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JP3423465B2 - 自動車用バンパー取り付け金具 - Google Patents

自動車用バンパー取り付け金具

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JP3423465B2
JP3423465B2 JP03742995A JP3742995A JP3423465B2 JP 3423465 B2 JP3423465 B2 JP 3423465B2 JP 03742995 A JP03742995 A JP 03742995A JP 3742995 A JP3742995 A JP 3742995A JP 3423465 B2 JP3423465 B2 JP 3423465B2
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JP
Japan
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bumper
fitting
metal fitting
stress
mounting
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JPH08230588A (ja
Inventor
義也 鈴木
哲史 柳本
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三菱アルミニウム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用バンパーを車
本体に取り付ける金具に係り、より詳しくは、バンパー
に加わる応力の吸収能力が高く、かつ急激に座屈が生じ
ることのない自動車用バンパー取り付け金具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体に取り付けられるバ
ンパーとしては、例えば、図9に示すようなものが知ら
れている。この自動車用バンパー1は、鋼板をプレス加
工したりアルミ等の軽合金材料を押し出し加工したりす
ることにより成形されるとともに車体の幅方向に延びる
ように配設されて前記バンパー10の骨格とされるリン
フォースメント2と、このリンフォースメント2に支持
されるとともに衝突時に変形して衝突エネルギーを吸収
する複数の縦リブおよび横リブが樹脂材料を射出成形す
ることにより一体に形成されてなるコア3と、このコア
3を覆うように取り付けられるとともに自動車の車体と
同一色に塗装されるウレタン等の樹脂材料からなるフェ
イシア4とを有するバンパー本体5と、このバンパー本
体5を自動車の車体のフロントサイドフレームメンバー
あるいはリヤサイドフレームメンバー等の車体構造部材
に取り付けて固定する取り付け金具6とを備えている。
そして、従来のバンパー1においては、前記取り付け金
具6は厚い鋼板をプレス加工したり折り曲げて互いに溶
接したりすることにより成形されるとともに、前記リン
フォースメント1に溶接されあるいは螺着されてバンパ
ー本体5に一体に固着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
車バンパー1では、取り付け金具6は厚い鋼板をプレス
加工したり折り曲げて互いに溶接したりして作成された
ものであるから、バンパー1に外方から応力が加わった
場合、この応力がある限界(この限界値を座屈荷重とい
う)に達すると取り付け金具6に急激に座屈が生じると
いう問題点があった。その理由を図10を基に説明する
と、応力が小さいうちは取り付け金具6自体が応力を受
け止めて吸収するために比較的変位が小さいが、応力が
座屈荷重に達すると取り付け金具6がこの応力に抗しき
れなくなって急激に座屈し、該応力に垂直の方向に湾曲
してしまうからである。
【0004】そこで、座屈荷重を高めるために、取り付
け金具6に用いられている鋼板の厚みを厚くしたり、鋼
板の数を増やしたりすることも考えられているが、構造
が複雑になるとともに、製品のコストが大幅に上昇し、
また、設備投資金額が嵩むために取り付け金具6のコス
ト低減の妨げとなっている。また、従来の取り付け金具
6は鋼板をプレス加工することにより成形しているの
で、最も座屈し易い部分に合わせて鋼板の板厚を決めざ
るを得ず、高い強度を必要としない部分にまで厚い鋼板
を使用することとなって軽量化の妨げとなっている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、バンパーに加わる応力の吸収能力が高く、か
つ急激に座屈が生じることがなく、しかも、製造コスト
の低減を図ることのできる自動車用バンパー取り付け金
具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な自動車用バンパー取り付け金具を
採用した。すなわち、請求項1記載の自動車用バンパー
取り付け金具は、自動車用バンパーを車本体に取り付け
る金具であって、互いに嵌合する第1の金具(11)お
よび第2の金具(12)を備え、前記第1の金具(1
1)は、金具本体の一端部に前記車本体へ取り付ける車
体取り付け部(13)が形成されるとともに他端部に前
記第2の金具(12)と嵌合する嵌合部(16)が形成
され、前記第2の金具(12)は、金具本体の一端部に
前記第1の金具(11)と嵌合する嵌合部(16)が形
成されるとともに他端部に前記バンパーに取り付ける板
状のバンパー取り付け部(15)が形成され、前記第2
の金具の金具本体に、板状体の中央部がその両端部(1
8a)に対して頂部(18b)となるように湾曲され、
その両端部(18a)が前記バンパー取り付け部(1
5)に接続されるとともに、その頂部(18b)が前記
嵌合部(16)に近接する湾曲部(18)を備えてなる
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の自動車用バンパー取り付け
金具は、請求項1記載の自動車用バンパー取り付け金具
において、前記頂部(18b)は、該頂部(18b)か
ら外方に向かって延びる板部(19)を介して前記嵌合
部(16)に接続されていることを特徴とする。
【0008】
【0009】求項記載の自動車用バンパー取り付け
金具において、前記湾曲部(18)が、バンパーを介し
て外方から加えられる応力を受け止めて変形し、該応力
を吸収する応力吸収能力を有したことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の自動車用バンパー取り付け金具では、
前記金具本体に、板状体の中央部がその両端部に対して
頂部となるように湾曲され、その両端部が前記バンパー
取り付け部に接続されるとともに、その頂部が前記車
取り付け部に近接する湾曲部を備えたことにより、バン
パーに外方から応力が加わると、前記湾曲部がこの応力
を受け止めて該応力に抗する方向へ変形し該応力を吸収
する。この応力が増加するとともに前記湾曲部が該応力
に抗する方向へさらに変形し応力を吸収する。これによ
り、バンパーに加わる応力の大きさに対応して前記湾曲
部が該応力に抗する方向へ変形し応力を連続的に吸収す
ることとなり、該取り付け金具に急激に座屈が生じるお
それがなくなる。
【0011】
【0012】本発明の自動車用バンパー取り付け金具で
は、第1の金具と第2の金具からなり、前記第2の金具
の金具本体に、板状体の中央部がその両端部に対して頂
部となるように湾曲され、その両端部が前記バンパー取
り付け部に接続されるとともに、その頂部が前記嵌合部
に近接する湾曲部を備えたことにより、バンパーに外方
から応力が加わると、前記湾曲部がこの応力を受け止め
て該応力に抗する方向へ変形し該応力を吸収する。この
応力が増加するとともに前記湾曲部が該応力に抗する方
向へさらに変形し応力を吸収する。これにより、バンパ
ーに加わる応力の大きさに対応して前記湾曲部が該応力
に抗する方向へ変形し応力を連続的に吸収することとな
り、第1及び第2の金具に急激に座屈が生じるおそれが
なくなる。
【0013】また、車体取り付け部が形成された第1の
金具と、バンパー取り付け部が形成された第2の金具と
に分割したことにより、少ない種類の第1の金具及び第
2の金具を様々に組合せて、様々な種類の車本体及びバ
ンパーへ対応することが可能になる。これにより、複数
の車種に共通する共通部品とすることが可能になり、従
来、車種毎に準備していたプレス金型や治工具類が共通
化し、これらの費用が削減され、製造コストが低減す
る。
【0014】本発明の自動車用バンパー取り付け金具で
は、前記頂部を、該頂部から外方に向かって延びる板部
を介して前記嵌合部に接続したことにより、バンパーに
外方から応力が加わると、前記湾曲部がこの応力を受け
止める際に、前記板部が該湾曲部の頂部を該応力に抗す
る方向へ押圧し続け、該湾曲部に加わる応力を板部の両
側に分散させる。これにより、前記湾曲部に加わる応力
を複数の方向に分散させて、該湾曲部に加わる応力を平
均化させ、該湾曲部の応力吸収能力を高める。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用バンパー取り付
け金具の一実施例について説明する。図1はこの取り付
け金具の平面図、図2は同側面図であり、図において、
11はアルミ合金材が押し出し成形され、自動車の車体
への取り付け部を有する車体側金具(第1の金具)、1
2はアルミ合金材が押し出し成形され、前記車体側金具
11と互いに嵌合するとともにバンパーへの取り付け部
を有するバンパー側金具(第2の金具)である。
【0016】車体側金具11は、図示されないサイドフ
レームメンバー等の車体構造部材にこの車体側金具11
を螺着するボルトが挿通される一対の円筒部13a及び
これらの円筒部13aを接続する一対のフレーム13b
からなる車体取り付け部13と、該車体取り付け部13
に連続して形成され、前記バンパー側金具12と嵌合す
る3角筒状の嵌合部14とにより構成されている。嵌合
部14の一側面の両側には、互いに離間する方向へ向か
う断面L字型の嵌合溝14aが押し出し成形により一体
に形成されている。
【0017】バンパー側金具12は、図示されないバン
パー本体のリンフォースメントの側面に密着する湾曲し
た板状のバンパー取り付け部15と、前記車体側金具1
1と嵌合する嵌合部16と、この嵌合部16と前記バン
パー取り付け部15とを互いに接続する一対の板体から
なる接続部17とにより構成されている。嵌合部16の
一側面の両側には、互いに対向する断面L字型の嵌合凸
部16aが押し出し成形により一体に形成されている。
また前記密着部15の両端部には、このバンパー側金具
12をバンパー本体のリンフォースメントの側面に螺着
するためのボルトを挿通する貫通孔15aが一対つづ形
成されている。
【0018】接続部17の内側には、略矩形状の板体の
中央部がその両端部18aに対して頂部18bとなるよ
うに円弧版状に湾曲された湾曲部18が形成され、この
湾曲部18の両端部18aは前記バンパー取り付け部1
5に接合されるとともに、その頂部18bは該頂部18
bから外方に向かって垂直に延びる長尺の板部19を介
して嵌合部16の他の一側面に一体に接合されている。
そして、嵌合部14,16同士は、嵌合した後に溶接に
より強固に接合されている。
【0019】車体側金具11とバンパー側金具12とを
一体に結合させてバンパー取り付け金具を完成させるに
は、まず、車体側金具11とバンパー側金具12とをそ
れぞれの押し出し方向が互いに平行となるように配置す
るとともに、互いに押し出し方向にスライドさせて車体
側金具11の嵌合部14とバンパー側金具12の嵌合部
16とを互いに嵌合させ、その後、要部を溶接すること
により車体側金具11とバンパー側金具12とが相対変
位しないように固定させる。
【0020】次に、本実施例のバンパー取り付け金具の
作用を、図3ないし図6に基づき説明する。バンパー2
1に外方から応力が加わらない場合(図3)、湾曲部1
8はその形状を円弧版状に保持している。ここで、バン
パー21に外方から応力が加わると(図4)、湾曲部1
8の頂部18bがこの応力を受け止めて該応力に抗する
方向へ変形し該応力を吸収する。この場合、頂部18b
は湾曲部18中央に押し出されるので該頂部18bの両
側の湾曲部分18cが嵌合部16の他の一側面に密着す
る。さらにバンパー21に応力が加わると(図5)、湾
曲部分18dが嵌合部16の他の一側面に密着するとと
もに、湾曲部分18cが嵌合部16から離れて応力に抗
する方向へ突出し、該応力を吸収する。
【0021】さらにバンパー21に応力が加わると(図
6)、湾曲部分18dが嵌合部16の他の一側面に密着
するとともに、湾曲部分18cがバンパー取り付け部1
5に密着し、該応力を吸収する。図7は、本実施例のバ
ンパー取り付け金具の荷重と変位との関係を示す図であ
り、湾曲部18が複数段階で応力を吸収することを示し
ており、応力の吸収能力が高まっている。
【0022】以上説明した様に、本実施例のバンパー取
り付け金具によれば、接続部17の内側に、略矩形状の
板体の中央部がその両端部18aに対して頂部18bと
なるように円弧版状に湾曲された湾曲部18を形成し、
この湾曲部18の両端部18aを前記バンパー取り付け
部15に接合するとともに、その頂部18bを該頂部1
8bから外方に向かって垂直に延びる長尺の板部19を
介して嵌合部16の他の一側面に一体に接合したので、
バンパー21に加わる応力の大きさに対応して湾曲部1
8が該応力に抗する方向へ変形し応力を連続的に吸収す
ることができ、その吸収能力も向上させることができ
る。したがって、車体側金具11及びバンパー側金具1
2の急激な座屈を防止することができる。
【0023】また、板部19を介して頂部18bを嵌合
部16に接合したので、板部19が湾曲部18に加わる
応力を2つに分散させることができ、湾曲部18に加わ
る応力を平均化させることができ、該湾曲部の18応力
吸収能力を高めることができる。また、車体取り付け部
13が形成された車体側金具11と、バンパー取り付け
部15が形成されたバンパー側金具12とに分割したの
で、少ない種類の車体側金具11とバンパー側金具12
を用意することにより、様々な種類の車本体及びバンパ
ーへ対応することができる。したがって、複数の車種に
共通する共通部品とすることができ、従来、車種毎に準
備していたプレス金型や治工具類を共通化することによ
り、これらの費用を削減することができ、製造コストを
低減させることができる。
【0024】なお、上記実施例においては、湾曲部18
の両端部18aを前記バンパー取り付け部15に接合
し、その頂部18bを板部19を介して嵌合部16に接
合した構成としたが、湾曲部18の両端部18aを嵌合
部16に接合し、その頂部18bを板部19を介して前
記バンパー取り付け部15に接合した構成としてももち
ろんよい。また、本実施例では、車体取り付け部13が
形成された車体側金具11と、バンパー取り付け部15
が形成されたバンパー側金具12とに分割した構成とし
たが、車体側金具11とバンパー側金具12とを一体に
形成した構成としてももちろんよい。
【0025】また、上記実施例では、湾曲部18の頂部
18bを該頂部18bから外方に向かって垂直に延びる
長尺の板部19を介して嵌合部16の他の一側面に一体
に接合した構成としたが、図8に示すように、湾曲部1
8の頂部18bを、板部19を介さずに嵌合部16の他
の一側面に近接する構成としてもよい。この構成におい
ても、バンパー21に外方から応力が加わった際に、湾
曲部18の頂部18bが嵌合部16の他の一側面に接触
し、その後湾曲部18がこの応力を受け止めて該応力に
抗する方向へ連続的に変形し該応力を連続的に吸収する
ので、バンパー21に加わる応力の大きさに対応して該
応力を連続的に吸収することができ、その吸収能力も向
上させることができる。したがって、車体側金具11及
びバンパー側金具12の急激な座屈を防止することがで
きる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の自動車用バ
ンパー取り付け金具によれば、第2の金具の金具本体
に、板状体の中央部がその両端部に対して頂部となるよ
うに湾曲され、その両端部が前記バンパー取り付け部に
接続されるとともに、その頂部が前記嵌合部に近接する
湾曲部を備えたので、バンパーに加わる応力の大きさに
対応して湾曲部が該応力に抗する方向へ変形し応力を連
続的に吸収することができ、その吸収能力も向上させる
ことができる。したがって、第1及び第2の金具の急激
な座屈を防止することができる。
【0027】本発明の自動車用バンパー取り付け金具に
よれば、前記頂部を、該頂部から外方に向かって延びる
板部を介して前記車体取り付け部に接続したので、板部
が湾曲部に加わる応力を2つに分散させることができ、
湾曲部に加わる応力を平均化させることができ、該湾曲
部の応力吸収能力を高めることができる。
【0028】
【0029】また、車体取り付け部が形成された第1の
金具と、バンパー取り付け部が形成された第2の金具と
に分割したので、少ない種類の第1の金具及び第2の金
具を用意することにより、様々な種類の車本体及びバン
パーへ対応することができる。したがって、複数の車種
に共通する共通部品とすることができ、従来、車種毎に
準備していたプレス金型や治工具類を共通化することに
より、これらの費用を削減することができ、製造コスト
を低減させることができる。
【0030】請求項4記載の自動車用バンパー取り付け
金具によれば、前記頂部を、該頂部から外方に向かって
延びる板部を介して前記バンパー取り付け部または嵌合
部のいずれか他方に接続したので、板部が湾曲部に加わ
る応力を2つに分散させることができ、湾曲部に加わる
応力を平均化させることができ、該湾曲部の応力吸収能
力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の作用を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の作用を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の作用を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の作用を示す平面図である。
【図7】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の荷重と変位との関係を示す図である。
【図8】本発明の一実施例の自動車用バンパー取り付け
金具の変形例を示す平面図である。
【図9】従来の自動車用バンパー取り付け金具を示す斜
視図である。
【図10】従来の自動車用バンパー取り付け金具の荷重
と変位との関係を示す図である。
【符号の説明】
11 車体側金具(第1の金具) 12 バンパー側金具(第2の金具) 13 車体取り付け部 13a 円筒部 13b フレーム 14 嵌合部 14a 嵌合溝 15 バンパー取り付け部 15a 貫通孔 16 嵌合部 16a 嵌合凸部 17 接続部 18 湾曲部 18a 端部 18b 頂部 19 板部 21 バンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用バンパーを車本体に取り付ける
    金具であって、互いに嵌合する第1の金具(11)およ
    び第2の金具(12)を備え、 前記第1の金具(11)は、金具本体の一端部に前記車
    本体へ取り付ける車体取り付け部(13)が形成される
    とともに他端部に前記第2の金具(12)と嵌合する嵌
    合部(16)が形成され、 前記第2の金具(12)は、金具本体の一端部に前記第
    1の金具(11)と嵌合する嵌合部(16)が形成され
    るとともに他端部に前記バンパーに取り付ける板状のバ
    ンパー取り付け部(15)が形成され、 前記第2の金具の金具本体に、板状体の中央部がその両
    端部(18a)に対して頂部(18b)となるように湾
    曲され、その両端部(18a)が前記バンパー取り付け
    部(15)に接続されるとともに、その頂部(18b)
    が前記嵌合部(16)に近接する湾曲部(18)を備え
    てなることを特徴とする自動車用バンパー取り付け金
    具。
  2. 【請求項2】 前記頂部(18b)は、該頂部(18
    b)から外方に向かって延びる板部(19)を介して前
    記嵌合部(16)に接続されていることを特徴とする請
    求項記載の自動車用バンパー取り付け金具。
  3. 【請求項3】 前記湾曲部(18)が、バンパーを介し
    て外方から加えられる応力を受け止めて変形し、該応力
    を吸収する応力吸収能力を有したことを特徴とする請求
    1又は2に記載の自動車用バンパー取り付け金具。
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