JP3594238B2 - 電子機器用冷却装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばノートブック型パーソナルコンピュータにおいてCPUを冷却するのに使用される電子機器用冷却装置及びそれを装備する電子機器に関し、詳しくは冷却性能を向上させた電子機器用冷却装置及びそれを装備する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ノートブック型パーソナルコンピュータでは、CPUの高速化に伴い、CPUの発熱量が増大するため、CPUの冷却が要望されており、種々の電子機器用冷却装置がすでに提案されている。
【0003】
特開2000−323880のCPU用冷却装置では、ヒートパイプが、利用され、ヒートパイプは、一方では、CPUの熱をキーボードの全体へ移送し、キーボード全体から外部へ放出し、また、他方では、冷却ファンの方へも移送して、強制空冷により熱を放出している。
【0004】
特開2000−13065のCPU用冷却装置では、CPU及びファンが、水平方向へ近接して、配置され、ヒートシンクがCPU及びファンの上面側を覆うとともに、ヒートパイプがヒートシンクの側縁に沿って延び、CPUの熱が、ヒートシンク及びヒートパイプを介してファンの方へ伝えられ、強制空冷により放出されるようになっている。
【0005】
特開2000−277964のCPU用冷却装置では、ヒートシンクが、一方の部分ではCPUの上方を覆い、他方の部分では、ファン配置空間を内側に画定し、ヒートパイプが、ヒートシンクに取り付けられつつ、CPU側からファン配置空間の空気排出口へ延び、空気排出口の冷却風により冷却されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−323880のCPU用冷却装置では、ヒートパイプだけがCPUの熱をファンの方へ伝達しており、冷却性能が不十分である。
【0007】
特開2000−13065のCPU用冷却装置では、ヒートパイプがヒートシンクの側縁に沿って直角に曲がって延び、ヒートパイプは、ヒートシンクを介してヒートシンクの中央部から周辺部へ伝達された熱を移送しているので、ヒートパイプ及びヒートシンクの全体の冷却性能は高くない。
【0008】
特開2000−277964のCPU用冷却装置では、ヒートパイプの冷却は、排出口において行うようになっているので、ヒートパイプが、長くかつ屈折の大きいものとなり、伝熱性能が低下する。また、該ヒートパイプは、丸パイプ型であり、放熱面積を確保するために、大きな冷却板の装備が必要となっている。
【0009】
本発明の目的は、発熱体の熱をファンの強制空冷により排出する電子機器用冷却装置において、ヒートシンク及びヒートパイプの性能を向上させることである。
本発明の他の目的は、性能の向上したヒートシンク及びヒートパイプを装備する電子機器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の電子機器用冷却装置は次のものを有している。
・発熱体に直接接触又は所定値以上の熱伝導率でかつ厚さが所定値以下の材料を間に介在させて接触(以下、該直接接触又はこの材料介在接触を「導熱接触」と言う。)する第1の部分とファン配置空間の少なくとも一部を画定する第2の部分とをもつヒートシンク
・ファン配置空間に配置されるファン
・第1の部分では発熱体に導熱接触し第2の部分ではファン配置空間に露出するようにヒートシンクに取り付けられているヒートパイプ
【0011】
材料介在接触における介在材料には、例えば、グリース及び/又は後述の高熱伝導性金属部材が含まれる。発熱体は例えば半導体であり、該半導体には、半導体チップ(例:CPUチップ)及び該半導体チップを少なくとも部分的に内部に収容するパッケージ(半導体パッケージ)が含まれる。電子機器は例えばノートブック型パーソナルコンピュータや携帯型電子機器等である。ヒートシンクは例えばアルミニウムや銅のダイカストから成る。アルミニウムダイカストは、熱伝導率では、銅より劣るが、軽量化上は銅より優れている。
【0012】
ヒートパイプ内では、内部液が、発熱体の熱により気化して、発熱体を冷却し、蒸気は、ヒートパイプのヒートシンク側部分においてヒートシンクの内面へのファン冷却風により冷却されて、液化し、液体となって、発熱体の方へ戻る。ヒートシンクは、発熱体からの熱をファン配置空間の方へ伝導し、ファン配置空間においてファンの冷却風により冷却される。
【0013】
従来の電子機器用冷却装置では、ヒートパイプは、表面側、すなわち発熱体及びファンとは反対側の面に取り付けられるが、本発明では、ヒートパイプは、発熱体側及びファン配置空間側に露出するので、ヒートパイプによる発熱体からの吸熱及びファン配置空間における放熱は効率化される。これにより、電子機器用冷却装置の性能が大幅に向上する。
【0014】
第1の発明の電子機器用冷却装置によれば、さらに、ファンは、ヒートシンクの上下方向を軸に回転して上下方向へ吸入した空気を水平方向としての放射方向へ吐出する複数の回転ブレードを備え、ファン及び発熱体は、ヒートシンクの水平方向へ並んで配置されている。第1及び第2の部分は、相互に連なって、発熱体及びファンより上側においてほぼ水平に広がり、ヒートパイプは、第1及び第2の部分の下面側をほぼ水平に延びている。
【0015】
例えばノートブック型パーソナルコンピュータでは、軽量化と共に、本体の薄型化が望まれる。ファンは、回転ブレードの存在のために、一般に、回転軸方向寸法の方が放射方向寸法より大幅に小であるので、回転ブレードは、回転軸を上下方向へ揃えられ、結果、電子機器用冷却装置の搭載される電子機器の厚さを抑制できる。ヒートシンクの第1及び第2の部分は、水平に広がり、電子機器用冷却装置の高さを抑制しつつ、発熱体の熱をファン配置空間へ伝導する。ヒートパイプも水平に延び、この段差を途中に有しない、ヒートパイプの水平構造により、ヒートパイプ内における発熱体からファン配置空間の方への蒸気の移動、及びファン配置空間から発熱体の方への液の戻りが円滑化される。このように、ヒートパイプは、第1及び第2の下面側を水平に延びて、性能を大幅に向上できる。
【0016】
第2の発明の電子機器用冷却装置によれば、第1の発明の電子機器用冷却装置において、第2の部分は、隣接領域より上面の高さを低くした低い上面領域を備え、該低い上面領域には、ファン配置空間を上方へ連通する上側吸入口が形成され、かつ該低い上面領域はヒートシンクの少なくとも1つの側面へ達している。
【0017】
例えばノートブック型パーソナルコンピュータでは、電子機器用冷却装置の配備される本体の厚さは小さく、本体のハウジング上壁とヒートシンクの上面との間隙は小さい。ヒートシンクの少なくとも1つの側面へ開口する低い上面領域の部位がヒートシンクの上面側に形成され、該低い上面領域の部位に上側吸入口が形成されることにより、該低い上面領域とハウジング上壁との間に所定の上下寸法の空気流れ通路が確保され、空気が、上側吸入口を介してファン配置空間内へ支障なく、導入される。
【0018】
第1の発明の電子機器用冷却装置によれば、さらに、ヒートシンクの第1の部分の下面側は、ヒートシンクの材料より熱伝導率の大きい材料から成る高熱伝導性金属部材で被覆されており、該高熱伝導性金属部材は、第2の部分と共働してファン配置空間を画定するファン配置空間下面部分を形成している。
【0019】
ヒートシンクの材料が例えばアルミニウムである場合、高熱伝導性金属部材(=熱伝導率の高い金属部材)を構成しかつヒートシンクの材料より熱伝導率の大きい材料とは例えば銅である。高熱伝導性金属部材は、典型的には板状の金属部材である。
【0020】
ヒートパイプによっては、高熱を受けると、ドライアウトが起きて、ヒートパイプの機能が停止することがある。高熱伝導性金属部材がヒートパイプと発熱体との間に介在して、発熱体からヒートパイプへの伝熱を適当に抑制して、ヒートパイプのドライアウトを防止できる。高熱伝導性金属部材は、ヒートシンクの第2の部分と共働して、ファン配置空間を形成する。したがって、発熱体の熱の一部は、高熱伝導性金属部材を介してファン配置空間へ伝達され、ファン配置空間においてファンの生成風により冷却される。
【0021】
第1の発明の電子機器用冷却装置によれば、さらに、第1及び第2の部分の連設方向を第1の水平方向、該第1の水平方向に対して直角の水平方向を第2の水平方向とそれぞれ定義すると、ファン配置空間は、第2の水平方向へファンより張り出した部分を備え、ヒートパイプは、張り出し部分まで延びている。
【0022】
ヒートパイプがファン配置空間内へ露出する部分を確保するために、第2の部分の下面は、所定の面積を必要とする。ファン配置空間の平面視の大きさを、ファンの大きさに一致させると、特に上側吸気口のあるときは、ヒートパイプのファン配置空間下面部分の配置場所の確保が難しくなる。ファン配置空間が、ファンの放射方向へ張り出した部分を備えることにより、ヒートパイプのファン配置空間下面部分を該張り出し部分に配置し、配置上の支障を回避できる。
【0023】
第3の発明の電子機器用冷却装置によれば、第1又は第2の発明の電子機器用冷却装置において、ヒートパイプは、延び方向に対して直角の水平方向を幅方向とする帯形状である。
【0024】
帯状ヒートパイプの採用により、ヒートパイプの吸熱面積及び放熱面積が増大し、発熱体からのヒートパイプの吸熱性能及びファン配置空間におけるヒートパイプの放熱性能が向上する。
【0025】
第4の発明の電子機器用冷却装置によれば、第3の発明の電子機器用冷却装置において、ヒートパイプは直線的に延びている。
【0026】
ファン配置空間に張り出し部分が付加される結果、上側吸気口を確保しつつ、ヒートパイプを直線にすることが可能になる。また、直線のヒートパイプは、蒸気及び液の循環が円滑であり、ヒートパイプを直線的に延びる形状にして、ヒートパイプの性能が高まる。
【0027】
第5の発明の電子機器用冷却装置によれば、第4の発明の電子機器用冷却装置において、ファン配置空間は、ファンに対して発熱体とは反対側の側方において排気口を備え、該排気口は、ファン配置空間内のファンの部位の少なくとも一部及び張り出し部分の部位の少なくとも一部を露出する寸法に設定されている。
【0028】
ヒートパイプ及びヒートシンクを冷却した空気は排気口より電子機器用冷却装置の外部へ放出される。好ましくは、電子機器用冷却装置の装備される筐体では、電子機器用冷却装置の排気口に合わせて通孔が形成され、該通孔を介して冷却風が筐体外へ放出される。排気口はファン配置空間のファンの部位及び張り出し部分の部位に臨んでいるので、ファンの部位のみへ臨んでいる構造に比して、ファンの吸入空気は、ファン配置空間内でヒートパイプ及びヒートシンクを冷却した後、効率的に排気口から排出される。
【0029】
第6の発明の電子機器用冷却装置によれば、第5の発明の電子機器用冷却装置において、高熱伝導性金属部材のファン配置空間下面部分は、ファンの直下において、ファン配置空間を下方へ連通する下側吸入口を備えている。
【0030】
ファン配置空間は上側及び下側よりそれぞれヒートシンクの第2の部分及び高熱伝導性金属部材のファン配置空間下面部分に画定される。これにより、ヒートシンクの第2の部分及び高熱伝導性金属部材のファン配置空間下面部分は、ファン配置空間において十分な面積を確保され、ファン配置空間における放熱効率が向上する。
【0031】
第7の発明の電子機器用冷却装置によれば、第6の発明の電子機器用冷却装置において、高熱伝導性金属部材は、水平に広がって第1の部分を被覆する被覆部分、被覆部分より下方において水平に広がるファン配置空間下面部分、及び上下方向へ延びて上側の被覆部分と下側のファン配置空間下面部分とを相互に連結する垂下部分を備え、該垂下部分は、ファン配置空間の発熱体側の側方を画定している。
【0032】
高熱伝導性金属部材は、発熱体側部分、ファン配置空間下面部分、及び垂下部分を一体に備え、ヒートシンクに接合されるので、電子機器用冷却装置の良好な組立て性を確保しつつ、ファン配置空間における良好な冷却性を保証される。高熱伝導性金属部材は、また、その垂下部分においても、ファン配置空間を画定することになるので、ファン配置空間における高熱伝導性金属部材の冷却効果が増大する。
【0033】
本発明の電子機器は、前述のいずれかの電子機器用冷却装置をハウジング内に収容している。ハウジングには、ファンの空気吸入力により空気をハウジングの外から内へ空気を通過させる第1の空気通過部、及びファン配置空間の排気口に対峙してファン配置空間からの排気をハウジングの内から外へ追加させる第2の空気通過部が設けられている。
【0034】
ハウジングの第1の通過部は、ファン配置空間への空気を導入する吸気口に対峙するハウジングの部位にあることが好ましいが、これに限定されない。電子機器がノートブック型コンピュータである場合、第1及び第2の空気通過部は本体ハウジングの側壁に穿設される。ファン配置空間におけるヒートシンク及びヒートパイプの熱との熱交換により高温化した空気は、電子機器用冷却装置の排気口からそれに対峙する、ハウジングの第2の空気通過部を経て速やかにハウジング外へ放出され、ハウジング内部への滞留を防止される。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ10の斜視図である。ノートブック型パーソナルコンピュータ10は、本体11と、本体11の奥側の側縁部に回動自在に下側縁部を結合して本体11の上面を開閉自在となっているカバー12とを有している。本体11の上面には、キーボード13、キーボード13のほぼ中心部に設けられて液晶ディスプレイ20の画面のカーソルを移動させるトラックポイント14、左右方向中央部でかつキーボード13の手前側に相互に左右に設けられる左クリックボタン16及び右クリックボタン17が配備される。液晶ディスプレイ20は、カバー12の内面側に装着され、画像を表示する。吸入口22及び排出口23は、本体11のハウジングの左側部においてそれぞれ前後方向中間部及び前後方向後部に設けられ、ハウジングの内外を連通する。本発明の電子機器用冷却装置とてのCPU用冷却装置24は本体11のハウジングの左奥部に配置される。
【0036】
CPU用冷却装置24は、本発明のヒートシンクとしてのアルミニウムダイキャスト28(図2〜図5)と、本発明の高熱伝導性金属部材としての銅板61(図4及び図5)とを有し、図2はCPU用冷却装置24の構成要素の中のアルミニウムダイキャスト28を左前方の斜め上方から見た斜視図である。CPU用冷却装置24はアルミニウムダイキャスト28と後述の銅板61(図4)とを備えている。アルミニウムダイキャスト28は、左右方向へ相互に連設されそれぞれ右側及び左側に配置された右部分30及び左部分31を有している。右部分30及び左部分31はそれぞれ本発明の第1の部分及び第2の部分に対応している。本発明の隣接領域上面としての第1の上面32は、1個の水平面から成り、右部分30及び左部分31にまたがって形成され、右部分30及び左部分31の上面を構成する。本発明の低い上面領域としての第2の上面33は、第1の上面32との間に段差37をもち、第1の上面32より段差37の高さだけ低い水平面として、左部分31に形成され、前縁は左部分31の前側の側壁に位置している。本発明の上側吸入口としての吸入口34は、第2の上面33に形成され、左部分31の上壁を上下に連通する。ファン取付け部35は、第2の上面33の上面に高さを揃えて、吸入口34の中央に設けられ、複数個の連絡部36を介して第2の上面33に連結されている。冷却ファン39は、ファン取付け部35の下面に回転自在に取り付けられるボス40、及びボス40の周部の周方向へ等角度間隔に配置され放射方向内側の端部をボス40に固定され放射方向外側へ張り出してボス40と一体回転する複数個のブレード41を有している。冷却ファン39の回転駆動部は、ファン取付け部35とボス40との対峙部に設けられ、ボス40をファン取付け部35に対して回転駆動する。左部分31は、上壁の他に、上壁の前辺及び後辺から所定長さ垂下する前側側壁42及び後ろ側側壁43を備えている。左部分31の上壁、前側側壁42、及び後ろ側側壁43は、後述のファン配置空間46の上側、前側、及び後ろ側を画定する。冷却ファン39はファン配置空間46内に配置される。排気口44は、左部分31において右部分30とは反対側の側部に形成され、ファン配置空間46へ連通している。排気口44は図1の排出口23に合わせられる。斜面部45は、第1の上面32から排気口44の上辺へ移行する範囲に形成され、排気口44の方へ低下している。斜面部45の排気口44側の側縁は第2の上面33と高さを揃えられている。
【0037】
図3は図2のアルミニウムダイキャスト28を裏返して示す斜視図である。右部分30及び左部分31の第1の下面47は、1個の水平面を形成し、底板接合用下面48は、前側側壁42及び後ろ側側壁43の下面を構成し、後述の銅板61の第2の水平板部63を接合される。帯型凹部51は、右部分30の中心と冷却ファン39の中心とを結ぶ線分に対して斜めに中心線を延ばして第1の下面47に形成されている。本発明のヒートパイプとしての帯状ヒートパイプ52は、帯型凹部51の深さに等しい厚さと帯型凹部51の輪郭にほぼ一致する形状とを備え、帯型凹部51に嵌合され、帯型凹部51の適宜個所でかしめにより帯型凹部51に固定されている。帯状ヒートパイプ52の露出面は第1の下面47と同一高さに揃えられている。帯状ヒートパイプ52の右部分30側部分は吸熱部53を構成し、左部分31側部分は放熱部54を構成する。放熱部54は、冷却ファン39の中心から放射方向外側へずれている。計3個のフローティングナット埋設部57は、右部分30の周辺に沿って配置され、第1の下面47から所定長さ突出している。フローティングナット埋設部57の構造は周知であり、フローティングナット埋設部57は、例えば、該埋設部57からの抜けを両端のフランジ部で阻止されつつ該埋設部57の貫通孔内に軸方向へ移動自在に嵌挿されるナットと、該ナットの中間部へ嵌装され該ナットへのビス(図示せず)の螺合に対してビスとは反対方向へ該ナットを付勢する圧縮コイルばねとを有している。
【0038】
図4は図3のアルミニウムダイキャスト28に銅板61を装着した状態の斜視図である。銅板61は、右部分30の下面に接合される第1の水平板部62と、前側側壁42(図3)及び後ろ側側壁43の底板接合用下面48に接合される第2の水平板部63と、第1の水平板部62の第2の水平板部63側の側縁から垂下して第1の水平板部62と第2の水平板部63とを相互に連結する垂下部64とを有している。第1の水平板部62、第2の水平板部63及び垂下部64はそれぞれ本発明の発熱体側部分、ファン配置空間下面部分及び垂下部分に対応する。当て部65は、第2の水平板部63の前後の側縁から垂直に起立し、前側側壁42(図3)及び後ろ側側壁43の外面に当てられる。銅板61は、図示していないビスによりアルミニウムダイキャスト28に固定される。円形孔67は、冷却ファン39の直径より少し小さい直径で冷却ファン39の中心線上に中心を揃えて形成される。冷却ファン39の回転駆動に伴い、上側の吸入口34及び下側の円形孔67からファン配置空間46内へ空気が導入される。正方形マーク線溝68は第1の水平板部62に形成され、帯型凹部51は、正方形マーク線溝68の上面側において正方形マーク線溝68を通過している。
【0039】
図5はアルミニウムダイキャスト28を排気口44側から見た図である。排気口44は、ファン配置空間46内の冷却ファン39及び張出し部分49へ臨んでいる。冷却ファン39の回転駆動に伴い、空気が冷却ファン39の放射方向へ放出され、張出し部分49から排気口44へ放出される。
【0040】
図6はCPU用冷却装置24をCPUチップ71に組み付けた状態を示している。CPUパッケージ72は上側にCPUチップ71を中央に備え、CPUチップ71の頂面は上方へ露出している。CPUチップ71及びCPUパッケージ72は本発明の発熱体に対応する。CPUチップ71及びCPUパッケージ72の頂面は、グリースを塗布されて銅板61の第1の水平板部62に当てられ、CPUチップ71の頂面は正方形マーク線溝68に接触する。銅板61の第1の水平板部62へのCPUチップ71及びCPUパッケージ72の頂面の所定の接触力を得るために、ビス(図示せず)が基板73を貫通してフローティングナット埋設部57に螺合され、これにより、基板73は第1の水平板部62の方へ押圧される。
【0041】
CPU用冷却装置24の作動中、冷却ファン39は回転駆動し、吸入口34及び円形孔67から本体11のハウジング内の空気をファン配置空間46内へ導入する。本体11のハウジング内へは本体11の左側部の吸入口22から本体11の外の空気が導入される。ファン配置空間46内への導入空気は、ファン配置空間46の内面及び放熱部54を冷却し、排気口44から排出口23を経て、ハウジングの外へ放出される。一方、CPUチップ71は、作動に伴い、熱を発生する。該熱は、銅板61の第1の水平板部62を介して帯状ヒートパイプ52の吸熱部53へ伝えられ、吸熱部53内の液を蒸発させる。蒸気は、放熱部54の方へ移動し、放熱部54において冷却ファン39による冷却風により冷却され、液化し、液は毛細管現象により吸熱部53の方へ移動する。銅板61の第1の水平板部62は、CPUチップ71と帯状ヒートパイプ52の吸熱部53との間に介在し、吸熱部53が過温になって、帯状ヒートパイプ52にドライアウトが起きるのを抑止する。銅板61の第1の水平板部62の熱の一部は、垂下部64へ経て第2の水平板部63へ伝達され、熱の残りは、第1の水平板部62からアルミニウムダイキャスト28の右部分30へ、さらに、右部分30から左部分31、前側側壁42、及び後ろ側側壁43へ伝達される。垂下部64、第2の水平板部63、左部分31、前側側壁42、及び後ろ側側壁43は、ファン配置空間46の壁面としてファン配置空間46へ露出しているので、ファン配置空間46内の冷却風により冷却される。これにより、銅板61の第1の水平板部62及びアルミニウムダイキャスト28の右部分30は、CPUチップ71の熱を効率的に奪って、CPUチップ71を冷却する。
【0042】
CPU用冷却装置24において、帯状ヒートパイプ52をアルミニウムダイキャスト28の下面側ではなく、上面側に配備し、かつ銅板61を省略したものを旧型CPU用冷却装置と仮に名付け、該旧型CPU用冷却装置とCPU用冷却装置24との冷却性能を対比した実験を行った。クロック周波数1GHzのCPUについての実験において、旧型CPU用冷却装置では、CPUは約100°Cとなったのに対し、CPU用冷却装置24では、CPUが約90°Cと低下した。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノートブック型パーソナルコンピュータの斜視図である。
【図2】CPU用冷却装置のアルミニウムダイキャストを左前方の斜め上方から見た斜視図である。
【図3】図2のアルミニウムダイキャストを裏返して示す斜視図である。
【図4】図3のアルミニウムダイキャストに銅板を装着した状態の斜視図である。
【図5】アルミニウムダイキャストを排気口側から見た図である。
【図6】CPU用冷却装置をCPUチップに組み付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
24 CPU用冷却装置(電子機器用冷却装置)
28 アルミニウムダイキャスト(ヒートシンク)
30 右部分(第1の部分)
31 左部分(第2の部分)
32 第1の上面(隣接領域の上面)
33 第2の上面(低い上面領域)
34 吸入口(上側吸入口)
39 冷却ファン
41 ブレード
44 排気口
46 ファン配置空間
49 張出し部分
52 帯状ヒートパイプ(ヒートパイプ)
61 銅板(高熱伝導性金属部材)
62 第1の水平板部(発熱体側部分)
63 第2の水平板部(ファン配置空間下面部分)
64 垂下部(垂下部分)
67 円形孔
71 CPUチップ(発熱体)
72 CPUパッケージ(発熱体)
Claims (10)
- 下面側において1個の水平面を形成するように相互に連設する第1の部分と第2の部分とをもつヒートシンク、
前記ヒートシンクの材料より熱伝導率の大きい材料から成る高熱伝導性金属部材であって、前記ヒートシンクの前記第1の部分の下面を被覆する被覆部分と、前記第2の部分の下面と共働して前記ファン配置空間を画定するファン配置空間下面部分とをもち発熱体が前記被覆部分の下面に接触する前記高熱伝導性金属部材、
前記ヒートシンクの上下方向を軸に回転して上下方向へ吸入した空気を水平方向としての放射方向へ吐出する複数の回転ブレードをもち前記ファン配置空間内に配置されかつ前記ヒートシンクの水平方向へ前記発熱体と並んで配置されているファン、及び
前記第1及び第2の部分の下面に露出して取付けられ第1の部分側の端部では前記発熱体の上に位置し前記第2の部分では前記ファン配置空間に露出しているヒートパイプ、
を有し、
前記第2の部分は、前記ファンの上方の部位に、前記ファン配置空間を上方へ連通する上側吸入口を有し、
前記第1及び前記第2の部分の連設方向を第1の水平方向、該第1の水平方向に対して直角の水平方向を第2の水平方向とそれぞれ定義し、
前記ファン配置空間は、前記第2の水平方向へファンより張り出した部分を備え、
前記ヒートパイプは、前記張り出し部分へ延びていることを特徴とする電子機器用冷却装置。 - 前記第2の部分は、隣接領域より上面の高さを低くした低い上面領域を備え、該低い上面領域には、前記上側吸入口が形成され、かつ該低い上面領域は前記ヒートシンクの少なくとも1つの側面へ達していることを特徴とする請求項1記載の電子機器用冷却装置。
- 前記ヒートパイプは、延び方向に対して直角の水平方向を幅方向とする帯形状である、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器用冷却装置。 - 前記ヒートパイプは直線的に延びていることを特徴とする請求項3記載の電子機器用冷却装置。
- 前記ファン配置空間は、前記ファンに対して前記発熱体とは反対側の側方において排気口を備え、
該排気口は、前記ファン配置空間内の前記ファンの部位の少なくとも一部及び前記張り出し部分の部位の少なくとも一部を露出する寸法に設定されている、
ことを特徴とする請求項4記載の電子機器用冷却装置。 - 前記高熱伝導性金属部材のファン配置空間下面部分は、前記ファンの直下において、前記ファン配置空間を下方へ連通する下側吸入口を備えていることを特徴とする請求項5記載の電子機器用冷却装置。
- 前記高熱伝導性金属部材は、水平に広がって前記第1の部分を被覆する前記被覆部分、前記被覆部分より下方において水平に広がる前記ファン配置空間下面部分、及び上下方向へ延びて上側の前記被覆部分と下側の前記ファン配置空間下面部分とを相互に連結する垂下部分を備え、
該垂下部分は、前記ファン配置空間の発熱体側の側方を画定していることを特徴とする請求項6記載の電子機器用冷却装置。 - 前記発熱体は、CPUチップ及び該CPUチップを少なくとも部分的に内部に収容するCPUパッケージであることを特徴とする請求項1〜7記載の電子機器用冷却装置。
- 前記ヒートパイプは、第1の部分側の端部において、前記CPUチップの真上に位置することを特徴とする請求項8記載の電子機器用冷却装置。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の電子機器用冷却装置をハウジング内に収容している電子機器において、
前記ハウジングには、前記ファンの空気吸入力により空気を前記ハウジングの外から内へ空気を通過させる第1の空気通過部、及び前記ファン配置空間の排気口に対峙して前記ファン配置空間からの排気を前記ハウジングの内から外へ追加させる第2の空気通過部が設けられていることを特徴とする電子機器。
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