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JP3580409B2 - オフセット調整回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフセット調整回路に関し、特に高入力インピーダンス且つ広帯域であると共に回路構成が単純なオフセット調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のオフセット調整回路はオシロスコープ等の入力回路において入力される入力信号の直流成分を調整して後段の回路に供給するため、前記入力信号のオフセットを調整する回路である。
【0003】
図2はこのような従来のオフセット調整回路の一例を示す構成ブロック図である。図2において1は入力信号を供給する信号源、2,3,6,7,8,9,12,13,16及び17は抵抗、4及び10は容量、5及び11は演算増幅器、14はPNPトランジスタ(以下、単にトランジスタと呼ぶ。)、15は定電圧源、18は接合形電界効果トランジスタ(Junction Field Effect Transistor:以下、単にFETと呼ぶ。)、19は可変電圧源、100は入力端子、101は出力端子、102はオフセット電圧入力端子である。
【0004】
また、2,3,5〜11は直流バッファ回路50を、12〜18はソースフォロワ回路51をそれぞれ構成している。
【0005】
信号源1の一端は入力端子100に接続され、入力端子100は抵抗2の一端及び容量4の一端に接続される。抵抗2の他端は抵抗3の一端及び演算増幅器5の非反転入力端子に接続され、演算増幅器5の出力端子は抵抗6の一端及び抵抗8の一端に接続される。また、抵抗6の他端は抵抗7の一端及び演算増幅器5の反転入力端子に接続される。
【0006】
抵抗8の他端は抵抗9の一端、容量10の一端及び演算増幅器11の非反転入力端子にそれぞれ接続され、演算増幅器11の出力端子は抵抗13の一端に接続される。
【0007】
一方、容量4の他端は抵抗16の一端及びFET18のゲートに接続され、FET18のソースは抵抗17の一端に接続される。抵抗16の他端は出力端子101に接続されると共にトランジスタ14のコレクタ、抵抗7及び抵抗17の他端にそれぞれ接続される。
【0008】
トランジスタ14のエミッタは抵抗12の一端及び抵抗13の他端に接続され、トランジスタ14のベースは定電圧源15の負出力端子に接続される。また、可変電圧源19の正出力端子はオフセット電圧入力端子102に接続され、オフセット電圧入力端子102は抵抗9の他端に接続される。
【0009】
さらに、信号源1の他端、抵抗3の他端、容量10の他端、演算増幅器11の反転入力端子及び可変電圧源19の負出力端子はそれぞれ接地され、抵抗12の他端及び定電圧源15の正出力端子は正電圧源”Vcc”にそれぞれ接続され、FET18のドレインは負電圧源”Vee”に接続される。
【0010】
ここで、図2に示す従来例の動作を説明する。信号源1から入力される入力信号のうち信号成分は容量4を介してソースフォロワ回路51に供給され、入力信号のうち直流成分は直流バッファ回路50に供給される。
【0011】
直流バッファ回路50の出力はソースフォロワ回路51を構成するトランジスタ14のエミッタに制御電流を注入してオフセット電圧を調整し、出力端子101からは抵抗7を介して直流バッファ回路50に負帰還がかかる。このため、出力端子101に現れる出力信号の直流電位を一定値に制御する。また、可変電圧源19の出力電圧が演算増幅器5の出力から減算されてトランジスタ14のエミッタに供給される。
【0012】
例えば、抵抗2,3,6及び7の抵抗値が互いに等しく、さらに抵抗8及び9の抵抗値が等しい場合には、入力信号の電圧を”Vin”、出力信号の電圧を”Vout”、可変電圧源19の出力電圧を”Vofs”とすれば、
Vout=Vin−Vofs (1)
となる。
【0013】
この結果、入力信号の直流成分に負帰還をかけて一定値に制御すると共に可変電圧源の出力電圧を減算して信号成分をバッファリングするソースフォロワ回路に供給する制御電流値を調整することにより、入力信号のオフセットを自由に調整することが可能になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図2に示す従来例では入力信号の直流成分を制御するための直流バッファ回路50における制御が複雑なためコスト高となり、オフセット調整回路の入力抵抗は抵抗2及び抵抗3の直列接続になるため入力抵抗値が低くなってしまうと言った問題点があった。
【0015】
また、高周波成分が演算増幅器5に印加されてしまい誤動作が生じる場合があり、低周波波形の形状が悪化する恐れがある。さらに、信号経路に帰還が存在するため過大入力時の回路の復帰が遅くなってしまうと言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、高入力インピーダンス且つ広帯域であると共に回路構成が単純なオフセット調整回路を実現することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
入力信号の直流成分を調整して出力するオフセット調整回路において、
前記入力信号を出力端子に接続する容量と、前記入力信号が入力される第1のソースフォロワ回路と、この第1のソースフォロワ回路の出力のオフセットを制御して前記出力端子に出力する第1のオフセット制御回路と、可変電圧が入力される第2のソースフォロワ回路と、この第2のソースフォロワ回路の出力のオフセットを制御する第2のオフセット制御回路と、前記第2のオフセット制御回路の出力が基準電圧になるように前記第1及び第2のオフセット制御回路にバイアス電圧を供給するバイアス制御回路とを備えたことにより、温度変動や電源変動に関わりなく入力信号の電圧に一定の電圧を加算した電圧を出力することが可能となる。
【0017】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明であるオフセット調整回路において、
前記第1のソースフォロワ回路が、
ドレインが負電圧源に接続され前記入力信号がゲートに入力される第1の電界効果トランジスタと、一端が正電圧源に接続され他端が前記第1の電界効果トランジスタのソースに接続される第1の定電流源とから構成されることにより、温度変動や電源変動に関わりなく入力信号の電圧に一定の電圧を加算した電圧を出力することが可能となる。
【0018】
請求項3記載の発明は、
請求項1記載の発明であるオフセット調整回路において、
前記第2のソースフォロワ回路が、
ドレインが負電圧源に接続され前記可変電圧がゲートに入力される第2の電界効果トランジスタと、一端が正電圧源に接続され他端が前記第2の電界効果トランジスタのソースに接続される第2の定電流源とから構成されることにより、温度変動や電源変動に関わりなく入力信号の電圧に一定の電圧を加算した電圧を出力することが可能となる。
【0019】
請求項4記載の発明は、
請求項1記載の発明であるオフセット調整回路において、
前記第1のオフセット制御回路が、
前記第1のソースフォロワ回路の出力が一端に接続される第1の抵抗と、ソースが正電圧源に接続され前記第1の抵抗の他端がドレインに接続されると共に前記バイアス制御回路の出力がゲートに接続される第3の電界効果トランジスタと、一端が負電圧源に接続され前記第3の電界効果トランジスタのドレインに他端が接続される第3の定電流源とから構成されることにより、温度変動や電源変動に関わりなく入力信号の電圧に一定の電圧を加算した電圧を出力することが可能となる。
【0020】
請求項5記載の発明は、
請求項1記載の発明であるオフセット調整回路において、
前記第2のオフセット制御回路が、
前記第2のソースフォロワ回路の出力が一端に接続される第2の抵抗と、ソースが正電圧源に接続され前記第2の抵抗の他端がドレインに接続されると共に前記バイアス制御回路の出力がゲートに接続される第4の電界効果トランジスタと、一端が負電圧源に接続され前記第4の電界効果トランジスタのドレインに他端が接続される第4の定電流源とから構成されることにより、温度変動や電源変動に関わりなく入力信号の電圧に一定の電圧を加算した電圧を出力することが可能となる。
【0021】
請求項6記載の発明は、
請求項1記載の発明であるオフセット調整回路において、
前記バイアス制御回路が、
前記基準電圧を出力する定電圧源と、前記第2のオフセット制御回路の出力が非反転入力端子に接続され反転入力端子に前記基準電圧が接続されると共に出力がバイアス電圧として前記第1及び第2のオフセット制御回路に供給される演算増幅器とから構成されることにより、温度変動や電源変動に関わりなく入力信号の電圧に一定の電圧を加算した電圧を出力することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るオフセット調整回路の一実施例を示す構成回路図である。図1において1aは入力信号を供給する信号源、20は容量、21,23,26及び30はMOS電界効果トランジスタ(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:以下、単にFETと呼ぶ。)、22,25,27及び29は定電流源、24及び28は抵抗、31は演算増幅器、32は定電圧源、33は可変電圧源、100aは入力端子、101aは出力端子、102aはオフセット電圧入力端子、103は基準電圧入力端子である。
【0023】
また、21及び22はソースフォロワ回路52を、27及び30はソースフォロワ回路53を、23〜25はオフセット制御回路54を、26,28及び29はオフセット制御回路55を、31及び32はバイアス制御回路56をそれぞれ構成している。
【0024】
信号源1aの一端は入力端子100aに接続され、入力端子100aは容量20の一端及びFET21のゲートに接続され、FET21のソースは定電流源22の一端及び抵抗24の一端にそれぞれ接続される。
【0025】
抵抗24の他端は出力端子101aに接続されると共に容量20の他端、定電流源25の一端及びFET23のドレインにそれぞれ接続される。
【0026】
また、可変電圧源33の正出力端子はオフセット入力端子102aに接続され、オフセット入力端子102aはFET30のベースに接続される。FET30のソースは定電流源27の一端及び抵抗28の一端にそれぞれ接続される。
【0027】
抵抗28の他端は定電流源29の一端及びFET26のドレイン、演算増幅器31の非反転入力端子にそれぞれ接続され、演算増幅器31の出力端子はFET23及び26のゲートに接続される。また、演算増幅器31の反転入力端子は基準電圧入力端子103に接続され、基準電圧入力端子103は定電圧源32の正出力端子に接続される。
【0028】
さらに、信号源1aの他端、定電圧源32の負出力端子及び可変電圧源33の負出力端子はそれぞれ接地され、定電流源22及び定電流源27の他端とFET23及びFET26のソースとは正電圧源”Vdd”にそれぞれ接続され、定電流源25及び定電流源29の他端とFET21及びFET30のドレインとは負電圧源”Vss”に接続される。
【0029】
ここで、図1に示す実施例の動作を説明する。信号源1aから入力される入力信号のうち信号成分は容量20を介して直接出力端子101aから出力される。一方、直流成分はソースフォロワ回路52及びオフセット制御回路54を介して出力端子101aに出力される。
【0030】
もし、FET23のバイアス電圧である演算増幅器31の出力電圧が一定値であればFET23に流れる制御電流”I23”もまた一定値となるので、定電流源25の出力電流を”I25”、抵抗24に流れる電流を”I24”とすれば、
I24=I23−I25 (2)
となる。
【0031】
従って、抵抗24の抵抗値を”R24”、抵抗24における電圧降下を”V24”とすれば、
Figure 0003580409
となる。
【0032】
すなわち、入力信号の電圧を”Vin’”、出力信号の電圧を”Vout’”、FET21のソース・ゲート間電圧を”Vsg21”とすれば、
Figure 0003580409
となる。
【0033】
式(4)から分かるように出力信号の電圧”Vout’”は入力信号の電圧”Vin’”に一定の電圧を加算した電圧となる。また、その値は制御電流”I23”により制御される。
【0034】
但し、式(4)の第2項以降の項は温度変動や電源変動等によって変動してしまう。例えば、FET21のソース・ゲート間電圧”Vsg21”は温度変動等によりその値が変化し、また抵抗24の温度係数により抵抗24における電圧降下”V24”もまた変動する。また、例えば、電源変動によりFET21のドレイン・ソース間電圧が変化するのでFETの特性上FET21のソース・ゲート間電圧”Vsg21”もまた変化する。
【0035】
一方、可変電圧源33から入力される直流成分はソースフォロワ回路53及びオフセット制御回路55を介して演算増幅器31の非反転入力端子に出力されるので前述と同様に、可変電圧源33の出力電圧を”Vofs’”、演算増幅器31の非反転入力端子の電圧、言い換えれば、オフセット制御回路55の出力を”Vp”、FET30のソース・ゲート間電圧を”Vsg30”、抵抗28における電圧降下を”V28”とすれば、
Vp=Vofs’+Vsg30+V28 (5)
となる。
【0036】
ここで、演算増幅器31の反転入力端子には定電圧源32の基準電圧が印加され、演算増幅器31の出力端子はFET26のゲートに接続され、且つ、FET26のドレインが演算増幅器31の非反転入力端子に接続されているので、演算増幅器31の非反転入力端子の電圧”Vp”は温度変動や電源変動のみならず可変電圧源33の出力電圧にも関わりなく常に定電圧源32の基準電圧に制御されることになる。
【0037】
すなわち、定電圧源32の基準電圧を”Vref”とすれば、
Vp=Vref (6)
となり、可変電圧源33の出力電圧”Vofs’”用いて書き換えれば、
Vp=Vofs’+(Vref−Vofs’) (7)
となる。
【0038】
このため、演算増幅器31の非反転入力端子の電圧”Vp”は演算増幅器31の制御動作により温度変動や電源変動等の影響に関わりなく、オフセット入力端子102aに印加される電圧に対して”(Vref−Vofs’)”が加算された電圧となる。
【0039】
従って、ソースフォロワ回路52及び53の回路定数を整合させれば、FET26に流れる制御電流”I26”は、
I26=I23 (8)
となり、出力端子101aの電圧”Vout”は演算増幅器31の制御動作により温度変動や電源変動等の影響に関わりなく、入力端子100aに印加される電圧に対して”(Vref−Vofs’)”が加算された電圧となる。
【0040】
すなわち、
Vout’=Vin’+(Vref−Vofs’) (9)
となる。
【0041】
式(9)から分かるようにソースフォロワ回路53及びバイアス制御回路54の働きにより、例えば、FET21のソース・ゲート間電圧”Vsg21”や抵抗24における電圧降下”V24”の温度変動や電源変動に起因する電圧変動が除去されることになる。
【0042】
このため、温度変動や電源変動に関わりなく出力信号の電圧”Vout’”は入力信号の電圧”Vin’”に一定の電圧”(Vref−Vofs’)”を加算した電圧となる。
【0043】
この結果、バイアス制御回路54でオフセット電圧が印加されるソースフォロワ回路53及びオフセット制御回路54の動作を制御すると共に入力電圧が印加されるソースフォロワ回路52及びオフセット制御回路55を同一条件で制御することにより、温度変動や電源変動に関わりなく入力信号の電圧に一定の電圧を加算した電圧を出力することが可能となる。
【0044】
また、入力信号が直接FET21のゲートに接続される構成なので入力抵抗をほぼ無限大にすることができ、信号の通過経路に帰還が無いので波形品質を良好に保つことができ、過大入力時の復帰も従来例と比べて早くすることができる。
【0045】
さらに、回路構成が単純なのでソースフォロワ回路52及び53やオフセット制御回路54及び55の回路定数の整合が容易なIC上に構築することが可能になる。
【0046】
なお、図1に示す実施例ではFETとしてMOS電界効果トランジスタを例示したが特にこれに限定される訳ではなく、接合形電界効果トランジスタ、MESFET等であっても構わない。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1乃至請求項6の発明によれば、バイアス制御回路でオフセット電圧が印加される第2のソースフォロワ回路及び第2のオフセット制御回路の動作を制御すると共に入力電圧が印加される第1のソースフォロワ回路及び第1のオフセット制御回路を同一条件で制御することにより、温度変動や電源変動に関わりなく入力信号の電圧に一定の電圧を加算した電圧を出力することが可能となる。
【0048】
また、入力信号が直接電界効果トランジスタのゲートに接続される構成なので入力抵抗をほぼ無限大にすることができ、信号の通過経路に帰還が無いので波形品質を良好に保つことができ、過大入力時の復帰も従来例と比べて早くすることができる。さらに、回路構成が単純なのでソースフォロワ回路及びオフセット制御回路の回路定数の整合が容易なIC上に構築することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオフセット調整回路の一実施例を示す構成回路図である。
【図2】従来のオフセット調整回路の一例を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1,1a 信号源
2,3,6,7,8,9,12,13,16,17,24,28 抵抗
4,10,20 容量
5,11,31 演算増幅器
14 PNPトランジスタ
15,32 定電圧源
18 接合形電界効果トランジスタ
19,33 可変電圧源
21,23,26,30 MOS電界効果トランジスタ
22,25,27,29 は定電流源
50 直流バッファ回路
51,52,53 ソースフォロワ回路
54,55 オフセット制御回路
56 バイアス制御回路
100,100a 入力端子
101,101a 出力端子
102,102a オフセット電圧入力端子

Claims (6)

  1. 入力信号の直流成分を調整して出力するオフセット調整回路において、
    前記入力信号を出力端子に接続する容量と、
    前記入力信号が入力される第1のソースフォロワ回路と、
    この第1のソースフォロワ回路の出力のオフセットを制御して前記出力端子に出力する第1のオフセット制御回路と、
    可変電圧が入力される第2のソースフォロワ回路と、
    この第2のソースフォロワ回路の出力のオフセットを制御する第2のオフセット制御回路と、
    前記第2のオフセット制御回路の出力が基準電圧になるように前記第1及び第2のオフセット制御回路にバイアス電圧を供給するバイアス制御回路と
    を備えたことを特徴とするオフセット調整回路。
  2. 前記第1のソースフォロワ回路が、
    ドレインが負電圧源に接続され前記入力信号がゲートに入力される第1の電界効果トランジスタと、一端が正電圧源に接続され他端が前記第1の電界効果トランジスタのソースに接続される第1の定電流源とから構成されることを特徴とする
    請求項1記載のオフセット調整回路。
  3. 前記第2のソースフォロワ回路が、
    ドレインが負電圧源に接続され前記可変電圧がゲートに入力される第2の電界効果トランジスタと、一端が正電圧源に接続され他端が前記第2の電界効果トランジスタのソースに接続される第2の定電流源とから構成されることを特徴とする
    請求項1記載のオフセット調整回路。
  4. 前記第1のオフセット制御回路が、
    前記第1のソースフォロワ回路の出力が一端に接続される第1の抵抗と、ソースが正電圧源に接続され前記第1の抵抗の他端がドレインに接続されると共に前記バイアス制御回路の出力がゲートに接続される第3の電界効果トランジスタと、一端が負電圧源に接続され前記第3の電界効果トランジスタのドレインに他端が接続される第3の定電流源とから構成されることを特徴とする
    請求項1記載のオフセット調整回路。
  5. 前記第2のオフセット制御回路が、
    前記第2のソースフォロワ回路の出力が一端に接続される第2の抵抗と、ソースが正電圧源に接続され前記第2の抵抗の他端がドレインに接続されると共に前記バイアス制御回路の出力がゲートに接続される第4の電界効果トランジスタと、一端が負電圧源に接続され前記第4の電界効果トランジスタのドレインに他端が接続される第4の定電流源とから構成されることを特徴とする
    請求項1記載のオフセット調整回路。
  6. 前記バイアス制御回路が、
    前記基準電圧を出力する定電圧源と、前記第2のオフセット制御回路の出力が非反転入力端子に接続され反転入力端子に前記基準電圧が接続されると共に出力がバイアス電圧として前記第1及び第2のオフセット制御回路に供給される演算増幅器とから構成されることを特徴とする
    請求項1記載のオフセット調整回路。
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