JP3532979B2 - 排ガス浄化用触媒 - Google Patents
排ガス浄化用触媒Info
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Description
から排出される排ガスを浄化する排ガス浄化用触媒に関
し、さらに詳しくは、酸素過剰の排ガス、すなわち排ガ
ス中に含まれる一酸化炭素(CO)、水素(H2 )及び
炭化水素(HC)等の還元性成分を完全に酸化するのに
必要な酸素量より過剰の酸素を含む排ガス中の、窒素酸
化物(NOx )を効率良く還元浄化できる排ガス浄化用
触媒に関する。
して、CO及びHCの酸化とNOx の還元とを同時に行
って排ガスを浄化する三元触媒が用いられている。この
ような三元触媒としては、例えばコーディエライトなど
からなる耐熱性基材にγ−アルミナからなる多孔質担体
層を形成し、その多孔質担体層に白金(Pt)、ロジウ
ム(Rh)などの触媒貴金属を担持させたものが広く知
られている。また、酸素吸蔵能をもつセリア(セリウム
酸化物)を併用し、低温活性を高めた三元触媒も知られ
ている。
動車などの内燃機関から排出される排ガス中の二酸化炭
素(CO2 )が問題とされ、その解決策として酸素過剰
雰囲気において希薄燃焼させるいわゆるリーンバーンが
有望視されている。このリーンバーンにおいては、燃費
が向上するために燃料の使用が低減され、その燃焼排ガ
スであるCO2 の発生を抑制することができる。
理論空燃比(ストイキ)において排ガス中のCO,H
C,NOx を同時に酸化・還元し、浄化するものであっ
て、前記三元触媒はリーンバーン時の排ガスの酸素過剰
雰囲気下においてはNOx の還元除去に対しては充分な
浄化性能を示さない。このため、酸素過剰雰囲気下にお
いてもNOx を浄化しうる触媒及び浄化システムの開発
が望まれている。
属とPtをアルミナなどの多孔質担体に担持した排ガス
浄化用触媒(特開平5−317652号公報)や、ラン
タンとPtを多孔質担体に担持した排ガス浄化用触媒
(特開平5−168860号公報)を提案している。こ
れらの排ガス浄化用触媒によれば、リーン側ではNOx
がアルカリ土類金属の酸化物やランタンの酸化物に吸蔵
され、それがストイキ又はリッチ側でHCやCOなどの
還元性成分と反応して浄化されるため、リーン側におい
てもNOx の浄化性能に優れている。
ルカリ土類金属やランタンなどのNOx 吸蔵材に吸蔵さ
れるためには、NOなどは硝酸イオンにまで酸化される
ことが必要である。しかしながらリーン側の排ガスとい
えどもH2 ,CO,HCなどの還元性成分が含まれてい
るために、排ガス浄化用触媒上でのNOなどの酸化が妨
害され、NOx 吸蔵材への吸蔵が阻害されるという問題
がある。
異なり、PtはNOx の酸化活性に特に優れ、RhやP
dはHCやCOなどの酸化活性に優れるという特性をも
っている。そこで三元活性を高めるために、PtとRh
やPdを併用することが行われている。ところがPtを
RhやPdと近接担持すると、酸化雰囲気ではPt表面
にRhやPdが濃縮され、Ptの酸化活性が損なわれる
場合がある。そのためNOx の酸化が不十分となり、N
Ox 吸蔵材に吸蔵されずに排出されるという問題があ
る。
れていたNOx がNOx 吸蔵材から放出され、触媒貴金
属上でHCやCOなどの還元性成分と反応して還元され
N2となって浄化される。ここで、触媒貴金属のうちリ
ッチ時でのNOx 浄化性能はRhが最も優れている。し
たがってRhを積極的に使用すればリーン側のN2 選択
性は改善されるものの、上記したようにPtの酸化活性
が損なわれるという不具合が生ずる。
がNOx 吸蔵材近傍に存在すると、リーン側では酸素が
その成分に吸蔵されるためNOx の酸化に消費される酸
素が減少し、NOx 吸蔵材に吸蔵されるNOx 量が低減
してNOx の排出量が多くなるという不具合がある。本
発明はこのような問題点を改良すべくなされたものであ
り、触媒貴金属やNOx 吸蔵材などのそれぞれの機能が
十分に果たされる構成とすることにより、排ガス中のN
Ox を一層効率よく還元浄化できる排ガス浄化用触媒の
提供を目的とする。
発明の排ガス浄化用触媒は、リーン時にNO x をNO x
吸蔵材に吸蔵し、ストイキ・リッチ時にNO x 吸蔵材か
ら放出されたNO x を還元浄化する触媒であって、第1
多孔質担体と、第1多孔質担体に担持された白金及びロ
ジウムの少なくとも1種からなる第1触媒貴金属と、第
1多孔質担体に含まれたアルカリ金属及びアルカリ土類
金属から選ばれる少なくとも一種のNO x 吸蔵材と、よ
りなる第1触媒担持層と、第2多孔質担体と、第2多孔
質担体に担持された第2触媒貴金属と、よりなり第1触
媒担持層上に被覆された第2触媒担持層と、からなるこ
とを特徴とする。
触媒担持層には酸素吸蔵能を有する成分をさらに含むこ
とを特徴とする。また第3発明の排ガス浄化用触媒は、
前記酸素吸蔵能を有する成分はセリアであることを特徴
とする。
第2触媒担持層と接触し、酸素の存在下で第2触媒貴金
属の触媒作用によりH2 ,CO,HCなどの還元性成分
が酸化除去される。
などのNOx は酸素の存在下で第1触媒貴金属の触媒作
用により酸化されて硝酸イオンとなり、第1触媒貴金属
近傍に存在するNOx 吸蔵材に吸蔵される。この第1触
媒担持層に到達した排ガス中には、第2触媒担持層と接
触したことによりH2 ,CO,HCなどの還元性成分が
ほとんど存在しないので、還元性成分によるNOx の酸
化反応の阻害が生じず第1触媒担持層でのNOなどの酸
化が促進され、排ガス中のNOx は効率よくNOx 吸蔵
材に吸蔵される。
Oなどの酸化反応が一層活発となり、NOx 吸蔵材のN
Ox 吸蔵作用が一層向上する。またPt近傍にRhやP
dが存在しないので、Pt表面にRhやPdが濃縮され
ることがなく、Ptは高い触媒活性を示す。 (2)ストイキ・リッチ時 第1発明の排ガス浄化用触媒では、第1触媒担持層のN
Ox 吸蔵材からNOxが放出され、NOx は還元性成分
の存在下で第1触媒貴金属によりある程度還元されて第
2触媒担持層と接触する。
の存在下で第2触媒貴金属によりさらに還元され、N2
となって浄化される。ここで第2触媒貴金属として少な
くともRhが担持されていれば、Rhの優れた還元活性
によりNOx は一層効率よく還元され、NOx 浄化率が
一層向上する。
酸素吸蔵能をもつ成分が含まれていれば、リーン時に吸
蔵されていた酸素がこの成分から放出されるので、排ガ
スに含まれるHCやCOなどNOx の還元に使用された
残部の還元性成分が酸化浄化され、三元活性が向上す
る。また、第3発明のように、酸素吸蔵能をもつ成分と
しては、セリアが耐熱性に優れるために最も好ましい。
限定されず、アルミナ、シリカ、シリカ・アルミナ、チ
タニアなどから選択して用いることができる。中でも耐
熱性及び貴金属分散性に優れたアルミナを用いるのが特
に好ましい。
種又は複数種を用いることができ、Ptが特に望まし
い。その担持量は、いずれの貴金属でも、第1多孔質担
体100gに対して0.2〜40gが好ましく、1〜2
0gが特に好ましい。触媒全体の体積1リットル当たり
に換算すれば、0.1〜20gが好ましく、0.5〜1
0gが特に好ましい。
dの1種又は複数種を用いることができ、少なくともR
hを含むことが特に望ましい。その望ましい担持量は第
1触媒貴金属の場合と同様である。触媒貴金属の担持量
をこれ以上増加させても活性は向上せず、その有効利用
が図れない。また触媒貴金属の担持量がこれより少ない
と、実用上十分な活性が得られない。
を各多孔質担体に担持させるには、その塩化物や硝酸塩
等を用いて、含浸法、噴霧法、スラリー混合法などを利
用して従来と同様に担持させることができる。第1触媒
担持層に含まれるNOx 吸蔵材としては、アルカリ金属
及びアルカリ土類金属から選ばれる少なくとも一種を用
いることができる。アルカリ金属としてはリチウム、ナ
トリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシ
ウムが挙げられる。また、アルカリ土類金属とは周期表
2A族元素をいい、バリウム、ベリリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウムが挙げられる。
100gに対して0.05〜1.0モルの範囲が望まし
い。含有量が0.05モルより少ないとNOx 吸蔵能力
が小さくNOx 浄化性能が低下し、1.0モルを超えて
含有しても、NOx 吸蔵能力が飽和すると同時にHCの
エミッションが増加するなどの不具合が生じる。酸素吸
蔵能を有する成分としては、鉄、ニッケル、セリアなど
が挙げられるが、これらのうち耐熱性が最も高いものと
してセリアが代表的に例示される。この成分の含有量
は、第2多孔質担体100gに対して0.05〜1.0
モル、さらに好ましくは0.1〜0.5モルとすること
ができる。触媒全体の体積1リットル当たりに換算すれ
ば、0.025〜0.5モルが好ましく、特に望ましく
は0.05〜0.25モルである。この成分をこれ以上
多く含有させても効果が飽和し、これより少ない場合は
実用上のその効果が十分に得られない。
リス担体基材、メタル担体基材あるいはペレット基材表
面に被覆形成することができる。また例えば基材を第1
触媒担持層とし、その表面に第2触媒担持層を被覆した
構造とすることもできる。なお、第2触媒担持層の厚さ
は10〜100μmの範囲が好ましい。これより厚すぎ
ると排ガスの第1触媒担持層への到達が困難となり、こ
れより薄すぎると第2触媒担持層での反応が不十分とな
るので好ましくない。また第1触媒担持層の厚さは、反
応を十分に行わせるために10μm以上とするのが好ま
しい。 〔実施例〕以下、実施例及び比較例により本発明をさら
に具体的に説明する。なお、以下にいう「部」は全て
「重量部」を意味する。 (実施例1)実施例1の排ガス浄化用触媒の要部断面図
を図1に示す。この排ガス浄化用触媒は、ハニカム形状
の担体基材1と、担体基材1表面に被覆された第1触媒
担持層2と、第1触媒担持層2表面に担持された第2触
媒担持層3とからなり、第1触媒担持層2にはPt20
とRh21が担持されるとともにNOx 吸蔵材としての
Ba22が担持され、第2触媒担持層3にはPt30と
Pd31が担持されている。
説明し、構成の詳細な説明に代える。 (1)第1触媒担持層の形成 アルミナ粉末100部と、アルミナゾル(アルミナ含有
率10重量%)70部と、40重量%硝酸アルミニウム
水溶液15部及び水30部を混合し、よく攪拌してスラ
リーを調製した。
材1を水に浸漬し、余分な水滴を吹き払った後、上記ス
ラリー中に浸漬した。スラリーから取り出した後、余分
なスラリーを吹き払い、80℃で20分間乾燥し600
℃で1時間焼成して、ハニカム担体基材表面にアルミナ
コート層を形成した。アルミナのコート量は、ハニカム
担体基材1リットル当たり50gであった。
ニトロジアンミン白金水溶液中に浸漬し、引き上げて余
分な液滴を吹き払って250℃で乾燥してPt20を担
持した。次いで所定濃度の硝酸ロジウム水溶液中に浸漬
し、引き上げて余分な液滴を吹き払って、250℃で乾
燥してRh21を担持した。コート層中には、第1触媒
担持層のアルミナ100gに対してPtが2g担持さ
れ、Rhが0.2g担持されている。
を所定濃度の酢酸バリウム水溶液中に浸漬し、引き上げ
て余分な液滴を吹き払って250℃で乾燥後500℃で
焼成してBa22を担持した。これにより第1触媒担持
層2を形成した。Baは、第1触媒担持層のアルミナ1
00gに対して金属Baとして0.6モル担持されてい
る。 (2)第2触媒担持層の形成 先に調製されたスラリーに、所定濃度となるようにジニ
トロジアンミン白金水溶液と硝酸パラジウム水溶液を混
合した。そのスラリーに上記第1触媒担持層2が形成さ
れたハニカム担体基材1を浸漬し、取り出した後余分な
スラリーを吹き払い、80℃で20分間乾燥し600℃
で1時間焼成して、第1触媒担持層2表面に第2触媒担
持層3を形成した。
量はハニカム担体基材1の1リットル当たり50g形成
され、第2触媒担持層のアルミナ100gに対してPt
30が2g担持され、Pd31が0.2g担持されてい
る。 (実施例2)アルミナコート層にジニトロジアンミン白
金水溶液と酢酸バリウム水溶液を含浸させて、Rhを担
持せずPtとBaを担持した第1触媒担持層2を形成し
たこと以外は実施例1と同様にして、実施例2の排ガス
浄化用触媒を調製した。Pt及びBaの担持量は実施例
1と同様である。 (実施例3)硝酸パラジウムの代わりに硝酸ロジウムを
用いて、PtとRhを担持した第2触媒担持層3を形成
したこと以外は実施例1と同様にして、実施例3の排ガ
ス浄化用触媒を調製した。Rhの担持量は実施例1のP
dと同様である。 (実施例4)アルミナコート層にジニトロジアンミン白
金水溶液と酢酸バリウム水溶液を含浸させてPtとBa
を担持した第1触媒担持層2を形成し、硝酸パラジウム
の代わりに硝酸ロジウムを用いてPtとRhを担持した
第2触媒担持層3を形成したこと以外は実施例1と同様
にして、実施例4の排ガス浄化用触媒を調製した。Pt
及びBaの担持量は実施例1と同様であり、Rhの担持
量は実施例1のPdと同様である。 (実施例5)さらに酸化セリウム(セリア)粉末を混合
したスラリーを用いて第2触媒担持層3を形成したこと
以外は実施例1と同様にして、実施例5の排ガス浄化用
触媒を調製した。セリアは第2触媒担持層のアルミナ1
00gに対して0.6モル担持されている。 (実施例6)アルミナコート層にジニトロジアンミン白
金水溶液と酢酸バリウム水溶液を含浸させてPtとBa
を担持した第1触媒担持層2を形成し、硝酸パラジウム
の代わりに硝酸ロジウムを用いかつ酸化セリウム(セリ
ア)粉末を混合したスラリーを用いてPtとRh及びC
eを担持した第2触媒担持層3を形成したこと以外は実
施例1と同様にして、実施例6の排ガス浄化用触媒を調
製した。Ptの担持量は実施例1と同様であり、Rhの
担持量は実施例1のPdと同様であって、セリアの担持
量は実施例5と同様である。
の構成を示す。 (比較例1)アルミナコート量を実施例の倍量のハニカ
ム担体基材1リットル当たり100gとしたこと以外は
実施例1と同様にしてアルミナコート層を形成し、実施
例1の第1触媒担持層の形成と同様にしてPtとRhと
Pd及びBaを均一に担持させて、比較例1の排ガス浄
化用触媒とした。PtとRhとPd及びBaの担持量
は、アルミナ100gに対してそれぞれ2g,0.1
g,0.1g及び0.3モルである。 (比較例2)さらにセリア粉末を混合したスラリーを用
いてアルミナコート層を形成したこと以外は比較例1と
同様にして、比較例2の排ガス浄化用触媒とした。セリ
アの担持量はアルミナ100gに対して0.3モルであ
る。 (性能評価試験)それぞれの排ガス浄化用触媒(容積3
5cc)を石英製の反応管に設置し、表1に示す2種類
のモデルガスを用いて、A/F=14.5(ストイキ)
からA/F=22.0(リーン)へ一定時間(2分間)
毎に変化させながら流速25リットル/minで通過さ
せ、その時のNOx 浄化率を測定した。入りガス温度は
300℃である。結果を表2に示す。
較より、第1触媒担持層2と第2触媒担持層3に各成分
を分けて担持した実施例の方がNOx 浄化率が向上して
いることが明らかである。
り実施例2の方がNOx 浄化率が高く、実施例3より実
施例4の方がNOx 浄化率が高い。したがって第1触媒
担持層2の第1触媒貴金属としてはPtのみを担持した
方が好ましいことがわかる。また、実施例1より実施例
3の方がNOx 浄化率が高く、実施例2より実施例4の
方がNOx 浄化率が高い。したがって第2触媒担持層3
の第2触媒貴金属としては、Rhを含むのが好ましいこ
とが明らかである。
x 浄化率が高く、実施例4より実施例6の方がNOx 浄
化率が高い。したがって第2触媒担持層3には、さらに
セリアを担持させるのが好ましいことが明らかである。
よれば、排ガス中の還元性成分によるNOx の酸化反応
の阻害が生じずNOx は効率よくNOx 吸蔵材に吸蔵さ
れるので、NOx 浄化性能が向上する。また第1触媒貴
金属がPtのみからなる場合には、NOなどの酸化が一
層活発となり、NOx 吸蔵作用が一層向上する。またP
t近傍にPdやRhが存在しないので、Pt表面にRh
やPdが濃縮されることがなく、Ptの高い触媒活性が
示される。したがってNOx の浄化性能が一層向上す
る。
hは高い還元活性を示すためNOxは一層効率よく還元
され、NOx の浄化性能が一層向上する。さらに第2触
媒担持層に酸素吸蔵能を有する成分が含まれる場合に
は、その成分がNOx の還元に使用された残部のHCや
COなどの還元性成分の酸化に寄与するので、三元活性
が一層向上する。
場合には、耐熱性が向上する。
説明する模式的断面図である。
説明する模式的断面図である。
第2触媒担持層
Claims (3)
- 【請求項1】 リーン時にNO x をNO x 吸蔵材に吸蔵
し、ストイキ・リッチ時にNO x 吸蔵材から放出された
NO x を還元浄化する触媒であって、 第1多孔質担体と、該第1多孔質担体に担持された白金
及びロジウムの少なくとも1種からなる第1触媒貴金属
と、該第1多孔質担体に含まれたアルカリ金属及びアル
カリ土類金属から選ばれる少なくとも一種のNO x 吸蔵
材と、よりなる第1触媒担持層と、 第2多孔質担体と、該第2多孔質担体に担持された第2
触媒貴金属と、よりなり該第1触媒担持層上に被覆され
た第2触媒担持層と、を含んで構成されることを特徴と
する排ガス浄化用触媒。 - 【請求項2】 前記第2触媒担持層には酸素吸蔵能を有
する成分をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の
排ガス浄化用触媒。 - 【請求項3】 前記酸素吸蔵能を有する成分はセリアで
あることを特徴とする請求項2記載の排ガス浄化用触
媒。
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- 1994-11-25 JP JP29178994A patent/JP3532979B2/ja not_active Expired - Lifetime
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