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JP2553127Y2 - ライセンスプレートブラケット - Google Patents

ライセンスプレートブラケット

Info

Publication number
JP2553127Y2
JP2553127Y2 JP1052592U JP1052592U JP2553127Y2 JP 2553127 Y2 JP2553127 Y2 JP 2553127Y2 JP 1052592 U JP1052592 U JP 1052592U JP 1052592 U JP1052592 U JP 1052592U JP 2553127 Y2 JP2553127 Y2 JP 2553127Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
license plate
crash
leg
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1052592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0622111U (ja
Inventor
和徳 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP1052592U priority Critical patent/JP2553127Y2/ja
Publication of JPH0622111U publication Critical patent/JPH0622111U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2553127Y2 publication Critical patent/JP2553127Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両のライセンスプ
レート(いわゆるナンバープレート)をボデーに取り付
けるためのライセンスプレートブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のライセンスプレートを、比
較的脚部の長いライセンスプレートブラケットを介して
ボデーに取り付けることが行われている。このようなブ
ラケットは、ライセンスプレートが固定されるプレート
固定部と、このプレート固定部をボデー側につなぐブラ
ケット脚部とを備えたものであり、例えば乗用車のリヤ
ライセンスプレートの取付けに使用されている。これ
は、ボデー後端からの突出し量の大きい大型のリヤバン
パーが採用される場合、これに合わせてリヤライセンス
プレートもボデー後端から突き出た位置で固定するため
である。一般的には、ボデーに固定されたブラケット脚
部がリヤバンパーに形成された切欠部側に突出し、その
突出端に形成されたプレート固定部に、ライセンスプレ
ートがリヤバンパー切欠部に納まるように固定されるの
が普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来、この種のライセ
ンスプレートブラケットは、そのブラケット脚部への圧
縮荷重に対する剛性が高く、したがって、例えば車両後
退中における低速衝突時、バンパーの衝撃吸収量を超え
る衝撃が加わり、ライセンスプレートまで達した場合、
その衝撃をダイレクトにボデーに伝えてしまい、このた
めにボデーの変形を招く場合がある。
【0004】ボデーの変形を防ぐには、ボデー構造の剛
性アップが考えられるが、これにはボデーの板厚を増大
したり、リインホースメント(補強材)を追加したりす
ることが必要であり、これでは重量増加やコストアップ
が避けられない。
【0005】本考案の課題は、ボデーの剛性アップによ
ってではなく、ライセンスプレートブラケットを利用し
て、衝撃作用時のボデーの変形を防止ないしは軽減でき
る衝撃吸収効果の高いライセンスプレートブラケットを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係るライセンス
プレートブラケットは、プレート固定部とこれと一体的
なブラケット脚部を有する構造を前提とし、上記ブラケ
ット脚部にそのブラケット脚部の座屈荷重を小さくする
クラッシュビードおよびクラッシュホールの少なくとも
一方が形成されたものである。その態様としては、クラ
ッシュビードのみ、クラッシュホールのみ、あるいはそ
れらの双方が設けられる場合があるが、それらは、いず
れにしてもブラケット脚部に作用する圧縮荷重に対して
その脚部の座屈を生じ易くする機能を果たす。
【0007】
【作用】したがって、例えばリヤライセンスプレートブ
ラケットに本考案が適用されれば、後退時の衝突による
衝撃によって、ブラケット脚部に形成されたクラッシュ
ビードやクラッシュホールからブラケット脚部に座屈が
生じ、これによりその衝撃が吸収されて、ボデーのダメ
ージが軽減される。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の一実施例であるリヤライセ
ンスプレートブラケット1を示すものである。これは図
4に示すように、乗用車2のリヤバンパー3の切欠部4
に位置してボデー5に固定されるものであり、ここにリ
ヤライセンスプレート6が取り付けられることとなる。
【0009】図1に示すように、このブラケット1は、
金属プレス成形による板金製のもので、リヤライセンス
プレート6が取り付けられるプレート取付部7を備え、
この両端から一体に一対のブラケット脚部8が延び出し
ている。全体としては、平面視で図3に示すように、ほ
ぼ等脚台形のブラケット形態をなすもので、その台形形
態の上辺に当る部分がプレート固定部7となる。
【0010】図1に戻って、プレート固定部7の両端部
内側には、2個のナット部材9が固定され、これらのナ
ット部材9にリヤライセンスプレート6を固定するねじ
部材がねじ込まれるようになっている。
【0011】両側のブラケット脚部8は、そのボデー5
側の端部が外側に曲げられてボデー5への固定部10と
され、これらの固定部10において、例えばスポット溶
接によりボデー5に固定される。
【0012】ブラケット脚部8は、側方から見てプレー
ト取付部7側ほど幅が小さくなる横向きの等脚台形状の
形態をなし、その上下の斜辺部(上辺部および下辺部)
には、それぞれクラッシュビード12が同様に形成され
ている。クラッシュビード12は、図3からも明らかな
ように、ブラケット脚部8の上辺部および下辺部の各一
部がプレス加工により外方へ局部的に膨出させられたも
ので、その部分の板厚は他の部分とほとんど変わらず、
膨出形態は例えば台形形状、U字形状もしくは円弧形状
等とされている。また、各ビード12の方向はブラケッ
ト脚部8の長さ方向とほぼ直角な方向(ボデー5への取
付状態では上下方向)に短く形成されており、上辺部の
クラッシュビード12の延長線上に下辺部のクラッシュ
ビード12が位置している。
【0013】各ブラケット脚部8の長さ方向のほぼ中央
部分には、その長さ方向に長い長孔がクラッシュホール
13として形成されている。このクラッシュホール13
は、ブラケット脚部8を貫通して形成され、その位置は
上下のクラッシュビード12と対応し、このクラッシュ
ホール13を挟んで上下に各クラッシュビード12が位
置している。
【0014】両側のブラケット脚部8は同じ構成である
ため、クラッシュビード12は片側に2個づつ全体で4
個、クラッシュホール13は片側に1個づつ全体で2個
形成されており、ブラケット脚部8において、これらク
ラシュビード12およびクラッシュホール13の形成さ
れている部分が、その脚部8の長さ方向に作用する圧縮
荷重に対し、剛性の最も弱い部分となっている。
【0015】以上のようなリヤライセンスプレートブラ
ケット1においては、例えば車両後退中の低速時の衝突
により図4のリヤバンパー3が衝撃を受け、さらに図2
(A)のようにリヤライセンスプレートブラケット1に
衝撃力Fが作用すると、ブラケット脚部8がその衝撃力
F(圧縮荷重)を受け、クラシュビード12およびクラ
ッシュホール13の部分からつぶれ、座屈する(同図
(B))。これによりその衝撃を吸収し、ボデー5側の
ダメージを軽減する。
【0016】以上の実施例では、クラッシュビード12
とクラシュホール13との双方が設けられていたが、そ
の一方のみとすることもできる。また、それらの形成個
数や形成部位は適宜に変更可能である。
【0017】また、本考案は、リヤライセンスプレート
用のブラケットに限らず、フロント用のそれとしても同
様に適用可能である。
【0018】
【考案の効果】本考案に係るライセンスプレートブラケ
ットによれば、それのブラケット脚部に形成されたクラ
ッシュビードまたはクラッシュホール、あるいはその双
方が、ブラケット脚部の脚長方向の圧縮荷重に対して剛
性の弱い部分となり、その方向に作用する衝撃力により
座屈して衝撃エネルギーを吸収する。このため、ボデー
側のダメージが緩和され、ボデーの変形が回避または軽
減される。これは、低速で起きる衝突(例えば車両後退
時の衝突)に特に効果を発揮する。
【0019】また、この技術は、ボデーの板厚を厚くし
たり、補強材を追加したりしてボデー剛性を高めるので
はなく、本来的に必要な部品であるライセンスプレート
ブラケットを利用してそれに衝撃緩衝機能をもたせるこ
とにより、ボデーのダメージ・変形を防ぐものであるた
め、重量増にもつながらないし、またコストアップもほ
とんど招かない。さらに、クラッシュホールを形成する
場合には、車両重量の軽量化にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるリヤライセンスプレー
トブラケットの斜視図。
【図2】その作用説明図。
【図3】そのブラケットの概略的な平面図。
【図4】そのブラケットの車両への取付位置を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 リヤライセンスプレートブラケット 5 ボデー 6 リヤライセンスプレート 7 プレート取付部 8 ブラケット脚部 12 クラッシュビード 13 クラッシュホール

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のライセンスプレートを固定するプ
    レート固定部とそのプレート固定部をボデー側につなぐ
    ブラケット脚部とを備えたライセンスプレートブラケッ
    トにおいて、 前記ブラケット脚部に、自身の座屈荷重を小さくするク
    ラッシュビートおよびクラッシュホールの少なくとも一
    方を形成したことを特徴とするライセンスプレートブラ
    ケット。
JP1052592U 1992-01-31 1992-01-31 ライセンスプレートブラケット Expired - Fee Related JP2553127Y2 (ja)

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JP1052592U JP2553127Y2 (ja) 1992-01-31 1992-01-31 ライセンスプレートブラケット

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JP1052592U JP2553127Y2 (ja) 1992-01-31 1992-01-31 ライセンスプレートブラケット

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Publication Number Publication Date
JPH0622111U JPH0622111U (ja) 1994-03-22
JP2553127Y2 true JP2553127Y2 (ja) 1997-11-05

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JPH0622111U (ja) 1994-03-22

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