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JP3386304B2 - 文字放送再生装置を有するテレビジョン受像機 - Google Patents

文字放送再生装置を有するテレビジョン受像機

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Publication number
JP3386304B2
JP3386304B2 JP01221996A JP1221996A JP3386304B2 JP 3386304 B2 JP3386304 B2 JP 3386304B2 JP 01221996 A JP01221996 A JP 01221996A JP 1221996 A JP1221996 A JP 1221996A JP 3386304 B2 JP3386304 B2 JP 3386304B2
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JP
Japan
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teletext
display mode
data
display
television receiver
Prior art date
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Application number
JP01221996A
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JPH09205622A (ja
Inventor
寛 打木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP01221996A priority Critical patent/JP3386304B2/ja
Publication of JPH09205622A publication Critical patent/JPH09205622A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字放送の受信可
能なテレビジョン(TV)受像機に関し、より詳細に
は、TV映像信号の垂直帰線消去期間に文字・図形・付
加音からなるデータを重畳して送信される文字放送デー
タを受信・復調する文字放送をTV画面上に表示する
際、表示モードを自動で選択するなどの特殊な番組提示
処理機能を有する当該TV受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の文字放送システムにおいて、テレ
ビジョン映像と文字放送番組の両方の情報を同時に得る
ために、文字放送番組の全面固定表示画面を、子画面表
示またはテロップ表示へ変換するものがあり、その変換
の際に、子画面で表示するか、テロップで表示するかの
選択の方法としては、特願平6−188306号のよう
な、操作者自らが表示モードを選択して、その表示モー
ドで文字放送番組が表示されるように設定しなければな
らないものがある。
【0003】図11及び図12は、従来の文字放送特殊
再生装置における特殊再生制御を行うCPUを機能ブロ
ックとして表わす当該装置のブロック図である。以下
に、図11及び図12に基づいて、子画面表示及びテロ
ップ表示の際の処理を簡単に示す。文字放送を受信する
際には、まず、映像信号の特定箇所に重畳された文字放
送信号の全てを文字放送取込制御部11によって取り込
み、その信号にさまざまな処理を加えた後、ページ終了
判定部23でページ終了と判定される。その時に、使用
者がキーボード15により特殊再生モードを指定し、メ
モリ7上に特殊再生フラグ7cが設定され、該特殊再生
フラグ7cが設定されているかどうかを特殊再生判別部
18により判別して、フラグ7cが設定されている場合
は、テーブル作成部22で作成された提示画面変換用テ
ーブル7bに基づき、特殊再生(スクロール)表示制御
部34でスクロール表示(テロップ表示)が開始され
る。ここに、文字データは、メモリ7を介して、文字情
報に対応する文字の形状を記録しているCG・ROM3
により、文字情報から映像信号へ変換され、TV・文字
放送表示制御部36を介して映像信号として出力され
る。一方、スクロール表示,全面固定表示などの画面モ
ードを表示モード判別部37で判別し、特殊再生表示制
御部34を介して、各々の画面モードが得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例におけ
るように、現在の文字放送受信装置では、テレビジョン
映像と文字放送番組の両方の情報を同時に得るために、
文字放送番組の全面固定表示画面を、子画面表示または
テロップ表示へ変換するようにしているが、子画面で表
示するかテロップで表示するかの表示モードの選択を操
作者が自ら(手動で)行わなければならず、その文字放
送番組に適した表示モードを判定し、表示モードの設定
を自らが行わなければならないという欠点があった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、テレビジョン映像の映出中に、全面固定表示画
面から、子画面表示またはテロップ表示への変換を行う
際に、それぞれの文字放送番組の内容に適した表示モー
ドを判定し、表示モードの変換を自動的に行うようにし
た文字放送特殊再生装置を有するテレビジョン受像機を
提供することをその課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、テレ
ビジョン映像信号の垂直帰線期間に文字・図形等からな
るデータを重畳して送信される文字放送信号を受信し、
受信された文字放送信号を文字放送再生装置により文字
等の再生映像信号に復調し、テレビ映像とともに映出す
る文字放送の受信可能なテレビジョン受像機において、
前記文字放送再生装置は、テレビ映像の映出中に全面固
定表示画面を指定する表示モードデータが付加された文
字放送信号を受信した場合、該文字放送信号のその他の
データ内容から受信したデータによる表示モードを子画
面表示またはテロップ表示のいずれに転換するを判定
する表示モード転換判定手段と、該表示モード転換判定
手段の判定結果に基づいて、前記文字放送信号のデータ
を変換し、判定された表示モードの再生映像信号を発生
させるための特殊再生制御手段とを有するようにし、文
字放送信号による映像を自動的に最適な表示モードで映
出することを可能とするものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記表示モード転換判定手段において判定さ
れる前記その他の文字放送データのヘッダ文に、あらか
じめ指定された番組種別があるかどうかにより表示モー
ドを自動判定するようにしたものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記表示モード転換判定手段において判定さ
れる前記その他のデータ内容に、フォトグラフィック図
形データが含まれているかどうかにより表示モードを自
動判定するようにしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載の発明
において、前記フォトグラフィック図形のデータが、そ
の表示領域を文字放送番組の1ページの中で1行のみと
している場合、テロップ表示を選択するようにしたもの
である。
【0010】請求項5の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記表示モード転換判定手段において判定さ
れる前記その他のデータ内容に、ジオメトリック図形の
データが含まれているかどうかにより表示モードを自動
判定するようにしたものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記表示モード転換判定手段において判定さ
れる前記その他のデータ内容に、時間制御のデータが含
まれているかどうかにより表示モードを自動判定するよ
うにしたものである。
【0012】請求項7の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記表示モード転換判定手段において判定さ
れる前記その他のデータ内容に、モザイク図形のデータ
が含まれているかどうかにより表示モードを自動判定す
るようにしたものである。
【0013】請求項8の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記表示モード転換判定手段において判定さ
れる前記その他のデータ内容が、自動又は手動のいずれ
によるか、さらに子画面又はテロップのいずれの表示モ
ードによるかを設定するための付加データであるように
し、2ビットのデータを文字放送信号に付加することに
より、自動的に前記表示モードを選択することを可能と
するものである。
【0014】請求項9の発明は、請求項8に記載の発明
において、前記付加データを変更する手段を備えるよう
にし、操作者の意志で表示モードを容易に変えることを
可能とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施例について、図面を参照して
以下に説明する。 (請求項1の実施形態)図1は、本発明の文字放送再生
装置を有するテレビジョン受像機の一実施形態の構成の
概略を示すブロック図である。そして、図2及び図3
は、この実施形態におけるCPU2の機能を中心に示し
た当該装置の機能ブロック図である。図1ないし3にお
いて、テレビ放送の垂直帰線消去期間に重畳された文字
放送データを取込制御部1,11にて取り込む。文字放
送データが取り込まれると、取り込み制御部1,11よ
りCPU2へ割り込みが掛かる。CPU2は、その割り
込みにより文字放送データの受信を知り、BEST(誤
り訂正処理)を行う。その後、文字放送データの連続性
を確認しながら文字放送データの送出単位の再生を行
い、メモリ7の文字放送受信データ格納部7aへ格納す
る。操作者が番組を選択すると、その番組データをCP
U2がメモリ7より読み出す。ここで、表示モードを選
択する処理(後述する図4のフローチャート)により、
子画面表示とテロップ表示(1行横スクロール表示)を
判定し、子画面表示の場合、子画面作成部35により子
画面を作成し、TV・文字放送表示制御部36で子画面
作成部35によって作成された子画面を表示するための
映像信号を作成し、子画面を表示する。また、テロップ
表示の場合、提示画面変換用テーブル7bを作成し、1
ページ(一画面)の提示画面変換用テーブル7bを作成
完了後、テーブルの最初から1文字ずつスクロール表示
する。特殊再生制御部2aは、提示画面変換用テーブル
7bを作成するとともに、提示画面変換用テーブルに基
づいて表示制御部6でスクロール表示をしたり、表示モ
ードの判定の自動/手動の判別をしたり、表示モード
(子画面表示/テロップ表示)を判定したりするための
ものである。
【0016】次いで、本発明に従って、全面固定表示で
送られてきた文字放送を子画面表示またはテロップ表示
に変換する処理について、図2及び図3に基づき、より
詳細に説明する。文字放送取込制御部11に入力された
映像信号は、誤り訂正部12により文字放送データに対
し、誤り訂正処理が行われた後、データ転送部13に送
られ、文字放送データを番組単位でメモリ7に対して書
き込み、読み出しを行う。受信コードが文字コードであ
るかどうかを文字コード判別部19で判別され、特殊再
生モードである場合に、文字放送データはゲート回路2
0を通過する。すなわち、操作者がキーボード15によ
り特殊再生モードを指定するか、自動/手動判別部25
で自動が判別され、表示モード判定部26でテロップ表
示(特殊再生モード)が判定されると、メモリ7上に特
殊再生フラグ7cが設定され、特殊再生フラグ7cが設
定されているかどうかを特殊再生判別部18によって判
別し、その判別信号によりゲート回路20が駆動され
る。以後は、従来の方式通りに処理され、テロップ表示
される。ここで、メモリ7上の指定文字番組ヘッダ文格
納部7dは、表示モード判定部26のヘッダ文に指定文
字があるかの判定時に用いられる。また、子画面表示の
場合は、操作者がキーボード15により子画面表示を指
定するか、自動/手動判別部25で自動が判別され、表
示モード判定部26で子画面表示が判定された時に、メ
モリ7上の特殊再生フラグ7cが設定されず、以後は、
従来の方法と同様に、子画面表示の処理が行われる。
【0017】図4は、本発明による文字放送再生装置を
有するテレビジョン受像機の実施形態における表示モー
ドの自動判定処理のフローチャートである。この判定処
理は、CPU2で処理される。この処理は、前述した図
2の表示モード判定部26、および後述する図7のステ
ップS36の表示モード自動判定における処理である。
まず、最初に、文字放送番組データのページデータヘッ
ダ(PACI)内の表示モード制御(DMC)のb7,
b6,b5,ビットのデータによって表示モードを判定
する(ステップS1)。{b7b6b5=000}の場
合は、全面固定表示(ステップS2)なので、図4の処
理フローのように、表示モードが判定される。その他の
場合は、通常処理される(ステップS3)。通常処理と
は、{b7b6b5=001}は、スーパー固定及び字
幕表示、{b7b6b5=010}は、全面縦スクロー
ル表示(ラスタ)、{b7b6b5=011}は、全面
縦スクロール表示(スーパー)、{b7b6b5=11
1}は、1行横スクロール表示することである。
【0018】(請求項2の実施形態)図5は、上記図4
のステップS5における判定処理のより詳細なフローチ
ャートを示すものである。まず、始めに、図4における
ステップS1で全面固定表示画面で表示する文字放送番
組を検出し、その受信した文字放送番組データからデー
タユニット識別符号(US)信号を検出して(ステップ
S11)、それに続いて受信されるデータユニットパラ
メタの値が02/4であるかを判別して(ステップS1
2)、データユニットパラメタの値が02/4でなけれ
ば、上記図4のフローチャート通りに次の判定へ行く
(ステップS19)。一方、02/4ならば、図5に示
すように、あらかじめ子画面で表示する方が望ましい文
字放送番組のヘッダに表れる言葉をメモリに入れておい
て、受信した文字放送番組のヘッダ文文字符号列を検出
し、そのヘッダ文文字符号の中に、あらかじめ指定して
おいて言葉が含まれているかを検索し、含まれていれば
子画面表示をし(ステップS18)、含まれていなけれ
ば、前記図4のフローチャート通りに次の判定へ行く
(ステップS19)。
【0019】(請求項3の実施形態)図6は、上記図4
におけるステップS4における判定処理のより詳細なフ
ローチャートを示すものである。まず、始めに、図4に
おけるステップS1で全面固定表示画面で表示する文字
放送番組を検出し、その受信した文字放送番組データか
らデータユニット識別符号(US)信号を検出して(ス
テップS21)、それに続いて受信されるデータユニッ
トパラメタの値が03/8(1層フォトグラフィック)
もしくは03/9(多層フォトグラフィック)であるか
を判定して(ステップS22)、データユニットパラメ
タの値が03/8または03/9の場合は、文字放送番
組データの中にフォトグラフィック図形データが入って
いるので、子画面表示され(ステップS24)、それ以
外の値の場合は、前記図4のフローチャート通りに次の
判定へ行く(ステップS23)。
【0020】(請求項4の実施形態)図6のステップS
22でフォトグラフィック図形のデータが入っていると
判定された場合に、そのフォトグラフィック図形が、文
字放送番組の1ページの中で1行のみ(縦24ドット)
かどうかを、データユニットデータ長(DL)によって
判定し、1行のみならば、次の判定へ戻り、1行以上の
場合は、子画面表示される。
【0021】(請求項5の実施形態)図6のステップS
22内の判定内容を「データユニットパラメタ=02/
8?」に置き換えた処理フローを考えて、{データユニ
ットパラメタ=02/8}の場合は、文字放送番組デー
タ内にジオメトリック図形が含まれているので、子画面
表示され、データユニットパラメタが02/8以外の場
合には、図4の処理フローのように、次の判定へ行く。
【0022】(請求項6の実施形態)図6のステップS
22内の判定内容を「制御符号=09/D?」に置き換
えた処理フローを考えて、文字放送番組データ内の制御
符号に09/Dがある場合は、文字放送番組データ内に
時間制御信号が含まれているので、子画面表示され、制
御符号に09/Dがない場合は、図4の処理フローのよ
うに、次の判定へ行く。
【0023】(請求項7の実施形態)図6のステップS
22内の判定内容を「符号集合=03/2 or 03/3
or03/4 or 03/5?」に置き換えた処理フロー
を考えて、文字放送番組データ内の符号集合が03/2
または03/3または03/4または03/5の場合
は、モザイク図形が含まれているので、子画面表示さ
れ、符号合集が上記以外の場合は、図4の処理フローの
ように、次の判定へ行く。
【0024】(請求項8又は9の実施形態)図7は、本
発明による文字放送再生装置を有するテレビジョン受像
機における表示モード判別および判定処理のフローチャ
ートを示した図である。この処理は、CPU2で処理さ
れる。まず、操作者がキーボード15により番組番号と
表示モード・判定情報を設定する(ステップS31)。
この際、番組番号のみの設定の場合は、自動判定処理と
なる。次に、設定されたモードに合うように、2ビット
の情報が付加される(ステップS32)。この際に付加
される2ビット(b1,b0)の情報は、後述する図8
のように付加される(但し、自動判定の場合は{b1,
b0=0,0}が付加される)。そして、その2ビット
の付加情報を元に、まず最初に、表示モードの判定を自
動で行うのか、手動で行うのかの判定をし(ステップS
33)、手動判定({b1=1})の場合は、ステップS
35へ進み、自動判定({b1=0})の場合は、ステッ
プS34へ進む。ステップS35では、手動による表示
モードが子画面表示({b0=0})かどうかを判定し
(ステップS35)、子画面表示なら、文字放送番組を
子画面で表示し(ステップS40)、テロップ表示
({b0=1})なら、上記図2のメモリ7上の特殊再生
フラグ7cが設定されて、文字放送番組をテロップで表
示する(ステップS39)。ステップS34では、前述
した表示モードの自動判定を行い(ステップS34)、
判定結果が子画面表示なら、{b0=0}のまま(ステ
ップS37)で、文字放送番組を子画面表示され(ステ
ップS40)、判定結果がテロップ表示なら、b0に
「1」を付加し(ステップS38)、前述のステップS
39と同様に、テロップ表示される(ステップS3
9)。その後、それぞれ表示された文字放送の表示モー
ド、および表示モードの判定方法に変更があるかどうか
を判定(この際の変更は、リモートコントローラ等によ
る番組番号設定画面以外での変更)し(ステップS4
1)、変更がある場合には、ステップS32の前まで戻
り、変更のない場合には、終了する。
【0025】ここで、表示中の文字放送番組の表示モー
ドの変更の仕方について説明する。後述する図9のリモ
ートコントローラの「自動」「テロップ」「子画面」の
ボタンを押すことにより、設定変更があることが検出さ
れ(ステップS41)、設定変更の場合には、2ビット
の付加情報が変更され(ステップS32)、その後、前
述と同様に、図7のフローチャート通りの処理がなされ
る。この変更後の付加情報は、そのまま保存される。こ
のため、表示モードの変更をする際に、わざわざ文字放
送番組設定画面に戻らなくて済み、また、表示モードを
自動で判定した場合の判定結果の変更も容易にできる。
図8は、表示モードおよび表示モードの判定方法に対す
る2ビットの付加情報ビット{b1,b0}、および文
字放送番組設定画面(図10参照)での判定記号(A,
S,T)との関係を表した図である。しかし、表示モー
ドの判定方法で自動(記号:A)を選択した場合は、
{b1,b0=0,0}の値が設定され、表示モードの
判定結果によって、b0が「1」(テロップ表示)また
は「0」(子画面表示)に設定される。
【0026】図9は、本発明におけるリモートコントロ
ーラ送信機の例を示す図で、表示中の文字放送番組の表
示モードの設定を変更する際、または文字放送番組設定
画面で、表示モード・判定情報の設定を行う際に、「自
動」「テロップ」「子画面」のそれぞれのボタンを使用
する。表示中の文字放送番組の表示モードを変更する際
には、その文字放送番組が表示されている時に、「自
動」「テロップ」「子画面」のぞれぞれのボタンを押す
と、前述図7のフローチャートのように、設定が変更さ
れる。文字放送番組設定画面での表示モード・判定情報
の設定は、文字放送番組番号に続いて、「自動」「テロ
ップ」「子画面」のそれぞれのボタンを押すと、後述す
る図10に示すように表示される(この際、何も選択し
ない場合は「自動」になる)。図10は、文字放送番組
設定時の画面の表示例であり、表中の「A」「S」
「T」は、それぞれ前述した図8に示したように、
「A」=「自動」,「S」=「子画面」,「T」=「テ
ロップ」に対応していて、この設定に対応した2ビット
の付加情報が、前述した図2の表示モード設定/変換
(補助データ付加部)14によって付加され、前述した
図7のフローチャートのように処理され、文字放送番組
が表示される。
【0027】(請求項9の実施形態)図10の文字放送
設定画面において、設定された表示モード・判定情報に
おいて、文字放送番組が表示中に設定が変更された場合
には、その変更された内容の2ビットの付加情報と先に
設定した2ビットの付加情報とを比較し、異なっていた
ら、新しい方の2ビットの付加情報を新しく文字放送番
組番号に付加し、さらに、文字放送番組設定画面の
「A」「S」「T」は、それぞれ変更後の情報になって
いる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対する効果:テレビジョン映像と文字
放送の両方の情報を同時に得るために、全面固定表示画
面を、子画面表示またはテロップ表示に変換するが、文
字放送番組データを復号する段階で、ページデータヘッ
ダやヘッダ文,データユニットなどの文字放送番組デー
タの内容から、それぞれの文字放送番組毎に最適な文字
放送の表示モード(子画面表示/テロップ表示)を自動
的に判定し、表示することができる。
【0029】(2)請求項2に対する効果:表示しよう
とする文字放送番組が画面構成上、テロップ表示を行う
と、該文字放送番組の内容を正しく伝えることができな
い文字放送番組かを、文字放送データのヘッダにおける
番組のタイトルを表わすデータにより判定することで、
文字放送のデータの内容だけでなく、文字放送番組の画
面構成でもまた最適な表示モードを自動的に判定し、表
示することができる。
【0030】(3)請求項3,4,5,7に対する効
果:文字放送の表示モードの判定において、文字放送デ
ータの中に、フォトグラフィック図形やジオメトリック
図形,モザイク図形のように、図形として表示すること
により意味をなす文字放送データが存在するかによっ
て、表示モードを判定することで、図形表示を損なうこ
となく最適な表示モードを自動的に判定し、表示するこ
とができる。また、フォトグラフィック図形のうち、そ
の表示領域が文字放送番組の1ページの中で1行のみの
場合は、テロップ表示してもその図形の持つ意味を損な
うことはないので、その場合はテロップ表示することが
できる。
【0031】(4)請求項6に対する効果:文字放送番
組の文字放送データの中に、時間制御のデータが含まれ
ているかによって判定することにより、時間制御のデー
タにより、テロップ表示中にデータが入れ替わり、最初
の画面のデータを全て表示しないうちに、次の画面のデ
ータを表示し始めるという文字放送情報の表示ミスを防
ぎ、その文字放送番組に最適な表示モードを自動的に判
定し、表示することができる。
【0032】(5)請求項8,9に対する効果:文字放
送の番組番号に、2ビットの付加情報を加えることによ
り、表示モードの判定を自動で行う方式と、操作者が子
画面表示かテロップ表示かの表示モードを自ら設定する
手動で行う方式との両立が容易に行え、また、テレビ画
面に表示中の文字放送の表示モードの変換{自動 手動
(子画面 テロップ)}も容易に行える。これらによ
り、文字放送番組の表示モードを操作者の好み通りに設
定したり、自動判定による設定にしたり、その自動判定
による結果の変更がすぐに容易に行え、また、変更した
場合、その変更内容をセーブするため、設定をし直す煩
わしさもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字放送再生装置を有するテレビジョ
ン受像機の一実施形態の構成の概略を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す実施形態におけるCPUを中心に示
した当該装置の機能ブロック図を図2と図3で分割して
示すものの一部を示す図である。
【図3】図1に示す実施形態におけるCPUを中心に示
した当該装置の機能ブロック図を図2と図3で分割して
示すもののもう一部を示す図である。
【図4】本発明による文字放送再生装置を有するテレビ
ジョン受像機の実施形態における表示モードの自動判定
処理のフローチャートである。
【図5】図4のステップS5における判定処理のより詳
細なフローチャートを示すものである。
【図6】図4のステップS4における判定処理のより詳
細なフローチャートである。
【図7】本発明による文字放送再生装置を有するテレビ
ジョン受像機における表示モード判別および判定処理の
フローチャートである。
【図8】本発明における文字放送番組番号に付加される
2ビットの付加情報と判定情報・表示モード、および文
字放送番組設定画面での表示モード判定用の記号との関
係を説明するための図である。
【図9】本発明によるテレビジョン受像機に使用し得る
リモートコントロール送信機の一例の外観図を示す図で
ある。
【図10】本発明によるテレビジョン受像機における文
字放送番組設定画面の一例を示す図である。
【図11】従来の文字放送再生装置を有するテレビジョ
ン受像機におけるCPUを中心にしたその機能ブロック
図を図11と図12で分割して示すものの一部を示す図
である。
【図12】従来の文字放送再生装置を有するテレビジョ
ン受像機におけるCPUを中心にしたその機能ブロック
図を図11と図12で分割して示すものの一部を示す図
である。
【符号の説明】
1…取込制御部、2…CPU(中央処理装置)、2a…
特殊再生制御部、3…CG・ROM(キャラクタ Read
Only Memory)、4…タイマ、5…信号検出部、6…表
示制御部、7…メモリ、7a…文字放送受信データ格納
部、7b…提示画面変換用テーブル、7c…特殊再生フ
ラグ、7d…指定番組ヘッダ文格納部、8…I/F(イ
ンタフェース)、9…音楽シンセサイザ、10…テレビ
信号処理回路、11…文字放送取込制御部、12…誤り
訂正部、13…データ転送部、14…表示モード設定/
変更(補助データ付加部)、15…キーボード、16,
17…I/O(入出力制御部)、18…特殊再生判別
部、19…文字コード判別部、20…ゲート回路、21
…座標アドレス変換部、22…テーブル作成部、23…
ページ終了判定部、24…テーブル読出制御部、25…
自動/手動判定部、26…表示モード判定部、27…表
示モード制御部、28…字幕表示位置制御部、29…文
字コード・制御コード弁別部、30…制御コード処理
部、31…CG・ROM読出制御部、32…文字コード
・制御コード弁別部、33…通常文字放送表示制御部、
34…特殊再生(スクロール)表示制御部、35…子画
面作成部、36…テレビ・文字放送表示制御部、37…
表示モード判別部、38…字幕位置検出部。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン映像信号の垂直帰線期間に
    文字・図形等からなるデータを重畳して送信される文字
    放送信号を受信し、受信された文字放送信号を文字放送
    再生装置により文字等の再生映像信号に復調し、テレビ
    映像とともに映出する文字放送の受信可能なテレビジョ
    ン受像機において、前記文字放送再生装置は、テレビ映
    像の映出中に全面固定表示画面を指定する表示モードデ
    ータが付加された文字放送信号を受信した場合、該文字
    放送信号のその他のデータ内容から受信したデータによ
    る表示モードを子画面表示またはテロップ表示のいずれ
    に転換するを判定する表示モード転換判定手段と、該
    表示モード転換判定手段の判定結果に基づいて、前記文
    字放送信号のデータを変換し、判定された表示モードの
    再生映像信号を発生させるための特殊再生制御手段とを
    有するようにしたことを特徴とする文字放送の受信可能
    なテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 前記表示モード転換判定手段において判
    定される前記その他の文字放送データのヘッダ文に、あ
    らかじめ指定された番組種別があるかどうかにより表示
    モードを自動判定するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の文字放送の受信可能なテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 前記表示モード転換判定手段において判
    定される前記その他のデータ内容に、フォトグラフィッ
    ク図形データが含まれているかどうかにより表示モード
    を自動判定するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の文字放送の受信可能なテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】 前記フォトグラフィック図形のデータ
    が、その表示領域を文字放送番組の1ページの中で1行
    のみとしている場合、テロップ表示を選択するようにし
    たことを特徴とする請求項3記載の文字放送の受信可能
    なテレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】 前記表示モード転換判定手段において判
    定される前記その他のデータ内容に、ジオメトリック図
    形のデータが含まれているかどうかにより表示モードを
    自動判定するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の文字放送の受信可能なテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】 前記表示モード転換判定手段において判
    定される前記その他のデータ内容に、時間制御のデータ
    が含まれているかどうかにより表示モードを自動判定す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の文字放送
    の受信可能なテレビジョン受像機。
  7. 【請求項7】 前記表示モード転換判定手段において判
    定される前記その他のデータ内容に、モザイク図形のデ
    ータが含まれているかどうかにより表示モードを自動判
    定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の文字
    放送の受信可能なテレビジョン受像機。
  8. 【請求項8】 前記表示モード転換判定手段において判
    定される前記その他のデータ内容が、自動又は手動のい
    ずれによるか、さらに子画面又はテロップのいずれの表
    示モードによるかを設定するための付加データであるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の文字放送の受
    信可能なテレビジョン受像機。
  9. 【請求項9】 前記付加データを変更する手段を備える
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載の文字放送の
    受信可能なテレビジョン受像機。
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