JP3492640B2 - 負角成形型 - Google Patents
負角成形型Info
- Publication number
- JP3492640B2 JP3492640B2 JP2001060153A JP2001060153A JP3492640B2 JP 3492640 B2 JP3492640 B2 JP 3492640B2 JP 2001060153 A JP2001060153 A JP 2001060153A JP 2001060153 A JP2001060153 A JP 2001060153A JP 3492640 B2 JP3492640 B2 JP 3492640B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- workpiece
- lower mold
- molding
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D13/00—Corrugating sheet metal, rods or profiles; Bending sheet metal, rods or profiles into wave form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/04—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D19/00—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes
- B21D19/08—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws
- B21D19/082—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D19/00—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes
- B21D19/08—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws
- B21D19/082—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles
- B21D19/086—Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles with rotary cams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/02—Stamping using rigid devices or tools
- B21D22/08—Stamping using rigid devices or tools with die parts on rotating carriers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製薄板を成形
する負角成形型に関する。ここで、負角成形型とは上型
の直線方向の下降軌跡より下型内に入り込んだ成形をい
う。 【0002】 【従来の技術】金属製薄板のワークを上型の直線方向の
下降軌跡より下型内に入り込んだ負角成形は、通常スラ
イドカムを用いて行われている。 【0003】従来の金属製薄板のワークの入り込み成形
は、下型上にワークを載置し、上型を垂直下方に下降さ
せて下型の受動カムを上型の作動カムにて駆動し、ワー
クを横方向から加工し、加工が完了し上型が上昇する
と、作動カムをスプリングにより後退させていた。 【0004】この場合、ワークの外方横方向から摺動し
てワークを成形する受動カムの成形部は、ワークの成形
部形状と同一の一体形状に形成してあるが、ワークが載
置される下型の成形部は、加工完了後ワークを下型から
取り出さねばならないので、下型の入り込み部分を分割
し後退させるか、あるいは入り込み部分の後部を削除し
ておきワークを前方へ移動させてワークの取り出しを可
能としなければならない。入り込みの程度が僅かである
場合はあまり問題にならないが、入り込み程度が大きい
場合やワークが細長い枠状の断面が溝状で、たとえば、
自動車の金属製薄板のフロントピラーアウターのような
部品では、そのワークの溝幅が狭いため、入り込んだ下
型の部分を分割したり削除したりすると、受動カムの成
形部で形状がくっきり形成できないのみならず、下型の
強度も不足し入り込み成形加工が不可能であった。 【0005】また、製品に捩れや歪が生じ、製品を修正
する必要が生じる場合もあるが、サイドパネル、フェン
ダー、ルーフ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネ
ルやフロントピラーアウターのような自動車の外板部分
を構成する部品では三次元の曲面・曲線を有し、製品の
修正は実際上不可能に近い。自動車の金属製薄板組立の
場合、製品に捩れや歪が生じていると、他の部品と結合
させにくく、高品質の自動車用金属製薄板構造の提供が
できなくなり、金属製薄板成形品の所定の製品精度を維
持することができなかった。 【0006】上記の問題を解決するため、上型の下降直
線運動により回転カムを回動させ、上型の直線方向の下
降軌跡より下型内に入り込んだ成形部分を成形させ、成
形後、成形したワークが下型より取り出せる状態まで回
転カムを回動後退させるべく、次の構成が提案された。 【0007】すなわち、図9〜図12に示すように、金
属製薄板のワークWを支持部101に載置する下型10
2と、前記下型102に対し直線方向に下降してワーク
Wに衝合してワークWを成形する上型103とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝104を有
し、溝104の支持部101寄りの縁部に上型103の
軌跡より入り込んだ入り込み成形部105を形成し、下
型102に回動自在に設けた回転カム106と、入り込
み成形部107を有し、前記回転カム106に対向させ
て上型103に摺動自在に設けたスライドカム108
と、成形後、ワークWを下型102から取り出せる状態
まで回転カム106を回動後退させる、下型102に設
けた自動復帰具109とよりなり、下型102の支持部
101に載置されたワークWを、回転カム106の入り
込み成形部105とスライドカム108の入り込み成形
部107で、スライドカム108は摺動してワークWを
成形し、成形後、自動復帰具109により回転カム10
6を回動後退させ、成形したワークWを下型102より
取り出せるようにした負角成形型とした。 【0008】この負角成形型の作動について述べる。 【0009】まず、図9に示すように、上型103は上
死点に位置させてあり、その時下型102の支持部10
1にワークWを載置する。この時は、回転カム106は
自動復帰具109により回動後退している。 【0010】次に、上型103が下降し始め、先ず最初
にスライドカム108が回転カム106の入り込み成形
部105に干渉することなく、スライドカム108の下
面が回動プレート111に当接し、回転カム106を右
回りに回動させ、回転カム106を図10に示す成形姿
勢にし、続いて、パッド110がワークWを押圧する。 【0011】上型103がなお下降し続けると、型の外
側方向に付勢されているスライドカム108は、コイル
スプリング112の付勢力に抗して、カムの作用によっ
て横方向で左方へ移動し、回動した回転カム106の入
り込み成形部105とスライドカム108の入り込み成
形部107とでワークWの入り込み成形を行い、図11
の状態で、下死点の状態である。 【0012】入り込み成形後は上型103が上昇し始め
る。スライドカム108はコイルスプリング112によ
り型の外方向に付勢されており、右方に移動し入り込み
成形されたワークWと干渉することなく上昇し、図12
に示す状態で、上死点の状態である。 【0013】一方、回転カム106は拘束していたスラ
イドカム108が上昇するため、自動復帰具109によ
り図12において左方へ回動し、入り込み成形したワー
クWの下型102より取り出す際、ワークWが回転カム
106の入り込み成形部105と干渉することなく取り
出せる。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】前述の負角成形加工
は、コイルスプリング112で付勢されたスライドカム
108の下面が自動復帰具109のコイルスプリング1
13に付勢された回動プレート111に当接し、回転カ
ム106を右回りに回動させ、回転カム106を成形姿
勢にし、その後パッド110がワークWを押圧する。パ
ッド110の載置されたワークWへの付勢力が強すぎて
成形姿勢のワークWを図で左方向に若干回動させたり、
また、スライドカム108のコイルスプリング112と
自動復帰具109のコイルスプリング113の付勢力の
バランスがとれていなかったりして、回転カム106は
僅かに回動し所定の成形姿勢が維持できず、ワークWの
曲面に段差が生じたり、正確な曲線に成形できない場合
があり、1/100mm台の精度の製品を提供するのは
困難な場合もあり、良い品質の負角成形加工ができない
場合があった。 【0015】また、図9〜図12から分かるように、回
転カム106は溝104部以外の外周は下型102に直
接接触して支持させているので、回転カム106および
下型102の回転カム106の支持部(断面概略円状の
孔)の加工を正確にせねばならず加工も難しい。 【0016】さらに、回転カム106の殆どの外周を下
型102で支持させているので、負角成形型が大きくな
り、高価なものとなっていた。 【0017】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、回転カムは僅かに回動して所定の成形姿
勢が維持できず、ワークの曲面に段差が生じたり、正確
な曲線に成形できない場合があり、1/100mm台の
精度の製品を提供するのは困難な場合もあり、良い品質
の金属薄板成形品を提供できない場合があったが、回転
カムを所定の成形姿勢に維持させて良い品質の金属薄板
成形品を提供すべく、金属製薄板のワークを支持部に載
置する下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワー
クに衝合してワークを成形する上型とで構成し、支持部
寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部
を形成し、下型に回動自在に設けた回転カムと、入り込
み成形部を有し、前記回転カムに対向させて摺動自在に
設けたスライドカムと、成形後、ワークを下型から取り
出せる状態まで回転カムを回動後退させる、下型に設け
た自動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置されたワ
ークを回転カムの入り込み成形部とスライドカムの入り
込み成形部で、スライドカムは摺動してワークを成形
し、成形後、自動復帰具により回転カムを回動後退さ
せ、成形したワークを下型より取り出せるようにした負
角成形型において、回転カムの両端からそれぞれ支持軸
を突出させ、支持軸を下型に保持させて回転カムを回動
自在に設け、下型と回転カムとに回転カムの軸方向の位
置を決める位置決め手段を設けた負角成形型とした。 【0018】 【発明の実施の態様】本発明を、添付する図面に示す具
体的な一実施例に基づいて、以下詳細に説明する。 【0019】図1は、負角成形型で成形する自動車の金
属製薄板部品の加工前と加工後を示す断面図であり、図
1(b)に示すワークWの下部が入り込み成形部であ
る。 【0020】また、この部品は、自動車の外板部分を構
成するため三次元曲面・曲線を有するものである。 【0021】図2で、下型1は上部にワークWの支持部
2を形成し、支持部2側の縁部に上型3の軌跡より入り
込んだ入り込み成形箇所を有する回転カム5を、下型1
に回転自在に設ける。符号Cは回転カム5の回転の中心
である。ワークWを成形後、ワークWを下型1より取り
出せるように、図示しないが、回転カム5を回転後退さ
せるエアシリンダなどの自動復帰具を、下型1に設け
る。回転カム5を支持する回動支持部材6はボルト7に
より下型1に固定する。 【0022】上型3にはスライドカム8とパッド9が配
置してある。 【0023】回転カムを軸方向において所定の成形姿勢
に維持させて良い品質の金属製薄板成形品を提供すべ
く、図3に示すように、下型1と回転カム5とに回転カ
ム5の軸方向の位置を決める位置決め手段を設ける。図
3はその模式図である。 【0024】軸状の回転カム5の両端には、それぞれ支
持軸11を突設させ、円筒状のメタル12を固着した軸
受13のメタル12に支持軸11を回転自在に内嵌めし
て回転カム5を回動可能とする。支持軸11の基板14
を回転カム5の軸端にボルト15により固定し、支持軸
11を嵌合させる軸受13はボルト16により下型1に
固定する。 【0025】回転カム5はその両端を軸受13により保
持させるので、従来のように回転カムを下型に直接接触
させれば正確な加工が要求されるが、回転カム5の大部
分を下型1に直接接触させて支持しないので、回転カム
5や下型1の加工が容易となる。 【0026】回転カム5の軸方向の位置決めをするため
に、下型1に軸方向の位置決めブロック17をボルト1
8により固定し、この位置決めブロック17と対向する
回転カム5の箇所に位置決めブロック17と嵌合して回
転カム5を所定の位置に位置させる受けブロック19を
ボルト20にて固定する。プレス加工時に回転カム5に
軸方向の荷重がかかっても回転カム5の軸方向への移動
は受けブロック19と位置決めブロック17との嵌合に
より阻止する。この実施例では位置決めブロック17を
凸状に受けブロック19を凹状に形成した例を示した
が、本発明はこれに限定されるものでなく、位置決めブ
ロックを凹状に受けブロックを凸状に形成してもよい。
また、これ等に限定されることなく、回転カムの加工時
の移動を阻止する位置に移動阻止壁体を設けてもよい。
なお、本実施例で下型1の位置決めブロック17を凸状
に形成したのは、塵埃や油が付着しても落下しやすく、
使用に好適な為である。 【0027】図4および図5に位置決めブロック17
を、図6および図7に受けブロック19の実例を示す。
回転カム5が概略円柱状であるので、位置決めブロック
17は回転カム5の円柱の外周に沿う円弧凹状に形成
し、受けブロック19は前記位置決めブロック17と嵌
合する形状に形成してある。 【0028】回転カム5は、その両端を軸受13により
回転自在に支持させ、従来のように下型1で回転カム5
の外周の殆どの部分を支持させるのではなく、図2に示
すように一部分を支持させている。 【0029】回転カム5は、その中心部の回転カム本体
21の上部に入り込み成形部4をボルト23で固定し、
側部に押圧側部24をボルト25で固定し、底部に回動
当接部26をボルト27で固定する。 【0030】この回転カム5は、その回動当接部26を
回動支持部材6に当接させる外に、押圧側部24を下型
1のバックアップ部28に当接させる。これは、回転カ
ム5の入り込み成形部4とスライドカム8の入り込み成
形部22とでワークWを入り込み成形する際、回転カム
5が変形するのを阻止するために、バックアップ部28
を設けて、押圧側部24と当接させる。バックアップ部
28を積極的に設けて回転カム5の変形を阻止し、良い
品質の金属製薄板成形品が提供できる。 【0031】スライドカム8は、上型基板31にボルト
32により固着された作動カム33上を摺動し、さら
に、下型1にボルト34で固着されたカムベース35上
を摺動する。 【0032】このスライドカム8は、基部36にボルト
37に固着されたブラケット38に入り込み成形部22
をボルト39により固着する。 【0033】スライドカム8の基部36は、ボルト40
により固着したウェアプレート41が、ボルト43でカ
ムベース35に固着したウェアプレート42に当接して
摺動する。 【0034】また、ブラケット38の下面にボルト50
により固着したウェアプレート43は、回転カム5の回
転カム本体21にボルト44により固着したウェアプレ
ート45に当接して摺動する。 【0035】負角成形の際、ワークは、通常入り込み成
形部が回転カムの軸線方向で軸線からの距離が変化す
る。入り込み成形部が軸線からの距離がわずかな場合は
問題ないが、図8に示すように、その距離が大きくなる
と、回転カムの直径を軸線方向C−Cで異ならしめた異
径回転カム201が使用されている。異径回転カム20
1であると、異径角部202でワークWにキズを付ける
ことが多い。 【0036】そこで、本発明では、入り込み成形部が軸
線からの距離が大きく変化する場合、異径回転カムを用
いることなく、軸線からの距離に応じた押圧側部24を
用いる。その押圧側部24は、入り込み成形部が軸線か
ら距離に応じて徐々に変化させたものを用いる。 【0037】 【発明の効果】本発明は、上述のように、金属製薄板の
ワークを支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線
方向に下降してワークに衝合してワークを成形する上型
とで構成し、支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込
んだ入り込み成形部を形成し、下型に回動自在に設けた
回転カムと、入り込み成形部を有し、前記回転カムに対
向させて摺動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワ
ークを下型から取り出せる状態まで回転カムを回動後退
させる、下型に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支
持部に載置されたワークを回転カムの入り込み成形部と
スライドカムの入り込み成形部で、スライドカムは摺動
してワークを成形し、成形後、自動復帰具により回転カ
ムを回動後退させ、成形したワークを下型より取り出せ
るようにした負角成形型において、回転カムの両端から
それぞれ支持軸を突出させ、支持軸を下型に保持させて
回転カムを回動自在に設け、下型と回転カムとに回転カ
ムの軸方向の位置を決める位置決め手段を設けた負角成
形型であるので、回転カムが僅かに回動し所定の成形姿
勢が維持できず、ワークの曲面に段差が生じたり、正確
な曲線に成形できない場合があり、1/100mm台の
精度の製品を提供するのは困難な場合もあり、良い品質
の金属薄板成形品が出来ない場合があったが、回転カム
を所定の成形姿勢に維持して良い品質の金属製薄板成形
品を提供できる。
する負角成形型に関する。ここで、負角成形型とは上型
の直線方向の下降軌跡より下型内に入り込んだ成形をい
う。 【0002】 【従来の技術】金属製薄板のワークを上型の直線方向の
下降軌跡より下型内に入り込んだ負角成形は、通常スラ
イドカムを用いて行われている。 【0003】従来の金属製薄板のワークの入り込み成形
は、下型上にワークを載置し、上型を垂直下方に下降さ
せて下型の受動カムを上型の作動カムにて駆動し、ワー
クを横方向から加工し、加工が完了し上型が上昇する
と、作動カムをスプリングにより後退させていた。 【0004】この場合、ワークの外方横方向から摺動し
てワークを成形する受動カムの成形部は、ワークの成形
部形状と同一の一体形状に形成してあるが、ワークが載
置される下型の成形部は、加工完了後ワークを下型から
取り出さねばならないので、下型の入り込み部分を分割
し後退させるか、あるいは入り込み部分の後部を削除し
ておきワークを前方へ移動させてワークの取り出しを可
能としなければならない。入り込みの程度が僅かである
場合はあまり問題にならないが、入り込み程度が大きい
場合やワークが細長い枠状の断面が溝状で、たとえば、
自動車の金属製薄板のフロントピラーアウターのような
部品では、そのワークの溝幅が狭いため、入り込んだ下
型の部分を分割したり削除したりすると、受動カムの成
形部で形状がくっきり形成できないのみならず、下型の
強度も不足し入り込み成形加工が不可能であった。 【0005】また、製品に捩れや歪が生じ、製品を修正
する必要が生じる場合もあるが、サイドパネル、フェン
ダー、ルーフ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネ
ルやフロントピラーアウターのような自動車の外板部分
を構成する部品では三次元の曲面・曲線を有し、製品の
修正は実際上不可能に近い。自動車の金属製薄板組立の
場合、製品に捩れや歪が生じていると、他の部品と結合
させにくく、高品質の自動車用金属製薄板構造の提供が
できなくなり、金属製薄板成形品の所定の製品精度を維
持することができなかった。 【0006】上記の問題を解決するため、上型の下降直
線運動により回転カムを回動させ、上型の直線方向の下
降軌跡より下型内に入り込んだ成形部分を成形させ、成
形後、成形したワークが下型より取り出せる状態まで回
転カムを回動後退させるべく、次の構成が提案された。 【0007】すなわち、図9〜図12に示すように、金
属製薄板のワークWを支持部101に載置する下型10
2と、前記下型102に対し直線方向に下降してワーク
Wに衝合してワークWを成形する上型103とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝104を有
し、溝104の支持部101寄りの縁部に上型103の
軌跡より入り込んだ入り込み成形部105を形成し、下
型102に回動自在に設けた回転カム106と、入り込
み成形部107を有し、前記回転カム106に対向させ
て上型103に摺動自在に設けたスライドカム108
と、成形後、ワークWを下型102から取り出せる状態
まで回転カム106を回動後退させる、下型102に設
けた自動復帰具109とよりなり、下型102の支持部
101に載置されたワークWを、回転カム106の入り
込み成形部105とスライドカム108の入り込み成形
部107で、スライドカム108は摺動してワークWを
成形し、成形後、自動復帰具109により回転カム10
6を回動後退させ、成形したワークWを下型102より
取り出せるようにした負角成形型とした。 【0008】この負角成形型の作動について述べる。 【0009】まず、図9に示すように、上型103は上
死点に位置させてあり、その時下型102の支持部10
1にワークWを載置する。この時は、回転カム106は
自動復帰具109により回動後退している。 【0010】次に、上型103が下降し始め、先ず最初
にスライドカム108が回転カム106の入り込み成形
部105に干渉することなく、スライドカム108の下
面が回動プレート111に当接し、回転カム106を右
回りに回動させ、回転カム106を図10に示す成形姿
勢にし、続いて、パッド110がワークWを押圧する。 【0011】上型103がなお下降し続けると、型の外
側方向に付勢されているスライドカム108は、コイル
スプリング112の付勢力に抗して、カムの作用によっ
て横方向で左方へ移動し、回動した回転カム106の入
り込み成形部105とスライドカム108の入り込み成
形部107とでワークWの入り込み成形を行い、図11
の状態で、下死点の状態である。 【0012】入り込み成形後は上型103が上昇し始め
る。スライドカム108はコイルスプリング112によ
り型の外方向に付勢されており、右方に移動し入り込み
成形されたワークWと干渉することなく上昇し、図12
に示す状態で、上死点の状態である。 【0013】一方、回転カム106は拘束していたスラ
イドカム108が上昇するため、自動復帰具109によ
り図12において左方へ回動し、入り込み成形したワー
クWの下型102より取り出す際、ワークWが回転カム
106の入り込み成形部105と干渉することなく取り
出せる。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】前述の負角成形加工
は、コイルスプリング112で付勢されたスライドカム
108の下面が自動復帰具109のコイルスプリング1
13に付勢された回動プレート111に当接し、回転カ
ム106を右回りに回動させ、回転カム106を成形姿
勢にし、その後パッド110がワークWを押圧する。パ
ッド110の載置されたワークWへの付勢力が強すぎて
成形姿勢のワークWを図で左方向に若干回動させたり、
また、スライドカム108のコイルスプリング112と
自動復帰具109のコイルスプリング113の付勢力の
バランスがとれていなかったりして、回転カム106は
僅かに回動し所定の成形姿勢が維持できず、ワークWの
曲面に段差が生じたり、正確な曲線に成形できない場合
があり、1/100mm台の精度の製品を提供するのは
困難な場合もあり、良い品質の負角成形加工ができない
場合があった。 【0015】また、図9〜図12から分かるように、回
転カム106は溝104部以外の外周は下型102に直
接接触して支持させているので、回転カム106および
下型102の回転カム106の支持部(断面概略円状の
孔)の加工を正確にせねばならず加工も難しい。 【0016】さらに、回転カム106の殆どの外周を下
型102で支持させているので、負角成形型が大きくな
り、高価なものとなっていた。 【0017】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、回転カムは僅かに回動して所定の成形姿
勢が維持できず、ワークの曲面に段差が生じたり、正確
な曲線に成形できない場合があり、1/100mm台の
精度の製品を提供するのは困難な場合もあり、良い品質
の金属薄板成形品を提供できない場合があったが、回転
カムを所定の成形姿勢に維持させて良い品質の金属薄板
成形品を提供すべく、金属製薄板のワークを支持部に載
置する下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワー
クに衝合してワークを成形する上型とで構成し、支持部
寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部
を形成し、下型に回動自在に設けた回転カムと、入り込
み成形部を有し、前記回転カムに対向させて摺動自在に
設けたスライドカムと、成形後、ワークを下型から取り
出せる状態まで回転カムを回動後退させる、下型に設け
た自動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置されたワ
ークを回転カムの入り込み成形部とスライドカムの入り
込み成形部で、スライドカムは摺動してワークを成形
し、成形後、自動復帰具により回転カムを回動後退さ
せ、成形したワークを下型より取り出せるようにした負
角成形型において、回転カムの両端からそれぞれ支持軸
を突出させ、支持軸を下型に保持させて回転カムを回動
自在に設け、下型と回転カムとに回転カムの軸方向の位
置を決める位置決め手段を設けた負角成形型とした。 【0018】 【発明の実施の態様】本発明を、添付する図面に示す具
体的な一実施例に基づいて、以下詳細に説明する。 【0019】図1は、負角成形型で成形する自動車の金
属製薄板部品の加工前と加工後を示す断面図であり、図
1(b)に示すワークWの下部が入り込み成形部であ
る。 【0020】また、この部品は、自動車の外板部分を構
成するため三次元曲面・曲線を有するものである。 【0021】図2で、下型1は上部にワークWの支持部
2を形成し、支持部2側の縁部に上型3の軌跡より入り
込んだ入り込み成形箇所を有する回転カム5を、下型1
に回転自在に設ける。符号Cは回転カム5の回転の中心
である。ワークWを成形後、ワークWを下型1より取り
出せるように、図示しないが、回転カム5を回転後退さ
せるエアシリンダなどの自動復帰具を、下型1に設け
る。回転カム5を支持する回動支持部材6はボルト7に
より下型1に固定する。 【0022】上型3にはスライドカム8とパッド9が配
置してある。 【0023】回転カムを軸方向において所定の成形姿勢
に維持させて良い品質の金属製薄板成形品を提供すべ
く、図3に示すように、下型1と回転カム5とに回転カ
ム5の軸方向の位置を決める位置決め手段を設ける。図
3はその模式図である。 【0024】軸状の回転カム5の両端には、それぞれ支
持軸11を突設させ、円筒状のメタル12を固着した軸
受13のメタル12に支持軸11を回転自在に内嵌めし
て回転カム5を回動可能とする。支持軸11の基板14
を回転カム5の軸端にボルト15により固定し、支持軸
11を嵌合させる軸受13はボルト16により下型1に
固定する。 【0025】回転カム5はその両端を軸受13により保
持させるので、従来のように回転カムを下型に直接接触
させれば正確な加工が要求されるが、回転カム5の大部
分を下型1に直接接触させて支持しないので、回転カム
5や下型1の加工が容易となる。 【0026】回転カム5の軸方向の位置決めをするため
に、下型1に軸方向の位置決めブロック17をボルト1
8により固定し、この位置決めブロック17と対向する
回転カム5の箇所に位置決めブロック17と嵌合して回
転カム5を所定の位置に位置させる受けブロック19を
ボルト20にて固定する。プレス加工時に回転カム5に
軸方向の荷重がかかっても回転カム5の軸方向への移動
は受けブロック19と位置決めブロック17との嵌合に
より阻止する。この実施例では位置決めブロック17を
凸状に受けブロック19を凹状に形成した例を示した
が、本発明はこれに限定されるものでなく、位置決めブ
ロックを凹状に受けブロックを凸状に形成してもよい。
また、これ等に限定されることなく、回転カムの加工時
の移動を阻止する位置に移動阻止壁体を設けてもよい。
なお、本実施例で下型1の位置決めブロック17を凸状
に形成したのは、塵埃や油が付着しても落下しやすく、
使用に好適な為である。 【0027】図4および図5に位置決めブロック17
を、図6および図7に受けブロック19の実例を示す。
回転カム5が概略円柱状であるので、位置決めブロック
17は回転カム5の円柱の外周に沿う円弧凹状に形成
し、受けブロック19は前記位置決めブロック17と嵌
合する形状に形成してある。 【0028】回転カム5は、その両端を軸受13により
回転自在に支持させ、従来のように下型1で回転カム5
の外周の殆どの部分を支持させるのではなく、図2に示
すように一部分を支持させている。 【0029】回転カム5は、その中心部の回転カム本体
21の上部に入り込み成形部4をボルト23で固定し、
側部に押圧側部24をボルト25で固定し、底部に回動
当接部26をボルト27で固定する。 【0030】この回転カム5は、その回動当接部26を
回動支持部材6に当接させる外に、押圧側部24を下型
1のバックアップ部28に当接させる。これは、回転カ
ム5の入り込み成形部4とスライドカム8の入り込み成
形部22とでワークWを入り込み成形する際、回転カム
5が変形するのを阻止するために、バックアップ部28
を設けて、押圧側部24と当接させる。バックアップ部
28を積極的に設けて回転カム5の変形を阻止し、良い
品質の金属製薄板成形品が提供できる。 【0031】スライドカム8は、上型基板31にボルト
32により固着された作動カム33上を摺動し、さら
に、下型1にボルト34で固着されたカムベース35上
を摺動する。 【0032】このスライドカム8は、基部36にボルト
37に固着されたブラケット38に入り込み成形部22
をボルト39により固着する。 【0033】スライドカム8の基部36は、ボルト40
により固着したウェアプレート41が、ボルト43でカ
ムベース35に固着したウェアプレート42に当接して
摺動する。 【0034】また、ブラケット38の下面にボルト50
により固着したウェアプレート43は、回転カム5の回
転カム本体21にボルト44により固着したウェアプレ
ート45に当接して摺動する。 【0035】負角成形の際、ワークは、通常入り込み成
形部が回転カムの軸線方向で軸線からの距離が変化す
る。入り込み成形部が軸線からの距離がわずかな場合は
問題ないが、図8に示すように、その距離が大きくなる
と、回転カムの直径を軸線方向C−Cで異ならしめた異
径回転カム201が使用されている。異径回転カム20
1であると、異径角部202でワークWにキズを付ける
ことが多い。 【0036】そこで、本発明では、入り込み成形部が軸
線からの距離が大きく変化する場合、異径回転カムを用
いることなく、軸線からの距離に応じた押圧側部24を
用いる。その押圧側部24は、入り込み成形部が軸線か
ら距離に応じて徐々に変化させたものを用いる。 【0037】 【発明の効果】本発明は、上述のように、金属製薄板の
ワークを支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線
方向に下降してワークに衝合してワークを成形する上型
とで構成し、支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込
んだ入り込み成形部を形成し、下型に回動自在に設けた
回転カムと、入り込み成形部を有し、前記回転カムに対
向させて摺動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワ
ークを下型から取り出せる状態まで回転カムを回動後退
させる、下型に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支
持部に載置されたワークを回転カムの入り込み成形部と
スライドカムの入り込み成形部で、スライドカムは摺動
してワークを成形し、成形後、自動復帰具により回転カ
ムを回動後退させ、成形したワークを下型より取り出せ
るようにした負角成形型において、回転カムの両端から
それぞれ支持軸を突出させ、支持軸を下型に保持させて
回転カムを回動自在に設け、下型と回転カムとに回転カ
ムの軸方向の位置を決める位置決め手段を設けた負角成
形型であるので、回転カムが僅かに回動し所定の成形姿
勢が維持できず、ワークの曲面に段差が生じたり、正確
な曲線に成形できない場合があり、1/100mm台の
精度の製品を提供するのは困難な場合もあり、良い品質
の金属薄板成形品が出来ない場合があったが、回転カム
を所定の成形姿勢に維持して良い品質の金属製薄板成形
品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の負角成形型で成形する自動車の金属薄
板部品の加工前と加工後を示す2断面図である。 【図2】図1の金属薄板部品を入り込み成形した上型が
下死点まで下降した状態の縦断面図である。 【図3】本発明の回転カムの支持と位置決め状態を示す
模式図である。 【図4】本発明の位置決め手段の一例の位置決めブロッ
クの正面図である。 【図5】図4のV矢視図である。 【図6】本発明の位置決め手段の一例の受けブロックの
正面図である。 【図7】図6の側面図である。 【図8】回転カムの軸線からの距離が大きく変化する場
合に用いた従来の異径回転カムの平面図である。 【図9】入り込み成形する従来の負角成形型の上型が上
死点の状態の縦断面図である。 【図10】図9の従来の負角成形型の上型が下降して下
型に当接し回転カムを成形姿勢とした状態の縦断面図で
ある。 【図11】図9の従来の負角成形型の上型が下死点の状
態の縦断面図である。 【図12】図9の従来の負角成形型が入り込み成形して
上型が上昇し、上死点の状態にある縦断面図である。 【符号の説明】 W…ワーク 2…支持部 1…下型 3…上型 4…入り込み成形部 5…回転カム 22…入り込み成形部 8…スライドカム 11…支持軸 17…位置決めブロック(位置決め手段の例) 19…受けブロック(位置決め手段の例) 28…バックアップ部 24…押圧側部
板部品の加工前と加工後を示す2断面図である。 【図2】図1の金属薄板部品を入り込み成形した上型が
下死点まで下降した状態の縦断面図である。 【図3】本発明の回転カムの支持と位置決め状態を示す
模式図である。 【図4】本発明の位置決め手段の一例の位置決めブロッ
クの正面図である。 【図5】図4のV矢視図である。 【図6】本発明の位置決め手段の一例の受けブロックの
正面図である。 【図7】図6の側面図である。 【図8】回転カムの軸線からの距離が大きく変化する場
合に用いた従来の異径回転カムの平面図である。 【図9】入り込み成形する従来の負角成形型の上型が上
死点の状態の縦断面図である。 【図10】図9の従来の負角成形型の上型が下降して下
型に当接し回転カムを成形姿勢とした状態の縦断面図で
ある。 【図11】図9の従来の負角成形型の上型が下死点の状
態の縦断面図である。 【図12】図9の従来の負角成形型が入り込み成形して
上型が上昇し、上死点の状態にある縦断面図である。 【符号の説明】 W…ワーク 2…支持部 1…下型 3…上型 4…入り込み成形部 5…回転カム 22…入り込み成形部 8…スライドカム 11…支持軸 17…位置決めブロック(位置決め手段の例) 19…受けブロック(位置決め手段の例) 28…バックアップ部 24…押圧側部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属製薄板のワークを支持部に載置する
下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに衝
合してワークを成形する上型とで構成し、支持部寄りの
縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形成
し、下型に回動自在に設けた回転カムと、入り込み成形
部を有し、前記回転カムに対向させて摺動自在に設けた
スライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出せる
状態まで回転カムを回動後退させる、下型に設けた自動
復帰具とよりなり、下型の支持部に載置されたワークを
回転カムの入り込み成形部とスライドカムの入り込み成
形部で、スライドカムは摺動してワークを成形し、成形
後、自動復帰具により回転カムを回動後退させ、成形し
たワークを下型より取り出せるようにした負角成形型に
おいて、回転カムの両端からそれぞれ支持軸を突出さ
せ、支持軸を下型に保持させて回転カムを回動自在に設
け、下型と回転カムとに回転カムの軸方向の位置を決め
る位置決め手段を設けた負角成形型。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060153A JP3492640B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 負角成形型 |
TW090110580A TW512082B (en) | 2001-03-05 | 2001-05-03 | Negative angle forming die |
CA002345941A CA2345941C (en) | 2001-03-05 | 2001-05-04 | Negative-angle forming die |
EP01111669A EP1238722B1 (en) | 2001-03-05 | 2001-05-14 | Negative-angle forming die |
DE60114983T DE60114983T2 (de) | 2001-03-05 | 2001-05-14 | Formwerkzeug zum Biegen eines negativen Winkels |
KR1020010027153A KR100667196B1 (ko) | 2001-03-05 | 2001-05-18 | 부각 성형 다이 |
BR0103096-5A BR0103096A (pt) | 2001-03-05 | 2001-06-04 | Aparelho para o acionamento de came rotativo para matriz para a formação de um ngulo negativo |
CN01121215A CN1373015A (zh) | 2001-03-05 | 2001-06-06 | 负角成形模 |
US09/875,100 US6526797B2 (en) | 2001-03-05 | 2001-06-07 | Negative-angle forming die |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060153A JP3492640B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 負角成形型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002263752A JP2002263752A (ja) | 2002-09-17 |
JP3492640B2 true JP3492640B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=18919612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001060153A Expired - Fee Related JP3492640B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 負角成形型 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6526797B2 (ja) |
EP (1) | EP1238722B1 (ja) |
JP (1) | JP3492640B2 (ja) |
KR (1) | KR100667196B1 (ja) |
CN (1) | CN1373015A (ja) |
BR (1) | BR0103096A (ja) |
CA (1) | CA2345941C (ja) |
DE (1) | DE60114983T2 (ja) |
TW (1) | TW512082B (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004042109A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Umix Co Ltd | 負角成形型の回転カム移動装置 |
US7258030B2 (en) * | 2003-01-21 | 2007-08-21 | Syron Engineering & Manufacturing, Llc | Failsafe element for rotary cam unit used in a flanged die |
US7523634B2 (en) * | 2004-08-24 | 2009-04-28 | Helical Cam, Llc. | Forming die having filler cam assembly |
JP2006116558A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Your Business:Kk | 金属板のプレス成形装置 |
FR2876929B1 (fr) * | 2004-10-27 | 2008-05-16 | Renault Sas | Procede de fabrication d'une piece metallique a tres haute limite elastique, notamment en acier, et piece correspondante |
US8171821B2 (en) * | 2006-09-28 | 2012-05-08 | Helical Cam, Llc | Corner cam assembly |
JP5210365B2 (ja) | 2010-09-17 | 2013-06-12 | 株式会社ユアビジネス | プレス成形用金型 |
DE102010051790A1 (de) * | 2010-11-18 | 2012-05-24 | GM Global Technology Operations LLC | Abkantvorrichtung mit Rotationswerkzeug |
BR112013013582A2 (pt) | 2010-12-02 | 2016-09-06 | Norgren Automation Solutions Llc | matriz de dobramento |
DE102012203571C5 (de) * | 2012-03-07 | 2016-07-28 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Verfahren zum plastischen Umformen mehrerer elektrisch leitender Schichten eines Flachleiters zu einer mehrdimensionalen Kontur sowie Vorrichtungen für dieses Verfahren |
FR2991908B1 (fr) * | 2012-06-19 | 2014-06-13 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Presse d’emboutissage a contre-forme rotative cooperant avec des blocs de guidage |
FR3008910B1 (fr) * | 2013-07-23 | 2016-01-01 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Outillage de presse pour le tombage et le renvoi en une seule operation d'un meme bord d'une piece de tolerie |
CN109794546A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-05-24 | 安徽汇精模具研发科技有限公司 | 冲压件挤压成型装置 |
CN111421056A (zh) * | 2020-03-12 | 2020-07-17 | 露笑新能源技术有限公司 | 一种八字形钣金件一次冲压成型模具 |
CN113798385A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-12-17 | 广州敏实汽车零部件有限公司 | 汽车门框中柱内板实现连续自动化生产的冲压工艺及装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4365500A (en) * | 1981-01-30 | 1982-12-28 | Chesley F. Carlson Company | Web bending fixture |
US4434644A (en) * | 1982-01-13 | 1984-03-06 | Ready Tools, Inc. | Rotary bending and forming devices |
JPH08276218A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-22 | Mazda Motor Corp | 板材の成形装置 |
US5784916A (en) * | 1997-02-05 | 1998-07-28 | Umix Co., Ltd. | Thin sheet forming die assembly including a lower die having plural parallel rotating cylindrical members |
US5746082A (en) * | 1997-02-05 | 1998-05-05 | Umix Co., Ltd. | Thin sheet forming die assembly including lower die cylindrical member having varied diameters |
JPH11226672A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-24 | Toyota Motor Corp | プレス用金型 |
JPH11285740A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-10-19 | Toyota Motor Corp | 回転カム軸受構造 |
US6038908A (en) * | 1998-12-08 | 2000-03-21 | Yourbusiness Co., Ltd. | Bending die having rotary die |
JP3051735B1 (ja) * | 1999-04-15 | 2000-06-12 | ユミックス株式会社 | 負角成形型とその加圧装置 |
JP3370628B2 (ja) * | 1999-11-15 | 2003-01-27 | ユミックス株式会社 | 負角成形型 |
-
2001
- 2001-03-05 JP JP2001060153A patent/JP3492640B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-05-03 TW TW090110580A patent/TW512082B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-05-04 CA CA002345941A patent/CA2345941C/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-05-14 EP EP01111669A patent/EP1238722B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-14 DE DE60114983T patent/DE60114983T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-18 KR KR1020010027153A patent/KR100667196B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-06-04 BR BR0103096-5A patent/BR0103096A/pt not_active IP Right Cessation
- 2001-06-06 CN CN01121215A patent/CN1373015A/zh active Pending
- 2001-06-07 US US09/875,100 patent/US6526797B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR0103096A (pt) | 2002-12-10 |
TW512082B (en) | 2002-12-01 |
KR100667196B1 (ko) | 2007-01-12 |
EP1238722B1 (en) | 2005-11-16 |
KR20020071427A (ko) | 2002-09-12 |
DE60114983D1 (de) | 2005-12-22 |
EP1238722A2 (en) | 2002-09-11 |
CN1373015A (zh) | 2002-10-09 |
CA2345941A1 (en) | 2002-09-05 |
JP2002263752A (ja) | 2002-09-17 |
CA2345941C (en) | 2008-07-08 |
EP1238722A3 (en) | 2003-09-10 |
US6526797B2 (en) | 2003-03-04 |
US20020124619A1 (en) | 2002-09-12 |
DE60114983T2 (de) | 2006-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3492640B2 (ja) | 負角成形型 | |
JP3505157B2 (ja) | 負角成形型 | |
JP3370628B2 (ja) | 負角成形型 | |
JP3492642B2 (ja) | 負角成形型の回転カム移動装置 | |
US20030226388A1 (en) | Rotary drive apparatus for rotary body | |
US5746082A (en) | Thin sheet forming die assembly including lower die cylindrical member having varied diameters | |
JP2002263754A (ja) | 負角成形型の回転カム駆動装置 | |
JPS60166122A (ja) | 薄板の成形方法とその成形型 | |
JP3196615B2 (ja) | プレス金型 | |
JP3773922B2 (ja) | 負角成形型 | |
JP2866630B2 (ja) | 薄板の成形型 | |
JP2002102942A (ja) | プレス金型装置 | |
JP2866629B2 (ja) | 薄板の成形型 | |
JP2005074447A (ja) | 負角成形型の回転カム駆動装置 | |
JP2563371B2 (ja) | ベンダー工具 | |
JPH069700Y2 (ja) | ベンド金型 | |
JP2008260060A (ja) | 負角成形型 | |
JPH10192984A (ja) | 薄板の成形型 | |
JPH04253517A (ja) | 薄板の成形金型 | |
JPH08256B2 (ja) | 薄板の成形型 | |
JP2005118788A (ja) | 袋状ワーク加工用負角成形型 | |
KR19980068563A (ko) | 박판의 성형형 | |
JPH0661311U (ja) | 成形加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071114 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |