JPH08197723A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JPH08197723A JPH08197723A JP3019495A JP3019495A JPH08197723A JP H08197723 A JPH08197723 A JP H08197723A JP 3019495 A JP3019495 A JP 3019495A JP 3019495 A JP3019495 A JP 3019495A JP H08197723 A JPH08197723 A JP H08197723A
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- sheet
- discharged
- printed
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Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 先に排出された用紙が、後続する用紙によっ
て押し出されることを防止する。 【構成】 印字部により上面に印字されて排出される用
紙Pの両側部分を下方から支持することにより、用紙P
をその排出方向から見て印字面が窪む凹形状であって先
端側よりも後端側の方が緩やかな凹形状となる凹形状に
付勢しつつ案内する両側支持部271と、用紙の中央部
を下方に向けて押し下げる押し下げ部272とを備えた
ことを特徴とする。
て押し出されることを防止する。 【構成】 印字部により上面に印字されて排出される用
紙Pの両側部分を下方から支持することにより、用紙P
をその排出方向から見て印字面が窪む凹形状であって先
端側よりも後端側の方が緩やかな凹形状となる凹形状に
付勢しつつ案内する両側支持部271と、用紙の中央部
を下方に向けて押し下げる押し下げ部272とを備えた
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
に関する。より詳しくは、印字後の用紙を、排出方向か
ら見て凹形状に付勢しつつ排出することにより、用紙を
浮かせた状態で搬送し、先に印字され排出されて積層さ
れている用紙の印字面と摺接するまでの時間を遅延させ
て印字済用紙のインクが乾く時間を確保するようにした
排紙構造の改良に関するものである。
に関する。より詳しくは、印字後の用紙を、排出方向か
ら見て凹形状に付勢しつつ排出することにより、用紙を
浮かせた状態で搬送し、先に印字され排出されて積層さ
れている用紙の印字面と摺接するまでの時間を遅延させ
て印字済用紙のインクが乾く時間を確保するようにした
排紙構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェットプリンタは、用
紙にインクを吐出して印字するようになっているので、
複数枚の用紙に連続して印字する場合、印字済の用紙の
インクが乾かないうちに次の用紙が排出されてきて印字
済用紙の印字面と摺接すると、印字済用紙の印字面が汚
れてしまうという課題を有している。
紙にインクを吐出して印字するようになっているので、
複数枚の用紙に連続して印字する場合、印字済の用紙の
インクが乾かないうちに次の用紙が排出されてきて印字
済用紙の印字面と摺接すると、印字済用紙の印字面が汚
れてしまうという課題を有している。
【0003】このような課題を解決しようとしたものと
しては、特開平6−91861号公報記載のインクジェ
ットプリンタが知られている。
しては、特開平6−91861号公報記載のインクジェ
ットプリンタが知られている。
【0004】図4は、このプリンタの排出部を示す斜視
図である。
図である。
【0005】排出部90は、図示しない印字部により上
面に印字されて排出される用紙Pの両側部分を下方から
支持するようにして案内する両側支持部91,91と、
用紙の中央部を下方に向けて押し下げる押し下げ部92
とを有している。
面に印字されて排出される用紙Pの両側部分を下方から
支持するようにして案内する両側支持部91,91と、
用紙の中央部を下方に向けて押し下げる押し下げ部92
とを有している。
【0006】両側支持部91はフレーム70と一体的に
形成された固定リブで構成されており、その上面91a
は、排紙方向にしたがって上向きに傾斜している。
形成された固定リブで構成されており、その上面91a
は、排紙方向にしたがって上向きに傾斜している。
【0007】押し下げ部92はギザローラで構成されて
おり、図示しないフレームに対して回動可能に取り付け
られたアーム93に回転可能に支持されている。
おり、図示しないフレームに対して回動可能に取り付け
られたアーム93に回転可能に支持されている。
【0008】以上のようなプリンタにおける排紙動作は
以下のようである。
以下のようである。
【0009】(i)用紙Pに印字がなされ、用紙Pが排
出部90に進入すると、その両側部分は両側支持部91
の上面91aによって徐々に上方に向けて案内される。
同時に、用紙の中央部分はアーム93を上方に回動させ
つつ徐々に押し下げ部92を押し上げてゆくが、逆に用
紙の中央部分は徐々に押し下げ部92の下方に入り込
み、押し下げ部92およびアーム93の重量により、両
側部分に比べて押し下げられてゆく。
出部90に進入すると、その両側部分は両側支持部91
の上面91aによって徐々に上方に向けて案内される。
同時に、用紙の中央部分はアーム93を上方に回動させ
つつ徐々に押し下げ部92を押し上げてゆくが、逆に用
紙の中央部分は徐々に押し下げ部92の下方に入り込
み、押し下げ部92およびアーム93の重量により、両
側部分に比べて押し下げられてゆく。
【0010】このように、用紙Pは、その先端部から徐
々に、排出方向から見て印字面が窪む凹形状に強制的に
付勢されつつ排出されてゆく。
々に、排出方向から見て印字面が窪む凹形状に強制的に
付勢されつつ排出されてゆく。
【0011】(ii)用紙Pが排出方向から見て凹形状
に強制的に付勢されると、用紙Pの腰が強くなり、浮い
た状態で搬送されることとなる。このため、図5に示す
ように、排出される用紙Pが、先に印字され排出されて
排紙トレイ60上に積層されている用紙P1の印字面P
1fと摺接するまでの時間が遅延されて、印字済用紙P
1のインクが乾く時間が確保される。
に強制的に付勢されると、用紙Pの腰が強くなり、浮い
た状態で搬送されることとなる。このため、図5に示す
ように、排出される用紙Pが、先に印字され排出されて
排紙トレイ60上に積層されている用紙P1の印字面P
1fと摺接するまでの時間が遅延されて、印字済用紙P
1のインクが乾く時間が確保される。
【0012】(iii)用紙Pがさらに搬送され、図6
に示すように、後端Pbが搬送部80を通過すると搬送
力が失われ、用紙の後端部分Pcが排出部90により凹
形状のまま保持される。
に示すように、後端Pbが搬送部80を通過すると搬送
力が失われ、用紙の後端部分Pcが排出部90により凹
形状のまま保持される。
【0013】(iv)後続する用紙P2が印字され、図
6に示すように、その先端P2aが搬送部80を通過し
て、先行する用紙Pの後端Pbに当たることにより先行
する用紙Pの排出部90による保持が解除される(解除
された状態を図7に示す)。先行する用紙Pは、後続す
る用紙P2に押されたときにその保持が解除されて先の
印字済用紙(図5のP1)上に積層されることとなるの
で、印字済用紙と摺接するまでの時間が一層遅延され
る。
6に示すように、その先端P2aが搬送部80を通過し
て、先行する用紙Pの後端Pbに当たることにより先行
する用紙Pの排出部90による保持が解除される(解除
された状態を図7に示す)。先行する用紙Pは、後続す
る用紙P2に押されたときにその保持が解除されて先の
印字済用紙(図5のP1)上に積層されることとなるの
で、印字済用紙と摺接するまでの時間が一層遅延され
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインク
ジェットプリンタにおける両側支持部91の形状は、排
出される用紙Pを、その排出方向に対して平行に凹形状
(図8に、その形状を模式的に示す)に撓ませようとす
る形状であった。
ジェットプリンタにおける両側支持部91の形状は、排
出される用紙Pを、その排出方向に対して平行に凹形状
(図8に、その形状を模式的に示す)に撓ませようとす
る形状であった。
【0015】このため、用紙Pは、排紙トレイ60上に
落ちた後も、その後端Pbが凹形状のままに保たれるこ
とがあり、この後端Pbが、後続する用紙P2の先端P
2aと当接して、排紙トレイ60上から押し出されてし
まうことがあるという問題があった。
落ちた後も、その後端Pbが凹形状のままに保たれるこ
とがあり、この後端Pbが、後続する用紙P2の先端P
2aと当接して、排紙トレイ60上から押し出されてし
まうことがあるという問題があった。
【0016】本発明はの目的は、以上のような問題を解
決し、排出された用紙が、後続する用紙によって押し出
されることがないインクジェットプリンタを提供するこ
とにある。
決し、排出された用紙が、後続する用紙によって押し出
されることがないインクジェットプリンタを提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェットプリンタは、インクジェッ
トヘッドを有する印字部と、この印字部により上面に印
字されて排出される用紙の両側部分を下方から支持する
ことにより、用紙をその排出方向から見て印字面が窪む
凹形状であって先端側よりも後端側の方が緩やかな凹形
状となる凹形状に付勢しつつ案内する両側支持部と、前
記用紙の中央部を下方に向けて押し下げる押し下げ部と
を備えたことを特徴とする。
に、本発明のインクジェットプリンタは、インクジェッ
トヘッドを有する印字部と、この印字部により上面に印
字されて排出される用紙の両側部分を下方から支持する
ことにより、用紙をその排出方向から見て印字面が窪む
凹形状であって先端側よりも後端側の方が緩やかな凹形
状となる凹形状に付勢しつつ案内する両側支持部と、前
記用紙の中央部を下方に向けて押し下げる押し下げ部と
を備えたことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のように作
用する。
用する。
【0019】すなわち、両側支持部により、インクジェ
ットヘッドを有する印字部により上面に印字されて排出
される用紙の両側部分が下方から支持され、押し下げ部
により用紙の中央部が下方に向けて押し下げられるの
で、用紙は、排出方向から見て印字面が窪む凹形状に強
制的に付勢されつつ排出される。
ットヘッドを有する印字部により上面に印字されて排出
される用紙の両側部分が下方から支持され、押し下げ部
により用紙の中央部が下方に向けて押し下げられるの
で、用紙は、排出方向から見て印字面が窪む凹形状に強
制的に付勢されつつ排出される。
【0020】そして、用紙は、両側支持部によって、先
端側よりも後端側の方が緩やかな凹形状となる状態に付
勢されつつ排出されることとなるので、排出された後の
後端の凹形状は緩やかであるか平坦に近いものとなる。
端側よりも後端側の方が緩やかな凹形状となる状態に付
勢されつつ排出されることとなるので、排出された後の
後端の凹形状は緩やかであるか平坦に近いものとなる。
【0021】したがって、この後端は後続する用紙の先
端と当接し難くなり、排出された後の用紙が、後続する
用紙によって押し出されてしまうことが生じ難くなる。
端と当接し難くなり、排出された後の用紙が、後続する
用紙によって押し出されてしまうことが生じ難くなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0023】図1は本発明に係るインクジェットプリン
タの一実施例を示す部分省略側面図である。
タの一実施例を示す部分省略側面図である。
【0024】同図において、100は給紙装置、200
はインクジェットプリンタの本体である。
はインクジェットプリンタの本体である。
【0025】給紙装置100は、ペーパーサポート11
0と、一対のホッパ120と、一対の給紙ローラ130
とを備えている。
0と、一対のホッパ120と、一対の給紙ローラ130
とを備えている。
【0026】ペーパーサポート110の上面には、給送
されるべき用紙(図示せず)の後部を支持する後部支持
面112が形成されている。この後部支持面112に
は、用紙の後端と当接して用紙の後方への移動を防止す
る後端押さえ113が設けられている。
されるべき用紙(図示せず)の後部を支持する後部支持
面112が形成されている。この後部支持面112に
は、用紙の後端と当接して用紙の後方への移動を防止す
る後端押さえ113が設けられている。
【0027】ホッパ120は、用紙の両側を支持し得る
ように一対設けられており、支持棒140にスライド可
能に挿通されている。ホッパ120の上面は、用紙の前
部を支持する前部支持面121を形成している。
ように一対設けられており、支持棒140にスライド可
能に挿通されている。ホッパ120の上面は、用紙の前
部を支持する前部支持面121を形成している。
【0028】ホッパ120には、用紙の側縁を案内する
エッジガイド150が設けられており、ホッパ120と
エッジガイド150とは一緒になって図1の紙面と直交
する方向にスライド可能となっている。エッジガイド1
50は支持棒141にスライド可能に支持されている。
なお、133は給紙ローラホルダであり、この給紙ロー
ラホルダ133とエッジガイド150とが係合してい
て、給紙ローラ130も一緒にスライドする。
エッジガイド150が設けられており、ホッパ120と
エッジガイド150とは一緒になって図1の紙面と直交
する方向にスライド可能となっている。エッジガイド1
50は支持棒141にスライド可能に支持されている。
なお、133は給紙ローラホルダであり、この給紙ロー
ラホルダ133とエッジガイド150とが係合してい
て、給紙ローラ130も一緒にスライドする。
【0029】ホッパ120の下面と、エッジガイド15
0の底板152との間には、図示しないホッパバネ(圧
縮バネ)が設けられている。ホッパ120は、このホッ
パバネによって上方に向けて付勢されているが、支持棒
140の両端には、ホッパ120をホッパバネのバネ力
に抗して仮想線で示すように押し下げるための、図示し
ないカム機構等による押圧機構が設けられいる。
0の底板152との間には、図示しないホッパバネ(圧
縮バネ)が設けられている。ホッパ120は、このホッ
パバネによって上方に向けて付勢されているが、支持棒
140の両端には、ホッパ120をホッパバネのバネ力
に抗して仮想線で示すように押し下げるための、図示し
ないカム機構等による押圧機構が設けられいる。
【0030】ホッパ120は、給紙時には押圧機構によ
る押し下げが解除され、ホッパバネによって用紙の先端
部を給紙ローラ130に向けてこれに押圧するように押
し上げ、給紙動作を行なわない待機時には押圧機構によ
り押し下げられ、給紙ローラ130から離間した位置
(図1仮想線の位置)にあって給紙ローラ130への用
紙の当接を解除するようになっている。
る押し下げが解除され、ホッパバネによって用紙の先端
部を給紙ローラ130に向けてこれに押圧するように押
し上げ、給紙動作を行なわない待機時には押圧機構によ
り押し下げられ、給紙ローラ130から離間した位置
(図1仮想線の位置)にあって給紙ローラ130への用
紙の当接を解除するようになっている。
【0031】給紙ローラ130は、表面にゴム層を有す
るD型のローラで構成されており、溝付きの給紙ローラ
軸131に固定されている。給紙ローラ軸131は本体
のサイドフレームに軸受を介して回転可能に支持されて
おり、本体の駆動機構によって給紙時に回転駆動され
る。エッジガイド150の前部には、給紙ローラ130
に向けて付勢されている分離パッド132が設けられて
いる。なお、前述したホッパの押圧機構は、給紙ローラ
130の駆動と連動して駆動される。
るD型のローラで構成されており、溝付きの給紙ローラ
軸131に固定されている。給紙ローラ軸131は本体
のサイドフレームに軸受を介して回転可能に支持されて
おり、本体の駆動機構によって給紙時に回転駆動され
る。エッジガイド150の前部には、給紙ローラ130
に向けて付勢されている分離パッド132が設けられて
いる。なお、前述したホッパの押圧機構は、給紙ローラ
130の駆動と連動して駆動される。
【0032】以上のような給紙装置100によれば、用
紙がセットされた状態においては、用紙は、その後端が
ペーパーサポートの後端押さえ113に当接し、後部が
ペーパーサポートの後部支持面112によって支持さ
れ、前部がホッパ120の前部支持面121によって支
持される。
紙がセットされた状態においては、用紙は、その後端が
ペーパーサポートの後端押さえ113に当接し、後部が
ペーパーサポートの後部支持面112によって支持さ
れ、前部がホッパ120の前部支持面121によって支
持される。
【0033】そして、給紙ローラ130が回転しない待
機時には、ホッパ120が給紙ローラ130から離間し
た位置にあって、その前部支持面121とペーパーサポ
ートの後部支持面112との間に比較的大きな第1の段
差G1を形成し、給紙時には、ホッパ120が、給紙ロ
ーラ130に用紙の先端部を当接させる方向に付勢され
ることにより、ホッパ120の前部支持面121とペー
パーサポートの後部支持面112との間に、前記第1の
段差G1よりも小さな第2の段差G2を形成する。これ
によって、用紙に突っ張り力が生じ、その先端が給紙ロ
ーラ130へ食いつくことによって用紙が確実に給送さ
れる。なお、給紙ローラ130に圧接された最上位の用
紙のみが、分離パッド132で他の用紙と分離されて、
図1の矢印b方向に向けて本体200に給送されること
となる。
機時には、ホッパ120が給紙ローラ130から離間し
た位置にあって、その前部支持面121とペーパーサポ
ートの後部支持面112との間に比較的大きな第1の段
差G1を形成し、給紙時には、ホッパ120が、給紙ロ
ーラ130に用紙の先端部を当接させる方向に付勢され
ることにより、ホッパ120の前部支持面121とペー
パーサポートの後部支持面112との間に、前記第1の
段差G1よりも小さな第2の段差G2を形成する。これ
によって、用紙に突っ張り力が生じ、その先端が給紙ロ
ーラ130へ食いつくことによって用紙が確実に給送さ
れる。なお、給紙ローラ130に圧接された最上位の用
紙のみが、分離パッド132で他の用紙と分離されて、
図1の矢印b方向に向けて本体200に給送されること
となる。
【0034】給送された用紙は、紙送りローラ230に
巻き回されて印字部Aへと搬送され、インクジェットヘ
ッド240で印字された後、搬送ローラ対251,25
2で搬送され、さらに排紙ローラ対261,262から
駆動を受け、排出部270を経てホッパ120の上方に
ある排紙トレイ280上に排出される。
巻き回されて印字部Aへと搬送され、インクジェットヘ
ッド240で印字された後、搬送ローラ対251,25
2で搬送され、さらに排紙ローラ対261,262から
駆動を受け、排出部270を経てホッパ120の上方に
ある排紙トレイ280上に排出される。
【0035】排出部270は、印字部Aにより上面に印
字されて排出される用紙の両側部分を下方から支持する
一対の両側支持部271,271(図3参照)と、用紙
の中央部を下方に向けて押し下げる押し下げ部272と
を有している。
字されて排出される用紙の両側部分を下方から支持する
一対の両側支持部271,271(図3参照)と、用紙
の中央部を下方に向けて押し下げる押し下げ部272と
を有している。
【0036】両側支持部271は本体のサブフレーム2
21に対してスライド可能に取り付けられたスライダ2
73に固定されている。
21に対してスライド可能に取り付けられたスライダ2
73に固定されている。
【0037】両側支持部271は、図2に示すように、
三角片271aと、この三角片271aの上面に一体的
に形成された三角部271bとを有しており、三角片2
71aの斜辺271cと三角部271bの斜面271d
とが、排出される用紙のガイド部を形成している。そし
て、三角部271bの斜面は、用紙の排出方向に対して
平行ではなく、内側向きでかつ上方に傾斜している。こ
れによって、図3に示すように、排出される用紙Pは、
先端Pa側よりも後端Pb側の方が緩やかな凹形状とな
る状態に付勢されつつ排出されるようになっている。な
お一対の両側支持部271,271は対称に構成されて
いる。
三角片271aと、この三角片271aの上面に一体的
に形成された三角部271bとを有しており、三角片2
71aの斜辺271cと三角部271bの斜面271d
とが、排出される用紙のガイド部を形成している。そし
て、三角部271bの斜面は、用紙の排出方向に対して
平行ではなく、内側向きでかつ上方に傾斜している。こ
れによって、図3に示すように、排出される用紙Pは、
先端Pa側よりも後端Pb側の方が緩やかな凹形状とな
る状態に付勢されつつ排出されるようになっている。な
お一対の両側支持部271,271は対称に構成されて
いる。
【0038】押し下げ部272は従来のギザローラ(図
4参照)と同様の構成となっており、サブフレーム22
1に対して回動可能に取り付けられたアームに回転可能
に支持されている。
4参照)と同様の構成となっており、サブフレーム22
1に対して回動可能に取り付けられたアームに回転可能
に支持されている。
【0039】以上のような排紙部270によれば、前述
した従来のプリンタにおける排紙動作と基本的には同様
な排紙動作が得られる。
した従来のプリンタにおける排紙動作と基本的には同様
な排紙動作が得られる。
【0040】この実施例における排紙動作の特徴は、図
3に示すように、両側支持部271,271によって、
用紙Pが、先端Pa側よりも後端Pb側の方が緩やかな
凹形状となる状態に付勢されつつ排出されることにあ
る。
3に示すように、両側支持部271,271によって、
用紙Pが、先端Pa側よりも後端Pb側の方が緩やかな
凹形状となる状態に付勢されつつ排出されることにあ
る。
【0041】このような状態で排出されると、排紙トレ
イ280上に落ちた後の用紙Pの後端Pbの凹形状は緩
やかであるか平坦に近いものになるため、後端Pbが後
続する用紙の先端と当接し難くなり、排出された後の用
紙が、後続する用紙によって排紙トレイ280から押し
出されてしまうことが生じ難くなる。
イ280上に落ちた後の用紙Pの後端Pbの凹形状は緩
やかであるか平坦に近いものになるため、後端Pbが後
続する用紙の先端と当接し難くなり、排出された後の用
紙が、後続する用紙によって排紙トレイ280から押し
出されてしまうことが生じ難くなる。
【0042】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0043】例えば、両側支持部の形状は、上述した形
状に限らず、用紙Pを、先端Pa側よりも後端Pb側の
方が緩やかな凹形状となる状態に付勢しつつ排出するこ
とができる形状であれば任意である。
状に限らず、用紙Pを、先端Pa側よりも後端Pb側の
方が緩やかな凹形状となる状態に付勢しつつ排出するこ
とができる形状であれば任意である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、排出された用紙が、後
続する用紙によって押し出されるということが生じ難く
なるという効果が得られる。
続する用紙によって押し出されるということが生じ難く
なるという効果が得られる。
【0045】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの一実施
例を示す部分省略側面図。
例を示す部分省略側面図。
【図2】両側支持部の一方を示す図で(a)は平面図、
(b)は正面図。
(b)は正面図。
【図3】作用説明斜視図。
【図4】従来技術の説明図。
【図5】従来技術の説明図。
【図6】従来技術の説明図。
【図7】従来技術の説明図。
【図8】従来技術の説明図。
A 印字部 P 用紙 240 インクジェットヘッド 271 両側支持部 272 押し下げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏原 一敏 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 安江 拓也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 インクジェットヘッドを有する印字部
と、この印字部により上面に印字されて排出される用紙
の両側部分を下方から支持することにより、用紙をその
排出方向から見て印字面が窪む凹形状であって先端側よ
りも後端側の方が緩やかな凹形状となる凹形状に付勢し
つつ案内する両側支持部と、前記用紙の中央部を下方に
向けて押し下げる押し下げ部とを備えたことを特徴とす
るインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019495A JPH08197723A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019495A JPH08197723A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08197723A true JPH08197723A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12296953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3019495A Pending JPH08197723A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08197723A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10315555A (ja) * | 1997-05-15 | 1998-12-02 | Canon Inc | 画像形成装置 |
AU2010224467B2 (en) * | 2010-03-19 | 2012-05-24 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Image formation apparatus |
CN102774145A (zh) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | 精工爱普生株式会社 | 排纸装置、排纸方法及打印机 |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP3019495A patent/JPH08197723A/ja active Pending
Cited By (5)
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US20120288318A1 (en) * | 2011-05-13 | 2012-11-15 | Seiko Epson Corporation | Paper discharge device, paper discharge method, and printer |
US8821053B2 (en) * | 2011-05-13 | 2014-09-02 | Seiko Epson Corporation | Paper discharge guide with protruding part for supporting paper at an angle |
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