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JP4646590B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関し、特に、アナログ信号をデジタルデータに変換して出力する半導体装置に関する。
近年、車両の安全に係わる規制が日米で相次ぎ強化されている。北米にて施行されるTREAD法(Transportation Recall Enhancement,Acountability and Document Act)によると、2006年以降に販売される新車には、自動車タイヤ空気圧監視システムの装着が義務付けられる。そのため、現在、タイヤの中にセンサを装着して空気圧及び温度を測定する技術が検討されている。当該技術は、タイヤのバルブ部分にセンサユニットを搭載し、4輪全てを個別に監視するシステムである。このため、高精度のモニタリングが可能であり、停車中でもタイヤ空気圧を監視することができるなどのメリットを有する。
タイヤに備えられたセンサユニットは、タイヤの空気圧に応答してアナログ信号電圧を出力する圧力センサと、その圧力センサから出力されるアナログ信号電圧をデジタル信号に変換して出力する半導体装置とを備えている。一般的に、そのような半導体装置は、AD変換回路を備え、そのAD変換回路によってアナログ信号をデジタル信号に変換している。また通常、圧力センサにはセンサ用電源から所定の電圧が供給されている。圧力センサは、その供給される電圧に基づいてアナログ信号電圧を生成して半導体装置に供給している。また、AD変換回路は、基準電圧(リファレンス電圧)を供給する電源(以下、基準電源と呼ぶ。)に接続され、その基準電源から一定の電圧が供給されている。AD変換回路は、その基準電源から供給される基準電圧に基づいて、圧力センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換している(例えば、特許文献1参照。)。
車両に備えられたタイヤの空気圧を測定する場合、センサユニットをタイヤのバルブ部分などに搭載して空気圧を測定することが一般的である。通常、車両が走行している場合と停車している場合とではタイヤの温度が異なっている。つまり、走行中の車両のタイヤの温度は、路面との摩擦によって停車時よりも上昇している。タイヤの温度が上昇すると、タイヤのバルブ部分に備えられたセンサユニットの温度も上昇してしまう。
図1は、上述の特許文献1に記載の半導体装置(特許文献1にはテンション測定回路と記載)の構成を示す回路図である。そのテンション測定回路は、センサ部110と、制御部120と、増幅部106と、ADコンバータ108を備えて構成されている。図1に示されているように、センサ部110には、直流電源134に接続されている。
一般的に温度が変化すると、電池から出力される電圧が変動する。圧力センサに接続されている電池とAD変換回路に接続されている電池とが別々の温度および電池の放電特性を有する場合、圧力センサに接続されている電池の電圧(バイアス電圧)が変動する。このとき、AD変換回路に供給される基準電圧も変動するが、各々の変動特性が異なるので、AD変換回路からの出力値(AD変換値)が適正な値からずれてしまう。そのために、圧力センサに加えられている圧力を正しく出力することができなくなってしまう。センサ用のバイアス電圧や、基準電圧が変動しないようにするために、精度の高い電源回路を備える技術が知れらている。つまり、温度変化に対して出力電圧が変動しにくい電源回路を備えることで、センサユニットの温度変化に対応できるようにしている。
しかしながら、高精度の電源回路は一般的に高価である。そのため、高精度の電源回路を備えると、半導体装置の製造コストが増大してしまう。また、高精度の電源回路は、一般的に回路面積が大きい。そのため、そのような電源を備える半導体装置も、回路面積が大きくなってしまう。
回路周囲の温度変化などの影響でAD変換回路の基準電圧が変動してしまう場合に、その電圧変動に対応して適切なデータを出力を得ることができる半導体装置が望まれている。さらに、製造コストの増加や回路面積の拡大をすることなく、電圧変動の影響を受けにくい半導体装置を構成する技術が望まれている。
特開平6−243549号公報
本発明が解決しようとする課題は、センサの出力信号をAD変換する際、当該AD変換値が周囲温度や供給される電源の変動などの影響を受けるために、センサによる測定値を正確に把握できないことである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、印加された外部電源から第1の基準電圧および第2の基準電圧を生成する基準電圧生成回路(3)と、センサ部(2)に前記第1の基準電圧を供給する第1の端子(T4)と、前記センサ部(2)の出力信号をAD変換するAD変換回路(5)とを具備する半導体装置(1)を構成する。そして、前記AD変換回路(5)の基準電圧(Vref)として前記第2の基準電圧を印加する。ここで、前記第1の基準電圧の値と前記第2の基準電圧との比は、基準電圧自体の電圧値や温度によらず一定値を保つ電圧である。そして、その基準電圧生成回路(3)は、基準電圧生成部(31)と、その基準電圧生成部に接続されているセンサ用電圧生成部(32)とを有する構成であることが好ましい。ここで、一定値を保つ電圧というのは、第1の基準電圧と第2の基準電圧とが、環境 (TPMSの場合、タイヤやタイヤ内空気の温度および電池の消耗度合など)に拘らず、一定の比で出力される電圧であることを意味している。
センサからのアナログ出力をデジタル変換するAD変換回路を有する半導体装置には、その動作を保証する温度範囲(いわゆる、動作保証温度範囲)が存在する。その動作保証温度範囲内で、第1の基準電圧と第2の基準電圧との比を一定に保つことにより、センサ出力のAD変換値が変動しないことになる。
その基準電圧生成部(31)は、上記の直流電源(12)から供給される電圧に基づいて基本基準電圧を生成する。さらに、センサ用電圧生成部(32)は、その基準電圧生成部から出力される基本基準電圧を抵抗分圧して第1の基準電圧を生成する構成であることが好ましい。
この基準電圧生成回路(3)は、AD変換回路(5)に供給される基準電圧(Vref)の変動に連動して変動するバイアス電圧を生成している。
そして、その基準電圧生成回路(3)は、そのバイアス電圧を上述の第1の基準電圧として、センサに供給している。そのため、例えば温度変化によって基準電圧とセンサ用電圧とが変動する場合、基準電圧とセンサ用電圧との変動の割合は同様となる。したがって、AD変換回路(5)には、基準電圧(Vref)の変動に対応して、同等の割合で変動したセンサ出力(Vain)が供給される。つまり、基準電圧(Vref)の変動が打ち消されるようなセンサ出力(Vain)が供給されるため、信頼性の高いAD変換結果を得ることができる。
本発明によると、供給される基準電圧に応答してAD変換を実行する半導体装置において、その基準電圧が変動するときでも、その電圧変動の影響を受けることなくアナログデータをデジタルデータに変換することができる半導体装置を構成することができる。
[第1の実施形態]
以下に図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明を行う。以下に述べる実施の形態では、本発明の半導体装置を自動車タイヤ空気圧監視システム、特にTPMS(Tire Pressure Monitoring Systems)に適用した場合を例に説明を行う。
初めに、本発明の実施の形態に係わる半導体装置1を備えたデータ通信装置(本実施の形態においては「送信側モジュール」)が装備されるTPMS(Tire Pressure Monitoring System)の概略構成を図2を参照して説明する。
TPMS10は、タイヤホイル内に装着される送信側モジュール15a〜dと、車体側に設置されるセンサイニシエータ18a〜dおよび受信側モジュール22とからなる。送信側モジュール15a〜dは、圧力および温度等を検出するための数種類のセンサと、受信側モジュール22へ上記センサで取得されたデータ信号をRF(Radio Frequency)の電波で送信するための送信部16a〜dと、センサイニシエータ18a〜dから送信されるコマンドデータ信号をLF(Low Frequency)の電波で受信するための受信部とを備えている。また、受信側モジュール22は、送信側モジュール15a〜dから送信されるデータ信号を受信するのみでなく、Key Less Entryなどから送信されるRFの電波を受信するための受信機能をも併せ持っている。
図3および図4に本発明の実施の形態に係わるTPMS10のシステムブロック図を示す。また、図5には本発明の実施の形態に係わるTPMS10における無線通信経路を示す。
図3から図5を参照すると、第1の実施形態に係わるTPMS10の送信側モジュール15a〜dは、全てのタイヤ10a〜dに装着される。送信側モジュール15a〜dは、空気圧センサ2a〜d、温度センサ11a〜dと、センサイニシエータ18a〜dを介して受信側モジュール22に上記センサで取得された測定データをRFの電波で送信するための送信部16a〜dとを備えている。
運転者が車に搭乗する際、運転者により受信側モジュール22へKey Less Entry用のRF電波が送信される。受信側モジュール22においてKey Less Entry用のRF電波が受信されると、受信側モジュール22から車内LAN20を介してセンサイニシエータ18a〜dへ向けて起動を知らせるためのコマンド信号が送信される。センサイニシエータ18a〜dは、そのコマンド信号に応答してLF電波により送信側モジュール15a〜dを起動させる。送信側モジュール15a〜dが起動すると、その送信側モジュール15a〜dに備えられた各種センサにより、直ちにタイヤの空気圧および温度が測定される。そして、測定により得られた情報は、送信部16a〜dにより、データ信号としてRF(433MHz、315MHz)の電波で車体側に装着されている受信側モジュール22に入力される。受信側モジュール22は、入力されたデータ信号に基づき、表示装置25(表示部24、警報部26など)により、運転者に対してタイヤの空気圧情報を知らせている。
車が走行を開始すると、タイヤに装備されている図示せぬ走行検出器により車の走行が感知されて、特定の時間間隔、あるいはタイヤの空気圧変動およびタイヤ内の温度の変動が規定値以上になった場合に、空気圧センサ2a〜dおよび温度センサ11a〜dで取得されたタイヤの空気圧および温度情報等を示すデータ信号が送信側モジュール15a〜dの送信部16a〜dによりRFの電波で受信側モジュール22に送信される。そして、受信側モジュール22に入力されたデータ信号は、所定の演算処理によってデータ処理された後、車内LAN20を介して表示部24および警報部26に送信され、運転者にタイヤの空気圧および温度情報等が知らされる。
その送信側モジュール15a〜dは、半導体装置1と圧力センサ2とを含んで構成されている。図6は、本発明の第1の実施形態における半導体装置1の構成を示すブロック図である。第1の実施形態における半導体装置1は、前述の送信側モジュール15a〜dの各々に備えられている。図6に示されている圧力センサ2は、タイヤの空気圧を検出する空気圧力センサである。圧力センサ2は、タイヤ内部に備えられ、そのタイヤの空気圧に応答してセンサ出力としての信号を出力している。図6に示されているように、半導体装置1は、圧力センサ2から出力される信号電圧を受ける端子T1および端子T2を備えている。半導体装置1は、端子T1および端子T2を介して受信した信号電圧を増幅して増幅信号を生成している。半導体装置1は、その増幅信号をAD変換してAD変換値(デジタル信号)を生成する。さらに、半導体装置1は、そのAD変換値に基づいて空気圧力データを生成し、出力端子T3を介して出力している。
図6に示されているように、半導体装置1は、基準電圧生成回路3と、増幅回路4と、AD変換回路5と、マイクロコンピュータ8と、温度センサ11とを含んで構成されている。基準電圧生成回路3は、本発明の電圧生成回路である。基準電圧生成回路3はボルテージフォロア6を介してAD変換回路5に供給する基準電圧を生成する。また同時に基準電圧生成回路3は、圧力センサ2に供給するセンサ用電圧を生成している。図6に示されているように、基準電圧生成回路3はノードN1およびノードN2を備えている。ノードN1から出力される基準電圧はボルテージフォロア6を介してAD変換回路5に供給されている。同時に、ノードN2から出力されるセンサ用電圧は、端子T4を介して半導体装置1の外部に出力される。本実施形態において、ボルテージフォロア7から出力されたセンサ用電圧は、端子T4を介して圧力センサ2に供給されている。上記ボルテージフォロア6および7は、電源供給側に影響を与えないためのバッファリングを行っている。
増幅回路4は、圧力センサ2から供給される信号電圧を増幅して出力する回路である。増幅回路4は、ノードN3およびノードN4を備え、圧力センサ2から供給される信号電圧をノードN3およびノードN4を介して受信している。増幅回路4によって増幅された増幅信号(アナログ信号)は、ノードN5を介してAD変換回路5に供給されている。なお、増幅回路4の具体的な回路構成は後述する。
AD変換回路5は、増幅回路4から供給されるアナログ信号をデジタル信号に変換する回路である。以下に述べる実施形態においては、そのAD変換回路5は、10ビットの分解能を有するAD変換回路であることを前提に説明を行う。なおこれは、本発明におけるAD変換回路の分解能を制限するものではない。AD変換回路5は、増幅回路4から供給される増幅信号をノードN7を介して受信している。AD変換回路5は、その増幅信号に対してAD変換を実行し、ノードN8を介してマイクロコンピュータ8に出力している。また、AD変換回路5は温度センサ11から出力される信号電圧のAD変換も実行している。
マイクロコンピュータ8は、半導体装置1に備えられた集積回路である。マイクロコンピュータ8は、AD変換回路5から供給されるデジタル信号に基づいてタイヤの空気圧(または温度)を算出する。マイクロコンピュータ8は、算出した空気圧を空気圧データ信号として端子T3から出力している。端子T3から出力された空気圧データ信号は、送信側モジュール15a〜dを介して受信側モジュール22へRFの電波で送信される。図6に示されているマイクロコンピュータ8はメモリとCPUとを含んで構成されていることが好ましい。メモリは、情報の読み出し/書込みが可能な記憶装置である。本実施の形態におけるメモリは、RAM(Random Access Memory)であることを前提に説明をおこなう。なお、これは本発明のメモリの構成を限定するものではなく、例えば、EEPROMに代表される不揮発性メモリでメモリを構成することも可能である。CPUは、マイクロコンピュータ8に備えられた演算処理部である。CPUは、半導体装置1に備えられた各種装置の制御やバス9を介して受信するデータの処理を実行している。
以下に、前述の基準電圧生成回路3、増幅回路4、AD変換回路5の具体的な構成について図面を使用して説明を行う。図7は、基準電圧生成回路3の具体的な構成を例示する回路図である。図7に示されているように、基準電圧生成回路3は、基準電圧生成部31とセンサ用電圧生成部32とを含んで構成されている。基準電圧生成部31は、AD変換回路5に供給するための電圧を生成する電圧生成回路である。図7に示されているように、基準電圧生成部31は、直流電源12に接続されている。基準電圧生成部31は、直流電源12から供給される電圧に基づいて基準電圧を生成している。基準電圧生成部31から出力される基準電圧は、ノードN10を介してセンサ用電圧生成部32に供給されている。図7に示されているように、センサ用電圧生成部32は、第1抵抗33と第2抵抗34とを含んで構成されている。センサ用電圧生成部32は、第1抵抗33と第2抵抗34との抵抗分圧によってセンサ用電圧を生成し、そのセンサ用電圧をノードN2を介して圧力センサ2に供給する。第1抵抗33の抵抗値を抵抗値R33とし、第2抵抗34の抵抗値を抵抗値R34とすると、センサ用電圧生成部32から出力されるセンサ用電圧は、以下の式で表される。
センサ用電圧={R34/(R33+R34)}×基準電圧 …(1)
(1)式から明らかなように、センサ用電圧生成部32を上記のように構成することで、ノードN11の電位は、ノードN10の電位の変動に対応して変動する。これによって、基準電圧の変動に対応してセンサ用電圧を生成する基準電圧生成回路3を構成することができる。
ここで、第1抵抗33と第2抵抗34との各々の抵抗値が、外的要因(温度変化など)に対応して変動する場合がある。そのような場合に対応するため、第1抵抗33と第2抵抗34とを構成する抵抗に、相対精度が同等の(温度特性等による抵抗変動の割合が同等の)抵抗を使用する。それによって、基準電圧が変動した場合にも、その基準電圧の変動に追従してセンサ用電圧を生成することができる。例えば、直流電源12から供給される電圧が3Vであり、基準電圧生成部31は、その3Vの電源電圧に基づいて2.0Vの基準電圧を生成しているものとする。また、第1抵抗33と第2抵抗34とが同じ抵抗値であるとする。このときのノードN11の電位は(1)式から1.0Vとなる。このように、基準電圧生成回路3は、2.0Vの電圧を基準電圧として出力し、またセンサ用電圧生成部32で生成された1.0Vの電圧をセンサ用電圧として出力している。
図8は、増幅回路4の具体的な構成を例示する回路図である。図8に示されているように、増幅部41と、ボルテージフォロア42と、ボルテージフォロア43とを含んで構成されている。増幅部41はさらに、OPアンプ45と、増幅部第1抵抗46と、増幅部第2抵抗47とを備えている。増幅部41の増幅率は、増幅部第1抵抗46の抵抗値と増幅部第2抵抗47の抵抗値との比で決定する。以下の説明においては、増幅部41が供給される信号電圧を30倍増幅するような増幅器である場合を例に説明をおこなう。圧力センサ2から供給される信号電圧は、ノードN3およびノードN4を介してボルテージフォロア42とボルテージフォロア43との各々に供給される。ボルテージフォロア42の出力は増幅部第1抵抗46を介してOPアンプ45に供給される。同様に、ボルテージフォロア43の出力は、抵抗44を介してOPアンプ45に供給される。OPアンプ45の出力はノードN5に接続され、増幅部41は増幅した信号をノードN5を介してAD変換回路5に供給している。
図9は、AD変換回路5の具体的な構成を例示する回路図である。図9に示されているように、AD変換回路5は、電圧生成部51と比較器52とレジスタ53とを含んで構成されている。AD変換回路5には前述のノードN5から出力された増幅信号をノードN7を介して受信している。電圧生成部51には、ノードN6を介して基準電圧生成回路3から出力される基準電圧が供給されている。図9に示されているように、電圧生成部51は、直列に接続された複数の抵抗(R51−1〜R51−n)と複数のスイッチ(S51−1〜S51−m)とを備えている。電圧生成部51は、基準電圧Vrefを抵抗分圧して比較電圧を生成する電圧生成回路である。電圧生成部51は、レジスタ53のレジスタ値に応答して複数のスイッチ(S51−1〜S51−m)を切り替えている。生成された比較電圧は、比較器52に供給される。比較器52は、ノードN7を介して供給される増幅電圧と、電圧生成部51から供給される比較電圧とを比較し、その比較結果をレジスタ53に対して出力している。レジスタ53は、複数のスイッチ(S51−1〜S51−m)の状態に対応するAD変換値(デジタル値)を格納する記憶回路である。レジスタ53は、比較器52から出力される出力信号が反転したときのレジスタ値を、そのときの増幅電圧に対応するAD変換値として格納する。レジスタ53に格納されるデジタル値は、ノードN8を介してマイクロコンピュータ8に読み出される。
以下に、添付のテーブルを使用して本発明の回路を構成した場合の効果の説明を行う。ここで、図10は、本発明の回路を構成していない場合におけるAD変換回路5の出力値を示すテーブルである。また図11は、本発明の回路を構成した場合のAD変換回路5の出力値を示すテーブルである。図10のテーブル70の各数値および図11のテーブル80の各数値ともに、圧力センサ2に一定の空気圧が加わっている場合の出力を示しているものである。
図10のテーブル70に示されているように、本発明の回路を構成していない場合に、タイヤやタイヤ内部の空気が常温(25℃前後)にあるときは、センサ用電圧71が1.0Vであり、基準電圧72が2.0Vであることが好ましい(図10のtypicalの状態)。この場合における圧力センサ2のセンサ出力電圧73が10mVであったとすると、増幅回路4で増幅されAD変換回路5に供給される増幅電圧(Vain)は、0.3Vになる。このときAD変換回路5に供給される基準電圧72は、2.0Vであるので、AD変換値75として変換値“154”を示すAD変換値が出力される。
ここで、基準電圧72が2.0Vから2.2Vに変動してしまった場合、AD変換回路5にはその2.2Vが基準電圧をして供給されてしまう。このとき増幅回路4から供給される増幅電圧(Vain)は0.3Vであるので、AD変換値75として変換値“139”を示すAD変換値が出力されてしまう。同様に、基準電圧72が2.0Vから1.8Vに変動してしまった場合、その1.8Vが基準電圧としてAD変換回路5に供給されてしまう。このときには、増幅回路4から供給される増幅電圧(Vain)は0.3Vであるので、AD変換値75として変換値“171”を示すAD変換値が出力されてしまう。このように、本発明の回路を構成していない場合、基準電圧が変動すると圧力センサ2に加わる圧力が一定であるにもかかわらず異なる出力値が出力されてしまう。
図11のテーブル80に示されているように、本発明の回路構成において、タイヤやタイヤ内部の空気が常温(25℃前後)にある場合、圧力センサ2に供給されるセンサ用電圧81が1.0Vであり、AD変換回路5に供給される基準電圧82が2.0Vであることが好ましい(図11のtypicalの状態)。この場合における圧力センサ2のセンサ出力電圧83が、やはり10mVであったとすると、増幅回路4で増幅されAD変換回路5に供給される増幅電圧(Vain)は、0.3Vになる。このときAD変換回路5に供給される基準電圧82が、2.0Vであるので、AD変換値85として変換値“154”を示すAD変換値が出力される。
ここで、テーブル80に示されているように基準電圧82が2.0Vから2.2Vに変動した場合、AD変換回路5にはその2.2Vが基準電圧として供給される。このとき、基準電圧生成回路3は、変動した電圧(2.2V)に対応してセンサ用電圧を生成する。
前述の図7の説明で述べたように、本発明の基準電圧生成回路3は、センサ用電圧生成部32を備え、そのセンサ用電圧生成部32は基準電圧を抵抗分圧することでセンサ用電圧を生成している。したがって、基準電圧が2.2Vに変動した場合、センサ用電圧生成部32は、その2.2Vの電圧を抵抗分圧することでセンサ用電圧を生成することになる。テーブル80のtypicalに示されているようにセンサ用電圧生成部32の分圧比は0.5である。したがって、基準電圧が2.2Vに変動したときにセンサ用電圧生成部32からは1.1Vのセンサ用電圧81が出力される。
圧力センサ2に1.1Vのセンサ用電圧81が供給されることで、圧力センサ2は、センサ出力電圧83として11mVを出力する。ブリッジ型のセンサーにおいては、構造上出力される電圧はセンサに供給される電源電圧に比例する。従って、圧力センサ2に供給される電源電圧が10%増加した場合、その出力電圧も10%増加する。増幅回路4は、その11mVの信号電圧を増幅して、0.33Vの増幅電圧(Vain)をAD変換回路5に供給する。ここで、AD変換回路5には前述したように2.2Vの基準電圧が供給されている。AD変換回路5は、その2.2Vの基準電圧と増幅回路4から供給される増幅電圧(Vain)とに基づいて下記(2)式に表されるようなAD変換を実行する。上述したように、本実施の形態のAD変換回路5は、10ビット(210=1024)の分解能を有するものである。したがって、AD変換回路5に基準電圧Vrefと等しい入力電圧が供給される場合のAD変換値を10進数で示すと1024となり、入力される増幅電圧Vainに対応するAD変換値(10進数)を下記(2)式で求めることができる。
増幅電圧(Vain)/基準電圧×1024
=0.33V/2.2V×1024
=0.15×1024
=154 …(2)
したがって、AD変換回路5はAD変換値85として変換値“154”を示すAD変換値を出力する。
同様に、基準電圧が2.0Vから1.8Vに変動した場合、AD変換回路5にはその1.8Vの電圧が基準電圧として供給される。このとき基準電圧生成回路3は、その1.8Vの電圧を抵抗分圧してセンサ用電圧として0.9Vの電圧を生成する。圧力センサ2は、その0.9Vの電圧が供給されることでセンサ出力電圧83として9mVの電圧を出力する。増幅回路4は、その9mVの電圧を増幅して0.27Vの増幅電圧(Vain)を生成しAD変換回路5に供給する。このとき、AD変換回路5は、基準電圧生成回路3から供給される1.8Vの基準電圧と増幅回路4から供給される0.27Vの増幅電圧(Vain)とに基づいて下記式で表されるようなAD変換を実行する。
増幅電圧(Vain)/基準電圧×1024
=0.27V/1.8V×1024
=0.15×1024
=154 …(3)
したがって、この場合もAD変換回路5はAD変換値85として変換値“154”を示すAD変換値を出力する。
上記(2)式および(3)式に表されているように、本発明の回路を備えることによって、基準電圧が変動した場合であっても、正しい出力値を得ることが可能になる。したがって、本発明の半導体装置を構成することで、信頼性の高いセンサ出力結果を得ることが可能になる。なお、上述の実施の形態において、センサ用電圧生成部32の抵抗分圧比を0.5として説明を行ってきたが、これは本発明における分圧比を制限するものではない。
[第2の実施形態]
以下に、図面を参照して本発明の第2の実施形態について説明を行う。図12は、第2の実施形態の構成を示すブロック図である。第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と同じ符号が付されているものに関しては、その構成および動作が第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。以下の実施の形態では、主に増幅回路4aの出力を制御する動作について述べているが、これは、等価的にその入力オフセットを自在に制御することと同義である。
図12に示されているように、第2の実施形態における半導体装置1は、圧力センサ2からの出力を増幅する増幅回路4aを備えて構成されている。増幅回路4aはさらに、バイアス制御回路48とノードN13とを有している。バイアス制御回路48は、マイクロコンピュータ8から供給される制御信号に応答してAD変換回路5に出力する増幅信号(Vain)を可変的に制御する制御回路である。また、第2の実施形態における基準電圧生成回路3aはノードN12を備えている。基準電圧生成回路3aは、そのノードN12を介して所定のバイアス電圧VBIASを増幅回路4aに供給している。増幅回路4aは、基準電圧生成回路3aから出力されるバイアス電圧VBIASをノードN13を介して受信し、バイアス制御回路48に供給している。さらに、第2の実施形態におけるマイクロコンピュータ8は、メモリ8aとCPU8bとを含んで構成されている。本実施の形態におけるメモリ8aは、RAM(Random Access Memory)であることを前提に説明を行う。尚、これは本発明のメモリ8aを限定するものではない。例えば、メモリ8aをEEPROMに代表されるような不揮発性メモリで構成することも可能である。CPU8bは、メモリ8aに格納されている情報に基づいて前述の制御信号を増幅回路4aに出力する。なお、増幅回路4aおよび基準電圧生成回路3aの具体的な回路構成は後述する。
図13は、第2の実施形態における増幅回路4aの構成を示す回路図である。図13に示されている増幅部41は、第1の実施形態で述べた増幅回路4に、さらにバイアス制御回路48を備えて構成されている。図13に示されているように、バイアス制御回路48は、複数のスイッチ(SW1〜SW5)を有するスイッチ群49と、複数の抵抗(R1〜R5)と、ボルテージフォロア61と、抵抗62とを含んで構成されている。スイッチ群49は、前述の制御信号に基づいて複数のスイッチ(SW1〜SW5)を切り替えている。バイアス制御回路48は、制御信号に応答してスイッチ群49の中の任意のスイッチを閉じることで所望のバイアス電圧を生成する。生成されたバイアス電圧は、ボルテージフォロア61を介してノード60に供給される。増幅回路4aは、スイッチ群49のスイッチを切り替えることで増幅部41出力をステップ状に変化させることが可能になる。このとき、ノードN13から供給されるバイアス電圧VBIASを、AD変換回路5に供給する基準電圧に基づいて生成することで、スイッチ切替えにともなうAD変換値の変化量を(温度変化などによる)基準電圧の変動にかかわらず一定にできる。
図14は、第2の実施形態における基準電圧生成回路3aの構成を示す回路図である。図14に示されているように、第2の実施形態における基準電圧生成回路3aは、第1の実施形態で説明した基準電圧生成回路3に、さらに、第3抵抗35とノードN12とを備えて構成されている。基準電圧生成回路3aを構成する第1抵抗33、第2抵抗34、第3抵抗35の各々の抵抗値を、所望の電圧が得られるように特定する。このような基準電圧生成回路3aを構成し、増幅回路4aのバイアス制御回路48にバイアス電圧VBIAS供給することで、基準電圧が変動した場合でも、その変動に対応した電圧(センサ用電圧、バイアス電圧)が出力される。そのため、高精度の電源回路を備えることなく第1の実施形態に対応してさらに信頼性の高いセンサ出力結果を得ることが可能になる。
以上、本発明の半導体装置がTPMSに適用される場合について説明を行ってきたが、これは、本発明がTPMSのみに適用可能であることを意味するものではない。また、上述の複数の実施の形態は、その矛盾が発生しない範囲において組合せて実施することが可能である。
図1は、従来の半導体装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係わるTPMS(Tire Pressure Monitoring System)の概略構成図である。 図3は、本発明の実施形態に係わるTPMS(Tire Pressure Monitoring System)のシステムブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係わるTPMS(Tire Pressure Monitoring System)のシステムブロック図である。 図5は、本発明の実施の形態に係わるTPMS(Tire Pressure Monitoring System)での無線通信経路を示す図である。 図6は、第1の実施形態の半導体装置の構成を例示するブロック図である。 図7は、第1の実施形態における基準電圧生成回路の構成を例示する回路図である。 図8は、第1の実施形態における増幅回路の構成を例示する回路図である。 図9は、第1の実施形態におけるAD変換回路の構成を例示する回路図である。 図10は、テーブルである。 図11は、テーブルである。 図12は、第2の実施形態における半導体装置の構成を例示するブロック図である。 図13は、第2の実施形態における増幅回路の構成を例示する回路図である。 図14は、第2の実施形態における基準電圧生成回路の構成を例示する回路図である。
符号の説明
10…TPMS
1…半導体装置
2…圧力センサ
3…基準電圧生成回路
4…増幅回路
5…AD変換回路
6、7…ボルテージフォロア
8…マイクロコンピュータ
9…バス
11…温度センサ
N1〜N8…ノード
T1〜T4…端子
12…直流電源
31…基準電圧生成部
32…センサ用電圧生成部
33…第1抵抗
34…第2抵抗
N10、N11…ノード
41…増幅部
42、43…ボルテージフォロア
44…抵抗
45…OPアンプ
46…増幅部第1抵抗
47…増幅部第2抵抗
51…電圧生成部
S51−1〜S51−m…スイッチ
R51−1〜R51−n…抵抗
52…比較器
53…レジスタ
70…テーブル
71…センサ用電圧、72…基準電圧、73…センサ出力電圧、
74…Vain、75…AD変換値
80…テーブル
81…センサ用電圧、82…基準電圧、83…センサ出力電圧、
84…Vain、85…AD変換値
N12、N13…ノード
48…バイアス制御回路
49…スイッチ群
SW1〜SW5…スイッチ
R1〜R5…抵抗
60…ノード、61…ボルテージフォロア、62…抵抗
8a…メモリ、8b…CPU
N14…ノード
35…第3抵抗
4a…増幅回路
3a…基準電圧生成回路

Claims (4)

  1. 印加された電源電圧から第1の基準電圧、第2の基準電圧及び第3の基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    センサ部からの出力信号を増幅する演算増幅回路と、
    前記演算増幅回路の入力端に給するバイアス電圧を可変的に切り替えるバイアス制御回路と、
    前記演算増幅回路の出力信号をAD変換するAD変換回路と
    を有し、
    前記第1の基準電圧乃至第3の基準電圧の比は前記電源電圧の変動に対して一定であり、
    前記第1の基準電圧は前記AD変換回路の基準電圧として供給され、
    前記第2の基準電圧は前記センサ部への電源電圧として供給され、
    前記第3の基準電圧は前記バイアス制御回路へ供給され、
    前記バイアス制御回路は、前記演算増幅回路の入力端に前記バイアス電圧を供給するための制御信号に応答して、前記第3の基準電圧から所望の電圧を前記バイアス電圧として選択的に生成し、
    前記基準電圧生成回路は、
    前記第1の基準電圧を生成する基準電圧生成部と直列接続された複数の抵抗を有する第1の抗群を有し、
    前記第1の抗群の一端は前記基準電圧生成部の出力に接続され、他端は接地電位とされ、
    前記第2の基準電圧及び前記第3の基準電圧は、
    前記第1の抗群で電圧降下されて生成されることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    さらに、前記第3の基準電圧を前記バイアス制御回路に供給する電圧供給ノードを有し、
    前記バイアス制御回路は、
    前記電圧供給ノードと接地端との間に配置された第2の抵抗群と、
    前記第2の抵抗群の後段に配置されたスイッチ群と
    を備え、
    前記第2の抵抗群は、
    直列に接続された複数の抵抗と前記複数の抵抗の各々の端部に対応する複数の接続点とを有し、
    前記スイッチ群は、
    前記複数の接続点の各々に対応して配置された複数のスイッチを有し、前記制御信号に応答して前記複数のスイッチのうちの任意のスイッチを閉じることで生成される複数の所望の電圧のうちの一つを前記バイアス電圧として前記演算増幅回路に供給し、
    前記演算増幅回路は、
    前記バイアス制御回路から供給される前記バイアス電圧に応じて、前記センサ部からの出力信号を増幅する
    半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記スイッチ群は、
    前記複数のスイッチのうちの任意のスイッチを閉じることで、前記第2の抵抗群を経由することなく前記電圧供給ノードと前記演算増幅回路の入力端とを接続するか、または、前記第2の抵抗群の前記複数の抵抗のうちの少なくとも1つを介して前記電圧供給ノードと前記演算増幅回路の入力端とを接続する
    半導体装置。
  4. 請求項2または3に記載の半導体装置において、
    前記第2の抵抗群の一端には前記第3の基準電圧が印加され、他端には接地電位が印加され、
    前記複数のスイッチは、
    前記演算増幅回路の出力をステップ状に変化させるように、前記第3の基準電圧を前記第2の抵抗群で電圧降下させた所望の電圧を前記演算増幅回路の入力端に印加することを特徴とする
    半導体装置。
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