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JP3450690B2 - 電力系統の補償制御装置 - Google Patents

電力系統の補償制御装置

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Publication number
JP3450690B2
JP3450690B2 JP00889398A JP889398A JP3450690B2 JP 3450690 B2 JP3450690 B2 JP 3450690B2 JP 00889398 A JP00889398 A JP 00889398A JP 889398 A JP889398 A JP 889398A JP 3450690 B2 JP3450690 B2 JP 3450690B2
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JP
Japan
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voltage
current
capacitor
phase
transmission line
Prior art date
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JP00889398A
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昌彦 赤松
昇太郎 村上
靖彦 細川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/18Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks
    • H02J3/1807Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks using series compensators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E40/10Flexible AC transmission systems [FACTS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力系統のリア
クタンスの補償又はリアクタンスの制御をしたり、潮流
の制御又は安定化制御をしたりする電力系統の補償制御
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電力系統の補償制御装置について
図8を参照しながら説明する。図8は、例えば、東京で
1995年5月22日〜24日に開催された電力分野に
関するCIGREシンポジウムで発表された論文番号5
30−02に示されたスイッチドキャパシタと、同シン
ポジウムで発表された論文番号210−06に示された
CSC(Controlled Series Conpensator)とを組み合
わせた従来の電力系統の補償制御装置を示す図である。
【0003】前者の論文のFig.1には、複数の直列
キャパシタをそれぞれに並列接続されたサイリスタスイ
ッチによりON、OFFし、線路電流に対して作用する
キャパシティブリアクタンスを切り変えるためのスイッ
チドキャパシタが示されている。
【0004】後者の論文のFig.4.3−1には、固
定直列キャパシタと、このキャパシタにサイリスタ制御
されるリアクトルが並列接続され、サイリスタの通電角
を連続制御してキャパシタとの合成リアクタンスを連続
制御するCSCが示されている。
【0005】図8において、スイッチドキャパシタ10
0は、キャパシタ101と、サイリスタスイッチ102
と、キャパシタ短絡電流制限リアクトル103と、アレ
スタ104とを有する。また、CSC500は、固定キ
ャパシタ501と、通電角制御サイリスタ502と、通
電角制御されるリアクトル503と、アレスタ504と
を有する。
【0006】スイッチドキャパシタ100により、ステ
ップ的にキャパシティブリアクタンスを変え、CSC5
00により、連続的にキャパシティブリアクタンスを変
え得る。これらの組み合わせにより、連続的にトータル
キャパシティブリアクタンスが変え得る。この可変リア
クタンス機能により、送電線路のインピーダンス補償、
直列補償による無効電力補償とその制御が実現できる。
また、これらの制御を用いて電力系統の安定化制御、潮
流調整、線路インピーダンス調整、両端間位相差調整な
どが実現できる。
【0007】ところが、連続制御機能を実現しているC
SC500には、次の様な問題がある。CSC500の
キャパシティブリアクタンスが最小の状態では、サイリ
スタ502が非通電である。このときの回路図を図9
(a)に示す。
【0008】このときのCSC500のキャパシティブ
リアクタンスは、キャパシタ501の固定値Xcoにな
り、線路電流Iの全てが固定キャパシタ501に流れ、
サイリスタ502及びリアクトル503には電流が流れ
ない。
【0009】つぎに、サイリスタ502の通電角を広げ
て行くと、リアクトル電流が流れる。このリアクトル電
流がキャパシタ501の電流と逆位相になるので、リア
クトル電流の極性を逆方向に取ると、リアクトル電流の
基本波成分は線路電流と同相で、このリアクトル電流と
線路電流との和がキャパシタ501にながれ、キャパシ
タ501の電圧が上昇する。
【0010】即ち、サイリスタ制御されたリアクトル5
03のサセプタンスとキャパシタ501のサセプタンス
が打ち消し合い、合成キャパシティブリアクタンスが増
加する。
【0011】この結果、サイリスタ502の通電角αと
合成キャパシティブリアクタンスXcとの関係は、図9
(c)の曲線の様に変化する。今、最大通電角が180
度の場合について見ると、合成キャパシティブリアクタ
ンスXcがKXcoになる。すなわち、最小値のK倍に
なる。この状態における回路を図9(b)に示す。ここ
に、KXco=1/{(1/Xco)−(1/XL)}
で、XLはリアクトル503のリアクタンスである。し
たがって、キャパシティブリアクタンスをXcoからK
Xcoまでの範囲で制御するのに必要なリアクトル50
3のリアクタンスはXL=KXco/(K−1)にな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電力系統の補償制御装置では、上記状態において、CS
C500のキャパシタ501の電圧はK倍になり、この
ときのキャパシタ501のVA容量は図9(a)に示す
状態のVA容量Qcoに比べKの2乗倍になる。また、
リアクトル503のVA容量は(K−1)KQcoにな
る。しかし、合成されたキャパシティブリアクタンスは
KXcoであるから、合成キャパシティブ無効電力はK
Qcoにすぎない。すなわち、線路に有効に働く無効電
力をK倍にするために、Kの2乗倍のキャパシタ501
とK(K−1)倍のリアクトル503が必要になるとい
う問題点があった。
【0013】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、スイッチドキャパシタを用いて連
続制御性を実現すると共に、連続制御に必要な部分の機
器容量を低減することができる電力系統の補償制御装置
を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力系統
の補償制御装置は、送電線路に直列に接続された複数台
スイッチドキャパシタと、前記送電線路に直列に接続
された可制御電圧印加手段と、前記複数台のスイッチド
キャパシタをON、OFF制御してステップ状電圧を発
生させるとともに、前記ON、OFF制御に連動して前
記可制御電圧印加手段の発生電圧を、前記ステップ状電
圧がステップ状に変化するとき、同じステップ幅だけ変
化させ、かつ変化の方向が逆となるよう変化させて鋸歯
状に制御することにより、前記複数台のスイッチドキャ
パシタのステップ状電圧と前記可制御電圧印加手段の鋸
歯状電圧との和電圧が線形になるように制御する連動制
御手段とを備え、前記スイッチドキャパシタは、前記送
電線路に直列に挿入されたキャパシタと、前記キャパシ
タに並列接続され、前記連動制御手段によってON、O
FF制御されるサイリスタスイッチと、前記キャパシタ
の短絡電流を制限するリアクトルと、前記キャパシタに
並列接続されたアレスタとを有するものである。
【0015】
【0016】また、この発明に係る電力系統の補償制御
装置は、前記可制御電圧印加手段が、前記送電線路の電
流ベクトルを検出する検出手段と、所望リアクタンスに
基づいて前記電流ベクトルに直交する電圧指令を発生す
る制御手段と、前記電圧指令に比例した電圧を従属して
発生する可制御電源とを有するものである。
【0017】また、この発明に係る電力系統の補償制御
装置は、前記可制御電源が、前記送電線路の電圧を検出
する電圧変成器と、前記検出電圧の位相を検出する位相
検出器とを持ち、前記検出手段が、前記送電線路の電流
を検出する電流変成器と、前記位相検出器の検出位相及
び固定座標値である前記電流変成器の検出電流から同期
回転座標値である電流ベクトルへ変換する座標変換器と
を持つものである。
【0018】また、この発明に係る電力系統の補償制御
装置は、前記可制御電源が、さらに、前記電圧指令の偏
角を演算して出力する位相指令手段と、前記偏角及び前
記位相検出器の検出位相を加算して交流電圧の発生位相
を出力する加算器と、前記電圧指令の絶対値を演算して
出力する直流電圧指令手段と、前記電圧指令の絶対値に
基づいて直流電圧の振幅を調整する直流電圧調整器と、
前記加算器の出力及び前記直流電圧調整器の出力に基づ
いて発生する交流電圧を変圧器を介して前記送電線路に
印加する振幅変調式電力変換器とを含むものである。
【0019】また、この発明に係る電力系統の補償制御
装置は、前記可制御電源が、さらに、電力変換器の直流
電圧とその指令値との比較に基づいて、発生すべき交流
電圧の位相を微少調整する偏角を出力する直流電圧制御
手段と、前記制御手段の電圧指令及び前記直流電圧制御
手段が出力する偏角に基づいて第2の電圧指令を出力す
るベクトル回転手段と、前記位相検出器の検出位相及び
前記ベクトル回転手段の第2の電圧指令に基づいて三相
交流電圧指令を出力する座標変換手段と、前記座標変換
手段の三相交流電圧指令に基づいて発生する交流電圧を
変圧器を介して前記送電線路に印加するパルス幅変調式
電力変換器とを含むものである。
【0020】さらに、この発明に係る電力系統の補償制
御装置は、前記可制御電源が、前記送電線路の電圧を検
出する電圧変成器と、前記検出電圧の位相を検出する位
相検出器と、前記位相検出器の検出位相と巻線形交流機
の機械的回転角の合成手段と、前記交流機の二次電流を
検出する検出手段と、前記検出手段の二次電流を同期回
転座標の二次電流に変換する座標変換手段と、前記送電
線路電流及び前記交流機の一次電流を検出する単数又は
複数の電流変成器と、前記位相検出器の検出位相及び固
定座標値である前記電流変成器の検出電流から同期回転
座標値である一次電流ベクトルへ変換する座標変換器
と、所望リアクタンスに基づいて前記一次電流ベクトル
に直交する一次電圧指令を演算する制御手段と、前記一
次電流ベクトル及び一次電圧指令から二次電流指令を演
算する演算手段と、前記座標変換手段の二次電流及び前
記演算手段の二次電流指令の比較に基づいて前記交流機
の二次巻線の励磁電源をフィードバック制御する電流制
御手段とを有し、前記巻線形交流機が、前記励磁電源に
基づいて制御されて発生する交流電圧を変圧器を介して
前記送電線路に印加するものである。
【0021】この発明に係る電力系統の補償制御装置
は、送電線路に直列に接続された複数台のスイッチドキ
ャパシタと、前記送電線路に直列に接続された複数台の
スイッチドリアクタと、前記送電線路に直列に接続され
た可制御電圧印加手段と、前記複数台のスイッチドキャ
パシタ及び前記複数台のスイッチドリアクタをON、O
FF制御してステップ状電圧を発生させるとともに、前
記ON、OFF制御に連動して前記可制御電圧印加手段
の発生電圧を、前記ステップ状電圧がステップ状に変化
するとき、同じステップ幅だけ変化させ、かつ変化の方
向が逆となるよう変化させて鋸歯状に制御することによ
り、前記複数台のスイッチドキャパシタ及び前記複数台
スイッチドリアクタのステップ状電圧と前記可制御電
圧印加手段の鋸歯状電圧との和電圧が線形になるように
制御する連動制御手段とを備え、前記スイッチドキャパ
シタは、前記送電線路に直列に挿入されたキャパシタ
と、前記キャパシタに並列接続され、前記連動制御手段
によってON、OFF制御されるサイリスタスイッチ
と、前記キャパシタの短絡電流を制限するリアクトル
と、前記キャパシタに並列接続されたアレスタとを有す
ものである。
【0022】
【0023】さらに、この発明に係る電力系統の補償制
御装置は、前記スイッチドリアクタが、前記送電線路に
直列に挿入されたリアクトルと、前記リアクトルに並列
接続され、前記連動制御手段によってON、OFF制御
されるサイリスタスイッチと、前記リアクトルに並列接
続されたアレスタと、前記サイリスタスイッチへのアレ
スタ電流の転流速度を抑制するアノードリアクトルとを
有するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る電力系統の補償制御装置について図1、図
2及び図3を参照しながら説明する。図1は、この発明
の実施の形態1に係る電力系統の補償制御装置の構成を
示す図である。また、図3は、この実施の形態1に係る
電力系統の補償制御装置の可制御電圧印加手段の詳細な
構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0025】図1において、100はスイッチドキャパ
シタ、200は可制御電圧印加手段、300は連動制御
手段である。
【0026】また、同図において、可制御電圧印加手段
200は、送電線路の電流ベクトルを検出するための検
出手段210と、電流ベクトルに直交する電圧ベクトル
を発生させる制御手段220と、従属制御される電源で
静止形電力変換器や巻線形交流機などの可制御電源23
0とを有する。
【0027】図3において、211は電流変成器、21
2は固定座標値から同期回転座標値へ変換する座標変換
器である。また、220は電圧ベクトルを発生する制御
手段である。
【0028】また、同図において、231は電圧変成
器、232は位相検出器(PLL:Phase Locked Loo
p)、233は交流電圧の発生位相を指令する位相指令
手段、234は加算器である。さらに、235は直流電
圧指令手段、236は直流電圧調整器、237は直流キ
ャパシタ、238は多相の静止形電力変換器である振幅
変調(PAM)式電力変換器、239は一次巻線239
a及び二次巻線239bからなる変圧器、240はサイ
リスタスイッチである。
【0029】つぎに、この実施の形態1の動作について
図2を参照しながら説明する。図2は、この実施の形態
1に係るキャパシティブリアクタンスXstepと所望
トータルキャパシティブリアクタンスXtとの関係、可
制御キャパシティブリアクタンスXcとトータルキャパ
シティブリアクタンスXtとの関係を示す図である。ス
イッチドキャパシタ100は、従来のようにキャパシタ
101の作用をサイリスタスイッチ102によりON、
OFF制御する。
【0030】可制御電圧印加手段200において、検出
手段210は電流ベクトルIを出力し、これを受けて制
御手段220は電流ベクトルIに直交する電圧指令Vc
を出力する。この時、所望の可制御キャパシティブリア
クタンスをXcとするとき、直交演算Vc=jXcIに
より電圧指令Vcを決めることができる。なお、
「I」、「Vc」はベクトル値である。
【0031】可制御電源230は、上記電圧指令Vcに
比例した電圧を従属して発生する。この結果、制御手段
220の電圧指令Vcをその電流Iで除した等価インピ
ーダンスをXcにできる。しかも、その値Xcは正負に
渡り任意に指令できる。
【0032】単数又は複数のスイッチドキャパシタ10
0のリアクタンスがサイリスタスイッチ102のON、
OFFでステップ的に変化するのに対し、連動制御手段
300はトータルキャパシティブリアクタンスが飛躍し
ないように、つまり連続するように制御する。
【0033】この関係を図2に示す。同図(a)はスイ
ッチドキャパシタ100のON、OFFにより得られる
キャパシティブリアクタンスXstepと、所望トータ
ルキャパシティブリアクタンスXtとの関係を示す。す
なわち、全部のスイッチドキャパシタ100をONにす
ればキャパシティブリアクタンスXstepは零、1段
目のスイッチドキャパシタ100だけをOFFにすれば
キャパシティブリアクタンスXstepは1ステップだ
け上昇する。
【0034】他方、可制御キャパシティブリアクタンス
Xcと、トータルキャパシティブリアクタンスXtとの
関係は同図(b)に示す。連動制御手段300は、可制
御キャパシティブリアクタンスXcを正負に鋸歯状に変
化させ、キャパシティブリアクタンスXstepがステ
ップ状に変化するとき、同じステップ幅△Xだけ変化さ
せ、かつ変化の方向が逆となるよう変化させる。つま
り、同図(a)の階段状の実線の値と、同図(b)の鋸
歯状変化値との和を、同図(a)の一点鎖線のように連
続させるようにする。なお、スイッチドキャパシタ10
0のサイリスタスイッチの制御は、作動レベルが異なる
複数のコンパレータにより実現でき、合成リアクタンス
Xstepを階段状に変化させ得る。また、可制御キャ
パシティブリアクタンスXcの指令は、鋸歯状関数発生
器により実現できる。この例として、上記複数のコンパ
レータ出力の和で表される階段関数と指令Xtとの差を
とれば、鋸歯状関数が得られる。
【0035】前記の方法により、トータルキャパシティ
ブリアクタンスXtの指令に対して、連動制御手段30
0は、スイッチドキャパシタ群のON、OFFを決める
と共に、連続制御分の可制御キャパシティブリアクタン
スXcを決め、連続変化するトータルキャパシティブリ
アクタンスXtを実現させ得る。さらに、トータルキャ
パシティブリアクタンスXtを連続変化させるのに必要
な可制御キャパシティブリアクタンスXcの振幅は、ス
イッチドキャパシタ100のステップ幅△Xの1/2で
済む。Iの2乗と△Xの積がVA容量Qcoであるのに
対して、Xc/2に加わる電圧はVco/2になってい
るから、可制御電源230のVA容量はQco/2で済
むことになる。すなわち、連続制御性の実現に要する機
器のVA容量が前記従来例に比べて格段に低減できる効
果がある。
【0036】次に、可制御電圧印加手段200の詳細な
動作は以下の通りである。電力系統の事故時に、線路に
過電流が流れるとき、サイリスタスイッチ240を導通
させて過電流が電力変換器238に浸入するのを防止す
る。
【0037】座標変換器212は、電流変成器211に
よって検出された三相電流Ia、Ib、Icと、位相検
出器232によって検出された位相θとより、電流ベク
トルI=(Ip、Iq)を検出する。制御手段220
は、可制御キャパシティブリアクタンスXcと、電流ベ
クトルIとよりjXcIの演算を行い電圧指令Vc=
(Vp、Vq)を出力する。
【0038】直流電圧指令手段235は、電圧指令Vc
の絶対値(Vp、Vqのそれぞれの二乗の和の平方根)
を計算して直流電圧調整器236に指令する。この直流
電圧調整器236は、電力変換器238の直流電圧ひい
ては交流出力電圧の振幅を制御する。
【0039】一方、位相指令手段233は、電圧指令ベ
クトルVcの偏角δ((Vq/Vp)の逆正接)を計算
して出力する。加算器234は、位相検出器232によ
って検出された基準位相θに上記の偏角δを加えて、電
力変換器238が発生すべき交流電圧の位相θcon
v.を決定する。
【0040】電力変換器238は、前記の通り直流電圧
調整器236により調整された直流電圧の下で動作し、
その発生位相が前記θconv.になるように動作す
る。即ち、予定された、電圧指令ベクトルVcに従った
交流電圧を出力する。この交流電圧は、変圧器239を
介して送電線路に印加される。
【0041】このようにして、可制御電圧印加手段20
0の機能が実現される。すなわち、前記図1の作用効果
を実現するのに適している。以上、振幅変調式(PAM
式)電力変換器239により、そのスイッチング周波数
が低くでき、その損失が軽減され、高効率な電力系統の
補償制御装置が実現できる。
【0042】この実施の形態1によれば、スイッチドキ
ャパシタ100を用いた電力系統の補償制御装置におい
て、可制御電圧印加手段200を設け、スイッチドキャ
パシタ100との連動制御手段300を備えることによ
り、トータルインピーダンスの連続制御性を実現すると
共に、連続制御に必要な部分の機器容量の低減ができる
効果がある。
【0043】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
係る電力系統の補償制御装置について図4を参照しなが
ら説明する。図4は、この発明の実施の形態2に係る電
力系統の補償制御装置の可制御電圧印加手段の詳細な構
成を示す図である。なお、他の構成は上記実施の形態1
と同様である。
【0044】図4において、図3と同一符号は同一又は
相当部分を示す。また、同図において、200Aは可制
御電圧印加手段、238Aは多相の静止形電力変換器で
あるパルス幅変調(PWM)式電力変換器、241は直
流電圧検出手段、242は直流電圧制御手段、243は
ベクトル回転手段、244は同期回転座標値から固定座
標値へ変換する座標変換手段である。
【0045】次に、可制御電圧印加手段200Aの動作
について説明する。直流電圧制御手段242は、直流電
圧検出手段241によって検出された電力変換器238
Aの直流電圧とその指令値Vdcrefとを比較増幅して、
発生すべき交流出力電圧の位相を微少調整する偏角φを
指令する。ベクトル回転手段243は、前述の制御手段
220の出力である電圧指令ベクトルVcと、直流電圧
制御手段242の出力φとを受けて、電圧指令ベクトル
Vcを微少角φだけ回転させ、第2の電圧指令ベクトル
Vc2=(Vp2、Vq2)を出力する。
【0046】座標変換手段244は、位相信号θと上記
第2の電圧指令ベクトルVc2を受けて、三相交流出力
電圧指令Va,b,cを生成する。電力変換器238Aは、
三相交流出力電圧指令Va,b,cに基づき、これと比例し
た交流電圧を発生する。
【0047】上記電圧指令ベクトルVcは電流ベクトル
Iに直交しているので、電力変換器238Aの有効電力
は基本的にゼロである。しかし、直流電圧の維持に際し
て、僅かな電力の出入りの制御が必要である。この直流
電圧の制御のために、僅かに電圧指令ベクトルVcを前
後に回転させた第2の電圧指令ベクトルVc2を作り、
電力変換器238Aの電力、ひいては直流電流平均値を
変え、もって、直流電圧を所望値に制御する訳である。
【0048】このとき、ベクトル回転手段243を削除
して、微少角φを検出位相θに加えた(θ十φ)を座標
変換手段244に入力しても同じ制御作用効果が得られ
る。
【0049】さらに、直流電圧制御手段242の出力に
よりq軸電圧成分Vqのみ変化させてもよい。
【0050】以上により、前記図1における可制御電圧
印加手段の機能が実現される。このとき、PWM式電力
変換器238Aを使用する事により、インピーダンス制
御の応答速度が向上する。したがって、スイッチドキャ
パシタ100のON、OFFの際に生じるリアクタンス
の跳躍に対して、トータルキャパシティブリアクタンス
を一層スムースに制御できる効果がある。
【0051】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
係る電力系統の補償制御装置について図5を参照しなが
ら説明する。図5は、この発明の実施の形態3に係る電
力系統の補償制御装置の可制御電圧印加手段の詳細な構
成を示す図である。なお、他の構成は上記実施の形態1
と同様である。
【0052】図5において、図3と同一符号は同一又は
相当部分を示す。また、同図において、200Bは可制
御電圧印加手段、250は一次巻線250aと二次巻線
250bとを備えた巻線形交流機(非同期機)、251
は回転角度θrの検出手段(電気角換算出力とする)、
252は位相θと機械的回転角(電気角)θrの合成手
段(和差演算手段)、253は交流機250の二次電流
2の検出手段、254は二次巻線座標の値を同期回転
座標の値に変換する座標変換手段である。
【0053】また、同図において、255は交流機25
0の一次電流ベクトルI1と、同一次電圧指令ベクトル
1とから同二次電流指令ベクトルI2refを演算する演
算手段、256は同励磁電流ベクトルI2の電流制御手
段、257は二次巻線250bの励磁電源である。
【0054】さらに、同図において、211Aは変圧器
239の二次電流が変圧器239の一次電流Iに比例
し、かつ、巻線形交流機250の一次電流I1に等しい
ことを利用して、送電線路電流の検出と交流機250の
一次巻線電流の検出とを兼ねた電流変成器である。な
お、上記各実施の形態と同様に、点線で図示するよう
に、送電線路電流を直接検出する電流変成器を別個に設
けてもよい。また、220Aは電流ベクトルI1と線路
電流ベクトルIの比例関係と、変圧器239の一次電圧
ベクトルVcと交流機250の一次電圧ベクトルV1
の比例関係を利用して、所望リアクタンスXc及び一次
電流ベクトルI1から所望一次電圧ベクトルV1を演算す
る制御手段である。
【0055】次に、可制御電圧印加手段200Bの動作
について説明する。制御手段220Aは、変圧器239
の変圧比を考慮した比例係数「a」をかけて、電流ベク
トルI1に対する直交電圧ベクトルV1を演算して決定す
る。演算手段255は、次の式(1)の演算により二次
電流指令ベクトルI2refを出力する。なお、横の並びを
行、縦の並びを列とすると、2行1列の行列(列ベクト
ル)を[a11/a21]と表記し、2行2列の正方行列を
[a11,a12/a21,a22]と表記する。
【0056】 [I2refd/I2refq]=(1/ωM)[0,1/−1,0][V1d/V1q]+ (L1+Lt/M)[I1d/I1q] ・・・式(1)
【0057】式(1)において、I2refd及びI2refq
二次電流指令ベクトルI2refのコンポーネント、V1d
びV1qは所望の一次電圧ベクトルV1のコンポーネン
ト、I1 d及びI1qは一次電流ベクトルI1のコンポーネ
ント、ωは電力系統の電気角周波数、Mは交流機250
の一次二次間相互インダクタンス、L1は交流機250
の一次インダクタンス、Ltは変圧器239のリーケー
ジインダクタンスである。
【0058】上記関係で二次電流を流すと、交流機25
0の特性として所望の一次電圧V1が発生する。上記二
次電流指令と二次電流I2を電流制御手段256で比較
増幅して、励磁電源257をフィードバック制御する。
これらの結果、一次電圧V1ひいては変圧器一次巻線2
50aからの印加電圧Vcが所望値に制御される。
【0059】さらには、可制御電圧印加手段200Bが
送電線路に呈する等価インピーダンスが所望のXcにな
る訳である。かくて、前記図1における可制御電圧印加
手段の機能が実現される。
【0060】この実施の形態3においては、無効電力の
他、回転慣性を利用して短時間の有効電力も発生吸収で
きる効果がある。また、可制御電圧印加手段200Bと
しての過電流耐量が静止型電力変換器を用いたものより
大きくし易い効果がある。
【0061】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
係る電力系統の補償制御装置について図6及び図7を参
照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態4
に係る電力系統の補償制御装置の構成を示す図である。
また、図7は、この実施の形態4に係るキャパシティブ
リアクタンスXstepと所望トータルキャパシティブ
リアクタンスXtとの関係、可制御キャパシティブリア
クタンスXcとトータルキャパシティブリアクタンスX
tとの関係を示す図である。
【0062】図6において、100はスイッチドキャパ
シタ、200は可制御電圧印加手段、300は連動制御
手段、400はスイッチドリアクタである。
【0063】また、同図において、可制御電圧印加手段
200は前記図3、図4、図5に示す前記各実施の形態
の可制御電圧印加手段を用いうる。これにより、トータ
ルリアクタンスを連続制御可能にする点は同じである。
この実施の形態4において、リアクトル401と、サイ
リスタスイッチ等の個体スイッチ手段402と、可飽和
リアクトル等のアノードリアクトル403と、アレスタ
404から成るスイッチドリアクタ400を単数又は複
数個備える。さらに、スイッチドキャパシタ100も単
数又は複数個備える。勿論、連動制御手段300も備え
る。
【0064】リアクトル404のリアクタンスの絶対値
は、キャパシタ101のリアクタンスの絶対値とほぼ等
しく選び、これを△Xとする。この実施の形態4では、
スイッチドキャパシタ100とスイッチドリアクタ40
0とにより、リアクティブリアクタンスからキャパシテ
ィブリアクタンスまで両領域に渡ってリアクタンスを階
段的に変えることができる。
【0065】このステップ変化させるリアクタンスXs
tepを図7(a)の実線に示すように、所望トータル
リアクタンスXtに対して変化させる。他方、可制御電
圧印加手段200により、所望トータルリアクタンスX
tに対して鋸歯状に変化させるXcを生じさせる。この
関係を図7(b)に示す。これらの結果、トータルリア
クタンスが(Xstep+Xc)のときはXtに対して
図7(a)の一点鎖線に示すように連続的に変化でき
る。
【0066】なお、アノードリアクトル403は、アレ
スタ404が通電中にサイリスタスイッチ402をター
ンオンさせる場合、アレスタ電流が急激にサイリスタ側
へ転流してその電流変化率di/dtがサイリスタスイ
ッチ402のターンオンdi/dt限度を超えることを
防止すると共に、素子破壊を防止するものである。
【0067】この実施の形態4では、リアクティブ領域
もカバーできる。また、通常運用時にゼロインピーダン
ス近傍で働かせうる。例えば、既設電力系統へ過渡安定
度向上を図る目的の場合、通常運用状態では従来通り本
装置が無いのと同じ条件で運転させ、事故時の過渡安定
化が必要な短時聞だけ本装置でインピーダンス制御し
て、電力系統の安定化能力を発揮させることができる。
このほか、可変範囲が広いので幅広く使用できる効果が
ある。
【0068】
【発明の効果】この発明に係る電力系統の補償制御装置
は、以上説明したとおり、送電線路に直列に接続された
複数台のスイッチドキャパシタと、前記送電線路に直列
接続された可制御電圧印加手段と、前記複数台のスイ
ッチドキャパシタをON、OFF制御してステップ状電
圧を発生させるとともに、前記ON、OFF制御に連動
して前記可制御電圧印加手段の発生電圧を、前記ステッ
プ状電圧がステップ状に変化するとき、同じステップ幅
だけ変化させ、かつ変化の方向が逆となるよう変化させ
鋸歯状に制御することにより、前記複数台のスイッチ
ドキャパシタのステップ状電圧と前記可制御電圧印加手
段の鋸歯状電圧との和電圧が線形になるように制御する
連動制御手段とを備え、前記スイッチドキャパシタは、
前記送電線路に直列に挿入されたキャパシタと、前記キ
ャパシタに並列接続され、前記連動制御手段によってO
N、OFF制御されるサイリスタスイッチと、前記キャ
パシタの短絡電流を制限するリアクトルと、前記キャパ
シタに並列接続されたアレスタとを有するので、トータ
ルインピーダンスの連続制御性を実現することができる
と共に、連続制御に必要な部分の機器容量を低減するこ
とができるという効果を奏する。
【0069】
【0070】また、この発明に係る電力系統の補償制御
装置は、以上説明したとおり、前記可制御電圧印加手段
が、前記送電線路の電流ベクトルを検出する検出手段
と、所望リアクタンスに基づいて前記電流ベクトルに直
交する電圧指令を発生する制御手段と、前記電圧指令に
比例した電圧を従属して発生する可制御電源とを有する
ので、トータルインピーダンスの連続制御性を実現する
ことができると共に、連続制御に必要な部分の機器容量
を低減することができるという効果を奏する。
【0071】また、この発明に係る電力系統の補償制御
装置は、以上説明したとおり、前記可制御電源が、前記
送電線路の電圧を検出する電圧変成器と、前記検出電圧
の位相を検出する位相検出器とを持ち、前記検出手段
が、前記送電線路の電流を検出する電流変成器と、前記
位相検出器の検出位相及び固定座標値である前記電流変
成器の検出電流から同期回転座標値である電流ベクトル
へ変換する座標変換器とを持つので、トータルインピー
ダンスの連続制御性を実現することができると共に、連
続制御に必要な部分の機器容量を低減することができる
という効果を奏する。
【0072】また、この発明に係る電力系統の補償制御
装置は、以上説明したとおり、前記可制御電源が、さら
に、前記電圧指令の偏角を演算して出力する位相指令手
段と、前記偏角及び前記位相検出器の検出位相を加算し
て交流電圧の発生位相を出力する加算器と、前記電圧指
令の絶対値を演算して出力する直流電圧指令手段と、前
記電圧指令の絶対値に基づいて直流電圧の振幅を調整す
る直流電圧調整器と、前記加算器の出力及び前記直流電
圧調整器の出力に基づいて発生する交流電圧を変圧器を
介して前記送電線路に印加する振幅変調式電力変換器と
を含むので、トータルインピーダンスの連続制御性を実
現することができると共に、連続制御に必要な部分の機
器容量を低減することができるという効果を奏する。
【0073】また、この発明に係る電力系統の補償制御
装置は、以上説明したとおり、前記可制御電源が、さら
に、電力変換器の直流電圧とその指令値との比較に基づ
いて、発生すべき交流電圧の位相を微少調整する偏角を
出力する直流電圧制御手段と、前記制御手段の電圧指令
及び前記直流電圧制御手段が出力する偏角に基づいて第
2の電圧指令を出力するベクトル回転手段と、前記位相
検出器の検出位相及び前記ベクトル回転手段の第2の電
圧指令に基づいて三相交流電圧指令を出力する座標変換
手段と、前記座標変換手段の三相交流電圧指令に基づい
て発生する交流電圧を変圧器を介して前記送電線路に印
加するパルス幅変調式電力変換器とを含むので、トータ
ルインピーダンスの連続制御性を実現することができる
と共に、連続制御に必要な部分の機器容量を低減するこ
とができるという効果を奏する。
【0074】さらに、この発明に係る電力系統の補償制
御装置は、以上説明したとおり、前記可制御電源が、前
記送電線路の電圧を検出する電圧変成器と、前記検出電
圧の位相を検出する位相検出器と、前記位相検出器の検
出位相と巻線形交流機の機械的回転角の合成手段と、前
記交流機の二次電流を検出する検出手段と、前記検出手
段の二次電流を同期回転座標の二次電流に変換する座標
変換手段と、前記送電線路電流及び前記交流機の一次電
流を検出する単数又は複数の電流変成器と、前記位相検
出器の検出位相及び固定座標値である前記電流変成器の
検出電流から同期回転座標値である一次電流ベクトルへ
変換する座標変換器と、所望リアクタンスに基づいて前
記一次電流ベクトルに直交する一次電圧指令を演算する
制御手段と、前記一次電流ベクトル及び一次電圧指令か
ら二次電流指令を演算する演算手段と、前記座標変換手
段の二次電流及び前記演算手段の二次電流指令の比較に
基づいて前記交流機の二次巻線の励磁電源をフィードバ
ック制御する電流制御手段とを有し、前記巻線形交流機
が、前記励磁電源に基づいて制御されて発生する交流電
圧を変圧器を介して前記送電線路に印加するので、トー
タルインピーダンスの連続制御性を実現することができ
ると共に、連続制御に必要な部分の機器容量を低減する
ことができるという効果を奏する。
【0075】この発明に係る電力系統の補償制御装置
は、以上説明したとおり、送電線路に直列に接続された
複数台のスイッチドキャパシタと、前記送電線路に直列
接続された複数台のスイッチドリアクタと、前記送電
線路に直列に接続された可制御電圧印加手段と、前記
数台のスイッチドキャパシタ及び前記複数台のスイッチ
ドリアクタをON、OFF制御してステップ状電圧を発
生させるとともに、前記ON、OFF制御に連動して前
記可制御電圧印加手段の発生電圧を、前記ステップ状電
圧がステップ状に変化するとき、同じステップ幅だけ変
化させ、かつ変化の方向が逆となるよう変化させて鋸歯
状に制御することにより、前記複数台のスイッチドキャ
パシタ及び前記複数台のスイッチドリアクタのステップ
状電圧と前記可制御電圧印加手段の鋸歯状電圧との和電
圧が線形になるように制御する連動制御手段とを備え
前記スイッチドキャパシタは、前記送電線路に直列に挿
入されたキャパシタと、前記キャパシタに並列接続さ
れ、前記連動制御手段によってON、OFF制御される
サイリスタスイッチと、前記キャパシタの短絡電流を制
限するリアクトルと、前記キャパシタに並列接続された
アレスタとを有するので、リアクティブ領域もカバーで
き、幅広く使用することができるという効果を奏する。
【0076】
【0077】さらに、この発明に係る電力系統の補償制
御装置は、以上説明したとおり、前記スイッチドリアク
タが、前記送電線路に直列に挿入されたリアクトルと、
前記リアクトルに並列接続され、前記連動制御手段によ
ってON、OFF制御されるサイリスタスイッチと、前
記リアクトルに並列接続されたアレスタと、前記サイリ
スタスイッチへのアレスタ電流の転流速度を抑制するア
ノードリアクトルとを有するので、リアクティブ領域も
カバーでき、幅広く使用することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電力系統の補
償制御装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る電力系統の補
償制御装置のキャパシティブリアクタンスXstepと
所望トータルキャパシティブリアクタンスXtとの関
係、可制御キャパシティブリアクタンスXcとトータル
キャパシティブリアクタンスXtとの関係を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る電力系統の補
償制御装置の可制御電圧印加手段の構成を示す図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る電力系統の補
償制御装置の可制御電圧印加手段の構成を示す図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る電力系統の補
償制御装置の可制御電圧印加手段の構成を示す図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態4に係る電力系統の補
償制御装置の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係る電力系統の補
償制御装置のキャパシティブ、リアクティブリアクタン
スXstepと所望トータルリアクタンスXtとの関
係、可制御リアクタンスXcとトータルリアクタンスX
tとの関係を示す図である。
【図8】 従来の電力系統の補償制御装置の構成を示す
図である。
【図9】 従来の電力系統の補償制御装置のCSCの等
価回路を示す図である。
【符号の説明】
100 スイッチドキャパシタ、101 キャパシタ、
102 サイリスタスイッチ、103 キャパシタ短絡
電流制限リアクトル、104 アレスタ、200、20
0A、200B 可制御電圧印加手段、210 検出手
段、211 電流変成器、212 座標変換器、22
0、220A 制御手段、230 可制御電源、231
電圧変成器、232 位相検出器(PLL)、233
位相指令手段、234 加算器、235 直流電圧指
令手段、236 直流電圧調整器、237 直流キャパ
シタ、238 振幅変調(PAM)式電力変換器、23
8Aパルス幅変調(PWM)式電力変換器、239 変
圧器、240 サイリスタスイッチ、241 直流電圧
検出手段、242 直流電圧制御手段、243 ベクト
ル回転手段、244 座標変換手段、250 巻線形交
流機(非同期機)、251 検出手段、252 合成手
段(和差演算手段)、253 検出手段、254 座標
変換手段、300 連動制御手段、400 スイッチド
リアクタ、401 リアクトル、402 個体スイッチ
手段、403 アノードリアクトル、404 アレス
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02J 3/18 H02J 3/18 C (56)参考文献 特開 平9−9508(JP,A) 特開 平8−265973(JP,A) 特開 平5−158565(JP,A) 特開 平7−322487(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/00 - 5/00 G05F 1/70

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電線路に直列に接続された複数台の
    イッチドキャパシタと、 前記送電線路に直列に接続された可制御電圧印加手段
    と、 前記複数台のスイッチドキャパシタをON、OFF制御
    してステップ状電圧を発生させるとともに、前記ON、
    OFF制御に連動して前記可制御電圧印加手段の発生電
    圧を、前記ステップ状電圧がステップ状に変化すると
    き、同じステップ幅だけ変化させ、かつ変化の方向が逆
    となるよう変化させて鋸歯状に制御することにより、前
    複数台のスイッチドキャパシタのステップ状電圧と前
    記可制御電圧印加手段の鋸歯状電圧との和電圧が線形に
    なるように制御する連動制御手段とを備え 前記スイッチドキャパシタは、 前記送電線路に直列に挿入されたキャパシタと、 前記キャパシタに並列接続され、前記連動制御手段によ
    ってON、OFF制御されるサイリスタスイッチと、 前記キャパシタの短絡電流を制限するリアクトルと、 前記キャパシタに並列接続されたアレスタと を有する
    力系統の補償制御装置。
  2. 【請求項2】 前記可制御電圧印加手段は、 前記送電線路の電流ベクトルを検出する検出手段と、 所望リアクタンスに基づいて前記電流ベクトルに直交す
    る電圧指令を発生する制御手段と、 前記電圧指令に比例した電圧を従属して発生する可制御
    電源と を有する請求項1記載の電力系統の補償制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記可制御電源は、 前記送電線路の電圧を検出する電圧変成器と、 前記検出電圧の位相を検出する位相検出器と を持ち、 前記検出手段は、 前記送電線路の電流を検出する電流変成器と、 前記位相検出器の検出位相及び固定座標値である前記電
    流変成器の検出電流から同期回転座標値である電流ベク
    トルへ変換する座標変換器と持つ請求項2記載の電力
    系統の補償制御装置。
  4. 【請求項4】 前記可制御電源は、さらに、 前記電圧指令の偏角を演算して出力する位相指令手段
    と、 前記偏角及び前記位相検出器の検出位相を加算して交流
    電圧の発生位相を出力する加算器と、 前記電圧指令の絶対値を演算して出力する直流電圧指令
    手段と、 前記電圧指令の絶対値に基づいて直流電圧の振幅を調整
    する直流電圧調整器と、 前記加算器の出力及び前記直流電圧調整器の出力に基づ
    いて発生する交流電圧を変圧器を介して前記送電線路に
    印加する振幅変調式電力変換器と を含む 請求項3記載の
    電力系統の補償制御装置。
  5. 【請求項5】 前記可制御電源は、さらに、電力変換器の直流電圧とその指令値との比較に基づい
    て、発生すべき交流電圧の位相を微少調整する偏角を出
    力する直流電圧制御手段と、 前記制御手段の電圧指令及び前記直流電圧制御手段が出
    力する偏角に基づいて第2の電圧指令を出力するベクト
    ル回転手段と、 前記位相検出器の検出位相及び前記ベクトル回転手段の
    第2の電圧指令に基づいて三相交流電圧指令を出力する
    座標変換手段と、 前記座標変換手段の三相交流電圧指令に基づいて発生す
    る交流電圧を変圧器を介して前記送電線路に印加するパ
    ルス幅変調式電力変換器と を含む請求項3記載の電力系
    統の補償制御装置。
  6. 【請求項6】 前記可制御電源は、前記送電線路の電圧を検出する電圧変成器と、 前記検出電圧の位相を検出する位相検出器と、 前記位相検出器の検出位相と巻線形交流機の機械的回転
    角の合成手段と、 前記交流機の二次電流を検出する検出手段と、 前記検出手段の二次電流を同期回転座標の二次電流に変
    換する座標変換手段と、 前記送電線路電流及び前記交流機の一次電流を検出する
    単数又は複数の電流変成器と、 前記位相検出器の検出位相及び固定座標値である前記電
    流変成器の検出電流から同期回転座標値である一次電流
    ベクトルへ変換する座標変換器と、 所望リアクタンスに基づいて前記一次電流ベクトルに直
    交する一次電圧指令を演算する制御手段と、 前記一次電流ベクトル及び一次電圧指令から二次電流指
    令を演算する演算手段と、 前記座標変換手段の二次電流及び前記演算手段の二次電
    流指令の比較に基づいて前記交流機の二次巻線の励磁電
    源をフィードバック制御する電流制御手段と を有し、 前記巻線形交流機は、前記励磁電源に基づいて制御され
    て発生する交流電圧を変圧器を介して前記送電線路に印
    加する 請求項1 記載の電力系統の補償制御装置。
  7. 【請求項7】 送電線路に直列に接続された複数台の
    イッチドキャパシタと、 前記送電線路に直列に接続された複数台のスイッチドリ
    アクタと、 前記送電線路に直列に接続された可制御電圧印加手段
    と、 前記複数台のスイッチドキャパシタ及び前記複数台の
    イッチドリアクタをON、OFF制御してステップ状電
    圧を発生させるとともに、前記ON、OFF制御に連動
    して前記可制御電圧印加手段の発生電圧を、前記ステッ
    プ状電圧がステップ状に変化するとき、同じステップ幅
    だけ変化させ、かつ変化の方向が逆となるよう変化させ
    鋸歯状に制御することにより、前記複数台のスイッチ
    ドキャパシタ及び前記複数台のスイッチドリアクタの
    テップ状電圧と前記可制御電圧印加手段の鋸歯状電圧と
    の和電圧が線形になるように制御する連動制御手段とを
    備え 前記スイッチドキャパシタは、 前記送電線路に直列に挿入されたキャパシタと、 前記キャパシタに並列接続され、前記連動制御手段によ
    ってON、OFF制御されるサイリスタスイッチと、 前記キャパシタの短絡電流を制限するリアクトルと、 前記キャパシタに並列接続されたアレスタと を有する
    力系統の補償制御装置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチドリアクタは、 前記送電線路に直列に挿入されたリアクトルと、 前記リアクトルに並列接続され、前記連動制御手段によ
    ってON、OFF制御されるサイリスタスイッチと、 前記リアクトルに並列接続されたアレスタと、 前記サイリスタスイッチへのアレスタ電流の転流速度を
    抑制するアノードリアクトルと を有する請求項7記載の
    電力系統の補償制御装置。
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