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JP3507204B2 - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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Publication number
JP3507204B2
JP3507204B2 JP18502095A JP18502095A JP3507204B2 JP 3507204 B2 JP3507204 B2 JP 3507204B2 JP 18502095 A JP18502095 A JP 18502095A JP 18502095 A JP18502095 A JP 18502095A JP 3507204 B2 JP3507204 B2 JP 3507204B2
Authority
JP
Japan
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switch
optometry
eye
control circuit
arithmetic processing
Prior art date
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Application number
JP18502095A
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JPH0910178A (ja
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聡 嶋下
高 増田
浩治 内田
好正 濱野
俊文 正木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP18502095A priority Critical patent/JP3507204B2/ja
Priority to US08/668,329 priority patent/US5822034A/en
Publication of JPH0910178A publication Critical patent/JPH0910178A/ja
Application granted granted Critical
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/0083Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes provided with means for patient positioning
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/14Arrangements specially adapted for eye photography
    • A61B3/15Arrangements specially adapted for eye photography with means for aligning, spacing or blocking spurious reflection ; with means for relaxing
    • A61B3/152Arrangements specially adapted for eye photography with means for aligning, spacing or blocking spurious reflection ; with means for relaxing for aligning

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Surgery (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科診療所、眼鏡店等
で使用される眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の眼科装置においては、超音波で眼
軸を測定する眼軸長計、眼圧計、眼屈折測定計等が知ら
れているが、例えば眼軸長計を所定時間操作しないでい
ると、被検眼に接触し眼軸長を測定する超音波プローブ
は、測定時に被検眼が位置する方向とは反対の方向に移
動して所定位置で停止する。これにより、次の被検者を
測定する場合に、その被検者の頭部を固定するために、
額当てや顎受けに被検者の額や顎がそれぞれ接するとき
に、超音波プローブが被検眼に接触することを防止して
いる。このとき、同時に電気を節約したり、各部材の寿
命を延ばすための節電機能が働く場合も多い。
【0003】また、超音波プローブの先端を消毒するた
めの超音波プローブ消毒モードから、被検眼の角膜の屈
折力、曲率半径、乱視度、乱視軸角度等を測定するため
の角膜形状測定モードに変更した場合には、超音波プロ
ーブは被検眼とは反対の方向に移動して決められた位置
に停止し角膜形状測定を行う。このように、測定開始前
にモードを変更すると、超音波プローブが被検眼とは反
対の方向に移動することになる。
【0004】更に、測定終了後にスイッチを押すことに
より、測定部が被検者の左右眼の幅のほぼ中央の決めら
れた位置に移動して停止したり、測定を再開するときに
スイッチを押すことにより、測定部が被検者の左眼或い
は右眼の近傍の決められた位置に移動して停止し、次の
被検者の測定を速やかに行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例において、眼科装置を所定時間操作しない場合に、
超音波プローブ等の検眼部の先端が被検眼が位置する方
向とは反対の方向に移動する手段は、被検眼に検眼部を
アライメントする手段とは別の手段であるためにコスト
が高くなり、経済的な面で負担が掛かる。また、一方向
にのみ移動して被検眼に検眼部に接触しないようにして
いるため、安全性については問題がないものの、多くの
被検者をより短時間で検眼することはできず、操作性が
良くない。
【0006】また、モードを変更した場合には、検眼部
が被検眼と反対の方向に移動するが、1人の被検者の検
眼が終了して次の被検者を検眼する場合に、検眼部の先
端が被検眼に接触することを防止したり、次の検眼が速
やかに行うことができるように、測定待機状態の所定位
置に検眼部を移動させるためのスイッチは設けられてい
ない。このために、検者自身で検眼部を測定待機状態の
所定位置に移動するための簡単な操作手段がないため、
検眼部の一部を次の被検者の被検眼に当ててしまう可能
性がある。また、多くの被検者をより短時間で検眼する
ためには効率的ではない。
【0007】検眼終了後にスイッチを操作することによ
り、検眼部が被検者の左右眼のほぼ中央に移動する眼科
装置では、検眼部が被検者の左眼又は右眼の近傍の位置
に移動していないため、多くの被検者をより短時間で検
眼する場合に非効率的である。また、検眼時にスイッチ
を押すことにより、検眼部が被検者の左眼又は右眼の近
傍の位置に移動し、検眼を速やかに行う眼科装置は知ら
れているが、検眼終了後にスイッチを押すことにより、
検眼部が被検者の左眼又は右眼の近傍の位置に移動する
眼科装置は知られておらず、次の被検者の検眼を速やか
に行うことができない。
【0008】更に、眼科装置の電源をオン・オフした後
に、検眼部が所定位置に移動していないために、再び電
源を入れてから検眼を行う場合に、前回にその眼科装置
を使用したときの検眼部の位置のままであり、検眼部の
先端を被検眼に接触させてしまう可能性があり危険であ
る。また、前回にその眼科装置を使ったときの検眼部の
位置のままでは、再び電源を入れてから検眼を行うとき
に、被検眼にアライメントするための検眼部の移動量が
多い場合もあり、速やかに検眼を行うことができない。
【0009】
【0010】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
検眼部が所定位置に移動して検眼部が次の被検者の被検
眼に当接しないようにすることができ、より安全性が高
く、次の被検者を検眼するための検眼部の移動量が少な
く、次の検眼を速やかに行うことができて多くの被検者
をより短時間で検眼することが可能で、経済的かつ好み
に応じた操作性が良い眼科装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科装置は、検眼手段と、該検眼手段を
前後上下左右に移動して被検眼に対しアライメントする
アライメント用モータと、前記検眼手段に対する動作指
令を行う入力手段と、該入力手段に前記動作指令が入力
されない時間を計測する時間計測手段と、該時間計測手
段による計測時間が所定時間以上になると前記検眼手段
を次の被検者の被検眼を測定するための測定位置近傍の
所定の検眼待機位置に移動するように前記アライメント
用モータを駆動する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】上記の構成を有する本発明に係る眼科装置は、
入力手段が操作されない時間を時間計測手段により計測
し、制御手段により時間計測手段の出力に基づいてアラ
イメント用モータを制御し、検眼手段を次の被検者に対
する被検眼測定位置近傍の所定の検眼待機位置に移動す
る。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の装置の外観図であり、非接
触型眼圧計の例である。検眼を行う測定部1が固定基台
2上に移動可能な構成で載置され、この固定基台2には
被検者の顔の位置を固定し上下方向に可動な顎受け台
3、被検眼像、測定値を表示する液晶モニタ4、左右眼
それぞれの検眼結果、検眼回数、検眼日時、被検者の名
前、ID番号等をプリント用紙Pに印刷するプリンタ5
が設けられている。
【0020】また、固定基台2の操作部として、測定部
1を視軸である前後方向に動かし被検眼にアライメント
するためのローラ6、回転させることにより測定部1を
上下左右方向に動かし、測定部1を被検眼Eにアライメ
ントするためのトラックボール7、プリンタ5の印刷を
実行するためのプリントスイッチ8、電源をオン、オフ
するための電源スイッチ9、顎受け台3を昇するための
顎受け台上げスイッチ10、顎受け台3を降すための顎
受け台下げスイッチ11、検眼を行うための検眼スイッ
チ12、測定部1を所定位置に移動し、電気を節約し部
材の寿命を延ばすために各部材への電気の供給を停止す
るためのスリープスイッチ13が設けられている。
【0021】なお、トラックボール7を前後方向に回転
させると、測定部1は被検者に対して上下方向に移動す
るように設定され、左右方向に回転させると測定部1は
被検者に対して左右方向に移動するように設定され、ロ
ーラ6を前後方向に回転させると、測定部1は被検者に
対して前後方向に移動するように設定されている。
【0022】図2は測定部1の内部のブロック回路構成
図であり、検眼用光源21から被検眼Eに至る光路上に
は、アパーチャ22、レンズ23、チェンバ24に設け
られた光通過部材25、チェンバ24内の光分割部材2
6、被検眼Eの角膜Ecに空気を噴出するノズル27を備
えた孔あき光通過部材28が順次に配列されている。
【0023】光分割部材26の背後の光路上には、チェ
ンバ24に設けられた光通過部材29、光分割部材3
0、レンズ31、光分割部材32、レンズ33、光分割
部材34、アパーチャ35、受光素子36が順次に配列
され、この受光素子36の出力は、アライメントが合っ
ているか否かを検出するアライメント検出回路37に接
続されている。
【0024】なお、被検眼Eと測定部1とのアライメン
トにより、アパーチャ35上での収束光のピントも変化
して受光素子36への入射光量が変化し、受光素子36
の光量が最大になると、被検眼Eと測定部1とのアライ
メントが合うように設定されている。これらのアパーチ
ャ35、受光素子36により、被検眼Eとノズル27の
先端部を検眼可能な位置関係にできるように、アライメ
ント受光部が構成されている。
【0025】光分割部材30の入射方向の光路上には、
レンズ38、被検眼Eの視線を固定させるための固視灯
39が配列されている。光分割部材32の反射方向の光
路上には、レンズ40、テレビカメラ41が配列され、
このテレビカメラ41の出力は、映像信号を処理する映
像信号処理回路42に接続されている。
【0026】光分割部材34の反射方向の光路上には、
アパーチャ43、受光素子44が配列され、この受光素
子44の出力は、被検眼Eの角膜Ecが所定変形したか否
かを検出する所定変形検出回路45に接続されている。
なお、受光素子44は角膜Ecが所定変形をすると光量が
最大になるように設定され、アパーチャ43、受光素子
44により角膜Ecの所定変形をする変形検出受光部が構
成されている。
【0027】これらのアライメント検出回路37、映像
信号処理回路42、所定変形検出回路45の出力は、固
定基台2の内部の演算処理制御回路46に接続され、演
算処理制御回路46の出力は検眼用光源21、固視灯3
9に接続されている。更に、演算処理制御回路46の出
力は、測定部1の内部のロータリソレノイド駆動回路4
7に接続され、ロータリソレノイド駆動回路47からの
駆動信号によりロータリソレノイド48を駆動するよう
になっている。ロータリソレノイド48の回転はリンク
機構49、50によりピストン51に伝えられ、シリン
ダ52によりピストン51はチェンバ24内を直線的に
動くようになっている。
【0028】また、チェンバ24内には圧力を検出する
圧力センサ53が設けられ、この圧力センサ53の出力
は、その圧力に対応した信号を入力しチェンバ24内の
圧力を求める圧力検出回路54、演算処理制御回路46
に順次に接続されている。
【0029】図3は固定基台2の内部のブロック回路構
成図であり、演算処理制御回路46の出力はモータ駆動
回路61に接続され、モータ駆動回路61からの出力に
より、モータ62はテーブル63に取り付けられた雄ね
じ64を介して、被検眼Eに対して測定部1を前後方向
に動かすようになっている。またテーブル63には、モ
ータ62により雄ねじ64が回転して測定部1が回転す
ることを防止する回転防止部材65が設けられている。
更に、雄ねじ64に対応する雌ねじが切られ、回転防止
部材65に対応する孔を備えた移動部材66が移動する
と、移動部材66の先端に備えたスイッチ67の凸部6
7aが、スイッチ押し部材68、69により押されるよ
うにされており、スイッチ67の出力は演算処理制御回
路46に接続されている。
【0030】また、測定部1を被検眼Eに対して上下方
向に動かすための同様の構成として、演算処理制御回路
46の出力はモータ駆動回路70に接続され、モータ駆
動回路70からの出力により、モータ71はテーブル7
2に取り付けられた雄ねじ73を介して、被検眼Eに対
して測定部1を上下方向に動かすようになっている。ま
たテーブル72には、モータ71により雄ねじ73が回
転して測定部1が回転することを防止する回転防止部材
74が設けられている。更に、雄ねじ73に対応する雌
ねじが切られ、回転防止部材74に対応する孔を備えた
移動部材75が移動すると、移動部材75の先端に備え
られたスイッチ76の凸部76aがスイッチ押し部材7
7、78により押されるようにされており、スイッチ7
6の出力は演算処理制御回路46に接続されている。
【0031】更に、測定部1を被検眼Eに対して左右方
向に動かすための同様の構成として、演算処理制御回路
46の出力はモータ駆動回路79に接続され、モータ駆
動回路79からの出力により、モータ80はテーブル8
1に取り付けられた雄ねじ82を介して、被検眼Eに対
して測定部1を左右方向に動かすようになっている。ま
たテーブル81には、モータ80により雄ねじ82が回
転して測定部1が回転することを防止する回転防止部材
83が設けられている。雄ねじ82に対応する雌ねじが
切られ、回転防止部材83に対応する孔を備えた移動部
材84が移動すると、移動部材84の先端に備えられた
スイッチ85の凸部85aがスイッチ押し部材86、8
7により押されるようにされており、スイッチ85の出
力は演算処理制御回路46に接続されている。
【0032】演算処理制御回路46の出力はモータ駆動
回路88を介してモータ89に接続され、モータ89に
より雄ねじ90を回転させるようになっている。この雄
ねじ90には、内部に雄ねじ90に対応する雌ねじが切
られた支柱91が取り付けられており、この支柱91に
取り付けられた顎受け台3が被検眼Eの位置をほぼ検眼
可能な高さにするために電動駆動により上下に移動する
ようになっている。なお、支柱91はキー溝92aを備
えた支柱受け92により支持され、このキー溝92aと
支柱受け92に取り付けられたキー93とにより、モー
タ89が回転して雄ねじ90が回転しても顎受け台3は
回転することはなく、顎受け台3の移動範囲を制御して
いる。
【0033】更に、演算処理制御回路46の出力は、プ
リンタ制御回路94を介して図1に示すプリンタ5に接
続され、一方で演算処理制御回路46には、プリントス
イッチ8、電源スイッチ9が接続された電源検知回路9
5、顎受け台上げスイッチ10、顎受け台下げスイッチ
11、検眼スイッチ12、スリープスイッチ13の出力
が接続されている。更に、演算処理制御回路46には、
トラックボール信号処理回路96を介して図1に示すト
ラックボール7が接続されている。ローラ6にはベルト
97を介して、ローラ6の回転方向と回転量とを検出す
るロータリエンコーダ98が接続され、このロータリエ
ンコーダ98の出力はロータリエンコーダ98からの信
号を処理するロータリエンコーダ信号処理回路99を介
して演算処理制御回路46に接続されている。
【0034】また、演算処理制御回路46には、電源が
オンされている間は電力を充電し、電源がオフされてい
る間は充電した電力を使うことができるバッテリ10
0、外部から受けた電力をこの装置が使用することがで
きるようにする電源回路101、時間を計測する時間計
測回路102がそれぞれ接続され、更に演算処理制御回
路46の出力は表示信号処理回路103を介して図1に
示す液晶モニタ4に接続されている。
【0035】検眼時には、被検者Sの頭部の大きさに応
じて、被検眼Eがノズル27の近傍になるように顎受け
台上げスイッチ10、顎受け台下げスイッチ11で顎受
け台3の高さを調節し、被検者Sの額と顎を図示しない
額当て部と顎受け台3で固定する。このとき、顎受け台
上げスイッチ10又は顎受け台下げスイッチ11が押さ
れると、それらの信号は演算処理制御回路46に出力さ
れ、演算処理制御回路46からモータ駆動回路88を介
してモータ89に駆動信号が出力され、顎受け台3を上
下させる。
【0036】固視灯39からの光束はレンズ38を通
り、光分割部材30により反射されて、光通過部材2
9、光分割部材26、孔あき光通過部材28の開口部を
通り、被検眼Eの眼底Erに投影される。被検者Sがこの
固視灯39からの光束を固視することにより、被検眼E
の視線は固定される。
【0037】検眼用光源21からの光束は、アパーチャ
22、レンズ23、光通過部材25を通って光分割部材
26により反射され、孔あき光通過部材28の開口部を
通って角膜Ecに投影される。角膜Ecでの反射光束は同じ
光路を戻り、光分割部材26、光通過部材29、光分割
部材30、レンズ31、光分割部材32、レンズ33、
光分割部材34、アパーチャ35を通って受光素子36
に受光される。この受光素子36での受光信号は、アラ
イメント検出回路37を介して演算処理制御回路46に
出力され、演算処理制御回路46から表示信号処理回路
103を介して、液晶モニタ4にアライメントがどの程
度正確に合っているかが表示される。
【0038】また、検眼用光源21からの光束による前
眼部からの反射光束は、レンズ40を通ってテレビカメ
ラ41に入射し、このテレビカメラ41での受信信号は
映像信号処理回路42を介して演算処理制御回路46に
出力され、表示信号処理回路103を介して液晶モニタ
4に前眼部像Pfが映出される。また、検眼用光源21か
らの光束による角膜反射光束は光分割部材34により反
射され、アパーチャ43を通って受光素子44に入射
し、角膜Ecの所定変形が検出される。
【0039】検者は液晶モニタ4を見ながら、ローラ6
とトラックボール7とを使って被検眼Eに対して測定部
1を前後方向、上下方向、左右方向の三次元方向に受光
素子36の光量が最大になるようにしてアライメントを
行う。
【0040】実際にアライメントを行うためのローラ
6、トラックボール7の操作方法として、ローラ6を被
検者Sの方向に回転させると、その回転はベルト97を
介してロータリエンコーダ98に出力され、その回転に
応じた信号がロータリエンコーダ98からロータリエン
コーダ信号処理回路99、演算処理制御回路46に出力
される。演算処理制御回路46はモータ駆動回路61を
制御してモータ62を回転させ、測定部1を被検眼Eに
近付く方向に移動させる。同様に、ローラ6を被検者S
と反対の方向に回転させると、測定部1が被検眼Eから
遠去かる方向に移動する。このようにして、測定部1を
被検者Sの前後方向に移動させることにより、被検眼E
のピントを合わせる。
【0041】ここで、測定部1の被検者Sに対して前後
方向に移動する場合の移動範囲は、スイッチ67、スイ
ッチ押し部材68、69により規定されており、測定部
1が被検者Sに対して近付く方向に動いて、スイッチ6
7の凸部67aがスイッチ押し部材68に押された場合
には、そのスイッチ67からの信号は演算処理制御回路
46に出力され、演算処理制御回路46がモータ駆動回
路61を制御してモータ62の駆動を停止させ、測定部
1が停止する。同様に、測定部1が被検者Sに対して遠
去かる方向に動いて、凸部67aがスイッチ押し部材6
9に押された場合には、モータ62の駆動は停止され測
定部1が停止する。演算処理制御回路46は測定部1が
今まで何れの方向に移動していたかを記憶しておき、次
に移動する場合には、凸部67aが押される以前に動い
ていた方向とは反対の方向に移動する。
【0042】ローラ6に続いて、トラックボール7を被
検者Sの方向に回転させると、その信号はトラックボー
ル信号処理回路96、演算処理制御回路46に出力さ
れ、演算処理制御回路46はモータ駆動回路70を制御
してモータ71を回転させ、測定部1を被検眼Eに対し
て上方向に移動させる。このとき測定部1が被検眼Eに
対して上方向に動くため、液晶モニタ4内の前眼部像Pf
は下方向に移動する。同様に、トラックボール7を被検
者Sと反対の方向に回転させると、測定部1が被検眼E
に対して下方向に動くため、液晶モニタ4内の前眼部像
Pfは上方向に移動する。
【0043】測定部1の被検者Sに対して上下方向に移
動する場合の移動範囲は、スイッチ76、スイッチ押し
部材77、78により規定されており、スイッチ76の
凸部76aがスイッチ押し部材77、78に押された場
合には、モータ駆動回路70を制御してモータ71を停
止させ、測定部1が停止する。次に移動する場合には、
凸部76aが押される以前に動いていた方向とは反対の
方向に移動する。
【0044】また、トラックボール7を被検者Sに対し
て左回転させると、その信号はトラックボール信号処理
回路96、演算処理制御回路46に出力され、演算処理
制御回路46はモータ駆動回路79を制御してモータ8
0を回転させ、測定部1を被検眼Eに対して左方向に移
動させる。このとき、測定部1が被検眼Eに対して左方
向に動くため、液晶モニタ4内の前眼部像Pfは右方向に
移動する。同様に、トラックボール7を被検者Sに対し
て右回転させると、測定部1が被検眼Eに対して右方向
に動くため、液晶モニタ4内の前眼部像Pfは左方向に移
動する。
【0045】測定部1の被検者Sに対して左右方向に移
動する場合の移動範囲は、スイッチ85、スイッチ押し
部材86、87により規定されており、スイッチ85の
凸部85aがスイッチ押し部材86、87に押された場
合には、モータ駆動回路79を制御してモータ80を停
止させ、測定部1が停止する。次に移動する場合には、
凸部85aが押される以前に動いていた方向とは反対の
方向に移動する。
【0046】このように、被検眼Eに対して測定部1を
前後方向、上下方向、左右方向に動かしてアライメント
を行った後に、検眼スイッチ12を押すと検眼が始ま
る。検眼スイッチ12を押すと、検眼開始信号が検眼ス
イッチ12から演算処理制御回路46に出力され、駆動
信号が演算処理制御回路46からロータリソレノイド駆
動回路47、ロータリソレノイド48に出力されて、ロ
ータリソレノイド48を図2において右回転させる。
【0047】ロータリソレノイド48が右回転すると、
リンク機構49、50を介してピストン51はシリンダ
52に沿って上昇し、チェンバ24内の圧力が高まり、
ノズル27から角膜Ecに向けて空気を吹き付ける。空気
を吹き付けられた角膜Ecは押され、徐々に所定変形して
受光素子44で検知され、この受光素子44からの信号
は、所定変形検出回路45を介して演算処理制御回路4
6に出力される。
【0048】また、角膜Ecが所定変形したときのチェン
バ24の圧力値は、眼圧値に換算することができ、実験
等により求められた換算テーブルに従って、演算処理制
御回路46で眼圧値への換算の演算を行う。演算処理制
御回路46で眼圧値を求め終ると、液晶モニタ4に眼圧
値が表示される。なお、アライメントを合わせた後に、
検眼スイッチ12を押すことにより測定を行う代りに、
自動測定機能が付いている場合には、アライメントが合
うと自動的に検眼をするようにしてもよい。
【0049】また、検眼終了後に装置を屡らく使わない
場合には、検者がスリープスイッチ13を操作すること
により、測定部1が検眼待期状態の所定位置に移動す
る。図4は移動部材66の位置関係を示す説明図であ
り、スリープスイッチ13を押すと、その信号は演算処
理制御回路46に出力され、演算処理制御回路46はモ
ータ駆動回路61を制御してモータ62を駆動させ、移
動部材66を位置Aから位置Bに向かって移動させる。
スイッチ67の凸部67aが位置Bでスイッチ押し部材
69に押されると、スイッチ67から演算処理制御回路
46に停止信号が出力され、演算処理制御回路46はモ
ータ駆動回路61を制御してモータ62を停止し、移動
部材66が位置Bで停止する。
【0050】図5は移動部材75の位置関係を示す説明
図であり、スリープスイッチ13を押すと、演算処理制
御回路46はモータ駆動回路70を制御してモータ71
を駆動させ、移動部材75を位置Cから位置Dに向かっ
て移動させる。スイッチ76の凸部76aが位置Dでス
イッチ押し部材78に押されると、スイッチ76から演
算処理制御回路46に停止信号が出力され、演算処理制
御回路46はモータ駆動回路70を制御してモータ71
を停止させ、移動部材75が位置Dで停止する。次に、
演算処理制御回路46はモータ駆動回路70を制御して
モータ71を駆動させ、移動部材75を位置Dから、ス
イッチ押し部材77、78の中間である位置Eに移動さ
せる。
【0051】ここで、位置Dから雄ねじ73を何回転さ
せれば位置Eに移動するかを予め実験や計算等で求めて
おき、その求められた所定回数だけ雄ねじ73を回転さ
せることにより、移動部材75を位置Dから位置Eに移
動することができる。なお、凸部76aがスイッチ押し
部材78に押されている位置Dから位置Eに移動する代
りに、凸部76aがスイッチ押し部材77に押されてい
る位置から位置Eに移動すようにしてもよい。
【0052】図6は被検者Sの方向から見たときの移動
部材84の位置関係を示す説明図であり、スリープスイ
ッチ13を押すと、演算処理制御回路46はモータ駆動
回路79を制御してモータ80を駆動させ、移動部材8
4を位置Fから位置Gに向かって移動させる。スイッチ
85の凸部85aが位置Gでスイッチ押し部材87に押
されると、スイッチ85から演算処理制御回路46に停
止信号が出力され、演算処理制御回路46はモータ駆動
回路79を制御してモータ80を停止させ、移動部材8
4が位置Gで停止する。次に、演算処理制御回路46は
モータ駆動回路79を制御してモータ80を駆動し、移
動部材84を位置Gから位置Hに移動させる。
【0053】ここで、この位置Hはスイッチ押し部材8
6、87の中間である位置Iよりも、平均的な人の左右
眼の距離の1/2の距離だけ右眼の方向にある位置であ
る。また、位置Gから位置Hへの移動については、図5
に示す位置Dから位置Eへの移動と同様に、雄ねじ82
を何回転させればよいかを予め求めておく。なお、凸部
85aがスイッチ押し部材87に押されている位置Gか
ら位置Hに移動する代りに、凸部85aがスイッチ押し
部材86に押されている位置から位置Hに移動してもよ
いし、右眼の位置Hに移動する代りに左眼の位置に移動
するようにしてもよい。
【0054】更に、スリープスイッチ13が押されて測
定部1が所定位置に移動する際に、3方向に移動するの
に1方向ずつ逐次に移動するようにしているが、測定部
1の移動は1方向ずつに限定したものではなく、3方向
を同時に移動したり、2方向に同時に移動する前後に1
方向を移動するようにしてもよい。
【0055】また、スリープスイッチ13を押すことで
電力を節約し、部材の寿命を延ばすために、液晶モニタ
4、検眼用光源21、固視灯39等への電力の供給を止
めることもできる。このことは、スリープスイッチ13
が押されると、その信号が演算処理制御回路46に出力
され、液晶モニタ4、検眼用光源21、固視灯39への
電力の供給を止めるようにすればよい。
【0056】スリープスイッチ13を特に設けなくて
も、測定部1を検眼待機状態の所定位置に移動するに
は、検眼終了後にプリントスイッチ8、顎受け台上げス
イッチ10、顎受け台下げスイッチ11等を操作するこ
とにより、測定部1が所定位置に移動するようにする。
例えば、プリントスイッチ8を操作すると、その信号が
演算処理制御回路46からプリンタ制御回路94に出力
され、プリンタ5から左右眼それぞれの検眼結果、検眼
回数、検眼日時、被検者Sの名前、ID番号等の各デー
タがペーパPにプリントアウトされる。そして、プリン
トアウトした後に、測定部1を所定位置に移動させる。
【0057】また、ローラ6、トラックボール7、プリ
ントスイッチ8、顎受け台上げスイッチ10、顎受け台
下げスイッチ11、検眼スイッチ12、スリープスイッ
チ13等の入力手段を操作しないでいると、これらの入
力手段を操作していないことが演算処理制御回路46で
検知され、操作していない時間が時間計測回路102に
より計測される。
【0058】そして、例えば5分や10分等の所定時間
これらの入力手段を操作しないでいると、時間計測回路
102から演算処理制御回路46に信号が出力され、測
定部1を所定位置に移動し、同時に電力を節約しかつ部
材の寿命を延ばすために、液晶モニタ4、検眼用光源2
1、固視灯39等への電力の供給を停止する。
【0059】更に、時刻を時間計測回路102により計
測して、例えば午前8時30分の所定時刻になったとき
には、測定部1を所定位置に移動し、液晶モニタ4、検
眼用光源21、固視灯39等への電力の供給を行い、検
眼を行うことができるようにすることもできる。同様
に、例えば午後5時45分の所定時刻になったときに
は、測定部1を所定位置に移動し、液晶モニタ4、検眼
用光源21、固視灯39等への電力の供給を停止する。
【0060】また、電源スイッチ9を操作して電源をオ
ンにした場合には、電源検知回路95は電源がオンにさ
れたことを演算処理制御回路46に出力し、演算処理制
御回路46により電気系の電源は電源回路101に接続
され、バッテリ100は充電されて測定部1を所定位置
に移動する。
【0061】また、電源スイッチ9を操作して電源をオ
フにした場合には、電源検知回路95は電源がオフにさ
れたことを演算処理制御回路46に出力し、演算処理制
御回路46は電源回路101から離してバッテリ100
に接続し、電力が入っているときの通常の電力を電源と
するものから、バッテリ100で充電されていた電力を
電源とするものに変更する。そして、このバッテリ10
0からの電力を用いて、演算処理制御回路46、モータ
駆動回路61、70、79、モータ62、71、80、
スイッチ67、76、85等に電力を供給して、所定位
置に測定部1を移動させる。
【0062】このように、所定時刻になったり、所定時
間操作手段を操作しなかったり、入力手段を検眼終了後
に操作したり、電源をオン・オフすることにより、測定
部1を所定位置に移動させる駆動手段と、被検眼Eと装
置のアライメントを行う手段とを1個の手段で行えるよ
うにし、コストを低く抑えることができる。また、1人
の被検者の検眼が終了して、次の被検者の検眼を行う間
に、測定部1の位置を所定位置に移動させることができ
るために、次の被検者の被検眼に測定部1の先端を当て
る可能性が少なくなり安全性が向上する。更に、常に左
眼或いは右眼の近傍である所定位置から次の検眼を開始
することが可能なために、次の検眼を速やかに行うこと
ができ操作性が良い。
【0063】図7は第2の実施例の装置の外観図であ
り、検眼を行う測定部111は図2に示す第1の実施例
の測定部1とほぼ同様であり、測定部111は固定基台
112上に移動可能な構成で載置され、この固定基台1
12には、被検者の頭の位置を固定し上下方向に可動な
顎受け台113、プリンタ114、電源をオン・オフす
る電源スイッチ115が設けられている。また、固定基
台112にはコード116を介して操作本体117が接
続されている。この操作本体117には、液晶モニタ1
18、ローラ119、トラックボール120、プリント
スイッチ121、顎受け台上げスイッチ122、顎受け
台下げスイッチ123、検眼スイッチ124、スリープ
スイッチ125、所定位置変更スイッチ126が設けら
れ、第1の実施例と異なり固定基台112にはこれらの
機構は設けられていない。
【0064】なお、ローラ119を回転させることによ
り、被検眼Eに測定部111を一次元的にアライメント
し、トラックボール120の内部のボールを回転するこ
とにより、被検眼Eを二次元的にアライメントするよう
になっている。また、スリープスイッチ125を操作し
た場合や、ローラ119、トラックボール120、顎受
け台上げスイッチ122、顎受け台下げスイッチ12
3、検眼スイッチ124等の操作手段を所定時間経過し
ても操作しなかった場合や、電源をオン・オフにした場
合に測定部111が所定位置に移動するが、その所定位
置を所定位置変更スイッチ126により変更することが
できるようになっている。
【0065】図8は固定基台112の内部のブロック回
路構成図であり、図3と同一の符号は同一の部材を示し
ている。図8において、テーブル63には距離センサ1
31が設けられ、移動部材66との距離を検出すること
により、被検者Sから見た場合の前後方向の測定部11
1の位置を確認するようになっている。この距離センサ
131の出力は、距離を求めるための距離検出回路13
2を介して演算処理制御回路46に接続されており、図
3に示すスイッチ67、スイッチ押し部材68、69は
設けられていない。
【0066】同様に、テーブル72、81にはそれぞ
れ、被検者Sから見た場合の上下方向、左右方向の測定
部111の位置を確認する距離センサ133、134が
設けられ、これら距離センサ133、134はそれぞれ
距離検出回路135、136を介して演算処理制御回路
46に接続されている。
【0067】また、図3に示すスイッチ76、85、ス
イッチ押し部材77、78、86、87は設けられてい
ない。更に、固定基台112には、液晶モニタ4、ロー
ラ6、トラックボール7、プリントスイッチ8、顎受け
台上げスイッチ10、顎受け台下げスイッチ11、検眼
スイッチ12、スリープスイッチ13、トラックボール
信号処理回路96、ベルト97、ロータリエンコーダ9
8、ロータリエンコーダ信号処理回路99、表示信号処
理回路103は設けられていない。
【0068】図9は操作本体117のブロック回路構成
図であり、固定基台112内の演算処理制御回路46の
入出力がコード116を介して演算処理制御回路141
に接続されている。この演算処理制御回路141の入力
には、ロータリエンコーダ処理回路142、ローラ11
9の回転方向と回転量とを検知するロータリエンコーダ
143が順次に接続され、ロータリエンコーダ143に
はローラ119が取り付けられている。更に、演算処理
制御回路141の入力には、トラックボール120から
の信号を処理するトラックボール信号処理回路144、
トラックボール120が順次に接続されている。
【0069】また、演算処理制御回路141の入力に
は、プリントスイッチ121、顎受け台上げスイッチ1
22、顎受け台下げスイッチ123、検眼スイッチ12
4、スリープスイッチ125、所定位置変更スイッチ1
26が接続されている。また、演算処理制御回路141
の出力は表示信号処理回路145を介して液晶モニタ1
18に接続されている。
【0070】検眼時には被検者Sの頭部を固定し、被検
者Sに固視灯39を固視させることにより被検眼Eの視
線を固定する。テレビカメラ41に受光された前眼部像
Pfは、映像信号処理回路42を介して演算処理制御回路
46に出力され、更にコード116を介して演算処理制
御回路141に出力され、表示信号処理回路145から
液晶モニタ118に前眼部像Pfが映出される。
【0071】液晶モニタ118には、前眼部像Pf、検眼
用光源21からの光束の位置を示し測定部111と被検
眼Eとの位置のずれが分かるアライメント輝点像Pa、ア
ライメント検出のためのアライメントマークMa、よりア
ライメント位置精度を細かく表示するために受光素子3
6の光量を示すレベルメータマークMbが表示されてい
る。
【0072】液晶モニタ118には、更に測定日時を示
す時計表示マークMc、左右眼を示す左右眼表示マークM
d、液晶モニタ118に現在表示している前眼部像Pfが
左右眼何れの被検眼であるかを示す表示眼マークMe、測
定不能を示すエラーマークMf、眼圧値を示す眼圧値マー
クMg、アライメント位置ずれによる眼圧値の信頼度が低
いことを示す低信頼度マークMh、測定回数マークMi、眼
圧の測定範囲を示す測定範囲値マークMj、測定範囲値マ
ークMjを越えた場合に表示される測定範囲値オーバー表
示マークMkが表示されている。
【0073】また、図10は所定位置変更スイッチ12
6を操作したときの液晶モニタ118の表示画面を示し
ている。液晶モニタ118上には、被検者を模した絵で
ある被検者マークMs、被検者マークMsに対向している測
定部111を模した絵である測定部マークMl、被検者S
から見てそれぞれ測定部111の左右方向、上下方向、
前後方向の座標を示す座標X、Y、Zが表示されてい
る。更に、液晶モニタ118の下部には、測定部111
が所定位置に移動する場合の座標X、Y、Z方向のそれ
ぞれの位置を示す移動位置Ax、Ay、Az、座標X、Y、Z
方向のそれぞれの測定部111の移動可能範囲の値を示
す移動可能範囲Bx、By、Bzがmm単位で表示されてい
る。
【0074】なお、座標Yと座標Zとの交点を零とし、
被検眼Eから見て左眼側が正、右眼側が負となるように
移動位置Ax、移動可能範囲Bxは表示されている。同様
に、座標Zと座標Xとの交点を零とし、被検眼Eから見
て上側が正、下側が負となるように移動位置Ay、移動可
能範囲Byは表示され、座標Xと座標Yとの交点を零と
し、被検眼Eから見て被検眼Eに近付く方向が正、遠去
かる方向が負となるように、移動位置Az、移動可能範囲
Bzは表示されている。
【0075】また、座標Xが0mmの場合の測定部11
1の位置は、顎受け台113等で被検者Sの頭部を規定
した場合における被検者Sの左右眼の中央の位置にほぼ
等しくなるようにされ、測定部111の座標Xの方向に
移動することができる範囲の中央となる。同様に、座標
Yが0mmの測定部111の位置は、測定部111の座
標Yに移動することができる範囲の中央とされ、Z座標
が0mmの場合の測定部111の位置は、測定部111
のZ座標の方向に移動することができる範囲の中央とさ
れている。
【0076】検者は液晶モニタ118を見ながら、トラ
ックボール120を使ってアライメントマークMaの中心
にアライメント輝点像Paが合うようにして、測定部11
1の被検者Sに対する上下方向、左右方向のアライメン
トを合わせ、ローラ119を使ってレベルメータマーク
Mbが最大のレベルになるようにして、測定部111の被
検者Sに対する前後方向のアライメントを合わせる。こ
のように、ローラ119とトラックボール120を操作
することにより、第1の実施例と同様に被検眼Eに対し
て前後方向、上下方向、左右方向のアライメントを合わ
せた後に、検眼スイッチ124を押すと検眼が始まる。
眼圧値を求め終ると、液晶モニタ118上に眼圧値マー
クMgが表示され、場合によりエラーマークMf、低信頼度
マークMh、測定範囲値オーバー表示マークMkが表示され
る。
【0077】また、第1の実施例と同様に所定時刻にな
ったり、所定時間操作手段を操作しなかったり、プリン
トスイッチ121やスリープスイッチ125等の入力手
段を検眼終了後に操作したり、電源をオン・オフするこ
とにより、測定部111を所定位置に移動する。この所
定位置への移動は、距離センサ131、133、134
によりそれぞれ移動部材66、75、84との距離を測
定し、距離検出回路132、135、136から演算処
理制御回路46へ出力し、モータ62、71、80を駆
動することにより行う。この所定位置は図10に示した
移動位置Ax、Ay、Azであり、この場合には測定部111
は座標Xの値が−32mm、座標Yの値が−20mm、
座標Zの値が−25mmの位置に移動する。
【0078】また、所定位置を変更すべき場合には、所
定位置変更スイッチ126を操作して、液晶モニタ11
8の表示画面を図10に示す所定位置を変更するモード
とする。このモードで、アライメントを行うときと同様
にしてローラ119、トラックボール120を操作し、
移動位置Ax、Ay、Azの値を変更し、新たな所定位置を演
算処理制御回路46により記憶する。
【0079】図11は移動位置Ax、Ay、Azの値を変更し
た後の液晶モニタ118の表示画面の説明図であり、図
10と比較して移動位置Axが−32mmから−23mm
へ、移動位置Ayが−20mmから+20mmへ変更さ
れ、移動位置Azは変更していない。この変更を行った後
に、測定部111が所定位置に移動する際には、この新
たに変更した所定位置に移動する。
【0080】なお、測定部111の移動が可能な範囲内
において、検者が所定位置を自由に変更する代りに、予
め測定部111の所定位置を幾つか用意しておき、その
中から検者が選んで、その検者の好みに応じた所定位置
に変更することもできる。例えば、1番目の所定位置は
座標Xの値が−32mm、座標Yの値が−20mm、座
標Zの値が−25mmとし、2番目の所定位置は座標X
の値が+32mm、座標Yの値が−20mm、座標Zの
値が−25mmとし、3番目の所定位置は座標Xの値が
−32mm、座標Yの値が+20mm、座標Zの値が−
25mmとし、4番目の所定位置は座標Xの値9が+3
2mm、座標Yの値が+20mm、座標Zの値が−25
mmとする。
【0081】このように、4種類の測定部111の所定
位置を用意しておき、所定位置変更スイッチ126を操
作することにより、所定位置を変更するモードとなり、
液晶モニタ118にそれら4種類の所定位置が表示され
る。そして、これらの4種類の所定位置の何れかを選択
すると、再び所定位置変更スイッチ126を操作するこ
とによって新たな所定位置に変更して、所定位置を変更
するモードから抜け出す。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科装
置は、入力手段が操作されない時間を時間計測手段によ
り計測し、制御手段により時間計測手段の出力に基づい
て検眼手段をアライメントするアライメント用モータを
制御して、次の被検者に対する検眼手段を被検眼測定位
置近傍の所定の検眼待機位置に移動するため、次の被検
者の検眼に対し、より安全性が高く能率的に検眼を行う
ことができる。
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】 また、所定位置に検眼手段を移動するモ
ータと検眼手段を被検眼にアライメントするモータとが
同一であるため経済的であり、所定位置を変更するため
の所定位置変更手段を設ければ、検者の好みに応じた操
作性とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の外観図である。
【図2】測定部の内部の光学系及び回路の構成図であ
る。
【図3】固定基台の内部のブロック回路構成図である。
【図4】移動部材の位置関係の説明図である。
【図5】移動部材の位置関係の説明図である。
【図6】移動部材の位置関係の説明図である。
【図7】第2の実施例の外観図である。
【図8】固定基台の内部のブロック回路構成図である。
【図9】操作本体の内部のブロック回路構成図である。
【図10】所定位置を変更するモード時の液晶モニタの
表示画面の説明図である。
【図11】所定位置を変更したときの液晶モニタの表示
画面の説明図である。
【符号の説明】 1、111 測定部 2、112 固定基台 3、113 顎受け台 4、118 液晶モニタ 5、114 プリンタ 6、119 ローラ 7、120 トラックボール 8、121 プリントスイッチ 9、115 電源スイッチ 10、122 顎受け台上げスイッチ 11、123 顎受け台下げスイッチ 12、124 検眼スイッチ 13、125 スリープスイッチ 21 検眼用光源 24 チェンバ 27 ノズル 36、44 受光素子 37 アライメント検出回路 39 固視灯 41 テレビカメラ 48 ロータリソレノイド 53 圧力センサ 62、71、80、89 モータ 98、143 ロータリエンコーダ 100 バッテリ 101 電源回路 102 時間計測回路 103、145 表示信号処理回路 126 所定位置変更スイッチ 131、133、134 距離センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱野 好正 神奈川県川崎市中原区今井上町53番地 キヤノン株式会社 小杉事業所内 (72)発明者 正木 俊文 神奈川県川崎市中原区今井上町53番地 キヤノン株式会社 小杉事業所内 (56)参考文献 特開 平7−79924(JP,A) 特開 平4−263834(JP,A) 特開 平5−154104(JP,A) 特開 平8−229002(JP,A) 特開 平8−98808(JP,A) 特開 昭63−212321(JP,A) 特開 平7−362(JP,A) 特開 平4−2326(JP,A) 特開 平5−95902(JP,A) 特開 昭63−125233(JP,A) 特開 平7−236612(JP,A) 特開 平8−173384(JP,A) 特開 平7−124109(JP,A) 特開 平5−317250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 3/00 - 3/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検眼手段と、該検眼手段を前後上下左右
    に移動して被検眼に対しアライメントするアライメント
    用モータと、前記検眼手段に対する動作指令を行う入力
    手段と、該入力手段に前記動作指令が入力されない時間
    を計測する時間計測手段と、該時間計測手段による計測
    時間が所定時間以上になると前記検眼手段を次の被検者
    の被検眼を測定するための測定位置近傍の所定の検眼待
    位置に移動するように前記アライメント用モータを駆
    する制御手段とを有することを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 前記検眼待機位置を変更することができ
    位置変更手段を有する請求項に記載の眼科装置。
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