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JP3362827B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JP3362827B2
JP3362827B2 JP14084596A JP14084596A JP3362827B2 JP 3362827 B2 JP3362827 B2 JP 3362827B2 JP 14084596 A JP14084596 A JP 14084596A JP 14084596 A JP14084596 A JP 14084596A JP 3362827 B2 JP3362827 B2 JP 3362827B2
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JP
Japan
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paper
guide member
hopper
feed roller
sheet
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JP14084596A
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JPH09301550A (ja
Inventor
拓也 安江
孝志 赤羽
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH09301550A publication Critical patent/JPH09301550A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写装
置、ファクシミリ等に用いることが可能な給紙装置に関
する。特に、分離爪を用いて用紙を一枚づつ分離して給
送する給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、分離爪を用いた給紙装置の一例
を図9(a)(b)に示す。(a)は部分平面図、
(b)は側面図(図(a)におけるb−b視図)であ
る。
【0003】図9において、1はホッパ、2は給紙ロー
ラ、3は分離爪である。
【0004】ホッパ1の上面1bには、複数枚の用紙P
が積層状態でセットされる。通常、ホッパ1は、図示し
ない付勢手段による付勢力Fによって、用紙Pを給紙ロ
ーラ2に向けて押し付けることができるようになってい
る。
【0005】給紙ローラ2は、ホッパ1上にセットされ
た複数枚の用紙Pのうち最上位の用紙P1に接触して回
転し、これを給送可能である。
【0006】分離爪3は、前記ホッパ上にセットされた
用紙Pの先端角部Pcに位置しており、先端角部Pcを
上方から軽く押さえる。
【0007】給紙動作時には、給紙ローラ2が回転し、
最上位の用紙P1が矢印a方向へ給送される。用紙P1
の給送が開始されると、その先端角部Pcの前縁Paが
分離爪3の後面3aに当接し、先端角部Pcが分離爪3
によって軽く押さえられていることにより、図10に示
すように、先端角部Pcの周辺には上方に盛り上がる撓
みPbが形成される。用紙P1の矢印a方向への移動に
ともない、この撓みPbが大きくなって限界に達する
と、図11に示すように、弾けるようにして先端角部P
cが分離爪3から離脱する。これによって、最上位の用
紙P1が次位の用紙P2と分離され、最上位の用紙P1
のみが給送されることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、分離
爪を用いた従来の給紙装置では、ホッパ1上に複数枚の
用紙を積層状にセットする際、図12に示すように一部
の用紙(例えば最上位の用紙P1)が分離爪3の上方に
侵入してしまうことがあるという問題があった。特に、
用紙先端が上方にカールしているような場合には、その
先端が分離爪3の上方に侵入してしまいやすかった。
【0009】このような状態で給紙動作がなされると、
上述した分離動作が適正になされず(次位の用紙P2に
対して分離動作がなされてしまい)、最上位の用紙P1
とともに次位の用紙P2もが給送されてしまう、すなわ
ち重送が生じてしまう。
【0010】本発明の目的は、以上のような問題を解決
し、ホッパ上に複数枚の用紙を積層状にセットする際
に、全ての用紙の先端角部が確実に分離爪の下方にセッ
トされる給紙装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の給紙装置は、上面に複数枚の用紙が積
層状態でセットされるホッパと、このホッパ上にセット
された用紙のうち最上位に位置する用紙と接触して当該
用紙を送る給紙ローラと、この給紙ローラにより送られ
る用紙の先端角部と当接する分離爪とを備え、前記給紙
ローラにより送られる用紙の先端角部を分離爪に当接さ
せることで先端角部周辺に撓みを形成し、先端角部が分
離爪から外れるときの撓み部の弾き現象を利用して最上
位の用紙のみを次位の用紙から分離して給送する給紙装
置であって、装置の非給紙動作時に前記ホッパ上にセッ
トされる用紙の先端を前記分離爪の下方に案内するガイ
ド部材と、装置の給紙動作時に、前記撓みの形成が阻害
されないように前記ガイド部材を退避させる退避機構と
を備え、前記ガイド部材は回動可能に支持されており、
前記退避機構は、前記ガイド部材を常時退避位置に向け
て付勢している付勢部材と、非給紙動作時に、付勢部材
による付勢力に抗して、前記ガイド部材を、用紙の案内
位置に保持する保持部材とを備えており、この保持部材
は、前記給紙ローラの軸に設けられたカムによって構成
されていることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の給紙装置は、請求項1記載
の給紙装置において、前記ガイド部材の先端部にはフリ
ーローラが設けられていることを特徴とする。
【0013】
【0014】
【作用効果】請求項1記載の給紙装置によれば、給紙動
作時には、給紙ローラにより送られる用紙の先端角部が
分離爪に当接することで先端角部周辺に撓みが形成さ
れ、先端角部が分離爪から外れるときの撓み部の弾き現
象により、最上位の用紙のみが次位の用紙から分離され
て給送される。
【0015】そして、この給紙装置は、非給紙動作時に
前記ホッパ上にセットされる用紙の先端を前記分離爪の
下方に案内するガイド部材を備えているので、ホッパ上
にセットされる用紙の先端角部は分離爪の下方に確実に
セットされることとなる。したがって、前述したような
重送が生じなくなる。
【0016】しかも、給紙動作時には、前記ガイド部材
は、退避機構により、上述した用紙の撓みの形成が阻害
されないように退避させられることとなるので、分離爪
による分離動作が確実に行なわれる。さらに、前記ガイ
ド部材は回動可能に支持されており、前記退避機構は、
前記ガイド部材を常時退避位置に向けて付勢している付
勢部材と、非給紙動作時に、付勢部材による付勢力に抗
して、前記ガイド部材を、用紙の案内位置に保持する保
持部材とを備えており、この保持部材は、前記給紙ロー
ラの軸に設けられたカムによって構成されているので、
退避機構の簡素化を図ることができる。
【0017】請求項2記載の給紙装置によれば、請求項
1記載の給紙装置において、前記ガイド部材の先端部に
はフリーローラが設けられているので、ホッパ上への用
紙のセットを円滑に行なうことができる。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1は本発明に係る給紙装置の一実施の形
態の要部を示す概略的な部分平面図(図2におけるI矢
視図)、図2は要部の右側面図である。
【0021】これらの図において、10はホッパ、20
は給紙ローラ、30は分離爪、40はガイド手段、50
は退避機構である。
【0022】ホッパ10は、用紙Pを支持する底板11
と、この底板11に立設された、用紙Pの側縁Psを案
内するエッジガイド12とを有している。ホッパ10
は、圧縮バネ13によって常時給紙ローラ20の方向
(図2矢印a方向)に向けて付勢されているが、非給紙
動作時には給紙ローラ20の軸(給紙ローラ軸)21と
一体に形成された図示しないカムによって、図2矢印b
方向に押し下げられた状態となっている。図2は押し下
げられた状態を示している。
【0023】給紙ローラ20は、直線部20aと、円弧
部20bとからなり、表面にゴム層を有するD型のロー
ラで構成されており、給紙ローラ軸21に固定されてい
る。給紙ローラ軸21は図示しない駆動機構によって給
紙時に回転駆動される。
【0024】分離爪30は、主として図2に示すよう
に、ホッパ10にセットされた用紙Pの先端(下端)P
aを支持するための支持板31と、アーム部32と、筒
状軸33とを有しており、これらは一体的に形成されて
いる。分離爪30は、筒状軸33が、図示しないサイド
フレームの軸に装着されることにより、回動可能に取り
付けられている。アーム部32とフレームとの間には、
引っ張りバネ34が設けられており、そのバネ力によっ
て、分離爪30は、常時、図2において反時計方向に付
勢されているが、非給紙動作時には、アーム部32の上
部に一体的に設けられた突片34が、給紙ローラ軸21
と一体に形成された爪用カム22に当接していることよ
って、その回動が規制されている。また、この分離爪3
0は、筒状軸33を中心にして時計方向に回動すること
により図示しない位置に退避可能であり、この退避位置
において図示しないロック手段によってロック可能であ
る。この場合には、図示しない分離壁に厚紙等の先端を
当てることによって厚紙等を一枚づつ分離して給送する
ことができる。
【0025】図3は主としてガイド手段40を示すため
の右側面図、図4はガイド手段40の背面図(図3にお
けるIV矢視図)である。
【0026】これらの図に示すように、ガイド手段40
は、ガイド部材41と、このガイド部材41を回動可能
に支持する支持部材42と、ガイド部材41の先端部に
回転可能に取り付けられたフリーローラ43とを備えて
いる。
【0027】図5はガイド部材41およびフリーローラ
43の詳細を示す図で、(a)は平面図、(b)は図
(a)を正面図とした場合の左側面図、(c)はガイド
部材41のみの背面図である。また、図6は支持部材4
2の詳細を示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面
図、(c)は背面図、(d)は図(b)を正面図とした
場合の平面図、(e)は図(b)を正面図とした場合の
底面図である。
【0028】図5に示すように、ガイド部材41は、側
面視略「へ」の字形に形成されており、その下面41a
が用紙のガイド面となっている。ガイド面41aにはリ
ブ41bが形成されている。41cは軸であり、この軸
41cが、支持部材42の軸受部42a(図6参照)に
嵌め込まれていることによって、ガイド部材41は、支
持部材42に対して回動可能に取り付けられている。4
1dは、後述する退避機構のガイド部材用カム23と当
接しあるいは離脱する当接片である。
【0029】図6に示すように、支持部材42は、板状
のベース部42bと、このベース部42bの下面に形成
された軸受部42a,42aと、ベース部42bの上面
に形成された左右のフック部42c,42cと、中央フ
ック部42dとを有しており、前述したように、軸受部
42a,42aにガイド部材41が回動可能に取り付け
られる。
【0030】ガイド部材41と支持部材42との間に
は、図4に示すように、後述する退避機構の一部を構成
する付勢部材としてのねじりコイルバネ51が設けられ
ている。ねじりコイルバネ51は、そのコイル部51c
がガイド部材41の装着軸41d(図5参照)に取り付
けられており、一端51aがガイド部材41の係止部4
1eに、他端51bが支持部材42の係止部42eに係
止されている。
【0031】以上のように組み立てられたガイド手段4
0は、図3に示すように、支持部材42を、そのフック
部42c,42c,42dを利用してフレーム60に装
着することによってフレーム60に取り付けられてい
る。
【0032】取り付けられた状態で、ガイド部材41の
軸41cは給紙ローラ軸21と平行になっている。ねじ
りコイルバネ51はガイド部材41を図3において時計
方向(仮想線で示す位置)に向けて付勢しているが、当
接片41dが後述する退避機構のガイド部材用カム23
と当接していることによって、その回動が規制されてい
る。
【0033】退避機構50は、この実施の形態において
は図2、図3に示すように、前述したねじりコイルバネ
51と、給紙ローラ軸21と一体に形成されたガイド部
材用カム23とで構成されている。ガイド部材用カム2
3は、給紙ローラ軸21とともに回転し、ガイド部材4
1の当接片41dと当接しあるいは離脱することによっ
てガイド部材41の回動を規制する。
【0034】以上のような給紙装置は次のように作動す
る。図7は作動説明図である。
【0035】<非給紙動作時>図2および図7(a)に
示すように、給紙動作が行なわれないときには、ホッパ
10は、給紙ローラ軸21と一体に形成された図示しな
いカムによって、図2矢印b方向に押し下げられた状態
となっている。
【0036】給紙ローラ20は、その直線部20aが、
ホッパの底板11と対向した状態となっている。
【0037】分離爪30は、そのアーム部32の上部に
設けられた突片34が、給紙ローラ軸21と一体に形成
された爪用カム22に当接していることよって、図2に
示すように上方に退避した状態となっている。
【0038】ガイド部材41は、その当接片41dが、
給紙ローラ軸21と一体に形成されたガイド部材用カム
23と当接していることによって、図2に示すように押
し下げられた状態、すなわち用紙の案内位置に保持され
ている。このような状態においては、ガイド部材41の
ガイド面41aは、分離爪30の下面30aよりもホッ
パ10側に位置しており、フリーローラ43の周面の一
部43aはガイド面41aよりもさらにホッパ10側に
位置している。
【0039】このような非給紙動作時においては、上述
したようにホッパ10が図2矢印b方向に押し下げられ
た状態となっており、分離爪30が上方に退避した状態
となっているので、用紙Pをホッパの底板11上に挿入
するだけで簡単に用紙をセットすることができる。
【0040】そして、ガイド部材41は用紙の案内位置
にあり、そのガイド面41aが、分離爪30の下面30
aよりもホッパ10側に位置しているので、挿入される
用紙の先端角部は確実に分離爪30の下方にセットされ
ることとなる。なお、フリーローラ43の周面の一部4
3aがガイド面41aよりもさらにホッパ10側に位置
しているので、用紙の挿入作業は極めて円滑に行なうこ
とができる。
【0041】<給紙動作時> (i)以上のようにして用紙がセットされた状態で、給
紙動作が開始されると、先ず、図示しない駆動機構によ
って給紙ローラ軸21および給紙ローラ20が図2,図
7において時計方向に回転する。
【0042】(ii)給紙ローラ軸21が図7(b)に
示すように回転すると、爪用カム22がアーム部32の
突片34から外れ、アーム32が引っ張りバネ34の作
用で半時計方向に回動する。また、給紙ローラ軸21の
図示しないカムによるホッパ10への規制が解除され、
ホッパ10の底板11が圧縮バネ13の作用で矢印a方
向に押し上げられる。
【0043】これによって、用紙の先端角部は、ホッパ
の底板11と分離爪30とによって軽く挟まれた状態と
なる。
【0044】また、ガイド部材用カム23がガイド部材
41の当接片41dから外れ、ガイド部材41がねじり
コイルバネ51の作用で時計方向に回動し退避する(図
7(c)参照)。
【0045】(iii)図7(c)に示すように、給紙
ローラ軸21および給紙ローラ20がさらに回転し、給
紙ローラ20の円弧部20bが最上位の用紙P1と接触
を開始することにより、用紙P1の矢印Y方向への送り
が開始される。用紙P1の送りが開始されると、その先
端角部Pcの前縁Paが分離爪30の支持板31に当接
し、先端角部Pc(図1参照)が分離爪30によって軽
く押さえられていることにより、先端角部Pcの周辺に
は上方に盛り上がる撓みが形成される。この際、ガイド
部材41は、図7(c)に示すように退避した状態とな
っているので、用紙の撓みの形成が阻害されない。用紙
P1の矢印Y方向への移動にともない、撓みが大きくな
って限界に達すると、弾けるようにして先端角部Pcが
分離爪30から離脱し、最上位の用紙P1が次位の用紙
P2(図2参照)と分離され、最上位の用紙P1のみが
矢印Y方向に給送されることとなる。
【0046】(iv)その後、給紙ローラ軸21および
給紙ローラ20が丁度1回転して図7(a)および図2
に示した状態に戻る。
【0047】すなわち、図7(c)に示した状態となっ
た後、給紙ローラ軸21がさらに回転する過程で、ホッ
パ10は給紙ローラ軸21と一体に形成された図示しな
いカムで押し下げられた状態となり、分離爪30は、そ
のアーム部32の上部に設けられた突片34が爪用カム
22と当接することにより上方に退避した状態となり、
ガイド部材41は、その当接片41dがガイド部材用カ
ム23と当接して押し下げられることにより用紙の案内
位置に戻る。
【0048】以上のような給紙装置によれば次のような
効果が得られる。
【0049】(a)非給紙動作時にホッパ10上にセッ
トされる用紙Pの先端Paを分離爪30の下方に案内す
るガイド部材41を備えているので、ホッパ10上にセ
ットされる用紙の先端角部Pcは分離爪30の下方に確
実にセットされることとなる。
【0050】したがって、用紙の先端角部Pcが分離爪
30の上方に挿入されることによって生ずる重送が防止
される。
【0051】しかも、給紙動作時には、ガイド部材41
は、退避機構50により、上述した用紙の撓みの形成が
阻害されないように退避させられることとなるので、分
離爪30による分離動作が確実に行なわれる。
【0052】(b)ガイド部材41の先端部にはフリー
ローラ43が設けられているので、ホッパ10上への用
紙のセットを円滑に行なうことができる。
【0053】(c)ガイド部材41は回動可能に支持さ
れており、退避機構50は、ガイド部材41を常時退避
位置に向けて付勢している付勢部材51と、非給紙動作
時に、付勢部材51による付勢力に抗して、ガイド部材
41を、用紙の案内位置に保持する保持部材とを備えて
おり、この保持部材は、給紙ローラ軸21に設けられた
カム23によって構成されているので、退避機構を簡単
な構造で得ることができる。すなわち、例えば、退避機
構は図8に示すように、ソレノイド70を設けてそのピ
ン71の先端をガイド部材41に連結し、ソレノイド7
0を作動させることによって、ガイド部材41を図8
(a)に示すように用紙の案内位置に位置させ、または
図8(b)に示すように退避させるようにするために、
用紙後端を検出する検出器80を設け、給紙が開始され
た時点で図(b)に示すようにガイド部材41を退避さ
せ、用紙P1の後端が検出された時点で図(a)に示す
ようにガイド部材41を案内位置に復帰させるようにす
ることもできるが、このような退避機構に比べて上記実
施の形態の退避機構によれば構造が簡単になる。なお、
図8において、81は用紙と当接して回動するレバーで
あり、給送される用紙P1と接触して図(b)に示すよ
うに回動すると検出器80がONし、用紙の後端が通過
して図(a)に示すように回動する(原位置に復帰す
る)とOFFするようになっている。
【0054】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可
能である。
【0055】
【0056】
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の給紙装置によれば、ホッ
パ上にセットされる用紙の先端角部が分離爪の下方に確
実にセットされることとなり、重送が生じなくなる。
【0058】しかも、給紙動作時には、分離爪による分
離動作が確実に行なわれる。さらに、退避機構の簡素化
を図ることができる。
【0059】請求項2記載の給紙装置によれば、ホッパ
上への用紙のセットを円滑に行なうことができる。
【0060】
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙装置の一実施の形態の要部を
示す概略的な部分平面図(図2におけるI矢視図)。
【図2】同じく要部の右側面図。
【図3】主としてガイド手段40を示すための右側面
図。
【図4】ガイド手段40の背面図(図3におけるIV矢
視図)。
【図5】ガイド部材41およびフリーローラ43の詳細
を示す図で、(a)は平面図、(b)は図(a)を正面
図とした場合の左側面図、(c)はガイド部材41のみ
の背面図。
【図6】支持部材42の詳細を示す図で、(a)は正面
図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は図
(a)を正面図とした場合の平面図、(e)は図(a)
を正面図とした場合の底面図。
【図7】(a)(b)(c)は作動説明図。
【図8】(a)(b)は比較例を示す図。
【図9】(a)(b)は従来技術の説明図。
【図10】従来技術の説明図。
【図11】従来技術の説明図。
【図12】従来技術の説明図。
【符号の説明】
P 用紙 10 ホッパ 20 給紙ローラ 21 給紙ローラ軸 30 分離爪 41 ガイド部材 43 フリーローラ 50 退避機構 51 付勢部材 23 保持部材(カム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−138225(JP,A) 特開 昭61−101330(JP,A) 特開 平7−17642(JP,A) 実開 平4−97744(JP,U) 実開 昭60−159738(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に複数枚の用紙が積層状態でセット
    されるホッパと、このホッパ上にセットされた用紙のう
    ち最上位に位置する用紙と接触して当該用紙を送る給紙
    ローラと、この給紙ローラにより送られる用紙の先端角
    部と当接する分離爪とを備え、前記給紙ローラにより送
    られる用紙の先端角部を分離爪に当接させることで先端
    角部周辺に撓みを形成し、先端角部が分離爪から外れる
    ときの撓み部の弾き現象を利用して最上位の用紙のみを
    次位の用紙から分離して給送する給紙装置であって、 装置の非給紙動作時に前記ホッパ上にセットされる用紙
    の先端を前記分離爪の下方に案内するガイド部材と、 装置の給紙動作時に、前記撓みの形成が阻害されないよ
    うに前記ガイド部材を退避させる退避機構とを備え 前記ガイド部材は回動可能に支持されており、前記退避
    機構は、前記ガイド部材を常時退避位置に向けて付勢し
    ている付勢部材と、非給紙動作時に、付勢部材による付
    勢力に抗して、前記ガイド部材を、用紙の案内位置に保
    持する保持部材とを備えており、この保持部材は、前記
    給紙ローラの軸に設けられたカムによって構成されてい
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材の先端部にはフリーロー
    ラが設けられていることを特徴とする請求項1記載の給
    紙装置。
JP14084596A 1996-05-10 1996-05-10 給紙装置 Expired - Fee Related JP3362827B2 (ja)

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JP5771964B2 (ja) * 2010-01-07 2015-09-02 株式会社リコー 収納装置及び画像形成装置

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