JP3505640B2 - フレキシブルな伝送線路一体型コネクタ - Google Patents
フレキシブルな伝送線路一体型コネクタInfo
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、２枚のプリント基
板等をフレキシブルに接続するコネクタ、特にフレキシ
ブルな伝送線路と、嵌合部を有するインシュレータとが
一体に構成されるコネクタに関する。
板等をフレキシブルに接続するコネクタ、特にフレキシ
ブルな伝送線路と、嵌合部を有するインシュレータとが
一体に構成されるコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の２枚のプリント基板をフレキシブ
ルに接続するコネクタについて説明する。
ルに接続するコネクタについて説明する。
【０００３】まず、従来の第１のコネクタについて、図
８（ａ）を参照して説明する。第１のプリント基板２１
と第２のプリント基板２２とをフレキシブルに接続する
場合、ＦＰＣ（Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃ
ｉｒｃｕｉｔ）２３を両プリント基板２１，２２の間に
介在させる。その際、両プリント基板２１，２２にそれ
ぞれＦＰＣ用コネクタ２４，２５を搭載する。そして、
ＦＰＣ２３の一端側をＦＰＣ用コネクタ２４に接続し、
ＦＰＣ２３の他端側をＦＰＣ用コネクタ２５に接続す
る。
８（ａ）を参照して説明する。第１のプリント基板２１
と第２のプリント基板２２とをフレキシブルに接続する
場合、ＦＰＣ（Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃ
ｉｒｃｕｉｔ）２３を両プリント基板２１，２２の間に
介在させる。その際、両プリント基板２１，２２にそれ
ぞれＦＰＣ用コネクタ２４，２５を搭載する。そして、
ＦＰＣ２３の一端側をＦＰＣ用コネクタ２４に接続し、
ＦＰＣ２３の他端側をＦＰＣ用コネクタ２５に接続す
る。
【０００４】次に、従来の第２のコネクタについて、図
８（ｂ）を参照して説明する。第１のプリント基板２１
と第２のプリント基板２２とをフレキシブルに接続する
場合、ＦＰＣ２３と２つのＦＰＣ中継コネクタ２６，２
７とを両プリント基板２１，２２の間に介在させる。そ
の際、両プリント基板２１，２２にそれぞれプラグコネ
クタ又はレセプタクルコネクタ２８，２９を搭載する。
そして、ＦＰＣ２３の一端側をＦＰＣ中継コネクタ２６
を経てプラグコネクタ又はレセプタクルコネクタ２８に
接続し、ＦＰＣ２３の他端側をＦＰＣ中継コネクタ２７
を経てプラグコネクタ又はレセプタクルコネクタ２９に
接続する。
８（ｂ）を参照して説明する。第１のプリント基板２１
と第２のプリント基板２２とをフレキシブルに接続する
場合、ＦＰＣ２３と２つのＦＰＣ中継コネクタ２６，２
７とを両プリント基板２１，２２の間に介在させる。そ
の際、両プリント基板２１，２２にそれぞれプラグコネ
クタ又はレセプタクルコネクタ２８，２９を搭載する。
そして、ＦＰＣ２３の一端側をＦＰＣ中継コネクタ２６
を経てプラグコネクタ又はレセプタクルコネクタ２８に
接続し、ＦＰＣ２３の他端側をＦＰＣ中継コネクタ２７
を経てプラグコネクタ又はレセプタクルコネクタ２９に
接続する。
【０００５】なお、２枚のプリント基板等をフレキシブ
ルに接続するこの種のコネクタは、実用新案登録第２５
１１９２６号公報及び実開平５−６５０６６号公報に記
載されている。
ルに接続するこの種のコネクタは、実用新案登録第２５
１１９２６号公報及び実開平５−６５０６６号公報に記
載されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の第１のコネ
クタには、次の欠点がある。
クタには、次の欠点がある。
【０００７】１．ＦＰＣ用コネクタ２４，２５がＺＩＦ
（Ｚｅｒｏ ＩｎｓｅｒｔｉｏｎＦｏｒｃｅ）タイプの
場合、コネクタの嵌合離脱を操作するためのスライダ等
の部品を必要とし、また、スライダ等の部品の操作が煩
雑である。
（Ｚｅｒｏ ＩｎｓｅｒｔｉｏｎＦｏｒｃｅ）タイプの
場合、コネクタの嵌合離脱を操作するためのスライダ等
の部品を必要とし、また、スライダ等の部品の操作が煩
雑である。
【０００８】２．ＦＰＣ用コネクタ２４，２５がＮＯＮ
−ＺＩＦタイプの場合、スライダ等の部品とその操作は
不要であるが、ＦＰＣ２３のＦＰＣ用コネクタ２４，２
５に対する嵌合部が嵌合離脱の際に破損し易い。
−ＺＩＦタイプの場合、スライダ等の部品とその操作は
不要であるが、ＦＰＣ２３のＦＰＣ用コネクタ２４，２
５に対する嵌合部が嵌合離脱の際に破損し易い。
【０００９】３．ＦＰＣ２３を別個の部品として製造す
るため、コストが高価になる。
るため、コストが高価になる。
【００１０】４．ＦＰＣ２３とＦＰＣ用コネクタ２４，
２５とは、製造者が異なるため、電気的性能（インピー
ダンスの整合等）の保証をし難い。
２５とは、製造者が異なるため、電気的性能（インピー
ダンスの整合等）の保証をし難い。
【００１１】前記従来の第２のコネクタには、次の欠点
がある。
がある。
【００１２】１．嵌合接点数が多いため、嵌合における
不具合及び伝送特性の劣下が発生し易い。
不具合及び伝送特性の劣下が発生し易い。
【００１３】２．部品点数が多いから、コストが高価と
なる。
なる。
【００１４】３．ＦＰＣ２３を別個の部品として製造す
るため、コストが高価になる。
るため、コストが高価になる。
【００１５】４．ＦＰＣ２３とＦＰＣ中断コネクタ２
６，２７及びプラグコネクタ又はレセプタクルコネクタ
２８，２９とは、製造者が異なるため、電気的性能の保
証をし難い。
６，２７及びプラグコネクタ又はレセプタクルコネクタ
２８，２９とは、製造者が異なるため、電気的性能の保
証をし難い。
【００１６】そこで、本発明は、前記従来の各コネクタ
の欠点を改良し、部品点数が少なく、操作が簡便で、コ
ストが安価で、しかも、電気的性能を保証し易いフレキ
シブルな伝送線路一体型コネクタを提供しようとするも
のである。
の欠点を改良し、部品点数が少なく、操作が簡便で、コ
ストが安価で、しかも、電気的性能を保証し易いフレキ
シブルな伝送線路一体型コネクタを提供しようとするも
のである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【００１８】１．複数の導体と、前記各導体とモールド
インにより一体成形されるインシュレータとを有するフ
レキシブルなコネクタにおいて、前記インシュレータ
は、前記各導体の端部及び絶縁シートを保持固定する本
体部と相手側コネクタと嵌合する嵌合部を有し、かつ、
前記各導体の一面を前記絶縁シートを介して金属プレー
トの一面に固着し、前記金属プレートに係合部を設けて
前記係合部により前記金属プレートと前記インシュレー
タとを一体化し、前記金属プレートは、前記相手側コネ
クタのグラウンドコンタクトと接触する接触部を有し、
前記相手側コネクタの複数の信号コンタクトとそれぞれ
接触する前記各導体の接触部と、前記金属プレートの接
触部とは、前記インシュレータの嵌合部に位置し、か
つ、前記嵌合部に保持固定されるフレキシブルな伝送線
路一体型コネクタ。
インにより一体成形されるインシュレータとを有するフ
レキシブルなコネクタにおいて、前記インシュレータ
は、前記各導体の端部及び絶縁シートを保持固定する本
体部と相手側コネクタと嵌合する嵌合部を有し、かつ、
前記各導体の一面を前記絶縁シートを介して金属プレー
トの一面に固着し、前記金属プレートに係合部を設けて
前記係合部により前記金属プレートと前記インシュレー
タとを一体化し、前記金属プレートは、前記相手側コネ
クタのグラウンドコンタクトと接触する接触部を有し、
前記相手側コネクタの複数の信号コンタクトとそれぞれ
接触する前記各導体の接触部と、前記金属プレートの接
触部とは、前記インシュレータの嵌合部に位置し、か
つ、前記嵌合部に保持固定されるフレキシブルな伝送線
路一体型コネクタ。
【００１９】２．前記各導体の両端部を保持固定する一
対のインシュレータを有する前記１記載のフレキシブル
な伝送線路一体型コネクタ。
対のインシュレータを有する前記１記載のフレキシブル
な伝送線路一体型コネクタ。
【００２０】３．前記各導体の他面又は前記金属プレー
トの他面の少なくとも一方に絶縁シートを固着した前記
１又は２記載のフレキシブルな伝送線路一体型コネク
タ。
トの他面の少なくとも一方に絶縁シートを固着した前記
１又は２記載のフレキシブルな伝送線路一体型コネク
タ。
【００２１】４．前記金属プレートに細長孔を形成した
前記１、２又は３記載のフレキシブルな伝送線路一体型
コネクタ。
前記１、２又は３記載のフレキシブルな伝送線路一体型
コネクタ。
【００２２】５．前記各絶縁シートにスリットを形成し
た前記４記載のフレキシブルな伝送線路一体型コネク
タ。
た前記４記載のフレキシブルな伝送線路一体型コネク
タ。
【００２３】６．前記各導体の幅が一様でない前記１〜
５のいずれか１項記載のフレキシブルな伝送線路一体型
コネクタ。
５のいずれか１項記載のフレキシブルな伝送線路一体型
コネクタ。
【００２４】
【００２５】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例のフレキ
シブルな高速伝送線路一体型コネクタについて図１〜図
７を参照して説明する。
シブルな高速伝送線路一体型コネクタについて図１〜図
７を参照して説明する。
【００２６】図１は、コネクタの全体斜視図であり、
（ａ）は表面側から見たもの、（ｂ）は裏面側から見た
ものを、それぞれ示す。コネクタ１は、フレキシブルな
高速伝送線路２と、高速伝送線路２の両側にモールドイ
ン又は組込みにより取付けられた各インシュレータ８と
から構成される。
（ａ）は表面側から見たもの、（ｂ）は裏面側から見た
ものを、それぞれ示す。コネクタ１は、フレキシブルな
高速伝送線路２と、高速伝送線路２の両側にモールドイ
ン又は組込みにより取付けられた各インシュレータ８と
から構成される。
【００２７】図２（ａ）は、高速伝送線路２を構成する
各部品と一対のインシュレータ８との組立前の状態を示
す斜視図である。高速伝送線路２は、プレス又はエッチ
ングにより製造された導体３と、導体３の表面に貼付さ
れた第１の絶縁シート４と、導体３の裏面に貼付された
第２の絶縁シート５と、第２の絶縁シート５の裏面に貼
付された薄い金属プレート６と、金属プレート６の裏面
に貼付された第３の絶縁シート７とが積層されて構成さ
れる。金属プレート６の両側には、接触部６Ａが形成さ
れ、各接触部６Ａの両側端には、係合部６Ｂが折曲形成
され、更に、各係合部６Ｂには、一対のＬ字状孔６Ｃが
設けられている。
各部品と一対のインシュレータ８との組立前の状態を示
す斜視図である。高速伝送線路２は、プレス又はエッチ
ングにより製造された導体３と、導体３の表面に貼付さ
れた第１の絶縁シート４と、導体３の裏面に貼付された
第２の絶縁シート５と、第２の絶縁シート５の裏面に貼
付された薄い金属プレート６と、金属プレート６の裏面
に貼付された第３の絶縁シート７とが積層されて構成さ
れる。金属プレート６の両側には、接触部６Ａが形成さ
れ、各接触部６Ａの両側端には、係合部６Ｂが折曲形成
され、更に、各係合部６Ｂには、一対のＬ字状孔６Ｃが
設けられている。
【００２８】高速伝送線路２と各インシュレータ８とを
組立てるとき、図２（ｂ）に示されるように、各一対の
Ｌ字状孔６Ｃを各インシュレータ８の両側端に形成され
た一対の爪８Ｃにはめ込む。
組立てるとき、図２（ｂ）に示されるように、各一対の
Ｌ字状孔６Ｃを各インシュレータ８の両側端に形成され
た一対の爪８Ｃにはめ込む。
【００２９】図３は、コネクタ１の第１の製造工程を示
す斜視図である。（ａ）は、積層される前の導体３、第
１の絶縁シート４及び第２の絶縁シート５の斜視図であ
る。導体３には、あらかじめ一様の幅のパターン３Ａを
等間隔で複数本形成するか、又は、（ｂ）に示されるよ
うに、更に、あらかじめ細い幅のパターン３Ｂ、中程度
の幅のパターン３Ｃ及び太い幅のパターン３Ｄを、それ
ぞれ複数本形成する。電源用の電流容量及びインピーダ
ンスを考慮すること等の理由により、ピンアサインに応
じてパターンの幅を変更する。続いて、（ｃ）に示され
るように、導体３の表裏両面に第１の絶縁シート４と第
２の絶縁シート５とを貼付する。このとき、導体３に
は、その両側部にキャリア３Ｅが一体につながってい
る。
す斜視図である。（ａ）は、積層される前の導体３、第
１の絶縁シート４及び第２の絶縁シート５の斜視図であ
る。導体３には、あらかじめ一様の幅のパターン３Ａを
等間隔で複数本形成するか、又は、（ｂ）に示されるよ
うに、更に、あらかじめ細い幅のパターン３Ｂ、中程度
の幅のパターン３Ｃ及び太い幅のパターン３Ｄを、それ
ぞれ複数本形成する。電源用の電流容量及びインピーダ
ンスを考慮すること等の理由により、ピンアサインに応
じてパターンの幅を変更する。続いて、（ｃ）に示され
るように、導体３の表裏両面に第１の絶縁シート４と第
２の絶縁シート５とを貼付する。このとき、導体３に
は、その両側部にキャリア３Ｅが一体につながってい
る。
【００３０】図４は、コネクタ１の第２の製造工程を示
す斜視図である。（ａ）に示されるように、各インシュ
レータ８を導体３の各一様の幅のパターン３Ａと第１の
絶縁シート４とにまたがるようにモールドイン又は組込
みにより取付けると、（ｂ）の状態に至る。
す斜視図である。（ａ）に示されるように、各インシュ
レータ８を導体３の各一様の幅のパターン３Ａと第１の
絶縁シート４とにまたがるようにモールドイン又は組込
みにより取付けると、（ｂ）の状態に至る。
【００３１】図５は、コネクタ１の第３の製造工程を示
す斜視図である。金属プレート６の長手方向に２本の細
長孔６Ｄをあらかじめ設ける。各細長孔６Ｄの幅は、後
述する各絶縁シート４，５，７に設けるスリット４Ａ等
の幅よりも僅かに広い。（ａ）の状態において、金属プ
レート６の表面を第２の絶縁シート５の裏面に貼付し、
金属プレート６の各一対のＬ字状孔６Ｃを各インシュレ
ータ８の各一対の爪８Ｃにはめ込む。更に、金属プレー
ト６の裏面に第３の絶縁シート７を貼付する。続いて、
導体３の各キャリア３Ｅとこれの付近の各一様の幅のパ
ターン３Ａの部分をカットして除去する。この後、積層
された第１の絶縁シート４、導体３、第２の絶縁シート
５、金属プレート６及び第３の絶縁シート７の上面から
カッタにより２本のスリット４Ａ等を入れる。このと
き、カッタの刃を、導体３における一様の幅のパターン
３Ａと隣接する一様の幅のパターン３Ａとの間、及び、
金属プレート６の各細長孔６Ｄ内に位置させる。この結
果、コネクタ１の製造工程は、完了し、コネクタ１は、
（ｂ）の状態に至る。各絶縁シート４，５，７にスリッ
ト４Ａ等を入れたので、高速伝送線路２は、フレキシブ
ル性を向上する。
す斜視図である。金属プレート６の長手方向に２本の細
長孔６Ｄをあらかじめ設ける。各細長孔６Ｄの幅は、後
述する各絶縁シート４，５，７に設けるスリット４Ａ等
の幅よりも僅かに広い。（ａ）の状態において、金属プ
レート６の表面を第２の絶縁シート５の裏面に貼付し、
金属プレート６の各一対のＬ字状孔６Ｃを各インシュレ
ータ８の各一対の爪８Ｃにはめ込む。更に、金属プレー
ト６の裏面に第３の絶縁シート７を貼付する。続いて、
導体３の各キャリア３Ｅとこれの付近の各一様の幅のパ
ターン３Ａの部分をカットして除去する。この後、積層
された第１の絶縁シート４、導体３、第２の絶縁シート
５、金属プレート６及び第３の絶縁シート７の上面から
カッタにより２本のスリット４Ａ等を入れる。このと
き、カッタの刃を、導体３における一様の幅のパターン
３Ａと隣接する一様の幅のパターン３Ａとの間、及び、
金属プレート６の各細長孔６Ｄ内に位置させる。この結
果、コネクタ１の製造工程は、完了し、コネクタ１は、
（ｂ）の状態に至る。各絶縁シート４，５，７にスリッ
ト４Ａ等を入れたので、高速伝送線路２は、フレキシブ
ル性を向上する。
【００３２】図６（ａ）は、コネクタ１の要部の断面図
である。導体３、第１の絶縁シート４及び第２の絶縁シ
ート５は、インシュレータ８の本体部８Ａに保持固定さ
れ、更に、導体３の各一様の幅のパターン３Ａの端部
は、インシュレータ８の嵌合部８Ｂに保持固定される。
金属プレート６の係合部６Ｂは、インシュレータ８に係
合し、金属プレート６とインシュレータ８とは、一体化
する。金属プレート６は、その端部に相手側コネクタの
複数のグラウンドコンタクトと接触する接触部６Ａ（図
２参照）が設けられている。
である。導体３、第１の絶縁シート４及び第２の絶縁シ
ート５は、インシュレータ８の本体部８Ａに保持固定さ
れ、更に、導体３の各一様の幅のパターン３Ａの端部
は、インシュレータ８の嵌合部８Ｂに保持固定される。
金属プレート６の係合部６Ｂは、インシュレータ８に係
合し、金属プレート６とインシュレータ８とは、一体化
する。金属プレート６は、その端部に相手側コネクタの
複数のグラウンドコンタクトと接触する接触部６Ａ（図
２参照）が設けられている。
【００３３】図６（ｂ）は、コネクタ１と相手側コネク
タ（レセプタクルコネクタ）１１とが嵌合した状態の断
面図である。
タ（レセプタクルコネクタ）１１とが嵌合した状態の断
面図である。
【００３４】相手側コネクタ１１は、インシュレータ１
２と、インシュレータ１２に整列して圧入される複数の
信号コンタクト１３及びグラウンドコンタクト１４と、
インシュレータ１２を覆い、インシュレータ１２に保持
されるシェル１５とから構成される。
２と、インシュレータ１２に整列して圧入される複数の
信号コンタクト１３及びグラウンドコンタクト１４と、
インシュレータ１２を覆い、インシュレータ１２に保持
されるシェル１５とから構成される。
【００３５】この状態では、コネクタ１の導体３の端部
の各一様の幅のパターン３Ａは、それぞれ相手側コネク
タ１１の各信号コンタクト１３と接触し、また、金属プ
レート６の接触部６Ａは、相手側コネクタ１１の各グラ
ウンドコンタクト１４と接触している。
の各一様の幅のパターン３Ａは、それぞれ相手側コネク
タ１１の各信号コンタクト１３と接触し、また、金属プ
レート６の接触部６Ａは、相手側コネクタ１１の各グラ
ウンドコンタクト１４と接触している。
【００３６】図７にコネクタ１の３つの使用例の斜視図
を示す。
を示す。
【００３７】（ａ）は、第１のプリント基板２１と第２
のプリント基板２２とが同一平面上に配置されている場
合を示す。
のプリント基板２２とが同一平面上に配置されている場
合を示す。
【００３８】（ｂ）は、両基板２１，２２が異なる平面
上に、かつ、両基板２１，２２の裏面同士が対向して配
置されている場合を示す。
上に、かつ、両基板２１，２２の裏面同士が対向して配
置されている場合を示す。
【００３９】（ｃ）は、両基板２１，２２が異なる平面
上に、かつ、第１のプリント基板２１の裏面と第２のプ
リント基板２２の表面とが対向して配置されている場合
を示す。
上に、かつ、第１のプリント基板２１の裏面と第２のプ
リント基板２２の表面とが対向して配置されている場合
を示す。
【００４０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
によれば、次の効果を奏することができる。
【００４１】１．嵌合部を有するインシュレータと伝送
線路とが一体に構成されるから、一貫生産が可能である
ので、電気的性能（インピーダンスの整合等）を保証し
易い。
線路とが一体に構成されるから、一貫生産が可能である
ので、電気的性能（インピーダンスの整合等）を保証し
易い。
【００４２】２．コネクタと伝送線路との嵌合離脱がな
いから、嵌合離脱における不具合（ピン座屈、不所望の
離脱及び接触抵抗の増加）が発生しない。また、スタブ
効果がないので、インピーダンスを整合し易い。更に、
グラウンド部も機密性と機能性が高い。更に、こじり等
の負荷に対する抵抗力が強い。
いから、嵌合離脱における不具合（ピン座屈、不所望の
離脱及び接触抵抗の増加）が発生しない。また、スタブ
効果がないので、インピーダンスを整合し易い。更に、
グラウンド部も機密性と機能性が高い。更に、こじり等
の負荷に対する抵抗力が強い。
【００４３】３．部品点数が少なく、製造工程も少ない
ので、コストが安価になる。
ので、コストが安価になる。
【００４４】４．嵌合部を同一に、かつ、導体のパター
ンを異なるように構成すると、相手側コネクタが同一で
も、異なる形態の接続が可能である。
ンを異なるように構成すると、相手側コネクタが同一で
も、異なる形態の接続が可能である。
【図１】本発明の一実施の形態例のフレキシブルな高速
伝送線路一体型コネクタの全体斜視図であり、（ａ）は
表面側から見たもの、（ｂ）は裏面側から見たものを、
それぞれ示す。
伝送線路一体型コネクタの全体斜視図であり、（ａ）は
表面側から見たもの、（ｂ）は裏面側から見たものを、
それぞれ示す。
【図２】（ａ）は同コネクタの組立前の状態を示す斜視
図、（ｂ）は金属プレートとインシュレータとのはめ込
み構造を示す拡大斜視図である。
図、（ｂ）は金属プレートとインシュレータとのはめ込
み構造を示す拡大斜視図である。
【図３】同コネクタの第１の製造工程における諸斜視図
であり、（ａ）は貼付前の導体と第１、第２の各絶縁シ
ートの斜視図、（ｂ）は設計変更されたパターンを有す
る導体の斜視図、（ｃ）は貼付後の導体と第１、第２の
各絶縁シートの斜視図を、それぞれ示す。
であり、（ａ）は貼付前の導体と第１、第２の各絶縁シ
ートの斜視図、（ｂ）は設計変更されたパターンを有す
る導体の斜視図、（ｃ）は貼付後の導体と第１、第２の
各絶縁シートの斜視図を、それぞれ示す。
【図４】同コネクタの第２の製造工程における斜視図で
あり、（ａ）は貼付後の導体と第１、第２の各絶縁シー
トにインシュレータを取付ける前の状態、（ｂ）は取付
けた後の状態を、それぞれ示す。
あり、（ａ）は貼付後の導体と第１、第２の各絶縁シー
トにインシュレータを取付ける前の状態、（ｂ）は取付
けた後の状態を、それぞれ示す。
【図５】同コネクタの第３の製造工程における斜視図で
あり、（ａ）は第２の絶縁シートに金属プレートを、金
属プレートに第３の絶縁シートを、それぞれ貼付する前
の状態を示し、（ｂ）は同コネクタの製造完了の状態を
示す。
あり、（ａ）は第２の絶縁シートに金属プレートを、金
属プレートに第３の絶縁シートを、それぞれ貼付する前
の状態を示し、（ｂ）は同コネクタの製造完了の状態を
示す。
【図６】（ａ）は同コネクタの要部の断面図、（ｂ）は
同コネクタと相手側コネクタとの嵌合状態における要部
の断面図を、それぞれ示す。
同コネクタと相手側コネクタとの嵌合状態における要部
の断面図を、それぞれ示す。
【図７】同コネクタの３つの使用例を順次（ａ）〜
（ｃ）にそれぞれ示す。
（ｃ）にそれぞれ示す。
【図８】従来の２枚のプリント基板をフレキシブルに接
続する２つのコネクタの斜視図であり、（ａ）は第１の
コネクタ、（ｂ）は第２のコネクタを、それぞれ示す。
続する２つのコネクタの斜視図であり、（ａ）は第１の
コネクタ、（ｂ）は第２のコネクタを、それぞれ示す。
１ コネクタ
２ 高速伝送線路
３ 導体
３Ａ 一様の幅のパターン
３Ｂ 細い幅のパターン
３Ｃ 中程度の幅のパターン
３Ｄ 太い幅のパターン
３Ｅ キャリア
４ 第１の絶縁シート
５ 第２の絶縁シート
６ 金属プレート
６Ａ 接触部
６Ｂ 係合部
６Ｃ Ｌ字状孔
６Ｄ 細長孔
７ 第３の絶縁シート
８ インシュレータ
８Ａ 本体部
８Ｂ 嵌合部
８Ｃ 爪
１１ 相手側コネクタ
１２ インシュレータ
１３ 信号コンタクト
１４ グラウンドコンタクト
１５ シェル
２１ 第１のプリント基板
２２ 第２のプリント基板
フロントページの続き
(72)発明者 加藤 宣和
東京都渋谷区道玄坂１丁目21番２号 日
本航空電子工業株式会社内
(56)参考文献 特開 平５−242739（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−288041（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−203626（ＪＰ，Ａ)
実開 平５−45967（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H01B 7/08
H01R 12/28
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の導体と、前記各導体とモールドイ
ンにより一体成形されるインシュレータとを有するフレ
キシブルなコネクタにおいて、前記インシュレータは、
前記各導体の端部及び絶縁シートを保持固定する本体部
と相手側コネクタと嵌合する嵌合部を有し、かつ、前記
各導体の一面を前記絶縁シートを介して金属プレートの
一面に固着し、前記金属プレートに係合部を設けて前記
係合部により前記金属プレートと前記インシュレータと
を一体化し、前記金属プレートは、前記相手側コネクタ
のグラウンドコンタクトと接触する接触部を有し、前記
相手側コネクタの複数の信号コンタクトとそれぞれ接触
する前記各導体の接触部と、前記金属プレートの接触部
とは、前記インシュレータの嵌合部に位置し、かつ、前
記嵌合部に保持固定されることを特徴とするフレキシブ
ルな伝送線路一体型コネクタ。 - 【請求項２】 前記各導体の両端部を保持固定する一対
のインシュレータを有することを特徴とする請求項１記
載のフレキシブルな伝送線路一体型コネクタ。 - 【請求項３】 前記各導体の他面又は前記金属プレート
の他面の少なくとも一方に絶縁シートを固着したことを
特徴とする請求項１又は２記載のフレキシブルな伝送線
路一体型コネクタ。 - 【請求項４】 前記金属プレートに細長孔を形成したこ
とを特徴とする請求項１、２又は３記載のフレキシブル
な伝送線路一体型コネクタ。 - 【請求項５】 前記各絶縁シートにスリットを形成した
ことを特徴とする請求項４記載のフレキシブルな伝送線
路一体型コネクタ。 - 【請求項６】 前記各導体の幅が一様でないことを特徴
とする請求項１〜５のいずれか１項記載のフレキシブル
な伝送線路一体型コネクタ。
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| JP33484799A JP3505640B2 (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | フレキシブルな伝送線路一体型コネクタ |
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-
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- 2000-11-03 EP EP00123922A patent/EP1104049B1/en not_active Expired - Lifetime
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