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JP3366174B2 - 自動二輪車のアンチロックブレーキ装置 - Google Patents

自動二輪車のアンチロックブレーキ装置

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Publication number
JP3366174B2
JP3366174B2 JP02517596A JP2517596A JP3366174B2 JP 3366174 B2 JP3366174 B2 JP 3366174B2 JP 02517596 A JP02517596 A JP 02517596A JP 2517596 A JP2517596 A JP 2517596A JP 3366174 B2 JP3366174 B2 JP 3366174B2
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JP
Japan
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hydraulic
modulator
master cylinder
flexible conduit
wheel brake
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JP02517596A
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規之 新井
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操向ハンドルの一
端部に付設される第1マスタシリンダと油圧式の前輪ブ
レーキとを可撓導管を介して接続すると共に、この可撓
導管の途中にアンチロック制御用の油圧モジュレータを
介装した、自動二輪車のアンチロックブレーキ装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる自動二輪車のアンチロックブレー
キ装置は、例えば特開平6−329006号公報に開示
されているように、既に知られている。この装置におい
て、第1マスタシリンダ、油圧モジュレータ及び前輪ブ
レーキを相互に接続する可撓導管は、その撓みにより操
向ハンドルの回動や前輪の上下動を許容するが、制動油
圧の伝達時には、管路の膨張に起因する液損を多少とも
生ずる。この液損は、マスタシリンダの無効ストローク
を産む一因となるので、極力小さくすることが望まれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
二輪車のアンチロックブレーキ装置では、油圧モジュレ
ータを車体の前後方向中央部に配置して、他物との接触
による損傷を極力回避するようにしているが、そのよう
に配置すると、油圧モジュレータが第1マスタシリンダ
及び前輪ブレーキから遠く離れてしまい、それらを接続
する可撓導管が必然的に長いものとなるため、制動油圧
の伝達時の液損が増加するという欠点がある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、油圧モジュレータを、特別な保護カバーを用いず
に他物との接触から守りつゝ、使用する可撓導管を極力
短くして液損を小さくすることができる前記自動二輪車
のアンチロックブレーキ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、メインフレーム前端のヘッドパイプにフ
ロントフォークを操向可能に支承し、このフロントフォ
ークの下端に前輪を軸支すると共に,同フォークの上端
に操向ハンドルを結合し、この操向ハンドルの一端部に
付設される第1マスタシリンダと油圧式の前輪ブレーキ
とを可撓導管を介して接続すると共に、この可撓導管の
途中にアンチロック制御用の油圧モジュレータを介装し
た、自動二輪車のアンチロックブレーキ装置において、
前記フロントフォークの中間部を覆う車体のフロントカ
ウル部内に油圧モジュレータを配して,この油圧モジュ
レータを該フロントカウル部内で前記ヘッドパイプに取
付けたことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、操向ハ
ンドルの他端部に付設される第2マスタシリンダと油圧
モジュレータとを別の可撓導管を介して接続すると共
に、油圧モジュレータと車体中間部に配設される油圧ア
クチュエータとを剛性導管を介して接続して、第2マス
タシリンダの出力油圧を油圧モジュレータを介して油圧
アクチュエータに供給するようにし、この油圧アクチュ
エータの作動部材と機械式の後輪ブレーキとをボーデン
ワイヤを介して接続したことを第2の特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づき以下に説明する。
【0008】先ず本発明の第1実施例を示す図1におい
て、自動二輪車としてのスクータの車体1は、フロント
カウル部1c、ステップ部1t及びシート部1sを前方
から順次連ねて構成されるもので、その中心部を縦走す
るようにメインフレーム2が配設され、このメインフレ
ーム2前端のヘッドパイプ2aに操向可能に支承される
ダンパ付フロントフォーク3の中間部がフロントカウル
部1cに覆われる。
【0009】フロントフォーク3の下端には前輪Wfが
軸支されると共に、これを制動する油圧式の前輪ブレー
キBfが設けられる。この前輪ブレーキBfは油圧式
で、前輪Wfと共に一体回転するブレーキディスク4
と、これを跨いでフロントフォーク3に支持されるブレ
ーキキャリパ5とからなっており、そのブレーキキャリ
パ5は、油圧を供給されるとブレーキディスク4を挟圧
して制動するようになっている。
【0010】メインフレーム2には、シート部1sの下
方に位置するパワーユニット6がピボット軸7を介して
上下揺動可能に枢支され、このパワーユニット6及びメ
インフレーム2間にダンパユニット8が介装される。
【0011】パワーユニット6の後端には、これによっ
て駆動される後輪Wrが支持されると共に、この後輪W
rを制動する機械式の後輪ブレーキBrが設けられる。
この後輪ブレーキBrは、作動レバー9を回動すると、
図示しないブレーキシューが拡張して、後輪Wrと共に
一体回転するブレーキドラムを制動するようになってい
る。
【0012】図1及び図2に示すように、フロントフォ
ーク3の上端に結合した操向ハンドル10には、その右
グリップ部に隣接して第1マスタシリンダM1 が、また
左グリップ部に隣接して第2マスタシリンダM2 が付設
される。これらマスタシリンダM1 ,M2 は、それぞれ
作動のための第1及び第2ブレーキレバー121 ,12
2 を備えている。
【0013】またフロントカウル部1c内でメインフレ
ーム2の前端、即ちヘッドパイプ2aの前面には油圧モ
ジュレータ13がブラケット14を介して取付けられ
る。この油圧モジュレータ13は、その上面に第1及び
第2導入ポート151 ,152を、またその下面に第1
及び第2導出ポート161 ,162 を開口しており、第
1及び第2導入ポート151 ,152 には第1及び第2
マスタシリンダM1 ,M 2 の各出力ポートがゴム製の上
部可撓導管171 ,172 を介してそれぞれ接続され、
また第1導出ポート161 には前輪ブレーキBfの入力
ポートにゴム製の下部可撓導管18が接続される。
【0014】一方、第2導出ポート162 には、ステッ
プ部1t内でメインフレーム2に取付けられた油圧アク
チュエータ19の入力ポート20が金属製の剛性導管2
1を介して接続される。
【0015】図2に示すように、モジュレータ13は、
第1導入及び導出ポート151 ,161 間を結ぶ第1主
油路221 と、第2導入及び導出ポート152 ,162
間を結ぶ第2主油路222 と、第1及び第2主油路22
1 ,222 にそれぞれ介装される常開型電磁弁からなる
第1及び第2入口弁231 ,232 と、これらと直列に
第1及び第2主油路221 ,222 にそれぞれ設けられ
るオリフィス241 ,242 と、各入口弁231 ,23
2 及びオリフィス241 ,242 を迂回して第1及び第
2主油路221 ,222 にそれぞれ接続される第1及び
第2バイパス251 ,252 と、これらバイパス2
1 ,252 にそれぞれ介装されるチェック弁391
392 と、各入口弁231 ,232 及びオリフィス24
1 ,242 を迂回して第1及び第2主油路221 ,22
2 にそれぞれ接続される第1及び第2還流油路261
262 と、これら還流油路261 ,262 にそれぞれ介
装される常閉型電磁弁からなる第1及び第2出口弁27
1 ,272 と、これら出口弁271 ,272 の下流側で
第1及び第2還流油路261 ,262 にそれぞれ介装さ
れる第1及び第2油圧ポンプ281 ,282 と、各出口
弁271 ,272 及び油圧ポンプ281 ,282 間で第
1及び第2還流油路261 ,262 にそれぞれ接続され
る第1及び第2油圧リザーバ291 ,292 と、第1及
び第2油圧ポンプ281 ,282 を駆動し得る共通の電
動モータ30とから構成され、各油圧ポンプ281 ,2
2 は、その入口に吸入弁311 ,312 、出口に吐出
弁321 ,322 を有する。
【0016】図3に示すように、前記油圧アクチュエー
タ19は、ステップ部1t内でメインフレーム2にボル
トで固着されるシリンダ33と、このシリンダ33のシ
リンダ孔33aに嵌装されてその内部を油圧室34とば
ね室35とに区画する作動ピストン36(作動部材)
と、この作動ピストン36を油圧室34側へ付勢する戻
しばね37とからなっており、油圧室34に通ずる入力
ポート20に前記剛性導管21の下流端が接続される。
【0017】作動ピストン36には、シリンダ33の一
端壁を貫通するピストンロッド36aが一体に形成され
ており、そのピストンロッド36aが前記後輪ブレーキ
Brの作動レバー9にボーデンワイヤ38を介して接続
される。
【0018】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0019】前、後輪Wf,Wrがロックを生じる可能
性のない通常ブレーキ時には、各入口弁231 ,232
は消磁状態にあって開弁、各出口弁271 ,272 は消
磁状態にあるが閉弁している。したがって、ブレーキレ
バー121 により作動された第1マスタシリンダM1
ら出力される制動油圧は、上部可撓導管171 から油圧
モジュレータ13の第1主油路221 、オリフィス24
1 、第1入口弁231を通り、更に下部可撓導管18を
経て前輪ブレーキBfに供給され、これを作動させる。
また他方のブレーキレバー122 により作動された第2
マスタシリンダM2 から出力される制動油圧は、上部可
撓導管172 から油圧モジュレータ13の第2主油路2
2 、オリフィス242 、第2入口弁232 を通り、更
に剛性導管21を経て油圧アクチュエータ19の油圧室
34に供給される。すると、その油圧をもって作動ピス
トン36がばね室35側へ移動し、ボーデンワイヤ38
を牽引して作動レバー9を回動し、後輪ブレーキBrを
作動させる。
【0020】このようなブレーキ中に前輪Wf又は後輪
Wrがロックしそうになると、図示しない制御ユニット
からの指令により第1又は第2入口弁231 又は232
が励磁されて閉弁すると共に、第1又は第2出口弁27
1 又は272 が励磁されて開弁する。その結果、前輪ブ
レーキBf又は油圧アクチュエータ19の制動油圧は、
その一部が第1又は第2油圧リザーバ291 又は292
に吸収されることにより減圧し、前輪ブレーキBf又は
後輪ブレーキBrのブレーキ力が弱められ、前輪Wf又
は後輪Wrのロック現象が回避される。すると入口弁2
1 又は232及び出口弁271 又は272 は当初の消
磁状態に復帰する。この間、電動モータ30は図示しな
い制御ユニットからの指令により作動して第1及び第2
油圧ポンプ281 ,282 を駆動するので、油圧リザー
バ291 ,292 に吸収された油圧は対応するマスタシ
リンダM1 ,M2 へ還流することになる。
【0021】第1又は第2マスタシリンダM1 ,M2
作動を解除すると、前輪ブレーキBfの制動油圧は第1
バイパス251 及びチェック弁391 を通して第1マス
タシリンダM1 に解放されるので、前輪ブレーキBfは
即座に不作動状態に復帰する。また油圧アクチュエータ
19の制動油圧は第2バイパス252 及びチェック弁3
2 を通して第2マスタシリンダM2 に解放される。し
たがって、油圧アクチュエータ19の作動ピストン36
は戻しばね37の弾発力をもって後退し、ボーデンワイ
ヤ38を弛緩させるので、後輪ブレーキBrも素早く不
作動状態となる。
【0022】ところで、操向ハンドル10に付設された
第1及び第2マスタシリンダM1 ,M2 は、メインフレ
ーム2のヘッドパイプ2aに取付けられた油圧モジュレ
ータ13に上部可撓導管171 ,172 を介して接続さ
れるので、これら上部可撓導管171 ,172 の撓みに
より操向ハンドル10の回動が許容され、また油圧モジ
ュレータ13及び前輪ブレーキBf間も下部可撓導管1
8を介して接続されるので、この下部可撓導管18の撓
みにより、フロントフォーク3の緩衝作用に伴う前輪W
fの上下動が許容される。
【0023】しかも、油圧モジュレータ13は、第1マ
スタシリンダM1 及び前輪ブレーキBfのいずれにも比
較的近いメインフレーム2の前端に位置を占めているか
ら、第1マスタシリンダM1 及び前輪ブレーキBf間の
可撓導管171 ,18はいずれも比較的短いもので足
り、したがって前輪ブレーキ時、これら可撓導管1
1,18の管路膨張による液損を小さく抑えることが
できる。
【0024】さらに、油圧モジュレータ13はフロント
カウル部1cにより覆われるので、それ専用の保護カバ
ーを設けずとも、油圧モジュレータ13を飛石や他物と
の接触から保護することができる。
【0025】一方、メインフレーム2の中間部に取付け
られた油圧アクチュエータ19の作動ピストン36は、
ボーデンワイヤ38を介して後輪ブレーキBrに接続さ
れるので、ボーデンワイヤ38の撓みにより、ダンパユ
ニット8の緩衝作用によるパワーユニット6及び後輪W
rの上下揺動が許容される。
【0026】しかも、第2マスタシリンダM2 及び後輪
ブレーキBr間では、その距離が非常に長いにも拘ら
ず、相対移動のない油圧モジュレータ13及び油圧アク
チュエータ19間を剛性導管21を介して接続し、また
相対移動が生じる油圧アクチュエータ19及び後輪ブレ
ーキBr間をボーデンワイヤ38を介して接続したの
で、可撓導管172 は、距離の短い第2マスタシリンダ
2 及び油圧モジュレータ13間の接続に用いられるの
みであり、したがって後輪ブレーキ時でも、可撓導管1
2 の管路膨張による液損を極めて小さいものとするこ
とができる。
【0027】図4は本発明の第2実施例を示すもので、
油圧モジュレータ13をヘッドパイプ2aの後面にブラ
ケット14を介して取付けた点を除けば、第1実施例と
同様の構成であり、図中、第1実施例と対応する部分に
は同一の符号を付す。
【0028】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲を逸脱することなく、種々の設
計変更が可能である。例えば、本発明の第1の特徴にお
いては、後輪ブレーキBrには非アンチロックブレーキ
装置を適用することもできる。また本発明をフロントカ
ウル部を有するオートバイに適用することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、ロントフォークの中間部を覆う車体のフロントカ
ウル部内に油圧モジュレータを配設したので車体にフ
ロントカウル部を有するスクータ等の自動二輪車におい
ては、そのフロントカウル部が油圧モジュレータの他物
との接触から保護することになり、それ専用の保護が不
要であり、しかも、フロントカウル部内の油圧モジュレ
ータは第1マスタシリンダ及び前輪ブレーキのいずれに
も比較的近い位置を占めるので、これらを接続する可撓
導管は比較的短いもので足り、前輪ブレーキ時の液損を
小さく抑えることができる。また特に上記油圧モジュレ
ータはフロントカウル部内でヘッドパイプに取付けられ
る。
【0030】また本発明の第2の特徴によれば、操向ハ
ンドルの他端部に付設される第2マスタシリンダと油圧
モジュレータとを別の可撓導管を介して接続すると共
に、油圧モジュレータと車体中間部に配設される油圧ア
クチュエータとを剛性導管を介して接続して、第2マス
タシリンダの出力油圧を油圧モジュレータを介して油圧
アクチュエータに供給するようにし、この油圧アクチュ
エータの作動部材と機械式の後輪ブレーキとをボーデン
ワイヤを介して接続したので、第2マスタシリンダ及び
後輪ブレーキ間の距離は比較的長くとも、可撓導管は、
第2マスタシリンダ及び油圧モジュレータの比較的短い
区間の接続に設けるだけであり、したがって後輪ブレー
キ時の液損をより小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るアンチロックブレー
キ装置を備えたスクータの側面図
【図2】上記アンチロックブレーキ装置の油圧回路図
【図3】図1及び図2中の油圧アクチュエータ部の縦断
側面図
【図4】本発明の第2実施例を示すスクータの側面図
【符号の説明】
Bf 前輪ブレーキ Br 後輪ブレーキ M1 第1マスタシリンダ M2 第2マスタシリンダ Wf 前輪 Wr 後輪 1 車体 1c フロントカウル部 3 フロントフォーク 10 操向ハンドル 13 油圧モジュレータ 171 ,18 可撓導管 172 別の可撓導管 21 剛性導管 36 作動部材しての作動ピストン 38 ボーデンワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62L 3/00 - 3/08 B60T 8/32 - 8/96

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインフレーム(2)前端のヘッドパイ
    プ(2a)にフロントフォーク(3)を操向可能に支承
    し、このフロントフォーク(3)の下端に前輪(Wf)
    を軸支すると共に,同フォーク(3)の上端に操向ハン
    ドル(10)を結合し、この操向ハンドル(10)の一
    端部に付設される第1マスタシリンダ(M1 )と油圧式
    の前輪ブレーキ(Bf)とを可撓導管(171 ,18)
    を介して接続すると共に、この可撓導管(171 ,1
    8)の途中にアンチロック制御用の油圧モジュレータ
    (13)を介装した、自動二輪車のアンチロックブレー
    キ装置において、前記 フロントフォーク(3)の中間部を覆う車体(1)
    のフロントカウル部(1c)内に油圧モジュレータ(1
    3)を配して,この油圧モジュレータ(13)を該フロ
    ントカウル部(1c)内で前記ヘッドパイプ(2a)に
    取付けたことを特徴とする、自動二輪車のアンチロック
    ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 操向ハンドル(10)の他端部に付設される第2マスタ
    シリンダ(M2 )と油圧モジュレータ(13)とを別の
    可撓導管(172 )を介して接続すると共に、油圧モジ
    ュレータ(13)と車体(1)中間部に配設される油圧
    アクチュエータ(19)とを剛性導管(21)を介して
    接続して、第2マスタシリンダ(M2 )の出力油圧を油
    圧モジュレータ(13)を介して油圧アクチュエータ
    (19)に供給するようにし、この油圧アクチュエータ
    (19)の作動部材(36)と機械式の後輪ブレーキ
    (Br)とをボーデンワイヤ(38)を介して接続した
    ことを特徴とする、自動二輪車のアンチロックブレーキ
    装置。
JP02517596A 1996-02-13 1996-02-13 自動二輪車のアンチロックブレーキ装置 Expired - Lifetime JP3366174B2 (ja)

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EP2607194A2 (en) 2011-12-20 2013-06-26 Nissin Kogyo Co., Ltd. Brake control apparatus for bar-handle-type vehicle

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