JP3594178B2 - 電気掃除機およびその吸込口体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回動自在の連通管を備えた電気掃除機およびその吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機の吸込口体として、例えば略四隅に車輪を有し下面に吸込口を開口する前後方向に対して横長のケース体に、吸込口に連通する連通管を軸方向がケース体の前後方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能に回動自在に軸支した構成が知られている。この連通管は、ケース体の後部略中央に円筒状で軸方向がケース体の前後方向に沿って一体的に設けられ吸込口に連通する軸支管に回転自在に嵌合する回動管と、この回動管に回動管の径方向に軸方向を有した回転軸により端部が回動自在に軸支され延長管が接続される連通管部とを備え、回動管および連通管部の回動により連通管部の軸方向がケース体の前後方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能となっている。
【0003】
そして、この吸込口体は、通常の床面を掃除する際には連通管部の軸方向を前後方向に略沿わせてケース体を左右方向に長手状となるように走行させて掃除し、家具の間等の狭い場所を掃除する際には軸方向をケース体の長手方向に沿わせて走行方向に長手状となるように走行させて掃除し、掃除形態が可変可能な構成が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記回動管および連通管部を備えケース体の前後方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能な連通管を有する従来の電気掃除機の吸込口体では、連通管部の回転軸の軸方向が回動管の中心を通るため、掃除形態を可変するために連通管を回動させる際に、連通管部を軸支管の軸方向に対してねじるように力を作用して回動管を回動させる必要があることから、連通管を円滑に回動しにくい。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、小さい力で連通管を容易に回動できる電気掃除機およびその吸込口体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電気掃除機の吸込口体は、被掃除面と対向する面に吸込口を開口し前後方向に対して交差する方向に長手方向を有するケース体と、前後方向に沿って軸方向を有する回動管、および、この回動管の径方向に沿いかつこの回動管の中心から変位した位置に回転自在に軸支される回転軸が設けられ前記回動管を介して前記吸込口に連通する連通管部を備え、前記回動管および前記連通管部の回動により前記連通管部の軸方向が前記ケース体の前後方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能に回動可能に前記ケース体に前記吸込口に連通して回動自在に設けられた連通管とを具備し、前記回動管は、前記ケース体に回転自在に保持される円筒状部と、この円筒状部の一端縁に突設された下継手部と、この下継手部に取り付けられ、この下継手部とで前記連通管部を回転自在に軸支する上継手部とを有しているものである。
【0007】
そして、前後方向に対して交差する方向に長手方向を有するケース体に軸方向がケース体の前後方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能に回動可能な連通管が、ケース体に回転自在に保持される円筒状部、この円筒状部の一端縁に突設された下継手部、および、この下継手部に取り付けられ、この下継手部とで連通管部を回転自在に軸支する上継手部を有し吸込口に連通しケース体に軸方向がケース体の前後方向に沿って回動自在に設けられる回動管と、この回動管の径方向に沿いかつ回動管の中心から変位した位置に軸方向を有して設けた回転軸を回動管に回転自在に軸支して回動管を介して吸込口に連通する連通管部とを備えるため、連通管部を介して回動管を回動させる際に、連通管部の回転軸に作用する使用者の操作力がモーメントとして作用して、回動管を回動させる力が回動管の中心軸から回転軸の軸支位置までの変位した距離分小さくなり、全体として連通管が小さな力で円滑に回動する。
【0008】
請求項2記載の電気掃除機の吸込口体は、請求項1記載の電気掃除機の吸込口体において、連通管部の回転軸は、回動管の中心から上方に変位した位置で前記回動管に軸支されたものである。
【0009】
そして、連通管部の回転軸を回動管の中心から上方に変位した位置で回動管に軸支するため、回動管を回動する際に連通管部の自重が回動管を回転させるモーメントと同方向となり、回動管に作用させるモーメント力が連通管部の自重分小さくなり、全体として連通管を回動させる力がより小さくなり容易に連通管が回動する。
【0010】
請求項3記載の電気掃除機は、掃除機本体と、この掃除機本体に接続される請求項1または2記載の電気掃除機の吸込口体とを具備したものである。
【0011】
そして、小さい力で容易に連通管が回動する請求項1または2記載の電気掃除機の吸込口体を備えるため、連通管を回動して掃除形態を変更する動作が容易となり、掃除性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を示す電気掃除機の構成を図面を参照して説明する。
【0013】
図12において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1は、上面を開口した下部本体ケース2a、および、この下部本体ケース2aの後部上面を閉塞する上部本体ケース2bが、前面を含む周縁にバンパ3を挟持して接合されて前側上面を開口した本体ケース2を有している。そして、掃除機本体1は、本体ケース2の前側上面を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支している。
【0014】
また、本体ケース2は、進行方向の前側下面に図示しない旋回自在の旋回輪が取り付けられ、本体ケース2の後側側面に大径の従動輪6が回転自在に設けられ、掃除機本体1は旋回輪と従動輪6とにて被掃除面である床面上を走行可能となっている。さらに、本体ケース2の上部には、上下方向に摺動可能なハンドル7が設けられている。
【0015】
そして、掃除機本体1内には、図示しない電動送風機が収容される電動送風機室が後側に区画形成され、この電動送風機の吸込側に連通しかつ上方が開放して蓋体4にて開閉され集塵フィルタを収容する図示しない集塵室が前側に区画形成されている。さらに、掃除機本体1の前側には、集塵室に臨んで開口しホース8が着脱可能に接続される接続口9が形成されている。
【0016】
また、ホース8は、可撓なホース本体11と、このホース本体11の一端に設けられ掃除機本体1の接続口9に着脱可能に差し込み接続される接続管12と、ホース本体11の他端に設けられ延長管13を介して吸込口本体14が接続される把持部15とにて構成されている。そして、把持部15には、電動送風機の駆動状態を設定操作する各種スイッチ16,16を有した操作手段17が配設されている。
【0017】
一方、吸込口本体14は、図1ないし図10に示すように、前後方向である走行方向に対して横長矩形状で、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂などの合成樹脂製の上面を開口した下部ケース21と、この下部ケース21の上部に上面の開口を覆い同材質の下面を開口する上部ケース22とが、下部ケース21および上部ケース22の前面を含む周面に沿って軟質部材の緩衝体23を挟持して結合固定されて、後部略中央が後方に向けて突出する凸字状のケース体24を備えている。
【0018】
そして、下部ケース21は上面に略垂直にリブ下部25a を有し、上部ケース22は下面に略垂直に下端縁がリブ下部25a に接合するリブ上部25b を有し、ケース体24はリブ下部25a およびリブ上部25b により横長矩形状の吸込部26とこの吸込部26の後部略中央に後方に一対突出するハウジング部27,27とにて凸字状に形成されている。また、吸込部26内には、リブ下部25a およびリブ上部25b により、前側に横長に位置し下部ケース21の下面に吸込口30が開口形成された吸込室31と、この吸込室31の後部略中央に連通して区画形成された風路室32と、吸込室31の長手方向の一端側に区画形成された駆動室33と、風路室32の駆動室33側に一方のハウジング部27に亘って区画形成された回路室34と、風路室32の他側に他方のハウジング部27に亘って区画形成された床面検出室35とが設けられている。そして、ケース体24の吸込室31の駆動室33と反対側の端部下面は下方に向けて開口し、この開口に閉塞板36が装着具37にて着脱可能に取り付けられている。さらに、リブ下部25a およびリブ上部25b の略中央には、それぞれ対向して凹状に形成された切欠保持凹部38a ,38b がそれぞれ設けられている。
【0019】
また、下部ケース21は、吸込部26の下面を構成する吸込下部21a と、この吸込下部21a の後部に一体的に設けられハウジング部27,27の下面を構成する一対のハウジング下部21b ,21b とにて凸字状に形成されている。
【0020】
また、上部ケース22は、吸込部26の略上面を覆って着脱可能に下部ケース21に取り付けられ後部略中央に略半円状に切欠凹部39が設けられた断面円弧状のケース蓋体22a と、このケース蓋体22a の後部に切欠凹部39の両側に位置して一体的に鍔状に設けられ下部ケース21のハウジング下部21b を覆いハウジング部27を構成するケース覆部22b とにて凸字状に形成されている。そして、ケース蓋体22a の上部には、前方に向けて開口しリーク口としての機能も有する吸気口40が、ケース体24の長手方向に沿って複数、例えば2箇所開口形成されている。
【0021】
さらに、ケース体24には、下部ケース21および上部ケース22間にハウジング部27,27間に位置して挟持固定され風路室32を区画する連結管部42が設けられている。この連結管部42は、円筒状で軸方向の一端側がラッパ状に次第に径大となる軸支管部43と、この軸支管部43の軸方向の一端縁に外方に向けてフランジ状に突出し周縁がそれぞれ下部ケース21および上部ケース22のリブ下部25a およびリブ上部25b の各切欠保持凹部38a ,38b に係合する取付板部44とを備えている。そして、連結管部42は、軸支管部43の一端側が吸込室31に向けてラッパ状に拡開し他端側がケース体24から後方に向けて略円筒状に突出し、軸支管部43の軸方向が前後方向かつ水平方向に沿ってケース体24に配設される。
【0022】
また、連結管部42の軸支管部43の外周面には、一対の環状の端子部46が軸支管部43に同軸上に位置して配設されている。また、この端子部46には、一端が回路室34内に導入されるリード線の他端が接続されている。
【0023】
そして、下部ケース21の吸込下部21a の前部両端側には、従動前輪48a が回転自在に軸支された従動前輪室48が形成されている。また、下部ケース21の一対の後輪ハウジング下部21b ,21b には、それぞれ従動後輪49a が回転自在に軸支された従動後輪室49が形成されている。なお、従動後輪49a は、外周面に布などの柔軟部材やゴムなどの弾性部材である図示しない保護シートが設けられている。そして、ケース体24は、従動前輪48a と従動後輪49a とにて被掃除面である床面上を走行可能になっている。
【0024】
また、ケース体24の後部中央には、一対の軸支部27,27間に位置して連通管51が配設されている。この連通管51は、連結管部42の軸支管部43に回転自在に嵌着された回動管としての継手部52と、一端を他端が上下方向に回動自在に継手部52に軸支された連通管部53とを備えている。
【0025】
そして、連通管部53は、略円筒状の筒状部54と、この筒状部54の一端に設けられた連通回動部55とにて構成されている。また、筒状部54の外周面には、軸方向に長手状のカバー部56が内部に配線室57を区画形成してねじ58などにて取付固定されている。一方、連通回動部55は、筒状部54の軸方向に対して直交方向である左右方向に軸方向を有する側面視で略扇形筒状で内周側が筒状部54の内周面に連続する円筒状に形成されている。そして、連通回動部55には、扇形状の中心に位置して略円筒状の回転軸60が一体的に設けられている。
【0026】
また、連通回動部55の開口する上縁には、軸方向に沿った壁状で外方に向けて壁状に突出し継手部52に当接して回動を規制する図示しない回動規制上部が突設されている。さらに、筒状部54の外周面の下部には、下方に向けて壁状に突出し継手部52の下部に当接して回動を規制する回動規制下部61が突設されている。また、筒状部54の外周面には、軸方向を前後方向に沿って位置する状態で水平方向に沿った径方向の位置に、軸方向に沿って壁状の係止爪部62が一対突設されている。これら係止爪部62は、連通管部53の筒状部54の軸方向をケース体24の長手方向に沿って位置する状態で、ケース体24のハウジング部27,27の先端上面に上方に向けて突設された引っ掛け爪部63にそれぞれ係合可能となっている。
【0027】
さらに、連通管部53の連通回動部55には、揺動閉塞体65が設けられている。この揺動閉塞体65は、湾曲する閉塞底板66と、この閉塞底板66の対向する一対の縁に円弧の縁が連続する側面視で略扇形状の一対の閉塞側板部67,67と、これら閉塞側板部67,67の扇形の中心の位置にそれぞれ設けられ閉塞側板部67,67の対向方向に沿って軸方向を有し回転軸60を回転自在に嵌合する円筒状の軸支筒部68,68とを備えている。そして、揺動閉塞体65は、軸支筒部68,68が回転軸60,60にそれぞれ嵌合することにより、連通回動部55に対して相対的に回動して連通回動部55の側方から下方に亘って覆うように軸支されている。
【0028】
一方、継手部52は、連結管部42を嵌合して回転自在に保持される円筒状部71と、この円筒状部71の一端縁の半周に略半球状に突設された下継手部72と、この下継手部72の上面を覆ってねじ止めなどにより一体的に取り付けられる略半球状の上継手部73とを備えている。
【0029】
そして、下継手部72および上継手部73には、それぞれ対向して先端部が接合する上下方向に壁状に突設された略平行に一対の区画リブ74,74がそれぞれ設けられ、これら区画リブ74,74にて連通管部53の連通回動部55を収容する風路空間部75と、この風路空間部75の左右方向にそれぞれ区画形成された一対の内室76,76とが区画形成されている。また、区画リブ74,74には、接合する縁に略半円状に切欠部77が対向してそれぞれ切り欠き形成され、これら切欠部77,77にて連通管部53の回転軸60,60を回転自在に軸支する略円形の軸受孔78,78を構成する。なお、区画リブ74は、軸受孔78,78の中心軸が円筒状部71の中心軸に直交する径方向に沿って略水平でかつ円筒状部71の中心軸より上方に位置する状態に形成されている。
【0030】
また、下継手部72および上継手部73には、風路空間部75に位置する部分で対向する位置に略コ字状に切欠形成され回動規制上部および回動規制下部61がそれぞれ当接する切欠逃部79,79がそれぞれ設けられ、これら切欠逃部79,79により連通管部53が上下方向へ回動するための逃げ部分となっている。
【0031】
さらに、継手部52の円筒状部71の内周面には、環状に形成され連結管部42の端子部46にそれぞれ摺接するリング状接点80が同軸上に一対設けられ、端子部46とリング状接点80とにて摺動接点81が構成される。
【0032】
また、連通管51には、一端に連通管部53のカバー部56から先端部分が突出して配設され延長管13の端部に設けられた図示しないコネクタに接続される端子ピン82が設けられた図示しないリード線が、他端側を配線室57内から回転軸60内を通って継手部52の内室76から円筒状部71のリング状接点80に接続されて配設されている。
【0033】
さらに、連結管部42の外周面には、摺動接点81の両側に位置して継手部52の円筒状部71の内周面に摺接可能にそれぞれ設けられ、摺動接点81を連結管部42および円筒状部71とにて囲む軟質部材であるシール部材83が一対設けられている。
【0034】
そして、連通管51は、連通管部53の筒状部54が延長管13およびホース8を介して掃除機本体1に着脱自在に接続され、吸込口30が掃除機本体1の接続口9に連通する。
【0035】
さらに、ケース体24内には、吸込室31の左右方向の両端部に位置して設けられた軸受84a ,84b により回転自在に軸支された回転体としての回転清掃体85が配設されている。この回転清掃体85は、シャフト86と、このシャフト86の一端部に回転自在に設けられ軸受に係脱可能に装着される軸支部材87と、シャフト86の他端部に一体的に設けられたプーリ88と、シャフト86に螺旋状に設けられた凹溝状のブレード取付溝89、このブレード取付溝89に一縁が取り付けられシャフト86の外周面に壁状でスパイラル状に設けられ先端側が一側に湾曲した清掃部材としてのブレード90と、一面側である回転清掃体85が回転する方向の面に起毛が設けられた清掃部材としての布ブレード91とを備えている。なお、説明の都合上ブレード90および布ブレード91を直線状に示した。
【0036】
そして、回転清掃体85は、吸込口30に臨んで下端が従動前輪48a および従動後輪49a にて形成される平面より上方に位置し、平坦な床面である板の間には接触せず吸込口30に入り込む凹凸のある床面である絨毯にはブレード90が接触し、布ブレード91は従動前輪48a および従動後輪49a にて形成される平面より下方に位置し、板の間に接触してフローリングするように配設される。
【0037】
また、ケース体24の駆動室33内には、図示しない出力軸が回転清掃体85のプーリ88に着脱可能に係合して回転清掃体85を回転させる駆動手段を構成する駆動源としての電動モータ93が配設されている。この電動モータ93は、回転清掃体85をブレード90が湾曲する側と反対側、すなわち布ブレード91の起毛が設けられている面側に回転させ、ケース体24の前進に対して逆回転とする。
【0038】
一方、ケース体24の回路室34内には、電動モータ93を給電線94にて接続して電動モータ93の駆動状態を制御する図示しない制御回路を搭載しリード線が接続される回路基板95が配設されている。
【0039】
また、床面検出室35内には、回路基板95に図示しないリード線にて接続される床面検知手段97が配設されている。この床面検知手段97は、回転自在の車輪98を有し軸部材99にて車輪を軸支する側を回動自在に軸支される車輪受け100 と、この車輪受け100 を常時下方に付勢してケース体24の下面から車輪98を進退可能に突出させるトーションばねや板ばねなどの図示しない付勢手段と、車輪98の下端が所定位置、例えば従動前輪48a および従動後輪49a にて形成される平面より下方に突出したことを検知する検知スイッチ101 とを備えている。そして、床面検知手段97は、車輪98の下端が従動前輪48a および従動後輪49a にて形成される平面より下方に突出したことを検知スイッチ101 にて検知すると、回路基板95の制御回路にて電動モータ93の駆動を停止させる制御をする。
【0040】
次に、上記実施の形態の動作について説明する。
【0041】
掃除する際、掃除機本体1に延長管13およびホース8を介して吸込口本体14を接続する。この接続により、吸込口本体14の端子ピン82が延長管13の図示しないコネクタに接続され、吸込口本体14内の電動モータ93が、回路基板95、リード線43、摺動接点81および端子ピン82を介して延長管13およびホース8に設けられた図示しない電源線を介して掃除機本体1に電気的に接続されて、電源が供給される。この状態で、ホース8の把持部15を持って操作手段17のスイッチ16の操作により、適宜電動送風機および電動モータ93を所望の駆動状態で駆動し、把持部15を押動して吸込口本体14を床面上で前後に走行させる。なお、床面上を吸込口本体14が走行する際には、連通管51の軸方向は吸込口本体14の走行方向である前後方向に沿った状態である第1の掃除形態となる。
【0042】
そして、電動送風機の駆動により、電動送風機の負圧側に連通する吸込室31内が負圧となって吸気口40から吸気され、この吸気された吸気流が回転清掃体85のブレード90および布ブレード91に当たって回転清掃体85を回転させる。この吸気流は、回転清掃体85のブレード90および布ブレード91に略垂直に吹き付けられた後、回転清掃体85の軸方向に沿うようにケース体24の中心の風路室32に向けて集まるように回転清掃体85の回転に長い距離で作用して回転トルクを増大させつつ連通管51に流れる。また、電動モータ93の駆動により、出力軸が連結するプーリ88を介して回転清掃体85が回転する。このように、吸気流による回転と電動モータ93の駆動による回転とにて、回転清掃体85は大きなトルクで回転する。
【0043】
この吸込口本体14の床面上での走行により、床面が絨毯などの場合、回転する回転清掃体85のブレード90の先端部分が床面に衝突して塵埃を叩き出すとともにブレード90が掻き出しあるいは掃き取りして掻き取り、塵埃を吸込口30から吸い込む。また、床面が板の間や畳などの比較的に平坦な場合、回転する回転清掃体85の布ブレード91が床面を磨きつつ床面上の塵埃を掃き取り、吸込口30から吸い込む。
【0044】
そして、空気とともに吸い込んだ塵埃は、延長管13およびホース8を介して掃除機本体1の集塵室に流入して捕捉する。
【0045】
一方、家具の間などの比較的狭い場所、すなわち横長の吸込口本体14が走行できない幅寸法の床面を掃除する際には、連通管51の軸方向が吸込口本体14の長手方向に沿うように連通管51を回動し、吸込口本体14を長手方向が走行方向となるように掃除形態を第2の掃除形態に可変し、隙間部分に吸込口本体14を滑り込ませるようにして掃除する。
【0046】
そして、掃除の中断によりホース8を床面上においた場合、あるいは吸込口30に閉塞した塵埃の除去、回転清掃体85に絡み付いた糸ゴミなどの除去のために、吸込口本体14の下面が床面から離間すると、床面検知手段97が付勢手段の付勢により車輪98が所定位置より突出、すなわち従動前輪48a および従動後輪49a にて形成される平面より下方に突出したことを検知スイッチ101 にて検知して床面を検知しなくなると、回路基板95の制御回路が吸込口本体14の下面が床面から離間して床面を検知しないと判断して電動モータ93の駆動を停止させる。そして、吸込口本体14の下面が床面から離間することにより吸込室31内の負圧も小さくなり、吸気口40からの吸気量も低減する。この電動モータ93の駆動停止および吸気量の低減により、回転清掃体85の回転は停止する。
【0047】
ここで、連通管51を回動して第1の掃除形態から第2の掃除形態に可変する際、連通管51の連通管部53が継手部52の円筒状部71の中心軸から上方に変位した位置で軸支されていることから、円筒状部71の中心軸の位置である中心Oから回転軸60の軸支位置までの半径Rとし、第1の掃除形態において回転軸60の軸支されている位置が円筒状部71の中心から角度θ0の状態とすると、連通管51を回動させるために作用する力が加わる位置が中心Oの位置よりRsinθ0だけ長くなる。このため、同じトルクで連通管51を回動させるための力が距離が長くなる分小さくなる。
【0048】
また、図11および図13に示すように、第1の掃除形態において回転軸60の軸支されている位置が円筒状部71の中心から角度θ0の状態で上方に位置するとした場合、回転軸60の軸支位置で連通管51の自重が作用する力Fは、回転軸60の軸支されている位置において、回転方向である接線方向で、
f1=F×cosθ0
f2=F×cosθ0
となる。そして、連通管51を角度θだけ回動させた場合には、
f1=F×cos(θ0−θ)
f2=F×cos(θ0+θ)
となり、連通管51の自重が連通管51の回転に寄与するトルクTは、円筒状部71の中心軸の位置である中心Oから回転軸60の軸支位置までの半径Rとすると、
T=f1×R+f2×R
=F×R×{cos(θ0−θ)−cos(θ0+θ)}
となる。そして、角度θ0が大きくなればなるほど、すなわち軸支位置が上方に変位した位置となるにしたがって、図14に示すようにトルクTが、大きくなる。
【0049】
このことから、回転軸60が継手部52の円筒状部71の中心軸を通る径方向の位置で軸支されている場合に比して、小さい力で継手部52を回転させて第2の掃除形態に可変できることとなる。
【0050】
上述したように、連通管部53の回転軸60を軸方向が継手部52の円筒状部71の中心軸から上方に変位したねじれの位置となるように軸支したため、連通管51をケース体24の前後方向に沿う第1の掃除形態と長手方向に沿う第2の掃除形態とに回動する際、連通管部53の先端側における継手部52の円筒状部71に対して回転方向へのモーメントを作用させる掃除作業者の操作力の位置が、円筒状部71の中心軸から回転軸60の軸支位置までの変位した距離分だけ回動させる中心軸となる円筒状部71の中心軸から遠くなる状態となり、この遠くなる距離分だけ連通管部53に作用させる力が小さくなるので、全体として連通管51を小さい力で容易に回動できる。
【0051】
そして、回転軸60の軸支位置が継手部52の円筒状部71の中心軸から上方に変位するため、継手部52を回動させる際に連通管部53の自重も回動方向に作用することとなり、連通管51を回動させる力をさらに小さくでき、より容易に連通管51を回動できるとともに、吸込口本体14を床面上に載置しホース8の把持部15を把持したままの状態で小さい力で連通管51の回動ができ、掃除性を向上できる。
【0052】
また、ケース体24に設けた連結管部42に回転自在に嵌合する円筒状部71を有した継手部52に一端を他端が上下方向に回動自在に連通管部53を設けて連通管51を軸方向がケース体24の前後方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能に構成したため、電動モータ93に給電するためのリード線が連通管51などに絡み付くことがなく掃除形態を可変するための摺動接点81を容易に配設でき、構造を簡略化でき、製造性を向上できるとともに、継手部52に連通管部53を回動軸支するために形成される内室76を利用してリード線の弛み分を収容する構成とすることにより、別途リード線を収容する空間を設ける必要がなく、小型化が図れる。
【0053】
なお、上記実施の形態において、キャニスタ型の電気掃除機に限らず、吸込口本体14が掃除機本体1の下面に直接形成されたアップライト型、掃除機本体1と吸込口本体14とが一体化された自走式の電気掃除機、ハンディ型などにも適用することができる。
【0054】
そして、連通管部53の回転軸60を継手部52の円筒状部71の中心軸より上方に変位して軸支したが、円筒状部71の中心軸より下方に変位して軸支してもよい。この場合には、吸込口本体14を持ち上げて連通管部53の先端側が回転軸60の軸支位置よりさらに下方に位置するようにして連通管部53に継手部52の円筒状部71を回転させるためのモーメントを作用させれば、小さい力で連通管51の回動ができる。そして、回転軸60の軸支位置を下方に位置することにより、ホース8の把持部15を持って吸込口本体14を床面上で走行して掃除する際に、延長管13から連通管部53の回転軸60に床面に押し付ける方向に掛かる力の作用する位置が床面に近い低い位置となり、安定して吸込口本体14を床面上で走行でき、掃除性を向上できる。
【0055】
また、回転清掃体85を回転駆動させたが、回転清掃体85の代わりに例えば走行輪を回転駆動させて走行性を向上させる構成としてもよく、電動モータ93による駆動の他、エアタービンなどの駆動手段を用いたり、吸込気流を吸気口40からブレード90に直接吹き付けて回転させる構成のみでもよい。そして、エアタービンを用いることにより電力の供給が不要となり、給電のためのリード線や端子ピン82、配線室57、回路基板95を配設する回路室34を設ける必要がなく、軽量小型化できる。また、吸込気流を直接ブレードに吹き付けて回転させる構成では、駆動手段およびこの駆動手段を配設する駆動室33を設ける必要もなく、さらに軽量小型化できる。
【0056】
さらに、回転清掃体85としては、1つに限らず複数設けたり、設けなくてもよい。また、回転清掃体85は、ブレード90の他に、起毛を壁状に設けた回転ブラシや、布ブレード91およびブレード90が一体のものなどいずれの清掃部材を備えたものでもよい。
【0057】
また、給電するための構成として、摺動接点81を用いて説明したが、直接リード線を回路基板95に接続する構成としてもよい。
【0058】
そして、床面検知手段97を配設しなくてもよい。
【0059】
【発明の効果】
請求項1記載の電気掃除機の吸込口体によれば、ケース体に回転自在に保持される円筒状部、この円筒状部の一端縁に突設された下継手部、および、この下継手部に取り付けられ、この下継手部とで連通管部を回転自在に軸支する上継手部を有し吸込口に連通しケース体の前後方向に軸方向を有して回動自在に設けた回動管に、軸方向が回動管の径方向に沿いかつ回動管の中心から変位して軸支される回転軸を有した連通管部を設けるため、連通管部を介して回動管を回動する際に、連通管部の回転軸に作用する使用者の操作力がモーメントとして作用し、回動管を回動させる力が回動管の中心軸から回転軸の軸支位置までの変位した距離分小さくなり、全体として連通管を小さな力で容易に回動できる。
【0060】
請求項2記載の電気掃除機の吸込口体によれば、請求項1記載の電気掃除機の吸込口体の効果に加え、連通管部の回転軸を回動管の中心から上方に変位した位置で軸支するため、回動管を回動する際に連通管部の自重が回動管を回転させるモーメントと同方向となり、回動管に作用させるモーメント力が連通管部の自重分小さくなり、全体として連通管を回動させる力をより小さくでき連通管を容易に回動できる。
【0061】
請求項3記載の電気掃除機によれば、小さい力で容易に連通管を回動できる請求項1または2記載の電気掃除機の吸込口体を備えるため、連通管を回動して掃除形態を変更する動作を容易にでき、掃除性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す連通管を立てた状態の吸込口本体の側面断面図である。
【図2】同上連通管を倒した状態の吸込口本体を示す側面断面図である。
【図3】同上上部ケースを取り外した吸込口本体を示す平面図である。
【図4】同上吸込口本体の底面図である。
【図5】同上吸込口本体の側面図である。
【図6】同上吸込口本体の平面図である。
【図7】同上吸込口本体の正面図である。
【図8】同上吸込口本体の背面図である。
【図9】同上吸込口本体の中心から端部に変位した位置での側面断面図である。
【図10】同上吸込口本体の上部ケースと連通管との関係を示す分解斜視図である。
【図11】同上連通管を示す断面図である。
【図12】同上電気掃除機を示す斜視図である。
【図13】同上連通管を回転するために作用する力の関係を示す説明図である。
【図14】同上連通管の軸支位置と連通管を回転した状態での自重がトルクに作用する状態を示すグラフである。
【符号の説明】
1 掃除機本体
14 吸込口本体
24 ケース体
30 吸込口
52 回動管としての継手部
53 連通管部
60 回転軸
Claims (3)
- 被掃除面と対向する面に吸込口を開口し前後方向に対して交差する方向に長手方向を有するケース体と、
前後方向に沿って軸方向を有する回動管、および、この回動管の径方向に沿いかつこの回動管の中心から変位した位置に回転自在に軸支される回転軸が設けられ前記回動管を介して前記吸込口に連通する連通管部を備え、前記回動管および前記連通管部の回動により前記連通管部の軸方向が前記ケース体の前後方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能に回動可能に前記ケース体に前記吸込口に連通して回動自在に設けられた連通管とを具備し、
前記回動管は、
前記ケース体に回転自在に保持される円筒状部と、
この円筒状部の一端縁に突設された下継手部と、
この下継手部に取り付けられ、この下継手部とで前記連通管部を回転自在に軸支する上継手部とを有している
ことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。 - 連通管部の回転軸は、回動管の中心から上方に変位した位置で前記回動管に軸支された
ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機の吸込口体。 - 掃除機本体と、
この掃除機本体に接続される請求項1または2記載の電気掃除機の吸込口体と
を具備したことを特徴とする電気掃除機。
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