JPH10507544A - インテリジェントデジタルオーディオビジュアル再生システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、使用料の支払いによって作動され、支払い装置に結合するマイクロプロセッサ装置の周りに作られており、このマイクロプロセッサ装置は一方では、なかんずく活用すべきオーディオビジュアル情報を圧縮されたディジタル形式で記憶するための大量記憶手段を主として包含し、他方では、インタフェースを介して映像化ディジタル手段と音声再生ディジタル手段とに結合され、これらの手段によってマルチメディア領域を作ることが可能になる、オーディオビジュアル再生システムであって、映像化ディジタル手段とビデオ・モニタがインタフェース・プログラムに結合されたタッチスクリーンに結合され、このプログラムは外部事象に反応して、統合されたツール・サービス・ライブラリを介して作動するマウスの事象としてグラフィック・オペレーティング・システムのため、またはマンマシン・インタフェース・プログラム・モジュールの一つのスクロールを変更するため、またはジュークボックスの機能動作の物理パラメータを変更するために、外部事象を解釈することを特徴とするオーディオビジュアル再生システムに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 インテリジェントデジタルオーディオビジュアル再生システム 本発明は、使用料の支払いによって作動されるオーディオビジュアル再生シス テムに関する。 このようなオーディオビジュアル再生システムは通常、喫茶店またはパブなど で見かけるものである。実際にはこの種のシステムは、ビデオ画像またはビデオ クリップの表示を行うモニタに結合された通常ジュークボックスと呼ばれる音声 再生機械から成る。ジュークボックスはこのために、ビデオコンパクトディスク 再生装置とビデオコンパクトディスク保管部とを備え、選択する曲の題名を示す プリセットボタンを含む。適切な聴取料の支払いの後、単数または複数のプリセ ットを行うことにより、システムの起動が許可され、選択された曲があるディス クが再生装置内に自動的にロードされ、所望する音声映像の再生を開始すること ができる。 これらのシステムは忠実かつ高品質な再生が可能であるものの、大きな欠点を 有する。第一の欠点は、ディスクの保管のために必要な体積に関するものであり 、結果として、システムは大寸法となり従って空間占有体積が大きい。また、複 雑な技術 を利用する特に機械的機器を使用するこれらのシステムは顕著な故障率を示すの で、別の欠点となる。また、ディスクの全曲が定期的に聞かれるのはまれであり 、ほとんど聞かれない曲もあるが、かと言って取り除くことはできない。この欠 点に加え、これらのシステムの管理および販売を行う会社は有限数の同一ディス クを流通させ、その顧客間である種のローテーションを強いることによる別の欠 点があり、そのため顧客は、ディスクが入手できない時に不愉快な待機が必要と なることがある。 また、特許出願ＰＣＴ／ＷＯ９３１８４６５号により、遠隔通信ネットワーク と、ジュークボックスをネットワークに接続するモデムとを介して、ジュークボ ックスの大容量メモリ内にダウンロードされる歌または楽曲となるデジタル化情 報を受信することができる情報機器化されたジュークボックスが知られている。 また通信システムは、デジタル化されたグラフィック情報を示すファイルのダウ ンロードにも使用され、歌およびグラフィックファイルはネットワークに送信す る前に圧縮される。次にジュークボックスのプロセッサは、これらのファイルを 解凍し、グラフィックデータをビデオ回路に送信し歌のデータを音声回路に送信 することにより、これらのファイルを活用する。 しかしながら、プロセッサはマン−マシンインタフェースも管理し、これらの 種々の要素の管理は、歌を示すグラフィック画像を表示し、次にユーザによるキ ーの動作に応答し、次いで、必要とされる金額をユーザが払ったかどうかを検索 し、最後に、必要金額が支払われた時点で、後で演奏するために選択曲をファイ ルに登録するというように順を追って行われる。またこのシステムは、まずグラ フィック画像を表示し、次に歌の演奏を開始するというようにしか作動できない 。なぜなら、フローチャートによれば、プロセッサは二つの作業を同時に実行す ることができないからである。最後に、グラフィック表示は、歌のアルバムの表 紙のスキャナテーブルによってデジタル化されたデータに過ぎない。いずれにせ よ、このようなジュークボックスは、歌または音楽の配給と同時に動画の表示を 行うことはできない。また、プロセッサはデジタル情報を解凍および処理して音 声データに変換するために使われるので、新しく選曲使用とするユーザの新規操 作を考慮することができない。このことは、特にＰＣＴ出願の１２ページの２５ 行目から３７行目において明らかに示されている。新規の歌の選曲は、ジューク ボックスがアトラクションモードにある時、すなわちジュークボッ クス内に記憶されている種々の歌のグラフィック画像を連続して表示する時しか 行うことができない。 また、米国特許４９５６７６８号により、他方のバッファメモリがフルのとき 、Ａのバッファメモリがユーザにたとえば音楽データを供給するのに使われる、 二つのバッファメモリＡおよびＢ式交互アクセスモードを管理する追加ローカル プロセッサによりそれぞれ制御されるハードディスクおよび出力カードとの間で 、ＤＭＡチャンネルを介して通信を行う主プロセッサから成る、音楽または画像 送信用広域サーバが知られている。各出力カードはコンサルテーションステーシ ョンに接続されるが、コンサルテーションステーションはローカルであってサー バと同じ建物内にあっても、あるいは遠隔にあって音声または映像通信ネットワ ークにより接続してもよい。サーバはブロック毎にデータを受信し、サンプルの パリティーが正しいことを確認し、不正な信号を二つ以上連続して含むブロック は拒否する。当然のことながら各ブロックは一つの番号で指定する。ブロックが 許可されると、ハードディスク上の物理的アドレスとは何ら関係のない順序番号 を登録することにより、ローカルハードディスク上にブロックを保存することが できる。コンサル テーションステーションは、スピーカまたはヘッドホン、およびコンサルテーシ ョンステーション内に含まれる端末から受け取った要求に応答して音楽の聴取ま たは画像の表示を行うことができるテレビモニタなどの音声および映像出力を有 する。このようなシステムにおいては、コンサルテーションステーションまたは 第一通信プロセッサは、曲または画像選択要求の専用管理ソフトウェアを持たな ければならない。広域サーバは、要求が実行されて広域サーバのプロセッサに送 られてからでないと、ローカルプロセッサの許可を受けて、データをバッファメ モリに転送し、ローカルプロセッサがデータをコンサルテーションステーション に送ることができるようにすることはできない。さらに、出力カードおよびバッ ファメモリへの入力は、カードのローカルプロセッサの許可を受けてからでない と行われないことは十分明確である。 従ってこのようなシステムは、マルチプロセッサ装置の範囲内でしか動作する ことができず、マルチタスク環境で動作する単一のプロセッサによって制御され るジュークボックスについては、このようなサーバの使用は全く考えられない。 従って米国特許が提案するこのようなシステムは、複数のコンサルテー ションステーションにサービスを提供することができる複雑な設備を使用する。 従ってこの複雑な設備は高価であり、原価を可能な限り低くしなければならない ジュークボックスシステムには適さない。 結局、従来の技術によるジュークボックスは、マンマシン・インタフェースを 実現するために、多数の機械部品および電子部品を含んでおり、これらがシステ ムの故障の可能性を増加させ、装置に良好なエルゴノミックスを付与しない。 本発明の目的は、従来の技術によるシステムが示すさまざまな不都合を解消し 、多数の機械部品の減少によって故障の危険性を低減させながら、より良好なエ ルゴノミックスを可能にするインテリジェント・ディジタルオーディオビジュア ル再生システムを提唱することである。 この目的は、使用料の支払いによって作動されるオーディオビジュアル再生シ ステムが、支払い装置に結合するマイクロプロセッサ装置の周りに作られており 、このマイクロプロセッサを有する装置は一方では、なかんずく活用すべきオー ディオビジュアル情報を圧縮されたディジタル形式で記憶するための大量記憶手 段を主として包含し、他方では、インタフェースを介 して映像化ディジタル手段と音声再生ディジタル手段とに結合され、これらの手 段によってマルチメディア領域を作ることが可能になり、このオーディオビジュ アル再生システムは、映像化ディジタル手段とビデオ・モニタがインタフェース ・プログラムに結合されたタッチスクリーンに結合され、このプログラムは外部 事象に反応して、統合されたツール・サービス・ライブラリを介して作動するマ ウスの事象としてグラフィック・オペレーティング・システムのため、またはマ ンマシン・インタフェース・プログラム・モジュールの一つのスクロールを変更 するため、またはジュークボックスの機能動作の物理パラメータを変更するため に、外部事象を解釈することを特徴とする、という事実によって達成される。 別の特徴によれば、ツール・サービス・ライブラリは、タッチスクリーンのイ ンタフェースの支援によって複数の制御パネルを構成する複数のグラフィック表 示モジュールを含み、これらの制御パネルは、希望されたタイトルの探索と選択 を助けるために開かれるタイトル選択の第１パネル、ジュークボックスの物理パ ラメータを管理制御する第２パネル、利用可能なタイトルを含むデータベースの 活用とこれらのタイトルの選択制御 をオーディオビジュアル情報配給ネットワークを通じて可能にするための、個人 使用タイトルデータベース走査の第３パネル、およびタイトルに関する統計的な 評価と計算のための、個人使用統計の第４パネルである。 別の特徴によれば、運用管理モード・モジュールは、ユーザには読むことので きないマシン・フォーマットでハードディスクに記憶されたシステムの活用パラ メータをファイルの中に記録することを可能にし、ディスク上にセーブされた情 報はシステムの各始動時に再読される。 別の特徴によれば、システムの活用パラメータのファイルによって、タイトル の値段または所定の値のタイトル数、映像プロモーション・モードを始動する前 の非活動遅延時間、例えばラジオなどの補助ソースを作動する前の非活動遅延時 間、選択曲の見本抽出モードを作動する前の非活動遅延時間、システムが選択曲 の見本抽出モードを始動する出発時から数秒で決定される場所、数秒間の見本抽 出持続時間を固定することができる。 別の特徴によれば、システム制御モジュール（ＣＭ）はグラフィック表示モジ ュールを含み、この中で、一組のカーソルがウィンドウの中に表示され、カーソ ルの各々は管理された物理 機能のパラメータの一つに結合し、このグラフィック・モジュールに結合するタ ッチスクリーンのインタフェース・モジュールは、タッチスクリーン上の指の場 所とカーソルの表示位置との一致を押さえ事象（ｄｏｗｎ）として、タッチスク リーン上の指の移動をマウスの牽引（ｄｒａｇ）として、そしてタッチスクリー ンからの指の除去を活用ソフトウェアに対するゆるめ（ｕｐ）として解釈し、牽 引事象中に移動したカーソルの最終位置はシステムによって記憶され、該当する 物理パラメータを調節するためにシステムによって使用される。 別の特徴によれば、第１カーソルは主音量レベルに関連し、 第２カーソルはジュークボックスの音量レベルに関連し、 第３カーソルはマイクロフォンの音量レベルに関連し、 第４カーソルは補助入力の音量レベルに関連し（チューナ機能、ラジオ）、 第５カーソルは低音管理レベルに関連し、 第６カーソルは高音管理レベルに関連し、 第７カーソルはバランスの調節に関連する。 別の特徴によれば、ツール・ライブラリは、ジュークボックスで利用可能なタ イトルの第１データベースと、ジュークボッ クスに運用者が購入するための利用可能なタイトルの第２データベースとを含み 、データベースの選択は、使用されるグラフィック・モジュールに結合するイン タフェース・モジュールによって記録される外部事象と同時に行われる。 別の特徴によれば、顧客選択活用モード・グラフィック・モジュールは、複数 のボタンを含むウィンドウの表示によって、データベースの上で利用可能なタイ トルの中から、決められたタイプの音楽に該当するタイトルを選択できるように する。 別の特徴によれば、全体が多重タスク・オペレーティング・システムによって 運用管理され、このシステムの中核はタスクを周辺手段の各々に結合し、最も高 い優先順位を映像化タスクに割り当て、第２優先順位を音声タスクに割り当て、 圧縮から解放すべきデータの少なくとも一つの一時記憶バッファ（６６、６７、 それぞれ５６、５７）は、映像化手段（６）と音声再生手段（５）に結合して、 オペレーティング・システムとオペレーティング・システムの一つの監視モジュ ールによる他の手段への移転の処理の間に、これらの手段の一つに転送される情 報の処理を可能にし、オペレーティング・システムは、一時記憶バッファの一つ がデータを含むとすぐに、タスクの活動を表す 値に位置する状況バッファに結合する。 別の特徴によれば、システムはインタフェース（１５８）を介して遠隔通信モ デム（４、４１）に結合され、したがって前記のシステムは、遠隔通信モデムと 遠隔通信連絡線を用いてオーディオビジュアル情報分配ネットワークに接続され 、この遠隔通信機能も同様に多重タスク・オペレーティング・システムによって 運用管理され、このオペレーティング・システムは、レベル３の優先順位で記憶 手段の中に統合されたツール・サービス・ライブラリの中に含まれ、この遠隔通 信タスクに、転送すべきデータの一時記憶バッファ（２６）とこのタスクの状況 を示すバッファ（８４１）とを結合する。 別の特徴によれば、オペレーティング・システムは、活動宣言タスクに割り当 てられた優先順位に応じてタスクの要請の受入れを通知しようとするか、または 占有信号によって返答しようとする優先順位分解モジュール（１１）と、活動宣 言タスクと十分なハードウェア資源の利用可能性に応じて記憶要請待ち行列を満 たす監視モジュール（１２）を含む。 別の特徴によれば、マンマシン・インタフェースに由来するデータの一時記憶 バッファ（３６）と、マンマシン・インタフ ェース・タスク（７３）の状況を示すバッファ（８３１）は、タッチスクリーン 上でゾーン選択などのインタフェース・タスク（７３）に結合され、各ゾーンは 映像化手段の上に表示される情報における一つの選択に相当する。 本発明の他の長所および特徴は、本発明の非限定的例として示した添付の図面 を参照して行う以下の図面を読むことにより明らかになろう。 第１図は、本発明を構成するハードウェアの電気回路図である。 第２図は、あるタスクに特有でマルチタスクオペレーティングシステムを使用 して管理されるサービスモジュールであって、全体が記憶手段内に保管されるラ イブラリ内に含まれるモジュールを明らかにするフローチャートである。 第３図は、ハードウェアおよびソフトウェア手段の全体を管理するマルチタス クシステムの構成を示す図である。 第４図は、マルチタスク管理システムの動作の説明用フローチャートである。 第５図は、タスクの活動の確認用フローチャートである。 第６図は、選択待ち行列を示す論理図である。 第７図は、データベースの機構概念図である。 第８図は、システム管理モジュール（ＣＭ）のグラフィック・モジュールによ って実施されるグラフィック表示の図である。 第９図は、サービス・モード・モジュール（ＲＭＭ）のグラフィック・モジュ ールによって実施されるグラフィック表示の図である。 第１０図は、新しい選択曲の獲得モード・モジュール（ＮＳＡＭ）のグラフィ ック・モジュールによって実施されるグラフィック表示の図である。 第１１図は、特定の選択曲のグラフィック・サブモジュールの図である。 第１２図は、顧客選択活用モード・モジュール（ＣＢＳＭ）のグラフィック・ サブモジュールの図である。 第１３図は、新しい選択曲の獲得モード・モジュール（ＮＳＡＭ）を使用する ときに呼出し可能な統計表示グラフィック・サブモジュールの図である。 オーディオビジュアル再生システムは以下に列記し符号を付けたハードウェア 要素を使用するのが好ましいが、それに限定されるものではない。 マイクロプロセッサを有する中央処理装置１は高性能ＰＣコンパチブルシステ ムであり、実施時は、記憶手段および以下の仕様を有するインテル８０４８６Ｄ Ｘ／２型のシステムを採用した。 − Ｖｅｓａローカルバスとのコンパチビリティー − プロセッサのキャッシュメモリ：２５６ｋｂｙｔｅ − リードライトメモリ：３２ＭｂｙｔｅＲＡＭまたは更に自動給電される − 高性能シリアルおよびパラレルポート − マイクロプロセッサを有するＳＶＧＡ型グラフィックアダプタ − ＳＣＳＩ／２型バスコントローラ 同等またはそれ以上の性能を有する他の中央処理装置は本発明において使用す ることができる。 この中央処理装置は、音声制御回路５と、遠隔通信制御回路４と、入力制御回 路３と、大容量記憶制御回路２と、表示手段制御回路６とを制御し管理する。表 示手段の主要な構成要素は、高精細度低放射ＳＶＧＡ型非インターレースの１４ インチ（３５．５６ｃｍ）フラットスクリーン式ビデオモニタ６２で あり、グラフィックまたはビデオクリップの画像（例えば選択した音楽のアルバ ムのカバー）の再生に使われるのはこのモニタである。 高速大容量のＳＣＳＩ型ハードディスクを使用する大量記憶手段２１は、マイ クロプロサッサ装置の中に既に存在する記憶手段に結合される。これらの手段は 、圧縮ディジタルオーディオビジュアル情報の記憶に役立つ。 中央サーバによって制御されるオーディオビジュアル情報配給ネットワークと の結合を行えるようにするために２８．８ｋｂｐｓ高速通信モデムアダプタ４１ が内蔵される。 選択した音楽の音声情報を再生するために、システムは、後記する目的のため に二つのバッファメモリ５６、５７が追加された例えばＣｒｅａｔｉｖｅ Ｌａ ｂｓ Ｉｎｃ社のＳＢＰ３２ＡＷＥ「Ｓｏｕｎｄ Ｂｌａｓｔｅｒ」カード型マ イクロプロセッサ内蔵マルチメディア音声アダプタなどのＣＤ（コンパクトディ スク）型の音質を有する出力を提供しつつ、多数の入力音源をサポートするよう にされた音楽シンセサイザ型電子回路５に接続されたアンプ−チューナー５３か ら信号を受け取るスピーカー５４を含む。 同様に、表示手段制御回路も、後記する目的のために二つのバッファメモリ６ ６、６７を含む。 送風され温調された２４０ワットの電源によりシステムにエネルギーが供給さ れる。この電源は、過電流および過振動から保護されている。 オーディオビジュアル再生システムはその入力制御回路３を介して、「先進表 面波技術」を使用するガラス被覆パネルおよびＡＴ型バスコントローラを含むＥ ｌｏ Ｔｏｕｃｈ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｉｎｃ，．社の１４インチ（３５．５６ｃ ｍ）「Ｉｎｔｅｌｌｉ Ｔｏｕｃｈ」タッチスクリーン３３を管理する。このタ ッチスクリーンにより、ビデオモニタ６２またはテレビ６１の画面上に表示した 後、顧客が使用する種々の選択情報、ならびにシステムの管理者または所有者が 使用する制御および管理チェック情報が得られる。このタッチスクリーンは、イ ンタフェース回路３を通じてキーロック３２によって管理されるキーボードコネ クタを有するシステムに接続することができる外部キーボード３４と組み合わせ て、メンテナンスの用途にも使用される。 入力回路３はシステムとともに、例えば − マイクロプロセッサシステム用として１５個の制御キーと投射装置のため の８個の制御キーとを有する発信器であるＭｉｎｄ Ｐａｔｈ Ｔｅｃｈｎｏｌ ｏｇｉｅｓ Ｉｎｃ．社の赤外線リモートコントロールと、 − Ｍｉｎｄ Ｐａｔｈ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｉｎｃ．社のシリアル アダプタ付き赤外線受信器と から成る遠隔制御アセンブリ３１との間のインタフェースになる。 Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｒｅｊｅｃｔｏｒｓ Ｉｎｃ．，社の聴取料支払いシステ ム３５も入力インタフェース回路３に接続される。また、硬貨、札、メダル、チ ップ磁気カード、あるいは複数の支払い手段の組合せなどあらゆる支払い方法に よる受領ができる全く別の装置を使用することも可能である。 システムを収納するために、カスタム化が可能な外側パッキンをもつ鉄製シャ ーシまたはベッドがさらに設けられる。 これらの要素の他にも、ワイヤレスマイクロフォン５５が音声コントローラ５ に接続され、それにより音声コントローラを、高出力一般向け連絡情報システム 、あるいは場合によってはカラオケマシンに変えることができる。また、システ ムはワイヤ レススピーカシステムを使用することもできる。 遠隔制御アセンブリ３１により管理者は例えばカウンタの後方から、 − マイクロフォンの入／切スイッチ − スピーカのミュートスイッチ − 音量の調節スイッチ − 演奏中の音楽選択のキャンセルスイッチ などのコントロールにアクセスしそれらを制御することができる。 二つのバッファ５６、５７を音声コントローラ回路５に結合して、各々が１／ ４秒の音に相当する情報を交互に記憶できるようにする。同じく、各々が交互に １／１０秒の画像を記憶することができる二つのバッファ６６、６７を、ビデオ コントローラ回路６に結合する。最後に、それぞれのバッファ４６、３６、２６ を、通信コントローラ回路４、入力インタフェースコントローラ回路３、および 記憶コントローラ回路２の各々に結合する。 広くマルチメディア環境のオーディオビジュアル領域を指向するツールおよび サービスライブラリの周囲に、システムの運 用ソフトウェアがつくられた。このライブラリは、多くのコードフラグメントを 効果的に同時実行することができる高性能マルチタスクオペレーティングシステ ムを含むのが有利である。この運用ソフトウェアにより、表示手段および音声再 生手段上で行われる操作を、コンフリクトが一切おこらないようにして整然と同 時実行することができるとともに、配給ネットワークを通して遠隔通信リンクの 管理を行うことができる。さらにこのソフトウェアは高い柔軟性を有する。 このライブラリは、後で見るように、後で述べる各グラフィック・モジュール に結合されたタッチスクリーン１５３のためのプログラミング・インタフェース を含み、このタッチスクリーンは、結合されるグラフィック・モジュールに応じ て、一つまたは複数の外部事象による活動化（アクティベーション）に対する反 応機能を含む。これらの外部事象はユーザに由来するもので、オペレーティング ・システムによってマウス事象の同等物として解釈できるようにタッチスクリー ンインタフェースによって処理される。したがって、あるゾーンに触れることは 押さえ事象（ｄｏｗｎ）として、タッチスクリーン上の指の移動は牽引（ｄｒａ ｇ）として、そしてタッチスクリーンからの 指の除去はボタンゆるめ（ｕｐ）として、タッチスクリーンのインタフェースに よって認められる。次に、結合されたタッチスクリーンインタフェースによって 解釈された各事象は、例えば他のグラフィック・モジュールの呼出しによるプロ グラムの進行の変更、または機械の物理パラメータの変更を、これらのパラメー タの記憶とこのパラメータに関連する電子要素によるその後の使用を引き起こし て、誘発するために、関連モジュールに渡される。 デジタル化され圧縮されたオーディオビジュアルデータは記憶手段２１に保存 される。 各選択曲は、二つのデジタル化フォーマット、すなわちハイファイ品質または ＣＤ品質、にすることができる。 第２図のこのフローチャートの説明および解釈を行う前に、個別に説明するこ れらモジュールは一見逐次使われるように思われるが、実際にはこれらのモジュ ールに特有なタスクは、マルチタスクオペレーティングシステムを使用する環境 内で同時に実行されることに留意する必要がある。従ってフローチャートは、あ るモジュールが実行すべき特有な作業を示すものであって、他のモジュールによ って実行される作業を全て無効化す るこのモジュールへの分岐を示すものではない。 ＳＳＭの符号を付した第一モジュールはシステム起動モジュールである。この モジュールは一つのサービスしか供給しない。従ってこのモジュールはシステム の電源入り時に自動的にロードされる。システムが正しい登録番号で起動されれ ば、システムは直接、ＲＭＭモジュールの「運転中」モードに入る。 ＲＥＧモジュールは、最初に起動された時あるいは新規登録のための承認が必 要な時、ソフトウェアのシリアル番号を示し、ユーザにその会社名、住所、電話 番号などの連絡先を入力するよう要求する登録モードモジュールである。 ＲＭＭモジュールは、システムの登録番号が有効化された時点でシステムが入 る動作モードである「運転中」モードのモジュールである。このモードではシス テムは、例えば、 − 画面に触れる顧客：顧客またはユーザが画面に触れると、システムはフォ ワグラウンドのセッションの制御を顧客選択および検索モードのＣＢＳＭモジュ ールに移す。 − 遠隔通信ネットワークのサーバ呼び出し要求：システムは、電話回線上で ループを検出すると、バックグラウンドの非同期手順、すなわちＴＳＭモジュー ルのテレコムサービスモー ドを発信する。 − キースイッチ３２に関する要求：管理者がキースイッチを回すと、システ ムはそのフォワグラウンドセッションの制御を管理モードＳＭＭモジュールに与 える。 − リモートコントロールの信号の受信：あるコマンドが受信されると、その コマンドはシステム制御ＳＭＭモジュールによってバックグラウンドセッション 内で処理される一方、他の作業のためにフォワグラウンドセッションは依然とし て使用可能である。 − システムの非動作を示すタイマ時間終了の出現：種々のタイマのうちのい ずれかが作動すると、制御が臨時処理用の非動作ルーチンＩＲＭモジュールに渡 される。 のようにあらかじめ定義された種々のイベントによって起動することができる要 求を操作する準備ができている。 システムは前記に記載のイベントのうちの一つが発生するまで「運転中」モー ドのままである。 したがって、サービス・モードのモジュールＲＭＭは、例えば第９図の表示に 相当するグラフィック表示を可能にするモジュールを含む。このグラフィック・ モジュールは、ウィンドウ ９０の表示を可能にし、この表示は、例えば記載ゾーン９１の中に「実行中」の コメントを含む。第１ウィンドウ９０の中に含まれる寸法がより小さな第２ウィ ンドウ９２は、実行中のレコード・ディスクのジャケットのグラフィック表現を 可能にする。ディジタル・ボックス９３の中には、待ち行列の中に記憶された実 行すべき楽曲に相当する全時間が示される。もう一つのディジタル・ボックス９ ４の中には、待ち行列の中にある歌の数が示される。第１ウィンドウ９０の中に 含まれる寸法がより小さな第３ウィンドウ９５の中には、ハード・ディスクのイ メージ・ファイルの中に記憶されたクリップ・ビデオ、合成画像、またはタイト ル「カラオケ」の実行が問題とされる場合に走行するテキストなどの、動画が表 示される。英数字ボックス９６の中にはアルバムのタイトルが示され、第２英数 字ボックス９７の中にはアルバムの名称が示される。第３英数字ボックス９８の 中にはアーチストまたはグループの名が示される。実行されるタイトルの残り時 間の差引きはディジタル・ボックス９４０の中に表示され、実行されるタイトル の継続時間はディジタル・ボックス９３０の中に表示される。これらの情報は、 データベースの中に記憶されたタイトルの識別番号と情報に基 づいてデータベース１６に由来するもので、第７図に相当するアクセス過程にし たがって後で明瞭に述べる。最後に、このウィンドウ９０はゾーン９９を含み、 このゾーン９９の中には、コメント「押さえなさい」または「触れなさい」が現 れ、これは、タッチスクリーンのインタフェースを介して画面のどの場所にある 指の位置も検知するモジュールＲＭＭが、そのセッションの制御を顧客による選 択曲選択活用モード・モジュールＣＢＳＭに移転させるように、ユーザにその指 を画面上に置くようにさせるものである。 ジュークボックスがもう歌を実行しない状態にある場合、および待ち行列の歌 が使い果たされたときには、二つのウィンドウ９２、９５の一つを、プロモーシ ョン事象の表示、またはジュークボックスの運用者によって記憶機構の中に入力 された見本抽出選択曲の表示に使用することができる。これらの選択曲の見本は 、顧客が歌の全体を聴くように仕向けることを目的とする。 ＩＲＭモジュールは非動作ルーチンモジュールである。このモジュールは、ア ルバムのカバーの表示、システム内にある曲の一部の放送、内部宣伝用の曲全体 の再生、外部宣伝用の音声 再生、新曲の言葉による宣伝用広告、システムが非動作状態にあって、タイマ時 間に相当するあらかじめ決められてはいるが調節可能な時間が経過した時、使用 可能な補助音源への回避などの所与の機能を実行するルーチンを含む。 ＳＭＭモジュールはシステム制御モジュールである。このモジュールにより、 外線リモートコントロール装置が要求する入力をシステムが受け入れるよう命令 する機能を実行することができ、これらの機能は、現在実行中のプロセスを停止 することなくすぐに処理される。非常に多くのこのような機能が可能であるので 、そのうちのいくつかを非限定的な例として以下に列記する。 − 演奏選択曲の音量の調節 − 演奏補助音源の音量の調節 − マイクロフォンの入／切制御 − マイクロフォンの音量の調節 − バランス、右側音量、左側音量の調節 − 低音の周波数のレベルの制御 − 高音の周波数のレベルの制御 − 音楽選択曲の範囲のキャンセルまたはスキップ制御 − パノラマ効果、前側ズーム、後側ズームの制御 − ソフトウェアプログラムのリセット起動 このモジュールＳＭＭは、遠隔制御の始動時に画面上に表示を誘発し、この表 示は、モジュールＭＭＭの機能と同じ機能のために、第８図を参照して後で明確 に述べる表現と類似の表現を可能にする。 モジュールＭＭＭは管理モード・モジュールである。このモジュールは、運用 者がキー・スイッチを回すと作動する。通常画面の表示は、第８図に示すような システムとシステムの活用パラメータの管理に特有の表示によって取り替えられ る。この画面上のウィンドウの中に、グラフィック表示モジュールによって一組 のカーソルが表示され、この位置は、カーソルの最大行程を示す末端位置８１０ 、８２０、８３０、８４０、８５０、８６０、８７０と８１１、８２１、８３１ 、８４１、８５１、８６１、８７１の間に表され、管理しようとする値を有する 要素の機能レベルの視覚的表示に該当する。したがって、カーソル８１は主音量 レベルの管理を可能にし、カーソル８２はジュークボックスの音量レベルの管理 を可能にし、カーソル８３はマイクロフォンの音量レベルの管理を可能にし、カ ーソ ル８４は補助入力（ラジオ）の音量レベルの管理を可能にし、カーソル８５は低 音レベルの管理を可能にし、カーソル８６は高音レベルの管理を可能にし、カー ソル８７はバランスの調節の実施を可能にし、矢印８８は先行グラフィック画面 の表示を可能にし、矢印８９は後続グラフィック画面の表示を可能にし、ゾーン ８０は、カーソル８１〜８７の調節の初期状態への復帰作動を可能にする。モニ タまたはテレビ受像機の画面の上にカーソルを表示できるようにするこのグラフ ィック・モジュールは、タットスクリーン３３のプログラミングインターフェー スの第３のモジュールと共同し、運用者がその指をカーソル表示の一つの上に置 きに来てから指を滑らせるときに、このカーソル表示が指を追尾するように、運 用者が指と同時に画面上でカーソル表示を移動することを可能にする。指の位置 とカーソルの位置とが同じであると確認されると、インタフェース・モジュール は指の移動を追尾し、指の位置に応じてカーソルの位置の座標を変更することに なる。指をタッチスクリーンから外すと、記憶された最終位置はハードディスク のファイルの中に記録され、これらのデータ全部は、変更しようとする入力と出 力のレベルを有するそれぞれの電子カードの調節物理パラメータ の調整の参照に役立てるために、システムの始動毎に再読される。したがって、 第８図の画面を用いて下記のようなシステム動作パラメータを管理することが可 能であることが理解される。すなわち、 − 主音量「マスタ・ボリューム」のレベル、 − ジュークボックスの音量レベル、 − 補助入力（ラジオ）の音量レベル、 − マイクロフォンの音量レベル、 − 低音レベル、 − 高音レベル、 − バランスの調節。 他のグラフィック表示モジュールは、同様に下記のパラメータの固定を可能に することができる。すなわち、 − 予め決定された値のためのタイトルの値段とタイトルの個数、 − 音声および画像のプロモーション・モードを作動する前の非活動遅延時間 、 − 補助ソース（ラジオ）を作動する前の非活動遅延時間、 − 選択曲見本採取モードを作動する前の非活動遅延時間、 − 見本採取を始動する箇所（開始点からの秒数）、 − 見本採取の継続時間（秒）。 この管理画面によって調整されたすべての値は、ディスクにセーブされ、シス テムの始動毎に再読される。 ディスク上の管理値を含むファイルは、読むことのできない機械フォーマット による。ファイルは全部で１２８オクテットのディスク空間しか取らない。 この新しい表示により、管理者はリモートコントロールで実行可能な設定を全 てチェックすることができる。また、管理者は、例えばリモートコントロール上 で有効化または無効化すべきコマンドを定義することができる下位追加コマンド の制御を行うこともできる。また、システムの各出力源について、リモートコン トロール上で使用可能な範囲を定義する限度となる上位および下位の最大値を定 義することもできる。管理者はこの画面から、ＮＳＡＭ統計モジュールの実行を 開始するタッチスクリーン上に示されるボタンに触れることにより、新規選択入 力モードにアクセスすることができる。管理者がこれらのコマンドおよびシステ ム構成を定義し終えたら、キーを抜くだけで、システムは自動的に「運転中」モ ードに復帰する。 ＮＳＡＭモジュールは新規選択入力モードモジュールである。第１０図に示す このモジュールは、ウィンドウ１００の表示を可能にするグラフィック・モジュ ールを含む。このウィンドウは３個のサブウィンドウ１０１、１０１０、１０２ を組み込んでおり、スクロール・リストの形の第１サブウィンドウ１０１は、ス クロール矢印１０６、１０７のボタンを作動することによって、選択リストを走 行させることができる。この選択リストは、予めボタン１０５を活動化し、問題 のタイトルに触れてタイトルの光輝１０１１を開始する、部類選択画面（第１１ 図）を映像化した後か、またはキーボード１１００によってサブウィンドウ１０ １０の中に少なくとも一つの文字を入れた後にのみ、表示されることが可能であ る。第２ウィンドウ（１０２）は、 − 選択制御ボタン１０３を活動化すると、コメント「実行中の購入」を、そ してハード・ディスクの記憶容量がもう十分でなくなった場合には、コメント「 記憶機構不十分」を表示できるようにし、タイトル・リストが不十分な記憶空間 に該当するこの同じウィンドウ１０２に現われ、これらのタイトルは、全く聴か れないか最も少なく聴かれるタイトルの判断基準にし たがって統計データベースの中で自動的に選択されており、この提示されるタイ トル・リストは、予定の購入が実施できるために、運用者がハード・ディスクか らこれらのディスクを除去し、こうして十分な記憶空間を解放する意思決定を取 ることができるようにし、 − ボタン「詳細」１０４を活動化すると、ウィンドウ１０２の上に、選択さ れたタイトルの値段、その持続時間、アルバムの名称、アーチストの名前、また は選択されたタイトルをはっきり示す他のあらゆる情報などの、タイトルに関連 するさまざまな情報が光輝状態で現われる。 ボタン１０３は、次いで遠隔ロードされる選択曲を制御できるようにする。ボ タン１０４は、選択曲についての詳細を表示できるようにする。第３ボタン１０ ５は、制御すべき音楽カタログまたは選択曲を選択できるようにする。運用者が 第３ボタン１０５を始動すると、後で説明する第１１図に示す画面を表示するこ とができる。最後に、第１０図の場面も同様に、キーボード１１００を示す英数 字ボックスを含み、このキーボード１１００は、運用者がサブウィンドウ１０１ ０の中に登録されているアルバムかアーチストかタイトルの名称をキーインして 、 使用される基準と、矢印１０８によって先行画面を矢印１０９によって後続画面 を表示させることができる制御タッチに応じて、多少縮小されたタイトル・リス トをウィンドウ１０１の中に出すことができるようにする。タッチスクリーン３ ３のためのプログラミング・インタフェース・モジュール１５３は、様々なモジ ュールを含み、サブモジュールの各々は先に言及したグラフィック・モジュール の一つに該当する。したがって、システムが第１０図のグラフィック・モジュー ルＮＳＡＭを活用すると、このグラフィック・モジュールに該当グラフィック・ インタフェース１５３が連結され、このグラフィック・インタフェース１５３は 、ゾーン１０３を、モジュールＴＳＭの遠隔ロード機能を後で呼び出すための注 文の着手ゾーンとして考えることができるようにする。同じように、グラフィッ ク・モジュールＮＳＡＭに連結したこのインタフェース・モジュール１５３は、 ゾーン１０５へのタッチを、第１１図の映像化を可能にするグラフィック・モジ ュールの呼出しとして考えることができるようにする。 ＣＢＳＭモジュールは顧客選択および検索モードモジュールである。このモジ ュールへのアクセスは、顧客が画面に触れた 時、「運転中」モードから起動される。表示によりユーザは曲の選択における案 内をするためのデジタル化音声メッセージ支援強力検索のために用意されたメニ ューを視覚化することができる。顧客選択活用モード・モジュールのグラフィッ ク・モジュールの実施例を第１２図に示すが、ここでウィンドウ１２０は３個の サブウィンドウ１２１、１２１１、１２２を含み、第１ウィンドウ１２１がスク ロールされている。第１ウィンドウ１２１のスクロールは、上部スクロール矢印 １２６および下部スクロール矢印１２７によって制御される。モジュールＮＳＡ Ｍについて先に説明したように、ウィンドウ１２１におけるタイトル・リストの 出現は、第１２図のウィンドウ１２１１に連結されたキーボード１２０１によっ て、または付属の部類ボタン１２５によって作動されるウィンドウ１１０によっ て、ボックス１１１、１１２、１１３、１１４の中に英数字テキストを書き込む ことのできるキーボード１１１０に、または第１１図に示すウィンドウ１１０の タッチゾーン１１５１〜１１５６に、選択基準が導入される場合にのみ実施可能 である。ウィンドウ１２１は、歌の名称による英字順での選択曲のタイトル表示 を可能にする。ウィンドウ１２２は、歌のジャケットに相当する 画素の表示を可能にし、インジケータ１２３はクレジットまたはクレジットがな いことをレベルの形で指示することを可能にする。このインジケータ１２３は、 一つまたは複数の新しい選択曲を実行するために十分なクレジットを準備してい るか否かをユーザに示すか、または逆の場合には、金銭投入器に硬貨を入れるよ うユーザにうながす。ボタン１２５は、歌の部類を選択し、第１１図に示す次の ウィンドウに移ることを可能にする。最後に、このグラフィック・モジュールＣ ＢＳＭは同様にボタン１２８、１２４を含み、ボタン１２８は人気の歌を表示さ せるようにし、ボタン１２４は、一つまたは複数の選択曲を待ち行列の中に入れ たり、または待ち行列が空の場合には直接または続いてこの選択曲を実行するた めに、これらの選択曲の有効化を可能にする。ウィンドウ１２０は英数字キーボ ード１２０１によって完全になり、このキーボード１２０１は、他の歌手の名前 、歌のタイトルを直接取り込むことを可能にする。第１０図の１０５と同等の第 １２図の部類ボタン１２５の作動によって、第１１図のウィンドウ１１０の表示 をうながすグラフィク・モジュールのサブルーチンの呼出しが起り、このウィン ドウにおいて、英数字ボックスは英数字キーボード１１１０に よってアルバムの名称をゾーン１１１の中に入れることを可能にし、第２英数字 ボックス１１２はアーチストの名前をゾーン１１２の中に入れることを可能にし 、第３英数字ボックス１１３と第４の英数字ボックス１１４は年数または時代を 入れることを可能にし、最後にボタンの列１１５１〜１１５６は、それぞれ固有 に「ロックンロール」形式の音楽、「ダンス」形式の音楽、「カントリー」形式 の音楽、「ラップ」形式の音楽、「ジャズ」形式の音楽、またはカラオケ用の音 楽を選択することを可能にする。最後にウィンドウ１１０は、エラーの場合の取 消しボタン１１６と選択曲の選択の確証とウィンドウ１２０への戻りができるボ タン１１７を含む。こうして、サブウィンドウ１２１の内部には、選択基準に応 じて一つから複数までのタイトルのリストが現れ、ユーザは、問題のタイトルに 触れて聴きたいタイトルを選択し、これは光輝状態１２１０になり、同時にサブ ウィンドウ１２２は選択されたタイトルを含むアルバムのジャケットに相当する 画像を表示する。ユーザにとってはボタン１２４に触れることで十分であり、こ のボタン１２４はウィンドウ９０を出してグラフィック画面の変更を活動させ、 ウィンドウ９０では、ユーザは、ウィンドウ９２の中に、すで に選択しておりそして待ち行列９４がゼロになった場合には聴くタイトルのジャ ケットが、逆の場合には、実行中のタイトルのジャケットが現れるのを見ること になり、そしてボックス９４の中には、ユーザが選択したタイトルの数によって 増えた待ち行列中のタイトルの数が現れるのを見ることになる。モジュールＭＭ Ｍによって、運用者は、矢印１０９（第１０図）を作動させて統計データベース にアクセスし、矢印１０９は、第１３図に示す統計画面を示すグラフィック画面 １３０を出現させる。この統計ファイルは、ジュークボックスと中央システム供 与機関との間に関係が確立される度に、遠隔通信モジュール４によって中央シス テム供与機関に自動的に伝送される。このウィンドウ１３０は、複数のスクロー ル・ウィンドウ１３１１、１３１２、１３１３、１３１４を含む第１ゾーン１３ １を含み、これらのスクロール・ウィンドウの各々は、製品番号リスト１３１１ 、タイトル・リスト１３１２、アーチスト・リスト１３１３、支払い金額リスト １３１４のそれぞれの表示を可能にする。これらのウィンドウのスクロールは、 上向き矢印１３１５と下向き矢印１３１６によって作動される。タッチグラフィ ック・ボタン１３１７〜１３２０はそれぞれ選択基準、 すなわち金額の降順に並べたタイトルごとの領収された総金額、人気のあるタイ トルの英字順のリスト、アーチスト名の英字順のリスト、すべてのタイトルの英 字順のリストを表示する。運用者は、ある一つのタイトルに相当する行に触れて 、ウィンドウ１３２１の中に、このタイトルが選択された回数ならびにこのタイ トルのあらゆる情報を、ウィンドウ１３２２の中に日付の表示を、ウィンドウ１ ３２３の中に時間の表示を出す。触知グラフィック・ボタン１３２６、１３２７ は、それぞれ日付と時間による選択基準を定義する。矢印１３２５、１３２４は それぞれ、ウィンドウ１３２２、１３２３の中に表示される行を上方および下方 に走行させる。ウィンドウ１３３１は、中央システム供与機関によってジューク ボックスの運用者に伝送される下記のような特定のメッセージに振り当てられて いる。 − 「注意、Ｙタイトルを示すあなたの記憶空間には、Ｘ分の音楽しか残って いません」、 − タイトルＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄは全く選択されていません。あなたは変更を希望 しますか？ − コカコーラが・・・から・・・までプロモーションを行います、 − その他・・・。 矢印１３３２、１３３３は、それぞれ先行画面または後続画面にアクセスする ことを可能にする。 さらに前記のように、ジュークボックスの特定のモジュールに連結された各グ ラフィック・モジュールについて、タッチスクリーン３３のための対応プログラ ミング・インタフェース・モジュール１５３が、動作ボタンまたはスクロール矢 印に対応するさまざまなゾーンへの接触がこのインタフェース・モジュール１５ ３によって正確に解釈されるように、連結されている。同様に、各グラフィック ・モジュールは、後で第７図に関連して説明するデータベース１６の該当する活 用を可能にするモジュールを含むことになる。このデータベースの活用は、例え ばロックのボタンに接触すると、利用可能なロックの様々なアルバムとアーチス トの名を連続して表示することを可能にし、この表示は、顧客または運用者によ って行われた動作にしたがって、第１０図のウィンドウ１０１または第１２図の ウィンドウ１２１の中をスクロールするウィンドウの形で実施可能である。 ＴＳＭモジュールは、中央サーバとオーディオビジュアル再生システム間の遠 隔通信サービスモードモジュールである。こ のモジュールにより、配給ネットワーク上で使用可能な管理サービスを全て管理 することができる。遠隔通信に固有なタスクは全て、システムのバックグラウン ドタスクとして管理される。これらのタスクは常に、システムがそのフォワグラ ウンドタスクを全て終了した時点で残っている処理時間の部分のみを使用する。 従って、システムがより優先度の高いタスクのうちの一つに占有されると、遠隔 通信タスクは、システムのリソースに関する制約を自動的に軽減しようとすると ともに、まだ使用可能なマイクロプロセッサの処理時間を回収しようとする。 ＳＳＣモジュールはシステムのセキュリティ管理モジュールである。このモジ ュールによりセキュリティの管理が行われ、各システムは、システムの作動を許 可する登録番号の形態の承認信号取得のためにあらかじめ設定されたタイミング に従い、ローカルコントローラシステムと関係をもつ。また、不正が確認された 場合、あるいはシステムがネットワークを通じて通信することができなくなった 場合には、前記システムは自動的に動作を停止する。 ＳＰＭＭモジュールにより、選択順に演奏するためにシステムにより待ち行列 にされる歌またはビデオの選択曲の管理を行 うことができる。 最後に、ＳＭＭモジュールにより、管理者はリモートコントロールを使用して システムの設定を遠隔管理することができる。 マルチタスクオペレーティングシステムは、多くのコードフラグメントを同時 に実行できるようにし、起動される種々のタスク間の優先度を管理するためには なくてはならない要素である。 このマルチタスクオペレーティングシステムは、第３図に示すように、タスク 間の優先度決定モジュール１１を含む核と、タスクスーパーバイザモジュール１ ２と、使用ハードウェアの系列化モジュール１３およびプロセス通信モジュール １４との周囲に編成される。各モジュールは、アプリケーションのプログラミン グインタフェース１５およびデータベース１６との間で通信を行う。アプリケー ションと同数のプログラミングインタフェースが存在する。例えばモジュール１ ５は、キースイッチ３２用のプログラミングの第１インタフェース１５１と、遠 隔制御３１用のプログラミングの第２インタフェース１５２と、タッチスクリー ン３３用のプログラミングの第３インタフェース１５３と、キーボード３４用の プログラミングの第４インタ フェース１５４と、支払装置３５用のプログラミングの第５インタフェース１５ ５と、音声制御回路５用のプログラミングの第６インタフェース１５６と、映像 制御回路６用のプログラミングの第７インタフェース１５７と、遠隔通信制御回 路４用のプログラミングの最終インタフェース１５８とを含む。 優先度の高い順に並べられる５つのタスクは、オペレーティングシステムの核 （カーネル）によって管理され、映像入出力用の第１タスク７６は最も高い優先 度を有し、第２レベルの第２タスク７５は音声に関し、第３レベルの第３タスク ７４は遠隔通信に関し、第４レベルの第４タスク７３はインタフェースに関し、 第５レベルの第５タスク７０は管理に関する。これらの優先順位は、タスクの出 現および消失に応じて、優先度決定モジュール１１によって考慮される。従って 、映像タスクが現れると実行中の他のタスクは一時停止され、このタスクに優先 度が与えられ、システムのリソースは全て映像タスクに割り当てられる。出力側 における映像タスク７６は、大容量メモリ２１から映像ファイルを二つのバッフ ァ６６、６７の一つに交互にアンロードすることを目的とするが、この時、他方 のバッファ６７または６６は、映像コントローラ回路６により、デ ータの解凍後、表示を行うために使用される。入力側では映像タスク７６は、遠 隔通信バッファ４６内に受信したデータを大容量メモリ２１に転送することを目 的とする。入力側における遠隔通信バッファ４６と大容量メモリ２１のバッファ ２６との間も、出力側における大容量メモリ２１のバッファ２６と音声コントロ ーラ回路５の二つのバッファ５６、５７のうちのいずれかの間も音声タスク７５ と同様である。 次に第４図を参照しながらタスクスーパーバイザモジュール１２について説明 する。このモジュールは、映像タスクがアクティブであるかどうか、すなわち映 像バッファ６６、６７のうちのいずれかが空であるかどうかを判定するために、 優先順位に従い、第１テスト７６１を行う。答えが否定であった場合には、タス クスーパーバイザモジュールは、音声タスクがアクティブであるかどうか、すな わち音声バッファ５６、５７のうちのいずれかが空であるかどうかを判定するた めに、第２テスト７５１である次のテストに移る。答えが否定であった場合には 、第３テスト７４１が、通信タスクがアクティブであるかどうか、すなわちバッ ファ４６が空であるかどうかを判定する。テストの一つにおいて答えが肯定であ った場合には、タスクスーパー バイザモジュール１２はステップ１３１でメモリアクセス要求待ち行列１３に投 入し、ステップ１３２で、大容量メモリ２１とアクティブなタスクに対応するバ ッファとの間においてこの読み込みまたは書き込み要求を実行し、次に第１テス トに再ループする。通信の動作についてのテスト７４１が肯定であると、スーパ ーバイザ１２は、メモリの情報の読み込みまたは書き込みを行うのかどうかを判 定するためのテスト７４２を実行する。そうであれば、ステップ１３１で、書き 込みまたは読み込み要求が行列に投入される。そうでない場合には、スーパーバ イザはステップ７４３で、送信であるのか受信であるのかを判定し、送信の場合 には、ステップ７４４で、情報ブロックを中央サーバに送る。受信の場合には、 スーパーバイザはステップ７４６で、カーネルのバッファにアクセスがないこと を確認し、そうであれば、ステップ７４７でデータブロックの受信に同意するた めに中央サーバにメッセージを送る。ブロックの受信後、サイクリック冗長度チ ェックＣＲＣ型のエラーチェック７４８が行われる。所与の番号をもつブロック が拒否または許可されたことを示す対応するメッセージを中央サーバに送信する ことにより、エラーの場合にはステップ７４０でブロックが拒否され、 そうでない場合には許可され、当初のテストに再ループする。どの上部レベルの タスクも活動状態にない場合には、スーパーバイザはステップ７３１、７０１で インタフェースまたは管理のタスクを実施し、それから開始テストに戻る。 アクティブまたは準備ができているタスクの検出は、第５図に示すように、中 央処理装置１に接続された各ハードウェア装置の各コントローラ回路２、３、４ 、５、６に結合された、ハードディスクのハードウェアまたはソフトウェアバッ ファ２６、インタフェースバッファ３６、速隔通信バッファ４６、音声バッファ ５６および５７、映像バッファ６６および６７上の各テスト７２１ないし７６１ によって行われる。テスト７２１により、ディスクの入出力メモリのバッファ内 にデータが存在するかどうかがわかり、テスト７３１により、顧客インタフェー ス装置のハードウェアまたはソフトウェアメモリバッファ内にデータが存在する かどうかがわかり、テスト７４１により、遠隔通信装置のハードウェアまたはソ フトウェアメモリバッファ内にデータが存在するかどうかがわかり、テスト７５ １により、音声用ハードウェアまたはソフトウェアメモリバッファ内にデータが 存在するかどうかがわかり、テスト７６１により、映像 装置のハードウェアまたはソフトウェアメモリバッファ内にデータが存在するか どうかがわかる。これらのバッファのうちの単数または複数にデータがある場合 には、スーパーバイザ１２は、動作を示すロジック状態にあるハードウェアに相 当する単数または複数の、ハードディスク用状態バッファ８２１、インタフェー ス用状態バッファ８３１、遠隔通信用状態バッファ８４１、音声用状態バッファ ８５１、映像用状態バッファ８６１の位置決めを行う。データがない場合には、 スーパーバイザの状態バッファはステップ８００で、非動作を示す値に戻される 。 システムの動作状態はハード・ディスクに保持される。 重要な事象が始動される度に、システムはこれを直ちにディスクの上に記録す る。 したがって、電気的故障または装置の破損が突発する偶発時においては、シス テムは、システムが中断された同じ位置で正確に再始動する状態になる。 動作状態のセーブを生成する事象は下記の通りである。 − 金銭の入力（クレジット追加）、 − 待ち行列への選択曲の追加、 − 選択曲の終了（現在聴いている選択曲の変更）。 ファイルは、装置によってのみ読むことのできる機械フォーマットになってお り、６４オクテット以上はとらない。 活動タスクの数と形式は、選択曲の管理モジュールＳＰＭＭの実行によってス ーパーバイザ１２に示され、このモジュールの論理図を第６図に示す。このモジ ュールによって実施される運用管理は、選択曲が待ち行列の中で待ち状態にある かどうかを決定するために、テスト６１によって開始する。 その後に、待ち行列についてのテスト６１が選択曲が待ち行列の中で待ち状態 にあると決定した場合には、顧客が聞こうと望むタイトルを選択すると、このタ イトルは自動的にハード・ディスク上のシステムの待ち行列ファイルに書き込ま れる。 したがって、行われた各選択曲は電気的故障の場合に決して失われることはな い。システムは、待ち行列ファイルの取り出しの前に選択曲を全部演奏する（再 生する）。 選択曲が全部再生されてしまうと、選択曲は待ち行列ファイルから取り出され 、購買の日付と時間、ならびにそれが実行された日付と時間と共に、システムの 統計ファイルの中に書き込まれる。 終了した選択曲の統計ファイルへの転送の後に、システムは、 待ち行列の中に他の曲があるかどうかを検査する。他の曲がある場合には、シス テムは直ちに選択曲の演奏を開始する。 選択曲の終了と次の曲の開始との間の全経過時間は０．５秒以下である。 システムの制御パネルの中にあるボタンによって、この遅延時間を長くするこ とが可能である。 選択曲がオーディオ・シナリオを含むかどうかを決定するために、処理はテス ト６５を通る。シナリオを含む場合には、このシナリオはステップ６５１でスー パーバイザ１２のタスク列の中に登録される。シナリオを含まない場合、または この登録の後には、選択曲が動画を含むかどうかを決定するために、処理はテス ト６６を通る。肯定の場合には、ビデオのシナリオはステップ６６１でスーパー バイザ１２のタスク列の中に登録される。否定の場合、またはこの登録の後には 、選択曲が固定グラフィックを含むかどうかを決定するために、処理はテスト６ ４を通る。肯定の場合には、グラフィック表示のシナリオはステップ６４１でス ーパーバイザ１２のタスク列の中に登録される。否定の場合、またはこの登録の 後には、選択曲が広告グラフィックを含むかどうかを決定するために、処理はテ スト ６３を通る。肯定の場合には、このシナリオはステップ６３１でスーパーバイザ １２のタスク列の中に登録される。したがって、開かれたタスクを通知されたス ーパーバイザ１２は同時にタスクのスクロールを管理することができる。 映像タスクに最も高い優先度を割り当てることによるタスク管理モードである ことと、データを一時的に記憶するために各タスクに割り当てられたハードウェ アまたはソフトウェアバッファが存在すること、ならびに各タスクに関する状態 バッファが存在することにより、これらのタスク全てを、処理すべき情報の複雑 性が低いグラフィック表示とは異なり、映像表示すなわち動画の可能性を提供す るマルチタスクオペレーティングシステムを有するただ一つの中央処理装置で管 理することができた。また、音声の処理中に音声データの次の転送を待つ間、映 像のバッファ６６、６７のうちの一つへの映像データの転送ができるようにする のに充分な量の圧縮データを記憶するのに充分な容量のバッファを音声コントロ ーラ回路５が有するため、音声処理を犠牲にすることなくこのような映像表示を 行うことができる。 さらに、一式のツールおよびサービスを含むライブラリを有 するマルチタスクオペレーティングシステムは、それが記憶手段内に組み込まれ 、そのようにして得られる柔軟性がきわめて高いため、運用を非常に著しく容易 にすることができる。特に、これにより、音声の再生、画像およびグラフィック スの表示、動画映像を同時に、簡単かつ効果的に管理することにより、マルチメ ディア環境を作り出すことが可能である。さらに、オーディオビジュアル情報が デジタル化され記憶手段内に保存されることから、従来のオーディオビジュアル 再生システムと比べ使われるスペースは大幅に少なく、その結果、本発明による システムの所要体積ははるかに小さい。データベース１６は、第７図に示すよう に、複数のデータから成る。 すなわち、オーディオビジュアル作品の題名に関する第一ベース１６１と、ア ーティストに関する第２ベース１６２と、レーベルに関する第３ベース１６３と 、アルバムに関する第４ベース１６４と、ロイヤリティに関する第５ベース１６ ５である。第１ベース１６１は、作品の題名を示す第１情報１６１１と、製品の ユニーク識別を示す第２情報１６１２を含む。第３情報１６１３により、例えば ジャズ、クラシック、歌謡曲などのカテゴリを知ることができる。第４情報１６ １４により更新日を 知ることができる。第５情報１６１５により、作品を演奏表示するのに必要な秒 数を単位とする時間を知ることができる。 第６情報１６１６はロイヤリティベースとのリンクである。第７情報１６１７ はアルバムとのリンクである。第８情報１６１８はレーベルとのリンクである。 第９情報１６１９は、ジュークボックスの管理者に関する取得費用を示す。 第１０情報１６２０は、作品の演奏表示毎のロイヤリティの料金を示す。 第１１情報１６１０は、アーティストデータベースとのリンクである。このリ ンクはアーティストの識別から成る。アーティストデータベースはさらに、第１ 情報１６２１と、アーチスト名またはグループ名で構成される第２情報１６２２ とから成るアーティスト識別を含む。ラベルのベースは、タイトル・ベースの第 ８情報１６１８との関係を確立するラベルのアイデンティティによって構成され る第１情報１６３１と、ラベルの名によって構成される第２情報１６３２を含む 。アルバム情報のベースは、タイトル・ベースの第７情報１６１７との関係を構 成するアルバムのアイデンティティ１６４１である第１情報を含む。第２情報１ ６４２はタイトルを構成し、第３情報 １６４３はアルバムの演奏日付によって構成され、第４情報１６４４はラベルＬ ＡＢＥＬのアイデンティティによって構成される。著作権使用料のベースは、著 作権使用料のアイデンティティをもたらす第１情報１６５１で構成され、タイト ル・ベースの第６情報１６１６に相当する。第２情報１６５２は、著作権使用料 を受けとる人の名を構成する。第３情報１６５３は、著作権使用料発送アドレス によって構成される。第４情報１６５４は電話によって構成され、第５情報１６ ５５は、在る場合にはファックス番号によって構成される。 したがってこのデータベース１６が、運用者のための歌の購入コスト、および 解釈される歌またはビデオのアーチストまたはグループの各々に支払うべき著作 権使用料を更新すること、さらにまた、例えば重要性の低いタイトルを除去して 、運用者のために新しいタイトルの選択を容易にするために、歌の活用に関する 統計を表示することを可能にすることは、容易に理解される。 当業者の手の届く所での変更はすべて本発明の一部をなす。したがって、バッ ファを問題にするときには、システムの記憶機構における記憶場所を確保して、 バッファが割り当てられる 回路の上に物理的に置くことができるか、またはソフトウェアによって実現でき ることが思い出される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．使用料の支払いによって作動され、支払い装置に結合するマイクロプロセッ サ装置の周りに作られており、このマイクロプロセッサ装置は一方では、なかん ずく活用すべきオーディオビジュアル情報を圧縮されたディジタル形式で記憶す るための大量記憶手段を主として包含し、他方では、インタフェースを介して映 像化ディジタル手段と音声再生ディジタル手段とに結合され、これらの手段によ ってマルチメディア領域を作ることが可能になる、オーディオビジュアル再生シ ステムであって、映像化ディジタル手段とビデオ・モニタがインタフェース・プ ログラムに結合されたタッチスクリーンに結合され、このプログラムは外部事象 に反応して、統合されたツール・サービス・ライブラリを介して作動するマウス の事象としてグラフィック・オペレーティング・システムのため、またはマンマ シン・インタフェース・プログラム・モジュールの一つのスクロールを変更する ため、またはジュークボックスの機能動作の物理パラメータを変更するために、 外部事象を解釈することを特徴とするオーディオビジュアル再生システム。 ２．ツール・サービス・ライブラリが、タッチスクリーンのインタフェースの支 援によって複数の制御パネルを構成する複数のグラフィック表示モジュールを含 み、これらの制御パネルは、希望されたタイトルの探索と選択を助けるために開 かれるタイトル選択の第１パネル、ジュークボックスの物理パラメータを管理制 御する第２パネル、利用可能なタイトルを含むデータベースの活用とこれらのタ イトルの選択制御をオーディオビジュアル情報分配ネットワークを通じて可能に するための、個人使用タイトルデータベース走査の第３パネル、およびタイトル に関する統計的な評価と計算のための、個人使用統計の第４パネルであることを 特徴とする、請求の範囲第１項に記載のインテリジェント・ディジタルオーディ オビジュアル再生システム。 ３．運用管理モード・モジュールが、ユーザには読むことのできないマシン・フ ォーマットでハードディスクに記憶されたシステムの活用パラメータをファイル の中に記録することを可能にし、ディスク上にセーブされた情報はシステムの各 始動時に再読されることを特徴とする、請求の範囲第１項または第２項に記載の インテリジェント・ディジタルオーディオビジュアル再生システム。 ４．システムの活用パラメータのファイルによって、タイトルの値段または所定 の値のタイトル数、映像プロモーション・モードを始動する前の非活動遅延時間 、例えばラジオなどの補助ソースを作動する前の非活動遅延時間、選択曲の見本 抽出モードを作動する前の非活動遅延時間、システムが選択曲の見本抽出モード を始動する出発時から数秒で決定される場所、数秒間の見本抽出持続時間を固定 することができることを特徴とする、請求の範囲第１項から第３項のいずれか一 項に記載のインテリジェント・ディジタルオーディオビジュアル再生システム。 ５．システム制御モジュール（ＣＭ）がグラフィック表示モジュールを含み、こ の中で、一組のカーソルがウィンドウの中に表示され、カーソルの各々は管理さ れた物理機能のパラメータの一つに結合し、このグラフィック・モジュールに結 合するタッチスクリーンのインタフェース・モジュールは、タッチスクリーン上 の指の場所とカーソルの表示位置との一致を押さえ事象（ｄｏｗｎ）として、タ ッチスクリーン上の指の移動をマウスの牽引（ｄｒａｇ）として、そしてタッチ スクリーンからの指の除去を活用ソフトウェアに対するゆるめ（ｕｐ）として解 釈し、牽引事象中に移動したカーソルの最終位置はシステムに よって記憶され、該当する物理パラメータを調節するためにシステムによって使 用されることを特徴とする、請求の範囲第１項から第４項のいずれか一項に記載 のインテリジェント・ディジタルオーディオビジュアル再生システム。 ６．第１カーソルは主音量レベルに関連し、 第２カーソルはジュークボックスの音量レベルに関連し、 第３カーソルはマイクロフォンの音量レベルに関連し、 第４カーソルは補助入力の音量レベルに関連し（チューナ機能、ラジオ）、 第５カーソルは低音管理レベルに関連し、 第６カーソルは高音管理レベルに関連し、 第７カーソルはバランスの調節に関連する ことを特徴とする、請求の範囲第５項に記載のインテリジェント・ディジタルオ ーディオビジュアル再生システム。 ７．ツール・ライブラリが、ジュークボックスで利用可能なタイトルの第１デー タベースと、ジュークボックスに運用者が購入するための利用可能なタイトルの 第２データベースとを含み、データベースの選択は、使用されるグラフィック・ モジュールに結合するインタフェース・モジュールによって記録される外 部事象と同時に行われることを特徴とする、請求の範囲第１項から第６項のいず れかに記載のインテリジェント・ディジタルオーディオビジュアル再生システム 。 ８．顧客選択活用モード・グラフィック・モジュールが、複数のボタンを含むウ ィンドウの表示によって、データベースの上で利用可能なタイトルの中から、決 められたタイプの音楽に該当するタイトルを選択できるようにすることを特徴と する、請求の範囲第１項から第７項のいずれかに記載のインテリジェント・ディ ジタルオーディオビジュアル再生システム。 ９．全体が多重タスク・オペレーティング・システムによって運用管理され、こ のシステムの中核はタスクを周辺手段の各々に結合し、最も高い優先順位を映像 化タスクに割り当て、第２優先順位を音声タスクに割り当て、圧縮から解放すべ きデータの少なくとも一つの一時記憶バッファ（６６、６７、それぞれ５６、５ ７）は、映像化手段（６）と音声再生手段（５）に結合して、オペレーティング ・システムとオペレーティング・システムの一つの監視モジュールによる他の手 段への移転の処理の間に、これらの手段の一つに転送される情報の処理を可能に し、オペレーティング・システムは、一時記憶バッファの一つ がデータを含むとすぐに、タスクの活動を表す値に位置する状況バッファに結合 することを特徴とする、請求の範囲第１項から第８項のいずれかに記載のインテ リジェント・ディジタルオーディオビジュアル再生システム。 １０．システムがインタフェース（１５８）を介して遠隔通信モデム（４、４１ ）に結合され、したがって前記のシステムは、遠隔通信モデムと遠隔通信連絡線 を用いてオーディオビジュアル情報分配ネットワークに接続され、この遠隔通信 機能も同様に多重タスク・オペレーティング・システムによって運用管理され、 このオペレーティング・システムは、レベル３の優先順位で記憶手段の中に統合 されたツール・サービス・ライブラリの中に含まれ、この遠隔通信タスクに、転 送すべきデータの一時記憶バッファ（２６）とこのタスクの状況を示すバッファ （８４１）とを結合することを特徴とする、請求の範囲第１項から第９項のいず れかに記載のインテリジェント・ディジタルオーディオビジュアル再生システム 。 １１．オペレーティング・システムが、活動宣言タスクに割り当てられた優先順 位に応じてタスクの要請の受入れを通知しようとするか、または占有信号によっ て返答しようとする優先順 位分解モジュール（１１）と、活動宣言タスクと十分なハードウェア資源の利用 可能性に応じて記憶要請待ち行列を満たす監視モジュール（１２）を含むことを 特徴とする、請求の範囲第１項から第１０項のいずれかに記載のインテリジェン ト・ディジタルオーディオビジュアル再生システム。 １２．マンマシン・インタフェースに由来するデータの一時記憶バッファ（３６ ）と、このマンマシン・インタフェース・タスク（７３）の状況を示すバッファ （８３１）が、タッチスクリーン上でゾーン選択などのインタフェース・タスク （７３）に結合され、各ゾーンは映像化手段の上に表示される情報における一つ の選択に相当することを特徴とする、請求の範囲第１項から第１１項のいずれか に記載のインテリジェント・ディジタルオーディオビジュアル再生システム。