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JP3508530B2 - カルバメートの製造法 - Google Patents

カルバメートの製造法

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Publication number
JP3508530B2
JP3508530B2 JP03162998A JP3162998A JP3508530B2 JP 3508530 B2 JP3508530 B2 JP 3508530B2 JP 03162998 A JP03162998 A JP 03162998A JP 3162998 A JP3162998 A JP 3162998A JP 3508530 B2 JP3508530 B2 JP 3508530B2
Authority
JP
Japan
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group
carbonate
mol
monoamine
aryl group
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Application number
JP03162998A
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JPH10287639A (ja
Inventor
勝正 原田
良二 杉瀬
公一 柏木
綱男 松浦
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジアリールカーボ
ネートからカルバメートを高収率で製造する方法に関す
る。カルバメートは、医薬、農薬又はその合成原料、そ
して各種ファインケミカルズ又はその合成原料として、
更にアルコール類の分析試剤などとして広範な用途を有
する有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】ジアリールカーボネートとアミンをカル
ボン酸の存在下で反応させてカルバメートを製造する方
法として、ジフェニルカーボネートと芳香族アミンをト
リフロオロ酢酸又はプロピオン酸の存在下で反応させる
方法〔Tetrahedron,51,8073(19
95)〕が知られているが、この方法には反応速度が遅
く、生産性が悪いという問題がある。また、有機リン酸
触媒も使用されているが、有機リン酸触媒は非常に高価
であり工業的な触媒としては問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ジアリール
カーボネートとアミン(特に芳香族モノアミンや立体的
にかさ高いモノアミン)をカルボン酸の存在下で反応さ
せてカルバメートを製造する方法において、対応するカ
ルバメートを高反応速度及び高生産性で製造できる方法
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、ジアリ
ールカーボネートとN位に少なくとも1つの水素原子を
有するモノアミンとを、一般式(I)で示されるカルボ
ン酸の存在下、ジアリールカーボネートの仕込み濃度が
0.5モル/L以上、モノアミンの仕込み濃度が0.5
モル/L以上、カルボン酸の仕込み濃度が0.005モ
ル/L以上で反応させることを特徴とするカルバメート
の製造法によって解決される。
【0005】
【化4】 (式中、R1 は1級アルキル基を表す。)
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で使用されるジアリールカ
ーボネートとしては、少なくとも1個の同一又は異なる
置換基を有していてもよい、同一のアリール基又は異な
るアリール基を有するジアリールカーボネートが挙げら
れる。この置換基としては、例えば、炭素数1〜12の
アルキル基(メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基等)、炭素数7〜15のアラルキル基(ベンジル基、
フェネチル基等)、炭素数6〜14のアリール基(フェ
ニル基、トリル基等)、炭素数1〜12のアルコキシ基
(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基、トリフルオロメトキシ基等)、炭素数1〜12のチ
オアルコキシ基(チオメトキシ基、チオエトキシ基
等)、炭素数6〜14のアリールオキシ基(フェノキシ
基等)、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原
子等)、ニトロ基、水酸基、シアノ基、ジアルキルアミ
ノ基(ジメチルアミノ基等)などが挙げられる。
【0007】前記の置換基を有していてもよいアリール
基としては、例えば、フェニル基、、ナフチル基、アン
トラニル基、トリル基、キシリル基、エチルフェニル
基、プロピルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニル
フェニル基、ドデシルフェニル基、ビフェニリル基、メ
トキシフェニル基、ジメトキシフェニル基、ブトキシフ
ェニル基、フェノキシフェニル基、クロロフェニル基、
ジクロロフェニル基、トリクロロフェニル基、ペンタク
ロロフェニル基、ブロモフェニル基、ジブロモフェニル
基、トリブロモフェニル基、ペンタブロモフェニル基、
ニトロフェニル基、ジニトロフェニル基、ヒドロキシフ
ェニル基、シアノフェニル基、ジメチルアミノフェニル
基が挙げられる。なお、これらのアリール基はo−、m
−、p−、n−、i−、s−、t−等の各異性体を含
む。
【0008】本発明で使用されるジアリールカーボネー
トとして、例えば、無置換の同一のアリール基を有する
ジアリールカーボネートとして、ジフェニルカーボネー
ト、ジ−1−ナフチルカーボネート、ジ−2−ナフチル
カーボネート、ジ−9−アントリルカーボネート等が挙
げられ、炭素数1〜12のアルキル基で置換された同一
のアリール基を有するジアリールカーボネートとして、
ビス(2−トリル)カーボネート、ビス(3−トリル)
カーボネート、ビス(4−トリル)カーボネート、ビス
〔4−(tert−ブチル)フェニル〕カーボネート、
ビス(4−オクチルフェニル)カーボネート、ビス(4
−ノニルフェニル)カーボネート、ビス(4−ドデシル
フェニル)カーボネート等が挙げられる。
【0009】炭素数6〜14のアリール基で置換された
同一のアリール基を有するジアリールカーボネートとし
ては、ビス(4−ビフェニリルフェニル)カーボネート
等が挙げられ、炭素数1〜12のアルコキシ基で置換さ
れた同一のアリール基を有するジアリールカーボネート
としては、ビス(2−メトキシフェニル)カーボネー
ト、ビス(3−メトキシフェニル)カーボネート、ビス
(4−メトキシフェニル)カーボネート、ビス(3−ブ
トキシフェニル)カーボネート、ビス(4−ブトキシフ
ェニル)カーボネート、ビス(3,5−ジメトキシフェ
ニル)カーボネート等が挙げられ、炭素数6〜14のア
リールオキシ基で置換された同一のアリール基を有する
ジアリールカーボネートとしては、ビス(4−フェノキ
シフェニル)カーボネート等が挙げられる。
【0010】ハロゲン原子で置換された同一のアリール
基を有するジアリールカーボネートとしては、ビス(2
−クロロフェニル)カーボネート、ビス(3−クロロフ
ェニル)カーボネート、ビス(4−クロロフェニル)カ
ーボネート、ビス(2,4−ジクロロフェニル)カーボ
ネート、ビス(2,6−ジクロロフェニル)カーボネー
ト、ビス(2,4,5−トリクロロフェニル)カーボネ
ート、ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)カーボ
ネート、ビス(ペンタクロロフェニル)カーボネート、
ビス(4−ブロモフェニル)カーボネート等が挙げられ
る。
【0011】ニトロ基で置換された同一のアリール基を
有するジアリールカーボネートとしては、ビス(2−ニ
トロフェニル)カーボネート、ビス(3−ニトロフェニ
ル)カーボネート、ビス(4−ニトロフェニル)カーボ
ネート、ビス(2,4−ジニトロフェニル)カーボネー
ト等が挙げられる。
【0012】また、異なるアリール基を有するジアリー
ルカーボネートとしては、無置換のアリール基と炭素数
1〜12のアルキル基で置換されたアリール基とを有す
るジアリールカーボネートとして、3−トリル(フェニ
ル)カーボネート、4−トリル(フェニル)カーボネー
ト等が挙げられ、無置換のアリール基と炭素数7〜15
のアラルキル基で置換されたアリール基とを有するジア
リールカーボネートとして、4−ベンジルフェニル(フ
ェニル)カーボネート等が挙げられ、
【0013】無置換のアリール基と炭素数1〜12のア
ルコキシ基で置換されたアリール基とを有するジアリー
ルカーボネートとして、4−メトキシフェニル(フェニ
ル)カーボネート、4−エトキシ−1−ナフタレニルフ
ェニルカーボネート等が挙げられ、無置換のアリール基
と炭素数1〜12のチオアルコキシ基で置換されたアリ
ール基とを有するジアリールカーボネートとして、4−
メチルチオフェニル(フェニル)カーボネート等が挙げ
られ、無置換のアリール基と炭素数6〜14のアリール
オキシ基で置換されたアリール基とを有するジアリール
カーボネートとして、4−フェノキシフェニル(フェニ
ル)カーボネート等が挙げられ、
【0014】無置換のアリール基とハロゲン原子で置換
されたアリール基とを有するジアリールカーボネートと
して、2−クロロフェニル(フェニル)カーボネート、
4−クロロフェニル(フェニル)カーボネート等が挙げ
られ、無置換のアリール基とニトロ基で置換されたアリ
ール基とを有するジアリールカーボネートとして、3−
ニトロフェニル(フェニル)カーボネート、4−ニトロ
フェニル(フェニル)カーボネート、2,4−ジニトロ
フェニル(フェニル)カーボネート、3,4−ジニトロ
フェニル(フェニル)カーボネート等が挙げられ、無置
換のアリール基と水酸基で置換されたアリール基とを有
するジアリールカーボネートとして、3−ヒドロキシフ
ェニル(フェニル)カーボネート、4−ヒドロキシフェ
ニル(フェニル)カーボネート等が挙げられる。
【0015】その他に、4−メトキシフェニル−4’−
ニトロフェニルカーボネート、4−シアノフェニル−
4’−ニトロフェニルカーボネート、4−チオメトキシ
フェニル−4’−ニトロフェニルカーボネート、2−ク
ロロフェニル−4’−ニトロフェニルカーボネート等が
挙げられ、更に2−ジメチルアミノフェニル(フェニ
ル)カーボネート、2−ブロモ−4−シアノ−6−ニト
ロフェニル(フェニル)カーボネート、ペンタブロモフ
ェニル−2’,4’,6’−トリブロモフェニルカーボ
ネート等も挙げられる。
【0016】これらのジアリールカーボネートの中で
は、同一のアリール基を有するカーボネートが好適であ
る。その中でも、ジフェニルカーボネート、ビス(2−
トリル)カーボネート、ビス(4−クロロフェニル)カ
ーボネート、ビス(4−ニトロフェニル)カーボネー
ト、ビス(3,5−ジメトキシフェニル)カーボネート
が好ましく、更にはジフェニルカーボネートが最も好ま
しい。
【0017】本発明で使用されるモノアミンとしては、
化学構造式(II)又は(III) で示される化合物が好適に
挙げられる。
【化5】 (式中、R2 はアラルキル基、アリール基、又は複素環
基を表す。)
【0018】
【化6】 (式中、R3 、R4 はアルキル基、アラルキル基、アリ
ール基、又は複素環基を表す。)
【0019】化学構造式(II)において、R2 は、炭素
数7〜15のアラルキル基(ベンジル基、フェネチル基
等)、炭素数6〜14のアリール基(フェニル基等)、
又は複素環基(ピリジル基等)を表す。これらのアラル
キル基、アリール基、複素環基は、更にアルキル基、ア
リール基、アルコキシ基、チオアルコキシ基、アリール
オキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基等を置換
基として少なくとも1個有していてもよい。
【0020】また、化学構造式(III) において、R3
4 は炭素数1〜15のアルキル基(メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基等)、炭素数7〜15のアラ
ルキル基(ベンジル基、フェネチル基等)、炭素数6〜
14のアリール基(フェニル基等)、又は複素環基(ピ
リジル基等)を表す。これらのアルキル基、アリール
基、複素環基は、更にアルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、
シアノ基等を置換基として少なくとも1個有していても
よい。なお、R3 、R4 は同一であっても異なっていて
もよいが、いずれかがアリール基の場合には、他方はア
リール基でないことが好ましい。また、R 3 、R4 は連
結して環構造を形成していてもよい。
【0021】化学構造式(II)で示されるモノアミンと
しては、例えば、以下のような化合物が挙げられる。R
2 が前記のアラルキル基であるモノアミンとしては、ベ
ンジルアミン、フェネチルアミン、ナフチルエチルアミ
ン等が挙げられる。
【0022】R2 が前記のアリール基であるモノアミン
としては、アニリン、1−ナフチルアミン、2−ナフチ
ルアミン等のR2 が無置換のアリール基であるものや、
2−トルイジン、3−トルイジン、4−トルイジン、
2,3−ジメチルアニリン、2,4−ジメチルアニリ
ン、2,5−ジメチルアニリン、2,6−ジメチルアニ
リン、3,4−ジメチルアニリン、3,5−ジメチルア
ニリン、2−エチルアニリン、3−エチルアニリン、4
−エチルアニリン、2,3−ジエチルアニリン、2,4
−ジエチルアニリン、2,5−ジエチルアニリン、2,
6−ジエチルアニリン、3,4−ジエチルアニリン、
3,5−ジエチルアニリン、4−イソプロピルアニリ
ン、2−エチル−6−メチルアニリン、2−トリフルオ
ロメチルアニリン、3−トリフルオロメチルアニリン、
4−トリフルオロメチルアニリン等のR2 がアルキル基
を置換基として有するアリール基であるものや、
【0023】2−アミノジフェニル、3−アミノジフェ
ニル、4−アミノジフェニル等のR 2 がアリール基を置
換基として有するアリール基であるものや、2−アニシ
ジン、3−アニシジン、4−アニシジン、2,3−ジメ
トキシアニリン、2,4−ジメトキシアニリン、2,5
−ジメトキシアニリン、2,6−ジメトキシアニリン、
3,4−ジメトキシアニリン、3,5−ジメトキシアニ
リン、2−メトキシ−5−メチルアニリン、4−エトキ
シアニリン等のR2 がアルコキシ基を置換基として有す
るアリール基であるものや、2−メチルチオアニリン、
3−メチルチオアニリン、4−メチルチオアニリン等の
2 がチオアルコキシ基を置換基として有するアリール
基であるものや、2−アミノジフェニルエーテル、4−
アミノジフェニルエーテル等のR2 がアリールオキシ基
を置換基として有するアリール基であるものや、
【0024】2−フルオロアニリン、3−フルオロアニ
リン、4−フルオロアニリン、2,3−ジフルオロアニ
リン、2,4−ジフルオロアニリン、2,5−ジフルオ
ロアニリン、2,6−ジフルオロアニリン、3,4−ジ
フルオロアニリン、3,5−ジフルオロアニリン等のR
2 がフッ素原子を置換基として有するアリール基である
ものや、2−クロロアニリン、3−クロロアニリン、4
−クロロアニリン、2,3−ジクロロアニリン、2,4
−ジクロロアニリン、2,5−ジクロロアニリン、2,
6−ジクロロアニリン、3,4−ジクロロアニリン、
3,5−ジクロロアニリン、2,4,5−トリクロロア
ニリン、2,4,6−トリクロロアニリン等のR2が塩
素原子を置換基として有するアリール基であるものや、
【0025】2−ブロモアニリン、3−ブロモアニリ
ン、4−ブロモアニリン、2,3−ジブロモアニリン、
2,4−ジブロモアニリン、2,5−ジブロモアニリ
ン、2,6−ジブロモアニリン、3,4−ジブロモアニ
リン、3,5−ジブロモアニリン、2,4,5−トリブ
ロモアニリン、2,4,6−トリブロモアニリン等のR
2が臭素原子を置換基として有するアリール基であるも
のや、3−ニトロアニリン、4−ニトロアニリン等のR
2 がニトロ基を置換基として有するアリール基であるも
のや、3−シアノアニリン、4−シアノアニリン等のR
2 がシアノ基を置換基として有するアリール基であるも
のや、
【0026】2−クロロ−6−メチルアニリン、3−ク
ロロ−2−メチルアニリン、3−クロロ−4−メチルア
ニリン、4−クロロ−2−メチルアニリン、5−クロロ
−2−メチルアニリン、2−クロロ−5−トリフルオロ
メチルアニリン、4−クロロ−2−トリフルオロメチル
アニリン、4−クロロ−2,5−ジメチルアニリン、4
−ブロモ−2−トリフルオロメチルアニリン等のR2
アルキル基とハロゲン原子を置換基として有するアリー
ル基であるものや、3−クロロ−2−メトキシアニリ
ン、4−クロロ−2−メトキシアニリン、5−クロロ−
2−メトキシアニリン、5−クロロ−2,4−ジメトキ
シアニリン等のR2 がアルコキシ基とハロゲン原子を置
換基として有するアリール基であるものや、
【0027】2−メチル−4−ニトロアニリン、4−メ
チル−3−ニトロアニリン、2−メトキシ−4−ニトロ
アニリン、2−メトキシ−5−ニトロアニリン、4−フ
ルオロ−2−ニトロアニリン、2−クロロ−4−ニトロ
アニリン、4−クロロ−3−ニトロアニリン、2−シア
ノ−4−メチル−6−ニトロアニリン等のR2 がニトロ
基とその他にアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子、及びシアノ基から選ばれる置換基の少なくとも一つ
を置換基として有するアリール基であるものが挙げられ
る。
【0028】R2 が前記の複素環基であるモノアミンと
しては、2−アミノ−3−エトキシルボニル−4−フェ
ニルピロール等のR2 がピロリル基であるものや、2−
アミノ−1−メチルインドール、3−アミノ−5−エト
キシ−2−フェニルインドール等のR2 がインドリル基
であるものや、
【0029】2−アミノピリジン、3−アミノピリジ
ン、4−アミノピリジン、5−アミノ−2−クロロピリ
ジン、2−アミノ−3−クロロ−5−トリフルオロメチ
ルピリジン、6−アミノ−2,4−ルチジン、2−アミ
ノ−3−ピコリン等のR2 がピリジル基であるものや、
2−アミノキノリン、4−アミノ−2−メチルキノリ
ン、5−アミノ−8−ヒドロキシキノリン、8−アミノ
キナルジン等のR2 がキノリル基であるものや、3−ア
ミノイソキノリン、4−アミノイソキノリン等のR2
イソキノリル基であるものや、9−アミノアクリジン、
9−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロアクリジン
等のR2 がアクリジニル基であるものや、3−アミノ−
5,6−ジメチル−1,2,4−トリアジン等のR2
トリアジニル基であるものや、
【0030】5−アミノイミダゾール、4−アミノ−5
−カルボエトキシ−1−(4−メトキシフェニル)イミ
ダゾール等のR2 がイミダゾリル基であるものや、5−
アミノ−1−エチルピラゾール、5−アミノ−1−フェ
ニルピラゾール、5−アミノ−3−メチル−1−フェニ
ルピラゾール、3−アミノ−5−メチルピラゾール、5
−アミノ−3−メチル−1−p−トリルピラゾール等の
2 がピラゾリル基であるものや、1−アミノベンゾト
リアゾール、1−アミノ−4,5−ジフェニルトリアゾ
ール等のR2 がトリアゾリル基であるものや、5−アミ
ノテトラゾール、1−アミノ−5−ブチルテトラゾール
等のR2 がテトラゾリル基であるものや、
【0031】2−アミノピリミジン、2−アミノ−4−
クロロ−6−メチルピリミジン、2−アミノ−4,6−
ジクロロピリミジン、2−アミノ−4,6−ジヒドロキ
シピリミジン、2−アミノ−4,6−ジメトキシピリミ
ジン、2−アミノ−4−メチル−6−メトキシピリミジ
ン、2−アミノ−4,6−ジメチルピリミジン等のR 2
がピリミジル基であるものや、
【0032】2−アミノチアゾール、2−アミノ−4,
5−ジメチルチアゾール、2−アミノ−5−ニトロチア
ゾール等のR2 がチアゾリル基であるものや、5−アミ
ノ−3−メチルイソチアゾール、5−アミノ−4−ブロ
モ−3−メチルイソチアゾール等のR2 がイソチアゾリ
ル基であるものや、2−アミノベンゾチアゾール、2−
アミノ−6−メチルベンゾチアゾール、2−アミノ−6
−メトキシベンゾチアゾール、2−アミノ−6−エトキ
シベンゾチアゾール、2−アミノ−4−クロロベンゾチ
アゾール、6−アミノ−2−メルカプトベンゾチアゾー
ル等のR2 がベンゾチアゾリル基であるものや、2−ア
ミノ−5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール、
2−アミノ−5−メチル−1,3,4−チアジアゾール
等のR2 がチアジアゾリル基であるものや、
【0033】2−アミノフラン、メチル−5−アミノ−
2−フロエート等のR2 がフラニル基であるものや、3
−アミノジベンゾフラン、3−アミノ−2−メトキシジ
ベンゾフラン等のR 2 がベンゾフラニル基であるもの
や、3−アミノクマリン、4−アミノクマリン、7−ア
ミノ−4−メチルクマリン等のR2 がクマリニル基であ
るものや、
【0034】5−アミノイソオキサゾール、5−アミノ
−3−メチルイソオキサゾール等のR2 がイソオキサゾ
リル基であるものや、2−アミノベンゾオキサゾール、
2−アミノ−5−クロロベンゾオキサゾール等のR2
ベンゾオキサゾリル基であるものなどが挙げられる。
【0035】化学構造式(III) で示されるモノアミンと
しては、例えば、以下のような化合物が挙げられる。R
3 、R4 が前記のアルキル基であるモノアミンとして、
ジイソプロピルアミン、ジ−s−ブチルアミン、ジ−2
−アミルアミン、ジ−2−ヘキシルアミン、ジ−2−オ
クチルアミン、N−t−ブチルイソプロピルアミン、N
−イソプロピル−1,5−ジメチルヘキシルアミン、N
−t−ブチルシクロヘキシルアミン、ジシクロペンチル
アミン、ジシクロヘキシルアミン、ジシクロヘプチルア
ミン、4,4’−ジメチルジシクロヘキシルアミン等が
挙げられ、
【0036】R3 、R4 が前記のアラルキル基であるモ
ノアミンとして、ジベンジルアミン、ジフェネチルアミ
ン、4,4’−ジメチルジベンジルアミン、ビス(2,
4−ジメトキシベンジル)アミン、N−ベンジル−α−
(3−メトキシフェニル)フェネチルアミン、ジピペロ
ニルアミン、ジ−1−インダニルアミン等が挙げられ、
【0037】R3 、R4 が前記のアルキル基及びアラル
キル基であるモノアミンとして、N−ベンジルメチルア
ミン、N−ベンジルエチルアミン、N−ベンジルイソプ
ロピルアミン、N−ベンジル−t−ブチルアミン、N−
ベンジルシクロプロピルアミン、N−(2−クロロエチ
ル)ベンジルアミン、3−ベンジルアミノプロピオニト
リル、N−(4−クロロベンジル)メチルアミン、N−
エチル−4−メトキシベンジルアミン、N−イソプロピ
ル−2−クロロ−6−フルオロベンジルアミン、N−
(3−メトキシプロピル)−3,4,5−トリメトキシ
ベンジルアミン、N−シクロプロピルベラトリルアミ
ン、1,2−ジフェニルエチル−N−メチルアミン、α
−(3,4−ジメトキシフェニル)−N−メチルフェネ
チルアミン等が挙げられ、
【0038】R3 、R4 が前記のアルキル基及びアリー
ル基であるモノアミンとして、N−メチルアニリン、N
−エチルアニリン、N−プロピルアニリン、N−ブチル
アニリン、N−シクロヘキシルアニリン、N−アリルア
ニリン、N−エチル−3−トルイジン、N−エチル−
2,3−キシリジン、N−メチル−4−アニシジン、
3,4−メチレンジオキシ−N−エチルアニリン、N−
メチル−4−クロロアニリン、N−メチル−4−フルオ
ロアニリン、N−エチルナフチルアミン等が挙げられ
る。
【0039】また、R3 、R4 が連結して環構造を形成
しているモノアミンとしては、3,5−ジメチルモルホ
リン、2,5−ジメチルピロリジン、2,6−ジメチル
ピロリジン、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン、1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン、1,2,3,4−テトラヒドロキノリ
ン、ベンゾチアゾリン、2,3−ジヒドロインドール、
2−t−ブチル−3−(4−クロロフェニル)アジリジ
ン等のN位に1個の水素原子を有する含窒素複素環化合
物が挙げられる。
【0040】本発明では、一般式(I)で示されるカル
ボン酸の存在下で、ジアリールカーボネートとモノアミ
ンとの反応が行われる。
【化7】 (式中、R1 は1級アルキル基を表す。ここで、1級ア
ルキル基とは、アルキル基を構成する炭素原子のうち、
カルボキシル基に結合する炭素原子が少なくとも2個の
水素原子を有しているものを言い、好ましくは炭素数1
〜15のものである。)
【0041】本発明で使用される前記のカルボン酸とし
ては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、
イソ吉草酸等のR1 が1級アルキル基である炭素数2〜
16の脂肪族カルボン酸が挙げられる。カルボン酸は単
独で使用しても複数で使用してもよく、またモノアミン
類との塩の形態で使用しても差し支えない。
【0042】ジアリールカーボネートとモノアミンとの
反応は、例えば、反応器に前記のジアリールカーボネー
ト、モノアミン及びカルボン酸を所定量仕込み、更に必
要に応じて反応溶媒を添加して、非常に温和な条件で行
われる。このとき、反応温度は原料化合物や反応溶媒に
より異なるが、10〜200℃、特に15〜150℃で
あることが好ましい。反応圧力は常圧、加圧、減圧のい
ずれの条件でもよく、特に制限されない。なお、反応は
攪拌しながら行うことが好ましいが、特に制限されるも
のではない。反応溶媒は、特に反応液全体が固化するよ
うな場合など、操作性をよくするために使用することが
好ましい。
【0043】前記の反応において、ジアリールカーボネ
ートの仕込み濃度は0.5モル/L(リットル)以上、
特に0.5〜4.9モル/L、更には0.6〜4.5モ
ル/Lであることが好ましい。特に、ジアリールカーボ
ネートが電子吸引性のアリール基を持たない場合、その
仕込み濃度は0.7モル/L以上、特に0.7〜4.9
モル/L、更には0.8〜4.5モル/Lであることが
好ましい。ジアリールカーボネートの仕込み濃度が低く
なると反応速度が低下して好ましくない。
【0044】モノアミンの仕込み濃度は0.5モル/L
(リットル)以上、特に0.5〜9.5モル/L、更に
は0.6〜9.0モル/Lであることが好ましい。特
に、ジアリールカーボネートが電子吸引性のアリール基
を持たない場合、モノアミンの仕込み濃度は0.7モル
/L以上、特に0.7〜9.5モル/L、更には0.8
〜9.0モル/Lであることが好ましい。モノアミンの
仕込み濃度が低くなると反応速度が低下して好ましくな
い。なお、モノアミンは、ジアリールカーボネートに対
して0.1〜19倍モル、特に0.3〜3倍モル、更に
は0.5〜2倍モル仕込むことが好ましい。
【0045】カルボン酸の仕込み濃度は0.005モル
/L(リットル)以上、特に0.005〜14モル/
L、更には0.08〜14モル/Lであることが好まし
い。なお、カルボン酸は、ジアリールカーボネートに対
して0.002〜28倍モル、好ましくは0.005〜
5倍モル、更に好ましくは0.008〜2倍モル、特に
好ましくは0.01〜1.5倍モル仕込まれる。
【0046】反応溶媒は、原料のジアリールカーボネー
トやモノアミン、生成物のカルバメート、及びカルボン
酸に対して不活性であるか又は反応性が低いものであれ
ば、特に制限されるものではない。但し、反応溶媒は、
前記のジアリールカーボネート、モノアミン及びカルボ
ン酸の仕込み濃度を満たす範囲内で使用される。 反応
溶媒の使用量は、例えば、ジアリールカーボネート1重
量部に対して0〜6.8重両部、特に0〜6.0重量
部、更には0〜5重量部であることが好ましい。なお、
反応溶媒は単独で使用しても、複数を混合して使用して
もよい。
【0047】反応溶媒としては、例えば、脂肪族アルコ
ール類(メタノール、エタノール、n−プロパノール、
i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール
等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ペンタン、石油エ
ーテル、リグロイン、シクロドデカン、デカリン等)、
芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼン、イソプロピルベンゼン、ブチルベンゼ
ン、シクロヘキシルベンゼン、テトラリン、クロロベン
ゼン、o−ジクロロベンゼン、メチルナフタレン、クロ
ロナフタレン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、アニソー
ル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジ
エチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等)、ニト
リル類(アセトニトリル、プロピオニトリル、アジポニ
トリル、ベンゾニトリル等)、脂肪族ハロゲン化炭化水
素類(塩化メチレン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、1,2−ジクロロプロパン、1,4−ジクロロ
ブタン等)、アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド等)、ニトロ化合物類(ニトロメタン、
ニトロベンゼン等)、フェノール類(フェノール、クレ
ゾール等)や、N−メチルピロリジノン、N,N−ジメ
チルイミダゾリジノン、ジメチルスルホキシドなどが反
応溶媒として使用される。
【0048】反応溶媒では、脂肪族炭化水素類、芳香族
炭化水素類、エーテル類、脂肪族ハロゲン化炭化水素
類、ニトロ化合物が好ましいが、中でも脂肪族炭化水素
類、芳香族炭化水素類、ニトロ化合物、更には脂肪族炭
化水素類、芳香族炭化水素類が特に好ましい。脂肪族炭
化水素類や芳香族炭化水素類を反応溶媒に使用した場
合、生成したカルバメートが反応終了後に反応液から析
出するため、高純度のカルバメートを非常に容易に分離
することができる。
【0049】反応終了後、例えば、反応液を酸洗浄して
未反応のモノアミンを除去し、更に必要であればアルカ
リ洗浄してカルボン酸等を除去した後、反応液を濃縮し
て未反応のジアリールカーボネートや反応溶媒等を除去
することによって、生成したカルバメートが分離され
る。このとき、必要に応じて、濾過又は遠心分離を行っ
てもよい。また、反応終了後にカルバメートが反応液中
に析出している場合は、高純度のカルバメートが濾過又
は遠心分離によって容易に分離される。得られたカルバ
メートは、必要に応じて、再結晶、蒸留、昇華又はカラ
ムクロマトグラフィー等により更に精製される。
【0050】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明する。なお、選択率及び収率はジアリールカ
ーボネートに対してモル基準で求めた。
【0051】実施例1 内容積5mlのガラス製反応器に、ジフェニルカーボネ
ート(0.01モル:3.2モル/L)、アニリン
(0.012モル:3.8モル/L)及び酢酸(0.0
02モル:0.6モル/L)を加えた後、常圧下、バス
温85℃で5時間加熱攪拌した。反応後、高速液体クロ
マトグラフィーにより分析を行ったところ、N−フェニ
ルカルバミン酸フェニルの選択率が99.3%、収率が
94.9%であり、5時間で9.49ミリモルのN−フ
ェニルカルバミン酸フェニルが生成した。
【0052】実施例2〜4 酢酸を表1記載のカルボン酸(0.002モル:0.6
モル/L)に代え、反応時間及び反応温度を表1記載の
ように変えたほかは、実施例1と同様に反応と分析を行
った。その結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】比較例1 酢酸の仕込み量を0.000013モル(0.004モ
ル/L)に変え、トルエン(0.12ml)を加えたほ
かは、実施例1と同様に反応と分析を行った。その結
果、N−フェニルカルバミン酸フェニルの選択率が9
8.5%、収率が64.5%であり、5時間で6.45
ミリモルのN−フェニルカルバミン酸フェニルしか生成
しなかった。実施例1及び比較例1の結果を表2に示
す。
【0055】
【表2】
【0056】実施例5 内容積5mlのガラス製反応器に、ジフェニルカーボネ
ート(0.01モル:2.4モル/L)、アニリン
(0.012モル:2.9モル/L)及び酢酸(0.0
02モル:0.48モル/L)を加えた後、常圧下、バ
ス温80℃で7分間加熱攪拌した。反応後、実施例1と
同様に分析を行ったところ、N−フェニルカルバミン酸
フェニルの選択率が99.9%、収率が20.1%であ
り、7分間で2.01ミリモルのN−フェニルカルバミ
ン酸フェニルが生成した(生成速度:0.288ミリモ
ル/分)。
【0057】比較例2 ジフェニルカーボネートの仕込み量を0.0013モル
(0.3モル/L)に変え、トルエン(2.67ml)
を加えたほかは、実施例5と同様に反応と分析を行っ
た。その結果、N−フェニルカルバミン酸フェニルの選
択率が99.9%、収率が27.0%であり、7分間で
0.35ミリモルのN−フェニルカルバミン酸フェニル
しか生成しなかった(生成速度:0.049ミリモル/
分)。
【0058】比較例3 アニリンの仕込み量を0.0013モル(0.31モル
/L)に変え、トルエン(2.0ml)を加えたほか
は、実施例5と同様に反応と分析を行った。その結果、
N−フェニルカルバミン酸フェニルの選択率が99.9
%、収率が20.5%であり、7分間で0.27ミリモ
ルのN−フェニルカルバミン酸フェニルしか生成しなか
った(生成速度:0.038ミリモル/分)。なお、選
択率及び收率はアニリンに対して求めた。実施例5及び
比較例2、3の結果を表3に示す。
【0059】
【表3】
【0060】
【発明の効果】本発明により、ジアリールカーボネート
とアミン(特に芳香族モノアミン又は立体的にかさ高い
モノアミン)とを反応させてカルバメートを製造する方
法において、対応するカルバメートを、温和な条件下
に、工業的に充分満足できる高い反応速度及び高い生産
性で極めて容易に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Tetrahedron, Vol. 51, No.29 (1995) p.8073− p.8088 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 269/04 C07C 271/40 - 271/58

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジアリールカーボネートとN位に少なく
    とも1つの水素原子を有するモノアミンとを、一般式
    (I)で示されるカルボン酸の存在下、ジアリールカー
    ボネートの仕込み濃度が0.5モル/L以上、モノアミ
    ンの仕込み濃度が0.5モル/L以上、カルボン酸の仕
    込み濃度が0.005モル/L以上で反応させることを
    特徴とするカルバメートの製造法。 【化1】 (式中、R1 は1級アルキル基を表す。)
  2. 【請求項2】 N位に少なくとも1つの水素原子を有す
    るモノアミンが化学構造式(II)で示される化合物であ
    ることを特徴とする請求項1記載のカルバメートの製造
    法。 【化2】 (式中、R2 はアラルキル基、アリール基、又は複素環
    基を表す。)
  3. 【請求項3】 N位に少なくとも1つの水素原子を有す
    るモノアミンが化学構造式(III) で示される化合物であ
    ることを特徴とする請求項1記載のカルバメートの製造
    法。 【化3】 (式中、R3 、R4 はアルキル基、アラルキル基、アリ
    ール基、又は複素環基を表す。)
  4. 【請求項4】 N位に少なくとも1つの水素原子を有す
    るモノアミンが芳香族1級アミン又は芳香族2級アミン
    であることを特徴とする請求項1記載のカルバメートの
    製造法。
  5. 【請求項5】 ジアリールカーボネートの仕込み濃度が
    0.5〜4.9モル/L、モノアミンの仕込み濃度が
    0.5〜9.5モル/L、カルボン酸の仕込み濃度が
    0.005〜14モル/Lであることを特徴とする請求
    項1記載のカルバメートの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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