JP3370628B2 - 負角成形型 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製薄板を成形
する負角成形型に関する。ここで、負角成形型とは上型
の直線方向の下降軌跡より下型内に入り込んだ成形をい
う。 【0002】 【従来の技術】金属製薄板のワークを上型の直線方向の
下降軌跡より下型内に入り込んだ負角成形は、通常スラ
イドカムを用いて行われている。 【0003】従来の金属製薄板のワークの入り込み成形
は、下型上にワークを載置し、上型を垂直下方に下降さ
せて下型の受動カムを上型の作動カムにて駆動し、ワー
クを横方向から加工し、加工が完了し上型が上昇する
と、作動カムをスプリングにより後退させていた。 【0004】この場合、ワークの外方横方向から摺動し
てワークを成形する受動カムの成形部は、ワークの成形
部形状と同一の一体形状に形成してあるが、ワークが載
置される下型の成形部は、加工完了後ワークを下型から
取り出さねばならないので、下型の入り込み部分を分割
し後退させるか、あるいは入り込み部分の後部を削除し
ておきワークを前方へ移動させてワークの取り出しを可
能としなければならない。入り込みの程度が僅かである
場合はあまり問題にならないが、入り込み程度が大きい
場合やワークが細長い枠状の断面が溝状で、たとえば、
自動車の金属製薄板のフロントピラーアウターのような
部品では、そのワークの溝幅が狭いため、入り込んだ下
型の部分を分割したり削除したりすると、受動カムの成
形部で形状がくっきり形成できないのみならず、下型の
強度も不足し入り込み成形加工が不可能であった。 【0005】また、製品に捩れや歪が生じ、製品を修正
する必要が生じる場合もあるが、サイドパネル、フェン
ダー、ルーフ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネ
ルやフロントピラーアウターのような自動車の外板部分
を構成する部品では三次元の曲面・曲線を有し、製品の
修正は実際上不可能に近い。自動車の金属製薄板組立の
場合、製品に捩れや歪が生じていると、他の部品と結合
させにくく、高品質の自動車金属製薄板構造の提供がで
きなくなり、金属製薄板成形品の所定の製品精度を維持
することができなかった。 【0006】上記の問題を解決するため、上型の下降直
線運動を回転運動に変換して円柱体を回動させ、上型の
直線方向の下降軌跡より下型内に入り込んだ成形部分を
成形させ、成形後、成形したワークが下型より取り出せ
る状態まで円柱体を回動後退させるべく、次の構成が提
案された。 【0007】すなわち、図8〜図11に示すように、金
属製薄板のワークWを支持部101に載置する下型10
2と、前記下型102に対し直線方向に下降してワーク
Wに衝合してワークWを成形する上型103とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝104を有
し、溝104の支持部101寄りの縁部に上型103の
軌跡より入り込んだ入り込み成形部105を形成し、下
型102に回動自在に設けた円柱体106と、入り込み
成形部107を有し、前記円柱体106に対向させて上
型103に摺動自在に設けたスライドカム108と、成
形後、ワークWを下型102から取り出せる状態まで円
柱体106を回動後退させる、下型102に設けた自動
復帰具109とよりなり、下型102の支持部101に
載置されたワークWを、円柱体106の入り込み成形部
105とスライドカム108の入り込み成形部107
で、円柱体106は回動すると共にスライドカム108
は摺動してワークWを成形し、成形後、自動復帰具10
9により円柱体106を回動後退させ、成形したワーク
Wを下型102より取り出せるようにした負角成形型と
した。 【0008】この負角成形型の作動について述べる。 【0009】まず、図8に示すように、上型103は上
死点に位置しており、その時下型102の支持部101
にワークWを載置する。この時は、円柱体106は自動
復帰具109により回動後退している。 【0010】次に、上型103が下降し始め、図9に示
すように、先ず最初にスライドカム108が円柱体10
6の入り込み成形部105に干渉することなく、スライ
ドカム108の下面が回動プレート111に当接し、円
柱体106を図9において右回りに回動させ、円柱体1
06を成形姿勢にし、続いて、パッド110がワークW
を押圧する。 【0011】上型103がなお下降し続けると、型の外
側方向に付勢されているスライドカム108は、コイル
スプリング112の付勢力に抗して、カムの作用によっ
て横方向で左方へ移動し、図10に示す状態となり、回
動した円柱体106の入り込み成形部105とスライド
カム108の入り込み成形部107とでワークWの入り
込み成形を行う。 【0012】入り込み成形後は上型103が上昇し始め
る。スライドカム108はコイルスプリング112によ
り型の外方向に付勢されており、図11において右方に
移動し入り込み成形されたワークWと干渉することなく
上昇する。 【0013】一方、円柱体106は拘束していたスライ
ドカム108が上昇するため、自動復帰具109により
図11において左方へ回動し、入り込み成形したワーク
Wの下型102よりの取り出しの際、ワークWが円柱体
106の入り込み成形部105と干渉することなく取り
出せる。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】前述の負角成形加工
は、コイルスプリング112で付勢されたスライドカム
108の下面が自動復帰具109のコイルスプリング1
13に付勢された回動プレート111に当接し、円柱体
106を右回りに回動させ、円柱体106を成形姿勢に
し、その後パッド110がワークWを押圧する。パッド
110の載置されたワークWへの付勢力が強すぎて成形
姿勢のワークWを図で左方向に若干回動させたり、ま
た、スライドカム108のコイルスプリング112と自
動復帰具109のコイルスプリング113の付勢力のバ
ランスがとれていなかったりして、円柱体106は僅か
に回動し所定の成形姿勢が維持できず、ワークWの曲面
に段差が生じたり、正確な曲線に成形できない場合があ
り、1/100mm台の精度の製品を提供するのは困難
な場合もあり、良い品質の負角成形加工ができない場合
があった。 【0015】また、図8〜図11から分かるように、円
柱体106は溝104部以外の外周は下型102に直接
接触して支持させているので、円柱体106および下型
102の円柱体106の支持部(断面概略円状の孔)の
加工を正確にせねばならず加工も難しい。 【0016】さらに、円柱体106の殆どの外周を下型
102で支持させ、その上、円柱体106からは回転プ
レート111を突出させているので、負角成形型が大き
くなり、高価なものとなっていた。 【0017】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、柱状体は僅かに回動して所定の成形姿勢
が維持できず、ワークの曲面に段差が生じたり、正確な
曲線に成形できない場合があり、1/100mm台の精
度の製品を提供するのは困難な場合もあり、良い品質の
金属薄板成形品を提供できない場合があったが、柱状体
を所定の成形姿勢に維持させて良い品質の金属薄板成形
品を提供すべく、金属製薄板のワークを支持部に載置す
る下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに
衝合してワークを成形する上型とで構成し、支持部寄り
の縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形
成し、下型に回動自在に設けた柱状体と、入り込み成形
部を有し、前記柱状体に対向させて下型に摺動自在に設
けたスライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出
せる状態まで柱状体を回動後退させる、下型に設けた自
動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置されたワーク
を柱状体の入り込み成形部とスライドカムの入り込み成
形部で、スライドカムは摺動してワークを成形し、成形
後、自動復帰具により柱状体を回動後退させ、成形した
ワークを下型より取り出せるようにした負角成形型にお
いて、柱状体の下部に概略三角形状の突出片を突出さ
せ、柱状体の下方にエアシリンダを配置し、エアシリン
ダのピストンロッドの先端にロックブロックを固着し、
突出片の接合面とロックブロックの接合面とを接合さ
せ、ロックブロックの突出片との接合面と反対側の摺動
面を下型の垂直状の摺動面に当接させ、下型の摺動面を
十分に補強させるため摺動面の近傍にリブを設け、突出
片と接合するロックブロックのテーパ面のテーパ角は小
さすぎるとロックブロックのくい込み力が大きすぎて引
き抜くときに大きい引き抜き力を必要とし、テーパ角が
大きすぎると柱状体を加工完了位置に維持しにくくなる
ので、適宜大きさのテーパ角に設定するようにした負角
成形型とした。 【0018】 【発明の実施の態様】本発明を、添付する図面に示す具
体的な一実施例に基づいて、以下詳細に説明する。 【0019】図1は、負角成形型で成形する自動車の金
属製薄板部品の加工前と加工後を示す断面図であり、図
1(b)に示すワークWの下部が入り込み成形部1であ
る。 【0020】また、この部品は、自動車の外板部分を構
成するため三次元曲面・曲線を有するものである。 【0021】図2で、下型2は図に向かって左上部にワ
ークWの支持部3を形成し、支持部3側の縁部に上型4
の軌跡より入り込んだ入り込み成形部26を形成した柱
状体5を、下型2に回転自在に設ける。符号Cは柱状体
5の回転の中心である。ワークWを成形後、ワークWを
下型1より取り出せるように、図3、図4に示すよう
に、柱状体5を回転後退させる自動復帰具としてエアシ
リンダ6を、下型2に設ける。 【0022】下型2にピン27により連結したエアシリ
ンダ6のピストンロッド7の先端を、柱状体5の外端に
固着し軸受11で回転自在に支持した支持軸12端面
に、ボルト8により固定したリンク9に、ピン10によ
り連結する。自動復帰具は上記のような空圧装置の外に
コイルスプリングで付勢したプッシュピン、油圧装置、
リンク機構、カムあるいはこれ等に類似する機構を用い
ることができる。 【0023】また、下型2には、図2に示すように、前
記柱状体5に対向する位置に摺動するスライドカム13
を設ける。このスライドカム13は先端上部の柱状体5
寄りに入り込み成形部14を形成し、スライドカム13
をガイドポスト15あるいは図5に示すように、下面を
摺動させることにより案内し、スライドカム13はスラ
イドカム13と下型2との間に設けたガススプリング1
6で型の外側方向(柱状体13から遠ざかる方向)に付
勢する。スライドカム13は図6に示すように下型2の
停止面17により停止する。なお、ガススプリング16
は螺着したプラグ18によりそのロッド19により作動
した付勢力の反力を支持させている。 【0024】ガススプリング16は、シリンダ25内に
使用用途に応じた高圧ガス、例えば150kg/cm2
の高圧ガスが収容されていて、シリンダ25から突出し
たロッド19が伸縮しても、ロッド伸縮行程の全長にわ
たりほぼ一定の出力、例えば150kg/cm2 が得ら
れる。これは、2個のタンクがシリンダ25内に内蔵さ
れているが、ロッド19が収縮し、一方のタンクに圧力
がかかると一方のタンクから高圧ガスが流出し、他方の
タンクに流入させて、ロッド19の全行程にわたり、ほ
ぼ一定の出力が得られる。 【0025】このように、ガススプリング16は、コイ
ルスプリングと異なり、作動し始めから高出力が全行程
にわたり得られ、スライドカム13を確実に復帰させる
ことができ、安全である。 【0026】また、ガススプリング16によるとスライ
ドカム13に150mmのような長い距離も移動させる
ことができ、大形のワークの自動車の薄板成形品のサイ
ドパネルなどの加工も可能となる。 【0027】パッド20はコイルスプリング21により
下方に付勢され、吊りボルト22により上型4に吊り下
げられ、柱状体26が成形姿勢に位置した後、入り込み
成形する前にワークWが移動しないように、ワークWを
下型2に強く押し付ける。 【0028】また、上型4には、下型2のスライドカム
13に対向する箇所に作動カム23を上型基板24に固
着してある。 【0029】本負角成形型では、1/100mm台の精
度の良い品質の金属薄板成形品を提供すべく、柱状体5
が僅かでも回動しないように、ロック装置を設けた。 【0030】図2、図4、図6に示すように、柱状体5
の下部に概略三角形状の突出片31を突出させ、その下
方にエアシリンダ32を配置し、そのピストンロッド3
3の先端にロックブロック34を固着し、突出片31の
接合面35とロックブロック34の接合面36とを接合
させる。また、ロックブロック34の接合面36と反対
側の摺動面37を下型2の垂直状の摺動面38に当接さ
せる。さらに、下型2の摺動面38を十分に補強させる
ためにその近傍にリブ39を設ける。 【0031】ワークWを下型2の支持部3上に載置し、
上型4が下降すると、エアシリンダ6により柱状体5は
図2に示す状態となり、柱状体5は成形姿勢になる。こ
こで、柱状体5が僅かでも回動しないように、図2に示
すように、エアシリンダ32のピストンロッド33を伸
長させ、そのロックブロック34のテーパ状の接合面3
6を柱状体5の突出片31の接合面35に当接させ、ロ
ックブロック34の摺動面37を下型2の摺動面38に
当接させる。図2に示すように、柱状体5の突出片31
の接合面35と下型2の摺動面38とにより形成される
空間にロックブロック34の楔びが入り込んでおり、柱
状体5は僅かでも回動するようなことは全くなくなる。
したがって、ワークWの曲面に段差が生じたり、曲線が
不正確になるようなことがなく、1/100mm台の精
度の良い品質の負角成形加工ができる。 【0032】ロックブロック34のテーパ角αは小さす
ぎるとロックブロック34のくい込み力が大きすぎて引
き抜くときに大きい引き抜き力を必要とし、テーパ角α
が大きすぎると柱状体5をその位置に維持しにくくなる
ので、適宜大きさのテーパ角αに設定する。 【0033】柱状体5をロックブロック34の成形姿勢
に位置させた後、上型4を下降させスライドカム13を
ワークWに近づける。 【0034】上型4が引き続き下降し、作動カム23に
よりスライドカム13はワークWの下端部に当接して、
下死点で図2の状態となる。スライドカム13の入り込
み成形部14と柱状体5の入り込み成形部26とでワー
クWを成形する。柱状体5の中心Cより上方にスライド
カム13の入り込み成形部14が衝合しても、柱状体5
の中心Cより下方の突出片31がロックブロック34に
接合しているので、柱状体5は回動するようなことはな
い。 【0035】突出片31とロックブロック34とはテー
パ嵌合しているので隙間なく嵌合しており、柱状体5は
少しも回動しない。また、使用中の突出片31のテーパ
面35、ロックブロック34のテーパ面36、摺動面3
7、下型2の摺動面38が摩耗してもエアシリンダ32
のピストンロッド33のストロークが僅か伸長するだけ
で、柱状体5の僅かな回動も許さない。 【0036】負角成形加工後は、上型4が上昇し、エア
シリンダ6が作動し、図6に示すようにスライドカム1
3はガススプリング16のロッド19が伸長してスライ
ドカム13は下型2の停止面17に当接するまで後退
し、エアシリンダ6の作動により柱状体5は図6・図7
に示す状態まで後退回動し、ワークWは柱状体5に干渉
させることなく下型2から取り出せる。なお、図6にお
いて、柱状体5は中心Cを中心として成形姿勢まで回動
するが、ロックブロック34と干渉するようなことはな
い。 【0037】次に、本負角成形型では、柱状体5を全周
にわたり下型2で支持させずにより一層簡単な構造とす
る。 【0038】図4に示すように、従来のように柱状体の
外周を略全周にわたり支持させることなく、柱状体5の
両端に支持軸12を固着して突出させ、下型2に外嵌め
した軸受11にその支持軸12を内嵌めして至極簡単な
構造とした。この柱状体5が例えば1200mmのよう
に長くなり撓みが大きくなる場合は、柱状体5の両端の
間を適宜個数の支持体(図示せず)で支持させる。 【0039】さらに、本負角成形型では、柱状体5を可
及的に中心角が小さい扇状に形成し、引いては負角成形
型を小さくして負角成形型を安価に提供できるようにす
る。 【0040】図5において、柱状体5はその中心Cより
上方に入り込み成形部26が凹設してあって、柱状体5
の下方には伝達板39が固着してあって、下型2の衝合
面40に伝達板は当接させてある。従来の負角成形型の
柱状体は略全外周面にわたり下型2により支持させてい
るので、負角成形型が大きく高価となっていた。本負角
成形型では柱状体5と下型2との接合部を概略1/4円
周とした。柱状体5を可及的に小さくするために、柱状
体5の入り込みけ成形部26は柱状体5の中心Cより上
方にあり、それで、柱状体5も柱状体5を支持する下型
2の部分も概略1/4円周(中心角が略90°程度の扇
形断面)とし、スライドカム13の入り込み成形部14
より受ける加圧力は斜上方を向くので、その反力を受け
られるように伝達板39の下面は下型2の衝合面40に
当接させ、さらに入り込み成形部14を支持するスライ
ドカム13の突出部41は前記伝達板39の上面に当接
させるようにした。これにより、成形加圧力は下型2に
受け止められくっきりした負角成形加工ができる。 【0041】負角成形加工後は、図7に示すように、上
型4が上昇し、スライドカム13はガススプリング16
の付勢力により後退し、柱状体5はエアシリンダ6の作
動により後退回動し、ワークWは柱状体5に干渉するこ
となく下型2から取り出せる。 【0042】 【発明の効果】本発明は、上述のように、金属製薄板の
ワークを支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線
方向に下降してワークに衝合してワークを成形する上型
とで構成し、支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込
んだ入り込み成形部を形成し、下型に回動自在に設けた
柱状体と、入り込み成形部を有し、前記柱状体に対向さ
せて下型に摺動自在に設けたスライドカムと、成形後、
ワークを下型から取り出せる状態まで柱状体を回動後退
させる、下型に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支
持部に載置されたワークを柱状体の入り込み成形部とス
ライドカムの入り込み成形部で、スライドカムは摺動し
てワークを成形し、成形後、自動復帰具により柱状体を
回動後退させ、成形したワークを下型より取り出せるよ
うにした負角成形型において、柱状体の下部に概略三角
形状の突出片を突出させ、柱状体の下方にエアシリンダ
を配置し、エアシリンダのピストンロッドの先端にロッ
クブロックを固着し、突出片の接合面とロックブロック
の接合面とを接合させ、ロックブロックの突出片との接
合面と反対側の摺動面を下型の垂直状の摺動面に当接さ
せ、下型の摺動面を十分に補強させるため摺動面の近傍
にリブを設け、突出片と接合するロックブロックのテー
パ面のテーパ角は小さすぎるとロックブロックのくい込
み力が大きすぎて引き抜くときに大きい引き抜き力を必
要とし、テーパ角が大きすぎると柱状体を加工完了位置
に維持しにくくなるので、適宜大きさのテーパ角に設定
するようにした負角成形型であるので、柱状体が僅かに
回動し所定の成形姿勢が維持できず、ワークの曲面に段
差が生じたり、正確な曲線に成形できない場合があり、
1/100mm台の精度の製品を提供するのは困難な場
合もあり、良い品質の金属薄板成形品を出来ない場合が
あったが、柱状体を所定の成形姿勢に維持して良い品質
の金属薄板成形品を提供できる。
する負角成形型に関する。ここで、負角成形型とは上型
の直線方向の下降軌跡より下型内に入り込んだ成形をい
う。 【0002】 【従来の技術】金属製薄板のワークを上型の直線方向の
下降軌跡より下型内に入り込んだ負角成形は、通常スラ
イドカムを用いて行われている。 【0003】従来の金属製薄板のワークの入り込み成形
は、下型上にワークを載置し、上型を垂直下方に下降さ
せて下型の受動カムを上型の作動カムにて駆動し、ワー
クを横方向から加工し、加工が完了し上型が上昇する
と、作動カムをスプリングにより後退させていた。 【0004】この場合、ワークの外方横方向から摺動し
てワークを成形する受動カムの成形部は、ワークの成形
部形状と同一の一体形状に形成してあるが、ワークが載
置される下型の成形部は、加工完了後ワークを下型から
取り出さねばならないので、下型の入り込み部分を分割
し後退させるか、あるいは入り込み部分の後部を削除し
ておきワークを前方へ移動させてワークの取り出しを可
能としなければならない。入り込みの程度が僅かである
場合はあまり問題にならないが、入り込み程度が大きい
場合やワークが細長い枠状の断面が溝状で、たとえば、
自動車の金属製薄板のフロントピラーアウターのような
部品では、そのワークの溝幅が狭いため、入り込んだ下
型の部分を分割したり削除したりすると、受動カムの成
形部で形状がくっきり形成できないのみならず、下型の
強度も不足し入り込み成形加工が不可能であった。 【0005】また、製品に捩れや歪が生じ、製品を修正
する必要が生じる場合もあるが、サイドパネル、フェン
ダー、ルーフ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネ
ルやフロントピラーアウターのような自動車の外板部分
を構成する部品では三次元の曲面・曲線を有し、製品の
修正は実際上不可能に近い。自動車の金属製薄板組立の
場合、製品に捩れや歪が生じていると、他の部品と結合
させにくく、高品質の自動車金属製薄板構造の提供がで
きなくなり、金属製薄板成形品の所定の製品精度を維持
することができなかった。 【0006】上記の問題を解決するため、上型の下降直
線運動を回転運動に変換して円柱体を回動させ、上型の
直線方向の下降軌跡より下型内に入り込んだ成形部分を
成形させ、成形後、成形したワークが下型より取り出せ
る状態まで円柱体を回動後退させるべく、次の構成が提
案された。 【0007】すなわち、図8〜図11に示すように、金
属製薄板のワークWを支持部101に載置する下型10
2と、前記下型102に対し直線方向に下降してワーク
Wに衝合してワークWを成形する上型103とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝104を有
し、溝104の支持部101寄りの縁部に上型103の
軌跡より入り込んだ入り込み成形部105を形成し、下
型102に回動自在に設けた円柱体106と、入り込み
成形部107を有し、前記円柱体106に対向させて上
型103に摺動自在に設けたスライドカム108と、成
形後、ワークWを下型102から取り出せる状態まで円
柱体106を回動後退させる、下型102に設けた自動
復帰具109とよりなり、下型102の支持部101に
載置されたワークWを、円柱体106の入り込み成形部
105とスライドカム108の入り込み成形部107
で、円柱体106は回動すると共にスライドカム108
は摺動してワークWを成形し、成形後、自動復帰具10
9により円柱体106を回動後退させ、成形したワーク
Wを下型102より取り出せるようにした負角成形型と
した。 【0008】この負角成形型の作動について述べる。 【0009】まず、図8に示すように、上型103は上
死点に位置しており、その時下型102の支持部101
にワークWを載置する。この時は、円柱体106は自動
復帰具109により回動後退している。 【0010】次に、上型103が下降し始め、図9に示
すように、先ず最初にスライドカム108が円柱体10
6の入り込み成形部105に干渉することなく、スライ
ドカム108の下面が回動プレート111に当接し、円
柱体106を図9において右回りに回動させ、円柱体1
06を成形姿勢にし、続いて、パッド110がワークW
を押圧する。 【0011】上型103がなお下降し続けると、型の外
側方向に付勢されているスライドカム108は、コイル
スプリング112の付勢力に抗して、カムの作用によっ
て横方向で左方へ移動し、図10に示す状態となり、回
動した円柱体106の入り込み成形部105とスライド
カム108の入り込み成形部107とでワークWの入り
込み成形を行う。 【0012】入り込み成形後は上型103が上昇し始め
る。スライドカム108はコイルスプリング112によ
り型の外方向に付勢されており、図11において右方に
移動し入り込み成形されたワークWと干渉することなく
上昇する。 【0013】一方、円柱体106は拘束していたスライ
ドカム108が上昇するため、自動復帰具109により
図11において左方へ回動し、入り込み成形したワーク
Wの下型102よりの取り出しの際、ワークWが円柱体
106の入り込み成形部105と干渉することなく取り
出せる。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】前述の負角成形加工
は、コイルスプリング112で付勢されたスライドカム
108の下面が自動復帰具109のコイルスプリング1
13に付勢された回動プレート111に当接し、円柱体
106を右回りに回動させ、円柱体106を成形姿勢に
し、その後パッド110がワークWを押圧する。パッド
110の載置されたワークWへの付勢力が強すぎて成形
姿勢のワークWを図で左方向に若干回動させたり、ま
た、スライドカム108のコイルスプリング112と自
動復帰具109のコイルスプリング113の付勢力のバ
ランスがとれていなかったりして、円柱体106は僅か
に回動し所定の成形姿勢が維持できず、ワークWの曲面
に段差が生じたり、正確な曲線に成形できない場合があ
り、1/100mm台の精度の製品を提供するのは困難
な場合もあり、良い品質の負角成形加工ができない場合
があった。 【0015】また、図8〜図11から分かるように、円
柱体106は溝104部以外の外周は下型102に直接
接触して支持させているので、円柱体106および下型
102の円柱体106の支持部(断面概略円状の孔)の
加工を正確にせねばならず加工も難しい。 【0016】さらに、円柱体106の殆どの外周を下型
102で支持させ、その上、円柱体106からは回転プ
レート111を突出させているので、負角成形型が大き
くなり、高価なものとなっていた。 【0017】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、柱状体は僅かに回動して所定の成形姿勢
が維持できず、ワークの曲面に段差が生じたり、正確な
曲線に成形できない場合があり、1/100mm台の精
度の製品を提供するのは困難な場合もあり、良い品質の
金属薄板成形品を提供できない場合があったが、柱状体
を所定の成形姿勢に維持させて良い品質の金属薄板成形
品を提供すべく、金属製薄板のワークを支持部に載置す
る下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに
衝合してワークを成形する上型とで構成し、支持部寄り
の縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形
成し、下型に回動自在に設けた柱状体と、入り込み成形
部を有し、前記柱状体に対向させて下型に摺動自在に設
けたスライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出
せる状態まで柱状体を回動後退させる、下型に設けた自
動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置されたワーク
を柱状体の入り込み成形部とスライドカムの入り込み成
形部で、スライドカムは摺動してワークを成形し、成形
後、自動復帰具により柱状体を回動後退させ、成形した
ワークを下型より取り出せるようにした負角成形型にお
いて、柱状体の下部に概略三角形状の突出片を突出さ
せ、柱状体の下方にエアシリンダを配置し、エアシリン
ダのピストンロッドの先端にロックブロックを固着し、
突出片の接合面とロックブロックの接合面とを接合さ
せ、ロックブロックの突出片との接合面と反対側の摺動
面を下型の垂直状の摺動面に当接させ、下型の摺動面を
十分に補強させるため摺動面の近傍にリブを設け、突出
片と接合するロックブロックのテーパ面のテーパ角は小
さすぎるとロックブロックのくい込み力が大きすぎて引
き抜くときに大きい引き抜き力を必要とし、テーパ角が
大きすぎると柱状体を加工完了位置に維持しにくくなる
ので、適宜大きさのテーパ角に設定するようにした負角
成形型とした。 【0018】 【発明の実施の態様】本発明を、添付する図面に示す具
体的な一実施例に基づいて、以下詳細に説明する。 【0019】図1は、負角成形型で成形する自動車の金
属製薄板部品の加工前と加工後を示す断面図であり、図
1(b)に示すワークWの下部が入り込み成形部1であ
る。 【0020】また、この部品は、自動車の外板部分を構
成するため三次元曲面・曲線を有するものである。 【0021】図2で、下型2は図に向かって左上部にワ
ークWの支持部3を形成し、支持部3側の縁部に上型4
の軌跡より入り込んだ入り込み成形部26を形成した柱
状体5を、下型2に回転自在に設ける。符号Cは柱状体
5の回転の中心である。ワークWを成形後、ワークWを
下型1より取り出せるように、図3、図4に示すよう
に、柱状体5を回転後退させる自動復帰具としてエアシ
リンダ6を、下型2に設ける。 【0022】下型2にピン27により連結したエアシリ
ンダ6のピストンロッド7の先端を、柱状体5の外端に
固着し軸受11で回転自在に支持した支持軸12端面
に、ボルト8により固定したリンク9に、ピン10によ
り連結する。自動復帰具は上記のような空圧装置の外に
コイルスプリングで付勢したプッシュピン、油圧装置、
リンク機構、カムあるいはこれ等に類似する機構を用い
ることができる。 【0023】また、下型2には、図2に示すように、前
記柱状体5に対向する位置に摺動するスライドカム13
を設ける。このスライドカム13は先端上部の柱状体5
寄りに入り込み成形部14を形成し、スライドカム13
をガイドポスト15あるいは図5に示すように、下面を
摺動させることにより案内し、スライドカム13はスラ
イドカム13と下型2との間に設けたガススプリング1
6で型の外側方向(柱状体13から遠ざかる方向)に付
勢する。スライドカム13は図6に示すように下型2の
停止面17により停止する。なお、ガススプリング16
は螺着したプラグ18によりそのロッド19により作動
した付勢力の反力を支持させている。 【0024】ガススプリング16は、シリンダ25内に
使用用途に応じた高圧ガス、例えば150kg/cm2
の高圧ガスが収容されていて、シリンダ25から突出し
たロッド19が伸縮しても、ロッド伸縮行程の全長にわ
たりほぼ一定の出力、例えば150kg/cm2 が得ら
れる。これは、2個のタンクがシリンダ25内に内蔵さ
れているが、ロッド19が収縮し、一方のタンクに圧力
がかかると一方のタンクから高圧ガスが流出し、他方の
タンクに流入させて、ロッド19の全行程にわたり、ほ
ぼ一定の出力が得られる。 【0025】このように、ガススプリング16は、コイ
ルスプリングと異なり、作動し始めから高出力が全行程
にわたり得られ、スライドカム13を確実に復帰させる
ことができ、安全である。 【0026】また、ガススプリング16によるとスライ
ドカム13に150mmのような長い距離も移動させる
ことができ、大形のワークの自動車の薄板成形品のサイ
ドパネルなどの加工も可能となる。 【0027】パッド20はコイルスプリング21により
下方に付勢され、吊りボルト22により上型4に吊り下
げられ、柱状体26が成形姿勢に位置した後、入り込み
成形する前にワークWが移動しないように、ワークWを
下型2に強く押し付ける。 【0028】また、上型4には、下型2のスライドカム
13に対向する箇所に作動カム23を上型基板24に固
着してある。 【0029】本負角成形型では、1/100mm台の精
度の良い品質の金属薄板成形品を提供すべく、柱状体5
が僅かでも回動しないように、ロック装置を設けた。 【0030】図2、図4、図6に示すように、柱状体5
の下部に概略三角形状の突出片31を突出させ、その下
方にエアシリンダ32を配置し、そのピストンロッド3
3の先端にロックブロック34を固着し、突出片31の
接合面35とロックブロック34の接合面36とを接合
させる。また、ロックブロック34の接合面36と反対
側の摺動面37を下型2の垂直状の摺動面38に当接さ
せる。さらに、下型2の摺動面38を十分に補強させる
ためにその近傍にリブ39を設ける。 【0031】ワークWを下型2の支持部3上に載置し、
上型4が下降すると、エアシリンダ6により柱状体5は
図2に示す状態となり、柱状体5は成形姿勢になる。こ
こで、柱状体5が僅かでも回動しないように、図2に示
すように、エアシリンダ32のピストンロッド33を伸
長させ、そのロックブロック34のテーパ状の接合面3
6を柱状体5の突出片31の接合面35に当接させ、ロ
ックブロック34の摺動面37を下型2の摺動面38に
当接させる。図2に示すように、柱状体5の突出片31
の接合面35と下型2の摺動面38とにより形成される
空間にロックブロック34の楔びが入り込んでおり、柱
状体5は僅かでも回動するようなことは全くなくなる。
したがって、ワークWの曲面に段差が生じたり、曲線が
不正確になるようなことがなく、1/100mm台の精
度の良い品質の負角成形加工ができる。 【0032】ロックブロック34のテーパ角αは小さす
ぎるとロックブロック34のくい込み力が大きすぎて引
き抜くときに大きい引き抜き力を必要とし、テーパ角α
が大きすぎると柱状体5をその位置に維持しにくくなる
ので、適宜大きさのテーパ角αに設定する。 【0033】柱状体5をロックブロック34の成形姿勢
に位置させた後、上型4を下降させスライドカム13を
ワークWに近づける。 【0034】上型4が引き続き下降し、作動カム23に
よりスライドカム13はワークWの下端部に当接して、
下死点で図2の状態となる。スライドカム13の入り込
み成形部14と柱状体5の入り込み成形部26とでワー
クWを成形する。柱状体5の中心Cより上方にスライド
カム13の入り込み成形部14が衝合しても、柱状体5
の中心Cより下方の突出片31がロックブロック34に
接合しているので、柱状体5は回動するようなことはな
い。 【0035】突出片31とロックブロック34とはテー
パ嵌合しているので隙間なく嵌合しており、柱状体5は
少しも回動しない。また、使用中の突出片31のテーパ
面35、ロックブロック34のテーパ面36、摺動面3
7、下型2の摺動面38が摩耗してもエアシリンダ32
のピストンロッド33のストロークが僅か伸長するだけ
で、柱状体5の僅かな回動も許さない。 【0036】負角成形加工後は、上型4が上昇し、エア
シリンダ6が作動し、図6に示すようにスライドカム1
3はガススプリング16のロッド19が伸長してスライ
ドカム13は下型2の停止面17に当接するまで後退
し、エアシリンダ6の作動により柱状体5は図6・図7
に示す状態まで後退回動し、ワークWは柱状体5に干渉
させることなく下型2から取り出せる。なお、図6にお
いて、柱状体5は中心Cを中心として成形姿勢まで回動
するが、ロックブロック34と干渉するようなことはな
い。 【0037】次に、本負角成形型では、柱状体5を全周
にわたり下型2で支持させずにより一層簡単な構造とす
る。 【0038】図4に示すように、従来のように柱状体の
外周を略全周にわたり支持させることなく、柱状体5の
両端に支持軸12を固着して突出させ、下型2に外嵌め
した軸受11にその支持軸12を内嵌めして至極簡単な
構造とした。この柱状体5が例えば1200mmのよう
に長くなり撓みが大きくなる場合は、柱状体5の両端の
間を適宜個数の支持体(図示せず)で支持させる。 【0039】さらに、本負角成形型では、柱状体5を可
及的に中心角が小さい扇状に形成し、引いては負角成形
型を小さくして負角成形型を安価に提供できるようにす
る。 【0040】図5において、柱状体5はその中心Cより
上方に入り込み成形部26が凹設してあって、柱状体5
の下方には伝達板39が固着してあって、下型2の衝合
面40に伝達板は当接させてある。従来の負角成形型の
柱状体は略全外周面にわたり下型2により支持させてい
るので、負角成形型が大きく高価となっていた。本負角
成形型では柱状体5と下型2との接合部を概略1/4円
周とした。柱状体5を可及的に小さくするために、柱状
体5の入り込みけ成形部26は柱状体5の中心Cより上
方にあり、それで、柱状体5も柱状体5を支持する下型
2の部分も概略1/4円周(中心角が略90°程度の扇
形断面)とし、スライドカム13の入り込み成形部14
より受ける加圧力は斜上方を向くので、その反力を受け
られるように伝達板39の下面は下型2の衝合面40に
当接させ、さらに入り込み成形部14を支持するスライ
ドカム13の突出部41は前記伝達板39の上面に当接
させるようにした。これにより、成形加圧力は下型2に
受け止められくっきりした負角成形加工ができる。 【0041】負角成形加工後は、図7に示すように、上
型4が上昇し、スライドカム13はガススプリング16
の付勢力により後退し、柱状体5はエアシリンダ6の作
動により後退回動し、ワークWは柱状体5に干渉するこ
となく下型2から取り出せる。 【0042】 【発明の効果】本発明は、上述のように、金属製薄板の
ワークを支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線
方向に下降してワークに衝合してワークを成形する上型
とで構成し、支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込
んだ入り込み成形部を形成し、下型に回動自在に設けた
柱状体と、入り込み成形部を有し、前記柱状体に対向さ
せて下型に摺動自在に設けたスライドカムと、成形後、
ワークを下型から取り出せる状態まで柱状体を回動後退
させる、下型に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支
持部に載置されたワークを柱状体の入り込み成形部とス
ライドカムの入り込み成形部で、スライドカムは摺動し
てワークを成形し、成形後、自動復帰具により柱状体を
回動後退させ、成形したワークを下型より取り出せるよ
うにした負角成形型において、柱状体の下部に概略三角
形状の突出片を突出させ、柱状体の下方にエアシリンダ
を配置し、エアシリンダのピストンロッドの先端にロッ
クブロックを固着し、突出片の接合面とロックブロック
の接合面とを接合させ、ロックブロックの突出片との接
合面と反対側の摺動面を下型の垂直状の摺動面に当接さ
せ、下型の摺動面を十分に補強させるため摺動面の近傍
にリブを設け、突出片と接合するロックブロックのテー
パ面のテーパ角は小さすぎるとロックブロックのくい込
み力が大きすぎて引き抜くときに大きい引き抜き力を必
要とし、テーパ角が大きすぎると柱状体を加工完了位置
に維持しにくくなるので、適宜大きさのテーパ角に設定
するようにした負角成形型であるので、柱状体が僅かに
回動し所定の成形姿勢が維持できず、ワークの曲面に段
差が生じたり、正確な曲線に成形できない場合があり、
1/100mm台の精度の製品を提供するのは困難な場
合もあり、良い品質の金属薄板成形品を出来ない場合が
あったが、柱状体を所定の成形姿勢に維持して良い品質
の金属薄板成形品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の負角成形型で成形する自動車の金属薄
板部品の加工前と加工後を示す2断面図である。 【図2】図1の金属薄板部品を入り込み成形した上型が
下死点まで下降した状態の縦断面図である。 【図3】本発明の柱状体を自動復帰させるエアシリンダ
を取り付けた状態の側面図である。 【図4】図3の一部を断面した正面図である。 【図5】本発明の製品を入り込み加工した状態の下死点
の状態の縦断面図である。 【図6】図2の加工後、上型が上昇した上死点の状態を
示す縦断面図である。 【図7】図5の加工後、上型が上昇した上死点の状態を
示す縦断面図である。 【図8】入り込み成形する従来の負角成形型の上型が上
死点の状態の縦断面図である。 【図9】図8の従来の負角成形型の上型が下降して下型
に当接してワークに接触し始めた状態の縦断面図であ
る。 【図10】図8の従来の負角成形型の上型が下死点の状
態の縦断面図である。 【図11】図8の従来の負角成形型が入り込み成形して
上型が上昇し、上死点の状態にある縦断面図である。 【符号の説明】 W…ワーク 3…支持部 2…下型 4…上型 26…入り込み成形部 5…柱状体 14…入り込み成形部 13…スライドカム 16…エアシリンダ(自動復帰具の例) 31…突出片 32…エアシリンダ 34…ロックブロック 35・36…テーパ面 11…軸受 39…伝達板 40…衝合面
板部品の加工前と加工後を示す2断面図である。 【図2】図1の金属薄板部品を入り込み成形した上型が
下死点まで下降した状態の縦断面図である。 【図3】本発明の柱状体を自動復帰させるエアシリンダ
を取り付けた状態の側面図である。 【図4】図3の一部を断面した正面図である。 【図5】本発明の製品を入り込み加工した状態の下死点
の状態の縦断面図である。 【図6】図2の加工後、上型が上昇した上死点の状態を
示す縦断面図である。 【図7】図5の加工後、上型が上昇した上死点の状態を
示す縦断面図である。 【図8】入り込み成形する従来の負角成形型の上型が上
死点の状態の縦断面図である。 【図9】図8の従来の負角成形型の上型が下降して下型
に当接してワークに接触し始めた状態の縦断面図であ
る。 【図10】図8の従来の負角成形型の上型が下死点の状
態の縦断面図である。 【図11】図8の従来の負角成形型が入り込み成形して
上型が上昇し、上死点の状態にある縦断面図である。 【符号の説明】 W…ワーク 3…支持部 2…下型 4…上型 26…入り込み成形部 5…柱状体 14…入り込み成形部 13…スライドカム 16…エアシリンダ(自動復帰具の例) 31…突出片 32…エアシリンダ 34…ロックブロック 35・36…テーパ面 11…軸受 39…伝達板 40…衝合面
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B21D 37/08
B21D 5/01
B21D 37/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属製薄板のワークを支持部に載置する
下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに衝
合してワークを成形する上型とで構成し、支持部寄りの
縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形成
し、下型に回動自在に設けた柱状体と、入り込み成形部
を有し、前記柱状体に対向させて下型に摺動自在に設け
たスライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出せ
る状態まで柱状体を回動後退させる、下型に設けた自動
復帰具とよりなり、下型の支持部に載置されたワークを
柱状体の入り込み成形部とスライドカムの入り込み成形
部で、スライドカムは摺動してワークを成形し、成形
後、自動復帰具により柱状体を回動後退させ、成形した
ワークを下型より取り出せるようにした負角成形型にお
いて、柱状体の下部に概略三角形状の突出片を突出さ
せ、柱状体の下方にエアシリンダを配置し、エアシリン
ダのピストンロッドの先端にロックブロックを固着し、
突出片の接合面とロックブロックの接合面とを接合さ
せ、ロックブロックの突出片との接合面と反対側の摺動
面を下型の垂直状の摺動面に当接させ、下型の摺動面を
十分に補強させるため摺動面の近傍にリブを設け、突出
片と接合するロックブロックのテーパ面のテーパ角は小
さすぎるとロックブロックのくい込み力が大きすぎて引
き抜くときに大きい引き抜き力を必要とし、テーパ角が
大きすぎると柱状体を加工完了位置に維持しにくくなる
ので、適宜大きさのテーパ角に設定するようにした負角
成形型。
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