JP3207991B2 - 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡カバー方式の内視鏡装置Info
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Description
覆する内視鏡カバーを備え、内視鏡カバーのチャンネル
に挿通した処置具等を起上する処置具起上装置などの内
視鏡カバー先端部の部材の駆動機構を有する内視鏡カバ
ー方式の内視鏡装置に関する。
用いられるようになった。医療分野に使用される内視鏡
は、生体内に挿入させた場合、挿入部の先端部に設けら
れた観察窓が体液等の付着により、十分に観察できなく
なることがある。このため、内視鏡には、手元側での操
作により、観察窓に洗浄液,洗浄ガス等の流体を吹き付
けて観察窓に付着した体液等を除去できるように送気管
路とか送水管路が設けられている。また、不用な体液等
を吸引して排出する吸引管路が設けられているものもあ
る。また、生検鉗子による組織の採取とか、処置具によ
る治療処置等を行うことができるように処置具チャンネ
ルが設けられているものがある。
をした清潔な内視鏡を使用する必要がある。
置具チャンネルが設けられた内視鏡では、患者等に使用
した場合には、感染症等を確実に防ぐために洗浄とか滅
菌処理が施される。しかしながら、完全に洗浄とか滅菌
処理を施すためには時間がかかるので、内視鏡の使用効
率が低下するという問題がある。
を設けた内視鏡カバーで覆った状態で使用することによ
り、使用後に内視鏡カバーのみを使い捨てとして交換
し、使用後においても内視鏡自体は不潔にならないよう
にして衛生上の配慮を不要とした内視鏡カバー方式の内
視鏡装置が提案されている。
例えば特公平2−54734号公報とか、米国特許No.
3,162,190公報において、内視鏡挿入部をカバー内に挿
入し、このカバーで内視鏡挿入部を覆って外部環境から
絶縁するようにしたものが開示されている。
その挿入部を事前に洗浄とか、滅菌消毒処理をしてお
く。そして、内視鏡カバーで内視鏡の挿入部等を覆った
まま、患者の体腔内に内視鏡を挿入して検査,処置を行
い、使用後は内視鏡カバーは取り外して廃棄してしま
う。このように、内視鏡カバーを患者ごとに使い捨てす
ることにより、内視鏡は洗浄、消毒の必要がなくなり、
常に清潔に保つことができ非常に簡便である。そして、
内視鏡は再洗浄及び再消毒すること無しに、連続的に使
用できる。
は、内視鏡カバーとなる被覆手段を有する内視鏡アダプ
ター型処置具導入装置が開示されており、この装置では
内視鏡の外側に並列的に設けた処置具案内用チューブに
挿通した処置具を別体式の起上操作レバーにより起上操
作できるようになっている。
バー方式の内視鏡として、例えば内視鏡カバーに処置具
チャンネル等を有するものでは、処置具チャンネルに挿
通した鉗子等の処置具の先端部を起上する処置具起上装
置が設けられるが、処置具起上装置は、その複雑な形
状,機構のために、内視鏡カバーに配設するのが容易で
なかった。
の部材の駆動機構として処置具起上装置を設けるにあた
り、例えば滅菌処理等を施して繰り返し用いる通常の内
視鏡のように、内視鏡の操作部に処置具起上装置を操作
する処置具起上レバーを設置すると、カバー用内視鏡に
カバーを装着する際に、処置具起上レバーと処置具起上
台とを接続する処置具起上ワイヤを操作部に接続するな
どの繁雑な接続作業が必要になるという問題点がある。
特開昭58−44033号公報の装置の構成を用いた場
合は、起上操作レバー取り付け部が外部に露出している
ため内視鏡操作時にじゃまになったりなど操作性が悪
く、さらにこの構成では起上操作レバーやレバー取り付
け部を使い捨てとなるため内視鏡カバー方式の内視鏡が
高価になってしまう問題点がある。
もので、チャンネルに挿通した処置具等を起上する処置
具起上装置などの内視鏡カバー先端部の部材の駆動機構
を有するものにおいて、内視鏡カバーを装着する際の作
業性及び内視鏡の操作性を向上させることが可能で、さ
らに安価に構成することができる内視鏡カバー方式の内
視鏡装置を提供することを目的としている。
ー方式の内視鏡装置は、内視鏡と、少なくとも該内視鏡
の挿入部を被覆する内視鏡カバーとを有するものにおい
て、前記内視鏡カバーの挿入部先端部分に被駆動部材を
備え、この被駆動部材に接続され該被駆動部材を動作さ
せる第1の伝達部材を前記内視鏡カバーの挿入部手元側
に延設し、前記内視鏡の挿入部基端側の操作部に、前記
被駆動部材を駆動操作する操作部材と、この操作部材に
接続され、前記内視鏡に前記内視鏡カバーを装着したと
きに前記第1の伝達部材に着脱自在に連結して前記操作
部材の動作を伝達する第2の伝達部材とを備え、かつ前
記第1の伝達部材と前記第2の伝達部材の接続部を前記
操作部材より挿入部側に設けたものである。
したときに、被駆動部材を動作させる第1の伝達部材と
操作部材の動作を伝達する第2の伝達部材とが連結さ
れ、前記操作部材によって被駆動部材を駆動可能とな
る。
する。図1ないし図7は本発明の第1実施例に係り、図
1は内視鏡カバー方式の内視鏡装置の全体構成を示す説
明図、図2は内視鏡カバーの挿入部カバー部の構成を示
す斜視図、図3は内視鏡カバーの先端部の構成を示す斜
視図、図4は内視鏡カバー手元側の口体部及びカバー用
内視鏡の操作部周辺の構成を示す側面図、図5は内視鏡
カバーの処置具起上部材の駆動機構におけるカバー用内
視鏡の操作部内部での連結部の構成を示す説明図、図6
は図4のA−A線断面図であり、処置具起上部材の駆動
機構におけるピニオンギア部の構成を示す断面図、図7
は内視鏡操作部に内視鏡カバーの手元側口体部を装着固
定した状態を示す構成説明図である。
鏡装置1は、内視鏡カバー方式の内視鏡(以下、カバー
方式内視鏡と記す)2を有しており、このカバー方式内
視鏡2は、送気送水管路,吸引管路,処置具チャンネル
等のチャンネルが設けられたチャンネル付内視鏡カバー
(以下、内視鏡カバーと記す)3と、この内視鏡カバー
3に装着される内視鏡カバー用内視鏡(以下、カバー用
内視鏡と記す)4との組み合わせからなっている。内視
鏡検査を行う際には、清潔な内視鏡カバー3によってカ
バー用内視鏡4の挿入部等は覆われ、検査後には内視鏡
カバー3は破棄され、一方、カバー用内視鏡4は、新し
い清潔な内視鏡カバー3によって覆われ、繰り返し使用
されることが特徴となる。これにより、検査後における
内視鏡の洗浄,消毒を不要とするものである。
式内視鏡2と、このカバー方式内視鏡2が接続される各
種周辺機器等を内設したカート5と、前記カバー方式内
視鏡2を保持するカバー保持具6とを有している。
デオプロセッサ8,流体制御装置9,内視鏡カバー3に
カバー用内視鏡4を装着する際に使用する内視鏡カバー
拡張器(以下、拡張器と略記する)10等が収納されて
いる。また、前記カート5の上面部には、ビデオプロセ
ッサ8からの映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモ
ニタ11が載置されている。
12の手元側基端部に太径の把持部を兼ねた操作部13
が連設され、操作部13の側部からユニバーサルコード
14が延出しており、このユニバーサルコード14の端
部にコネクタ15が設けられている。
カバー用内視鏡4と着脱自在に接続され、内視鏡に照明
光を供給するようになっている。また、ビデオプロセッ
サ8は、前記コネクタ15の側部から延出する信号ケー
ブル16を介してカバー用内視鏡4と着脱自在に接続さ
れ、カバー用内視鏡4に内蔵された撮像手段の駆動、及
び撮像手段から出力される信号に対する信号処理を行
い、標準的な映像信号に変換してモニタ11へ出力する
ようになっている。
続され、この拡張チューブ17を介して内視鏡カバー3
内に空気を送り込んで拡張するためのものであり、この
拡張により内視鏡カバー3は、カバー用内視鏡4の装着
あるいは抜去が容易にできるようになっている。このカ
バー用内視鏡4に内視鏡カバー3を装着あるいは取り外
す際にはカバー保持具6を用い、例えばカバー保持具6
によって内視鏡カバー3の基端側を保持してカバー用内
視鏡4を挿入あるいは抜去するようになっている。
18と、薄肉で軟らかい例えば塩化ビニルなどの高分子
材料で構成された操作部カバー部19及びユニバーサル
コードカバー部20とを備えて構成されており、カバー
用内視鏡4の内視鏡挿入部12,操作部13,ユニバー
サルコード14をそれぞれ覆うようになっている。
制御弁22,吸引制御弁23が設けられ、送気,送水,
吸引をこれらの電磁弁で制御するようになっている。送
気制御弁21,送水制御弁22,吸引制御弁23は、そ
れぞれに挿入部カバー部18から延出している送気管路
24,送水管路25,吸引管路26が接続されている。
ーブ27が接続され、その端部には図示しない吸引器が
接続され、内視鏡先端部より不要な体液等の吸引を行う
ようになっている。送水制御弁22の他方には送水チュ
ーブ28が接続されており、その先端部には送水タンク
29が接続されている。さらに、流体制御装置9からは
2本の送気チューブ30が延出しており、送気制御弁2
1と送水タンク29とに接続されている。
8の構成を示す。挿入部カバー部18は、先端側からカ
バー先端構成部31,カバー外皮32,内視鏡の操作部
13を接続固定するための内視鏡操作部固定用口体部
(以下、口体部と記す)33が気密的に接続されて構成
されている。カバー先端構成部31には、観察用開口部
34と、チャンネル開口部35とが設けられている。観
察用開口部34には透明のカバーガラスが配設され、カ
バー内部に挿入される内視鏡の観察窓及び照明窓が対向
し、被検部位に向けての照明光の照射及び被検部位の観
察が行えるようになっている。また、口体部33には、
内部に設けられた処置具チャンネルに連通した処置具挿
入口36が設けられている。
3に示す。先端構成部31は、硬性の樹脂等で構成さ
れ、挿入部カバー部18内に設けられる内視鏡挿入チャ
ンネルに連通し内視鏡先端部が嵌合する内視鏡先端部挿
入孔37と、処置具チャンネルに連通するチャンネル先
端部38とが設けられ、処置具チャンネルの先端部はチ
ャンネル開口部35より外部へ開口するようになってい
る。内視鏡先端部挿入孔37の側方の観察用開口部34
には、カバーガラス39が設けられ、光を透過すると共
に内部の内視鏡先端部を外部環境から隔離するようにな
っている。
に装着されるカバー用内視鏡の操作部周辺の構成を示
す。
の先端を湾曲させるための回動自在な湾曲ノブ41が側
部に設けられており、さらに湾曲ノブ41と同軸上で回
動する操作部材となる処置具起上ノブ42が配設されて
いる。この処置具起上ノブ42を操作することによっ
て、内視鏡カバー先端部に設けられた後述する処置具起
上部材が駆動され、内視鏡カバーのチャンネルに挿通し
た処置具を起上、倒置できるようになっている。
具起上ノブ42の回動軸とは異なり、内視鏡挿入部12
側の位置に、部分的に歯を有している外ピニオンギア4
3が回転自在に設けられている。一方、内視鏡カバーの
挿入部カバー部18基端側の口体部33には、その内部
に挿入部の軸方向にスライド可能なラックギア44が配
設され、このラックギア44は挿入部カバー部18内を
挿通された処置具起上ワイヤ45と連結して第1の伝達
部材を構成しており、この処置具起上ワイヤ45がカバ
ー先端部の被駆動部材である図示しない処置具起上部材
と連結するようになっている。
ーの処置具起上部材の駆動機構において、第2の伝達部
材となる内視鏡操作部13内部での連結部の構成を図5
に示す。
起上ノブ42の基端部42aは回動軸46の周囲に円盤
状に形成されており、この基端部42aの周縁部に連結
リンク47の一端がピン48によって接続されている。
連結リンク47の他端はガイド溝49に収納されたスラ
イダ50にピン51によって連結されている。スライダ
50は、内視鏡挿入部側にラックギア52が刻設された
ロッド53を有しており、このラックギア52が前記外
ピニオンギア43に連結した内ピニオンギア54と噛み
合っている。
に、外ピニオンギア43と内ピニオンギア54とが操作
部ケース13aをはさんで連結されており、このピニオ
ンギア部と操作部ケース13aとの間には操作部内部の
気密状態を保ちつつ内外のピニオンギアを回転可能にす
るシール部材55が介在している。
を内視鏡検査に使用する際には、まず内視鏡カバー3の
挿入部カバー部18の口体部33をカバー保持具6に係
止させて挿入部カバー部18を保持し、カバーの内視鏡
挿入チャンネルに内視鏡挿入部12を挿入することで内
視鏡挿入部12に挿入部カバー部18を装着する。そし
て、カバー用内視鏡の操作部13,ユニバーサルコード
14にそれぞれ操作部カバー部19,ユニバーサルコー
ドカバー部20を装着し、カバー用内視鏡4を内視鏡カ
バー3で被覆した状態で内視鏡による観察、処置等を行
う。
装着する際には、挿入部カバー部18内に内視鏡挿入部
12を基端部まで挿入してカバーの口体部33に内視鏡
操作部13を装着して固定する。このとき、処置具起上
ノブ42を図7に示すような口体部装着時の位置にした
場合、内視鏡操作部13の外ピニオンギア43は歯のな
い部分が口体部33のラックギア44と対向し、口体部
33はラックとピニオンのギア部が引っかかることなく
装着が可能である。この状態から、処置具起上ノブ42
を回動させると連結リンク47によりガイド溝49の方
向に沿ってスライダ50が動き、ラックギア52が前後
に移動する。このラックギア52の前後動により内ピニ
オンギア54、さらに外ピニオンギア43が回動する。
なお、内ピニオンギア54及び外ピニオンギア43によ
るピニオンギア部は、シール部材55により操作部内部
の気密状態を保って回転可能である。
外ピニオンギア43を回動させると、外ピニオンギア4
3と口体部33内のラックギア44とが噛合し、処置具
起上ノブ42により挿入部カバー部内に挿通された処置
具起上ワイヤ45を押し引きでき、カバー先端部に設け
られた図示しない処置具起上部材を駆動することができ
る。
鏡操作部13とを分離する際は、処置具起上ノブ42を
再度装着時と同じ位置にすることで、口体部33内のラ
ックギア44と内視鏡操作部13の外ピニオンギア43
との噛み合いが外れ、さらに図示しない口体部と内視鏡
操作部の接続ロック機構を解除することで、両者の分離
が可能となる。
バーを装着した状態で内視鏡操作部の外表面に処置具起
上部材の駆動機構が露出しないような構造となっている
ので、操作部の把持性、操作性が良好であり、また水密
が保持できるので内視鏡の洗浄性も良くなる。また、操
作部における前記駆動機構の接続部を把持部分から離れ
た位置に設けることが可能であるため、把持しやすく、
操作性を向上できる。さらに、内視鏡カバーの口体部の
着脱動作のみで、処置具起上ワイヤと処置具起上ノブと
の接続が容易に可能となり、繁雑な接続作業が必要ない
ため、カバー装着時の手間が省け、作業性が良好であ
る。
ー先端部の部材の駆動機構を有するカバー方式の内視鏡
において、内視鏡カバーを装着する際の作業性や内視鏡
の操作性を向上させることができ、また、使い捨てとす
る内視鏡カバー側に処置具起上部材の駆動機構のうち処
置具起上ワイヤのみを設け、処置具起上ノブ等の部材を
設けない構成としているので、カバー方式の内視鏡を安
価に構成することができる。
ちの内視鏡操作部内部に設けられる連結部の変形例の構
成を図8ないし図10に示す。
ブの回動による駆動力を外ピニオンギアへチェーンで伝
達する構成であり、処置具起上ノブ56は、円盤状の基
端部56aにおいて回動軸46と同軸に回動するように
ノブ側スプロケット57が固定されている。そして、図
5に示した前記実施例の内ピニオンギアに相当する位置
に、前記外ピニオンギア43の回動軸に連結したピニオ
ン側スプロケット58が配設されている。2つのスプロ
ケット57,58間には環状のチェーン59が掛け渡さ
れており、処置具起上ノブ56の動きを外ピニオンギア
43に伝達し、外ピニオンギア43を駆動するように構
成されている。
ブの回動による駆動力を外ピニオンギアへリンクで伝達
する構成であり、処置具起上ノブ60の基端部60aに
はピン61によりリンク62が回動自在に連結されてい
る。リンク62の他端は、前記外ピニオンギア43の回
動軸に連結した回転板63の周縁部にピン64によって
連結されており、処置具起上ノブ60の動きを外ピニオ
ンギア43に伝達し、外ピニオンギア43を駆動するよ
うになっている。
ノブの回動による駆動力を両端にラックギアを有するロ
ッドで外ピニオンギアへ伝達する構成であり、処置具起
上ノブ65の基端部には回動軸46と同軸にピニオンギ
ア66が設けられている。ピニオンギア66には、ラッ
クギア67a,67bを両端に有するロッド68が噛合
しており、ロッド68の他端のラックギア67bが前記
外ピニオンギア43の回動軸に連結した内ピニオンギア
69に噛み合っている。この構成では、処置具起上ノブ
65の回動によりロッド68がスライドし、これにより
操作部先端側の内ピニオンギア69が回動してこれと共
に外ピニオンギア43が回動するようになっている。
のうち内視鏡操作部内部の連結部の構成は、種々の変形
が可能であり、同様に処置具起上ノブの操作によって外
ピニオンギアを回動させ、駆動力を伝達することができ
る。
係り、図11は内視鏡カバー手元側の口体部及びカバー
用内視鏡の操作部周辺の構成を示す側面図、図12は内
視鏡操作部に内視鏡カバーの手元側口体部を装着固定し
た状態を示す構成説明図である。
視鏡操作部との間における処置具起上部材の駆動機構の
接続構成を変更したものである。第1実施例と異なる部
分のみ図示及び説明する。
に処置具起上ノブ42が設けられており、側部の挿入部
側に処置具起上ノブ42の操作により回動する略長方形
状の接続端子72が操作部より突出して配設されてい
る。一方、内視鏡カバーの口体部73には、処置具起上
ワイヤ45の後端部に一端部が回動可能に連結された板
状の連結部材74が設けられている。連結部材74は、
ワイヤ接続部とは反対側に前記接続端子72の外形状と
同一形状の嵌合孔75を有しており、嵌合孔75に接続
端子72が嵌合することによって連結部材74と接続端
子72とが連結可能になっている。なお、口体部73
は、連結部材74と接続端子72との接続作業が容易に
できるように切り欠き部を有している。
73に装着固定する際には、連結部材74の嵌合孔75
と接続端子72とを嵌合させて図12に示すように両者
を連結接続する。この状態で、処置具起上ノブ42を回
動させるとノブの動きに合わせて接続端子72及び連結
部材74が回動し、連結部材74により処置具起上ワイ
ヤ45が押し引きされる。これにより、カバー先端部に
設けられた処置具起上部材を駆動することができる。
カバー手元側の口体部及びカバー用内視鏡の操作部周辺
の構成を示す。
内視鏡操作部71の挿入部側側部には処置具起上ノブ4
2の操作により一端部を中心として回動する接続部材7
6が配設されている。接続部材76の他端には処置具起
上ワイヤ45の後端部を固定するための固定ネジ77が
設けられている。
73に装着固定する際には、処置具起上ワイヤ45の後
端部を接続部材76に挿通し、固定ネジ77を締め付け
ることによって処置具起上ワイヤ45と接続部材76と
を接続固定する。この状態で処置具起上ノブ42を回動
させると接続部材76が回動し、処置具起上ワイヤ45
を押し引きすることができる。なおこの構成では処置具
起上ワイヤ45の長さを調整することができる。
も、第1実施例と同様に内視鏡カバー装着の際の処置具
起上ワイヤと処置具起上ノブとの接続を容易に行うこと
ができ、作業性を向上できる。
係り、図14は内視鏡カバー手元側の口体部及びカバー
用内視鏡の操作部における処置具起上部材の駆動機構の
接続構成を拡大して示した側面図、図15は図14のA
方向から見た矢視図である。
視鏡カバーの口体部と内視鏡操作部との間における処置
具起上部材の駆動機構の接続構成を示したものである。
挿入部軸方向に移動可能なスライダ81と、このスライ
ダ81を導くガイド溝82とが設けられ、処置具起上ノ
ブの回動によってスライダ81がガイド溝82に沿って
スライドするようになっている。このスライダ81は、
前述したリンク機構またはラック&ピニオン機構によ
り、処置具起上ノブの回動を直線運動に変換するもので
ある。内視鏡カバーの口体部83には、処置具起上ワイ
ヤ45の後端部に接続された連結部材84が設けられ、
口体部83内に形成されたガイド穴85に嵌合状態で挿
入部軸方向に移動可能に位置決めされている。連結部材
84は、スライダ81と係合する爪部86を有してお
り、この爪部86がスライダ81のU字形の溝部に側方
から係合することによりスライダ81と連結部材84と
が連結するよう構成されている。
83に装着固定する際には、内視鏡操作部80先端側を
口体部83内に挿入していくと、連結部材84の爪部8
6の斜面がスライダ81に押し当たり、連結部材84が
弾性変形してスライダ81の凸部を乗り越えることで係
合状態となり、スライダ81と連結部材84とが連結さ
れる。この状態で処置具起上ノブを回動させるとスライ
ダ81がガイド溝82に沿って移動し、このスライダ8
1の動きに連動して連結部材84も動き、処置具起上ワ
イヤ45が押し引きされる。これにより、カバー先端部
に設けられた処置具起上部材を駆動することができる。
ガイド穴85で位置決めされているので、通常は係合状
態から外れることはないが、カバーを取り外す際は、操
作者が手で連結部材84より延出した解除レバー87を
押し下げることで、連結部材84が弾性変形して係合が
解除され、容易に口体部83を操作部80から取り外す
ことができる。
1実施例と同様に内視鏡カバー装着の際の処置具起上ワ
イヤと処置具起上ノブとの接続を容易に行うことがで
き、作業性を向上できる。
けるチャンネル開口部35の内側に設けられる処置具起
上装置の構成について説明する。
具等を挿通するための処置具チャンネルチューブ90が
挿通されており、図16に示すようにチューブ先端部9
0aがカバー先端構成部31のチャンネル開口部35よ
り露呈している。本実施例では、チューブ先端部90a
が処置具起上部材を兼ねており、この処置具起上部材に
処置具起上ワイヤ45の先端部が接続され、チューブ先
端部90aを押し引きして湾曲させることにより処置具
起上部材を起上、倒置する処置具起上装置が構成されて
いる。チューブ先端部90aには側部に複数のスリット
91が形成されており、チューブ先端部90aの湾曲を
容易にしている。
ワイヤ45との接続部における各部材の接続方法につい
て図17を参照して説明する。
起上ワイヤ45の先端を接続固定した先端リング92a
をチャンネルチューブ90に外側から嵌入するようにし
たものである。この場合、先端リング92aの内径をチ
ャンネルチューブ90の外径より小さく、かつチューブ
内径より大きくし、リングの嵌入の際に加熱した棒状の
芯金93aをチューブ内に挿入するようにする。これに
より、チャンネルチューブ90の内径が保持されたま
ま、樹脂製のチャンネルチューブ90の外側が圧縮変形
して先端リング92aがはまり込み、接着等の作業を行
うことなくチャンネルチューブ90に処置具起上ワイヤ
45を固定することが可能となり、簡単かつ確実に接続
作業を行うことができる。また、チャンネル先端部分の
太径化を防止することができる。
起上ワイヤ45の先端を接続固定した先端リング92b
をチャンネルチューブ90の内側に嵌入するようにした
ものである。この場合、先端リング92bの内径をチャ
ンネルチューブ90の内径とほぼ等しくし、リングの嵌
入の際に加熱したパイプ状の芯金93bをチューブ外側
に装着してチャンネルチューブ90の外径を規制するよ
うにする。これにより、チャンネルチューブ90の外径
が保持されたまま、チャンネルチューブ90の内側が圧
縮変形して先端リング92bがはまり込み、前記と同様
に接着等の作業を行うことなくチャンネルチューブ90
に処置具起上ワイヤ45を固定することができる。
イヤ45の先端部を接続固定する方法を図18ないし図
20に示す。
5の端面を突き当てた状態で先端リング92に接続固定
する第1の方法、図19に示すように、処置具起上ワイ
ヤ45の先端を少し曲げ、先端リング92の外周の一部
分に対し固定する第2の方法、図20に示すように、先
端リング92の外周ほぼ全周に対して処置具起上ワイヤ
45の先端部を巻回し、接続固定する第3の方法などが
考えられる。なお、先端リング92と処置具起上ワイヤ
45との固定は溶接や接着等により行う。
で処置具起上ワイヤをチャンネルチューブ先端部に固定
でき、また、図18や図19のように溶接または接着の
部分を短くした場合はチューブ先端部分を小型化するこ
とができ、図20のように溶接または接着の部分を長く
して先端リング全周に近付けるほど確実な固定が可能と
なる。
ネルチューブ90に接続固定する方法を図21ないし図
24に示す。
イヤ45をチューブ先端部90aに約3/4周巻回させ
たところで、チャンネルチューブ90に開けた孔94に
処置具起上ワイヤ45の先端部を通し、チューブにワイ
ヤをからめて固定するものである。
イヤ45をチューブ先端部90aに1周巻き付けてか
ら、ワイヤの先端部をからめてチューブに接着固定する
ものである。
イヤ45の先端部を密巻きコイル状に成形し、チューブ
先端部90aに接着固定するものである。この場合、接
着しろが増え、より確実に接着固定できる。
変形例であり、チャンネルチューブ90側に螺旋状の溝
95を加工成形し、密着巻きのコイル状とした処置具起
上ワイヤ45の先端部を巻き付けることで接着を行わず
に固定を可能としたものである。なおこの場合に接着作
業を行っても問題はない。
用いた場合には、先端リング等を設けずに部品点数を最
小限にできるので、原価低減を図ることができる。
カバーの構成例を図25ないし図27に示す。
の基端側に、口体部33に連続して操作部カバー部及び
ユニバーサルコードカバー部となる操作部カバー97が
設けられて構成されている。操作部カバー97の端部に
は、カバー固定用の粘着部を有する固定テープ98が設
けられている。
着する際には、図25に示すように操作部カバー97を
蛇腹状に折り畳んで小さくしておき、挿入部カバー部1
8内に内視鏡挿入部を挿入して内視鏡操作部13に口体
部33を装着固定する。その後、図26に示すように操
作部カバー97の端部に設けられた固定テープ98等を
把持して操作部カバー97を伸ばしながら内視鏡のユニ
バーサルコード14からコネクタ部15まで覆い、固定
テープ98によってカバー端部を光源装置7に固定す
る。
中央部において、操作部カバー97及びユニバーサルコ
ード14に面接合テープ等の着脱容易なもので構成され
たカバー固定用の固定部材99を設け、カバーを固定す
るようにしておく。
7に示すように、操作部カバー端部の固定テープ98を
外した後、固定部材99の部分を中心に操作部カバー9
7を内視鏡操作部側に折り返すようにしてカバーを脱着
する。
挿入部カバー部及び操作部カバーを内視鏡に対して容易
に装着脱することができると共に、カバー脱着時にはカ
バーの汚れた外表面側が内側になった状態で外すことが
可能であり、衛生的でカバーの管理も容易である。
カバーの処置具起上部材の駆動機構に限らず、カバー先
端部に設ける被駆動部材としては処置具起上部材の他に
送液チューブ、カバーガラスの拭取り用ワイパなどを用
いても良く、これらの被駆動部材の駆動機構においても
同様の構成を適用することができる。
ャンネルに挿通した処置具等を起上する処置具起上装置
などの内視鏡カバー先端部の部材の駆動機構を有するも
のにおいて、内視鏡カバーを装着する際の作業性及び内
視鏡の操作性を向上させることが可能で、さらに安価に
構成することができる効果がある。
図1は内視鏡カバー方式の内視鏡装置の全体構成を示す
説明図
視図
鏡の操作部周辺の構成を示す側面図
けるカバー用内視鏡の操作部内部での連結部の構成を示
す説明図
の駆動機構におけるピニオンギア部の構成を示す断面図
装着固定した状態を示す構成説明図
部内部に設けられる連結部の第1の変形例の構成を示す
構成説明図
部内部に設けられる連結部の第2の変形例の構成を示す
構成説明図
作部内部に設けられる連結部の第3の変形例の構成を示
す構成説明図
り、図11は内視鏡カバー手元側の口体部及びカバー用
内視鏡の操作部周辺の構成を示す側面図
を装着固定した状態を示す構成説明図
側の口体部及びカバー用内視鏡の操作部周辺の構成を示
す説明図
り、図14は内視鏡カバー手元側の口体部及びカバー用
内視鏡の操作部における処置具起上部材の駆動機構の接
続構成を拡大して示した側面図
ル開口部の内側に設けられる処置具起上装置の構成を示
す断面図
接続部における各部材の接続方法を示す説明図
対して処置具起上ワイヤの先端部を接続固定する第1の
方法を示す説明図
対して処置具起上ワイヤの先端部を接続固定する第2の
方法を示す説明図
対して処置具起上ワイヤの先端部を接続固定する第3の
方法を示す説明図
に接続固定する第1の方法を示す説明図
に接続固定する第2の方法を示す説明図
に接続固定する第3の方法を示す説明図
に接続固定する第4の方法を示す説明図
を示したものであり、図25は内視鏡カバーの挿入部カ
バー部をカバー用内視鏡に装着する際の状態を示す構成
説明図
ー部及び操作部カバーを装着した状態を示す説明図
図
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡と、少なくとも該内視鏡の挿入部
を被覆する内視鏡カバーとを有する内視鏡カバー方式の
内視鏡装置において、 前記内視鏡カバーの挿入部先端部分に被駆動部材を備
え、この被駆動部材に接続され該被駆動部材を動作させ
る第1の伝達部材を前記内視鏡カバーの挿入部手元側に
延設し、 前記内視鏡の挿入部基端側の操作部に、前記被駆動部材
を駆動操作する操作部材と、この操作部材に接続され、
前記内視鏡に前記内視鏡カバーを装着したときに前記第
1の伝達部材に着脱自在に連結して前記操作部材の動作
を伝達する第2の伝達部材とを備え、かつ前記第1の伝
達部材と前記第2の伝達部材の接続部を前記操作部材よ
り挿入部側に設けたことを特徴とする内視鏡カバー方式
の内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33014493A JP3207991B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33014493A JP3207991B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184831A JPH07184831A (ja) | 1995-07-25 |
JP3207991B2 true JP3207991B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=18229312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33014493A Expired - Fee Related JP3207991B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207991B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12004717B2 (en) | 2019-12-20 | 2024-06-11 | Gyrus Acmi, Inc. | Endoscope with detachable camera module |
US12004708B2 (en) | 2020-04-30 | 2024-06-11 | Gyrus Acmi, Inc. | Insertion sheath for modular disposable endoscope components |
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-
1993
- 1993-12-27 JP JP33014493A patent/JP3207991B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US12004717B2 (en) | 2019-12-20 | 2024-06-11 | Gyrus Acmi, Inc. | Endoscope with detachable camera module |
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JPH07184831A (ja) | 1995-07-25 |
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