JP3508530B2 - カルバメートの製造法 - Google Patents
カルバメートの製造法Info
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Description
ネートからカルバメートを高収率で製造する方法に関す
る。カルバメートは、医薬、農薬又はその合成原料、そ
して各種ファインケミカルズ又はその合成原料として、
更にアルコール類の分析試剤などとして広範な用途を有
する有用な化合物である。
ボン酸の存在下で反応させてカルバメートを製造する方
法として、ジフェニルカーボネートと芳香族アミンをト
リフロオロ酢酸又はプロピオン酸の存在下で反応させる
方法〔Tetrahedron,51,8073(19
95)〕が知られているが、この方法には反応速度が遅
く、生産性が悪いという問題がある。また、有機リン酸
触媒も使用されているが、有機リン酸触媒は非常に高価
であり工業的な触媒としては問題がある。
カーボネートとアミン(特に芳香族モノアミンや立体的
にかさ高いモノアミン)をカルボン酸の存在下で反応さ
せてカルバメートを製造する方法において、対応するカ
ルバメートを高反応速度及び高生産性で製造できる方法
を提供することを課題とする。
ールカーボネートとN位に少なくとも1つの水素原子を
有するモノアミンとを、一般式(I)で示されるカルボ
ン酸の存在下、ジアリールカーボネートの仕込み濃度が
0.5モル/L以上、モノアミンの仕込み濃度が0.5
モル/L以上、カルボン酸の仕込み濃度が0.005モ
ル/L以上で反応させることを特徴とするカルバメート
の製造法によって解決される。
ーボネートとしては、少なくとも1個の同一又は異なる
置換基を有していてもよい、同一のアリール基又は異な
るアリール基を有するジアリールカーボネートが挙げら
れる。この置換基としては、例えば、炭素数1〜12の
アルキル基(メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基等)、炭素数7〜15のアラルキル基(ベンジル基、
フェネチル基等)、炭素数6〜14のアリール基(フェ
ニル基、トリル基等)、炭素数1〜12のアルコキシ基
(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基、トリフルオロメトキシ基等)、炭素数1〜12のチ
オアルコキシ基(チオメトキシ基、チオエトキシ基
等)、炭素数6〜14のアリールオキシ基(フェノキシ
基等)、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原
子等)、ニトロ基、水酸基、シアノ基、ジアルキルアミ
ノ基(ジメチルアミノ基等)などが挙げられる。
基としては、例えば、フェニル基、、ナフチル基、アン
トラニル基、トリル基、キシリル基、エチルフェニル
基、プロピルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニル
フェニル基、ドデシルフェニル基、ビフェニリル基、メ
トキシフェニル基、ジメトキシフェニル基、ブトキシフ
ェニル基、フェノキシフェニル基、クロロフェニル基、
ジクロロフェニル基、トリクロロフェニル基、ペンタク
ロロフェニル基、ブロモフェニル基、ジブロモフェニル
基、トリブロモフェニル基、ペンタブロモフェニル基、
ニトロフェニル基、ジニトロフェニル基、ヒドロキシフ
ェニル基、シアノフェニル基、ジメチルアミノフェニル
基が挙げられる。なお、これらのアリール基はo−、m
−、p−、n−、i−、s−、t−等の各異性体を含
む。
トとして、例えば、無置換の同一のアリール基を有する
ジアリールカーボネートとして、ジフェニルカーボネー
ト、ジ−1−ナフチルカーボネート、ジ−2−ナフチル
カーボネート、ジ−9−アントリルカーボネート等が挙
げられ、炭素数1〜12のアルキル基で置換された同一
のアリール基を有するジアリールカーボネートとして、
ビス(2−トリル)カーボネート、ビス(3−トリル)
カーボネート、ビス(4−トリル)カーボネート、ビス
〔4−(tert−ブチル)フェニル〕カーボネート、
ビス(4−オクチルフェニル)カーボネート、ビス(4
−ノニルフェニル)カーボネート、ビス(4−ドデシル
フェニル)カーボネート等が挙げられる。
同一のアリール基を有するジアリールカーボネートとし
ては、ビス(4−ビフェニリルフェニル)カーボネート
等が挙げられ、炭素数1〜12のアルコキシ基で置換さ
れた同一のアリール基を有するジアリールカーボネート
としては、ビス(2−メトキシフェニル)カーボネー
ト、ビス(3−メトキシフェニル)カーボネート、ビス
(4−メトキシフェニル)カーボネート、ビス(3−ブ
トキシフェニル)カーボネート、ビス(4−ブトキシフ
ェニル)カーボネート、ビス(3,5−ジメトキシフェ
ニル)カーボネート等が挙げられ、炭素数6〜14のア
リールオキシ基で置換された同一のアリール基を有する
ジアリールカーボネートとしては、ビス(4−フェノキ
シフェニル)カーボネート等が挙げられる。
基を有するジアリールカーボネートとしては、ビス(2
−クロロフェニル)カーボネート、ビス(3−クロロフ
ェニル)カーボネート、ビス(4−クロロフェニル)カ
ーボネート、ビス(2,4−ジクロロフェニル)カーボ
ネート、ビス(2,6−ジクロロフェニル)カーボネー
ト、ビス(2,4,5−トリクロロフェニル)カーボネ
ート、ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)カーボ
ネート、ビス(ペンタクロロフェニル)カーボネート、
ビス(4−ブロモフェニル)カーボネート等が挙げられ
る。
有するジアリールカーボネートとしては、ビス(2−ニ
トロフェニル)カーボネート、ビス(3−ニトロフェニ
ル)カーボネート、ビス(4−ニトロフェニル)カーボ
ネート、ビス(2,4−ジニトロフェニル)カーボネー
ト等が挙げられる。
ルカーボネートとしては、無置換のアリール基と炭素数
1〜12のアルキル基で置換されたアリール基とを有す
るジアリールカーボネートとして、3−トリル(フェニ
ル)カーボネート、4−トリル(フェニル)カーボネー
ト等が挙げられ、無置換のアリール基と炭素数7〜15
のアラルキル基で置換されたアリール基とを有するジア
リールカーボネートとして、4−ベンジルフェニル(フ
ェニル)カーボネート等が挙げられ、
ルコキシ基で置換されたアリール基とを有するジアリー
ルカーボネートとして、4−メトキシフェニル(フェニ
ル)カーボネート、4−エトキシ−1−ナフタレニルフ
ェニルカーボネート等が挙げられ、無置換のアリール基
と炭素数1〜12のチオアルコキシ基で置換されたアリ
ール基とを有するジアリールカーボネートとして、4−
メチルチオフェニル(フェニル)カーボネート等が挙げ
られ、無置換のアリール基と炭素数6〜14のアリール
オキシ基で置換されたアリール基とを有するジアリール
カーボネートとして、4−フェノキシフェニル(フェニ
ル)カーボネート等が挙げられ、
されたアリール基とを有するジアリールカーボネートと
して、2−クロロフェニル(フェニル)カーボネート、
4−クロロフェニル(フェニル)カーボネート等が挙げ
られ、無置換のアリール基とニトロ基で置換されたアリ
ール基とを有するジアリールカーボネートとして、3−
ニトロフェニル(フェニル)カーボネート、4−ニトロ
フェニル(フェニル)カーボネート、2,4−ジニトロ
フェニル(フェニル)カーボネート、3,4−ジニトロ
フェニル(フェニル)カーボネート等が挙げられ、無置
換のアリール基と水酸基で置換されたアリール基とを有
するジアリールカーボネートとして、3−ヒドロキシフ
ェニル(フェニル)カーボネート、4−ヒドロキシフェ
ニル(フェニル)カーボネート等が挙げられる。
ニトロフェニルカーボネート、4−シアノフェニル−
4’−ニトロフェニルカーボネート、4−チオメトキシ
フェニル−4’−ニトロフェニルカーボネート、2−ク
ロロフェニル−4’−ニトロフェニルカーボネート等が
挙げられ、更に2−ジメチルアミノフェニル(フェニ
ル)カーボネート、2−ブロモ−4−シアノ−6−ニト
ロフェニル(フェニル)カーボネート、ペンタブロモフ
ェニル−2’,4’,6’−トリブロモフェニルカーボ
ネート等も挙げられる。
は、同一のアリール基を有するカーボネートが好適であ
る。その中でも、ジフェニルカーボネート、ビス(2−
トリル)カーボネート、ビス(4−クロロフェニル)カ
ーボネート、ビス(4−ニトロフェニル)カーボネー
ト、ビス(3,5−ジメトキシフェニル)カーボネート
が好ましく、更にはジフェニルカーボネートが最も好ま
しい。
化学構造式(II)又は(III) で示される化合物が好適に
挙げられる。
基を表す。)
ール基、又は複素環基を表す。)
数7〜15のアラルキル基(ベンジル基、フェネチル基
等)、炭素数6〜14のアリール基(フェニル基等)、
又は複素環基(ピリジル基等)を表す。これらのアラル
キル基、アリール基、複素環基は、更にアルキル基、ア
リール基、アルコキシ基、チオアルコキシ基、アリール
オキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基等を置換
基として少なくとも1個有していてもよい。
R4 は炭素数1〜15のアルキル基(メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基等)、炭素数7〜15のアラ
ルキル基(ベンジル基、フェネチル基等)、炭素数6〜
14のアリール基(フェニル基等)、又は複素環基(ピ
リジル基等)を表す。これらのアルキル基、アリール
基、複素環基は、更にアルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、
シアノ基等を置換基として少なくとも1個有していても
よい。なお、R3 、R4 は同一であっても異なっていて
もよいが、いずれかがアリール基の場合には、他方はア
リール基でないことが好ましい。また、R 3 、R4 は連
結して環構造を形成していてもよい。
しては、例えば、以下のような化合物が挙げられる。R
2 が前記のアラルキル基であるモノアミンとしては、ベ
ンジルアミン、フェネチルアミン、ナフチルエチルアミ
ン等が挙げられる。
としては、アニリン、1−ナフチルアミン、2−ナフチ
ルアミン等のR2 が無置換のアリール基であるものや、
2−トルイジン、3−トルイジン、4−トルイジン、
2,3−ジメチルアニリン、2,4−ジメチルアニリ
ン、2,5−ジメチルアニリン、2,6−ジメチルアニ
リン、3,4−ジメチルアニリン、3,5−ジメチルア
ニリン、2−エチルアニリン、3−エチルアニリン、4
−エチルアニリン、2,3−ジエチルアニリン、2,4
−ジエチルアニリン、2,5−ジエチルアニリン、2,
6−ジエチルアニリン、3,4−ジエチルアニリン、
3,5−ジエチルアニリン、4−イソプロピルアニリ
ン、2−エチル−6−メチルアニリン、2−トリフルオ
ロメチルアニリン、3−トリフルオロメチルアニリン、
4−トリフルオロメチルアニリン等のR2 がアルキル基
を置換基として有するアリール基であるものや、
ニル、4−アミノジフェニル等のR 2 がアリール基を置
換基として有するアリール基であるものや、2−アニシ
ジン、3−アニシジン、4−アニシジン、2,3−ジメ
トキシアニリン、2,4−ジメトキシアニリン、2,5
−ジメトキシアニリン、2,6−ジメトキシアニリン、
3,4−ジメトキシアニリン、3,5−ジメトキシアニ
リン、2−メトキシ−5−メチルアニリン、4−エトキ
シアニリン等のR2 がアルコキシ基を置換基として有す
るアリール基であるものや、2−メチルチオアニリン、
3−メチルチオアニリン、4−メチルチオアニリン等の
R2 がチオアルコキシ基を置換基として有するアリール
基であるものや、2−アミノジフェニルエーテル、4−
アミノジフェニルエーテル等のR2 がアリールオキシ基
を置換基として有するアリール基であるものや、
リン、4−フルオロアニリン、2,3−ジフルオロアニ
リン、2,4−ジフルオロアニリン、2,5−ジフルオ
ロアニリン、2,6−ジフルオロアニリン、3,4−ジ
フルオロアニリン、3,5−ジフルオロアニリン等のR
2 がフッ素原子を置換基として有するアリール基である
ものや、2−クロロアニリン、3−クロロアニリン、4
−クロロアニリン、2,3−ジクロロアニリン、2,4
−ジクロロアニリン、2,5−ジクロロアニリン、2,
6−ジクロロアニリン、3,4−ジクロロアニリン、
3,5−ジクロロアニリン、2,4,5−トリクロロア
ニリン、2,4,6−トリクロロアニリン等のR2が塩
素原子を置換基として有するアリール基であるものや、
ン、4−ブロモアニリン、2,3−ジブロモアニリン、
2,4−ジブロモアニリン、2,5−ジブロモアニリ
ン、2,6−ジブロモアニリン、3,4−ジブロモアニ
リン、3,5−ジブロモアニリン、2,4,5−トリブ
ロモアニリン、2,4,6−トリブロモアニリン等のR
2が臭素原子を置換基として有するアリール基であるも
のや、3−ニトロアニリン、4−ニトロアニリン等のR
2 がニトロ基を置換基として有するアリール基であるも
のや、3−シアノアニリン、4−シアノアニリン等のR
2 がシアノ基を置換基として有するアリール基であるも
のや、
ロロ−2−メチルアニリン、3−クロロ−4−メチルア
ニリン、4−クロロ−2−メチルアニリン、5−クロロ
−2−メチルアニリン、2−クロロ−5−トリフルオロ
メチルアニリン、4−クロロ−2−トリフルオロメチル
アニリン、4−クロロ−2,5−ジメチルアニリン、4
−ブロモ−2−トリフルオロメチルアニリン等のR2 が
アルキル基とハロゲン原子を置換基として有するアリー
ル基であるものや、3−クロロ−2−メトキシアニリ
ン、4−クロロ−2−メトキシアニリン、5−クロロ−
2−メトキシアニリン、5−クロロ−2,4−ジメトキ
シアニリン等のR2 がアルコキシ基とハロゲン原子を置
換基として有するアリール基であるものや、
チル−3−ニトロアニリン、2−メトキシ−4−ニトロ
アニリン、2−メトキシ−5−ニトロアニリン、4−フ
ルオロ−2−ニトロアニリン、2−クロロ−4−ニトロ
アニリン、4−クロロ−3−ニトロアニリン、2−シア
ノ−4−メチル−6−ニトロアニリン等のR2 がニトロ
基とその他にアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子、及びシアノ基から選ばれる置換基の少なくとも一つ
を置換基として有するアリール基であるものが挙げられ
る。
しては、2−アミノ−3−エトキシルボニル−4−フェ
ニルピロール等のR2 がピロリル基であるものや、2−
アミノ−1−メチルインドール、3−アミノ−5−エト
キシ−2−フェニルインドール等のR2 がインドリル基
であるものや、
ン、4−アミノピリジン、5−アミノ−2−クロロピリ
ジン、2−アミノ−3−クロロ−5−トリフルオロメチ
ルピリジン、6−アミノ−2,4−ルチジン、2−アミ
ノ−3−ピコリン等のR2 がピリジル基であるものや、
2−アミノキノリン、4−アミノ−2−メチルキノリ
ン、5−アミノ−8−ヒドロキシキノリン、8−アミノ
キナルジン等のR2 がキノリル基であるものや、3−ア
ミノイソキノリン、4−アミノイソキノリン等のR2 が
イソキノリル基であるものや、9−アミノアクリジン、
9−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロアクリジン
等のR2 がアクリジニル基であるものや、3−アミノ−
5,6−ジメチル−1,2,4−トリアジン等のR2 が
トリアジニル基であるものや、
−カルボエトキシ−1−(4−メトキシフェニル)イミ
ダゾール等のR2 がイミダゾリル基であるものや、5−
アミノ−1−エチルピラゾール、5−アミノ−1−フェ
ニルピラゾール、5−アミノ−3−メチル−1−フェニ
ルピラゾール、3−アミノ−5−メチルピラゾール、5
−アミノ−3−メチル−1−p−トリルピラゾール等の
R2 がピラゾリル基であるものや、1−アミノベンゾト
リアゾール、1−アミノ−4,5−ジフェニルトリアゾ
ール等のR2 がトリアゾリル基であるものや、5−アミ
ノテトラゾール、1−アミノ−5−ブチルテトラゾール
等のR2 がテトラゾリル基であるものや、
クロロ−6−メチルピリミジン、2−アミノ−4,6−
ジクロロピリミジン、2−アミノ−4,6−ジヒドロキ
シピリミジン、2−アミノ−4,6−ジメトキシピリミ
ジン、2−アミノ−4−メチル−6−メトキシピリミジ
ン、2−アミノ−4,6−ジメチルピリミジン等のR 2
がピリミジル基であるものや、
5−ジメチルチアゾール、2−アミノ−5−ニトロチア
ゾール等のR2 がチアゾリル基であるものや、5−アミ
ノ−3−メチルイソチアゾール、5−アミノ−4−ブロ
モ−3−メチルイソチアゾール等のR2 がイソチアゾリ
ル基であるものや、2−アミノベンゾチアゾール、2−
アミノ−6−メチルベンゾチアゾール、2−アミノ−6
−メトキシベンゾチアゾール、2−アミノ−6−エトキ
シベンゾチアゾール、2−アミノ−4−クロロベンゾチ
アゾール、6−アミノ−2−メルカプトベンゾチアゾー
ル等のR2 がベンゾチアゾリル基であるものや、2−ア
ミノ−5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール、
2−アミノ−5−メチル−1,3,4−チアジアゾール
等のR2 がチアジアゾリル基であるものや、
2−フロエート等のR2 がフラニル基であるものや、3
−アミノジベンゾフラン、3−アミノ−2−メトキシジ
ベンゾフラン等のR 2 がベンゾフラニル基であるもの
や、3−アミノクマリン、4−アミノクマリン、7−ア
ミノ−4−メチルクマリン等のR2 がクマリニル基であ
るものや、
−3−メチルイソオキサゾール等のR2 がイソオキサゾ
リル基であるものや、2−アミノベンゾオキサゾール、
2−アミノ−5−クロロベンゾオキサゾール等のR2 が
ベンゾオキサゾリル基であるものなどが挙げられる。
しては、例えば、以下のような化合物が挙げられる。R
3 、R4 が前記のアルキル基であるモノアミンとして、
ジイソプロピルアミン、ジ−s−ブチルアミン、ジ−2
−アミルアミン、ジ−2−ヘキシルアミン、ジ−2−オ
クチルアミン、N−t−ブチルイソプロピルアミン、N
−イソプロピル−1,5−ジメチルヘキシルアミン、N
−t−ブチルシクロヘキシルアミン、ジシクロペンチル
アミン、ジシクロヘキシルアミン、ジシクロヘプチルア
ミン、4,4’−ジメチルジシクロヘキシルアミン等が
挙げられ、
ノアミンとして、ジベンジルアミン、ジフェネチルアミ
ン、4,4’−ジメチルジベンジルアミン、ビス(2,
4−ジメトキシベンジル)アミン、N−ベンジル−α−
(3−メトキシフェニル)フェネチルアミン、ジピペロ
ニルアミン、ジ−1−インダニルアミン等が挙げられ、
キル基であるモノアミンとして、N−ベンジルメチルア
ミン、N−ベンジルエチルアミン、N−ベンジルイソプ
ロピルアミン、N−ベンジル−t−ブチルアミン、N−
ベンジルシクロプロピルアミン、N−(2−クロロエチ
ル)ベンジルアミン、3−ベンジルアミノプロピオニト
リル、N−(4−クロロベンジル)メチルアミン、N−
エチル−4−メトキシベンジルアミン、N−イソプロピ
ル−2−クロロ−6−フルオロベンジルアミン、N−
(3−メトキシプロピル)−3,4,5−トリメトキシ
ベンジルアミン、N−シクロプロピルベラトリルアミ
ン、1,2−ジフェニルエチル−N−メチルアミン、α
−(3,4−ジメトキシフェニル)−N−メチルフェネ
チルアミン等が挙げられ、
ル基であるモノアミンとして、N−メチルアニリン、N
−エチルアニリン、N−プロピルアニリン、N−ブチル
アニリン、N−シクロヘキシルアニリン、N−アリルア
ニリン、N−エチル−3−トルイジン、N−エチル−
2,3−キシリジン、N−メチル−4−アニシジン、
3,4−メチレンジオキシ−N−エチルアニリン、N−
メチル−4−クロロアニリン、N−メチル−4−フルオ
ロアニリン、N−エチルナフチルアミン等が挙げられ
る。
しているモノアミンとしては、3,5−ジメチルモルホ
リン、2,5−ジメチルピロリジン、2,6−ジメチル
ピロリジン、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン、1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン、1,2,3,4−テトラヒドロキノリ
ン、ベンゾチアゾリン、2,3−ジヒドロインドール、
2−t−ブチル−3−(4−クロロフェニル)アジリジ
ン等のN位に1個の水素原子を有する含窒素複素環化合
物が挙げられる。
ボン酸の存在下で、ジアリールカーボネートとモノアミ
ンとの反応が行われる。
ルキル基とは、アルキル基を構成する炭素原子のうち、
カルボキシル基に結合する炭素原子が少なくとも2個の
水素原子を有しているものを言い、好ましくは炭素数1
〜15のものである。)
ては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、
イソ吉草酸等のR1 が1級アルキル基である炭素数2〜
16の脂肪族カルボン酸が挙げられる。カルボン酸は単
独で使用しても複数で使用してもよく、またモノアミン
類との塩の形態で使用しても差し支えない。
反応は、例えば、反応器に前記のジアリールカーボネー
ト、モノアミン及びカルボン酸を所定量仕込み、更に必
要に応じて反応溶媒を添加して、非常に温和な条件で行
われる。このとき、反応温度は原料化合物や反応溶媒に
より異なるが、10〜200℃、特に15〜150℃で
あることが好ましい。反応圧力は常圧、加圧、減圧のい
ずれの条件でもよく、特に制限されない。なお、反応は
攪拌しながら行うことが好ましいが、特に制限されるも
のではない。反応溶媒は、特に反応液全体が固化するよ
うな場合など、操作性をよくするために使用することが
好ましい。
ートの仕込み濃度は0.5モル/L(リットル)以上、
特に0.5〜4.9モル/L、更には0.6〜4.5モ
ル/Lであることが好ましい。特に、ジアリールカーボ
ネートが電子吸引性のアリール基を持たない場合、その
仕込み濃度は0.7モル/L以上、特に0.7〜4.9
モル/L、更には0.8〜4.5モル/Lであることが
好ましい。ジアリールカーボネートの仕込み濃度が低く
なると反応速度が低下して好ましくない。
(リットル)以上、特に0.5〜9.5モル/L、更に
は0.6〜9.0モル/Lであることが好ましい。特
に、ジアリールカーボネートが電子吸引性のアリール基
を持たない場合、モノアミンの仕込み濃度は0.7モル
/L以上、特に0.7〜9.5モル/L、更には0.8
〜9.0モル/Lであることが好ましい。モノアミンの
仕込み濃度が低くなると反応速度が低下して好ましくな
い。なお、モノアミンは、ジアリールカーボネートに対
して0.1〜19倍モル、特に0.3〜3倍モル、更に
は0.5〜2倍モル仕込むことが好ましい。
/L(リットル)以上、特に0.005〜14モル/
L、更には0.08〜14モル/Lであることが好まし
い。なお、カルボン酸は、ジアリールカーボネートに対
して0.002〜28倍モル、好ましくは0.005〜
5倍モル、更に好ましくは0.008〜2倍モル、特に
好ましくは0.01〜1.5倍モル仕込まれる。
トやモノアミン、生成物のカルバメート、及びカルボン
酸に対して不活性であるか又は反応性が低いものであれ
ば、特に制限されるものではない。但し、反応溶媒は、
前記のジアリールカーボネート、モノアミン及びカルボ
ン酸の仕込み濃度を満たす範囲内で使用される。 反応
溶媒の使用量は、例えば、ジアリールカーボネート1重
量部に対して0〜6.8重両部、特に0〜6.0重量
部、更には0〜5重量部であることが好ましい。なお、
反応溶媒は単独で使用しても、複数を混合して使用して
もよい。
ール類(メタノール、エタノール、n−プロパノール、
i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール
等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ペンタン、石油エ
ーテル、リグロイン、シクロドデカン、デカリン等)、
芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼン、イソプロピルベンゼン、ブチルベンゼ
ン、シクロヘキシルベンゼン、テトラリン、クロロベン
ゼン、o−ジクロロベンゼン、メチルナフタレン、クロ
ロナフタレン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、アニソー
ル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジ
エチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等)、ニト
リル類(アセトニトリル、プロピオニトリル、アジポニ
トリル、ベンゾニトリル等)、脂肪族ハロゲン化炭化水
素類(塩化メチレン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、1,2−ジクロロプロパン、1,4−ジクロロ
ブタン等)、アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド等)、ニトロ化合物類(ニトロメタン、
ニトロベンゼン等)、フェノール類(フェノール、クレ
ゾール等)や、N−メチルピロリジノン、N,N−ジメ
チルイミダゾリジノン、ジメチルスルホキシドなどが反
応溶媒として使用される。
炭化水素類、エーテル類、脂肪族ハロゲン化炭化水素
類、ニトロ化合物が好ましいが、中でも脂肪族炭化水素
類、芳香族炭化水素類、ニトロ化合物、更には脂肪族炭
化水素類、芳香族炭化水素類が特に好ましい。脂肪族炭
化水素類や芳香族炭化水素類を反応溶媒に使用した場
合、生成したカルバメートが反応終了後に反応液から析
出するため、高純度のカルバメートを非常に容易に分離
することができる。
未反応のモノアミンを除去し、更に必要であればアルカ
リ洗浄してカルボン酸等を除去した後、反応液を濃縮し
て未反応のジアリールカーボネートや反応溶媒等を除去
することによって、生成したカルバメートが分離され
る。このとき、必要に応じて、濾過又は遠心分離を行っ
てもよい。また、反応終了後にカルバメートが反応液中
に析出している場合は、高純度のカルバメートが濾過又
は遠心分離によって容易に分離される。得られたカルバ
メートは、必要に応じて、再結晶、蒸留、昇華又はカラ
ムクロマトグラフィー等により更に精製される。
体的に説明する。なお、選択率及び収率はジアリールカ
ーボネートに対してモル基準で求めた。
ート(0.01モル:3.2モル/L)、アニリン
(0.012モル:3.8モル/L)及び酢酸(0.0
02モル:0.6モル/L)を加えた後、常圧下、バス
温85℃で5時間加熱攪拌した。反応後、高速液体クロ
マトグラフィーにより分析を行ったところ、N−フェニ
ルカルバミン酸フェニルの選択率が99.3%、収率が
94.9%であり、5時間で9.49ミリモルのN−フ
ェニルカルバミン酸フェニルが生成した。
モル/L)に代え、反応時間及び反応温度を表1記載の
ように変えたほかは、実施例1と同様に反応と分析を行
った。その結果を表1に示す。
ル/L)に変え、トルエン(0.12ml)を加えたほ
かは、実施例1と同様に反応と分析を行った。その結
果、N−フェニルカルバミン酸フェニルの選択率が9
8.5%、収率が64.5%であり、5時間で6.45
ミリモルのN−フェニルカルバミン酸フェニルしか生成
しなかった。実施例1及び比較例1の結果を表2に示
す。
ート(0.01モル:2.4モル/L)、アニリン
(0.012モル:2.9モル/L)及び酢酸(0.0
02モル:0.48モル/L)を加えた後、常圧下、バ
ス温80℃で7分間加熱攪拌した。反応後、実施例1と
同様に分析を行ったところ、N−フェニルカルバミン酸
フェニルの選択率が99.9%、収率が20.1%であ
り、7分間で2.01ミリモルのN−フェニルカルバミ
ン酸フェニルが生成した(生成速度:0.288ミリモ
ル/分)。
(0.3モル/L)に変え、トルエン(2.67ml)
を加えたほかは、実施例5と同様に反応と分析を行っ
た。その結果、N−フェニルカルバミン酸フェニルの選
択率が99.9%、収率が27.0%であり、7分間で
0.35ミリモルのN−フェニルカルバミン酸フェニル
しか生成しなかった(生成速度:0.049ミリモル/
分)。
/L)に変え、トルエン(2.0ml)を加えたほか
は、実施例5と同様に反応と分析を行った。その結果、
N−フェニルカルバミン酸フェニルの選択率が99.9
%、収率が20.5%であり、7分間で0.27ミリモ
ルのN−フェニルカルバミン酸フェニルしか生成しなか
った(生成速度:0.038ミリモル/分)。なお、選
択率及び收率はアニリンに対して求めた。実施例5及び
比較例2、3の結果を表3に示す。
とアミン(特に芳香族モノアミン又は立体的にかさ高い
モノアミン)とを反応させてカルバメートを製造する方
法において、対応するカルバメートを、温和な条件下
に、工業的に充分満足できる高い反応速度及び高い生産
性で極めて容易に製造することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 ジアリールカーボネートとN位に少なく
とも1つの水素原子を有するモノアミンとを、一般式
(I)で示されるカルボン酸の存在下、ジアリールカー
ボネートの仕込み濃度が0.5モル/L以上、モノアミ
ンの仕込み濃度が0.5モル/L以上、カルボン酸の仕
込み濃度が0.005モル/L以上で反応させることを
特徴とするカルバメートの製造法。 【化1】 (式中、R1 は1級アルキル基を表す。) - 【請求項2】 N位に少なくとも1つの水素原子を有す
るモノアミンが化学構造式(II)で示される化合物であ
ることを特徴とする請求項1記載のカルバメートの製造
法。 【化2】 (式中、R2 はアラルキル基、アリール基、又は複素環
基を表す。) - 【請求項3】 N位に少なくとも1つの水素原子を有す
るモノアミンが化学構造式(III) で示される化合物であ
ることを特徴とする請求項1記載のカルバメートの製造
法。 【化3】 (式中、R3 、R4 はアルキル基、アラルキル基、アリ
ール基、又は複素環基を表す。) - 【請求項4】 N位に少なくとも1つの水素原子を有す
るモノアミンが芳香族1級アミン又は芳香族2級アミン
であることを特徴とする請求項1記載のカルバメートの
製造法。 - 【請求項5】 ジアリールカーボネートの仕込み濃度が
0.5〜4.9モル/L、モノアミンの仕込み濃度が
0.5〜9.5モル/L、カルボン酸の仕込み濃度が
0.005〜14モル/Lであることを特徴とする請求
項1記載のカルバメートの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03162998A JP3508530B2 (ja) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | カルバメートの製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-30460 | 1997-02-14 | ||
JP3046097 | 1997-02-14 | ||
JP03162998A JP3508530B2 (ja) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | カルバメートの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10287639A JPH10287639A (ja) | 1998-10-27 |
JP3508530B2 true JP3508530B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=26368811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03162998A Expired - Fee Related JP3508530B2 (ja) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | カルバメートの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3508530B2 (ja) |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP03162998A patent/JP3508530B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
Tetrahedron, Vol.51, No.29 (1995) p.8073−p.8088 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10287639A (ja) | 1998-10-27 |
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