118が取出口110を全開させる
までの間、突起部137,137は主板部155を上部
カバー部76の方向に押す。
シャッタ118が閉じられた状態では、押出部材154
は、自重により、前板部82とのなす角度を最も小さ
く、具体的には0とする。このとき、押出部材154
は、前板部82に重なり合うことになる。押出部材15
4がこの状態にあるときに、払出機構部75が、紙幣
を、底部形成部74の前板部82とほぼ平行をなす状態
で繰り出させた後、ほぼその姿勢のまま羽根車102に
よって前板部82の方向に叩き落す。すると、紙幣は押
出部材154の上、またはガイド板145,145の上
に載置される。
77のシャッタ118を開くと、押出部材154は、シ
ャッタ118の回転に連動して回転する。このとき、押
出部材154は、前板部82とのなす角度を最も大きく
するよう回転する。すると、集積紙幣Sは、上部を上側
かつ後側に移動させる。すなわち、押出部材154は、
制御部17の制御によるシャッタ118の開作動時に、
集積紙幣Sの姿勢を変更することになる。このとき、集
積紙幣Sは、その上部が底部形成部74の前板部82か
ら離間するように姿勢が変わる。言い換えれば、集積紙
幣Sは、その上部の位置が高くなるように起き上がる。
その結果、取出口110からの紙幣の取り出しが容易と
なる。
を、第1集積部69に搬送部12から繰り出された紙幣
の重量で変形する、弾性変形可能な樹脂材料で形成する
ことも可能である。この場合、図9に示すように、底部
形成部74の前板部82と上板部83との境界にガイド
板145,145の上端部を固定する。そして、該ガイ
ド板145,145の上に紙幣が載せられると、載せら
れた紙幣の重量によって、ガイド板145,145が変
形する。この場合も、紙幣の重量が大きくなればなるほ
ど、ガイド板145,145と前板部82とのなす角度
が小さくなる。
は、その払出機構部75が、第5搬送路49に接続され
ている以外は、第1集積部69と同様である。第3集積
部71も、その払出機構部75が、第3搬送路47に接
続されている以外は、第1集積部69と同様である。以
上により、複数の集積部69〜71には、それぞれ個別
に、シャッタ118と、該シャッタ118を開閉させる
シャッタ駆動モータ131を含むシャッタ駆動部117
とが設けられている。
照して説明する。リジェクト部72は、底部形成部16
1と、払出機構部162と、上部カバー部163と、開
閉機構部164とを有している。底部形成部161は、
後板部165と、前板部166と、上板部167と、図
示せぬ一対の側板部とを有している。後板部165は、
後部が上側に前部が下側に位置するように、第1集積部
69の後板部81とほぼ同じ角度で傾斜されている。こ
こで、リジェクト部72の後板部165の前後方向長さ
は、第1集積部69の後板部81の前後方向長さより短
くされている。
ら前方かつ上方に向け形成されている。この前板部16
6は、第1集積部69の前板部82とほぼ同じ角度で傾
斜している。上板部167は、前板部166の上端部か
ら前方に向け形成されている。上板部167は、水平に
延在している。上板部167の前端部の位置は、装填部
11の装填後面部32の位置と合っている。両側板部
は、前板部166および後板部165の両側に設けられ
ている。両側板部は、機体10の側面部22,22と平
行に配置されている。払出機構部162は、第8搬送路
52に接続される点以外、第1集積部69の払出機構部
75と同様である。
の上側に設けられている。上部カバー部163は、第1
板部170と第2板部121とを有している。第1板部
170は、底部形成部161の前板部166とほぼ平行
をなしている。第1板部170は、その上端部の高さが
機体10の上面部25の高さとほぼ一致させられてい
る。
部から前方かつ下方に向け形成されている。上部カバー
部163には、第1板部170の中間所定位置から該第
1板部170に対し直交して延出する延出部172が設
けられている。この延出部172は、その上端部の高さ
が機体10の上面部25の高さとほぼ一致させられてい
る。延出部172は、その前面173が前方かつ上方に
向いている。
部163の内側が、紙幣を集積させるための集積空間部
174となっている。この集積空間部174の上部は、
オペレータが紙幣を取り出すためのリジェクト口175
となっている。すなわち、リジェクト口175は、底部
形成部161の前板部166の上端部と、底部形成部1
61の両側板部の上端部と、上部カバー部163の第2
板部171の前端部とで形成されている。
61の前板部166と上部カバー部163の第1板部1
70との距離は、第1集積部69の底部形成部74の前
板部82と第1ガイド部材104との距離より短くされ
ている。これにより、リジェクト部72の集積空間部1
74は、第1集積部69の集積空間部109よりも容積
が小さくされている。リジェクト部72も、第1集積部
69と同様の残留紙幣検知センサ111およびフル検知
センサ114を有している(図2参照)。リジェクト部
72には、これらの発光素子から受光素子に向けて出力
される光を通過させる穴も形成されている。
動で開閉されるもので、開閉扉177と、回転軸178
と、図示せぬバネ材とを有している。回転軸178は、
底部形成部161の上板部167の上側に配置されてい
る。回転軸178は、左右方向に延在している。バネ材
は、回転軸178をその上部が後方に移動する方向に付
勢する。
されている。開閉扉177は、第1平板部180と、第
2平板部181と、支持部182とを有している。第1
平板部180と第2平板部181とは鈍角をなしてい
る。支持部182は、第2平板部181の第1平板部1
80に対し反対側に形成されている。この開閉扉177
は、支持部182が回転軸178に固定されている。
ない状態では、バネ材の付勢力で、第2平板部181よ
りも第1平板部180を後側に配置し、かつ第2平板部
181を立てた状態で、リジェクト口175を閉塞させ
る。このようにリジェクト口175を閉塞した状態の開
閉扉177は、その第1平板部180が、払出機構部1
62の繰出方向の前方に位置することになる。これによ
り、閉状態の開閉扉177は、払出機構部162で繰り
出された紙幣の繰出方向の移動を規制する。その結果、
払出機構部162は、繰り出した紙幣の後端部を羽根車
102で叩くことができることになる。
75を閉塞した状態から、オペレータが手動で開閉扉1
77を回転させる。すると、開閉扉177は、回転軸1
78を中心に回転して前方に倒れる。これにより、リジ
ェクト口175が開放される。他方、この状態で、オペ
レータが開閉扉177への力を抜くと、バネ材の付勢力
で、開閉扉177は回転してリジェクト口175を閉塞
させる。なお、リジェクト部72には、第1集積部69
では設けられていたガイド機構部144および押出部材
154は、設けられていない。
77は、いつでもオペレータによる手動でリジェクト口
175を開閉可能である。これに対し、集積部69〜7
1のシャッタ118では、オペレータによる手動では取
出口110を開閉できない状態を必要に応じて作り出す
ことができる。しかも、集積部69〜71のシャッタ1
18は、自動で開閉することになる。
に示すように、一対のスタート/ストップキー184,
184と、第1操作部185と、第2操作部186とを
有している。一方のスタート/ストップキー184は、
機体10の上面部25のリジェクト部72に対し左側に
設けられている。他方のスタート/ストップキー184
は、機体10の上面部25のリジェクト部72に対し右
側に設けられている。これらのスタート/ストップキー
184,184は、押される毎に信号を制御部17に出
力する。
5の第2集積部70の左側に設けられている。第1操作
部185は、図10に示すように、「バッチ」の文字が
表示された「バッチ」キー188と、「表裏」の文字が
表示された「表裏」キー189と、「正損」の文字が表
示された「正損」キー190と、「UV」の文字が表示
された「UV」キー191と、「100」の数字が表示
された「100」キー192と、「50」の数字が表示
された「50」キー193と、「10」の数字が表示さ
れた「10」キー194と、「OL」の文字が表示され
た「OL」キー195と、「印字」の文字が表示された
「印字」キー196と、「ファンクション」の文字が表
示された「ファンクション」キー197とを有してい
る。これらのキー188〜197は、押される毎に信号
を制御部17に出力する。
らず、常に外部に露出している。これは、第1操作部1
85は、使用頻度が高いためである。
5の第1操作部185より手前に設けられている。第2
操作部186は、第1操作部185と隣り合っている。
第2操作部186は、「0」の文字が表示された「0」
キー〜「9」の文字が表示された「9」キーを有するテ
ンキー199、「枚額」の文字が表示された「枚額」キ
ー200、「合計」の文字が表示された「合計」キー2
01、「設定」の文字が表示された「設定」キー20
2、「モード」の文字が表示された「モード」キー20
3、「CE」の文字が表示された「CE」キー204お
よび「ENT」の文字が表示された「ENT」キー20
5を有している。これらのキー199〜205は、押さ
れる毎に信号を制御部17に出力する。
ド扉206が設けられており、外部に露出する状態と外
部に露出しない状態とに切り替えられる。これは、第2
操作部186は、使用頻度が低いためである。
7,199〜205の機能について、図11の図表に示
す。この図表において、「分類設定」で○印が付いてい
るものは、主に、装填部11に装填された紙幣を集積部
69〜71に分類させる分類処理の際の分類の仕方を設
定する分類設定時に使用されるキーである。
○印が付いているものは、主に、以下の〜の機能設
定を行う場合に使用される。 バッチ処理の枚数の設定。ここで、バッチ処理は、装
填部11に装填された紙幣を、予め定められた枚数(例
えば100枚)ずつに分ける処理である。 損券判別レベルの設定。ここで、損券判別レベルは、
第1鑑別部66で検出した紙幣が、正券であるか損券で
あるかを区別する際の判定レベルである。損券判別レベ
ルは、H、M、Lの3段階がある。Hは高いレベル、M
は中間のレベル、Lは低いレベルとなる。損券判別レベ
ルがHのとき、紙幣の汚損および損傷の度合いが小さく
ても損券と判定される。逆に、損券判別レベルがLのと
き、紙幣の汚損および損傷の度合いが比較的大きくても
損券と判定されない。
別レベルは、第2鑑別部67が紙幣に照射した紫外線に
よって紙幣に生じる可視反射光の検出の有無を判定する
際の判定レベルである。UV判別レベルは、H、M、L
の3段階がある。Hは高いレベル、Mは中間のレベル、
Lは低いレベルとなる。UV判別レベルがLのとき、紙
幣からの反射光が少なくても反射光有りと判定される。
逆に、UV判別レベルがHのとき、紙幣からの反射光が
比較的高くても反射光無しと判定される。数が限られた
これらのキー184,188〜197,199〜205
で多数の設定を行う。このため、一つのキーが複数の機
能を有している。以下には、各キー184,188〜1
97,199〜205の主な機能を説明する。
理の開始および停止を操作する場合にオペレータにより
押圧される。また、分類処理の終了後、シャッタ118
を開く際にオペレータにより押圧される。紙幣整理機が
分類処理を行っていない待機状態においてスタート/ス
トップキー184のいずれか一方から信号が出力され
る。すると、制御部17では、紙幣整理機をこのスター
ト/ストップキー184の占有状態とする。すなわち、
次に待機状態となるまで他方のスタート/ストップキー
184からの信号は受け付けない状態となる。
理にバッチ処理を組み合わせて行う処理を設定する場合
にオペレータにより押圧される。また、「バッチ」キー
188は、分類処理の実行中に集積部69〜71の紙幣
の残量を表示部16に表示させる場合にオペレータによ
り押圧される。「表裏」キー189は、例えば、分類処
理として表裏分類処理を設定する場合にオペレータによ
り押圧される。ここで、表裏分類処理とは、装填部11
に装填された紙幣を、表が一方に向いたものと裏が前記
一方に向いたものとに分離する処理である。
として正損分類処理を設定する場合にオペレータにより
押圧される。また、「正損」キー190は、既に設定さ
れている損券判別レベルの内容を表示部16に表示させ
る場合にオペレータにより押圧される。ここで、正損分
類処理とは、装填部11に装填された紙幣を、正券と、
損券とに分離する処理である。「UV」キー191は、
例えば、リジェクト部72に繰り出された紙幣の内容を
表示部16に表示させる際にオペレータにより押圧され
る。
を選択する際にオペレータにより押圧される。例えば、
この紙幣整理機が日本国内で使用される場合には、A金
種は万券であり、これを表す数値は「100」となる。
「50」キー193は、例えば、B金種を選択する際に
オペレータにより押圧される。例えば、この紙幣整理機
が日本国内で使用される場合には、B金種は五千券であ
り、これを表す数値は「50」となる。「10」キー1
94は、例えば、C金種を選択する際にオペレータによ
り押圧される。例えば、この紙幣整理機が日本国内で使
用される場合には、C金種は千券であり、これを表す数
値は「10」となる。
整理機と他の機器とを接続しオンラインでデータ通信を
行う場合にオペレータにより押圧される。「バッチ」キ
ー188、「表裏」キー189、「正損」キー190、
「UV」キー191、「100」キー192、「50」
キー193、「10」キー194および「設定」キー2
02によって、装填部11に装填される紙幣の分類の仕
方を決める複数の分類処理モードの中から一つの分類処
理モードを選択する操作がなされる。
タや処理により得られたデータを印字させる場合にオペ
レータにより押圧される。「ファンクション」キー19
7は、例えば、複数の機能設定のうちの一つを選択する
場合にオペレータにより押圧される。
る際にオペレータにより押圧される。「枚額」キー20
0は、例えば、表示部16に、枚数を表示させる(枚数
表示と称す)か、金額を表示させる(金額表示と称す)
かを切り替える場合にオペレータにより押圧される。な
お、分類処理が開始される時には、枚数表示および金額
表示のいずれか一方が最初に表示されるように予め設定
されている。「合計」キー201は、例えば、表示部1
6に、合計値を表示させる(合計表示と称す)か、小計
値を表示させる(小計表示と称す)かを切り替える場合
にオペレータにより押圧される。この小計値とは、各集
積部69〜71のそれぞれに実際に集積されている紙幣
の枚数または金額の個別の値、およびこれら全集積部6
9〜71の枚数または金額の値を累計した値である。合
計値とは、一の分類処理において各集積部69〜71に
それぞれ送り込まれた紙幣の枚数または金額の個別の
値、およびこれら全集積部69〜71の枚数または金額
の値を累計した値となる。なお、分類処理が開始される
時には、小計表示および合計表示のいずれか一方が最初
に表示されるように予め設定されている。
期化を行う場合にオペレータにより押圧される。「モー
ド」キー203は、例えば、処理モードを設定する場合
にオペレータにより押圧される。「CE」キー204
は、入力された数値を取り消す場合にオペレータにより
押圧される。「ENT」キー205は、入力された内容
を確定する場合にオペレータにより押圧される。
8と、全体表示部(全体表示手段)209と、第1個別
表示部(表示手段)210と、第2個別表示部(表示手
段)211と、第3個別表示部(表示手段)212と、
リジェクト表示ランプ213と、一対の占有表示ランプ
214,214とを有している。これらは、それぞれ表
示させる内容を変更可能であり、それぞれの表示内容が
制御部17によって制御されるようになっている。機能
表示部208は、図1に示すように、機体10の上面部
25の第1操作部185より後側に設けられている。機
能表示部208は、第1操作部185と隣り合ってい
る。機能表示部208は、機能設定時の設定内容および
ガイダンスを表示させる。また、機能表示部208は、
全体表示部209および個別表示部210〜212に表
示される以外の情報を表示させる。その表示内容は、図
10に示すようになっている。
機体10の上面部25の最も後部に立設されている。こ
の全体表示部209は、例えば、集積部69〜71のす
べてに集積された紙幣の枚数および金額の少なくともい
ずれか一方を表示可能となっている。この全体表示部2
09は、集積部69〜71のすべてに共通のもので、例
えば、紙幣整理機の全体に関するデータを表示させる。
その表示内容は、図15に示すようになっている。すな
わち、全体表示部209は、ガイダンス表示部216
と、「異常」ランプ217と、「合計」ランプ218
と、「枚数」ランプ219と、「金額」ランプ220
と、デジタル表示部221とを有している。ここで「枚
数」ランプ219および「金額」ランプ220を、全体
枚額ランプ群222と称す。
09の最も左側に設けられている。ガイダンス表示部2
16は、紙幣整理機の概略レイアウト図が表示されてい
る。この概略レイアウト図には、紙幣整理機の各部に対
応する位置にLED223が設けられている。このLE
D223は点灯/消灯する。集積部69〜71およびリ
ジェクト部72のいずれかにおいて、集積された紙幣が
満杯となったことがフル検知センサ114で検出され
る。この場合に、制御部17は異常と判断する。そし
て、制御部17は、ガイダンス表示部216の異常対象
箇所に対応するLED223を点灯させる。また、搬送
部12に設けられた紙幣検知センサ64で搬送不良が検
出された場合にも、制御部17は異常と判断する。そし
て、制御部17は、ガイダンス表示部216の異常対象
箇所に対応するLED223を点灯させる。さらに、バ
ッチ処理時においても、制御部17は、集積紙幣がバッ
チ枚数に達した集積部69〜71があると、これに対応
するガイダンス表示部216のLED223を点灯させ
る。
部216の右側の上に設けられている。この「異常」ラ
ンプ217は、異常が生じたことを表す「異常」という
文字と、この「異常」の文字の裏側に設けられたLED
からなるバックライトとを有している。このバックライ
トは点灯/消灯する。集積部69〜71およびリジェク
ト部72のいずれかにおいて、集積された紙幣が満杯と
なったことがフル検知センサ114で検出される。この
場合に、制御部17は異常と判断する。そして、制御部
17は、「異常」ランプ217を点灯させる。また、搬
送部12に設けられた紙幣検知センサ64で搬送不良が
検出された場合にも、制御部17は異常と判断する。そ
して、制御部17は、「異常」ランプ217を点灯させ
る。
217の下側に設けられている。この「合計」ランプ2
18は、「合計」の文字と、この「合計」の文字の裏側
に設けられたLEDからなるバックライトとを有してい
る。この「合計」の文字は、金額の合計値または枚数の
合計値をデジタル表示部221に表示させることを表
す。バックライトは点灯/消灯する。
217の右側に設けられている。「枚数」ランプ219
は、枚数を表す文字「枚数」と、この「枚数」の文字の
裏側に設けられたLEDからなるバックライトとを有し
ている。このバックライトは点灯/消灯する。「金額」
ランプ220は、「合計」ランプ218の右側に設けら
れている。「金額」ランプ220は、金額を示す文字
「金額」と、この「金額」の文字の裏側に設けられたL
EDからなるバックライトとを有している。このバック
ライトは点灯/消灯する。デジタル表示部221は、
「枚数」ランプ219および「金額」ランプ220の右
側に設けられており、任意の8桁の数値を表示可能なL
EDからなる。
に、第1集積部69の延出部106に設けられている。
よって、第1個別表示部210は、第1集積部69の取
出口110およびシャッタ118のすぐ後側に設けられ
ている。この第1個別表示部210は、これに対応する
第1集積部69に関するデータを表示可能となってい
る。このデータは、例えば、第1集積部69に集積され
た紙幣の枚数および金額の少なくともいずれか一方であ
る。
の延出部106に設けられている。よって、第2個別表
示部211は、第2集積部70の取出口110およびシ
ャッタ118のすぐ後側に設けられている。この第2個
別表示部211は、これに対応する第2集積部70に関
するデータを表示可能となっている。このデータは、例
えば、第2集積部70に集積された紙幣の枚数および金
額の少なくともいずれか一方である。
の延出部106に設けられている。よって、第3個別表
示部212は、第3集積部71の取出口110およびシ
ャッタ118のすぐ後側に設けられている。この第3個
別表示部212は、これに対応する第3集積部71に関
するデータを表示可能となっている。このデータは、例
えば、第3集積部71に集積された紙幣の枚数および金
額の少なくともいずれか一方である。これにより複数の
集積部69〜71には、それぞれに対応して個別表示部
210〜212が設けられている。
11および第3個別表示部212は、いずれにおいて
も、図14に示すように、金種ランプ群224と、内容
ランプ群225と、枚額ランプ群226と、デジタル表
示部227とを有している。金種ランプ群224は、
「100」ランプ229、「50」ランプ230および
「10」ランプ231を有している。内容ランプ群22
5は、表ランプ232、裏ランプ233、正ランプ23
4および損ランプ235を有している。枚額ランプ群2
26は、「枚数」ランプ237と、「金額」ランプ23
8とを有している。
数字である「100」と、この「100」の数字の裏側
に設けられたLEDからなるバックライトとを有してい
る。このバックライトは点灯/消灯する。「50」ラン
プ230は、「100」ランプ229の右側に設けられ
ている。「50」ランプは、B金種を示す数字である
「50」と、この「50」の数字の裏側に設けられたL
EDからなるバックライトとを有している。このバック
ライトは点灯/消灯する。「10」ランプ231は、
「50」ランプ230の右側に設けられている。「1
0」ランプ231は、C金種を示す数字である「10」
と、この「10」の数字の裏側に設けられたLEDから
なるバックライトとを有している。このバックライトは
点灯/消灯する。
の右側の上に設けられたLEDで、点灯/消灯する。表
ランプ232の右側には、表券を示す文字である「表」
が表示されている。裏ランプ233は、表ランプ232
の下に設けられたLEDで、点灯/消灯する。この裏ラ
ンプ233の右側には、裏券を示す文字である「裏」が
表示されている。正ランプ234は、文字「表」の右側
に設けられたLEDで、点灯/消灯する。この正ランプ
234の右側には、正券を示す文字である「正」が表示
されている。損ランプ235は、正ランプ234の下に
設けられたLEDで、点灯/消灯する。この損ランプ2
35の右側には、損券を示す文字である「損」が表示さ
れている。
側に設けられている。「枚数」ランプ237は、枚数を
示す文字である「枚数」と、この「枚数」の文字の裏側
に設けられたLEDからなるバックライトとを有してい
る。このバックライトは点灯/消灯する。「金額」ラン
プ238は、文字「損」の右側に設けられている。「金
額」ランプ238は、金額を示す文字である「金額」
と、この「金額」の文字の裏側に設けられたLEDから
なるバックライトとを有している。このバックライトは
点灯/消灯する。デジタル表示部227は、「枚数」ラ
ンプ237および「金額」ランプ238の右側に設けら
れており、任意の8桁の数値を表示可能なLEDからな
る。
すように、リジェクト部72の延出部172に設けられ
たLEDからなる。よって、リジェクト表示ランプ21
3は、リジェクト部72のリジェクト口175および開
閉扉177のすぐ後側に設けられている。制御部17
は、リジェクト部172の残留紙幣検知センサ111が
紙幣を検知している状態では、リジェクト表示ランプ2
13を点灯させる。制御部17は、リジェクト部172
の残留紙幣検知センサ111が紙幣を検知していない状
態では、リジェクト表示ランプ213を消灯させる。
ト/ストップキー184,184のすぐ後側に設けられ
たLEDからなる。左側の占有表示ランプ214は、左
側のスタート/ストップキー184が紙幣整理機を占有
した状態にある場合に点灯する。右側の占有表示ランプ
214は、右側のスタート/ストップキー184が紙幣
整理機を占有した状態にある場合に点灯する。
する。 ・機能設定 機能設定時には、設定操作の内容に応じて必要な情報
が、図10に示す機能表示部208に表示されることに
なる。オペレータは、この表示内容を確認しながら目的
とする機能設定を行う。機能設定時における操作部15
の操作内容および機能表示部208の表示内容について
説明する。
7がONされると、制御部17は、機能表示部208
に、図10に示す内容を表示させる。すなわち、制御部
17は、機能表示部208の上段の左側に日付を表示さ
せ、上段の右側に時間を表示させる。また、制御部17
は、機能表示部208の下段の左側に、その時点でメモ
リに記憶されているバッチ処理枚数の数値(例えば「1
00」)を表示させる。さらに、制御部17は、機能表
示部208の下段の中央に、損券判別レベルを表す文字
「UF」とその時点でメモリに記憶されている損券判別
レベルの高低(例えば「H」)とを表示させる。さら
に、制御部17は、機能表示部208の下段の右側に、
UV検出レベルを表す文字「UV」とその時点でメモリ
に記憶されているUV検出レベルの高低(例えば
「H」)とを表示させる。
後、例えば所定時間が経過すると、制御部17は、紙幣
整理機を待機状態とし、機能表示部208に、図12
(a)に示す内容を表示させる。すなわち、制御部17
は、上段の日付に変えて、オペレータ番号を表す文字
「OP.」と、その時点でメモリに記憶されているオペ
レータ番号を表す数値(例えば「123」)とを表示さ
せる。
待機状態となると、制御部17は、機能表示部に、初期
状態として図12(a)の内容を表示させる。この待機
状態にあるときのみ、後述の分類設定が可能となる。こ
の待機状態にあるときのみ、装填部11に装填された紙
幣の分類処理が実行可能となる。この場合、スタート/
ストップキー184が押されると、制御部17は、その
時点で設定された機能設定の内容および分類設定の内容
で分類処理を実行する。
キー205を押圧する。すると、制御部17は、機能表
示部208に、図12(b)に示す内容を表示させる。
すなわち、制御部17は、図12(a)に示す内容のう
ち、オペレータ番号を表す数値を空欄とする。そして、
オペレータが、テンキー199を用いてオペレータ番号
を入力させる。すると、制御部17は、前記空欄部分
に、テンキー199で入力された数値を表示させる。
T」キー205が押圧操作されると、制御部17は、入
力されたオペレータ番号の数値をメモリに記憶させる。
そして、制御部17は、機能表示部208に、図12
(c)に示す内容を表示させる。すなわち、制御部17
は、バッチ枚数という意味を表す文字「BATCH」
と、その時点でメモリに記憶されているバッチ枚数の数
値(例えば「100」)とを機能表示部208に表示さ
せる。なお、テンキー199で入力した数値が間違って
いた場合、「CE」キー204を押すと、入力された数
値が消去される。
内容を表示させた状態で、オペレータにより「設定」キ
ー202が押されると、制御部17は、機能表示部20
8に、図12(d)に示す内容を表示させる。すなわ
ち、制御部17は、図12(c)に示す内容のうち、バ
ッチ枚数の数値(例えば「100」)の右に、変更とい
う意味を示す記号「−>」を表示させ、該記号の右側を
空欄とする。そして、オペレータが、テンキー199を
用いてバッチ枚数の数値を入力させる。すると、制御部
17は、前記空欄部分に、テンキー199で入力された
数値を表示させる。そして、オペレータにより、テンキ
ー199で数値が入力され、「ENT」キー205が押
圧操作される。すると、制御部17は、メモリに記憶さ
れているバッチ枚数を新たに入力された数値に変更す
る。それとともに、制御部17は、機能表示部208
に、図12(c)に示す内容を表示させる。ただし、制
御部17は、このときのバッチ枚数の数値として、メモ
リに新たに記憶された数値を表示させる。
NT」キー205が押されると、制御部17は、図12
(e)に示す内容を機能表示部208に表示させる。す
なわち、制御部17は、損券判別レベルという意味を表
す文字「UF」と、その時点でメモリ記憶されている損
券判別レベルの高低を表す文字(例えば「H」)とを機
能表示部208の上段の左側に表示させる。また、制御
部17は、A金種を表す数字「100」と、汚損の判別
レベルという意味を表す文字「D」と、その時点でメモ
リに記憶されているA金種の汚損の判別レベルの数値
(例えば「8」)と、損傷の判別レベルという意味を表
す文字「T」と、その時点でメモリに記憶されているA
金種の損傷の判別レベルの数値(例えば「8」)とを、
機能表示部208の上段の右側に表示させる。さらに、
制御部17は、B金種を表す数字「50」と、汚損の判
別レベルという意味を表す文字「D」と、その時点でメ
モリに記憶されているB金種の汚損の判別レベルの数値
(例えば「8」)と、損傷の判別レベルという意味を表
す文字「T」と、その時点でメモリに記憶されているB
金種の損傷の判別レベルの数値(例えば「8」)とを、
機能表示部208の下段の左側に表示させる。加えて、
制御部17は、C金種を表す数字「10」と、汚損の判
別レベルという意味を表す文字「D」と、その時点でメ
モリに記憶されているC金種の汚損の判別レベルの数値
(例えば「8」)と、損傷の判別レベルという意味を表
す文字「T」と、その時点でメモリに記憶されているC
金種の損傷の判別レベルの数値(例えば「8」)とを、
機能表示部208の下段の右側に表示させる。ここで、
判別レベルは、1〜10の数値のいずれかである。
ルを変更する際には、「設定」キー202を押圧する。
すると、制御部17は、機能表示部208に、図12
(f)に示す内容を表示させる。すなわち、制御部17
は、図12(e)に示す内容のうち、A金種の汚損の判
別レベルの数値を空欄とする。そして、「設定」キー2
02を押圧する回数に応じて、空欄の位置を移動させ
る。そして、適宜の位置に空欄を位置させた状態で、オ
ペレータが、テンキー199を用いて数値を入力させ
る。すると、制御部17は、前記空欄部分に、テンキー
199で入力された数値を表示させる。テンキー199
で数値が入力され、「ENT」キー205が押圧操作さ
れる。すると、制御部17は、メモリに記憶されている
判別レベルの数値を新たに入力された数値に変更する。
それとともに、制御部17は、機能表示部208に、図
12(e)に示す内容を表示させる。ただし、このと
き、判別レベルの数値としてはメモリに新たに記憶され
た数値が表示される。また、これらの数値から、必要が
あれば、その時点でメモリ記憶されている判別レベルの
高低を表す文字(H〜L)を切り替える。
NT」キー205が押されると、制御部17は、図12
(g)に示す内容を機能表示部208に表示させる。す
なわち、制御部17は、UV検出レベルという意味を表
す文字「UV」と、その時点でメモリ記憶されているU
V検出レベルの高低を表す文字(例えば「H」)とを機
能表示部208の上段の左側に表示させる。また、制御
部17は、A金種を表す数字「100」と、その時点で
メモリに記憶されているA金種のUV検出レベルの数値
(例えば「8」)とを機能表示部208の上段の右側に
表示させる。さらに、制御部17は、B金種を表す数字
「50」と、その時点でメモリに記憶されているB金種
のUV検出レベルの数値(例えば「8」)とを、機能表
示部208の下段の左側に表示させる。加えて、制御部
17は、C金種を表す数字「10」と、その時点でメモ
リに記憶されているC金種のUV検出レベルの数値(例
えば「8」)とを、機能表示部208の下段の右側に表
示させる。UV検出レベルは、1〜10の数値のいずれ
かである。
ルを変更する際には、「設定」キー202を押圧する。
すると、制御部17は、機能表示部208に、図12
(h)に示す内容を表示させる。すなわち、制御部17
は、図12(g)に示す内容のうち、A金種のUV検出
レベルの数値を空欄とする。そして、「設定」キーを押
圧する回数に応じて、空欄の位置を移動させる。そし
て、適宜の位置に空欄を位置させた状態で、オペレータ
が、テンキー199を用いて数値を入力させる。する
と、制御部17は、前記空欄部分に、テンキー199で
入力された数値を表示させる。テンキー199で数値が
入力され、「ENT」キー205が押圧操作される。す
ると、制御部17は、メモリに記憶されているUV検出
レベルの数値を新たに入力された数値に変更する。それ
とともに、制御部17は、図12(g)に示す内容を表
示させる。ただし、このとき、判別レベルの数値として
はメモリに新たに記憶された数値が表示される。図12
(g)に示す内容の表示中に、「ENT」キー205が
押されると、制御部17は、図12(a)に示す内容を
機能表示部208に表示させる。すなわち、機能設定を
終了させる。
い待機状態で行われる。この分類処理モードの設定操作
の内容に応じて制御部17は必要な情報を全体表示部2
09および個別表示部210〜212に表示させること
になる。すなわち、制御部17は、紙幣処理機全体に関
する設定内容に応じた表示を全体表示部209に表示さ
せる。また、制御部17は、第1集積部69に関する設
定内容に応じた表示を第1個別表示部210に表示させ
る。さらに、制御部17は、第2集積部70に関する設
定内容に応じた設定を第2個別表示部211に表示させ
る。加えて、制御部17は、第3集積部71に関する設
定内容に応じた表示を第3個別表示部212に表示させ
る。そして、オペレータは、これらの表示内容を確認し
ながら目的とする設定を行う。なお、制御部17は、全
体表示部209および個別表示部210〜212に、そ
の時点で設定されている内容に応じた表示を常に行わせ
る。
キー188、「表裏」キー189、「正損」キー19
0、「UV」キー191、「100」キー192、「5
0」キー193、「10」キー194および「設定」キ
ー202の操作により行われる。分類設定は、図13の
一覧表に示す複数種類の分類設定の内容の中から、一つ
が選択される。なお、以下では、「表裏」キー189、
「正損」キー190、「UV」キー191、「100」
キー192、「50」キー193および「10」キー1
94の6つのキーをまとめて設定キー群240とする。
バッチ処理を組み合わせて行うことができるものであ
る。「バッチ」キー188が入力有りの場合、制御部
は、以下に述べる設定のうち、バッチ処理を組み合わせ
可能なものにおいては、バッチ処理を組み合わせて行う
分類処理モードを設定することになる。以下の設定にバ
ッチ処理が組み合わせられた場合、次のような処理を制
御部17は行うことになる。分類処理中に集積部69〜
集積部71のいずれかに集積された紙幣の枚数がバッチ
枚数に達する。すると、制御部17は、分類処理を一旦
中断させる。そして、バッチ枚数に達した集積紙幣Sが
取り出されたことが残留紙幣検知センサ111で検知さ
れると、分類処理を再開させる。または、次のような処
理を制御部17は行うことになる。分類処理中に集積部
69〜71のいずれかに集積された紙幣の枚数がバッチ
枚数に達する。すると、この紙幣と同じ紙幣を集積させ
る他の集積部がある場合には、この集積部にその後の紙
幣は集積させる。
照して以下に説明する。なお、図13は、この紙幣整理
機が日本国内で使用される場合について示したものであ
る。このため、図13では、A金種は万券であり、これ
を表す数値は「100」となっている。また、B金種は
五千券であり、これを表す数値は「50」となってい
る。さらに、C金種は千券であり、これを表す数値は
「10」となっている。金種分類処理モードの設定とし
て以下の設定1〜4がある。ここで、金種分類処理モー
ドとは、集積部69〜71にそれぞれ異なる金種の紙幣
を集積させるものである。
A金種の真券を集積させ、第2集積部70にB金種の真
券を集積させ、第3集積部71にC金種の真券を集積さ
せ、リジェクト部72にこれら以外の紙幣を集積させる
分類処理モードの設定である。ここで、リジェクト部7
2に集積させられる紙幣は偽券である。設定キー群24
0がいずれも入力なしの状態のときに、制御部17はこ
の設定1の分類処理モードを設定することになる。
状態では、制御部17は、第1個別表示部210におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225はすべて消灯させ
る。またこの状態で制御部17は、第2個別表示部21
1においては、金種ランプ群224では「50」ランプ
230のみを点灯させ、内容ランプ群225はすべて消
灯させる。さらにこの状態で制御部17は、第3個別表
示部212においては、金種ランプ群224では「1
0」ランプ231のみを点灯させ、内容ランプ群225
はすべて消灯させる。
した状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、制
御部17は、上記に加えて「バッチ」キー188を点灯
させる。それとともに、制御部17は、バッチ処理を設
定1に組み合わせて行う分類処理モードを設定すること
になる。この設定は、バッチ処理を集積部69〜71の
すべてについて行う設定になる。
A金種の真券かつ表券を集積させ、第2集積部70にB
金種の真券かつ表券を集積させ、第3集積部71にC金
種の真券かつ表券を集積させ、リジェクト部72にこれ
ら以外の紙幣を集積させる分類処理モードの設定であ
る。ここで、リジェクト部72に集積させられる紙幣
は、偽券、A金種の裏券、B金種の裏券およびC金種の
裏券である。設定キー群240のうち、「表裏」キー1
89のみが入力有りの状態のときに、制御部17はこの
設定2の分類処理モードを設定することになる。
状態では、制御部17は、第1個別表示部210におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では表ランプ23
2のみを点灯させる。またこの状態で制御部17は、第
2個別表示部211においては、金種ランプ群224で
は「50」ランプ230のみを点灯させ、内容ランプ群
225では表ランプ232のみを点灯させる。さらにこ
の状態で制御部17は、第3個別表示部212において
は、金種ランプ群224では「10」ランプ231のみ
を点灯させ、内容ランプ群225では表ランプ232の
みを点灯させる。
された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、
制御部17は、「バッチ」キー188を点灯させる。そ
れとともに、制御部17は、バッチ処理を設定2に組み
合わせて行う分類処理モードを設定することになる。こ
の設定は、バッチ処理を集積部69〜71のすべてにつ
いて行う設定になる。
A金種の真券かつ正券を集積させ、第2集積部70にB
金種の真券かつ正券を集積させ、第3集積部71にC金
種の真券かつ正券を集積させ、リジェクト部72にこれ
ら以外の紙幣を集積させる分類処理モードの設定であ
る。ここで、リジェクト部72に集積させられる紙幣
は、偽券、A金種の損券、B金種の損券およびC金種の
損券である。設定キー群240のうち、「正損」キー1
90のみが入力有りの状態のときに、制御部17はこの
設定3の分類処理モードを設定することになる。
状態では、制御部17は、第1個別表示部210におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では正ランプ23
4のみを点灯させる。またこの状態で制御部17は、第
2個別表示部211においては、金種ランプ群224で
は「50」ランプ230のみを点灯させ、内容ランプ群
225では正ランプ234のみを点灯させる。さらにこ
の状態で制御部17は、第3個別表示部212において
は、金種ランプ群224では「10」ランプ231のみ
を点灯させ、内容ランプ群225では正ランプ234の
みを点灯させる。
された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、
制御部17は、「バッチ」キー188を点灯させる。そ
れとともに、制御部17は、バッチ処理を設定3に組み
合わせて行う分類処理モードを設定することになる。こ
の設定は、バッチ処理を集積部69〜71のすべてにつ
いて行う設定になる。
A金種の真券かつ正券かつ表券を集積させ、第2集積部
70にB金種の真券かつ正券かつ表券を集積させ、第3
集積部71にC金種の真券かつ正券かつ表券を集積さ
せ、リジェクト部72にこれら以外の紙幣を集積させる
分類処理モードの設定である。ここで、リジェクト部7
2に集積させられる紙幣は、偽券、A金種の裏券、B金
種の裏券、C金種の裏券、A金種の損券、B金種の損券
およびC金種の損券である。設定キー群240のうち、
「表裏」キー189および「正損」キー190のみが入
力有りの状態のときに、制御部17は、この設定4の分
類処理モードを設定することになる。
状態では、制御部17は、第1個別表示部210におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では表ランプ23
2および正ランプ234のみを点灯させる。またこの状
態で制御部17は、第2個別表示部211においては、
金種ランプ群224では「50」ランプ230のみを点
灯させ、内容ランプ群225では表ランプ232および
正ランプ234のみを点灯させる。さらにこの状態で制
御部17は、第3個別表示部212においては、金種ラ
ンプ群224では「10」ランプ231のみを点灯さ
せ、内容ランプ群225では表ランプ232および正ラ
ンプ234のみを点灯させる。
された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、
制御部17は、「バッチ」キー188を点灯させる。そ
れとともに、制御部17は、バッチ処理を設定4に組み
合わせて行う分類処理モードを設定することになる。こ
の設定は、バッチ処理を集積部69〜71のすべてにつ
いて行う設定になる。
22がある。指定金種分類とは、特定の一金種のみを目
的別に分類するものである。指定金種分類には、A金種
用の設定5〜10と、B金種用の設定11〜16と、C
金種用の設定17〜22とがある。
第2集積部70および第3集積部71の順に、A金種の
真券を集積させ、リジェクト部72にこれ以外の紙幣を
集積させる分類処理モードの設定である。ここで、リジ
ェクト部72に集積させられる紙幣は、偽券およびA金
種以外の紙幣である。設定キー群240のうち、「10
0」キー192のみが入力有りの状態のときに、制御部
17はこの設定5の分類処理モードを設定することにな
る。
状態では、制御部17は、個別表示部210〜212の
すべてにおいて、金種ランプ群224では「100」ラ
ンプ229のみを点灯させ、内容ランプ群225はすべ
て消灯させる。
された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、
制御部17は、「バッチ」キー188を点灯させる。そ
れとともに、制御部17は、バッチ処理を設定5に組み
合わせて行う分類処理モードを設定することになる。こ
の設定は、バッチ処理を集積部69〜71のすべてにつ
いて行う設定になる。
A金種の真券かつ表券を集積させ、第2集積部70にA
金種の真券かつ表券を集積させ、第3集積部71にA金
種の真券かつ裏券を集積させ、リジェクト部72にこれ
ら以外の紙幣を集積させる分類処理モードの設定であ
る。ここで、リジェクト部72に集積させられる紙幣
は、偽券およびA金種以外の紙幣である。設定キー群2
40のうち、「100」キー192および「表裏」キー
189のみが入力有りの状態のときに、制御部17は、
この設定6の分類処理モードを設定することになる。
状態では、制御部17は、第1個別表示部210におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では表ランプ23
2のみを点灯させる。またこの状態で制御部17は、第
2個別表示部211においては、金種ランプ群224で
は「100」ランプ229のみを点灯させ、内容ランプ
群225では表ランプ232のみを点灯させる。さらに
この状態で制御部17は、第3個別表示部212におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では裏ランプ23
3のみを点灯させる。
された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、
制御部17は、「バッチ」キー188を点灯させる。そ
れとともに、制御部17は、バッチ処理を設定6に組み
合わせて行う分類処理モードを設定することになる。こ
の設定は、バッチ処理を集積部69〜71のすべてにつ
いて行う設定になる。
A金種の真券かつ正券を集積させ、第2集積部70にA
金種の真券かつ正券を集積させ、第3集積部71にA金
種の真券かつ損券を集積させ、リジェクト部72にこれ
ら以外の紙幣を集積させる分類処理モードの設定であ
る。ここで、リジェクト部72に集積させられる紙幣
は、偽券およびA金種以外の紙幣である。設定キー群2
40のうち、「100」キー192および「正損」キー
190のみが入力有りの状態のときに、制御部17は、
この設定7の分類処理モードを設定することになる。
状態では、制御部17は、第1個別表示部210におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では正ランプ23
4のみを点灯させる。またこの状態で制御部17は、第
2個別表示部211においては、金種ランプ群224で
は「100」ランプ229のみを点灯させ、内容ランプ
群225では正ランプ234のみを点灯させる。さらに
この状態で制御部17は、第3個別表示部212におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では損ランプ23
5のみを点灯させる。
された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、
制御部17は、「バッチ」キー188を点灯させる。そ
れとともに、制御部17は、バッチ処理を設定7に組み
合わせて行う分類処理モードを設定することになる。こ
の設定は、バッチ処理を集積部69,70のみについて
行う設定になる。
A金種の真券かつ表券かつ正券を集積させ、第2集積部
70にA金種の真券かつ裏券かつ正券を集積させ、第3
集積部71にA金種の真券かつ損券を集積させ、リジェ
クト部72にこれら以外の紙幣を集積させる分類処理モ
ードの設定である。ここで、リジェクト部72に集積さ
せられる紙幣は、偽券およびA金種以外の紙幣である。
設定キー群240のうち、「100」キー192、「表
裏」キー189および「正損」キー190のみが入力有
りの状態のときに、制御部17は、この設定8の分類処
理モードを設定することになる。
状態では、制御部17は、第1個別表示部210におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では表ランプ23
2および正ランプ234のみを点灯させる。またこの状
態で制御部17は、第2個別表示部211においては、
金種ランプ群224では「100」ランプ229のみを
点灯させ、内容ランプ群225では裏ランプ233およ
び正ランプ234のみを点灯させる。さらにこの状態で
制御部17は、第3個別表示部212においては、金種
ランプ群224では「100」ランプ229のみを点灯
させ、内容ランプ群225では損ランプ235のみを点
灯させる。
された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、
制御部は、「バッチ」キー188を点灯させる。それと
ともに、制御部17は、バッチ処理を設定8に組み合わ
せて行う分類処理モードを設定することになる。この設
定は、バッチ処理を集積部69,70のみについて行う
設定になる。
A金種の真券かつ表券かつ上向券を集積させ、第2集積
部69にA金種の真券かつ表券かつ下向券を集積させ、
第3集積部70にA金種の真券かつ裏券を集積させ、リ
ジェクト部71にこれら以外の紙幣を集積させる分類処
理モードの設定である。ここで、リジェクト部72に集
積させられる紙幣は、偽券およびA金種以外の紙幣であ
る。設定キー群240のうち、「100」キー192、
「表裏」キー189および「UV」キー191のみが入
力有りの状態のときに、制御部17は、この設定9の分
類処理モードを設定することになる。
状態では、制御部17は、第1個別表示部210におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では表ランプ23
2のみを点灯させる。またこの状態で制御部17は、第
2個別表示部211においては、金種ランプ群224で
は「100」ランプ229のみを点灯させ、内容ランプ
群225では表ランプ232のみを点灯させる。さらに
この状態で制御部17は、第3個別表示部212におい
ては、金種ランプ群224では「100」ランプ229
のみを点灯させ、内容ランプ群225では裏ランプ23
3のみを点灯させる。
された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場合、
制御部17は、「バッチ」キー188を点灯させる。そ
れとともに、制御部17は、バッチ処理を設定9に組み
合わせて行う分類処理モードを設定することになる。こ
の設定は、バッチ処理を集積部69,70のみについて
行う設定になる。
9にA金種の真券かつ正券を集積させ、第2集積部70
にA金種の真券かつ損券を集積させ、第3集積部71に
偽券を集積させ、リジェクト部72にこれら以外の紙幣
を集積させる分類処理モードの設定である。ここで、リ
ジェクト部72に集積させられる紙幣は、A金種以外の
紙幣である。設定キー群240のうち、「100」キー
192、「正損」キー190および「UV」キー191
のみが入力有りの状態のときに、制御部17は、この設
定10の分類処理モードを設定することになる。
た状態では、制御部17は、第1個別表示部210にお
いては、金種ランプ群224では「100」ランプ22
9のみを点灯させ、内容ランプ群225では正ランプ2
34のみを点灯させる。またこの状態で制御部17は、
第2個別表示部211においては、金種ランプ群224
では「100」ランプ229のみを点灯させ、内容ラン
プ群225では損ランプ235のみを点灯させる。さら
にこの状態で制御部17は、第3個別表示部212にお
いては、金種ランプ群224では「100」ランプ22
9のみを点灯させ、内容ランプ群225はすべて消灯さ
せる。
定された状態で「バッチ」キー188が入力有りの場
合、制御部17は、「バッチ」キー188を点灯させ
る。それとともに、制御部17は、バッチ処理を設定1
0に組み合わせて行う分類処理モードを設定することに
なる。この設定は、バッチ処理を集積部69のみについ
て行う設定になる。
種をB金種に、設定5の「100」キー192を「5
0」キー193に、設定5の「100」ランプ229を
「50」ランプ230に、それぞれ代えたものである。 {設定12} 設定12は、設定6のA金種をB金種
に、設定6の「100」キー192を「50」キー19
3に、設定6の「100」ランプ229を「50」ラン
プ230に、それぞれ代えたものである。 {設定13} 設定13は、設定7のA金種をB金種
に、設定7の「100」キー192を「50」キー19
3に、設定7の「100」ランプ229を「50」ラン
プ230に、それぞれ代えたものである。
種をB金種に、設定8の「100」キー192を「5
0」キー193に、設定8の「100」ランプ229を
「50」ランプ230に、それぞれ代えたものである。 {設定15} 設定15は、設定9のA金種をB金種
に、設定9の「100」キー192を「50」キー19
3に、設定9の「100」ランプ229を「50」ラン
プ230に、それぞれ代えたものである。 {設定16} 設定16は、設定10のA金種をB金種
に、設定10の「100」キー192を「50」キー1
93に、設定10の「100」ランプ229を「50」
ランプ230に、それぞれ代えたものである。
種をC金種に、設定5の「100」キー192を「1
0」キー194に、設定5の「100」ランプ229を
「10」ランプ231に、それぞれ代えたものである。 {設定18} 設定18は、設定6のA金種をC金種
に、設定6の「100」キー192を「10」キー19
4に、設定6の「100」ランプ229を「10」ラン
プ231に、それぞれ代えたものである。 {設定19} 設定19は、設定7のA金種をC金種
に、設定7の「100」キー192を「10」キー19
4に、設定7の「100」ランプ229を「10」ラン
プ231に、それぞれ代えたものである。
種をC金種に、設定8の「100」キー192を「1
0」キー194に、設定8の「100」ランプ229を
「10」ランプ231に、それぞれ代えたものである。 {設定21} 設定21は、設定9のA金種をC金種
に、設定9の「100」キー192を「10」キー19
4に、設定9の「100」ランプ229を「10」ラン
プ231に、それぞれ代えたものである。 {設定22} 設定22は、設定10のA金種をC金種
に、設定10の「100」キー192を「10」キー1
94に、設定10の「100」ランプ229を「10」
ランプ231に、それぞれ代えたものである。
て以下の設定23がある。この真偽分類処理は、単に紙
幣を真券と偽券とに分類し真券のみを計数する処理であ
る。 {設定23} 設定23は、集積部69〜集積部71に
順次真券を集積させ、リジェクト部72に偽券を集積さ
せる分類処理モードの設定である。設定キー群240の
うち、「UV」キー191のみが入力有りの状態のとき
に、制御部17はこの設定23の分類処理モードを設定
することになる。
た状態では、制御部17は、すべての個別表示部210
〜212において、金種ランプ群224および内容ラン
プ群225はすべて消灯させる。なお、この設定23に
バッチ処理を組み合わせて行う分類処理モードの設定は
ない。
額」キー200が入力有りの場合、制御部17は、個別
表示部210〜212の枚額ランプ群226ではそれぞ
れ「枚数」ランプ237のみを点灯させる。このとき、
上記した指定金種分類の設定5〜23のいずれかが選択
されると全体枚数を表示させることに意味があるので、
制御部17は、全体表示部209の全体枚額ランプ群2
22では「枚数」ランプ219のみを点灯させる。また
このとき、上記した金種分類の設定1〜4のいずれかが
選択されると全体枚数を表示させることにあまり意味が
なくなるので、制御部17は、全体表示部209の全体
枚額ランプ群222では「金額」ランプ220のみを自
動的に点灯させる。
額」キー200が入力なしの場合、制御部17は、個別
表示部210〜212の枚額ランプ群226では、それ
ぞれ「金額」ランプ237のみを点灯させる。またこの
とき制御部17は、全体表示部209の全体枚額ランプ
群222では、「金額」ランプ220のみを点灯させ
る。よって、全体表示部209は、枚数および金額のい
ずれが選択されているかを表示可能となる。
17は、「合計」キー201が入力有りの場合、全体表
示部209の「合計」ランプ218を点灯させる。制御
部17は、「合計」キー201が入力なしの場合、全体
表示部209の「合計」ランプ218を消灯させる。
理モードの中から一つの分類処理モードを選択する操作
がなされる。すると、制御部17は、該選択された分類
処理モードに応じて、第1集積部69に分類される紙幣
の内容を第1個別表示部210に、第2集積部70に分
類される紙幣の内容を第2個別表示部211に、第3集
積部71に分類される紙幣の内容を第3個別表示部21
2に、それぞれ対応させて表示させることになる。
する。まず、操作部15で上記した分類処理モードのな
かのいずれかが設定され、しかもこの分類処理モードに
バッチ処理が組み合わせられない場合を説明する。な
お、制御部17は、上述したように、設定された分類処
理モードに応じた表示を個別表示部210〜212およ
び全体表示部209に行わせる。
と、制御部17は、今回の一の分類処理を実行させる。
まず、制御部17は、押された側のスタート/ストップ
キー184の占有状態にあることを記憶するとともに、
このスタート/ストップキー184に対応する占有表示
ランプ214を点灯させる。それとともに、制御部17
は、装填部11の紙幣検知センサ44で紙幣が検出され
たことを条件に、まず、集積部69〜71のすべてのク
ラッチ123をONする。これにより、集積部69〜7
1の閉状態にあったすべてのシャッタ118は、閉状態
で固定され、オペレータの手による開作動が禁止され
る。この状態で、制御部17は、選択された分類処理を
実行させる。
による装填部11および搬送部12の駆動を開始させ
る。その結果、装填部11から紙幣が一枚ずつ繰り出さ
れる。そして、制御部17は、装填部11から繰り出さ
れた紙幣を、鑑別部13の第1鑑別部66および第2鑑
別部67において鑑別し計数する。それとともに、制御
部17は、装填部11から繰り出された紙幣を、振分部
材58〜60を制御することで、集積部69〜71およ
びリジェクト部72のうちの一つに搬送させることにな
る。ここで、制御部17は、紙幣を、鑑別部13の鑑別
結果に基づいて、分類処理モードで設定された場所へ搬
送させることになる。なお、リジェクト部72に紙幣が
搬送されることにより、該リジェクト部72に設けられ
た残留紙幣検知センサ111が紙幣を検出した状態にお
いてのみ、制御部17は、リジェクト表示ランプ213
を点灯させることになる。
5,145の上に紙幣が載せられていない状態では、ガ
イド板145,145は、バネ材148に付勢力によっ
て、図4に示すように、その下端部を、前板部82の下
端部より上側かつ後側に位置させている。その結果、ガ
イド板145,145は、集積空間部109の容積を最
も小さくしている。この状態で、払出機構部75が、紙
幣を集積空間部109に繰り出させた後、羽根車102
によって前板部82の方向に叩き落す。すると、紙幣は
ガイド板145,145の上に載置される。
5,145の上に載せられると、集積紙幣Sの重量によ
って、ガイド板145,145が屈曲部152を中心に
回転する。そして、集積紙幣Sの重量が大きくなればな
るほど、ガイド板145,145は、集積空間部109
の容積を大きくする。
44,64の検出結果から、装填部11に装填された紙
幣がすべて集積部69〜71およびリジェクト部72に
入れられたことを検出する。すると、制御部17は、集
積部69〜71からの紙幣の取り出しを許容する状態と
なったと判定する。この状態で、オペレータによるシャ
ッタ118を開くための操作である占有側のスタート/
ストップキー184の押圧操作がある。すると、制御部
17は、集積部69〜71のすべてのシャッタ駆動モー
タ131をシャッタ118を開く方向に駆動する。そし
て、制御部17は、シャッタ開位置センサ142で検知
片121が検出されるまでシャッタ駆動モータ131を
駆動する。その結果、制御部17はすべてのシャッタ1
18を開状態とする。
べてのシャッタ118の開作動で、集積部69〜71の
すべての押圧部材154は回転する。その結果、すべて
の押圧部材154は、前板部82とのなす角度が最も大
きくなる。すると、集積部69〜71のすべての集積紙
幣Sは、上部を上側かつ後側に移動させるように姿勢が
変わる。このようにして、すべて集積紙幣Sのオペレー
タによる取出口110を介しての取り出しが可能とな
る。
紙幣Sが取り出されたことが残留紙幣検知センサ111
で検出される。するとこれについて、制御部17は、シ
ャッタ駆動モータ131を逆方向に駆動する。そして、
制御部17は、シャッタ閉位置センサ141で検知片1
21が検出されるまでシャッタ駆動モータ131を駆動
する。このようにして、制御部17はすべてのシャッタ
118を閉じる。そして、すべてのシャッタ118が閉
じられると、制御部17は、今回の一の分類処理を終了
させる。それとともに、制御部17は、占有側のスター
ト/ストップキー184に対応する占有表示ランプ21
4を消灯させる。ここで、一の分類処理として装填部1
1への集積紙幣の装填を複数回に分けて行う場合もあ
り、また一の分類処理として装填部11への集積紙幣の
装填を一回のみ行う場合もある。いずれにおいても、前
の分類処理で装填部11に装填された紙幣がすべて集積
部69〜71およびリジェクト部72に入れられ、かつ
集積部69〜71から集積紙幣がすべて取り出され、か
つすべてのシャッタ118が閉じられた条件下におい
て、始めてスタート/ストップキー184が押されてか
ら、装填部11に装填された紙幣がすべて集積部69〜
71およびリジェクト部72に入れられ、かつ集積部6
9〜71から集積紙幣がすべて取り出され、かつすべて
のシャッタ118が閉じられるまでの間が一の分類処理
となる。
幣が、集積部69〜71およびリジェクト部72に入れ
られたことを検出するまでは、制御部17は、集積部6
9〜71からの紙幣の取り出しを禁止する状態にあると
判断する。その結果、制御部17は、集積部69〜71
のすべてのシャッタ駆動モータ131によりすべてのシ
ャッタ118を閉状態とする。
シャッタ118を閉状態とした状態では、クラッチ12
3でギア124と回転軸120とを固定している。これ
により、シャッタ118は、閉状態においては、オペレ
ータの手によっては開不可に固定されることになる。
幣が集積部69〜71およびリジェクト部72に入れら
れたことを確認する前の時点で、集積部69〜71およ
びリジェクト部72のいずれかにおいて、フル検知セン
サ114で紙幣の満杯が検出されることがある。する
と、制御部17は、搬送駆動モータ40を停止させ、装
填部11および搬送部12の駆動を一旦停止させる(こ
の状態を処理中断状態と称す)。それとともに、制御部
17は、集積部69〜71およびリジェクト部72のう
ち、フル検知センサ114で紙幣の満杯が検出されたも
のについて、紙幣の取り出しを許容し、シャッタ駆動モ
ータ118によりシャッタ118を開状態とする。加え
てこのとき、制御部17は、全体表示部209の「異
常」ランプ217を点灯させる。さらにこのとき、制御
部17は、全体表示部209のガイダンス表示部216
のうち、フル検知センサ114で紙幣の満杯が検出され
た箇所のLED223を点灯させる。
ト部72のうち、フル検知センサ114で紙幣の満杯が
検出されていたものについて、フル検知センサ114で
紙幣の満杯が検出されなくなる。すると、制御部17
は、オペレータにより紙幣が取り除かれたと判断する。
その結果、制御部17は、これについて、シャッタ駆動
モータ131によりシャッタ118を閉状態とする。加
えてこのとき、制御部17は、全体表示部209の「異
常」ランプ217およびガイダンス表示部216の対応
するLED223を消灯させる。その後、占有側のスタ
ート/ストップキー184が押されたことを条件に、制
御部17は、搬送駆動モータ40による装填部11およ
び搬送部12の駆動を再開させる。
て集積部69〜71およびリジェクト部72に入れられ
たことを検出すると、制御部17は、占有側のスタート
/ストップキー184の押圧操作とは無関係に、自動的
に、集積部69〜71のすべてのシャッタ118を開状
態としてもよい。また、一の分類処理の実行中に、占有
状態にあるスタート/ストップキー184が押された場
合も、制御部17は、搬送駆動モータ40を停止させ、
装填部11および搬送部12の駆動を一旦停止させる
(この状態も処理中断状態と称す)。その後、占有側の
スタート/ストップキー184が押されたことを条件
に、制御部17は、搬送駆動モータ40による装填部1
1および搬送部12の駆動を再開させる。
ドのなかのいずれかが選択され、しかもこの分類処理モ
ードにバッチ処理が組み合わせられる場合について説明
する。なお、ここでは、バッチ処理を組み合わせない上
述の内容との相違部分を中心に説明する。
ずつ繰り出させる。そして、制御部17は、装填部11
から繰り出された紙幣を、鑑別部13で鑑別し計数す
る。それとともに、制御部17は、装填部11から繰り
出された紙幣を、鑑別部13の鑑別結果に基づき、分類
処理モードで設定された集積部69〜71およびリジェ
クト部72のうちの一つに搬送させることになる。
いて、集積紙幣がバッチ枚数に達すると、制御部17
は、搬送駆動モータ40を停止させ、装填部11および
搬送部12の駆動を一旦停止させる(この状態も上記し
た処理中断状態に含まれる)。それとともに、制御部1
7は、集積部69〜71およびリジェクト部72のう
ち、集積紙幣がバッチ枚数となったことが検出されたも
のについて、紙幣の取り出しが許容された状態と判断
し、シャッタ駆動モータ131によりシャッタ118を
開状態とする。加えてこのとき、制御部17は、全体表
示部209のガイダンス表示部216のバッチ枚数とな
った箇所のLED223を点灯させる。
幣がバッチ枚数に達したものについて、残留紙幣検知セ
ンサ111で紙幣が検出されなくなると、制御部17
は、オペレータにより紙幣が取り除かれたと判断する。
その結果、制御部17は、シャッタ駆動モータ131に
よりシャッタ118を閉状態とする。その後、制御部1
7は、占有側のスタート/ストップキー184が押され
たことを条件に、装填部11および搬送部12の駆動を
再開させる。
6の主に数値の表示について説明する。「枚額」キー2
00の操作で枚数表示が選択され、「合計」キー201
で小計表示が選択された場合、制御部17は、一の分類
処理を終了するまでの間(表示期間と称す)に、以下の
表示制御を行う。
の分類処理を行う場合、第1個別表示部210のデジタ
ル表示部227に、その時点において第1集積部69に
集積されている紙幣の枚数となる小計値を表示させる。
またこのとき、制御部17は、第2個別表示部211の
デジタル表示部227に、その時点において第2集積部
70に集積されている紙幣の枚数となる小計値を表示さ
せる。さらにこのとき制御部17は、第3個別表示部2
12のデジタル表示部227に、その時点において第3
集積部71に集積されている紙幣の枚数となる小計値を
表示させる。
〜22のいずれかの処理である場合、制御部17は、全
体表示部209のデジタル表示部221に、その時点に
おいて全集積部69〜71に集積されている紙幣の累計
集積枚数となる小計値を表示させる。
3のいずれかの処理である場合、制御部17は、全体表
示部209のデジタル表示部221に、集積する金種が
異なる全集積部69〜71の累計集積枚数となる小計値
を表示しても意味がない。したがって、この場合、制御
部17は、全体表示部209のデジタル表示部221
に、枚数表示の選択とは関係なく、その時点における全
集積部69〜71に集積されている紙幣の全金額の小計
値のみを表示させる。
の分類処理が行われる場合、該一の分類処理中に集積部
69〜71のいずれかでバッチ枚数に達した紙幣の抜き
取りが行われることがある。この場合、その紙幣を抜き
取った後の集積部に応じた小計値は「0」であり、さら
に、その時点における全体表示部209の小計値もこの
抜き取られた紙幣の枚数を減算した値となる。このよう
に一の分類処理中に紙幣の抜き取りが行われると、小計
値だけでは該一の分類処理で行った全体の処理結果が解
らない。このため、制御部17は、該一の分類処理にお
いて各集積部69〜71に送り込まれた紙幣の集積枚数
の合計値を集積部69〜71別にメモリに記憶してい
る。そして、「合計」キー201の表示切り替え操作に
よって合計表示が選択されると、この記憶されたデータ
から該一の分類処理における各集積部69〜71毎の合
計値を、第1個別表示部210〜212に対応させて表
示させ、これらの合計値を全て加算した合計値を全体表
示部209に表示させるようになっている。
がなされ、「合計」キー201で合計表示の選択操作が
なされた場合、制御部17は、表示期間に、以下の表示
制御を行う。これは設定1〜22のいずれのモードの分
類処理を実行する場合においても同様である。
ジタル表示部227に、現在実行中の一の分類処理にお
いてそれまでに第1集積部69に送り込まれた紙幣の枚
数の合計値を表示させる。また制御部17は、第2個別
表示部211のデジタル表示部227に、該一の分類処
理においてそれまでに第2集積部70に送り込まれた紙
幣の枚数の合計値を表示させる。さらに制御部17は、
第3個別表示部212のデジタル表示部227に、該一
の分類処理においてそれまでに第3集積部71に送り込
まれた紙幣の枚数の合計値を表示させる。
ドによって一の分類処理を実行している場合、制御部1
7は、表示期間に、全体表示部209のデジタル表示部
221に、該一の分類処理における集積部69〜71の
全集積枚数の合計値を表示させる。
ドによって一の分類処理を実行している場合、全体表示
部209のデジタル表示部221に、集積する金種が異
なる全集積部69〜71の累計枚数を全体の合計値とし
て表示しても意味がない。したがって、この場合、制御
部17は、「枚額」キー200の切り替え操作とは無関
係に、該一の分類処理における全集積部69〜71の金
額を累計した合計値を表示させる。
による一の分類処理で「枚額」キー200によって枚数
表示が選択された場合の第1個別表示部210、第2個
別表示部211および第3個別表示部212の各デジタ
ル表示部227および全体表示部209のデジタル表示
部221への表示例を示す。このように、これらはすべ
て集積枚数が表示される。
がなされ、「合計」キー201で小計表示の選択操作が
なされた場合、制御部17は、表示期間について以下の
表示制御を行う。これは設定1〜23のいずれのモード
によって一の分類処理を実行する場合においても同様で
ある。
ジタル表示部227に、その時点において第1集積部6
9に集積されている集積紙幣の金額となる小計値を表示
させる。また制御部17は、第2個別表示部211のデ
ジタル表示部227に、その時点において第2集積部7
0に集積されている集積紙幣の全金額となる小計値を表
示させる。さらに制御部17は、第3個別表示部212
のデジタル表示部227に、その時点において第3集積
部71に集積されている集積紙幣の全金額となる小計値
を表示させる。加えて制御部17は、全体表示部209
のデジタル表示部221に、その時点において集積部6
9〜71に集積されている全集積紙幣の金額となる小計
値を表示させる。
がなされ、「合計」キー201で合計表示の選択操作が
なされた場合、制御部17は、表示期間に、一の分類処
理に関して以下の表示を行う。これは設定1〜23のい
ずれのモードによって一の分類処理を実行する場合にお
いても同様である。
ジタル表示部227に、一の分類処理において第1集積
部69に送り込まれた集積紙幣の金額を累計した合計値
を表示させる。また制御部17は、第2個別表示部21
1のデジタル表示部227に、該一の分類処理において
第2集積部70に送り込まれた集積紙幣の金額を累計し
た合計値を表示させる。さらに制御部17は、第3個別
表示部212のデジタル表示部227に、該一の分類処
理において第3集積部71に送り込まれた集積紙幣の金
額を累計した合計値を表示させることになる。加えて制
御部17は、全体表示部209のデジタル表示部221
に、該一の分類処理において全集積部69〜集積部71
に送り込まれた集積紙幣の金額を累計した合計値を表示
させることになる。
による一の分類処理において「枚額」キー200によっ
て金額表示が選択された場合の第1個別表示部210、
第2個別表示部211および第3個別表示部212の各
デジタル表示部227および全体表示部209のデジタ
ル表示部221への表示例を示す。このように、これら
はすべて金額が表示される。
処理の表示期間において、「バッチ」キー188に入力
が行われると、制御部17は、集積部69〜71のうち
バッチ処理が実行されている個別表示部210〜212
に応じたデジタル表示部227に、その時点におけるバ
ッチ枚数に対する不足枚数を表示させることができる。
いても、このバッチ枚数に対する不足分を表示させる前
は、いずれの表示状態にあっても良く、また、その表示
内容が切り替わるのは第1個別表示部210、第2個別
表示部211および第3個別表示部212のみである。
た設定1のモードで一の分類処理を実行した場合の第1
個別表示部210、第2個別表示部211および第3個
別表示部212の各デジタル表示部227および全体表
示部209のデジタル表示部221への表示例を示す。
この表示例は、「バッチ」キー188の入力が行われな
い場合であり、上述と同様に集積枚数が表示される。
た設定1のモードで一の分類処理を実行した場合の第1
個別表示部210、第2個別表示部211および第3個
別表示部212の各デジタル表示部227および全体表
示部209のデジタル表示部221への表示例を示す。
この表示例は、「バッチ」キー188の入力が行われた
場合であり、個別表示部210〜212には、すべてバ
ッチ枚数に対する不足枚数が表示される。
「正損」キー190が入力有りとなると、制御部17
は、機能表示部208に、以下に示すような損券内容を
表示させる(図17参照)。これは設定1〜設定23の
いずれのモードの分類処理を実行する場合においても同
様である。
文字「UF」と、損券枚数の数値(例えば「30」)と
を隣り合わせて機能表示部208に表示させる。また制
御部17は、損券のうちの汚損紙幣という意味を表す文
字「D」と、汚損紙幣の枚数の数値(例えば「20」)
とを隣り合わせて機能表示部208に表示させる。さら
に制御部17は、損券のうちの損傷紙幣という意味を表
す文字「T」と、損傷紙幣の枚数の数値(例えば「1
0」)とを隣り合わせて機能表示部208に表示させ
る。加えて制御部17は、テープが貼られた紙幣という
意味を表す文字「t」と、テープが貼られた紙幣の枚数
の数値(例えば「2」)とを隣り合わせて機能表示部2
08に表示させる。さらに制御部17は、破れまたは折
れがあった紙幣という意味を表す文字「d」と、破れま
たは折れがあった紙幣の枚数の数値(例えば「8」)と
を隣り合わせて機能表示部208に表示させることにな
る。なお、「合計」キー201が入力なしの状態では、
制御部17は、表示期間内に実行される一の分類処理に
関する損券内容を表示させることになる。
「UV」キー191が入力有りとなると、制御部17
は、機能表示部208に、以下に示すような偽券の内容
を表示させる(図18参照)。これは設定1〜設定23
のいずれのモードの分類処理を実行する場合においても
同様である。
「RJ」と、偽券の枚数の数値(例えば「3」)とを機
能表示部208に隣り合わせて表示させる。また制御部
17は、紫外線によって紙幣に生じる可視光の検出結果
に基づいて偽券とされた紙幣という意味を表す文字「U
V」と、この偽券の枚数の数値(例えば「2」)とを機
能表示部208に隣り合わせて表示させる。さらに制御
部17は、磁気データに基づいて偽券とされた紙幣とい
う意味を表す文字「MG」と、この偽券の枚数の数値
(例えば「1」)とを機能表示部208に隣り合わせて
表示させる。なお、「合計」キー201が入力なしの状
態では、制御部17は、表示期間内に実行される一の分
類処理に関する偽券内容を表示させることになる。
11に装填された紙幣が該装填部11から繰り出される
と、これを搬送部12が搬送する。この搬送中に紙幣は
鑑別部13で鑑別される。制御部17は、紙幣を、鑑別
部13の鑑別結果に基づき、操作部15で選択された分
類処理モードに応じた複数の集積部69〜71のうちの
一つに搬送部12で搬送させる。このようにして、集積
部69〜71に紙幣が集積されることになる。複数の集
積部69〜71には、制御部17で開閉が制御されるシ
ャッタ118がそれぞれ設けられている。そして、シャ
ッタ118は、開状態においては、集積させた紙幣の取
り出しを可能とする一方、閉状態においては、集積させ
た紙幣の取り出しを一切不可とする。これにより、集積
部69〜71に集積される紙幣のオペレータによる不用
意な取り出しが防止可能となる。
出しを許容する状態と集積部69〜71からの紙幣の取
り出しを禁止する状態とが存在する上に、制御部17
が、集積部69〜71の紙幣の取り出しが許容された状
態においてのみシャッタ118を開状態とする。このた
め、集積部69〜71に集積される紙幣のオペレータに
よる不用意な取り出しを確実に防止することができる。
ては開不可に固定されるように構成されている。このた
め、閉状態においては手動によってもシャッタ118が
開かない。よって、集積部69〜71に集積される紙幣
のオペレータによる不用意な取り出しをさらに確実に防
止することができる。
させた紙幣の姿勢を変更可能な押出部材154をそれぞ
れ設け、制御部17が、シャッタ118の開作動時に、
集積させた紙幣の姿勢を押出部材154で変更させる。
このため、集積させた紙幣を取り出し難い姿勢から取り
出し易い姿勢に変更することが可能となる。したがっ
て、オペレータが集積部69〜71から紙幣を取り出す
際の作業性を向上できる。
8の開作動に連動して紙幣の姿勢を変更する。このた
め、シャッタ118を開作動させる駆動源と押出部材1
54による紙幣の姿勢変更を行う駆動源とが共用化され
る。この場合、駆動源はシャッタ駆動モータ131であ
る。したがって、コストダウンが図れる。
9〜71に搬送部12から繰り出された紙幣の重量で移
動するガイド機構部144が設けられている。そして、
ガイド機構部144が、紙幣が少ない状態では集積部6
9〜71の集積空間部109を減らし、紙幣が増えてく
ると集積部69〜71の内部の集積空間部109を増や
すように移動するので、初期に集積部69〜71に搬送
部12から繰り出された紙幣が集積部69〜71におい
て動ける範囲が大きくなってしまうことを防止すること
ができる。その結果、初期に集積部69〜71に搬送部
12から繰り出された紙幣は姿勢が安定することにな
る。このため、初期に集積部69〜71に搬送部12か
ら繰り出された紙幣は、集積部69〜71内で、次に搬
送部12から集積部69〜71に繰り出される紙幣と衝
突することがなくなり、該紙幣の集積状態を乱すことが
なくなる。したがって、集積部69〜71の集積容量を
増大化させた場合であっても、集積部69〜71に搬送
部12から繰り出される紙幣を確実に集積させることが
可能となる。
9〜71に搬送部12から繰り出された紙幣の重量で移
動する。このように、ガイド機構部144が紙幣の重量
で移動するため、集積紙幣の厚みでガイド機構部144
を移動させる必要がなくなる。したがって、搬送部12
から自由な状態で紙幣を集積部69〜71に繰り出させ
ることができる。
45がバネ材148の付勢力で、集積紙幣Sの重量が小
さい状態では集積部69〜71の内部の集積空間部10
9の容積を減らし、紙幣が増えてくると集積部69〜7
1の集積空間部109の容積を増やすように移動する。
このため、初期に集積部69〜71に搬送部12から繰
り出された紙幣が集積部69〜71において動ける範囲
が大きくなってしまうことを防止することが簡素な構成
で実現できる。このように、ガイド機構部144を簡素
な構成とすることができる。
9〜71に回転自在に支持される。そして、ガイド機構
部144が、集積部69〜71に対し、紙幣が少ない状
態では集積部69〜71の集積空間部109の容積を減
らし、紙幣が増えてくると集積部69〜71の集積空間
部109の容積を増やすように回転する。その結果、初
期に集積部69〜71に搬送部12から繰り出された紙
幣が集積部69〜71において動ける範囲が大きくなっ
てしまうことを防止することがさらに簡素な構成で実現
できる。
9〜71の紙幣の取出口110側に回転自在に支持され
ている。これにより、集積部69〜71の取出口110
の開口面積がガイド機構部144で狭められてしまうこ
とがない。したがって、オペレータが集積部69〜71
から取出口110を介して紙幣を取り出す際に、容易に
紙幣を取り出すことができる。
9〜71に搬送部12から繰り出された紙幣の重量で変
形する、弾性変形可能な樹脂材料で構成する。そして、
弾性変形可能な樹脂材料からなるガイド機構部144
が、紙幣が少ない状態では集積部69〜71の集積空間
部109の容積を減らし、紙幣が増えてくると集積部6
9〜71の集積空間部109の容積を増やすように変形
する。その結果、初期に集積部69〜71に搬送部12
から繰り出された紙幣が集積部69〜71において動け
る範囲が大きくなってしまうことを防止することがさら
に簡素な構成で実現できる。
ドの中から一つの分類処理モードを選択する操作がなさ
れると、各個別表示部210〜212がそれぞれ、操作
部11で選択された分類処理モードに応じて、対応する
集積部69〜71の分類内容を表示させることになる。
このため、各個別表示部210〜212に、集積部69
〜71のどれにどのような分類で分けられた紙幣が集積
されるのかを表示させることになる。したがって、多様
な分類処理を行う場合にも、集積部69〜71にどのよ
うな分類で分けられた紙幣がそれぞれ集積されるのかを
容易にオペレータに確認させることができる。
それぞれ対応する集積部69〜71に集積された紙幣の
枚数および金額の少なくともいずれか一方を表示させる
ことにより、集積部69〜71毎の紙幣の集積量をオペ
レータに認識させることができる。
の全体表示部209をさらに設けている。これにより、
全体表示部209がすべての集積部69〜71に共通の
情報である、すべての集積部69〜71に集積された紙
幣の枚数あるいは金額を表示させることができる。した
がって、すべての集積部69〜71に共通の情報をオペ
レータに認識させることができる。
〜71に集積された紙幣の枚数および金額のいずれか一
方を選択的に表示させると、制御部17が、これととも
に枚数および金額のいずれが選択されているかを「枚
数」ランプ219または「金額」ランプ220の点灯で
表示させることになる。したがって、枚数および金額の
いずれが表示されているかをオペレータに認識させるこ
とができる。なお、本実施の形態における、操作部の各
キーの表示内容については、上記に限定されるものでは
ない。例えば、日本国内で使用される場合、「100」
キー193の表示は「万」、「50」キー193の表示
は「5千」、「10」キー194の表示は「千」であっ
ても良い。また、第1個別表示部210、第2個別表示
部211、第3個別表示部212、全体表示部209、
機能表示部208に表示される、金種を表す「10
0」、「50」、「10」についても、上記と同様に
「万」、「5千」、「千」とした表示であっても良い。
また、第1個別表示部210、第2個別表示部211、
第3個別表示部212、全体表示部209のデジタル表
示部227,221の表示についても、例えば、日本国
内において「1万」の金額を表す場合「10,000」
のように表示するようにしても良い。さらに、日本国外
において使用される場合、各表示部の表示内容は、その
国に応じた言語、金種の内容を表示するようにすれば良
い。
機によれば、複数の集積手段には、制御手段で開閉が制
御されるとともに、開状態においては、集積させた紙幣
の取り出しを可能とする一方、閉状態においては、集積
させた紙幣の取り出しを一切不可とするシャッタがそれ
ぞれ設けられている。そして、シャッタは、開状態にお
いては、集積させた紙幣の取り出しを可能とする一方、
閉状態においては、集積させた紙幣の取り出しを一切不
可とする。これにより、シャッタを閉状態としておくこ
とで、集積手段に集積される紙幣のオペレータによる不
用意な取り出しが防止可能となる。加えて、複数の集積
手段に、集積させた紙幣の姿勢を変更可能な姿勢変更手
段をそれぞれ設け、制御手段が、シャッタの開作動時
に、集積させた紙幣の姿勢を姿勢変更手段で変更させる
ように構成する。これにより、集積させた紙幣を取り出
し難い姿勢から取り出し易い姿勢に変更することが可能
となる。したがって、オペレータが集積手段から紙幣を
取り出す際の作業性を向上できる。さらに、姿勢変更手
段が、シャッタの開作動に連動して紙幣の姿勢を変更す
るように構成する。これにより、シャッタを開作動させ
る駆動源と姿勢変更手段による紙幣の姿勢変更を行う駆
動源とが共用化される。したがって、コストダウンが図
れる。
容する状態と集積手段からの紙幣の取り出しを禁止する
状態とが存在し、制御手段が、集積手段からの紙幣の取
り出しが許容された状態においてのみシャッタを開状態
とするように構成する。これにより、集積手段に集積さ
れる紙幣のオペレータによる不用意な取り出しを確実に
防止することができる。
不可に固定されるように構成する。これにより、閉状態
においては手動によってもシャッタが開かない。よっ
て、集積手段に集積される紙幣のオペレータによる不用
意な取り出しをさらに確実に防止することができる。
斜視図である。
ブロック図である。
断面図である。
部を示す側断面図であってシャッタが閉じた状態を示す
もの。
部を示す平面図である。
部を示す正断面図である。
部を示す側断面図であってガイド機構部の一例を詳細に
示すもの。
部を示す側断面図であってシャッタが開いた状態を示す
もの。
部を示す側断面図であってガイド機構部の他の例を詳細
に示すもの。
能表示部、第1操作部および第2操作部を示す平面図で
ある。
キーの機能を一覧にした図表である。
能設定時の画面の移り変りを示す図である。
類設定を一覧にした図表である。
別表示部を示す正面図である。
体表示部を示す正面図である。
示部の表示例を示す図であって、(a)は集積枚数で表
示させたパターン、(b)は金額で表示させたパター
ン、(c)は集積枚数で表示させたパターン、(d)は
バッチ枚数に対する残り枚数で表示させたパターンであ
る。
能表示部における損券内容の表示パターンを示す図であ
る。
能表示部における偽券の内容の表示パターンを示す図で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 紙幣が装填されるとともに装填された紙
幣を一枚ずつ繰り出す装填手段と、 該装填手段から繰り出された紙幣を搬送する搬送手段
と、 該搬送手段で搬送中の紙幣を鑑別する鑑別手段と、 前記搬送手段で搬送されてきた紙幣を取り出し可能に集
積させる複数の集積手段と、 前記装填手段に装填される紙幣の分類の仕方を決める複
数の分類処理モードの中から一つの分類処理モードを選
択する操作がなされる操作手段と、 前記装填手段から繰り出された紙幣を、前記鑑別手段の
鑑別結果に基づき、前記操作手段で選択された分類処理
モードに応じた前記複数の集積手段のうちの一つに前記
搬送手段で搬送させる制御手段と、を有し、 前記複数の集積手段には、前記制御手段で開閉が制御さ
れるとともに、開状態においては、集積させた紙幣の取
り出しを可能とする一方、閉状態においては、集積させ
た紙幣の取り出しを一切不可とするシャッタがそれぞれ
設けられており、 前記複数の集積手段には、集積させた紙幣の姿勢を変更
可能な姿勢変更手段がそれぞれ設けられ、前記制御手段
は、前記シャッタの開作動時に、集積させた紙幣の姿勢
を前記姿勢変更手段で変更させ、 前記姿勢変更手段は、前記シャッタの回転による開作動
で該シャッタに当接し該シャッタで押されることによ
り、前記シャッタの開作動に連動して紙幣の姿勢を変更
することを 特徴とする紙幣整理機。 - 【請求項2】 前記集積手段からの紙幣の取り出しを許
容する状態と前記集積手段からの紙幣の取り出しを禁止
する状態とが存在し、 前記制御手段は、前記集積手段からの紙幣の取り出しが
許容された状態においてのみ前記シャッタを開状態とす
ることを特徴とする請求項1記載の紙幣整理機。 - 【請求項3】 前記シャッタは、閉状態においては開不
可に固定されることを特徴とする請求項1または2記載
の紙幣整理機。
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