JP3398126B2 - 物品識別装置 - Google Patents
物品識別装置Info
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- G06K7/0008—General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
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Description
障害者による物品の識別を可能とした物品識別装置に関
する。
上で、身の回りの物品を識別することは困難を伴う。一
般に、健常者は、視覚により物品の形状や大きさを把握
し、その物品が何であるのかを識別することができる。
ところが、視覚障害者は、このように視覚により物品を
識別することができない。このため、視覚障害者は、識
別したい物品がある場合には、その物品に触れることに
より、形状、大きさ、手触り等を把握して、識別するこ
とが多い。
形状、大きさ、手触り等を把握することによりその物品
を識別する方法では、記憶や勘に頼らざるを得ないこと
もあり、必ずしも正確に識別することができるとは限ら
ない。また、音楽用のコンパクトディスク(CD)のよ
うに、形状等が同じで内容の異なる物品を識別すること
ができない。また、容器の中身を識別したい場合に、中
身に応じて容器の形状等が異なっていれば、その形状等
により中身を識別することができるが、ペットボトルの
ように、同一の容器に異なる中身が入っている場合に
は、中身の識別を行うことはできない。更に、形状等が
同じであるが色が異なる物品を識別したい場合でも、そ
のような識別をすることができない。このため、物品の
識別を正確に行うことを可能とした装置が要求されてい
る。
のであり、その目的は、利用者、特に視覚障害者が物品
の識別を正確に行うことを可能とした物品識別装置を提
供することにある。
め、本発明の請求項1記載の物品識別装置は、物品に装
着する通信タグと、情報再生装置を備える物品識別装置
であって、通信タグは、第1記憶手段と、第1送信手段
と、第1受信手段と、第1書き込み手段を備え、第1記
憶手段は、識別子を記憶し、第1送信手段は、第1記憶
手段が記憶する識別子を無線により送信し、第1受信手
段は、情報再生装置から送信された識別子を受信し、第
1書き込み手段は、第1受信手段が受信した識別子を第
1記憶手段に書き込み、情報再生装置は、第2記憶手段
と、第2送信手段と、第2受信手段と、情報再生手段
と、制御手段を備え、第2記憶手段は、識別子に対応づ
けて音声データを記憶し、第2送信手段は、識別子を無
線により送信し、第2受信手段は、通信エリア内に所在
する通信タグが送信する識別子を受信し、情報再生手段
は、音声データの再生が可能であり、制御手段は、情報
再生処理と、録音処理を可能とし、情報再生処理は、第
2受信手段が受信した識別子に対応する音声データを第
2記憶手段から読み出して情報再生手段に再生させ、録
音処理は、第2受信手段が受信した識別子が初期値であ
る場合には、音声入力手段を介して入力される音声に識
別子を割り当てて第2記憶手段に書き込むとともに、当
該割り当てた識別子を第2送信手段に送信させ、第2受
信手段が受信した識別子が初期値でない場合には、当該
受信した識別子に対応して入力される音声を第2記憶手
段に書き込む構成としてある。これにより、通信タグを
装着した物品に関連付けられた情報データが再生される
ため、利用者はその物品を識別することが可能となる。
また、通信タグは、識別子を記憶すると共に、その識別
子を送信するだけでよいため、構成を簡略化し、小型
化、コスト低減等を図ることも可能となる。
品を特定する音声データを再生することにより、利用者
が視覚障害者である場合に、該視覚障害者が物品を識別
することが可能となる。
用者は、新たな物品についても、その物品を特定する音
声データを自らの声で録音することにより、その識別を
行うことが可能となる。
ウンタを更に備え、録音処理において、カウンタがその
処理毎に順次カウントする連続するカウント値を識別子
として割り当てることが好ましい。カウンタのカウント
値を識別子として用いることにより、異なる物品に同一
の識別子が割り当てられてしまうことを容易に防止する
ことができると共に、識別子の生成が容易に行える。
置は、ネットワークを介して情報再生装置に接続される
情報再生端末を更に備え、情報再生端末は、第3受信手
段と、第3送信手段と、第2情報再生手段を備え、第3
受信手段は、通信エリア内に所在する情報タグが送信す
る識別子を受信し、第3送信手段は、第3受信手段が受
信した識別子を制御手段に出力し、第2情報再生手段
は、音声データの再生が可能であり、制御手段は、第3
送信手段からの識別子に対応する音声データを第2記憶
手段から読み出し、当該識別子を出力した情報再生端末
の第2情報再生手段に再生させることが好ましい。この
場合には、情報再生端末が設置されたそれそれの場所
で、利用者が物品を識別することが可能となる。
置は、物品に装着する通信タグと、情報再生装置を備え
る物品識別装置であって、通信タグは、第1記憶手段
と、第1送信手段を備え、第1記憶手段は、識別子を記
憶し、第1送信手段は、第1記憶手段が記憶する識別子
を無線により送信し、情報再生装置は、第2記憶手段
と、受信手段と、情報再生手段と、制御手段を備え、第
2記憶手段は、識別子に対応づけて情報データを記憶
し、受信手段は、通信エリア内に所在する1又は複数の
情報タグが送信する識別子を定期的に受信し、情報再生
手段は、音声データの再生が可能であり、制御手段は、
前回受信した1又は複数の識別子と、今回受信した1又
は複数の識別子との差分を検出し、当該差分の識別子に
対応する情報データを第2記憶手段から読み出して情報
再生手段に再生させる構成としてある。これにより、利
用者が通信タグを装着した物品を通信エリアから持ち出
したり、持ち込んだ場合には、その物品に関連付けられ
た情報データが再生されるため、利用者は持ち出した物
品や持ち込んだ物品を識別することが可能となる。
いて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る物
品識別装置の構成を示すブロック図である。同図に示す
物品識別装置1は、利用者の識別したい物品に装着され
る複数の通信タグ100と、情報再生装置200とによ
って構成されている。この物品識別装置1は、情報再生
装置200が、通信タグ100の装着された物品に関連
付けられた音声データを再生することにより、利用者、
特に視覚障害者による物品の識別を可能としたものであ
る。視覚障害者等が自分の部屋にあるCDケース、洋
服、雑貨、本などのそれぞれに、通信タグ100を装着
することにより、これらの識別を情報再生装置200か
らの音声によって行うことができる。
o Frequency Identification)チップと受信アンテナを
まとめて樹脂やガラスで封止したRFタグと称されるも
のであり、利用者が識別したい物品に装着される超小型
の通信端末である。この通信タグ100は、アンテナ1
10、送受信部120、電源供給部130、メモリ14
0、制御部150を備えて構成される。
て情報再生装置200との間で信号を送受信するもので
ある。電源供給部130は、通信タグ100の各部に電
源を供給するものである。通信タグ100は、それ自体
電源を持たないが、通信タグ100が情報再生装置20
0との通信可能なエリア(以下「通信エリア」と称す
る)内に所在する場合には、情報再生装置200から電
源供給部130に電源供給信号が与えられ、これが通信
タグ100の各部を駆動する。
気的に書き換え可能なROM)であり、通信タグ100
を装着した物品に割り当てられた識別子を記憶してい
る。この識別子は例えば4桁の数字で表される。なお、
通信タグ100が未使用であって、該通信タグ100を
装着した物品に識別子が割り当てられていない場合に
は、通信タグ100のメモリ140には識別子の初期値
(例えば「0000」)が記憶される。
グラムにより、通信タグ100全体の制御を行う。具体
的には、制御部150は、メモリ140から識別子を読
み出し、情報再生装置200へ送出する制御を行う。ま
た、制御部150のデータ書込機能151は、情報再生
装置200から送られた識別子をメモリ140に書き込
む。
定位置に設置されており、アンテナ板210、送受信部
220、メモリ230、操作部240、音声入力部25
0、スピーカ260、制御部270、カウンタ280を
備えて構成される。
して通信タグ100との間で信号を送受信するものであ
る。メモリ230は、例えばEEPROM(電気的に書
き換え可能なROM)であり、物品を特定する音声デー
タが、該物品に割り当てられた識別子に対応付けられて
記憶されている。図2に、音声データと識別子との対応
関係を示す。同図に示すように、物品のそれぞれを特定
する音声データは、これら各物品に割り当てられた識別
子に対応付けられている。メモリ230には、物品に割
り当てられた識別子と同一の値のアドレスに、その物品
を特定する音声データを記憶しており、識別子と音声デ
ータとが対応付けられている。なお、各識別子は、後述
するカウンタ280の連続するカウント値で与えられ
る。
るために様々な情報を自由に含むことができる。例え
ば、その利用者が識別しやすいように、音楽用のCDに
対しては、歌手名やタイトルの情報を含ませることがで
きる。また、食品に対しては、その食品の種類と共に賞
味期限の情報が含ませることができる。また、衣服に対
しては、その衣服の色や特徴(スタンドカラー、半袖
等)の情報をふくませることができる。メモリ230内
の音声データは、利用者が録音するものであってもよ
く、予め用意されているものであってもよい。
タを録音するための録音ボタンを備えている。利用者
は、この録音ボタンを押下することにより、物品を特定
する音声データを録音する指示を行うことができる。
であり、利用者によって操作部240の録音ボタンが押
下された場合に、該利用者の発する音声を集音する。後
述するように、録音された利用者の音声は、物品を識別
するための音声データとして用いられる。スピーカ26
0は、後述する制御部270がメモリ230から読み出
した音声データを再生する。
グラムにより、情報再生装置200全体の制御を行う。
具体的には、制御部270の情報データ読出機能271
は、通信タグ100から送られる識別子に基づいて、該
識別子が割り当てられた物品を特定する音声データをメ
モリ230から読み出す制御を行う。また、制御部27
0の情報再生機能272は、情報データ読出機能271
によって読み出された音声データを再生する。
利用者によって操作部240の録音ボタンが押下された
場合に、音声入力部250によって集音された音声デー
タの録音を開始し、該利用者が録音ボタンから手を離す
まで録音動作を継続する。
4は、通信タグ100が未使用であって、該通信タグ1
00を装着した物品に識別子が割り当てられていない場
合には、カウンタ280のカウント値を、識別子とし
て、その物品に割り当てる。また、制御部270のデー
タ書込機能275は、録音機能273によって録音され
た音声データをメモリ230に書き込む。
一例を示す図である。情報再生装置200は、方形メサ
型の筐体を有し、上面の略全域にアンテナ板210が埋
設される。また、前面には操作部240、音声入力部2
50、スピーカ260が配置されており、側面には電源
ボタン290が配置されている。図3では、通信エリア
内に置かれたCDケース300が示される。CDケース
300には、通信タグ100が装着されている。同図の
ように、電源スイッチ290がオン状態で、CDケース
300に装着された通信タグ100が通信エリア内に所
在すると、通信タグ100には、アンテナ板210を介
して電源が供給される。この起電力によって通信タグ1
00は、メモリ140内の識別子、すなわちCDケース
300に割り当てられた識別子を送出する。情報再生装
置200は、この識別子に基づいて、対応する音声デー
タをメモリ230から読み出してスピーカ260で再生
する。
り、次にその動作の詳細を説明する。図4は、物品を特
定する音声データを再生、録音する場合の物品識別装置
1の動作手順を示すフローチャートであり、ここでは、
情報再生装置200を主体とした動作が示されている。
(ステップ401)、情報再生装置200の制御部27
0は、「電源が入りました」等の音声をスピーカ260
から出力する処理を行う。また、送受信部220は、電
源供給信号を外部に送出する。このとき、利用者が識別
したい物品を情報再生装置200に近付けることによ
り、その物品に装着された通信タグ100が電源供給信
号を受信し、通信タグ100の電源供給部130は、こ
の電源供給信号を基に、通信タグ100の各部に電源を
供給する。
供給されると、メモリ140に記憶された識別子、すな
わち、その通信タグ100を装着した物品に割り当てら
れた識別子を読み出す。制御部150によって読み出さ
れた識別子は、送受信部120に送られ、アンテナ11
0を介して外部に送出される。通信タグ100から送出
された識別子は、情報再生装置200のアンテナ板21
0を介して送受信部220によって受信される。
投入された後、識別子を受信したか否かを判定し(ステ
ップ402)、受信した場合には、その識別子が初期
値、すなわち「0000」であるか否かを判定する(ス
テップ403)。なお、複数の通信タグ100から識別
子を受信した場合には、制御部270は、最初に受信し
た識別子について、その識別子が初期値であるか否かを
判定する。
制御部270の情報データ読出機能271は、この識別
子に対応付けられた音声データ、すなわち、該識別子が
割り当てられた物品を特定する音声データをメモリ23
0から読み出す(ステップ404)。具体的には、情報
データ読出機能271は、メモリ230において、受信
した識別子と同一の値のアドレスから音声データを読み
出す。例えば、図2に示したように識別子と音声データ
とが対応付けられている場合に、通信タグ100から識
別子「0102」が送られたとする。この場合には、情
報データ読出機能271は、メモリ230において、識
別子「0102」と同一の値のアドレスから、音声デー
タを読み出す。これにより、識別子「0102」に対応
する「○○年○○月○○日賞味期限の苺ジャム」と称呼
する音声データが読み出される。
報データ読出機能271によって読み出された音声デー
タを再生する処理を行い、スピーカ260から物品を特
定する音声が出力される(ステップ405)。利用者
は、この音声により物品を識別することが可能となる。
の内容を変更したい場合が生じる。例えば、音声データ
が誤っていた場合、その音声が気に入らなかった場合、
通信タグ100を別の物品に装着しなおした場合などで
ある。このような場合、利用者が再生後の所定時間内に
操作部240の録音ボタンを押下することにより、これ
に対応することができる。
る音声が出力された後、制御部270は、操作部240
の録音ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップ
406)。
(ステップ406で肯定判断した場合)は、利用者から
音声データを更新する指示がされたと判断し、制御部2
70は、「録音が更新されます。宜しいですね」等の音
声データの更新を通知する音声をスピーカ260から出
力する(ステップ407)。次に、制御部270の録音
機能273は、利用者が発した音声を録音する(ステッ
プ408)。具体的には、録音機能273は、音声デー
タの更新を通知する音声が出力されてから所定時間経過
後に録音を開始し、利用者が録音ボタンから手を離した
ときに録音を終了する。なお、ステップ407において
音声データの更新を通知してから所定時間内に、利用者
が録音ボタンから手を離した場合には、録音機能273
による録音は行われず、一連の動作が終了し、再び識別
子を受信したか否かの判定(ステップ402)以降の動
作が繰り返される。
制御部270のデータ書込機能275は、メモリ230
において、通信タグ100からの識別子と同一のアドレ
スに記憶されている音声データを、ステップ408にお
いて録音された新たな音声データに更新する(ステップ
409)。
も録音ボタンが押下されなかった場合には、一連の動作
が終了し、再び識別子を受信したか否かの判定(ステッ
プ402)以降の動作が繰り返される。
あった場合は、通信タグ100が未使用であって、該通
信タグ100を装着した物品に識別子が割り当てられて
いないと判断され、識別情報を設定するための処理(ス
テップ410〜418)が行われる。すなわち、通信タ
グ100を装着した物品に識別子を割り当てると共に、
その物品を特定するための音声データを録音する処理が
行われる。制御部270は、カウンタ280のカウント
値が最大値であるか否かを判定する(ステップ41
0)。
れ以上、そのカウント値を識別子として割り当てて、識
別対象の物品を増やすことができない。この場合には、
制御部270は、識別子を割り当てることができない旨
の音声、例えば「タグの規定容量をオーバーしました」
等の音声をスピーカ260から出力する処理を行う(ス
テップ411)。
値でない場合には、制御部270は、通信タグ100が
未使用であることを通知する音声、例えば「未使用の通
信タグです」等音声をスピーカ260から出力する処理
を行う(ステップ412)。
出力された後、制御部270は、操作部240の録音ボ
タンが押下されたか否かを判定する(ステップ41
3)。
なかった場合には、一連の動作が終了し、再び識別子を
受信したか否かの判定(ステップ402)以降の動作が
繰り返される。
た場合(ステップ413で肯定判断した場合)は、利用
者から音声データを録音する指示がされたということで
ある。このため、制御部270は、録音の開始を通知す
る音声、例えば「初録音になります。どうぞ」等の音声
をスピーカ260から出力する(ステップ414)。
利用者が発した音声のデータを録音する(ステップ41
5)。具体的な録音方法は、上述したステップ408と
同様であり、録音機能273は、音声データの録音開始
を通知してから所定時間経過後に録音を開始し、利用者
が録音ボタンから手を離すまで録音動作を継続する。利
用者はここで、通信タグ100を装着した物品を自らが
特定できる内容の音声、例えば図2に示したような音声
を自由に録音すればよい。なお、ステップ414におい
て音声データの録音開始を通知してから所定時間内に、
利用者が録音ボタンから手を離した場合には、録音機能
273による録音は行われず、一連の動作が終了し、再
び識別子を受信したか否かの判定(ステップ402)以
降の動作が繰り返される。
制御部270の識別子割当機能274は、未使用の通信
タグ100を装着した物品に固有の識別子を割り当てる
(ステップ416)。具体的には、識別子割当機能27
4は、録音機能273により録音が行われた場合には、
カウンタ280のカウント値を1増加させ、その増加さ
せたカウント値を識別子として割り当てる。
5は、ステップ415において録音された音声データ
を、メモリ230において、ステップ416で割り当て
られた識別子と同一の値のアドレスに書き込む(ステッ
プ417)。これにより、メモリ230には新たな識別
子に音声データが対応付けられて記憶される。
後、制御部270は、ステップ416で割り当てられた
識別子を外部に出力する(ステップ418)。出力され
た識別子は、通信タグ100によって受信される。通信
タグ100の制御部150内のデータ書込機能151
は、受信し識別子をメモリ140に書き込むことによ
り、識別子を初期値から新たな値に更新する。これによ
り一連の動作が終了し、再び識別子を受信したか否かの
判定(ステップ402)以降の動作が繰り返される。
が、通信タグを装着した物品を情報再生装置200との
通信エリア内に載置することにより、該情報再生装置2
00のスピーカ260から、その物品を特定する音声が
出力される。このため、利用者は、物品を識別すること
が可能となる。また、通信タグ100は、識別子を記憶
すると共に、その識別子を送受信するだけでよいため、
構成を簡略化し、小型化、コスト低減等を図ることも可
能となる。
該通信タグ100を装着した物品に識別子が割り当てら
れていない場合には、識別子を割り当てると共に、その
物品を特定するための音声データを録音することができ
るため、必要に応じて識別対象の物品を増加させること
もできる。
れて、どの物品を特定する音声データを録音したのかを
覚えておくことは容易ではなくなるため、録音された全
ての音声データを再生できるようにすることが好まし
い。
操作部240に音声データを再生するための再生ボタン
を更に備える。利用者がこの再生ボタンを押下した場合
には、制御部270は、メモリ230から全ての音声デ
ータを読み出して順次再生する制御を行う。具体的に
は、利用者が操作部240の再生ボタンが押下した場合
には、制御部270の情報データ読出機能271は、そ
の時のカウンタ280のカウント値をメモリ230に退
避すると共に、カウント値「1」を設定する。そして、
情報データ読出機能271は、メモリ230から、その
カウント値と同じ値のアドレスに記憶された音声データ
を読み出し、カウント値を1増加させる。情報再生機能
272は、情報データ読出機能271によって読み出さ
れた音声データを再生する処理を行う。以降、これらの
動作が繰り返される。そして、利用者が再生スイッチか
ら手を離した場合や、全ての音声データの読み出しを終
了した場合には、情報データ読出機能271は、音声デ
ータの読み出しと、カウント値を1増加させる処理を終
了し、メモリ230に退避させたカウント値を再びカウ
ンタ280に設定する。また、情報再生機能272は、
音声データの再生を終了する。
とにより、利用者がその音声を確認可能とすることが好
ましい。この目的のため、情報再生装置200は、上述
と同様に、操作部240に音声データを再生するための
再生ボタンを更に備える。利用者がこの再生ボタンが押
下した場合には、制御部270の情報データ読出機能2
71は、その時のカウンタ280のカウント値と同じ値
の識別子に対応付けられた音声データをメモリ230か
ら読み出し、情報再生機能272は、この読み出された
音声データを再生する処理を行う。
ータのみを再生することができるようにしてもよい。こ
の目的のため、情報再生装置200は、操作部240に
再生ボタンと、音声データを特定するための早送りボタ
ン及び巻き戻しボタンとを更に備える。利用者がこれら
の早送りボタン又は巻き戻しボタンが押下した場合に
は、制御部270の情報データ読出機能271は、その
時のカウンタ280のカウント値をメモリ230に退避
すると共に、カウント値を増減させる(早送りボタンが
押下された時は増加させ、巻き戻しボタンが押下された
時は減少させる)。続いて、利用者が再生ボタンが押下
した場合には、情報データ読出機能271は、カウント
値の増減を停止し、メモリ230から、そのカウント値
と同じ値のアドレスに記憶された音声データを読み出
す。情報再生機能272は、情報データ読出機能271
によって読み出された音声データを再生する処理を行
う。再生終了後、情報データ読出機能271は、メモリ
230に退避させたカウント値を再びカウンタ280に
設定する。
の1つに割り当てられた識別子を他の物品に割り当て
て、同一物品間で同じ音声が出力されるようにすること
が好ましい場合がある。この目的のため、情報再生装置
200は、操作部240に識別子をコピーするためのコ
ピーボタンを更に備える。利用者は、物品に装着された
使用済みの通信タグ100を装着した物品、すなわち識
別子が割り当てられた物品を通信エリア内に載置する。
このとき、情報再生装置200では、制御部270の情
報データ読出機能271が通信タグ100から送られる
識別子に対応する音声データをメモリ230から読み出
し、情報再生機能272がその音声データを再生するこ
とにより、通信タグ100を装着した物品を特定する音
声が出力される。利用者は音声出力後に、物品を通信エ
リア外に持ち出し、操作部240のコピーボタンを押下
し、未使用の通信タグ100を装着した物品、すなわち
識別子が割り当てられていない物品を通信エリア内に載
置する。
と、制御部270の識別子割当機能274は、使用済み
の通信タグ100から送られた識別子を、未使用の通信
タグ100を装着した物品に割り当てるべく、該使用済
みの通信タグ100から送られた識別子を外部に出力す
る。出力された識別子は、未使用の通信タグ100によ
って受信される。通信タグ100の制御部150内のデ
ータ書込機能151は、受信した識別子をメモリ140
に書き込む。これにより、複数の物品に同一の識別子を
割り当てることが可能となる。
する。図1に示した実施形態では、音声再生を行う場合
について説明したが、再生される情報は画像であっても
よい。図5に、画像再生を行う物品識別装置の構成を示
すブロック図である。同図に示す物品識別装置1aは、
物品に装着される通信タグ100と、情報再生装置20
0aとによって構成されている。この物品識別装置1a
は、例えば通信タグ100の装着された物品を情報再生
装置200aとの通信エリアに載置した場合に、情報再
生装置200aが、その物品に関連付けられた画像(例
えばプロモーションビデオ)を再生することを可能とし
たものである。
装置1の通信タグ100と同一であるのでその説明は省
略する。
0a、送受信部220a、メモリ230a、モニタ26
0a、制御部270aを備えて構成される。この内、制
御部270aは、情報データ読出機能271a、情報再
生機能272aを備えて構成されている。
を介して通信タグ100の間で信号を送受信するもので
ある。メモリ230aには、物品に割り当てられた識別
子と同一の値のアドレスに、その物品に関連付けられた
画像(静止画又は動画)データが記憶されている。操作
部240aは、モニタ260aから再生される画像の一
時停止や再生等のために各種の操作ボタンを備えてい
る。
ログラムにより、情報再生装置200a全体の制御を行
う。具体的には、利用者が通信タグ100の装着された
物品を通信エリア内に置くと、通信タグ100から情報
再生装置200aに該物品に割り当てられた識別子が送
られる。制御部270aの情報データ読出機能271a
は、この識別子に基づいて、該識別子が割り当てられた
物品に関連付けられた画像データをメモリ230aから
読み出す。また、制御部270の情報再生機能272a
は、情報データ読出機能271aによって読み出された
画像データをモニタ260aに再生する。これにより、
利用者は、物品に関連付けられた画像を見ることが可能
となる。
る。図1に示した実施形態では、情報再生装置のアンテ
ナ板や、スピーカあるいはモニタは、1箇所に設置され
ているが、アンテナ板及び送受信部と、スピーカあるい
はモニタとを1組とした情報再生端末を複数箇所に設置
するようにしてもよい。図6は、複数の情報再生端末を
備えた情報再生装置の構成を示す図である。同図に示す
情報再生装置200bは、アンテナ板210b、送受信
部220b、メモリ230b、操作部240b、音声入
力部250b、スピーカ260b、制御部270b、カ
ウンタ280bによって構成される本体201bと、ア
ンテナ板、送受信部、スピーカを組み合わせた複数の情
報再生端末202b、202c、202dとを備えて構
成されている。情報再生端末202b等は、それぞれ家
庭内の異なる箇所に設置され、通信回線295を介して
本体201bに接続されている。
を情報再生端末の何れかのアンテナ板の通信エリア内に
置くと、該アンテナ板から送受信部へ識別子が送られ
る。送受信部は、受信した識別子を、その情報再生端末
を特定する情報と共に制御部270bに送る。
示せず)は、メモリ230において、この識別子と同一
のアドレスに記憶された音声データを読み出す。制御部
270bの情報再生機能(図示せず)は、識別子の送り
元の情報再生端末を特定する情報に基づいて、その送り
元の情報再生端末内のスピーカから音声を出力する処理
を行う。例えば、識別子の送り元が情報再生端末202
bである場合には、その情報再生端末202b内のスピ
ーカ261bから音声が出力される。このように、アン
テナ板、送受信部、スピーカを組み合わせた情報再生端
末202b等を複数箇所に設置してそれぞれの設置場所
において音声再生を行うことにより、利用者は、本体の
設置場所まで移動しなくても、何れかの情報再生端末の
設置場所に移動して物品を載置することにより、該物品
を識別することが可能となるため、利便性が向上する。
なお、画像データを再生する場合も同様であり、図6に
おいて、複数のスピーカ260b等の代わりにモニタを
備えるようにすればよい。
る。図1に示した実施形態では、利用者が識別したい物
品をアンテナ板に載置した場合に、その物品を特定する
音声を出力したが、本実施形態では、アンテナ板を物品
の載置台として、予め複数の物品を載置しておき、利用
者が物品を持ち出した場合や持ち込んだ場合に、その持
ち出した物品や持ち込んだ物品を特定する音声を出力す
る。
物品を特定する音声を出力する物品識別装置の構成を示
すブロック図である。同図に示す物品識別装置1eは、
複数の物品のそれぞれに装着される複数の通信タグ10
0eと、情報再生装置200eとによって構成されてい
る。この物品識別装置1eは、例えば醤油注しや胡椒入
れ等の調味料入れに通信タグ100eを装着すると共
に、食卓に情報再生装置200eを設置し、利用者が調
味料入れを持ち出した場合や持ち込んだに、情報再生装
置200eが、その持ち出されたあるいは持ち込まれた
調味料入れを特定する音声を出力するものである。
別装置1の通信タグ100と同一であるのでその説明は
省略する。なお、以下においては、各通信タグ100e
を装着した物品のそれぞれは、予め異なる識別子が割り
当てられ、情報再生装置200eのアンテナ板210e
(後述)を中心とする通信エリア内に載置されているも
のとする。
報再生装置200と比較して、更に識別子メモリ235
eと差分検出機能276eとが備わっており、メモリ2
30の代わりに音声データメモリ230eが備わってい
る。
は、アンテナ板210eを介して各通信タグ100eと
の間で信号を送受信するものである。情報再生装置20
0eに電源が投入されている間、送受信部220eは、
定期的に、各通信タグ100eに対し、識別子送出の指
示を送る。この指示に応じて、各通信タグ100eはメ
モリ140eに記憶された識別子を送出し、送受信部2
20eはこれを受信する。
ログラムにより、情報再生装置200全体の制御を行
う。制御部270eのデータ書込機能275eは、各通
信タグ100eから受信した識別子をメモリ235eに
書き込む。差分検出機能276eは、各通信タグ100
eから定期的に識別子を受信する毎に、受信した識別子
と、その直前に受信して識別子メモリ235eに記憶さ
れている識別子との差分を検出する。情報データ読出機
能271eは、差分検出機能276eによって差分の識
別子が検出された場合には、その差分の識別子が割り当
てられた物品を特定する音声データを音声データメモリ
230eから読み出す。情報再生機能272eは、その
読み出した音声データを再生する。
例を示す図である。電源スイッチ290eがオンされる
と、情報再生装置200eは、アンテナ板210eを中
心とする通信エリア内に所在する、複数の調味料入れ3
10が装着する通信タグ100eから定期的に識別子を
受信する。この時、利用者が、通信エリアから何れかの
調味料入れ310を持ち出した場合や持ち込んだ場合に
は、その持ち出されたあるいは持ち込まれた調味料入れ
310を特定する音声がスピーカ250eから出力され
る。
おり、次にその動作を説明する。図9は、持ち出された
物品や持ち込まれた物品を特定する音声を出力する物品
識別装置1eの動作手順を示すフローチャートであり、
情報再生装置200eを主体とした動作が示されてい
る。
は、情報再生装置200e電源が投入されている間、定
期的に、各通信タグ100eに対し、識別子送出の指示
を送る。この指示に応じて、各通信タグ100eはメモ
リ140eに記憶された識別子を送出し、送受信部22
0eはこれを受信する。制御部270は、常時、識別子
を受信したか否かを判定しており(ステップ901)、
識別子を受信した場合には、制御部270の差分検出機
能276eは、直前に受信して識別子メモリ235eに
記憶されている識別子を読み出し(ステップ902)、
受信した識別子と、ステップ902で読み出した識別子
との差分を検出する(ステップ903)。
機能276eによって差分の識別子が検出されたか否か
を判定する(ステップ904)。差分の識別子が検出さ
れなかった場合には、識別子を受信したか否かの判定
(ステップ901)以降の動作が繰り返される。
出されたと判断した場合には、情報データ読出機能27
1eは、その差分の識別子が割り当てられた物品を特定
する音声データを音声データメモリ230eから読み出
す(ステップ905)。具体的には、情報データ読出機
能271eは、メモリ230eにおいて、差分の識別子
と同一の値のアドレスから音声データを読み出す。
は、情報データ読出機能271eによって読み出された
音声データを再生する処理を行い、スピーカ260eか
ら物品を特定する音声が出力される(ステップ90
6)。次に、制御部270eのデータ書込機能275e
は、ステップ901において受信した識別子をメモリ2
35eに書き込む(ステップ907)。これにより一連
の動作が終了し、再び識別子を受信したか否かの判定
(ステップ901)以降の動作が繰り返される。
再生装置200eがアンテナ板210eに載置された、
複数の調味料入れ310が装着する通信タグ100eか
ら定期的に識別子を受信しており、利用者が、何れかの
調味料入れ310を持ち出した場合や持ち込んだ場合に
は、その持ち出されたあるいは持ち込まれた調味料入れ
310を特定する音声がスピーカ250eから出力され
る。このため、利用者はどの物品を持ち出したあるいは
持ち込んだのかを認識することが可能となる。
料入れの他にも様々なものが考えられる。例えば、アン
テナ板をCDラックとして使用し、通信タグを装着した
CDケースを持ち出した場合や持ち込んだ場合には、そ
のCDの歌手名やタイトルの音声を出力するようにして
もよい。
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば、上述した実施形態では、制御部270の録音機能2
73は、録音を開始した後に利用者が操作部240の録
音ボタンから手を離した場合には、録音を終了したが、
手を離してから所定時間内に利用者が再び録音ボタンを
押下した場合には、再度録音を行うようにしてもよい。
なります。どうぞ」等の各種のガイダンス音声は、予め
用意されていてもよく、利用者自らが録音することがで
きるようにしてもよい。また、通信タグ100は、必ず
しも物品に装着された状態でなくてもよく、例えば予め
通信タグ100に識別子を記憶しておき、その通信タグ
100を必要に応じて物品に装着するようにしてもよ
い。
000」以上の識別子)については、販売される各商品
に予め割り当てておくという取り決めをすると共に、こ
れら商品を特定するための製造業者名や商品名の音声デ
ータを予め各情報再生装置に記憶しておくようにしても
よい。この場合には、利用者が購入した商品を通信エリ
ア内に載置することにより、その商品を特定する音声が
出力され、音声データの録音や識別子の割り当てを行う
ことなく、購入した商品を識別することが可能となる。
装着した物品に関連付けられた情報データが再生される
ため、利用者はその物品を識別することが可能となる。
また、通信タグは、識別子を記憶すると共に、その識別
子を送信するだけでよいため、構成を簡略化し、小型
化、コスト低減等を図ることも可能となる。
を示すブロック図である。
る。
る。
合の物品識別装置の動作を示すフローチャートである。
ック図である。
成を示す図である。
る音声を出力する物品識別装置の構成を示すブロック図
である。
る音声を出力する物品識別装置の利用態様の一例を示す
図である。
る音声を出力する物品識別装置の動作手順を示すフロー
チャートである。
11c、211d アンテナ板 220、220a、220b、220e、221b、2
21c、221d 送受信部 230、230a、230b メモリ 230e 音声データメモリ 235e 識別子メモリ 240、240a、240b、240e 操作部 250、250b、250e 音声入力部 260、260b、260e、261b、261c、2
61d スピーカ 260a モニタ 270、270a、270b、270e 制御部 271、271a、271e 情報データ読出機能 272、272a、272e 情報再生機能 273、273e 録音機能 274、274e 識別子割当機能 275、275e データ書込機能 276e 差分検出機能 280、280e カウンタ 290、290e 電源スイッチ 295 通信回線 300 CDケース 310 調味料入れ
Claims (4)
- 【請求項1】 物品に装着する通信タグと、情報再生装
置を備える物品識別装置であって、 通信タグは、第1記憶手段と、第1送信手段と、第1受
信手段と、第1書き込み手段を備え、 第1記憶手段は、識別子を記憶し、 第1送信手段は、第1記憶手段が記憶する識別子を無線
により送信し、 第1受信手段は、情報再生装置から送信された識別子を
受信し、 第1書き込み手段は、第1受信手段が受信した識別子を
第1記憶手段に書き込み、 情報再生装置は、第2記憶手段と、第2送信手段と、第
2受信手段と、情報再生手段と、制御手段を備え、 第2記憶手段は、識別子に対応づけて音声データを記憶
し、 第2送信手段は、識別子を無線により送信し、 第2受信手段は、通信エリア内に所在する通信タグが送
信する識別子を受信し、 情報再生手段は、音声データの再生が可能であり、 制御手段は、情報再生処理と、録音処理を可能とし、 情報再生処理は、第2受信手段が受信した識別子に対応
する音声データを第2記憶手段から読み出して情報再生
手段に再生させ、 録音処理は、第2受信手段が受信した識別子が初期値である場合に
は、音声入力手段を介して入力される音声に識別子を割
り当てて第2記憶手段に書き込むとともに、当該割り当
てた識別子を第2送信手段に送信させ、 第2受信手段が受信した識別子が初期値でない場合に
は、当該受信した識別子に対応して入力される音声を第
2記憶手段に書き込む 物品識別装置。 - 【請求項2】 情報再生装置は、カウンタを更に備え、 録音処理において、カウンタがその処理毎に順次カウン
トする連続するカウント値を識別子として割り当てる請
求項1に記載の物品識別装置。 - 【請求項3】 ネットワークを介して情報再生装置に接
続される情報再生端末を更に備え、 情報再生端末は、第3受信手段と、第3送信手段と、第
2情報再生手段を備え、 第3受信手段は、通信エリア内に所在する情報タグが送
信する識別子を受信し、 第3送信手段は、第3受信手段が受信した識別子を制御
手段に出力し、 第2情報再生手段は、音声データの再生が可能であり、 制御手段は、第3送信手段からの識別子に対応する音声
データを第2記憶手段から読み出し、当該識別子を出力
した情報再生端末の第2情報再生手段に再生させる請求
項1又は2に記載の物品識別装置。 - 【請求項4】 物品に装着する通信タグと、情報再生装
置を備える物品識別装置であって、 通信タグは、第1記憶手段と、第1送信手段を備え、 第1記憶手段は、識別子を記憶し、 第1送信手段は、第1記憶手段が記憶する識別子を無線
により送信し、 情報再生装置は、第2記憶手段と、受信手段と、情報再
生手段と、制御手段を備え、 第2記憶手段は、識別子に対応づけて情報データを記憶
し、 受信手段は、通信エリア内に所在する1又は複数の情報
タグが送信する識別子を定期的に受信し、 情報再生手段は、音声データの再生が可能であり、 制御手段は、前回受信した1又は複数の識別子と、今回
受信した1又は複数の識別子との差分を検出し、当該差
分の識別子に対応する情報データを第2記憶手段から読
み出して情報再生手段に再生させる物品識別装置。
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