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JP3494402B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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Publication number
JP3494402B2
JP3494402B2 JP27487798A JP27487798A JP3494402B2 JP 3494402 B2 JP3494402 B2 JP 3494402B2 JP 27487798 A JP27487798 A JP 27487798A JP 27487798 A JP27487798 A JP 27487798A JP 3494402 B2 JP3494402 B2 JP 3494402B2
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JP
Japan
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blower
opening
reactor
partition plate
outdoor unit
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JP27487798A
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敏晴 片谷
雅治 渡辺
裕邦 池田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮機回転数可変の
インバーター方式空気調和機の室外ユニットに於いてヒ
ートシンク、リアクターなどの放熱を向上させる空気流
通口となる開口を設けると共にこの開口からの雨水等侵
入防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室外ユニット底板に立設された垂直な金
属製仕切板で熱交換器や送風機の設置されている送風機
室と圧縮機等の電気部品が設置されている圧縮機室とを
区画し、仕切板の上端に制御回路基板組品等を内部に固
定した電気部品箱を送風機室側と圧縮機室側とに跨がっ
て設置し、この電気部品箱の送風機室側には圧縮機への
大電流を流し高温に発熱するトランジスタ等の放熱板
(ヒートシンク)を電気部品箱に開口部を貫設して送風
機室側に臨ませたものが知られている。
【0003】圧縮機室側の下部には圧縮機及び配管等が
設置され、この圧縮機と電気部品箱の中間にあたる仕切
板の上部圧縮機室側にリアクターを固定することも知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、ヒー
トシンクを電気部品箱底部の開口に貫設して熱交換器用
の送風機による送風を利用して冷却していた。電気部品
箱内部にも空気流通させ、電気部品箱内部の冷却も望ま
れていたが、送風機室側の電気部品箱底部に開口を設け
ると、逆に送風機の回転で雨水が電気部品箱内部に侵入
する虞れがあるために、実施できなかった。
【0005】通常、電気部品箱は樹脂成型品で構成され
ていることが多かった。雨水侵入を防ぐべく、底部には
開口を設けることなく、内部の電気部品の取り付けボス
が設け易く、電気部品との絶縁対策上の理由からであ
る。
【0006】しかしながら内部の電気部品には、大容量
のコンデンサが設置されており、万一パンクし発火する
虞れがないとは言えず、また大電流を流し高温になる半
導体も設置され、万一の発火があっても、あるいは高温
のために、電気部品箱が溶けたりしても、他の樹脂成型
部品への類焼防止や強度保持のために、さらには電気部
品からの電磁波ノイズ防止のためにも、電気部品箱の外
部を金属板で覆うことがあった。
【0007】また、圧縮機と電気部品箱の中間にあたる
仕切板の上部圧縮機室側にリアクターを固定した場合、
リアクターからの放熱を促進させるために、リアクター
取り付け部の仕切板に開口を設け、送風機からの送風を
利用したかったが、前述のように、これまた送風機の回
転で雨水が電気部品箱内部に侵入する虞れがあるため
に、実施できなかった。
【0008】本発明は電気部品箱底部の送風機室側やリ
アクターの取り付けられた仕切板に開口を設けて冷却を
促進すると共に雨水の侵入を防止する電気部品箱やリア
クター取り付け部構造を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気調和機
の室外ユニットは室外ユニット底板に立設された垂直な
金属製仕切板で送風機室と圧縮機室とを区画し、該圧縮
機室に圧縮機等を配置すると共に、前記仕切板の上端に
電気部品箱を前記送風機室側と圧縮機室側とに跨がって
設置し、且つ該電気部品箱の送風機室側にヒートシンク
を貫設し、圧縮機室側方向に制御回路基板組品等の電気
部品を設置した空気調和機の室外ユニットに於いて、室
外ユニットの圧縮機室側筐体と前記電気部品箱の圧縮機
室側に適宜空気取込み口を設けると共に、該電気部品箱
の送風機室側底部の前記ヒートシンク近傍に開口を貫設
し、前記送風機室に設置された送風機の回転中心より投
影したとき該開口を覆う位置に金属製のカバーを設け空
気流通口となしたものである。
【0010】また、前記底板に、上面及び前面からなる
フロントカバーと、背面及び両側面からなるリヤカバー
とからなる合成樹脂製の外胴(筐体)を被着した空気調
和機の室外ユニットであって、さらに前記電気部品箱の
底板部に対向する天板部と、該天板部の周縁に連なり、
下方に延びて前記電気部品箱の周側壁を覆う庇部とを有
する金属製の天板カバーを、前記フロントカバーの上面
内部に装着したものである。
【0011】またさらに、前記仕切板の上端部近傍の圧
縮機室側にリアクターを仕切板に伝熱的に固定すると共
に、該リアクター近傍の仕切板に開口部を貫設して、空
気流通口となしたものである。
【0012】また、室外ユニット底板に立設された垂直
な金属製仕切板で送風機室と圧縮機室とを区画し、該圧
縮機室に圧縮機等を配置した空気調和機の室外ユニット
に於いて、室外ユニットの圧縮機室側筐体に適宜空気取
込み口を設けると共に、前記仕切板の圧縮機室側にリア
クターを仕切板に伝熱的に固定すると共に、該リアクタ
ー近傍の仕切板に開口部を貫設して空気流通口となし、
該開口部は前記送風機の回転軸より放射状に投影したと
き送風機のオリフィスで、隠れる位置にあることで、送
風機回転軸方向からの雨水等の侵入を防止したものであ
る。
【0013】また、前記仕切板の開口部の前記送風機室
側に開口を備えたリアクターカバーを設置し、該リアク
ターカバー開口は前記送風機の回転軸より放射状に投影
したとき送風機のオリフィスで、隠れる位置にあること
で、送風機回転軸方向からの雨水等の侵入を防止したも
のである。
【0014】また、別途リアクターカバーを用いること
なく、前記仕切板を切り起こして、あるいは切断部を絞
って、又は別途金属板を熔接することにより、仕切板で
前記リアクタターカバーを構成したものである。
【0015】上記の構成によれば、電気部品箱の送風機
室側底部の前記ヒートシンク近傍に開口を貫設し空気取
込み口からの外気で電気部品箱内部を冷却することがで
きる。従来は電気部品箱上部から空気を排出するものは
あっても、電気部品箱底部から排出できなかったので、
電気部品箱内部に高温が淀むことがあったのが、底部の
開口により、送風機からの空気の誘引により解決でき
る。
【0016】一方、送風機室に設置された送風機の回転
中心より投影したとき、この開口を覆う位置に金属製の
カバーを設けているので、送風機の回転で雨水が電気部
品箱内部に侵入する虞れが解消されている。
【0017】さらにこの金属製のカバーは樹脂製電気部
品箱の発火、高温対策(類焼防止、強度保持)、電磁波
ノイズ防止対策のために電気部品箱の外部を覆う金属板
で兼用でき、新たな部品追加は不要とするものである。
【0018】また、電気部品箱の底板部に対向する天板
部と、該天板部の周縁に連なり、下方に延びて前記電気
部品箱の周側壁を覆う庇部とを有する金属製の天板カバ
ーを、前記フロントカバーの上面内部に装着したので、
万一室外ユニットの筐体内部に水が侵入したとしても電
気部品箱内部への侵入は防止され、天板カバーの庇部と
電気部品箱周側壁の隙間から電気部品箱内部の高温空気
を送風機の誘引により排出できる。つまり、電気部品箱
内部の高温は箱上部からの排出と前述した箱底部からの
排出とで効率よく冷却される。
【0019】この天板カバーは上記した電気部品箱を覆
う金属製カバーと相俟って電気部品発火に対する樹脂製
フロントカバーへの類焼防止、電磁波ノイズ防止対策と
なっている。またこの天板カバーはフロントカバーの上
面内部に装着しているので、天板カバーを付け忘れた
り、閉じ忘れたりすることがない。
【0020】さらに仕切板の上端部近傍の圧縮機室側に
リアクターを固定して開口部を貫設し、空気流通口とな
したので、リアクターの発熱による高温空気が電気部品
箱と仕切板とで囲まれた部分に淀むことがなくなる。
【0021】またリアクターは仕切板に伝熱的に固定さ
れているので、仕切板がリアクターの熱を奪い一種の放
熱板となり、仕切板は送風機の送風により冷却されるた
めリアクターを効率よく冷却する。
【0022】また、仕切板の圧縮機室側にリアクターを
仕切板に伝熱的に固定したので、仕切板の放熱板効果に
より冷却されると共に、このリアクター近傍に開口部を
貫設して空気流通口としたので、貫設した開口部よりリ
アクターは放熱し易く、開口部から高温空気は送風機の
誘引により排出されるので、リアクターを効率よく冷却
する。
【0023】また仕切板の開口部は送風機の回転軸より
放射状に投影したとき送風機のオリフィスで、隠れる位
置にあるので、送風機の回転により雨水等が侵入するこ
ともない。
【0024】また、仕切板の開口部の前記送風機室側に
送風機の回転軸より放射状に投影したとき送風機のオリ
フィスで、隠れる位置にある開口を備えたリアクターカ
バーを設置したので、仕切板の開口部ひいてはリアクタ
ー固定位置を室外ユニットの前面側より離れた位置に設
けることができる。
【0025】また、別途リアクターカバーを用いること
なく、仕切板の切り起こし、切断後絞り、又は別途金属
板の熔接により、仕切板自身でリアクタターカバーを構
成することもできる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る空気調和機の
室外ユニットの実施の形態について、図面を参照して説
明する。図1は本発明に係る室外ユニットの筐体構成を
説明するための分解斜視図である。図2は室外ユニット
から筐体の前面及び天面を構成するフロントカバー5を
取り外した状態の斜視図である。図3(a)は図2の正
面図であり、一部は断面で示している。図3(b)は図
2の側面断面図である。図4は図3(a)のA−A断面
図であり、リアクター10、リアクターカバー11の取
り付け状態を説明するための図面である。図5は電気部
品箱3の上面図、図6は電気部品箱3、リアクター10
取り付け部分の正面より見た部分断面図である。
【0027】図1において、室外ユニットの筐体構成を
説明する。金属板からなる底板1には熱交換器4、金属
板からなる仕切板2が設置され、仕切板2の上端には外
部が金属板で覆われた樹脂成型品の電気部品箱3が図2
に示す送風機8、熱交換器4のある送風機室12側と図
2に示す圧縮機9のある圧縮機室13側とに跨がって設
けられている。リヤカバー6は筐体の背面と両側面とを
構成する樹脂成型品であり、フロントカバー5は筐体の
前面と天面とを構成する樹脂成型品である。リヤカバー
6とフロントカバー5とで外胴7を構成している。
【0028】図2、図3、図4において、リアクター1
0は仕切板2の上端部近傍の圧縮機室13側に仕切板2
を圧縮機室13側に絞り出した絞り部25にリアクター
10の取付部(鉄板)をネジにて伝熱的に固定してい
る。またリアクター10を取り付けた箇所の仕切板2に
は開口部24が設けられリアクター10を送風機室12
側に臨ませている。
【0029】絞り部25で仕切板2より浮かせてリアク
ター10を設置しているので、仕切板2の開口部24を
介して高温空気が排出される。
【0030】開口部24の送風機室12側にはリアクタ
ーカバー11が設けられ、その開口26はフロントカバ
ー5に設置されている送風機8のオリフィス14の後端
27より前面側に位置している。このため送風機8で雨
水が吹きかけられてもリアクターカバー11の開口26
を介してリアクター10に雨水が侵入する虞れはない。
【0031】本実施の形態ではリアクターカバー11を
用いた場合を図4などで示しているが、別にリアクター
カバー11を用いずとも仕切板2の開口部24が送風機
8の回転軸より放射状に投影したとき送風機8のオリフ
ィス14で、隠れる位置にあれば、送風機8の回転によ
り雨水等が侵入することはない。
【0032】ただ送風機8の回転軸より放射状に投影し
たとき送風機8のオリフィス14で、隠れる位置にある
開口26を備えたリアクターカバー11を設置すれば、
仕切板2の開口部24ひいてはリアクター10の固定位
置を室外ユニットの前面側より離れた位置に設けること
ができる。
【0033】また、別途リアクターカバー11を用いる
ことなく、仕切板2の切り起こし、切断して絞るなどし
て、又は別途金属板の熔接により、仕切板2自身でリア
クタターカバー11を構成することもできる。図7にこ
の例を図示している。この場合はリアクター10の底部
(金属板)を仕切板2に密着してネジで固定しているた
め、図4のリアクター10の固定方法に比べて更にリア
クター10の熱を仕切板2に伝熱させ、より放熱させる
ことができる。
【0034】次に図2、図3、図5、図6を参照して説
明する。仕切板2の上端には電気部品箱3が設置され、
その内部にはコンデンサ20を搭載した制御回路基板組
品21やパワートランジスタモジュール18、ダイオー
ドブリッジ19を背面に備えたヒートシンク17を固定
している。図6に示すように、ヒートシンク17は電気
部品箱3の送風機室12側底部にその放熱フィンを貫設
しているので送風機8の送風により冷却される。
【0035】送風機8の回転軌跡、オリフィス14の位
置関係にもよるが、ヒートシンク17を設置する電気部
品箱3の底部は他の底部より1段高い位置になってい
る。制御回路基板組品21の大半は圧縮機室13側に設
置されている。ヒートシンク17と制御回路基板組品2
1の間で制御回路基板組品21を設置している底部には
前後方向に開口28が設けられている。
【0036】電気部品箱3の外部には金属板15で覆わ
れているが、特に前記開口28近傍では開口28に沿っ
て切り込まれた後絞られて開口29が設けられ、開口2
8と相俟って空気流通口になっている。金属板15で開
口28は覆われているために送風機8の回転で雨水が吹
きかけられても電気部品箱3の開口28を介して電気部
品箱3内部に雨水が侵入する虞れはない。
【0037】電気部品箱3の圧縮機室13側端部の金属
板15には端子板22が設けられ、室内ユニットからの
配線接続のために筐体側面にも開口30があり、また筐
体側面下部には室内ユニットからの冷媒配管接続のため
の2方弁・3方弁31が設置され、この設置の都合によ
り開口32が設けられている。
【0038】電気部品箱3内部の電気部品との配線接続
のために図2に示すように電気部品箱3の周側壁にも開
口33が設けられている。また配線接続部、冷媒配管接
続部を覆うための樹脂成型品である接続部カバー34を
備えている。
【0039】これら開口30、31より開口33を経て
外気を吸い込み、電気部品箱3底部の開口28、29よ
り送風機室12側へ高温空気を排出することでリアクタ
ー10の放熱促進を図る。
【0040】次に図3を用いて天板カバー16近傍につ
いて説明する。フロントカバー5の天面内部には天板カ
バー16がネジで天面に設置されている。天板カバー1
6と電気部品箱3との間は図3に示すように隙間があ
り、電気部品より発生した熱は筐体側面の開口30、3
2より吸い込まれた外気で冷却され、送風機8の送風に
誘引されて送風機室12側へ排出される。
【0041】天板カバー16は鉄板などの金属製であ
り、電気部品箱3の外部を覆う鉄板などの金属板15と
共に、万一コンデンサ20などの電気部品から発火した
り、異常高温になっても、樹脂成型品であるフロントカ
バー5や電気部品箱3の類焼防止、溶融軟化時の強度保
持のためであり、また電磁波ノイズを防止する目的も持
っている。
【0042】さらに天板カバー16はその天板部の周縁
に連なり、下方に延びて電気部品箱3の周側壁を覆う庇
部とを有するので、筐体側面の開口30、32より吸い
込まれた外気は天板カバー16の庇部、天板部に沿って
流れるため電気部品箱3上部を積極的に冷却する効果も
ある。
【0043】上記構成において圧縮機室13、電気部品
箱3の放熱について説明する。圧縮機室13では圧縮機
9、リアクター10が発熱し、電気部品箱3内部にはパ
ワートランジスタモジュール18、ダイオードブリッジ
19及びこれらの放熱板であるヒートシンク17から発
熱する。
【0044】室外ユニット筐体側面の開口32より吸い
込まれた外気は圧縮機9、リアクター10を冷却しつつ
高温となって上方へ昇る。一部は電気部品箱3の上方を
経由して、また一部は仕切板2のリアクター10取付部
の開口部24、リアクターカバー11の開口26を経由
して送風機室12側へ排出される。
【0045】筐体側面の開口30からも外気が吸引され
電気部品箱3の上方や電気部品箱3底部の開口28を経
由して、また一部は仕切板2のリアクター10取付部の
開口部24を経由して送風機室12側へ排出される。
【0046】仕切板2のリアクター10取付部の開口部
24により、高温空気が電気部品箱3下部で淀むことが
なく、開口部24による排出分だけ新たな外気が筐体側
面の開口30、32より吸引される。その分電気部品箱
3を新たな外気で冷却できる。
【0047】電気部品箱3底部の開口28を経由して送
風機室12側へ空気が排出されるので、電気部品箱3内
部で高温空気が淀むことがなく、ヒートシンク17の熱
による制御回路基板組品21への影響を軽減できる。な
お、ヒートシンク17の放熱フィンは電気部品箱3底部
の開口に貫設しているので、送風機8にて冷却される
が、アルミ製のヒートシンク17は電気部品箱3の内部
にも面しているので、開口28の効果は大きい。
【0048】送風機8の回転中心方向に空気は誘引され
るので、電気部品箱3底部にある開口28が有効であ
る。逆に送風機8の回転中心方向からは送風機8の回転
による雨水などの侵入の虞れもあるが、図3(a)に示
すように金属板15がこれを防止している。
【0049】なお本発明は上記実施の形態に限定される
ものではない。
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【発明の効果】 上記の構成により、請求項1 では、仕切
板の圧縮機室側にリアクターを仕切板に伝熱的に固定し
たので、仕切板の放熱板効果により冷却されると共に、
このリアクター近傍に開口部を貫設して空気流通口とし
たので、貫設した開口部よりリアクターは放熱し易く、
開口部から高温空気は送風機の誘引により排出されるの
で、リアクターを効率よく冷却する。
【0057】また仕切板の開口部は送風機の回転軸より
放射状に投影したとき送風機のオリフィスで、隠れる位
置にあるので、送風機の回転により雨水等が侵入するこ
ともない。
【0058】また請求項では、仕切板の開口部の前記
送風機室側に送風機の回転軸より放射状に投影したとき
送風機のオリフィスで、隠れる位置にある開口を備えた
リアクターカバーを設置したので、仕切板の開口部ひい
てはリアクター固定位置を室外ユニットの前面側より離
れた位置に設けることができる。
【0059】また請求項では、別途リアクターカバー
を用いることなく、仕切板の切り起こし、切断後絞り、
又は別途金属板の熔接により、仕切板自身でリアクタタ
ーカバーを構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る室外ユニットの筐体構成を説明す
るための分解斜視図である。
【図2】本発明に係る室外ユニットから筐体の前面及び
天面を構成するフロントカバー5を取り外した状態の斜
視図である。
【図3】(a)は本発明に係る図2の正面図であり、一
部は断面で示している。(b)は図2の側面断面図であ
る。
【図4】本発明に係る図3(a)のA−A断面図であ
り、リアクター10、リアクターカバー11の取り付け
状態を説明するための図面である。
【図5】本発明に係る電気部品箱3の上面図である。
【図6】本発明に係る電気部品箱3、リアクター10取
り付け部分の正面より見た部分断面図である。
【図7】本発明に係る他の実施の形態の図4相当の要部
断面図である。
【符号の説明】
1 底板 2 仕切板 3 電気部品箱 5 フロントカバー 7 外胴 8 送風機 9 圧縮機 10 リアクター 11 リアクターカバー 12 送風機室 13 圧縮機室 14 (送風機8の)オリフィス 15 (電気部品箱3の外部を覆う)金属板 16 天板カバー 17 ヒートシンク 24 (仕切板2の)開口部 26 (リアクターカバー11の)開口 28 (電気部品箱3底部の)開口 29 (金属板15の)開口 30 (筐体側面の)開口 32 (2方弁・3方弁31近傍の)開口 33 (電気部品箱3周側壁の)開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−185244(JP,A) 特開 平3−84344(JP,A) 実開 平3−100729(JP,U) 実開 平5−36219(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニット底板に立設された垂直な金
    属製仕切板で送風機室と圧縮機室とを区画し、該圧縮機
    室に圧縮機等を配置した空気調和機の室外ユニットに於
    いて、室外ユニットの圧縮機室側筐体に適宜空気取込み
    口を設けると共に、前記仕切板の圧縮機室側にリアクタ
    ーを仕切板に伝熱的に固定すると共に、該リアクター近
    傍の仕切板に開口部を貫設し、該開口部は前記送風機の
    回転軸より放射状に投影したとき送風機のオリフィス
    で、隠れる位置にあることを特徴とする空気調和機の室
    外ユニット。
  2. 【請求項2】 前記仕切板の開口部の前記送風機室側に
    開口を備えたリアクターカバーを設置し、該リアクター
    カバー開口は前記送風機の回転軸より放射状に投影した
    とき送風機のオリフィスで、隠れる位置にあることを特
    徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 前記リアクタターカバーを仕切板で構成
    した請求項2に記載の空気調和機の室外ユニット。
JP27487798A 1998-09-29 1998-09-29 空気調和機の室外ユニット Expired - Lifetime JP3494402B2 (ja)

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