JP3390026B2 - インタラクティブオブジェクト処理装置 - Google Patents
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Description
ツールのようなオブジェクトをインタラクティブに処理
するため、複数個のオプションのメニューを湾曲した第
1湾曲帯域に表示するビュースクリーンと、前記第1湾
曲帯域に対応してポインタデバイス側の第2湾曲帯域に
位置する前記複数個のオプションと同数の対応領域から
一つの対応領域を指し示すポインタデバイスであって、
各対応領域は前記ビュースクリーンに表示される各オプ
ションに一対一に対応し、ポインタデバイスのユーザー
が操作するポインティング動作によってオプションのう
ちの指し示した一つのオプションを選択できるようにし
たポインタデバイスとを具えるインタラクティブオブジ
ェクト処理装置に関するものである。
は、専用又は汎用コンピュータシステムに保存された電
子ファイルの形式のドキュメント又はデータセットを準
備,修正及び記録するために使用されるのが一般的であ
る。ワークステーションの入力装置にコマンドを入力す
ることによって、ドキュメントを記憶装置から検索、修
正、複写、記憶装置への再記憶等を行う。ワークステー
ションはローカルネットワーク又は公共ネットワークに
より例えば、電話回線を介して他のワークステーション
に接続するときドキュメントは他のワークステーション
に転送され、他のワークステーションを使用している人
が読むことができる。これら全ての行為に対して、ドキ
ュメント及びデータセットの複写、転送、記憶等のため
に多数のツールが必要となる。現在のアプリケーション
の構成においては、これらツール、ドキュメント及び必
要な補足実行可能なプログラム及びデータを一般的用語
オブジェクトにより表示している。ドキュメントは、例
えば、文字列として利用できるテキストドキュメント、
(圧縮した)ビットマップ又は一連の表形式又はアルゴ
リズム的なデータとして利用できるグラフィックドキュ
メント、デジタル化したサウンドの形式の音声ドキュメ
ントがある。ドキュメントは実行可能なプログラムの形
式をとる。ドキュメント間の関係が存在し、ドキュメン
トは、テキスト、グラフィック、及びサウンドデータを
有する。他の種類のオブジェクトとしては、例えば、電
卓、スケジュール表、カレンダー、電話帳又は電話又は
ファックスなどの通信機器をエミュレートするプログラ
ムがある。ワークステーションにおいては、オブジェク
トがデスクトップにあるようにスクリーンにオブジェク
トを表示する。
う。オブジェクトの選択及びオブジェクトに対する調整
又は操作の選択の双方を行う。このような選択は、多数
の利用できるオプションを表示するメニューの表示によ
り行い、次にオプションのうちの1個を専用のキーボー
ドボタン又はマウス又はスタイラス及びデジタイジング
タブレットのようなポインタデバイスにより選択するの
が一般的である。
のコラム又は長さがオプションの数に規定される水平行
の形式で表示されるのが一般的である。このようなメニ
ューの例としては、イギリス国特許第2166627.号に記載
されている。このようなメニューからオプションを選択
するにあたり、ポインタデバイスをオプションを配置し
た水平又は垂直ラインに対応する経路に沿って移動しな
ければならない。しかし、人間の生理は、マウス又はス
タイラスのようなポインタデバイスを直線ライン又は所
定の経路及び距離にわたり移動するのにあまり適してい
ない。この不都合さは、間違った選択を行い易く、コマ
ンドをワークステーションに入力する前に、そのとき表
示されているオプションが目的とするものかを注意深く
目で確かめる必要がある。
ューを表示し、オペレータがポインタデバイスを手に持
って移動を容易に行うことができ、又は容易に操作を思
い起こすことができる装置を得るにある。
め、本発明インタラクティブオブジェクト処理装置は、
前記第2湾曲帯域を、ユーザーの手首を前記ポインタデ
バイスにほぼ固定した状態でユーザーが手を持ち上げる
ことなく手首の回転動作の範囲内に納まるよう配置し、
前記第2湾曲帯域の中心をほぼ手首の位置として前記回
転動作の一方の端部から他方の端部まで180゜以下の
範囲内に納まるように配置したことを特徴とする。マウ
ス又はスタイラスなどのポインタデバイスにより作業す
るとき、デスク上のオペレータの手の下側のいかなる中
心領域の周りの湾曲ラインに沿って追随することにより
ほぼ直線ラインに追随するもりも一層容易に目標領域に
到達できるようになる。更に、中心点からのポインタデ
バイスの移動量は減少し、またモータ及び空間メモリを
使用することにより角オプションの位置を容易に覚える
ことができるようになる。
択対象が提示されるパイメニューを使用し、パイメニュ
ーの中心から外方への移動方向を選択対象に対応させる
ようにするものが、1987年10月8〜9日、マサチューセ
ッツ州ケンブリッジにおいてに開催された「第4回US
ENIXコンピュータグラフィックスワークショップ」
議事録第103 頁に記載されている。ここに記載のものか
らは、湾曲帯域にオプションを配置し、この湾曲帯域の
曲率を、手持ちポインタデバイスを容易に動かせるよう
なものに適合させることについては記載がない。
ぼ円形、又はほぼ楕円形、又は腎臓形の帯域に前記オプ
ションを表示する構成とする。オペレータが手を移動す
ることなしに手持ちポインタデバイスが到達できる最大
距離としては約15cmである。好適には、この距離は3〜
10cmとすることができる。この構成によれば、閉ループ
に沿って手持ちポインタデバイスを容易に移動できるこ
とにより、おおまかな腎臓形の湾曲にすることができ
る。湾曲の一部のみが提示オプションに対応する領域を
占めるため、楕円形又は円形の帯域も使用することがで
きる。記号的又は審美的理由から円形形状が好適であ
る。
とき、これらオプションを提示するのための好適な位置
としては、オペレータが右利きのときは湾曲の上側左方
部分であり、オペレータが左利きのときは湾曲の上側右
方部分である。一方のモードから他方のモードへな切り
換えを、一つの同一の装置に対して余分な労力を必要と
せずに行うことができるようにすることもできる。
ポインタデバイスは、スタイラスと、このスタイラスの
位置を検出する検出手段とを有するものとして構成す
る。スタイラスは、迅速かつ正確な移動を行える簡単な
手持ちポインタデバイスであり、所望オプション又は複
数個の所望オプションを迅速かく正確に選択することが
できる。
ポインタデバイスは、タッチセンシティブ表面上の任意
のオブジェクトの位置を検出するよう接着したタッチセ
ンシティブパッドを有するものとして構成する。この実
施例においては、指又は普通の鉛筆のような物体を使用
して所望オプションに対応する領域を選択することがで
きる。位置を特定するのにデータタブレットのような他
の装置を使用することができる。
は、オプション選択により既に選択した先行オブジェク
トに対する操作を実行するようオプションを選択可能と
し、また既に選択した先行オブジェクトがないときには
オプションを選択した後にオブジェクトの選択を要求す
る問い合わせ手段を設ける。メニューから対応のオプシ
ョンを支持することによって選択されるオブジェクトの
操作は、オブジェクトを選択するときにのみ行うことが
できる。このようなオブジェクトが前もって選択されな
かった場合、オペレータはこのことを思い出し、また操
作を行うよう利用可能なオブジェクトのうちの一つを選
択することを要請される。従って、オペレータは、オブ
ジェクトに割り当てられたオプションの選択において日
付順を見る必要はない。
ている間には、メニューが永久的に占める部分をビュー
スクリーンに持たせる必要はない。本発明の更に好適な
実施例においては、ポインタデバイスには、メニュー表
示のための第1コマンド手段と、表示されたメニューか
らオプションを選択するための第2コマンド手段とを設
ける。第1及び第2のコマンド手段は1個のボタンに組
み込むか、又は例えばボタン及びスタイラスのタッチセ
ンシティブチップとすることができる。また第1及び第
2のコマンド手段をポインタデバイスの異なるボタンと
することもでき、又はポインタデバイスに直接物理的に
接続することなく、装置の周辺入力装置の一部例えば、
キーボードとすることができる。
インタデバイスによりビュースクリーン上の選択可能な
位置に対応する位置にオプションメニューを表示するコ
マンド手段を設ける。先ずポインタデバイスを特定領域
に移動し、次に第1コマンド手段を動作させることによ
り、メニューがカバーするビュースクリーンの部分をオ
ペレータが選択することができる。メニューは種々の手
段によりスクリーンから排除できる。例えば、特定の
「排除メニュー」オプションを選択する、又は第1コマ
ンドを再び動作させる、又は指定機能又はオブジェクト
を選択することによりメニューを排除することを意味す
るオプションを選択することによって行うことができ
る。
は、ビュースクリーン上の他の湾曲帯域に沿って少なく
とも1個のオプションのサブメニューを表示する他の表
示手段を設け、また前記他の表示手段に類似の湾曲した
他の対応帯域に配置した他の対応領域を形成する手段を
設ける。第1オプションの選択は、サブオプションを選
択することが必要又は好適となる。本発明の実施例にお
いては、ポインタ装置が第1オプションの対応領域に位
置するが、選択コマンドを与える前にサブメニューは既
に見ることができるようにする。このことにより、どの
オプションを選択するかの良好な視覚的印象を与えるこ
とができる。更に、サブオプションを直接選択し、サブ
オプションを介して第1オプションを選択することもで
き、これにより第1オプションの複雑な選択を不要にす
ることができる。
は、異なる作業状態に調整可能にし、作業状態に無関係
の第1のオプションセット及びカレント作業状態に調整
する第2のオプションセットをメニューに提示する。永
久的に利用できるオプションは、提示されたメニューに
おける同一位置に表示する。或る作業状態で意味を持つ
オプションは、装置がこの状態にあるときのみ表示され
るようにする。
メニューにおけるオプションに関連した対応領域を形成
してからビュースクリーン上にオプションを表示する構
成とし、このオプションをビュースクリーン上に表示す
る前にオプションを選択可能とする。この構成によれ
ば、メニューがビュースクリーンに完全に現れるのに待
つことなくメニューを動作させるときポインタデバイス
をどこに移動すればよいかを経験的に前もって知ること
ができる。この場合、選択を正確に行うことができる。
完全メニューは中断又はスキップすることなく表示する
こともできる。
明する。
のワークステーションは、必要な電子回路及びテキスト
及びグラフィカル情報を表示するための他のコンポーネ
ントとともに、ビュースクリーン11例えば、CRT又は
フラットパネルスクリーンを有する。キーボード12は、
テキストデータ及び種々のコマンドをワークステーショ
ンに入力するために設ける。他の入力装置として、マウ
ス13、デジタイジングタブレット15を有するスタイラス
、及びタッチセンシティブパッド16を示す。タッチセ
ンシティブパッド及びビ ースクリーンは、一体にして
タッチセンシティブスクリーンにすることができる。本
発明によるワークステーションにはこれら他の入力装置
のうちの1個以上は必要でない。ワークステーション
は、図示しない他の装置、例えば、ドキュメントスキャ
ナ、プリンタ、電話等を設けることができる。このよう
な装置は、操作制御ハードウェア及び電源に接続し、こ
れら操作制御ハードウェア及び電源の双方はキャビネッ
ト17内に収容する。キャビネットには、磁気又は固体メ
モリの形式の補助記憶ユニットを有する。ワークステー
ションはリンク18を介してデータを記憶及び伝送するた
めのコンピュータに接続する及び/又は直接又はコンピ
ュータを介して他のワークステーションに通信できるネ
ットワークに接続する。このようなリンクは有線又は部
分的に無線にすることができる。
他のオブジェクトを取り扱うためには、入力装置のうち
のひとつを介してコマンドをワークステーションに与え
る。コマンドのメニューを随意にスクリーンに表示し、
マウス13又はスタイラス14を相関移動させてカーソルを
所望位置に移動することによって、又はタッチセンシテ
ィブパッド16にわたり指又は任意の物体を移動すること
によってコマンドを選択することができる。
配置してスクリーンに表示する。図2の(a)及び
(b)に示すように、手首をデスクトップから持ち上げ
ることなくオプションに手が到達できる寸法にする。図
面において、円22内のポイント22a、22bにある手20の
2個の位置を示す。指し示すべき領域の位置は、この円
内の帯域に配置し、好適には円の周縁にするのが好適で
ある。
における表示用のメニューの例を示す。メニュー30は多
数のオプションを有するディスクとして表示するこのメ
ニューにおいて、3つのタイプに区別することができ
る。第1の部分の外側帯域31には、現在の作業状態のた
めの多数のメインオプション31a,31b,31c,...,31h
を配置する。これらオプションは主にアイコンにより示
す。例として、線引きのためのアイコン31c 、テキスト
を入力するためのアイコン31d 、ドキュメントを送信す
るためのアイコン31g 、電話をするためのアイコン31h
を示す。ディスクメニューの第2部分32には、そのとき
のハイライトしたメインオプションに関連する多数のサ
ブオプションを示す。このとき表示されたサブメニュー
によりオペレータは線種及び色を選択することができ
る。所定の作業状態に適用できるメニューの第3部分33
により、ユーザーは現在取り扱っているオブジェトクに
対して実行すべき特別な操作を選択することができる。
他の形状を示す。図4の(a)には、腎臓形のメニュー
34を示し、このメニューのメインオプションは、上側右
方部分の外側帯域35に配置する。これら位置は左利きの
オペレータに最適な位置である。図4の(b)には、楕
円形状のメニュー36を示し、この場合、メニューの上側
左方部分の外側帯域37にメインオプションを配置して右
利きのオペレータに最適にする。
形状は、本発明の範囲内で随意に適用できる。図4の
(b)においては、帯域37の関連部分の曲率の中心点C
を示す。この中心点Cの周りの帯域37の曲率半径Dは15
cm以下とするのが一般的であり、好適には、3〜10cmと
するとよい。このような寸法は、人間の手の寸法により
決まり、ポインタデバイスにより指し示すべき領域の位
置に関連し、ビュースクリーンにおけるメニューの寸法
に直接には関連しない。
操作は、1個以上の選択を行う。例えば、ドキュメント
の複写又は印刷又は更新編集のためのオープン操作をす
べきとき、ドキュメント及び操作の双方を選択しなけれ
ばならないたのワークステーションと通信するために
は、ドキュメント又はアドレス又は識別番号及び転送方
法を選択しなければならない。本発明によるワークステ
ーションにおいては、これら選択のために、所定の日付
順では行われない。プリント又はオープンを選択したと
き、ツールは直前に予め選択されたドキュメントに対し
て操作を行う。予め選択されたドキュメントがない場
合、この特定の操作を行うべきドキュメントの一つを選
択することをオペレータに問い合わせ(リクエスト)が
なされ、このドキュメントには新規ドキュメントも含ま
れること勿論である。このリクエストは、全ての利用で
きるドキュメントのメニュー形式でなされる。通信リン
クを行うオプション例えば電話ラインを選択する場合、
転送ずべき情報ソースはシステム及び送り先に分かって
いなければならない。ソース及び/又は送り先の双方が
未知の場合、そのときの作業状態で利用できるものを考
慮した可能なソース及び/又は可能な宛先を含んだメニ
ューが提示される。
る装置のビュースクリーン上で見える絵のイメージを示
す。スクリーン50には2個のドキュメント51、52を示
し、ともに、ドキュメントに対して操作を行うよう選択
することができるオプションを含んだディスクメニュー
53とともに示している。ドキュメントは、テキストドキ
ュメント又はグラフィックドキュメント又は例えば音の
ボリューム及び/又はピッチを示す多くの小さいバー又
は他のシンボルによりて示される音声ドキュメントとす
ることができる。更に、スクリーンには、使用すべき他
の多くの事物例えばごみ入れ、電卓、又は電話帳のアイ
コン等を示している。メニューはスクリーンの一部を覆
い隠さずに残しておくべき情報は見えるようにするため
に、ポインティングデバイスの位置に関連するカーソル
54の位置は、表示したディスクメニューの中心位置をと
る。図5の(a)及び(b)には、スクリーン上の異な
る位置にメニューを配置したものを示す。カーソルの位
置からメニュー位置を決めるにあたり、カーソルがスク
リーンのエッジに極めて接近した場合でもメニュー全体
がスクリーン上に存在するように注意すべきである。こ
のような場合、装置の制御部分は、ディスクメニューの
中心点をカーソル位置にしないようにする。
設計したスタイラスを示す。このスタイラス60は、2個
のボタンを有し、先端から数センチの位置の側面におけ
る第1ボタン61を有する。このボタンは、オペレータの
人指し指又は親指が触れることができる位置に配置す
る。第2のボタン62例えばマイクロスイッチを先端に配
置し、表面にスタイラスを押し付けたときに作用する。
スタイラスの位置は、デジタイジングタブレット63によ
り検出し、このボタンの作用は、例えば電磁的な又は超
音波の信号によりワイヤレスで制御部分に伝送される。
ンを選択するモードも可能である。第1のモードにおい
ては、第1ボタン61が動作するとき、又は第1ボタン61
が動作している期間中にメニューを表示する。所望のオ
プションの上方にホバーリングするとこのオプションを
ハイライトし、第1ボタン61を釈放するときこのオプシ
ョンが選択される。このときメニューはスクリーンから
排除される。操作の第2モードでは、やはり第1ボタン
61が動作するとき、又は第1ボタン61が動作している期
間中にメニューを表示する。スタイラスをホバーリング
させると、その箇所のオプションをハイライトする。第
2ボタン62を押し込むことによってハイライトしたオプ
ションに対応する実行コマンドを選択し、次に数個のオ
プションの位置でボタン62を押し込むことにより1個以
上のコマンドを実行することができる。オプションの第
3モードではボタン61を使用し、スクリーン上にメニュ
ーを表示し、ボタン62を押し込むことによってオプショ
ンを選択する。このメニューは特別な「ハイドメニュ
ー」オプションにより除去することができる。
れているドキュメントに対する書き込みのためきメニュ
ーがスクリーン上に表れていないときにも第2ボタンを
使用することができる点で単一ボタンスタイラスよりも
利点がある。
図7の(a)及び(b)に示す。図7の(a)には、ハ
イライトされたメインオプション71がテキスト特定又は
編集するためのオプションであり、サブオプションセッ
トを示す。サブオプションには、タイプフェイス及び寸
法及び文字及び背景の色又は影が含まれる。他のオプシ
ョンとしては、テキストの一部の選択、複写、挿入又は
直前の操作の逆転がある。図7の(b)にはことなるサ
ブオプションのセットを示し、このサブオプションは、
他のメインオプションに関連し、メインオプション72が
示され、選択したサブオプション73は「他のワークステ
ーションとの接続」である。
す。メニュー構成により、オペレータは少ないエラーで
メニューに表れるオプションに対して迅速に反応するこ
とができるため、オペレータは、メニューを動作させる
とき、ビュースクリーンに完全にメニューを表示するた
めに待つことなくポインタ装置を移動することの経験を
得て前もって知ることができる。本発明によれば、装置
は、メニューを動作させた瞬間にポインタデバイスの位
置に対する領域を種々のオプションに関連させ、この後
にビュースクリーンにオプションを表すよう構成する。
ポインタデバイスを対応領域の一つに移動し、選択手順
を開始することにより、オプションを選択してからメニ
ューをスクリーンに完全に表示する。オプションの選択
によりスクリーンからメニューを排除するとき、メニュ
ーが消えてからオプションが完全に表示される。メニュ
ーの表示手順を実行することに基づいて、このように迅
速に選択するときメニューはスクリーン上には表れな
い。
スにあるメニュー80を示す。カーブした帯域81を中心点
Cの周りに示し、この中心点Cは、メニューが動作して
いる瞬間のポインタデバイスにより指示している位置に
対応している。2個のオプション81a、81bの位置はす
でにスクリーン上に表示されている。更に、オプション
81c〜81hも表示されているが、帯域81には表れておら
ず、これらのオプションの位置は図面で点線により示
す。オペレータがメニューを動作させた直後に、オペレ
ータがポインタデバイスをオプション81fの対応領域に
あるポイントDに移動してこのオプションう選択する。
種々の経験からオペレータは、選択しようとするオプシ
ョンがこの位置81fに表れるということを知る。本発明
によれば、位置81fにおける対応アイコンの表示が実際
に生じる前にオプションを選択することができる。
ワークステーションう示す線図的説明図である。
てのポインタデバイスを持つオペレータの手の範囲を示
す説明図である。
メニューの第1実施例の線図である。
ンが閉める部分の腎臓形帯域及び楕円形帯域を有するメ
ニューの線図的説明図である。
ニューを表示したビュースクリーンに投影されるイメー
ジの説明図である。
説明図である。
スの位置に基づく異なるサブメニューを有する表示メニ
ューの説明図である。
いメニューの説明図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 電子ドキュメント及びツールのようなオ
ブジェクトをインタラクティブに処理するため、 複数個のオプションのメニューを湾曲した第1湾曲帯域
に表示するビュースクリーンと、 前記第1湾曲帯域に対応してポインタデバイス側の第2
湾曲帯域に位置する前記複数個のオプションと同数の対
応領域から一つの対応領域を指し示すポインタデバイス
であって、各対応領域は前記ビュースクリーンに表示さ
れる各オプションに一対一に対応し、ポインタデバイス
のユーザーが操作するポインティング動作によってオプ
ションのうちの指し示した一つのオプションを選択でき
るようにしたポインタデバイスと を具えるインタラクティブオブジェクト処理装置におい
て、 前記第2湾曲帯域を、ユーザーの手首を前記ポインタデ
バイスにほぼ固定した状態でユーザーが手を持ち上げる
ことなく手首の回転動作の範囲内に納まるよう配置し、
前記第2湾曲帯域の中心をほぼ手首の位置として前記回
転動作の一方の端部から他方の端部まで180゜以下の
範囲内に納まるように配置したことを特徴とするインタ
ラクティブオブジェクト処理装置。 - 【請求項2】前記対応帯域の平均曲率半径を約15cm以下
にし、好適には、3〜10cmとする請求項1記載のインタ
ラクティブオブジェクト処理装置。 - 【請求項3】ほぼ円形、又はほぼ楕円形、又は腎臓形の
帯域に前記オプションを表示する構成とした請求項1又
は2記載のインタラクティブオブジェクト処理装置。 - 【請求項4】 表示されるオプションを、主に前記第1
湾曲帯域の上側左方部分に配置するか、又は主に上側右
方部分に配置する請求項3記載のインタラクティブオブ
ジェクト処理装置。 - 【請求項5】前記ポインタデバイスは、スタイラスと、
このスタイラスの位置を検出する検出手段とを有するも
のとして構成した請求項1乃至4のうちのいずれか一項
に記載のインタラクティブオブジェクト処理装置。 - 【請求項6】前記ポインタデバイスは、タッチセンシテ
ィブ表面上の任意のオブジェクトの位置を検出するよう
接着したタッチセンシティブパッドを有するものとして
構成した請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の
インタラクティブオブジェクト処理装置。 - 【請求項7】前記ポインタデバイスは、データタブレッ
トを有するものとして構成した請求項1乃至4のうちの
いずれか一項に記載のインタラクティブオブジェクト処
理装置。 - 【請求項8】オプション選択により既に選択した先行オ
ブジェクトに対する操作を実行するようオプションを選
択可能とし、また既に選択した先行オブジェクトがない
ときにはオプションを選択した後にオブジェクトの選択
を要求する問い合わせ手段を設けた請求項1乃至7のう
ちのいずれか一項に記載のインタラクティブオブジェク
ト処理装置。 - 【請求項9】前記ポインタデバイスには、メニュー表示
のための第1コマンド手段と、表示されたメニューから
オプションを選択するための第2コマンド手段とを設け
た請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のインタ
ラクティブオブジェクト処理装置。 - 【請求項10】前記ポインタデバイスによりビュースク
リーン上の選択可能な位置に対応する位置にオプション
メニューを表示するコマンド手段を設けた請求項1乃至
9のうちのいずれか一項に記載のインタラクティブオブ
ジェクト処理装置。 - 【請求項11】 前記第1湾曲帯域と同様にビュースク
リーン上の他の第3湾曲帯域に沿って少なくとも1個の
オプションのサブメニューを表示する他の表示手段を設
け、また前記第2湾曲帯域と同様に前記第3湾曲帯域に
対応してポインタデバイス側の第4湾曲帯域に位置する
対応領域をポインティング動作によってサブメニューの
オプションのうちの一つを選択できるようにした請求項
1乃至10のうちのいずれか一項に記載のインタラクティ
ブオブジェクト処理装置。 - 【請求項12】異なる作業状態に調整可能にし、作業状
態に無関係の第1のオプションセット及びカレント作業
状態に調整する第2のオプションセットをメニューに提
示する請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載のイ
ンタラクティブオブジェクト処理装置。 - 【請求項13】メニューにおけるオプションに関連した
対応領域を形成してからビュースクリーン上にオプショ
ンを表示する構成とし、このオプションをビュースクリ
ーン上に表示する前にオプションを選択可能とした請求
項1乃至12のうちのいずれか一項に記載のインタラクテ
ィブオブジェクト処理装置。 - 【請求項14】 オプションを選択したときメニュー表
示を中断する構成とした請求項13記載のインタラクティ
ブオブジェクト処理装置。
Applications Claiming Priority (2)
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