JP2004177768A - 物品識別装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固有の識別子を有するタグの読み取りを行うタグ読取部と、前記タグを読み取った後に音声情報を入力する音声情報入力部と、前記音声情報入力部から入力された音声情報を前記タグの有する固有の識別子に対応付けて記憶する記憶部と、この記憶部の中に、音声情報部とタグ/アドレス部とメモ情報部を設け、また読み取ったタグの識別子が前記記憶部に記憶されているそのタグの固有の識別子か否かを判定する判定部と、前記判定部の判定によって識別子に対応付けられた音声情報を再生する音声情報再生部と、これら機能を制御する制御部とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線タグ読取機能や音声情報再生機能等を備え、物品の識別を可能とする物品識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日本における視覚障害者の数は約35万人と言われており、人間が外界から得る情報の多くが視覚に依存するため、視覚障害者は日常生活や社会生活において多くの不便や不利益を被っている。そのため、IT技術を応用した支援システムに関する社会的要望は大きく、さまざまな研究がすすめられている。
【0003】
例えば、視覚障害者が単独で家庭の中で生活するうえで、身の回りの物品を識別する手段を提供するために、識別対象の物品に、該物品を特定するための情報を格納した無線タグを装着し、該無線タグを設置型の無線タグ読取装置に近づけるとき、物品に関わる音声情報を提供する設置型物品識別装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また同様の考えに基づき、小型軽量化を図り、携帯型にし、屋内、屋外にも携帯可能な携帯型物品識別装置への要望が高まっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−350485号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
物品識別装置を携帯型として携帯可能にすることにより、格段に利便性が高まり、例えば、衣服、食品、薬、音楽CD、書類など、識別したい対象物品が増え、また、これらの音声情報の入力が上記の物品を購入した時点でも可能となるが、その結果として物品識別装置内に記憶される音声情報が増大する。そのため、物品識別装置を長期間使用していると、入力した物品等の内容を忘れてしまうといった課題がある。
【0006】
また、記憶している物品の中で、食品など賞味期限があるものの状況を知りたい場合など、実際の物品が手元になくても物品識別装置に記憶している内容を確認したいという要望もある。
【0007】
また、上記のような品物を購入した時に、物品につけるタグが手元に無い場合には、とりあえず物品識別装置に音声情報を入力しておき、後にこの音声情報とタグとを関連付け、関連付けた後にこのタグを物品等に取り付けたいといった要望もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の物品識別装置は、固有の識別子を有するタグの読み取りを行うタグ読取部と、前記タグを読み取った後に音声情報を入力する音声情報入力部と、前記音声情報入力部から入力された音声情報を前記タグの有する固有の識別子に対応付けて記憶する記憶部と、読み取ったタグの識別子が前記記憶部に記憶されているそのタグの固有の識別子か否かを判定する判定部と、前記判定部の判定によって識別子に対応付けられた音声情報を再生する音声情報再生部と、物品識別装置を操作するための操作キーと、これらを制御する制御部を備えたものである。
【0009】
また、本発明の物品識別装置は、タグの読み取りを行う読取部と、音声情報を入力する入力部と、前記入力部から入力された音声情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された音声情報を再生する再生手段とを備え、前記記憶部に記憶された音声情報を再生している間および/または再生した後に固有の識別子を有するタグを読み取り、この読み取られたタグの固有の識別子は前記の再生された音声情報に対応付けられて前記記憶部に記憶されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0011】
(実施の形態1)
図1において、10は固有の識別子(以下、タグ識別子)を有するタグである。
【0012】
また100はタグ10を読み取ることが可能な物品識別装置であり、以下に示す部位から構成される。101は前記タグ10に格納された前記タグ識別子1の読み取りを行うタグ読取部、102は前記タグ10を読み取った後に音声情報を入力する音声情報入力部、103は前記音声情報入力部102から入力された音声情報を前記タグ10の有するタグ識別子1に対応付けて記憶する記憶部である。この記憶部103はタグ識別子とこれに対応付けられた音声情報のアドレスとを対応付けて記憶するタグ/アドレス部103aと、音声情報を記憶する音声情報部103bと、音声であるメモ情報を記憶するメモ情報部103cからなる。104は読み取ったタグ識別子1が前記記憶部103に記憶されている識別子か否かを判定する判定部、105は前記判定部104の判定結果に基づいて読み取った識別子に対応付けられた音声情報を再生する音声情報再生部、106は操作のためのキー入力部を示す。そして、物品識別装置100を操作するための前記キー入力部106は、タグ10のタグ識別子1を読み取るための読出しキー107と、音声情報の入力を行うための登録キー108と、メモ情報部103cに記憶されているメモ情報を再生するためのメモキー109と、記憶部103に記憶されている情報を消去するための消去キー110と、物品識別装置100の電源の入り切りを行うための電源キー111とからなる。
【0013】
まず、物品に関わる音声情報を前記物品識別装置100に登録するときの動作について図1を用いて説明する。
【0014】
電源キー111が押下されて物品識別装置100の電源が入り、この状態で読出しキー107が押下されると、前記制御部110が前記タグ読取部101に読取指令を与え、前記タグ読取部101によって物品に付与されている前記タグ10に格納されたタグ識別子1を読み取る。次に判定部104にて、この読み取られたタグ識別子1が既に登録されているタグ識別子であるか否かを判定し、登録されている場合は、このタグ識別子1に対応付けられて記憶部103に記憶されている音声情報を読出し、音声情報再生部105により記憶部103に記憶している内容を音声として知らせる。一方、読み取ったタグ識別子1が登録されていない場合は、未登録であることをブザー(図示せず)によるブザー音により物品識別装置100の操作者に知らせる。
【0015】
また、タグ10のタグ識別子1を読み取った後に登録キー108が押下されると、前記制御部110が前記音声情報入力部102に入力指令を与え、前記音声情報入力部102を音声情報の入力停止状態から音声情報入力可能状態にする。そして、登録キー108が押下され続けている間は音声情報の入力が可能であり、登録キー108の押下が解除されると前記制御部110は前記音声情報入力部102に入力停止指令を与え、前記音声情報入力部102を音声情報入力可能状態から音声情報の入力停止状態にする。ここで、登録キー108が押し続けられた状態において、物品識別装置100の操作者が物品に関わる情報を音声として入力すると、前記音声情報入力部102に内蔵されているアナログ−デジタル変換機能によりデジタル信号化された音声情報を取得する。
【0016】
次に、前記制御部110は、取得したタグ識別子1および音声情報入力部102から入力された音声情報を前記判定部104に渡す。前記判定部104は前記記憶部103内を検索し、読み取ったタグ10のタグ識別子1が前記記憶部103に記憶されているタグ識別子か否かを判定した結果として、一致するタグ識別子が存在しない場合は、記憶部103に、このタグ識別子に対応付けて音声情報の新規書込を行う。一方、一致するタグ識別子が存在する場合は、記憶部103に、タグ識別子に対応付けて音声情報の上書込を行う。
【0017】
次に、物品に関わる音声情報を前記物品識別装置100から再生するときの動作について図1を用いて説明する。
【0018】
読み出しキー107が押下されると、前記制御部110が前記タグ読取部101に読取指令を与え、前記タグ読取部101によって物品に付与された前記タグ10に格納されたタグ識別子1を読み取る。
【0019】
次に、前記制御部110は、取得したタグ識別子1を前記判定部104に渡す。前記判定部104は前記記憶部103内を検索し、読み取ったタグ10のタグ識別子1が前記記憶部103に記憶されているタグ識別子と一致するか否かを判定し、一致するタグ識別子が存在すると判定した場合には、このタグ識別子に対応付けられた音声情報を前記音声情報再生部105に渡し、前記音声情報再生部105に内蔵されているデジタル−アナログ変換機能によりアナログ波形化された音声情報を再生する。一方、一致するタグ識別子が存在しない場合には、前記制御部110が前記音声情報再生部105を制御し、音声情報が存在しないことを意味するブザー音をブザー(図示せず)により発生し操作者に報知する。
【0020】
次に、図2,3,4を用いて、音声情報などが記憶されている記憶部103の情報の記憶状態について説明する。
【0021】
ここで、記憶部103には、物品識別装置100で読み取ったタグ識別子が記憶部103に存在するか否かをスピーディに判別するために、タグ識別子とそれに対応する音声情報が入っている音声情報部103bのアドレス情報とだけを集めたタグ/アドレス部103aが設けられており、情報の登録の都度情報を書き込むようになっている。
【0022】
まず、未登録のタグ識別子を有するタグのみを用い情報を登録する場合について説明する。この場合タグ/アドレス部103aの内容は、図2に示すように時系列的に古い内容から新しい内容へと順序正しく並んでいる。このようにタグ/アドレス部103aの内容が時系列的に並んでいると、記憶されている情報を順次再生する場合に操作者はその内容の時系列な理解がしやすくなる。
【0023】
次に、タグ/アドレス部103a内に既にタグ識別子が存在し、このタグのタグ識別子に対応付けられている音声情報を書き換える、つまりタグを再利用する場合について説明する。この場合タグ/アドレス部103aの内容は、図3に示すように、時系列的に古い内容から新しい内容へと順序正しく並んでいる状態ではなく時系列的な順序が入り混じった状態となる。このように、タグ/アドレス部103aの内容が時系列的に並んでいない状態になると、記憶されている情報を順次再生する場合に操作者はその内容の時系列的な理解がしづらくなる。
【0024】
そこで、本実施の形態では、タグ/アドレス部103a内に既にタグ識別子が存在する場合であっても、このタグ/アドレス部103aに情報を書き込む時に、書き込むタグ識別子を常にタグ/アドレス部103aの最後尾に書き込み、かつ、元の場所のタグ識別子は消去し、さらに、タグ/アドレス部103aに空きが生じないように時系列的に古いほうへタグ識別子とそれに関連付けられた音声情報のアドレスを詰めるようにする。この状態を図4に示す。このような処理を行うことによりタグ識別子を記憶された順に並べ替えることができる。
【0025】
上記により、既に使用したタグを再利用する場合であっても、タグ識別子を記憶された順に並べ替えることができ、記憶されている情報を順次再生する場合に、操作者はその内容の時系列な理解がしやすくなる。
【0026】
次に、物品識別装置100に記憶されている音声情報をタグ10を読まずに確認する場合について説明する。ここで、タグ/アドレス部103aの内容は上述した図4に示す状態になっているものとする。
【0027】
物品識別装置100に記憶されている内容を確認するには、複数のタグを読みそれに対応付けられた音声情報を再生して確認する必要があるが、この作業は大変煩雑であり困難である。従って、タグを読まなくても物品識別装置100に記憶されている音声情報を確認する機能が必要である。
【0028】
タグを読まずに音声情報を再生するには、タグを読むこと以外に音声情報を再生するモードにする必要がある。この音声情報を再生するモードにする方式として種々考えられるが、1例として、読出しキー107を押しながら、電源キー111を入りにすることにより実現するものとする。
【0029】
上記操作により音声情報読み出しモードに入った後、読出しキー107を押すと、タグ/アドレス部103aの最上部つまり時系列に一番古いデータから読出し、この中のアドレス情報に対応する音声情報を音声情報部103bから得て、音声情報再生部105を経て、音声情報として出力する。
【0030】
そして、読出しキー107を押す度に順次時系列的に古いものから新しい順に音声情報を読み出す。音声再生中に読出しキー107が押されると、その時行なっている音声再生を途中で止め、次の音声情報を読み出して再生を行う。このように記憶されている音声情報の再生が終わる前に読み出しキー107を押すことにより、スピーディに音声情報の確認を行うことがききる。
【0031】
また、例えば、読出しキー107をある所定時間押しつづけると、古い音声情報から新しい音声情報の順序に再生するようにしていたものを、逆に、新しいものから古いものの順に逆転する機能をもたせることも可能であり、これにより、より使い勝手の良い物品識別装置を実現するこができる。
【0032】
また、音声情報を確認している際に、その音声情報に対応するタグ10を紛失したあるいは破損したことが分かっている場合には、音声情報を再生している間および/または再生が終わった後で所定の時間内(例えば10秒)に消去キー110を押すことにより、この音声情報が登録されている音声情報部103bおよびタグ/アドレス部103aに記憶されている内容を消去し、より効率良く記憶部103を使用することができる。
【0033】
上記説明では、タグ10と物品識別装置100があり、先ずタグ10のタグ識別子1を読み取り次に音声情報入力部102から音声情報を入力して、タグ識別子1とこれに対応付けられた音声情報とを記憶部103に記憶することについて説明したが、下記に物品識別装置100のみが有りタグ10が無い場合の音声情報の入力について図4を用いて説明する。
【0034】
つまり、タグ10が手元に無い場合で、先に物品の音声情報を物品識別装置100に入力しておき、後でタグ10と関連付ける操作の1例について示す。
【0035】
記録部103の一部に、メモ記録部103cが設けられており、このメモ記録部103cには、例えば、時間にして100秒程度の音声情報を書き込むことができる。つまり音声情報の時間的な長さが1件5秒であるとすると20件の音声情報(以下メモと言う)を書き込むことができる。そしてこのメモ記録部103cは、書き込みおよび読み出しを順番にかつサイクリックに行うように使用される。つまり、メモ記録部103cに音声情報を記憶する場合、メモ記録部103cの部位のアドレスが1、2・・・K,K+1・・・N−1、Nとすると、複数の音声情報を記憶する場合、アドレス1から順に記憶され、アドレスNまで使用されるとアドレス1に戻る。
【0036】
次に、タグ10が手元に無いが音声情報を物品識別装置100に入力し後からタグ10とこの音声情報を対応付けたい場合の操作について説明する。
【0037】
先ず、登録したい音声情報を物品識別装置100に入力する。この場合、登録キー108を押下し続け、押下中に音声情報入力部102から音声情報を入力してメモ記憶部103cに音声情報を記憶させる。この際、複数の音声情報を記憶することも可能である。
【0038】
次に、タグ10を入手し、上記したメモ記憶部103cに記憶した情報とこのタグ10を関連付けて記憶部103内に記憶する手順について説明する。
【0039】
メモキー109を押すと、最新のメモが入っているメモ記憶部103aのアドレスKの音声情報が再生される(全く最初の場合はメモ記憶部103cのアドレス1に記憶されている音声情報を読み出す)。ここで、操作者が、その再生された音声情報を消去してもよい情報であると判断し、音声情報を上書きする場合には、登録キー108を押下し続けて音声情報を入力する。そして、制御部110によりメモ記録部103cに音声情報が書き込まれる。さらに、続けて音声情報を登録する場合は、制御部110はメモ記憶部103cのアドレスのポイントをK+1として、一番古い情報の入っているアドレスを使用するように制御する。ここで、一番古い情報とは、メモ記録部103cはアドレス順にサイクリックにメモを記憶するため、今回記憶した次のアドレスの内容が最も古い内容になるためである。
【0040】
そして、メモ記憶部103cに記憶された内容を再生する場合、メモキー109を押すとメモ記憶部103cに記憶されている最新の音声情報が入っているアドレスKのところから音声情報を取り出して再生する。さらに、メモ記憶部103cに記憶されている内容を続けて聞きたい場合には、メモキー109を押すことにより最新の1つ前の音声情報つまりアドレスK−1の音声情報を取り出して再生する。このように再生される音声は、制御部110により、新しい音声情報から古い音声情報の順になるように制御される。
【0041】
次に、メモ記憶部103cに記憶されている音声情報とタグ10を関連付ける手順について説明する。
【0042】
これを行うために、先ずメモキー109を押しメモ記憶部103cに記憶されている音声情報を再生する。そしてこの音声が再生している間および/または再生して所定時間(例えば10秒)が経過するまでの間に読み出しキー107を押して関連付けするタグ10のタグ識別子1を読み取ることにより、音声情報は音声情報部103bに記憶され、タグ識別子とこれに関連付けられた音声情報が記憶されている音声情報部103bのアドレスとがタグ/アドレス部103aに記憶される。
【0043】
このような操作を行うことで、先ず物品識別装置100に音声情報を入力し、その後でタグ10と関連付けることが可能となる。
【0044】
また、このように物品を購入した時点等で、簡単にメモ代わりに音声録音しておき、後に、必要な場合にタグ10と関連させ登録することもできる。
【0045】
なお、本実施の形態において、音声情報部103bに記憶されている音声を順に再生する場合に、制御部110により音声情報部103bに記憶されている最後の音声情報が再生されると、音声情報再生部105から記憶されている最後の音声情報である旨の音声を出力するようにしても良い。これにより操作者は全ての記憶内容が再生されたことを知ることができる。
【0046】
また、本実施の形態において、制御部110に時計機能を持たせ、記憶部103に録音した日時と録音した音声情報とを関連付けて記憶させ、音声情報を再生する際に、音声情報と併せて日時情報を音声で出力することにより、操作者の利便性を向上することができる。
【0047】
また、本実施の形態において、制御部110に時計機能を持たせ、記憶部103に録音した日時と録音した音声情報とを関連付けて記憶させ、読み出し機能を実行させる際に、所定の期間内に登録した音声情報を再生するようにしても良い。
【0048】
また、本実施の形態において、制御部110に時計機能を持たせ、記憶部103に録音するためにタグを読み取った日時と録音した音声情報とを関連付けて記憶させ、読み出し機能を実行させる際に、所定の期間内に読み取ったタグの音声情報を再生するようにしても良い。
【0049】
また、本実施の形態において、音声情報を再生する前に記憶部103に記憶されている情報の件数を音声で知らせるようにしても良い。
【0050】
なお、本実施の形態では、音声入力部102に入力された音声をデジタル信号に変換して記憶したが、アナログ信号のまま記憶してもかまわない。
【0051】
また、本実施の形態におけるタグ10の一例としてはRFIDタグが挙げられる。そして、この場合の物品識別装置100は、RFIDリードライト機能を有するものである。
【0052】
なお、本実施の形態の物品識別装置は、健常者が使用する場合にも利便性等の特徴を有すが、特に視覚障害者にとっては大変有用な装置である。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、本発明の物品識別装置は、登録された音声情報を簡単に確認でき、不要な音声情報を消去することができる。
【0054】
また、タグがなくても、音声情報を入力し、後でその音声情報とタグとを関連付けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品識別装置の実施の形態における概略構成を示すブロック図
【図2】本発明の物品識別装置の実施の形態における記録部の1例を示す図
【図3】本発明の物品識別装置の実施の形態における記録部の1例を示す図
【図4】本発明の物品識別装置の実施の形態における記録部の1例を示す図
【符号の説明】
10 タグ
100 物品識別装置
101 タグ読取部
102 音声情報入力部
103 記憶部
103a タグ/アドレス部
103b タグ/アドレス部の1例
103c タグ/アドレス部の1状態
104 判定部
105 音声情報再生部
106 キー入力部
107 読出しキー
108 登録キー
109 メモキー
110 消去キー
111 電源キー
Claims (9)
- タグの読み取りを行う読取部と、前記タグを読み取った後に音声情報を入力する入力部と、前記入力部から入力された音声情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された音声情報を再生する再生手段とを備え、再生手段を押下する毎に1件ずつ音声情報を再生する物品識別装置。
- 時系列的に古い順から音声情報を再生する請求項1記載の物品識別装置。
- 記憶部に記憶されている最後の音声情報が再生されると最後である旨の音声を再生する請求項1または2記載の物品識別装置。
- 時計機能を有し、録音した日時と記憶した音声情報を再生する請求項1から3のいずれか1項に記載の物品識別装置。
- 所定の期間内に登録した音声情報を再生する請求項1から4のいずれか1項に記載の物品識別装置。
- 所定の期間内に読み取ったタグの音声情報を再生する請求項1から5のいずれか1項に記載の物品識別装置。
- 音声情報を再生する前に記憶されている情報の件数を音声で知らせる請求項1から6のいずれか1項に記載の物品識別装置。
- 音声情報を再生している間および/または再生した後に押下すことで前記音声情報を消去する消去手段を備えた請求項1から7のいずれか1項に記載の物品識別装置。
- タグの読み取りを行う読取部と、音声情報を入力する入力部と、前記入力部から入力された音声情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された音声情報を再生する再生手段とを備え、前記記憶部に記憶された音声情報を再生している間および/または再生した後に固有の識別子を有するタグを読み取り、この読み取られたタグの固有の識別子は前記の再生された音声情報に対応付けられて前記記憶部に記憶される物品識別装置。
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