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JP3229387B2 - リング精紡機或いはリング撚糸機におけるスピンドルの基部巻取り面を清掃するための装置 - Google Patents

リング精紡機或いはリング撚糸機におけるスピンドルの基部巻取り面を清掃するための装置

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Publication number
JP3229387B2
JP3229387B2 JP27635692A JP27635692A JP3229387B2 JP 3229387 B2 JP3229387 B2 JP 3229387B2 JP 27635692 A JP27635692 A JP 27635692A JP 27635692 A JP27635692 A JP 27635692A JP 3229387 B2 JP3229387 B2 JP 3229387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
thread
base winding
cleaning
loop
Prior art date
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Application number
JP27635692A
Other languages
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JPH05279931A (ja
Inventor
ダニエール・フリードリッヒ
Original Assignee
チンザー・テクスティルマシイネン・ゲゼルシャフトミト・ベシュレンクテル・ハフツング
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Filing date
Publication date
Application filed by チンザー・テクスティルマシイネン・ゲゼルシャフトミト・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical チンザー・テクスティルマシイネン・ゲゼルシャフトミト・ベシュレンクテル・ハフツング
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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/38Arrangements for winding reserve lengths of yarn on take-up packages or spindles, e.g. transfer tails
    • D01H1/385Removing waste reserve lengths from spindles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング精紡機或いはリ
ング撚糸機におけるスピンドルの列に沿って移動可能
な、スピンドルの基部巻取り面を清掃するための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記の装置に関して、スピンドルの列に
沿って移動可能であり、基部巻体とボビン上の巻体間に
存在しているいる糸を切断する切断カッタ、糸巻体を引
出すための回転駆動される引裂きロールおよび切断され
た糸を吸取るための吸取り装置とを備えた装置が公知に
なっている(ヨーロッパ特許第0 251 397
号)。この装置は極めて経費を要する。何故なら、この
装置は移動するのに、吸気を発生させるのに、また引裂
きロールを回転させるのに、それぞれ駆動モータを備え
ているからである。また、この装置の成果がすべての使
用例にあって、特にすべての精紡材料にとって満足のゆ
くものでないことが明らかになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、しばしば自然にも起こるが、また突発的にも起こ
るが、とにかく実際の作業にあって起こる不正基部巻体
を確実にスピンドルの基部巻取り領域から除去する簡易
な装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、スライダが牽引部材によりスピンドルの列の後方に
設けられている案内レールに沿って摺動可能に案内され
ており、スピンドル上の基部巻体とスピンドル上に挿着
されたボビン上に形成された巻体との間に存在している
糸道内に突出している糸切り装置並びに基部巻体の領域
内に突出している板ばね様のワーブ清掃装置を備えてい
ることにより解決される。
【0005】本発明の他の有利な構成は、特許請求の範
囲の請求項2から請求項5に記載した。
【0006】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳しく説明する。
【0007】
【実施例】リング精紡機或いはリング撚糸機のスピンド
ルレール13−このスピンドルレールの構造部分のうち
図1には上のカバー板1のみを図示した−内に多数のス
ピンドル2が回転可能に軸受けされている。これらのス
ピンドル2は巻体4を有するボビン3を担持している。
ボビン3の下方には糸把持溝6を備えた一つ或いは多数
の糸捕捉デイスク5が設けられている。上記の糸捕捉デ
イスクに刻み目を付されて粗面化された基部巻取り領域
8が下方向で連なっている。
【0008】満ボビンを空チューブと交換する以前に、
自体公知の方法でここに図示しなかったリングレール
が、若干の糸巻体7が基部巻取り領域8に形成される位
置に案内される。満ボビンと空チューブとの交換が行わ
れた後リングレールは再び上方へと案内され、糸供給と
糸巻取りが継続される。これにより、図示したように糸
走行が満ボビンの巻体から基部巻取り領域へと行われ、
このボビンが引抜かれた後、切断された糸端部9が形成
され、一方糸21は基部巻取り領域8上の糸巻体7およ
び糸捕捉デイスク5を経て新しいボビン3へと走り、始
端部巻体4を形成する。
【0009】糸巻体7をスピンドル2の基部巻取り領域
8から除去するため、スピンドル2の列に沿って延在し
ている案内レール10内にスライダ11が移動可能に設
けられており、このスライダは牽引部材12、例えばワ
イヤロープの様式の牽引部材、によりスピンドル2に沿
って牽引されて移動可能である。この場合ワイヤロープ
12は−図面には詳しく説明しなかったが−スピンドル
列の端部においてモータにより回転されるローププーリ
ーを経て案内されている。案内レール10はスピンドル
2の後方、即ち機械の外側とは反対側においてスピンド
ル2の側面に設けられている。
【0010】スラダイ11は、作業運動方向Rで見て、
順に糸切り装置14、ループオプナー15およびワーブ
清掃装置16とを担持している。糸切り装置14は基部
巻取り領域8とボビン3上の糸巻体4間の糸道内に突出
している。二つの糸捕捉デイスク5を備えた図示した実
施例の場合、上記の糸切り装置14は両糸捕捉デイスク
5間の糸21が緊張されている領域内に突出している。
糸切り装置14はその前方の縁部で鋸歯状の突起17を
備えているのが有利である。
【0011】固定されているループオプナー15は糸巻
体の高さ19にわたって鋸歯状の引裂き機構18を備え
ている。ループオプナーのこの引裂き機構は、糸切り装
置14により糸が切断されることにより形成される糸端
部が存在していてかつ時としてループが形成されている
領域内に突出している。
【0012】ワーブ清掃装置16は、その前縁部20で
スピンドル2の基部巻取り領域8の直前を擦過する。そ
の際このワーブ清掃装置の前縁部20はこの基部巻取り
領域8と(下方の)糸捕捉デイスク5間の狭い領域内に
接近して突出しており、基部巻体7に摩擦接触して、そ
この糸をはぎ取り、これによりこの基部巻体7の近傍の
清掃を行う。
【0013】上記の固定されているループオプナー15
はその鋸歯状の引裂き機構18により以下のような働き
を行う。ボビン交換の後、再び精紡工程が開始されてス
ピンドル2が再び回転した際、スライダ11はゆっくり
とスピンドルに沿って移動する。その際、先ず糸切り装
置14がその鋸歯状の突起17で基部巻取り領域8から
スピンドル上の糸巻体4へと走っている糸21を切断す
る。この際ループが形成される。スピンドル2の回転が
速い−例えば20,000回転/分である−ので、ルー
プは遠心力により外方へと放擲され、その際このループ
オプナー15に達する。引続きループオプナー15がそ
の鋸歯状の引裂き機構18で、切断された糸端部に形成
されているループを捉え、このループを引裂く。
【0014】このようにして基部巻体7にその両端部に
おいて突出ていてかつスピンドル2の迅速に回転により
放り出された自由糸端部が形成され、この糸端部は多く
の場合スピンドルの回転方向Dを指向している糸端部に
より自然に基部巻取り領域8からほぐされ、遠心力によ
り放り出される。
【0015】この作業工程が、例えば巻きのオーバーラ
ップにより行われなかった際、ワーブ清掃装置16がこ
の巻体に取付き、これを摩擦により引裂くか或いは完全
に巻戻す。
【0016】スライダ11の一度の通過では未だすべて
の基部巻体7がほぐれないよう場合は、このスライダを
容易にスピンドル2に沿って何度も運動させることが可
能である。色々な工具で基部巻体にこのように何度も作
用を与えることにより、この基部巻体7の最適な完全な
ほぐれが達せられる。
【0017】木綿のような短繊維にあって糸切り装置1
4により切断された糸内におけるループの形成は、例え
ば羊毛のような長繊維におけるよりも稀にしか行われな
いので、短繊維の場合時折ループオプナー15を設けな
くて済む。従ってこのループオプナーは随意の部材であ
る。
【0018】すべての作業機構、即ち糸切り装置14、
ループオプナー15およびワーブ清掃装置16はスピン
ドル2に対するそれらの間隔が調節可能であるようにス
ライダ11に設けられているのが有利である。
【0019】
【発明の効果】上記の本発明による装置により、スピン
ドル交換の際に形成される、或いは偶発的に形成される
スピンドルの基部巻取り領域における余分な糸巻体の切
断除去の際の残余糸屑の確実な除去が達せられ、スピン
ドルのワーブ近傍における最適な清掃が達せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による清掃装置の平面図である。
【図2】清掃装置の側面図である。
【符号の説明】
1 覆い部 2 スピンドル 3 ボビン 4 巻体 5 糸捕捉デイスク 6 糸捕捉溝 7 基部巻体 8 基部巻取り領域 9 糸端部 10 案内レール 11 スライダ 12 牽引部材 13 スピンドルレール 14 糸切り装置 15 ループオプナー 16 ワーブ清掃装置 17 鋸歯状の突起 18 引裂き機構 19 スピンドル高さ領域 20 前縁部 21 糸 R 作業準備 D 回転方向
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−47431(JP,A) 特開 昭60−21927(JP,A) 実開 昭59−190763(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 11/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング精紡機或いはリング撚糸機におけ
    るスピンドルの列に沿って移動可能な、スピンドルの基
    部巻取り面を清掃するための装置において、スライダ
    (1)が牽引部材(12)によりスピンドル(2)の列
    の後方に設けられている案内レール(10)に沿って摺
    動可能に案内されており、スピンドル(2)上の基部巻
    体(7)とスピンドル(2)上に挿着されたボビン
    (3)上に形成された巻体(4)との間に存在している
    糸道内に突出している糸切り装置(14)並びに基部巻
    体(7)の領域内に突出している板ばね様のワーブ清掃
    装置を備えていることを特徴とするリング精紡機或いは
    リング撚糸機におけるスピンドルの基部巻取り面を清掃
    するための装置。
  2. 【請求項2】 鋸歯状の引裂き機構(18)を備えたル
    ープオプナー(15)設けられており、このループオプ
    ナーが糸巻体の高さ(19)にわたって延在しており、
    基部巻体(7)から巻体(4)への糸道の領域でその近
    傍に上記の引裂き機構が突出するように固定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 糸切り装置(14)が鋸歯状の歯(1
    7)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 糸切り装置(14)の鋸歯状の歯(1
    7)とループオプナー(15)の鋸歯状の引裂き機構
    (18)とがスピンドル(2)が回転した際の糸の運動
    方向と反対方向に整向されていることを特徴とする請求
    項1或いは2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 糸切り装置(14)、ループオプナー
    (15)およびワーブ清掃装置(16)がスピンドル
    (2)に対するそれらの間隔が調節可能であるようにス
    ライダ(11)に固定されていることを特徴とする請求
    項1或いは2に記載の装置。
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CH (1) CH685773A5 (ja)
DE (1) DE4134217C1 (ja)
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