JP3276894B2 - 電気掃除機およびその回転ブラシ - Google Patents
電気掃除機およびその回転ブラシInfo
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- JP3276894B2 JP3276894B2 JP23407497A JP23407497A JP3276894B2 JP 3276894 B2 JP3276894 B2 JP 3276894B2 JP 23407497 A JP23407497 A JP 23407497A JP 23407497 A JP23407497 A JP 23407497A JP 3276894 B2 JP3276894 B2 JP 3276894B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/0072—Mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/02—Nozzles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機の吸込
口部の改良に関するものであって、特にアップライト型
電気掃除機に有用なものである。
口部の改良に関するものであって、特にアップライト型
電気掃除機に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭に使用される電気掃除機には、
キャニスタ型とアップライト型とがあり、取扱い,収納
に便利なことからアップライト型もよく使用されてい
る。
キャニスタ型とアップライト型とがあり、取扱い,収納
に便利なことからアップライト型もよく使用されてい
る。
【0003】その代表的な構造を図5および図6に示
す。図5はその一部切欠き側面図であり、図6はその斜
視図である。
す。図5はその一部切欠き側面図であり、図6はその斜
視図である。
【0004】集塵室15が内蔵された電気掃除機本体1
の底部に車輪2が設けられ、ファンモータ3が下方に内
蔵されている。吸込口4は支持軸(図5には図示されて
いない。後述の図1(a)では5として表示される)に
より、掃除機本体1の下方に回動自在に枢支されてい
る。吸込口4の内部には、植毛8の先端がボトムプレー
ト9−2の面より少し突出するように構成された回転ブ
ラシ7が設けられている。
の底部に車輪2が設けられ、ファンモータ3が下方に内
蔵されている。吸込口4は支持軸(図5には図示されて
いない。後述の図1(a)では5として表示される)に
より、掃除機本体1の下方に回動自在に枢支されてい
る。吸込口4の内部には、植毛8の先端がボトムプレー
ト9−2の面より少し突出するように構成された回転ブ
ラシ7が設けられている。
【0005】回転ブラシ7の回転軸の一端には、プーリ
が嵌合固定され、ファンモータ3により駆動されるベル
ト12により、回転ブラシが回転され、植毛8により絨
毯の塵埃を掻き起こし、ホース16により集塵室15に
集塵される。なお、22は本体カバー、23はハンド
ル、24は電源コードである。
が嵌合固定され、ファンモータ3により駆動されるベル
ト12により、回転ブラシが回転され、植毛8により絨
毯の塵埃を掻き起こし、ホース16により集塵室15に
集塵される。なお、22は本体カバー、23はハンド
ル、24は電源コードである。
【0006】このようなアップライト型電気掃除機で絨
毯の掃除を行なうとき、絨毯の毛足の長さにより吸込口
の高さを調節する必要がある。毛足の長い深い絨毯の上
で掃除機を使用するとき、吸込口の吸塵口に絨毯の植毛
が深く入り込み、真空圧によって吸着するため吸込口の
移動が困難になるからである。吸込口の下面が絨毯の表
面に接するようにしたときが絨毯を傷めず、かつ、有効
な吸引力を得ることができる。絨毯と吸込口の下面が密
着し過ぎると、空気流も入りにくくなり、塵埃の移動を
妨げ掃除効果も低下する。
毯の掃除を行なうとき、絨毯の毛足の長さにより吸込口
の高さを調節する必要がある。毛足の長い深い絨毯の上
で掃除機を使用するとき、吸込口の吸塵口に絨毯の植毛
が深く入り込み、真空圧によって吸着するため吸込口の
移動が困難になるからである。吸込口の下面が絨毯の表
面に接するようにしたときが絨毯を傷めず、かつ、有効
な吸引力を得ることができる。絨毯と吸込口の下面が密
着し過ぎると、空気流も入りにくくなり、塵埃の移動を
妨げ掃除効果も低下する。
【0007】このような問題を解決するため、たとえ
ば、特公昭57−21341に開示されるように、使用
者の判断により、切換レバーを動かすことにより、回転
ブラシと吸込口後部の後車輪との間に設けた前車輪の高
さを変え、絨毯の毛足の長さに適した吸込口の高さを選
択できるようにしたものである。なお、特公昭63−5
3809にも吸込口部に取付けてある前車輪の上下によ
って高さ調節するものが開示されている。
ば、特公昭57−21341に開示されるように、使用
者の判断により、切換レバーを動かすことにより、回転
ブラシと吸込口後部の後車輪との間に設けた前車輪の高
さを変え、絨毯の毛足の長さに適した吸込口の高さを選
択できるようにしたものである。なお、特公昭63−5
3809にも吸込口部に取付けてある前車輪の上下によ
って高さ調節するものが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記の特公昭57−2
1341に開示された技術では、絨毯の毛足の長さによ
り、使用者の判断により選択するものであるから、熟練
を要し面倒なものであった。たとえば、深い絨毯の上で
前車輪の高さを高くすることなく運転すると、吸込口下
面は浮かすことができないので、吸込口の真空度が高く
なり絨毯に深く入り込み、かつ、真空圧によって吸着す
るため、吸込口はますます移動しにくくなる。この吸着
現象はキャニスタ型の掃除機の吸込口でも見られる。
1341に開示された技術では、絨毯の毛足の長さによ
り、使用者の判断により選択するものであるから、熟練
を要し面倒なものであった。たとえば、深い絨毯の上で
前車輪の高さを高くすることなく運転すると、吸込口下
面は浮かすことができないので、吸込口の真空度が高く
なり絨毯に深く入り込み、かつ、真空圧によって吸着す
るため、吸込口はますます移動しにくくなる。この吸着
現象はキャニスタ型の掃除機の吸込口でも見られる。
【0009】なお、従来の回転ブラシの構造は、単に円
筒状の回転ローラの表面に植毛を螺旋状に植え込んだも
ので、絨毯の表面の塵埃を掃き出すだけであった。回転
ブラシの回転エネルギはその回転のみに使用されてい
た。
筒状の回転ローラの表面に植毛を螺旋状に植え込んだも
ので、絨毯の表面の塵埃を掃き出すだけであった。回転
ブラシの回転エネルギはその回転のみに使用されてい
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機の回
転ブラシは、電気掃除機の吸込口に取付けられる回転ブ
ラシであって、モータの回転動作に応じて回転可能な回
転軸と、該回転軸の外周に取付けられ回転軸の回転に伴
い回転する螺旋状のブレードと、該ブレードの先端に設
けられた植毛を有する。 ブレードは、ブレードの回転軸
方向側の面である風切り面の、該風切り面の先端と回転
軸とを結ぶ線よりも回転方向反対側に、ブレードの回転
動作に応じて回転軸の軸方向に流れる風を発生させる凹
部を備えている。
転ブラシは、電気掃除機の吸込口に取付けられる回転ブ
ラシであって、モータの回転動作に応じて回転可能な回
転軸と、該回転軸の外周に取付けられ回転軸の回転に伴
い回転する螺旋状のブレードと、該ブレードの先端に設
けられた植毛を有する。 ブレードは、ブレードの回転軸
方向側の面である風切り面の、該風切り面の先端と回転
軸とを結ぶ線よりも回転方向反対側に、ブレードの回転
動作に応じて回転軸の軸方向に流れる風を発生させる凹
部を備えている。
【0011】本発明の電機掃除機は、ファンモータと、
このファンモータの回転により発生する負圧によって塵
埃を吸塵する吸塵口を有し且つ内部に回転ブラシを装着
可能な吸込口と、吸塵口から吸込まれた塵埃を集塵する
集塵室と、吸込口と集塵室とを連結するホースとを備え
る。回転ブラシは、モータの回転動作に応じて回転可能
な回転軸と、該回転軸の外周に取付けられ回転軸の回転
に伴い回転する螺旋状のブレードと、該ブレードの先端
に設けられた植毛を有する。ブレードは、ブレードの回
転方向側の面である風切り面が、該風切り面の先端と回
転軸とを結ぶ線よりも回転方向反対側にブレードの回転
動作に応じて回転軸の一方から他方に向かう風を発生さ
せる凹部を備える。ホースと吸込口との接続部は、回転
軸の他方側に設けられている。
このファンモータの回転により発生する負圧によって塵
埃を吸塵する吸塵口を有し且つ内部に回転ブラシを装着
可能な吸込口と、吸塵口から吸込まれた塵埃を集塵する
集塵室と、吸込口と集塵室とを連結するホースとを備え
る。回転ブラシは、モータの回転動作に応じて回転可能
な回転軸と、該回転軸の外周に取付けられ回転軸の回転
に伴い回転する螺旋状のブレードと、該ブレードの先端
に設けられた植毛を有する。ブレードは、ブレードの回
転方向側の面である風切り面が、該風切り面の先端と回
転軸とを結ぶ線よりも回転方向反対側にブレードの回転
動作に応じて回転軸の一方から他方に向かう風を発生さ
せる凹部を備える。ホースと吸込口との接続部は、回転
軸の他方側に設けられている。
【0012】このような構成を有することにより、本発
明によれば、回転ブラシの回転軸と植毛との間のブレー
ドの回転動作に応じて、回転軸の一方から他方に向かう
風が発生する。
明によれば、回転ブラシの回転軸と植毛との間のブレー
ドの回転動作に応じて、回転軸の一方から他方に向かう
風が発生する。
【0013】したがって、回転ブラシによっても塵埃を
ホース側へ送る風を起こすことから、ホース側への塵埃
の移動が促進される。
ホース側へ送る風を起こすことから、ホース側への塵埃
の移動が促進される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(a)は、吸込口の裏面図で
あり、図1(b)は図1(a)のA−A断面図である。
あり、図1(b)は図1(a)のA−A断面図である。
【0015】吸込口4は支持軸5により掃除機本体1の
下部に回動自在に枢支されている。ファンモータ3の回
転は、モータ軸11,ベルト12およびプーリ10を介
して、回転ブラシ7に伝達され、回転ブラシ7の外周に
螺旋状に植えつけられた植毛8は、絨毯の表面の塵埃を
掻き出す。一方、吸込口4の右方に接続されたホース1
6は、ファンモータ3により発生した負圧により吸塵口
6から空気を吸込み、空気とともに塵埃を吸込みこれを
集塵室に送る。
下部に回動自在に枢支されている。ファンモータ3の回
転は、モータ軸11,ベルト12およびプーリ10を介
して、回転ブラシ7に伝達され、回転ブラシ7の外周に
螺旋状に植えつけられた植毛8は、絨毯の表面の塵埃を
掻き出す。一方、吸込口4の右方に接続されたホース1
6は、ファンモータ3により発生した負圧により吸塵口
6から空気を吸込み、空気とともに塵埃を吸込みこれを
集塵室に送る。
【0016】吸込口4の外壁は、外気との隔壁となるア
ッパープレート9−1と絨毯面と接するボトムプレート
9−2によって構成され、ボトムプレート9−2には吸
塵口6が開口している。ベルト12,プーリ10を含む
駆動部と吸塵口6との間には、植毛8と接触しない程度
に接近して、仕切り壁13が設けられている。これによ
り吸塵口6の風圧の減少を防ぐようになっている。アッ
パープレート9−1とボトムプレート9−2との間の回
転ブラシ7を収容する空間を内壁室14ということにす
る。
ッパープレート9−1と絨毯面と接するボトムプレート
9−2によって構成され、ボトムプレート9−2には吸
塵口6が開口している。ベルト12,プーリ10を含む
駆動部と吸塵口6との間には、植毛8と接触しない程度
に接近して、仕切り壁13が設けられている。これによ
り吸塵口6の風圧の減少を防ぐようになっている。アッ
パープレート9−1とボトムプレート9−2との間の回
転ブラシ7を収容する空間を内壁室14ということにす
る。
【0017】アッパープレート9−1の左方には空気取
入口17が開口され、その内側には空気流入調節弁18
が設けられている。
入口17が開口され、その内側には空気流入調節弁18
が設けられている。
【0018】図2は空気流入調節弁18の閉じた状態
の、図3は空気流入調節弁18が開いた状態のそれぞれ
の要部断面図である。空気取入口17の内側に、これを
開閉するように設けられた空気流入調節弁18の基部は
基台20の支持軸19に枢支され、弁押さえばね21に
より、負圧が所定の圧力に達しないときは空気取入口1
7を常に閉じるようにされている。弁押さえばね21の
圧力は調整できるようにすることもできる。これによ
り、弁開閉の圧力のしきい値を調節できる。
の、図3は空気流入調節弁18が開いた状態のそれぞれ
の要部断面図である。空気取入口17の内側に、これを
開閉するように設けられた空気流入調節弁18の基部は
基台20の支持軸19に枢支され、弁押さえばね21に
より、負圧が所定の圧力に達しないときは空気取入口1
7を常に閉じるようにされている。弁押さえばね21の
圧力は調整できるようにすることもできる。これによ
り、弁開閉の圧力のしきい値を調節できる。
【0019】掃除機の運転中、吸塵口6の面は床面との
接触状態によりかなり密閉され、たとえば、絨毯の毛足
が長いときは、内壁室14は負圧が上昇する。この負圧
に対応して、空気流入調節弁18が開く角度を変化する
ように、予め弁押さえばね21のばね圧力を調整してお
けば、負圧状態の大きさに応じて、吸込口4の空気取入
口17から入る空気量も変わる。そのため、吸込口と絨
毯との密着度は適切な一定の状態に維持される。たとえ
ば、毛足の長い深い絨毯の場合は吸塵口6の密閉度が高
くなり、そのため空気流入量が大きくなり、結果として
密着度は軽い状態になる。
接触状態によりかなり密閉され、たとえば、絨毯の毛足
が長いときは、内壁室14は負圧が上昇する。この負圧
に対応して、空気流入調節弁18が開く角度を変化する
ように、予め弁押さえばね21のばね圧力を調整してお
けば、負圧状態の大きさに応じて、吸込口4の空気取入
口17から入る空気量も変わる。そのため、吸込口と絨
毯との密着度は適切な一定の状態に維持される。たとえ
ば、毛足の長い深い絨毯の場合は吸塵口6の密閉度が高
くなり、そのため空気流入量が大きくなり、結果として
密着度は軽い状態になる。
【0020】空気流入調節弁18と、ホース16の吸込
口4への接続部との位置関係については、図1(b)に
示すように、空気流入調節弁18が内壁室14の左端に
あるとき、ホースとの接続部を内壁室14の右端に設け
ると、空気取入口17から吸引された空気は、吸塵口6
の全体にわたって左から右に通過していくため、植毛8
により掻き上げられた各部の塵埃がホース16側へ移動
されやすい。
口4への接続部との位置関係については、図1(b)に
示すように、空気流入調節弁18が内壁室14の左端に
あるとき、ホースとの接続部を内壁室14の右端に設け
ると、空気取入口17から吸引された空気は、吸塵口6
の全体にわたって左から右に通過していくため、植毛8
により掻き上げられた各部の塵埃がホース16側へ移動
されやすい。
【0021】吸込口とホース16の接続部の方向へ風を
送るために、回転ブラシの形状を改良することにより、
さらに効率を増加することができる。
送るために、回転ブラシの形状を改良することにより、
さらに効率を増加することができる。
【0022】図4は、改良された形状の回転ブラシを有
する吸込口の断面図である。図1(b)のB−B断面に
対応する。
する吸込口の断面図である。図1(b)のB−B断面に
対応する。
【0023】吸込口4のアッパープレート9−1とボト
ムプレート9−2により形成される空間内には、回転ブ
ラシ27が設けられている。回転ブラシ27は、回転ブ
ラシ軸27aとその外方に突出する複数のたとえば2個
の螺旋状のブレード27b,27bを有し、それらの先
端には植毛8が植えつけられ、植毛8の先端はボトムプ
レート9−2に開口する吸塵口6の面より若干下方に突
出するようにされている。ホースと回転ブラシの関係位
置は、図1(b)の場合と同様であり、回転ブラシ27
が図4の矢印の方向に回転すると、ブレード27bに誘
起された風は、ホースと吸込口の接続部の方に流れる。
ブレード27bの形状は、その回転により風が起こりや
すいように、十分な長さと適切な断面形状を有する。回
転ブラシ軸とブレード先端の間に十分な空間を設けるこ
とにより、風を起こしやすく、なおかつ風やゴミを抵抗
なくホースとの接続部へ移動でき、より高い吸塵性能を
発揮できる。特に、風切り面30が風切り面の先端30
aから回転ブラシ27軸27aの軸心を結ぶ延長線上よ
り内側となるように内方へ傾斜させた湾曲面30を設け
ているので、回転ブラシの回転によって生じる回転風を
より多く、かつ、強く起こさせるので、ホース側からの
吸塵力に回転ブラシの回転風が加わり、より吸塵性能を
高めることができる。要するに、図4に示すように、回
転方向の反対側へ空間凹部28を形成すればよい。
ムプレート9−2により形成される空間内には、回転ブ
ラシ27が設けられている。回転ブラシ27は、回転ブ
ラシ軸27aとその外方に突出する複数のたとえば2個
の螺旋状のブレード27b,27bを有し、それらの先
端には植毛8が植えつけられ、植毛8の先端はボトムプ
レート9−2に開口する吸塵口6の面より若干下方に突
出するようにされている。ホースと回転ブラシの関係位
置は、図1(b)の場合と同様であり、回転ブラシ27
が図4の矢印の方向に回転すると、ブレード27bに誘
起された風は、ホースと吸込口の接続部の方に流れる。
ブレード27bの形状は、その回転により風が起こりや
すいように、十分な長さと適切な断面形状を有する。回
転ブラシ軸とブレード先端の間に十分な空間を設けるこ
とにより、風を起こしやすく、なおかつ風やゴミを抵抗
なくホースとの接続部へ移動でき、より高い吸塵性能を
発揮できる。特に、風切り面30が風切り面の先端30
aから回転ブラシ27軸27aの軸心を結ぶ延長線上よ
り内側となるように内方へ傾斜させた湾曲面30を設け
ているので、回転ブラシの回転によって生じる回転風を
より多く、かつ、強く起こさせるので、ホース側からの
吸塵力に回転ブラシの回転風が加わり、より吸塵性能を
高めることができる。要するに、図4に示すように、回
転方向の反対側へ空間凹部28を形成すればよい。
【0024】このような改良された形状の回転ブラシ
は、従来型のアップライト型電気掃除機にも使用される
が、前述のような空気流入調節弁を有するアップライト
型電気掃除機に使用すると、さらに有効である。
は、従来型のアップライト型電気掃除機にも使用される
が、前述のような空気流入調節弁を有するアップライト
型電気掃除機に使用すると、さらに有効である。
【0025】キャニスタ型の掃除機にも応用できるであ
ろう。ただし、回転ブラシをモータで駆動する必要があ
る。
ろう。ただし、回転ブラシをモータで駆動する必要があ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転ブラシの回転軸27aと植毛8との間のブレード2
7bの回転動作に応じて、回転ブラシによっても塵埃を
ホース側へ送る風が誘起される。
回転ブラシの回転軸27aと植毛8との間のブレード2
7bの回転動作に応じて、回転ブラシによっても塵埃を
ホース側へ送る風が誘起される。
【0027】したがって、従来は、単に回転するだけで
あった回転ブラシの植毛する台を螺旋状のブレード27
bとし、かつ、このブレード27bに凹部28を有する
ことにより、回転ブラシによっても塵埃をホース側へ送
る風を起こすため、電気掃除機の効率を向上することが
できる。
あった回転ブラシの植毛する台を螺旋状のブレード27
bとし、かつ、このブレード27bに凹部28を有する
ことにより、回転ブラシによっても塵埃をホース側へ送
る風を起こすため、電気掃除機の効率を向上することが
できる。
【図1】(a)は本発明による吸込口の裏面図であり、
(b)はそのA−A断面図である。
(b)はそのA−A断面図である。
【図2】空気流入調節弁の閉じた状態の断面図である。
【図3】空気流入調節弁の開いた状態の断面図である。
【図4】本発明による改良された回転ブラシの断面図で
ある。
ある。
【図5】従来のアップライト型電気掃除機の一部切欠き
側面図である。
側面図である。
【図6】従来のアップライト型電気掃除機の斜視図であ
る。
る。
1 掃除機本体 3 ファンモータ 4 吸込口 6 吸塵口 7,27 回転ブラシ 8 植毛 10 プーリ 11 モータ軸 12 ベルト 17 空気取入口 18 空気流入調節弁 19 支軸 20 基台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04
Claims (3)
- 【請求項1】 電気掃除機の吸込口に取付けられる回転
ブラシであって、モータの回転動作に応じて回転可能な
回転軸と、該回転軸の外周に取付けられ回転軸の回転に
伴い回転する螺旋状のブレードと、該ブレードの先端に
設けられた植毛とを有するとともに、前記ブレードは、前記ブレードの回転軸方向側の面であ
る風切り面の、該風切り面の先端と回転軸とを結ぶ線よ
りも回転方向反対側に、ブレードの回転動作に応じて回
転軸の軸方向に流れる風を発生させる凹部を備えたこと
を特徴とする 電気掃除機の回転ブラシ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の回転ブラシを有する電
気掃除機。 - 【請求項3】 ファンモータと、前記ファンモータの回
転により発生する負圧によって塵埃を吸塵する吸塵口を
有し且つ内部に回転ブラシを装着可能な吸込口と、前記
吸塵口から吸込まれた塵埃を集塵する集塵室と、前記吸
込口と前記集塵室とを連結するホースとを備え、 前記回転ブラシは、モータの回転動作に応じて回転可能
な回転軸と、該回転軸の外周に取付けられ回転軸の回転
に伴い回転する螺旋状のブレードと、該ブレードの先端
に設けられた植毛とを有するとともに、 前記ブレードは、前記ブレードの回転方向側の面である
風切り面が、該風切り面の先端と回転軸とを結ぶ線より
も回転方向反対側にブレードの回転動作に応じて回転軸
の一方から他方に向かう風を発生させる凹部を備え、 前記ホースと前記吸込口の接続部は前記回転軸の他方側
に設けられたものであることを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23407497A JP3276894B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 電気掃除機およびその回転ブラシ |
US09/057,565 US6018845A (en) | 1997-08-29 | 1998-04-09 | Vacuum cleaner and suction member thereof |
MYPI98001651A MY116256A (en) | 1997-08-29 | 1998-04-14 | Vacuum cleaner and suction member thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23407497A JP3276894B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 電気掃除機およびその回転ブラシ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001273365A Division JP2002119449A (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | 電気掃除機及びその吸込口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1170060A JPH1170060A (ja) | 1999-03-16 |
JP3276894B2 true JP3276894B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=16965197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23407497A Expired - Fee Related JP3276894B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 電気掃除機およびその回転ブラシ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6018845A (ja) |
JP (1) | JP3276894B2 (ja) |
MY (1) | MY116256A (ja) |
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