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JP3377138B2 - Icカードシステムおよびicカードおよびデータキャリアおよびホスト側端末 - Google Patents

Icカードシステムおよびicカードおよびデータキャリアおよびホスト側端末

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Publication number
JP3377138B2
JP3377138B2 JP32799094A JP32799094A JP3377138B2 JP 3377138 B2 JP3377138 B2 JP 3377138B2 JP 32799094 A JP32799094 A JP 32799094A JP 32799094 A JP32799094 A JP 32799094A JP 3377138 B2 JP3377138 B2 JP 3377138B2
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JP
Japan
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data carrier
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JP32799094A
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尚文 鈴木
佳光 大谷
弘次 武井
靖浩 永井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカードを利用した
ICカードシステムおよびICカードおよびデータキャ
リアおよびホスト側端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】次世代のカードとして注目されているI
Cカードは、従来の磁気テープによるカードに比べ大き
なメモリ容量を有することや、データの解読や偽造がし
にくいといった安全性の高さが特徴となっている。しか
しながら従来のシステムでは、磁気カードに比べ桁違い
に大きなデータを記憶出来る能力を有するICカードを
使用していたにも関わらず、一枚のカードに一つのシス
テムで必要となる情報のみが格納されており、複数のシ
ステムに対して共用はできなかった。これは、他のシス
テムとカードを共用するためには、カードやシステム端
末のリーダライタ(R/W)といったハードのみなら
ず、情報の格納や伝達方法といったソフトに関しても統
一しなければならず、莫大な費用がかかるためであっ
た。その結果、ICカードが普及するにつれ何枚ものカ
ードを所持しなければならず、薄いはずのカードはかさ
ばり持ち歩きに不自由をきたしたおり、ICカードの特
徴を活かした利用法が強く望まれていた。
【0003】一方、ICカードとホスト側R/Wが非接
触で通信できるカードシステムが近年普及しつつある。
図5に非接触型ICカードの種類と通信距離を示す。近
接タイプのカードの通信距離は、容量結合型が1mm以下
であり、電磁結合型は3mm以下である。一方遠隔タイプ
では、中波帯無線型は約1m以下であり、マイクロ波帯
無線型はおおよそ5〜6m以下である。これら非接触型
カードでは電極接点の腐食・信頼性を憂慮しなくて良い
等の特徴を有し、さらに無線カードでは、R/Wへの出
し入れをすること無くシステムの使用が可能であるた
め、ICカードの主流になると考えられている。
【0004】これら各カードの特性を活かし、遠隔タイ
プと近接タイプの非接触型ICカードの機能を有するハ
イブリッドカードも提案されている(特願平6−175
264号)。図6にハイブリッドカードの例として、近
接タイプの電磁結合型と遠隔タイプのマイクロ波帯無線
型の機能を備えた例を示す。1はハイブリッドカード、
2は近接通信用のコイル、3は近接通信用のインタ
ェイス回路、4は遠隔通信用のアンテナ、5は遠隔通信
用の変復調回路、6はCPU・メモリなどからなる回路
部、7はコイン型リチウム電池である。このようなハイ
ブリッドカードでは、ホスト側端末のR/Wとカード間
で数mの遠隔通信と同時に、数mmの近接通信が可能にな
る。一方、非接触型ICカードにサウンダやボタン等の
入出力デバイスを備えた多機能カードも提案されている
(特願平6−191364号)。
【0005】図7に、マイクロ波帯無線型の多機能IC
カードの例を示す。11は多機能ICカード、12は液
晶ディスプレイ、13はボタンスイッチ、14は入力テ
ンキー、15はサウンダである。本図では外観のみ示し
ているが、内部に遠隔通信用のパッチアンテナや変復調
回路、CPU・メモリ等からなる回路部、電池等が備わ
っている。この多機能カードでは、システムからの指示
内容を液晶ディスプレイ12に表示したり、システムか
らの情報通知をサウンダ15によって知らせることが出
来る。また、入力ボタンやテンキーによって、カードの
状態を変更することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遠隔タ
イプの無線型ICカードでは、複数のカードを同時にポ
ケットに入れておくとカードが機能しなかったり、関係
の無いシステムのカードが誤動作するといった問題が生
じていた。その結果、無線型ICカードを利用したシス
テムが普及しても、1つのシステムの一枚のカードが対
応している従来の形態では、R/Wに挿入せずに使用で
きるという最大の特徴が活かせなくなっていた。また、
何枚もの非接触型のカードを所持すればかさばること
は、接触型のカードの場合と全く同様であり、複数のI
Cカードシステムでのカードの共有が強く望まれてい
た。
【0007】本発明によるICカードシステムは、複数
のシステムのハードやソフトを統一するといった莫大な
費用をかけることなく、システム利用者が1個のデータ
キャリアを所有するだけで、ICカードを利用した複数
のシステムにアクセスできるシステムを実現することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
のICカードシステムは、ICデータとデータキャリア
とホスト側端末とを有するICカードシステムであっ
て、ICカードは、データキャリア及びホスト側端末と
の通信を行う通信手段を備え、データキャリアは、IC
カード及びホスト側端末との通信を行う通信手段と、個
別のシステムごとに必要な情報を少なくとも1つ格納し
たメモリとを備え、ホスト側端末は、ICカード及びデ
ータキャリアとの通信を行う通信手段を備えており、前
記ホスト側端末が、システム識別情報を前記データキャ
リアへ送信し、前記データキャリアが、前記システム識
別情報によりシステムを認識し、当該システムに対応す
る前記システムごとに必要な情報を前記ICカードへ送
信し、前記ICカードが、得られた前記システムごとに
必要な情報を前記ホスト側端末へ送信することにより、
当該システムの利用が可能となるように構成されている
ものである。
【0009】また、請求項2にかかるICカードシステ
ムは、ICカードとデータキャリアとホスト側端末とを
有するICカードシステムであって、ICカードは、デ
ータキャリア及びホスト側端末との通信を行う通信手段
と、システム識別情報を入力する入力手段とを備え、デ
ータキャリアは、ICカードとの通信を行う通信手段
と、個別のシステムごとに必要な情報を少なくとも1つ
格納したメモリとを備え、ホスト側端末は、ICカード
との通信を行う通信手段を備えており、前記ICカード
が、前記入力手段より入力されたシステム識別情報を前
記データキャリアへ送信し、前記データキャリアが、前
記システム識別情報によりシステムを識別し、当該シス
テムに対応する前記システムごとに必要な情報を前記I
Cカードへ送信し、前記ICカードが、得られた前記シ
ステムごとに必要な情報を前記ホスト側端末へ送信する
ことにより、当該システムの利用が可能となるように構
成されているものである。
【0010】また、請求項3にかかるICカードシステ
ムは、請求項1または請求項2に記載のICカードシス
テムにおいて、当該システムを利用するための処理が完
了後に、前記ICカード上の前記システムごとに必要な
情報が消去されるように構成されているものである。
【0011】また、請求項4にかかるICカードは、I
Cカードと、ICカード及びホスト側端末との通信を行
う通信手段と個別のシステムごとに必要な情報を少なく
とも1つ格納したメモリとを備えたデータキャリアと
ICカード及びデータキャリアとの通信を行う通信手段
を備えたホスト側端末とを有するICカードシステムに
適用されるICカードであって、データキャリア及びホ
スト側端末との通信を行う通信手段を備えており、前記
ホスト側端末が前記データキャリアへ送信したシステム
識別情報により前記データキャリアがシステムを識別し
て送信した、当該システムに対応する前記システムごと
必要な情報を受信し、得られた前記システムごとに必
要な情報を前記ホスト側端末へ送信することにより、当
該システムの利用が可能となるように構成されているも
のである。
【0012】また、請求項5にかかるICカードは、I
Cカードと、ICカードとの通信を行う通信手段と個別
のシステムごとに必要な情報を少なくとも1つ格納した
メモリとを備えたデータキャリアと、ICカードとの通
信を行う通信手段を備えたホスト側端末とを有するIC
カードシステムに適用されるICカードであって、デー
タキャリア及びホスト側端末との通信を行う通信手段
と、システム識別情報を入力する入力手段とを備えてお
、前記入力手段より入力されたシステム識別情報を
記データキャリアへ送信し、前記システム識別情報によ
り前記データキャリアがシステムを識別して送信した、
当該システムに対応する前記システムごとに必要な情報
を受信し、得られた前記システムごとに必要な情報を
記ホスト側端末へ送信することにより、当該システムの
利用が可能となるように構成されているものである。ま
た、請求項6にかかるデータキャリアは、データキャリ
ア及びホスト側端末との通信を行う通信手段を備えた
Cカードとデータキャリアと、ICカード及びデータ
キャリアとの通信を行う通信手段を備えたホスト側端末
とを有するICカードシステムに適用されるデータキャ
リアであって、ホスト側端末及びICカードとの通信を
行う通信手段と、個別のシステムごとに必要な情報を少
なくとも1つ格納したメモリとを備えており、前記ホス
ト側端末が送信したシステム識別情報を受信し、前記シ
ステム識別情報によりシステムを識別し、当該システム
に対応する前記システムごとに必要な情報を前記ICカ
ードへ送信することにより、前記ICカードが得られた
前記システムごとに必要な情報を前記ホスト側端末へ送
信して当該システムの利用が可能となるように構成され
ているものである。また、請求項7にかかるデータキャ
リアは、データキャリア及びホスト側端末との通信を行
う通信手段とシステム識別情報を入力する入力手段とを
備えたICカードとデータキャリアと、ICカードと
の通信を行う通信手段を備えたホスト側端末とを有する
ICカードシステムに適用されるデータキャリアであっ
て、ICカードとの通信を行う通信手段と、個別のシス
テムごとに必要な情報を少なくとも1つ格納したメモリ
とを備えており、前記ICカードが送信した、前記入
手段より入力されたシステム識別情報を受信し、前記シ
ステム識別情報によりシステムを識別し、当該システム
に対応する前記システムごとに必要な情報を前記ICカ
ードへ送信することにより、前記ICカードが得られた
前記システムごとに必要な情報を前記ホスト側端末へ送
信して当該システムの利用が可能となるように構成され
ているものである。また、請求項8にかかるホスト側端
末は、データキャリア及びホスト側端末との通信を行う
通信手段を備えたICカードと、ICカード及びホスト
側端末との通信を行う通信手段と個別のシステムごとに
必要な情報を少なくとも1つ格納したメモリとを備えた
データキャリアとホスト側端末とを有するICカード
システムに適用されるホスト側端末であって、ICカー
ド及びデータキャリアとの通信を行う通信手段を備えて
おり、システム識別情報を前記データキャリアへ送信
、前記システム識別情報により前記データキャリアが
システムを識別して前記ICカードへ送信した、当該シ
ステムに対応する前記システムごとに必要な情報を、前
記ICカードから受信することにより、当該システムの
利用が可能となるように構成されているものである。
【0013】
【作用】本発明は、ICカードシステム、ICカード、
データキャリア、ホスト側端末の各々について、各請求
項に記載したような構成をとることにより、複数のシス
テムで用いられる情報を格納した1つのデータキャリア
で、複数のICカードシステムの利用が可能になる。さ
らに、カードに伝達された情報を使用後に消去すること
で、各システムに固有なカードをシステムに備え付けの
万人の共用カードにできるため、個人がカードを持ち歩
く必要が無くなる。また、データキャリアとカード間の
インターフェイスのみを統一すれば、カードとホスト側
のインターフェイスは各システムに固有な状態のままで
良く、システムのハードやソフトを変更する必要は無く
なる。
【0014】また、データキャリアとICカード間の必
要情報の伝達や、ホスト側端末からデータキャリアへの
システム識別のための情報伝達を無線通信で行うこと
で、これらの操作を人手を煩わすことが無くなり、通常
のカードシステムを利用する場合と同じ手続きのみで、
ICカードを利用できるシステムが可能になる。さら
に、重要な情報を格納したデータキャリアを、カード使
用時に取り出す必要が無くなるため、データキャリアの
紛失の機会を減らすことが出来、より安全性の高いシス
テムが実現出来る。これらの作用があいまって、従来の
操作手順のみで、1個のデータキャリアを持ち歩くだけ
で複数のシステムを利用でき、かつ安全性の高いICカ
ードシステムが、少ない費用で実現可能になる。
【0015】
【実施例】〔実施例1〕 図1に、遠隔タイプと近接タイプの非接触ICカードの
機能を兼ね備えたハイブリッドカードを利用した、本発
明によるカードシステムの実施例(実施例1)を、図2
に実施例1の動作例を示す。これらの図において、1,
1Aは各システムに備え付けられたハイブリッドカー
ド、21はデータキャリア、22,22Aはホスト、2
3,23Aはホスト側端末で、24は近接タイプのホス
ト側R/W、2は近接通信用のコイル、3は近接通信用
のインタフェース回路、25は遠隔タイプのホスト側
R/W、4は遠隔通信用のアンテナ、5は遠隔通信用の
変復調回路、6はCPU・メモリなどからなる回路部、
7はコイン型リチウム電池である。データキャリア21
は、ホスト側端末及びICカードとの通信が可能な機能
が備わっていれば、その形状や大きさに制限は無い。
【0016】本実施例では、ホスト側端末23,23A
からデータキャリア21へのシステム識別情報やデータ
キャリア21からハイブリッドカード1,1Aへの必要
情報を遠隔タイプのマイクロ波帯無線通信によって、ま
た、ハイブリッドカード1,1Aからホスト側端末2
3,23Aへの情報伝達を近接タイプの電磁結合による
通信で行う例を示しているが、これらの通信を図1で示
したあらゆるタイプの非接触による通信や、接触型の電
極端子を介した通信で行っても、使用時の操作は増える
ものの、システムとしての機能は全く変わらない。ま
た、データキャリア21とホスト側端末2323A間
の通信とハイブリッドカード1,1A間の通信を、同じ
タイプの通信によって行っている例を示したが、これら
を異なった方法の通信によって行っても全く問題の無い
ことは言うまでもない。
【0017】次に動作について説明する。図2におい
て、A〜Dはデータキャリア21に格納された、それぞ
れ別のICカードシステムで必要なデータである(図2
(a))。ハイブリッドカード1を使用するシステムに
必要な情報がBであるとすると、ホスト側端末23は端
末の遠隔タイプのホスト側R/W25からデータキャリ
ア21へシステム識別コードbを無線通信で送り(図2
(b))、システムを識別したデータキャリア21は、
必要なデータBをシステムに備え付けられたハイブリッ
ドカード1へ無線通信で送る(図2(c))。システム
を使用するために必要な情報Bを得たハイブリッドカー
ド1は、従来のカードシステム同様ホスト側端末23の
近接タイプのホスト側R/W24へ情報を送り、システ
ムを利用する(図2(d))。ハイブリッドカード1を
使用した後には、ホスト側端末23はハイブリッドカー
ド1上のデータキャリア21から送られたデータBを消
去する(図2(e))。同じデータキャリア21とハイ
ブリッドカード1を持った人が、例えばデータDを必要
とする他のシステムを利用しようとする場合には、上の
例でシステム識別コードをdに、データキャリア21か
らハイブリッドカード1へ送られるデータをDと置き換
えれば、全く同様の手順でシステムの利用が可能とな
る。 〔実施例2〕 図3に、本発明によるハイブリッド化した多機能カード
を用いてICカードシステムの実施例(実施例2)を、
図4に実施例2の動作例を示す。21はデータキャリ
ア、31は接触型と遠隔タイプの通信機能を有するハイ
ブリッドカード化した多機能カード、22,22Aはホ
スト、23,23Aはホスト側端末で、32は接触型の
ホスト側R/W、33は接触型R/Wのインタフェー
ス回路、34は前記多機能カード31の接触型電極、4
は遠隔通信用のアンテナ、5は遠隔通信用の変復調回
路、6はCPU・メモリなどからなる回路部、7はコイ
ン型リチウム電池、12は液晶ディスプレイ、13はボ
タンスイッチ、14は入力テンキー、15はサウンダで
ある。
【0018】本実施例では、多機能カード31とデータ
キャリア21及びホスト側端末23,23Aとの通信を
遠隔タイプの無線通信と、端子を介した接触型による通
信の例を示したが、これらの通信方法に図5で示した全
ての非接触タイプの通信を用いても問題の無い事は、実
施例1の場合と同じである。
【0019】次に実施例2の動作について説明する。図
4において、E〜Gは、データキャリア21に格納され
たそれぞれ別のICカードシステムで必要なデータであ
る(図4(a))。多機能カード31を使用する人が、
多機能カード31のボタンスイッチ13によりシステム
を識別すると、多機能カード31はデータキャリア21
へシステム識別コードfを送り(図4(b))、システ
ムを識別したデータキャリア21は、必要なデータFを
多機能カード31へ送る(図4(c))。システムを使
用するために必要なデータFを得た多機能カード31
は、従来のカードシステム同様ホスト端末のR/Wへ情
報を送り、システムを利用する(図4(d))。カード
を使用した後には、ホスト側端末23は多機能カード3
1上にデータキャリア21から送られたデータFを消去
する(図4(e))。本実施例では、異なったシステム
に対して同じカードを利用しており、共通のインタ
スを持つ異なったカードシステムの端末が同じ場所
に設置されている場合等に有効である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ICカ
ード、データキャリア、ホスト端末の各々について、各
請求項に記載したような構成とすることにより、システ
ム利用者が、1個のデータキャリアを所有するだけで、
ICカードを利用した複数のシステムにアクセスでき
る。更に、ICカードの使用後にICカードに伝達され
たデータを消去するデータ消去手段とを有するので、カ
ードシステムを利用しようとする人にとっては、一つの
データキャリアを所持するだけで、従来同様の手順だけ
で複数のカードシステムの利用が可能となり、またシス
テムを管理する側にとっては、各システムに固有なR/
Wと、全国共通のデータキャリアと通信が可能なリーダ
を備えたカードを用意するだけで、他のシステムと共用
できるデータキャリアを所持する人に、サービスの提供
が可能になるシステムを実現出来る。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】また、使用するICカードはICカードシ
ステムに備え付けられたICカードを用いて、システム
を利用するものであるので、ICカードを共有すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイブリッドカードを利用したI
Cカードシステムの実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明する図である。
【図3】本発明によるハイブリッド化した多機能カード
を利用したICカードシステムの実施例の構成を示す図
である。
【図4】図3の実施例の動作を説明する図である。
【図5】各種非接触型ICカードの通信距離を比較する
図である。
【図6】従来のハイブリッドカードの例を示す図であ
る。
【図7】従来の多機能カードの例を示す図である。
【符号の説明】
1 ハイブリッドカード 2 近接通信用のコイル 3 近接通信用のインターフェイス回路 4 遠隔通信用のアンテナ 5 遠隔通信用の変復調回路 6 CPU・メモリなどからなる回路部 7 コイン型リチウム電池 11 多機能ICカード 12 液晶ディスプレイ 13 ボタンスイッチ 14 入力テンキー 15 サウンダ 21 データキャリア 22 ホスト 22A ホスト 23 ホスト側端末 23A ホスト側端末 24 近接タイプのホスト側R/W 25 遠隔タイプのホスト側R/W 31 接触型と遠隔タイプの通信機能を有するハイブリ
ッド化した多機能カード 32 接触型のホスト側R/W 33 接触型R/Wのインターフェイス回路 34 多機能カードの接触型電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 靖浩 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−298332(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G06K 19/00 - 19/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICデータとデータキャリアとホスト側
    端末とを有するICカードシステムであって、 ICカードは、データキャリア及びホスト側端末との通
    信を行う通信手段を備え、 データキャリアは、ICカード及びホスト側端末との通
    信を行う通信手段と、個別のシステムごとに必要な情報
    を少なくとも1つ格納したメモリとを備え、 ホスト側端末は、ICカード及びデータキャリアとの通
    信を行う通信手段を備えており、 前記ホスト側端末が、システム識別情報を前記データキ
    ャリアへ送信し、 前記データキャリアが、前記システム識別情報によりシ
    ステムを認識し、当該システムに対応する前記システム
    ごとに必要な情報を前記ICカードへ送信し、 前記ICカードが、得られた前記システムごとに必要な
    情報を前記ホスト側端末へ送信することにより、 当該システムの利用が可能となるように構成されている
    ことを特徴とするICカードシステム。
  2. 【請求項2】 ICカードとデータキャリアとホスト側
    端末とを有するICカードシステムであって、 ICカードは、データキャリア及びホスト側端末との通
    信を行う通信手段と、システム識別情報を入力する入力
    手段とを備え、 データキャリアは、ICカードとの通信を行う通信手段
    と、個別のシステムごとに必要な情報を少なくとも1つ
    格納したメモリとを備え、 ホスト側端末は、ICカードとの通信を行う通信手段を
    備えており、 前記ICカードが、前記入力手段より入力されたシステ
    ム識別情報を前記データキャリアへ送信し、 前記データキャリアが、前記システム識別情報によりシ
    ステムを識別し、当該システムに対応する前記システム
    ごとに必要な情報を前記ICカードへ送信し、 前記ICカードが、得られた前記システムごとに必要な
    情報を前記ホスト側端末へ送信することにより、 当該システムの利用が可能となるように構成されている
    ことを特徴とするICカードシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のICカ
    ードシステムにおいて、 当該システムを利用するための処理が完了後に、 前記ICカード上の前記システムごとに必要な情報が消
    去されるように構成されていることを特徴とするICカ
    ードシステム。
  4. 【請求項4】 ICカードと ICカード及びホスト側端末との通信を行う通信手段と
    個別のシステムごとに必要な情報を少なくとも1つ格納
    したメモリとを備えた データキャリアと ICカード及びデータキャリアとの通信を行う通信手段
    を備えた ホスト側端末とを有するICカードシステムに
    適用されるICカードであって、 データキャリア及びホスト側端末との通信を行う通信手
    段を備えており、前記ホスト側端末が前記データキャリアへ送信したシス
    テム識別情報により 前記データキャリアがシステムを識
    別して送信した、当該システムに対応する前記システム
    ごとに必要な情報を受信し、得られた前記システムごとに必要な情報を 前記ホスト側
    端末へ送信することにより、当該システムの利用が可能
    となるように構成されていることを特徴とするICカー
    ド。
  5. 【請求項5】 ICカードと ICカードとの通信を行う通信手段と個別のシステムご
    とに必要な情報を少なくとも1つ格納したメモリとを備
    えた データキャリアと ICカードとの通信を行う通信手段を備えた ホスト側端
    末とを有するICカードシステムに適用されるICカー
    ドであって、 データキャリア及びホスト側端末との通信を行う通信手
    段と、システム識別情報を入力する入力手段とを備えて
    おり 記入力手段より入力されたシステム識別情報を前記デ
    ータキャリアへ送信し、前記システム識別情報により前記データキャリアがシス
    テムを識別して送信し た、当該システムに対応する前記
    システムごとに 必要な情報を受信し、得られた前記システムごとに必要な情報を 前記ホスト側
    端末へ送信することにより、当該システムの利用が可能
    となるように構成されていることを特徴とするICカー
    ド。
  6. 【請求項6】 データキャリア及びホスト側端末との通
    信を行う通信手段を備えたICカードとデータキャリ
    アと ICカード及びデータキャリアとの通信を行う通信手段
    を備えた ホスト側端末とを有するICカードシステムに
    適用されるデータキャリアであって、 ホスト側端末及びICカードとの通信を行う通信手段
    と、個別のシステムごとに必要な情報を少なくとも1つ
    格納したメモリとを備えており、 前記ホスト側端末が送信したシステム識別情報を受信
    し、 前記システム識別情報によりシステムを識別し、当該シ
    ステムに対応する前記システムごとに必要な情報を前記
    ICカードへ送信することにより、 前記ICカードが得られた前記システムごとに必要な情
    報を前記ホスト側端末へ送信して当該システムの利用が
    可能となる ように構成されていることを特徴とするデー
    タキャリア。
  7. 【請求項7】 データキャリア及びホスト側端末との通
    信を行う通信手段とシステム識別情報を入力する入力手
    段とを備えたICカードと データキャリアと ICカードとの通信を行う通信手段を備えた ホスト側端
    末と を有するICカードシステムに適用されるデータキャリ
    アであって、 ICカードとの通信を行う通信手段と、個別のシステム
    ごとに必要な情報を少なくとも1つ格納したメモリとを
    備えており、 前記ICカードが送信した、前記入力手段より入力され
    システム識別情報を受信し、 前記システム識別情報によりシステムを識別し、当該シ
    ステムに対応する前記システムごとに必要な情報を前記
    ICカードへ送信することにより、 前記ICカードが得られた前記システムごとに必要な情
    報を前記ホスト側端末 へ送信して当該システムの利用が
    可能となる ように構成されていることを特徴とするデー
    タキャリア。
  8. 【請求項8】 データキャリア及びホスト側端末との通
    信を行う通信手段を備えたICカードと ICカード及びホスト側端末との通信を行う通信手段と
    個別のシステムごとに必要な情報を少なくとも1つ格納
    したメモリとを備えた データキャリアと ホスト側端末とを有するICカードシステムに適用され
    るホスト側端末であって、 ICカード及びデータキャリアとの通信を行う通信手段
    を備えており ステム識別情報を前記データキャリアへ送信し 前記システム識別情報により前記データキャリアがシス
    テムを識別して前記ICカードへ送信した、当該システ
    ムに対応する前記システムごとに必要な情報を、前記I
    Cカードから受信することにより、 当該システムの利用が可能となる ように構成されている
    ことを特徴とするホスト側端末。
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