JP3444319B2 - プリンタ装置の排紙機構 - Google Patents
プリンタ装置の排紙機構Info
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
紙とを任意選択的に用いて印刷可能なプリンタ装置の排
紙機構に関する。 【0002】 【従来の技術】単票用紙と連続用紙とを任意選択的に用
いて印刷可能なプリンタにおける従来の用紙送り機構を
図によって説明する。図5(a)において、単票用紙の紙
送り機構は、給紙装置101の単票用紙積載部102に
積まれた複数枚の単票用紙103のうち最上部の用紙1
04が給紙ローラ105の回転駆動によって押し出さ
れ、用紙104の先端角部が分離爪106を乗り越えて
他の用紙と分離された後、その先端がプラテン107と
摩擦ローラ108との間にくい込まれるまで送り出され
る。用紙104がプラテン107と摩擦ローラ108に
受け渡されると給紙ローラ105の回転駆動が停止さ
れ、次にプラテン107が矢印B方向に回転して上記用
紙104の先端が印字ヘッド109とプラテン107と
の間を経て用紙ガイド部110に導かれるまで搬送され
る。そして、搬送された用紙上に印字処理が実行され
る。 【0003】印字後の単票用紙103は用紙ガイド部1
10に案内されて排出ローラ111に受け渡され、排出
ローラ111の回転駆動で排出紙収容部112に送り出
され、同収容部の底面に載置される。 【0004】次に連続用紙の紙送り機構を説明する。ま
ず、プリンタ上の給紙装置を取外す。この状態を示す図
5(b)において連続用紙供給口TAより供給されトラク
タ113により矢印c方向に搬送された連続用紙114
は、用紙案内板115に案内されてプラテン107と印
字ヘッド109との間に導かれる。そこで、印字ヘッド
109が駆動され、連続用紙114上に印字が行われ
る。 【0005】印字処理された連続用紙114は用紙排出
口TCより排出され、プリンタ本体の上面に形成された
通路を通って排出ガイド120より導き出される。 【0006】このように連続用紙の給紙機構をもつプリ
ンタ本体に、給紙装置101を選択的に取り付けて単票
用紙の自動給紙を可能にしていた。 【0007】しかし、給紙装置101を用いて単票用紙
の印字を行った後、連続用紙の印字を行いたい場合、給
紙装置101をプリンタ本体117より取外し、所定の
場所に保管しなければならないという不都合があった。 【0008】そこで上記欠点を解決すべく、図5(c)に
示すように、給紙装置101をプリンタ本体117に取
り付けたままの状態として、連続用紙に印字するとき、
給紙装置101の単票用紙排出部より連続用紙を排出す
る構成とした装置が知られている(特開昭63−959
73号公報)。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の装置にあっては、連続用紙を使用する場合、連続用
紙の先端が用紙排出口より排出されても排出紙収納部に
撃突して折れ曲がってしまい、排出紙収納部と用紙との
摩擦により用紙の進行が妨げられ、引続き排出された連
続用紙は排出紙収容部に積み重なってしまうことになっ
た。そのため、排出口から出た用紙の長さが短いうち
に、その連続用紙の先端を摘み上げて給紙装置の上部を
越えて給紙装置の後方に垂らさなければならず、煩わし
かった。 【0010】そこで本発明は、連続用紙を使用する場合
でも、煩わしさがなく、連続用紙の先端を給紙装置の上
部を越えて給紙装置の後方に垂らすことができるプリン
タ装置の排紙機構を提供することを目的としている。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の排紙機構は、単票用紙と連続用紙のいずれか
一方に選択的に印刷することを可能にするプリンタ装置
において、単票用紙と連続用紙を排出する共通の排紙ロ
ーラの排出側に、排出された単票用紙の後端を支持する
スタッカー底部と、前記スタッカー底部から間隔を明け
て配置され、かつ前記単票用紙の背面を支持するスタッ
カーボードとを備えたスタッカーを配設するとともに、
前記スタッカーボードの下端部と前記スタッカー底部と
の間に、前記排紙ローラからの単票用紙を前記スタッカ
ー底部に導びく経路を構成しつつ前記スタッカーボード
の一部を構成する位置と、前記排紙ローラからの連続用
紙を前記スタッカーボードに沿わせるための経路を構成
する位置とに移動する排紙経路板を枢支して構成されて
いる。 【0012】 【0013】 【0014】 【作用】連続用紙を使用する際に、排紙経路板を排紙ロ
ーラの直後からスタッカーボードに渡って設け、排紙ロ
ーラによって排出された連続用紙の先端が排紙経路板に
沿ってスタッカーボードに進み、スタッカーボードに沿
って上方に進む。これは排紙ローラの直後の排紙経路板
そのものはなだらかであり、そして排紙経路板からスタ
ッカーボードへの面のつながり角も小さいので、スタッ
カーボードに沿って上方に進んでいる排出された連続用
紙の重さは、スタッカーボードに沿って上方に進んでい
る排出された連続用紙の下部にかかり、排紙経路板がそ
れを支えることによって、連続用紙は折れることなく、
連続用紙の先端はスタッカーボードの上部を通過し、排
出紙収容部の後方に導かれる。また単票用紙を使用する
際には、排紙経路板がスタッカーボードの一部を構成す
るため、連続用紙と略同一の経路を沿ってスタッカー底
部に収容される。 【0015】 【発明の実施の形態】実施例について図面を参照して説
明すると、図1および図2において、プリンタ装置は、
それぞれ単票用紙1および連続用紙2の給紙手段と、単
票用紙1および連続用紙2に印字する印字手段と、単票
用紙1および連続用紙2を印字手段から排出する排紙手
段と、排出した単票用紙を堆積するスタッカーとからな
る。 【0016】単票用紙1の給紙手段には、単票用紙1を
堆積するホッパー3がある。ホッパー3から単票用紙1
を1枚ずつ分離し、送り出すために図示しないモータに
よって回転する給紙ローラ4と、給紙ローラ4に単票用
紙1を押圧する圧板5と、単票用紙1を分離する分離部
6とがある。 【0017】単票用紙1がホッパー3から送り出された
位置に、図示しないモータによって回転する給紙補助ロ
ーラ7があり、給紙補助ローラ7は回転することによっ
て単票用紙1をさらに送り、単票用紙1を印字手段に導
く給紙ガイド8がある。 【0018】印字手段には、プラテン9と、印字ヘッド
10とがある。プラテン9は図示しないモータによって
回転し、単票用紙1および連続用紙2を送る。送られた
単票用紙1および連続用紙2を排紙ローラ11に導く排
紙カバー12の裏側下部とフレームガイド13とがあ
る。 【0019】排紙ローラ11は図示しないモータによっ
て回転し、単票用紙1を排紙し、単票用紙1は排紙カバ
ー12の裏側上部に案内されながらスタッカーに送られ
る。 【0020】スタッカーには排紙ローラ11の下方に単
票用紙1の後端を支持するスタッカー底部14と排紙さ
れた単票用紙1の背面を支持するために傾斜したスタッ
カーボード15と回動可能な排紙経路板16とがある。 【0021】連続用紙2の給紙手段にはトラクタ17が
あり、印字手段に連続用紙2を送る。 【0022】排紙経路板16はプンリタのほぼ全幅に亘
る板部16aと、板部の上端部の両側にあり排紙経路板
16の回動中心である軸部16bと、板部16aの両側
には上方へ突設した操作部16cとがある。排紙経路板
16の軸部16bは、スタッカーボード15の下方で両
側のフレーム18,18に回動可能に軸支されている。 【0023】排紙経路板16の両側には、ねじりコイル
バネ19の一端が嵌着され、ねじりコイルバネ19の他
端がフレームに嵌着されている。排紙経路板16はねじ
りコイルバネ19によって排紙経路板の下端部を排紙ロ
ーラ11の直後に保持できる。 【0024】排紙経路板16の裏側の後方には、両側の
フレーム18、18に固着した横断フレーム20があ
り、単票用紙1をスタッカーに堆積する際には排紙経路
板16を回動し、その裏面を横断フレーム20に当接す
ることによってスタッカーを形成し、排紙経路板16は
排紙ローラ11によって排出された単票用紙1の裏面の
下部を支持する。 【0025】次に用紙の搬送について説明する。 【0026】連続用紙2を使用する場合、図1に示すよ
うに排紙経路板16の操作部16cを操作し、排紙経路
板16を回動し、排紙経路板16と排紙カバー12の裏
側上部とによって排紙ローラ11の直後からスタッカー
ボード15に排紙経路を形成する。 【0027】連続用紙2はトラクタ17により印字手段
部に送られ、印字の後、排紙ローラ11によってスタッ
カーに排出されると、連続用紙2の先端が排紙経路板1
6に沿って通過し、図3に示すようにスタッカーボード
15の面を滑り上がり、図1に示すようにスタッカーボ
ード15を越え、さらにスタッカーボード15の後方に
あるホッパーを越えプリンタ装置の後方に導かれる。 【0028】単票用紙1を使用する場合、図4に示すよ
うに排紙経路板16を横断フレーム20に当接し、スタ
ッカーを形成する。 【0029】単票用紙1はホッパー3から給紙補助ロー
ラ7に送り出され、さらに印字手段、排紙手段に送ら
れ、排紙ローラ11によって排紙された単票用紙1の先
端は排紙されるにしたがって排紙カバー12の裏側上部
に案内されつつ、排紙経路板16またはスタッカーボー
ド15に当接し、スタッカーボード15をすりあがる。
単票用紙1の後端は、排紙ローラ11によって排紙さ
れ、スタッカー内に落下し、スタッカー底部14に支持
される。 【0030】なお、スタッカーボード15は、単票用紙
1を支持する金具でもよい。 【0031】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、単票
紙の面を支持するスタッカーボードの下端部に、単票用
紙をスタッカー底部に導びく経路と、連続用紙をスタッ
カーボードに導びく経路を構成する排出経路を変位自在
に設けたので、単票用紙はもとより、連続用紙を用いた
場合でもこれをスタッカーボードに沿わせて支障なく排
出させることができる。 【0032】しかも、スタッカーを単票用紙を堆積支持
する部材と連続用紙のガイドとに兼用させたことによ
り、部品点数をその分さらに軽減することができ、印字
すべき用紙の選択することによって生じる部材の着脱の
手間を省くことができる。 【0033】
図である。 【図2】プリンタ装置の要部の斜視図である。 【図3】プリンタ装置の横断面図である。 【図4】プリンタ装置の横断面図である。 【図5】従来例の横断面図である。 【符号の説明】 1 単票用紙 2 連続用紙 3 ホッパー 11 排紙ローラ 14 スタッカー底部 15 スタッカーボード 16 排紙経路板
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 単票用紙と連続用紙のいずれか一方に選
択的に印刷することを可能にするプリンタ装置におい
て、 単票用紙と連続用紙を排出する共通の排紙ローラの排出
側に、排出された単票用紙の後端を支持するスタッカー
底部と、前記スタッカー底部から間隔を明けて配置さ
れ、かつ前記単票用紙の背面を支持するスタッカーボー
ドとを備えたスタッカーを配設するとともに、前記スタ
ッカーボードの下端部と前記スタッカー底部との間に、
前記排紙ローラからの単票用紙を前記スタッカー底部に
導びく経路を構成しつつ前記スタッカーボードの一部を
構成する位置と、前記排紙ローラからの連続用紙を前記
スタッカーボードに沿わせるための経路を構成する位置
とに移動する排紙経路板を枢支したことを特徴とするプ
リンタ装置の排紙機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24492895A JP3444319B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | プリンタ装置の排紙機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24492895A JP3444319B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | プリンタ装置の排紙機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0986747A JPH0986747A (ja) | 1997-03-31 |
JP3444319B2 true JP3444319B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=17126058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24492895A Expired - Lifetime JP3444319B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | プリンタ装置の排紙機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3444319B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP24492895A patent/JP3444319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0986747A (ja) | 1997-03-31 |
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