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JP3511307B2 - 蛍光灯用ソケット取付け構造 - Google Patents

蛍光灯用ソケット取付け構造

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Publication number
JP3511307B2
JP3511307B2 JP4576794A JP4576794A JP3511307B2 JP 3511307 B2 JP3511307 B2 JP 3511307B2 JP 4576794 A JP4576794 A JP 4576794A JP 4576794 A JP4576794 A JP 4576794A JP 3511307 B2 JP3511307 B2 JP 3511307B2
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JP
Japan
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socket
mounting
pressing piece
mounting surface
piece
Prior art date
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Application number
JP4576794A
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English (en)
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JPH07254306A (ja
Inventor
輝昭 宇野
Original Assignee
レシップ株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は蛍光管を取りつけて電
気的に接続するためのソケットを、その蛍光管を収容す
るケースに取りつける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光灯用ソケット取付け構造を図
5に示す。ケース11の内面にL字状取付け片12がそ
の一半部で取りつけられ、その取付け片12にソケット
13が取りつけられる。ソケット13の背面より突出し
た突起14が取付け片12の穴15に挿入係合され、ま
た取付け片12に形成された穴16を通じてねじ17が
ソケット13の背面に形成されたねじ穴18にねじ込ま
れて、ソケット13が取付け片12に固定される。ソケ
ット13の前面の電極保持部19には一対の小孔が形成
され、これら小孔の内面はそれぞれ電極21が取りつけ
られ、その電極21に蛍光管22のピン端子が挿入され
て電気的に接続されると共に機械的に保持される。この
際その接続を確実に行うため、また抜き差しを行うため
電極保持部19はソケット13の本体内に出入自在とさ
れ、弾性的に外側へ偏倚されている。また取付け片12
は金属板で形成されて、弾性的に変形し、蛍光管22の
長手方向において、その両側のソケットの間隔を広げる
ことができるようにされている。突起14とねじ17と
の配列方向は、ケース11の取付け片12の取付けられ
た内面とほぼ垂直とされ、かつその内面にねじ17より
突起14が近くに位置している。この構成により突起1
4とねじ17とによりソケット13の姿勢が決まり、ま
た一対の電極21の配列方向は前記ケースの内面とほぼ
平行となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来においてはソケッ
ト13を取付け片12にねじ17により取付けているた
め、取付け作業が面倒であり、またねじ止めするための
作業空間が取付け片12のソケット13と反対側に必要
であり、例えば点線のようにケース11の側板11aと
取付け片12との間隔が狭い場合は、ねじ17をソケッ
ト13にねじ止めすることはできなくなる。
【0004】また、このソケット13はその突起14と
ねじ穴18との配列方向が一対の電極21の配列方向よ
りも長く、従ってケース11の奥行きが、つまり深さが
深くなる。この深さを小さくするため、電極21の配列
方向をケース11の前記取付け内面とほぼ垂直に取りつ
けると、上記のように取付け片12を変位してソケット
を取り出そうとするときに、電極保持部19がソケット
本体に対して傾き、一対の電極21の一方が他方よりも
ソケット本体から突出し、蛍光管を外すことができなく
なる恐れがあり、このような電極21の配列方向を取付
け内面と垂直とする取付け構造とすることはできなく、
ケース11の奥行きが大きなものとなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、蛍光
管が内部に取付けられるケースに取付け面が設けられ、
その取付け面にこれと対向した押え片が片持ちで取付け
られ、その押え片と取付け面との間にソケットが介在さ
れ、その際にソケットの電極保持部に押え片が外接、ま
た弾性的に接触される。また、ソケットの背面より突出
した突起が取付け面に形成された穴に挿入係合され、か
つ、取付け面より突出された小突起がソケットの背面に
形成された穴に挿入係合される。
【0006】さらに、そのソケットに対し押え片の固定
部と反対側において、取付け面から係合片が突出され、
係合片がソケットのリード線導出部側の縁部と係合され
る。
【0007】
【実施例】図1乃至図4を参照してこの発明の実施例を
説明する。この実施例においてはケース11は蛍光管2
2を収容する部分と同時にスイッチ、ランプなどの各種
電子部品を搭載する部品搭載部25が設けられている場
合である。ケース11内において取付け面26、27が
設けられる。この例においては蛍光灯収容部と部品搭載
部25との間において、取付け面26がケース11の開
放面と垂直にケース11に一体に立てられ、この取付け
面26と対向してケース11の側板の一部が取付け面2
7とされた場合である。この取付け面26、27の対向
面にそれぞれソケット13が取付けられて、これら間に
蛍光管22が取付けられる。取付け面26、27に対す
るソケット13の取付け構造は同一であるので、以下取
付け面27にソケット13を取付ける構造を説明する。
【0008】図3、図4に示すように取付け面27にこ
れと平行した押え片28が片持ちで取付けられる。即
ち、取付け面27と垂直に立ち上がった後、直角に折り
曲げられて取付け面27と平行した押え片28が設けら
れる。この例では、ケース11の開放面29と平行に押
え片28が延長されている。また、押え片28の遊端部
は両側から幅が狭められた幅狭部28aとされている。
その幅狭部28aは取付け面27側が削られて薄くされ
ている。押え片28はケース11とともに、例えば樹脂
材で一体の成形品として作られ、その押え片28の遊端
部を、弾性的に変形して取付け面27側に近づけること
ができるようにされている。
【0009】押え片28と取付け面27との間にソケッ
ト13が介在される。その際ソケット13の電極保持部
19は押え片28と対接され、又は弾性的に押さえられ
る。これによりソケット13自体が取付け面27に保持
される。ソケット13の背面に一体に突出している突起
14が、取付け面27に形成された穴31に挿入係合さ
れてほぼ位置決めされ、かつ、取付け面27より一体に
突出された小突起32がソケット13の背面に形成され
た穴、この例ではねじ穴18内に挿入係合されて位置決
めされる。これによりソケット13は予め決められた姿
勢で取付け面27に取付けられることになる。この際
に、押え片28の幅狭部28aが電極保持部19上の一
対の電極21のほぼ真ん中部分で電極保持部19と対接
し、電極21に対して蛍光管22の端子ピンの挿入を行
うことができるようにされる。なお押え片28の固定端
と、小突起32と、突起14とはほぼ一直線上にあり、
かつ、この側でその順に配列されている。
【0010】更にこの実施例では、ソケット13に対
し、押え片28の固定端と反対側において係合片33が
取付け面27から突出され、係合片33はソケット13
のリード線導出側縁部34と係合してソケット13が抜
け出ないように確実に取付け面27に保持されている。
この場合、係合片33の端縁に小爪が形成され、その小
爪でリード線導出側縁部34の前面が押さえられてい
る。
【0011】蛍光管22をこの一対のソケット13に取
付けるには、その蛍光管の端子ピン側を一方のソケット
の電極21に挿入して、かつ、その押え片28を取付け
面側に押しつけて弾性的に変形して、電極保持部19を
ソケット本体内に十分引っ込め、その状態で他方の端子
ピンを、他方のソケットの電極21に挿入して、蛍光管
22から放せばよい。蛍光管22を抜くときも、同様に
蛍光管22を一方の取付け面側に押して、その押え片2
8を弾性変形させて、他方のソケットから蛍光管の端子
ピンを抜き出せばよい。
【0012】上述においては押え片28の長手方向をケ
ース11の開放面29と平行としたが、必ずしもそのよ
うにする必要はなく、垂直方向としてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によればソ
ケット13を片持ちの押え片28で取付け面に挟み保持
するものであり、押え片28の遊端部側からソケット1
3をその押え片28の固定端側に挿入し、小突起32と
ねじ穴18とを係合させるとともに、突起14を穴31
内に係合させれば良く、その取付け作業がすこぶる簡単
である。係合片33を設ける時はソケットの取付けがい
っそう確実になる。係合片33を設けない場合において
はソケットの挿入は必ずしも押え片の遊端部側からでな
く、横側から取付けることもできる。このようにねじ止
め操作がなく、作業性がよく、また取付け面のソケット
13と反対側に空間がなく、つまり、この例のように部
品搭載部があって、その搭載部品のためねじ止めできな
いような場合でもソケットを取付けることができる。
【0014】またこの実施例のように、押え片28の延
長方向をケース開放面29とほぼ平行とさせる場合は、
ソケットの電極保持部の電極配列がケース開放面29と
ほぼ垂直となり、つまりソケット13の長手方向がケー
ス開放面29と平行となり、従って、それだけケース1
1の奥行き、つまり深さを従来よりも短くすることが可
能となる。しかも蛍光管を取り外す際に従来のように取
付け板を偏倚して行うものでないから、電極保持部の片
側が伸び引っ込むような状態がなく、取り外し操作も確
実に行うことができる。
【0015】上記実施例のように小突起32を穴31よ
りも押え片28の固定端側に位置させ、その小突起32
を突起14よりも小さくすることによって、ソケット1
3を押え片28と取付け面内に挿入係合させることを容
易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】この発明の要部を拡大した断面図。
【図5】Aは従来の蛍光灯用ソケットの取付け構造の一
部を示す断面図、Bはそのソケットの正面図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光管が内部に取付けられるケースに取
    付け面が設けられ、遊端部が弾性的に変形して上記取付
    け面に近づく押え片が上記取付け面に片持ちで取りつけ
    られ、出し入れ自在とされて弾性的に外側に偏倚された電極保
    持部を有するソケットが、上記押え片と上記取付け面と
    の間に介在されて、上記電極保持部が上記押え片と対接
    されて弾性的に押さえられ、 上記ソケットの背面より突出したピンが上記取付け面に
    形成された穴に挿入係合され、 上記取付け面より突出した小突起が上記ソケットの背面
    の穴に挿入係合されている蛍光灯用ソケット取付け構
    造。
  2. 【請求項2】 上記ソケットに対して上記押え片の取付
    け面固定部と反対側において、上記取付け面から係合片
    が突出され、その係合片が上記ソケットのリード線導出
    縁部と係合されていることを特徴とする請求項1記載の
    蛍光灯用ソケット取付け構造。
  3. 【請求項3】 上記取付け面は上記ケースの開放面とほ
    ぼ垂直であり、上記押え片の延長方向は上記開放面とほ
    ぼ平行していることを特徴とする請求項1または2記載
    の蛍光灯用ソケット取付け構造。
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