JP3294696B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿中の文字等を強調
するために文字の周囲にサイズの可変するパターンを付
加する画像処理装置に関するものである。
するために文字の周囲にサイズの可変するパターンを付
加する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置において、
文字等の強調には文字に影を不可する方式、文字を太ら
せる方式、文字にパターンをのせる方式、文字外にパタ
ーンをのせる方式が一般的であり、またのせるパターン
のサイズを周期的に可変とする方式も報告されている。
文字等の強調には文字に影を不可する方式、文字を太ら
せる方式、文字にパターンをのせる方式、文字外にパタ
ーンをのせる方式が一般的であり、またのせるパターン
のサイズを周期的に可変とする方式も報告されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図9は従来の画像処理
装置におけるグラデーション処理状態を示す図であり、
(a)は画像処理が施される文字原稿であり、例えば
「A」の場合を示し、(b)は周期的にサイズの可変す
るパターン、この例では丸型パターンPAT1〜PAT
5により、矢印方向にグラデーション処理された出力に
対応する。
装置におけるグラデーション処理状態を示す図であり、
(a)は画像処理が施される文字原稿であり、例えば
「A」の場合を示し、(b)は周期的にサイズの可変す
るパターン、この例では丸型パターンPAT1〜PAT
5により、矢印方向にグラデーション処理された出力に
対応する。
【0004】この図に示すように、従来例では周期的に
サイズの可変するパターンPAT1〜PAT5のサイズ
の最小ポイントあるいは最大ポイントを指定する手段が
なかったため、希望する画像強調ができないという欠点
があった。
サイズの可変するパターンPAT1〜PAT5のサイズ
の最小ポイントあるいは最大ポイントを指定する手段が
なかったため、希望する画像強調ができないという欠点
があった。
【0005】特に、エリア指定を行ってエリア内のみに
パターンを付加する場合において、常に原稿上の一定ポ
イントがパターンサイズの最小ポイントである場合に
は、指定するエリアの位置によって、エリアのはじまり
のパターンサイズが変化してしまい、期待した程の文字
強調効果が得られないという問題点があった。
パターンを付加する場合において、常に原稿上の一定ポ
イントがパターンサイズの最小ポイントである場合に
は、指定するエリアの位置によって、エリアのはじまり
のパターンサイズが変化してしまい、期待した程の文字
強調効果が得られないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、規則的にサイズが変化するパターンを
原稿画像に付加する際に、指定される位置又はエリアの
上端を基準として最大サイズパターンまたは最小サイズ
パターンからパターン列を付加するようにパターン発生
を制御することにより、任意に指定されるエリアや位置
を基準として規則的に変化する視覚効果の大きい画像処
理を行える画像処理装置を提供することを目的とする。
なされたもので、規則的にサイズが変化するパターンを
原稿画像に付加する際に、指定される位置又はエリアの
上端を基準として最大サイズパターンまたは最小サイズ
パターンからパターン列を付加するようにパターン発生
を制御することにより、任意に指定されるエリアや位置
を基準として規則的に変化する視覚効果の大きい画像処
理を行える画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の画像
処理装置は、原稿を読み取る画像読取り手段と、この画
像読取り手段から出力される画像データを処理して前記
原稿中の画像領域部と非画像領域部とを判定する判定手
段と、規則的にサイズが変化する所定のパターン列を発
生するパターン発生手段と、このパターン発生手段が発
生するパターン列を前記判定手段が判定した非画像領域
に付加して出力画像を生成する画像処理手段と、前記パ
ターン発生手段が発生するパターン列の最大サイズパタ
ーンまたは最小サイズパターンを付加する原稿位置を任
意に設定する設定手段と、この設定手段により指定され
た原稿位置を基準としてパターン列の最大サイズパター
ンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが変化
するパターンを付加するように前記パターン発生手段に
よるパターン発生タイミングを制御する制御手段とを有
するものである。
処理装置は、原稿を読み取る画像読取り手段と、この画
像読取り手段から出力される画像データを処理して前記
原稿中の画像領域部と非画像領域部とを判定する判定手
段と、規則的にサイズが変化する所定のパターン列を発
生するパターン発生手段と、このパターン発生手段が発
生するパターン列を前記判定手段が判定した非画像領域
に付加して出力画像を生成する画像処理手段と、前記パ
ターン発生手段が発生するパターン列の最大サイズパタ
ーンまたは最小サイズパターンを付加する原稿位置を任
意に設定する設定手段と、この設定手段により指定され
た原稿位置を基準としてパターン列の最大サイズパター
ンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが変化
するパターンを付加するように前記パターン発生手段に
よるパターン発生タイミングを制御する制御手段とを有
するものである。
【0008】本発明に係る第2の画像処理装置は、原稿
を読み取る画像読取り手段と、この画像読取り手段から
出力される画像データを処理して前記原稿中の画像領域
部と非画像領域部とを判定する判定手段と、規則的にサ
イズが変化する所定のパターン列を発生するパターン発
生手段と、このパターン発生手段が発生するパターン列
を前記判定手段が判定した非画像領域に付加して出力画
像を生成する画像処理手段と、前記パターン発生手段が
発生するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンを付加する任意の原稿エリアを設定するエ
リア設定手段と、このエリア設定手段により指定された
原稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイ
ズパターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイ
ズが変化するパターンを付加するように前記パターン発
生手段によるパターン発生タイミングを制御する制御手
段とを有するものである。
を読み取る画像読取り手段と、この画像読取り手段から
出力される画像データを処理して前記原稿中の画像領域
部と非画像領域部とを判定する判定手段と、規則的にサ
イズが変化する所定のパターン列を発生するパターン発
生手段と、このパターン発生手段が発生するパターン列
を前記判定手段が判定した非画像領域に付加して出力画
像を生成する画像処理手段と、前記パターン発生手段が
発生するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンを付加する任意の原稿エリアを設定するエ
リア設定手段と、このエリア設定手段により指定された
原稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイ
ズパターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイ
ズが変化するパターンを付加するように前記パターン発
生手段によるパターン発生タイミングを制御する制御手
段とを有するものである。
【0009】本発明に係る第3の画像処理装置は、制御
手段は、エリア設定手段により指定された複数の原稿エ
リア中の上位原稿エリア内の端部を基準としてパターン
列の最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから
規則的にサイズが変化するパターンを各原稿エリアに付
加するように前記パターン発生手段によるパターン発生
タイミングを制御するように構成したものである。
手段は、エリア設定手段により指定された複数の原稿エ
リア中の上位原稿エリア内の端部を基準としてパターン
列の最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから
規則的にサイズが変化するパターンを各原稿エリアに付
加するように前記パターン発生手段によるパターン発生
タイミングを制御するように構成したものである。
【0010】本発明に係る第4の画像処理装置は、制御
手段は、エリア設定手段により指定された複数の原稿エ
リア中の各原稿エリア内の端部を基準としてパターン列
の最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規
則的にサイズが変化するパターンを各原稿エリアに付加
するように前記パターン発生手段によるパターン発生タ
イミングを制御するように構成したものである。
手段は、エリア設定手段により指定された複数の原稿エ
リア中の各原稿エリア内の端部を基準としてパターン列
の最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規
則的にサイズが変化するパターンを各原稿エリアに付加
するように前記パターン発生手段によるパターン発生タ
イミングを制御するように構成したものである。
【0011】
【作用】第1の発明においては、パターン発生手段が発
生するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サイ
ズパターンを付加する原稿位置を任意に設定する設定手
段により指定された原稿位置を基準としてパターン列の
最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規則
的にサイズが変化するパターンを付加するように制御手
段がパターン発生手段によるパターン発生タイミングを
制御して、任意の原稿位置の付加パターンのサイズが最
大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規則的
にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加するも
のである。第2の発明においては、パターン発生手段が
発生するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンを付加する任意の原稿エリアを設定するエ
リア設定手段により指定された原稿エリア内の端部を基
準としてパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンから規則的にサイズが変化するパターンを
付加するように制御手段がパターン発生手段によるパタ
ーン発生タイミングを制御して、任意の原稿エリアの上
端から付加パターンのサイズが最大サイズパターンまた
は最小サイズパターンから規則的にサイズが変化するパ
ターン列を原稿画像に付加するものである。
生するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サイ
ズパターンを付加する原稿位置を任意に設定する設定手
段により指定された原稿位置を基準としてパターン列の
最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規則
的にサイズが変化するパターンを付加するように制御手
段がパターン発生手段によるパターン発生タイミングを
制御して、任意の原稿位置の付加パターンのサイズが最
大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規則的
にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加するも
のである。第2の発明においては、パターン発生手段が
発生するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンを付加する任意の原稿エリアを設定するエ
リア設定手段により指定された原稿エリア内の端部を基
準としてパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンから規則的にサイズが変化するパターンを
付加するように制御手段がパターン発生手段によるパタ
ーン発生タイミングを制御して、任意の原稿エリアの上
端から付加パターンのサイズが最大サイズパターンまた
は最小サイズパターンから規則的にサイズが変化するパ
ターン列を原稿画像に付加するものである。
【0012】第3の発明においては、制御手段は、エリ
ア設定手段により指定された複数の原稿エリア中の上位
原稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイ
ズパターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイ
ズが変化するパターンを各原稿エリアに付加するように
前記パターン発生手段によるパターン発生タイミングを
制御して、複数の原稿エリア中の上位原稿エリアの上端
から付加パターンのサイズが最大サイズパターンまたは
最小サイズパターンから規則的にサイズが変化するパタ
ーン列を原稿画像に付加するものである。
ア設定手段により指定された複数の原稿エリア中の上位
原稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイ
ズパターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイ
ズが変化するパターンを各原稿エリアに付加するように
前記パターン発生手段によるパターン発生タイミングを
制御して、複数の原稿エリア中の上位原稿エリアの上端
から付加パターンのサイズが最大サイズパターンまたは
最小サイズパターンから規則的にサイズが変化するパタ
ーン列を原稿画像に付加するものである。
【0013】第4の発明においては、制御手段は、エリ
ア設定手段により指定された複数の原稿エリア中の各原
稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイズ
パターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズ
が変化するパターンを各原稿エリアに付加するように前
記パターン発生手段によるパターン発生タイミングを制
御して、各原稿エリアの上端から付加パターンのサイズ
が最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規
則的にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加す
るものである。
ア設定手段により指定された複数の原稿エリア中の各原
稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイズ
パターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズ
が変化するパターンを各原稿エリアに付加するように前
記パターン発生手段によるパターン発生タイミングを制
御して、各原稿エリアの上端から付加パターンのサイズ
が最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規
則的にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加す
るものである。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像処理装置
におけるパターン発生部の構成を説明するブロック図で
ある。
におけるパターン発生部の構成を説明するブロック図で
ある。
【0015】図において、4716はCPUのアドレス
バス、4717はCPU(図示しない)のデータバスで
ある。4703はセレクタであり、データバス4717
が”φ”の時書き換え可能なメモリ4705(ここでは
RAMとする)のアドレスにCPUのアドレスバスが入
力されることになる。
バス、4717はCPU(図示しない)のデータバスで
ある。4703はセレクタであり、データバス4717
が”φ”の時書き換え可能なメモリ4705(ここでは
RAMとする)のアドレスにCPUのアドレスバスが入
力されることになる。
【0016】4721はCPUのライト信号(COWア
クティブ)でゲート4704に入力される。つまりRA
M4705のアドレスにCPUのアドレスが入力されて
いる時、CPUがライト動作をRAM4705に対して
行うとRAM4705にライト信号が入力され、同時に
RAM4705のデータ部にはCPUのデータバス47
06がバッファ4706に入力される。つまり、メモリ
制御信号4714を”0”とすることによりRAM47
05の内容をCPUが書き換えられるように構成されて
いる。
クティブ)でゲート4704に入力される。つまりRA
M4705のアドレスにCPUのアドレスが入力されて
いる時、CPUがライト動作をRAM4705に対して
行うとRAM4705にライト信号が入力され、同時に
RAM4705のデータ部にはCPUのデータバス47
06がバッファ4706に入力される。つまり、メモリ
制御信号4714を”0”とすることによりRAM47
05の内容をCPUが書き換えられるように構成されて
いる。
【0017】4701は主走査アップカウンタ、470
2は副走査アップカウンタであり、メモリ制御信号47
14を”1”とすることにより、パターンを読み出すた
めのアドレスがRAM4705に入力される。この時読
み出されたパターンはバッファ4707を介してAND
回路4708へ入力される。
2は副走査アップカウンタであり、メモリ制御信号47
14を”1”とすることにより、パターンを読み出すた
めのアドレスがRAM4705に入力される。この時読
み出されたパターンはバッファ4707を介してAND
回路4708へ入力される。
【0018】この実施例では、RAM4705がバイト
構成であればデータバスのビットごとに8種類のパター
ンを同時に出力させるように構成されており、CPUか
らの3ビットのパターン選択信号4718によりその中
の任意のパターンを選択し、OR回路4709から出力
するように構成されている。
構成であればデータバスのビットごとに8種類のパター
ンを同時に出力させるように構成されており、CPUか
らの3ビットのパターン選択信号4718によりその中
の任意のパターンを選択し、OR回路4709から出力
するように構成されている。
【0019】OR回路4709は8ビットの信号を1ビ
ットの信号に変換するために用いられる。4719は前
記OR回路4709から出力されるパターン信号であ
る。4711は主走査方向アップカウンタ、4712は
副走査方向アップカウンタであり、4713は加算器で
ある。
ットの信号に変換するために用いられる。4719は前
記OR回路4709から出力されるパターン信号であ
る。4711は主走査方向アップカウンタ、4712は
副走査方向アップカウンタであり、4713は加算器で
ある。
【0020】4710は比較器であり、A≦Bの時の
み、”1”となるグラデーション信号4720が出力さ
れる。
み、”1”となるグラデーション信号4720が出力さ
れる。
【0021】図2は本発明に係る画像処理装置における
グランデーションパターンの一例を示す図である。
グランデーションパターンの一例を示す図である。
【0022】この図に示すように、本実施例のグランデ
ーションパターンは、一定の同期でパターンのサイズが
変化していくパターンGPATである。
ーションパターンは、一定の同期でパターンのサイズが
変化していくパターンGPATである。
【0023】以下、グランデーションパターンの発生原
理について簡単に説明する。
理について簡単に説明する。
【0024】図3は、図1に示した画像処理装置におけ
るグランデーションパターンの発生原理を説明する図で
ある。
るグランデーションパターンの発生原理を説明する図で
ある。
【0025】図において、5101が前記RAM470
5にあらかじめ書き込んでおく、例えば7×7ののスラ
イスレベルである。また、同時にRAM4705には先
に説明した通常のパターンも書き込まれているため実際
にはRAM4705の半分ずつを使ってパターンとグラ
ンデーションのスライスレベルを書き込んでおくことに
なる。
5にあらかじめ書き込んでおく、例えば7×7ののスラ
イスレベルである。また、同時にRAM4705には先
に説明した通常のパターンも書き込まれているため実際
にはRAM4705の半分ずつを使ってパターンとグラ
ンデーションのスライスレベルを書き込んでおくことに
なる。
【0026】この切り換え信号が4715である。今、
7×7のスライスレベル5101により1つのグランデ
ーションを発生させるように構成している。なお、図中
の各数字がスライスレベルである。
7×7のスライスレベル5101により1つのグランデ
ーションを発生させるように構成している。なお、図中
の各数字がスライスレベルである。
【0027】ある時このスライスレベルに対して、デー
タ「A0H」が入力されれば(具体的には比較器471
0のBに入力されれば)、ドット5102が比較器47
10から出力4720が生成される。
タ「A0H」が入力されれば(具体的には比較器471
0のBに入力されれば)、ドット5102が比較器47
10から出力4720が生成される。
【0028】また、データ「C8H」が入力されればド
ット5103が、データ「50H」が入力されればドッ
ト5104がそれぞれ比較器4710から出力4720
として生成される。つまり、入力される画像信号が大き
くなるとドット自体も大きくなっていくことがわかる。
ット5103が、データ「50H」が入力されればドッ
ト5104がそれぞれ比較器4710から出力4720
として生成される。つまり、入力される画像信号が大き
くなるとドット自体も大きくなっていくことがわかる。
【0029】すなわち、上述した図1に示した加算器4
713の出力が入力される画像信号であるから、この値
を種々変化させることにより様々なグランデーション同
期、方向を作り出すことが可能である。
713の出力が入力される画像信号であるから、この値
を種々変化させることにより様々なグランデーション同
期、方向を作り出すことが可能である。
【0030】例えば主走査方向アップカウンタ4711
のみを動かせば主走査方向にサイズが変化するグランデ
ーションパターンが作られるし、副走査方向アップカウ
ンタ4712のみ動かせば副走査方向にサイズが変化す
るグランデーションパターンとすることができる。 ま
た同時に2つ動かせば斜め方向に変化するグランデーシ
ョンパターンが作られることは容易に想像されることで
ある。
のみを動かせば主走査方向にサイズが変化するグランデ
ーションパターンが作られるし、副走査方向アップカウ
ンタ4712のみ動かせば副走査方向にサイズが変化す
るグランデーションパターンとすることができる。 ま
た同時に2つ動かせば斜め方向に変化するグランデーシ
ョンパターンが作られることは容易に想像されることで
ある。
【0031】また、サイズの変化する同期を換える時に
は、カウンタ4711あるいはカウンタ4712のスピ
ードを変化させればよいし、カウンタのup/down
を切り換えれば、大きいサイズから始まるか、小さいサ
イズから始まるかを選択することもできる。
は、カウンタ4711あるいはカウンタ4712のスピ
ードを変化させればよいし、カウンタのup/down
を切り換えれば、大きいサイズから始まるか、小さいサ
イズから始まるかを選択することもできる。
【0032】さらに、グランデーションのスライスレベ
ルはRAM4705の中に書き込まれており、書き換え
可能であるから、場合に応じてグランデーションのドッ
トの形やサイズを変えることも可能である。
ルはRAM4705の中に書き込まれており、書き換え
可能であるから、場合に応じてグランデーションのドッ
トの形やサイズを変えることも可能である。
【0033】図4は本発明の一実施例を示す画像処理装
置の構成を説明するブロック図である。
置の構成を説明するブロック図である。
【0034】図において、4−1が原稿であり、図示し
ていない光源から原稿4−1を照射し、その反射光をレ
ンズ4−2を介してCCD4−3に投影する。CCD4
−3で読み取られたアナログ信号は、アナログ信号処理
部4−4によりゲイン等が調整され、A/D変換部4−
5で多値のデジタル情報に変換される。4−6は画像処
理部であり、CCD4−3で読み取られた輝度情報をプ
リンタ(本実施例ではレーザプリンタを想定している)
のプリント特性に合わせた濃度情報への変換、あるいは
変倍,移動等の各処理を行う部分である。
ていない光源から原稿4−1を照射し、その反射光をレ
ンズ4−2を介してCCD4−3に投影する。CCD4
−3で読み取られたアナログ信号は、アナログ信号処理
部4−4によりゲイン等が調整され、A/D変換部4−
5で多値のデジタル情報に変換される。4−6は画像処
理部であり、CCD4−3で読み取られた輝度情報をプ
リンタ(本実施例ではレーザプリンタを想定している)
のプリント特性に合わせた濃度情報への変換、あるいは
変倍,移動等の各処理を行う部分である。
【0035】4−7はパターン発生部であり、図1に示
したグラデーションパターンを発生する。4−9は2値
化処理部であり、本実施例では固定スライスレベルの単
純2値化方式を採用している。4−8は2入力1出力の
セレクタであり、2値化処理部4−9は2値化信号をセ
レクト信号として「0」であればパターン情報を、
「1」であれば多値デジタル情報を選択するように構成
されている。
したグラデーションパターンを発生する。4−9は2値
化処理部であり、本実施例では固定スライスレベルの単
純2値化方式を採用している。4−8は2入力1出力の
セレクタであり、2値化処理部4−9は2値化信号をセ
レクト信号として「0」であればパターン情報を、
「1」であれば多値デジタル情報を選択するように構成
されている。
【0036】つまりこの部分では、非画像領域のみパタ
ーンを発生していることになる。4−11も同様に2i
n1のセレクタであり、操作部4−10から指定された
グラデーション処理を行う領域のみグラデーションパタ
ーン(A入力)を選択するように構成されている。パタ
ーン発生部4−7は図1で詳細に説明したが、操作部4
−10からグラデーションパターンのスタート信号を受
け取り、このスタートタイミングでカウンタ4711,
4712のクリアを解除し、グラデーションパターンが
最小あるいは最大サイズからスタートすることになる。
ーンを発生していることになる。4−11も同様に2i
n1のセレクタであり、操作部4−10から指定された
グラデーション処理を行う領域のみグラデーションパタ
ーン(A入力)を選択するように構成されている。パタ
ーン発生部4−7は図1で詳細に説明したが、操作部4
−10からグラデーションパターンのスタート信号を受
け取り、このスタートタイミングでカウンタ4711,
4712のクリアを解除し、グラデーションパターンが
最小あるいは最大サイズからスタートすることになる。
【0037】なお、図1において、カウンタ4711,
4712のクリア動作については説明しなかったが、こ
れは一般的な技術であるのでここでは説明は省略する。
4712のクリア動作については説明しなかったが、こ
れは一般的な技術であるのでここでは説明は省略する。
【0038】つまり、操作部4−10からのスタートタ
イミングおよびグラデーション処理を行うエリア信号と
の組合せにより任意のエリアに対し、そのエリアの端に
パターンサイズの最小あるいは最大ポイントを設定する
ことが可能となる。
イミングおよびグラデーション処理を行うエリア信号と
の組合せにより任意のエリアに対し、そのエリアの端に
パターンサイズの最小あるいは最大ポイントを設定する
ことが可能となる。
【0039】セレクタ4−11から出力された画像情報
は、D/A変換器4−12によりデジタルアナログ変換
(D/A変換)され、パルス幅変調部4−13によりパ
ルス幅変調され、レーザ4−14によりドラム上に潜像
が形成されることになる。
は、D/A変換器4−12によりデジタルアナログ変換
(D/A変換)され、パルス幅変調部4−13によりパ
ルス幅変調され、レーザ4−14によりドラム上に潜像
が形成されることになる。
【0040】この様に構成された画像処理装置におい
て、パターン発生手段(パターン発生部4−7)が発生
するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サイズ
パターンを付加する原稿位置を任意に設定する設定手段
(操作部4−10)により指定された原稿位置を基準と
してパターン列の最大サイズパターンまたは最小サイズ
パターンから規則的にサイズが変化するパターンを付加
するように制御手段(画像処理部4−6)がパターン発
生手段によるパターン発生タイミングを制御して、任意
の原稿位置の付加パターンのサイズが最大サイズパター
ンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが変化
するパターン列を原稿画像に付加するものである。
て、パターン発生手段(パターン発生部4−7)が発生
するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サイズ
パターンを付加する原稿位置を任意に設定する設定手段
(操作部4−10)により指定された原稿位置を基準と
してパターン列の最大サイズパターンまたは最小サイズ
パターンから規則的にサイズが変化するパターンを付加
するように制御手段(画像処理部4−6)がパターン発
生手段によるパターン発生タイミングを制御して、任意
の原稿位置の付加パターンのサイズが最大サイズパター
ンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが変化
するパターン列を原稿画像に付加するものである。
【0041】また、パターン発生手段(パターン発生部
4−7)が発生するパターン列の最大サイズパターンま
たは最小サイズパターンを付加する任意の原稿エリアを
設定するエリア設定手段(操作部4−10)により指定
された原稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最
大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規則的
にサイズが変化するパターンを付加するように制御手段
(画像処理部4−6)がパターン発生手段(パターン発
生部4−7)によるパターン発生タイミングを制御し
て、任意の原稿エリアの上端から付加パターンのサイズ
が最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規
則的にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加す
るものである。
4−7)が発生するパターン列の最大サイズパターンま
たは最小サイズパターンを付加する任意の原稿エリアを
設定するエリア設定手段(操作部4−10)により指定
された原稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最
大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規則的
にサイズが変化するパターンを付加するように制御手段
(画像処理部4−6)がパターン発生手段(パターン発
生部4−7)によるパターン発生タイミングを制御し
て、任意の原稿エリアの上端から付加パターンのサイズ
が最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規
則的にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加す
るものである。
【0042】さらに、制御手段(画像処理部4−6)
は、エリア設定手段(操作部4−10)により指定され
た複数の原稿エリア中の上位原稿エリア内の端部を基準
としてパターン列の最大サイズパターンまたは最小サイ
ズパターンから規則的にサイズが変化するパターンを各
原稿エリアに付加するように前記パターン発生手段(パ
ターン発生部4−7)によるパターン発生タイミングを
制御して、複数の原稿エリア中の上位原稿エリアの上端
から付加パターンのサイズが最大サイズパターンまたは
最小サイズパターンから規則的にサイズが変化するパタ
ーン列を原稿画像に付加するものである。
は、エリア設定手段(操作部4−10)により指定され
た複数の原稿エリア中の上位原稿エリア内の端部を基準
としてパターン列の最大サイズパターンまたは最小サイ
ズパターンから規則的にサイズが変化するパターンを各
原稿エリアに付加するように前記パターン発生手段(パ
ターン発生部4−7)によるパターン発生タイミングを
制御して、複数の原稿エリア中の上位原稿エリアの上端
から付加パターンのサイズが最大サイズパターンまたは
最小サイズパターンから規則的にサイズが変化するパタ
ーン列を原稿画像に付加するものである。
【0043】また、制御手段(画像処理部4−6)は、
エリア設定手段(操作部4−10)により指定された複
数の原稿エリア中の各原稿エリア内の端部を基準として
パターン列の最大サイズパターンまたは最小サイズパタ
ーンから規則的にサイズが変化するパターンを各原稿エ
リアに付加するように前記パターン発生手段(パターン
発生部4−7)によるパターン発生タイミングを制御し
て、各原稿エリアの上端から付加パターンのサイズが最
大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規則的
にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加するも
のである。
エリア設定手段(操作部4−10)により指定された複
数の原稿エリア中の各原稿エリア内の端部を基準として
パターン列の最大サイズパターンまたは最小サイズパタ
ーンから規則的にサイズが変化するパターンを各原稿エ
リアに付加するように前記パターン発生手段(パターン
発生部4−7)によるパターン発生タイミングを制御し
て、各原稿エリアの上端から付加パターンのサイズが最
大サイズパターンまたは最小サイズパターンから規則的
にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加するも
のである。
【0044】図5は、図4に示した操作部4−10の構
成を説明する図である。
成を説明する図である。
【0045】図において、6−1がデジタイザであり、
ペン6−3により領域を指定する。操作方法は原稿を原
稿基準6−4に合わせ、デジタイザ6−1上に載せ、該
原稿の上からペン6−3により領域のかどのポイントを
指定する。
ペン6−3により領域を指定する。操作方法は原稿を原
稿基準6−4に合わせ、デジタイザ6−1上に載せ、該
原稿の上からペン6−3により領域のかどのポイントを
指定する。
【0046】次に、操作指示スイッチ6−5からグラデ
ーション処理の選択を行い原稿を原稿台上に載せ、操作
指示スイッチ6−5から複写スタートを指示すると、エ
リア信号発生手段6−2から複写シーケンスに合わせ
て、領域信号およびパターンスタート信号を発生する。
ーション処理の選択を行い原稿を原稿台上に載せ、操作
指示スイッチ6−5から複写スタートを指示すると、エ
リア信号発生手段6−2から複写シーケンスに合わせ
て、領域信号およびパターンスタート信号を発生する。
【0047】また、図4,図5にはCPUを図示しなか
ったが、本システムはCPUにより管理されており、C
PUがタイミングを合わせて領域信号スタート信号を発
生するものである。
ったが、本システムはCPUにより管理されており、C
PUがタイミングを合わせて領域信号スタート信号を発
生するものである。
【0048】図6は本発明に係る画像処理装置から第1
のグラデーション処理出力状態を示す模式図である。な
お、図中において、PMINはグランデーションパター
ンの最小ポイントである。
のグラデーション処理出力状態を示す模式図である。な
お、図中において、PMINはグランデーションパター
ンの最小ポイントである。
【0049】この図に示すように、本実施例によれば、
文字「口」が2個書かれている原稿に対して短形領域7
−1内のみグランデーション処理を行った結果であり、
エリアの上辺位置(エリア境界内から欠けることなくパ
ターンが配置される位置)とグランデーションパターン
の最大ポイントPMAXとが一致しているので、期待し
ているグランデーション処理された画像を出力できる。 〔第2実施例〕図7は本発明に係る画像処理装置から第
2のグラデーション処理出力状態を示す模式図である。
文字「口」が2個書かれている原稿に対して短形領域7
−1内のみグランデーション処理を行った結果であり、
エリアの上辺位置(エリア境界内から欠けることなくパ
ターンが配置される位置)とグランデーションパターン
の最大ポイントPMAXとが一致しているので、期待し
ているグランデーション処理された画像を出力できる。 〔第2実施例〕図7は本発明に係る画像処理装置から第
2のグラデーション処理出力状態を示す模式図である。
【0050】以下、複数のエリア2−1,2−2が操作
部4−10より指定された場合に、任意の一方のエリア
の端を基準位置としてグラデーションパターンの最小あ
るいは最大ポイント(本実施例では最大ポイント)をあ
わせる例について説明する。図7に示す例は、原稿中に
文字「口」が3個付加されており、この原稿に対し、2
種類のエリア2−1,2−2をグラデーション処理エリ
アとして指定した場合である。
部4−10より指定された場合に、任意の一方のエリア
の端を基準位置としてグラデーションパターンの最小あ
るいは最大ポイント(本実施例では最大ポイント)をあ
わせる例について説明する。図7に示す例は、原稿中に
文字「口」が3個付加されており、この原稿に対し、2
種類のエリア2−1,2−2をグラデーション処理エリ
アとして指定した場合である。
【0051】本実施例ではエリア2−1の端を基準とし
てグラデーションパターンの最大サイズポイントを合せ
てあるが、これは同じ考え方でエリア2−2の端(展開
するパターンの展開方向に対して展開開始位置となる)
にポイントを合せることも同様である。
てグラデーションパターンの最大サイズポイントを合せ
てあるが、これは同じ考え方でエリア2−2の端(展開
するパターンの展開方向に対して展開開始位置となる)
にポイントを合せることも同様である。
【0052】すなわち、図7において、画像処理がAか
らB方向へ行われる場合には、図示していないCPUが
エリア2−2の端に最大ポイントが合うようにエリア2
−1が処理する前にスタート信号を発生し、エリア2−
1に対してもグランデーション処理を行うものとする。
らB方向へ行われる場合には、図示していないCPUが
エリア2−2の端に最大ポイントが合うようにエリア2
−1が処理する前にスタート信号を発生し、エリア2−
1に対してもグランデーション処理を行うものとする。
【0053】エリア2−2の端でスタート信号を発生す
ると、エリア2−1にはグラデーションが付加されなく
なってしまう。 〔第3実施例〕図8は本発明に係る画像処理装置から第
3のグラデーション処理出力状態を示す模式図である。
ると、エリア2−1にはグラデーションが付加されなく
なってしまう。 〔第3実施例〕図8は本発明に係る画像処理装置から第
3のグラデーション処理出力状態を示す模式図である。
【0054】この図に示すように、複数のエリアが指定
された場合に、複数のエリアの端(展開するパターンの
展開方向に対して展開開始位置となる)にグラデーショ
ンパターンの最小あるいは最大ポイント(本実施例では
最大ポイント)を合せる場合について説明する。
された場合に、複数のエリアの端(展開するパターンの
展開方向に対して展開開始位置となる)にグラデーショ
ンパターンの最小あるいは最大ポイント(本実施例では
最大ポイント)を合せる場合について説明する。
【0055】図8に示す例は、原稿中に文字「口」が3
個付加されており、この原稿に対し、2種類のエリア3
−1,3−2をグラデーション処理エリアとして操作部
4−10から指定した場合である。
個付加されており、この原稿に対し、2種類のエリア3
−1,3−2をグラデーション処理エリアとして操作部
4−10から指定した場合である。
【0056】図8ではエリア3−1,3−2ともに、端
がパターンの最大サイズポイントと一致していることが
わかる。
がパターンの最大サイズポイントと一致していることが
わかる。
【0057】具体的には、画像処理がAからBの方向へ
行われる時、スタート信号を図中の第1開始位置(a)
の時点でアクティブとし、第1終了位置(b)で非アク
ティブとする。この時点で、カウンタ4712,471
1上にクリアがかかり、第2開始位置(c)で再度アク
ティブとなると再度最大サイズからグラデーションが発
生する。次に、第2終了位置(d)でサイド非アクティ
ブとなる。
行われる時、スタート信号を図中の第1開始位置(a)
の時点でアクティブとし、第1終了位置(b)で非アク
ティブとする。この時点で、カウンタ4712,471
1上にクリアがかかり、第2開始位置(c)で再度アク
ティブとなると再度最大サイズからグラデーションが発
生する。次に、第2終了位置(d)でサイド非アクティ
ブとなる。
【0058】上記各実施例によれば、サイズの変化する
パターンのスタートポイントを任意に指定する手段を設
けたので、希望通りの画像強調を行える。
パターンのスタートポイントを任意に指定する手段を設
けたので、希望通りの画像強調を行える。
【0059】なお、上記実施例で、エリアまたは位置を
設定する手段として操作部4−10を使用する場合につ
いて説明したが、ディジタイザ等の座標入力装置から入
力してもいいし、読み込む原稿のマーカエリアを自動認
識してエリアまたは位置指定を自動化してもよい。ま
た、多重又は両面画像処理可能な画像処理装置において
は、エリアに施すパターンの再現色を自動的に切り換え
るように制御してもよい。
設定する手段として操作部4−10を使用する場合につ
いて説明したが、ディジタイザ等の座標入力装置から入
力してもいいし、読み込む原稿のマーカエリアを自動認
識してエリアまたは位置指定を自動化してもよい。ま
た、多重又は両面画像処理可能な画像処理装置において
は、エリアに施すパターンの再現色を自動的に切り換え
るように制御してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、パターン発生手段が発生するパターン
列の最大サイズパターンまたは最小サイズパターンを付
加する原稿位置を任意に設定する設定手段により指定さ
れた原稿位置を基準としてパターン列の最大サイズパタ
ーンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが変
化するパターンを付加するように制御手段がパターン発
生手段によるパターン発生タイミングを制御するので、
任意の原稿位置の付加パターンのサイズが最大サイズパ
ターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが
変化するパターン列を原稿画像に付加することができ
る。
の発明によれば、パターン発生手段が発生するパターン
列の最大サイズパターンまたは最小サイズパターンを付
加する原稿位置を任意に設定する設定手段により指定さ
れた原稿位置を基準としてパターン列の最大サイズパタ
ーンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが変
化するパターンを付加するように制御手段がパターン発
生手段によるパターン発生タイミングを制御するので、
任意の原稿位置の付加パターンのサイズが最大サイズパ
ターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが
変化するパターン列を原稿画像に付加することができ
る。
【0061】第2の発明によれば、パターン発生手段が
発生するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンを付加する任意の原稿エリアを設定するエ
リア設定手段により指定された原稿エリア内の端部を基
準としてパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンから規則的にサイズが変化するパターンを
付加するように制御手段がパターン発生手段によるパタ
ーン発生タイミングを制御するので、任意の原稿エリア
の上端から付加パターンのサイズが最大サイズパターン
または最小サイズパターンから規則的にサイズが変化す
るパターン列を原稿画像に付加することができる。
発生するパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンを付加する任意の原稿エリアを設定するエ
リア設定手段により指定された原稿エリア内の端部を基
準としてパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンから規則的にサイズが変化するパターンを
付加するように制御手段がパターン発生手段によるパタ
ーン発生タイミングを制御するので、任意の原稿エリア
の上端から付加パターンのサイズが最大サイズパターン
または最小サイズパターンから規則的にサイズが変化す
るパターン列を原稿画像に付加することができる。
【0062】第3の発明によれば、制御手段は、エリア
設定手段により指定された複数の原稿エリア中の上位原
稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイズ
パターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズ
が変化するパターンを各原稿エリアに付加するように前
記パターン発生手段によるパターン発生タイミングを制
御するので、複数の原稿エリア中の上位原稿エリアの上
端から付加パターンのサイズが最大サイズパターンまた
は最小サイズパターンから規則的にサイズが変化するパ
ターン列を原稿画像に付加することができる。
設定手段により指定された複数の原稿エリア中の上位原
稿エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイズ
パターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズ
が変化するパターンを各原稿エリアに付加するように前
記パターン発生手段によるパターン発生タイミングを制
御するので、複数の原稿エリア中の上位原稿エリアの上
端から付加パターンのサイズが最大サイズパターンまた
は最小サイズパターンから規則的にサイズが変化するパ
ターン列を原稿画像に付加することができる。
【0063】第4の発明によれば、制御手段は、エリア
設定手段により指定された複数の原稿エリア中の各原稿
エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイズパ
ターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが
変化するパターンを各原稿エリアに付加するように前記
パターン発生手段によるパターン発生タイミングを制御
するので、各原稿エリアの上端から付加パターンのサイ
ズが最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから
規則的にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加
することができる。
設定手段により指定された複数の原稿エリア中の各原稿
エリア内の端部を基準としてパターン列の最大サイズパ
ターンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが
変化するパターンを各原稿エリアに付加するように前記
パターン発生手段によるパターン発生タイミングを制御
するので、各原稿エリアの上端から付加パターンのサイ
ズが最大サイズパターンまたは最小サイズパターンから
規則的にサイズが変化するパターン列を原稿画像に付加
することができる。
【0064】従って、任意に指定されるエリアや位置を
基準として規則的に変化する視覚効果の大きい画像処理
を行えるという効果を奏する。
基準として規則的に変化する視覚効果の大きい画像処理
を行えるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す画像処理装置における
パターン発生部の構成を説明するブロック図である。
パターン発生部の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る画像処理装置におけるグランデー
ションパターンの一例を示す図である。
ションパターンの一例を示す図である。
【図3】図1に示した画像処理装置におけるグランデー
ションパターンの発生原理を説明する図である。
ションパターンの発生原理を説明する図である。
【図4】本発明の一実施例を示す画像処理装置の構成を
説明するブロック図である。
説明するブロック図である。
【図5】図4に示した操作部の構成を説明する図であ
る。
る。
【図6】本発明に係る画像処理装置から第1のグラデー
ション処理出力状態を示す模式図である。
ション処理出力状態を示す模式図である。
【図7】本発明に係る画像処理装置から第2のグラデー
ション処理出力状態を示す模式図である。
ション処理出力状態を示す模式図である。
【図8】本発明に係る画像処理装置から第3のグラデー
ション処理出力状態を示す模式図である。
ション処理出力状態を示す模式図である。
【図9】従来の画像処理装置におけるグラデーション処
理状態を示す図である。
理状態を示す図である。
4−6 画像処理部 4−7 パターン発生部 4−8 セレクタ 4−9 2値化処理部 4−10 操作部 4−11 セレクタ 4−12 D/A変換器 4−13 パルス幅変調部 4−14 レーザ
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿を読み取る画像読取り手段と、この
画像読取り手段から出力される画像データを処理して前
記原稿中の画像領域部と非画像領域部とを判定する判定
手段と、規則的にサイズが変化する所定のパターン列を
発生するパターン発生手段と、このパターン発生手段が
発生するパターン列を前記判定手段が判定した非画像領
域に付加して出力画像を生成する画像処理手段と、前記
パターン発生手段が発生するパターン列の最大サイズパ
ターンまたは最小サイズパターンを付加する原稿位置を
任意に設定する設定手段と、この設定手段により指定さ
れた原稿位置を基準としてパターン列の最大サイズパタ
ーンまたは最小サイズパターンから規則的にサイズが変
化するパターンを付加するように前記パターン発生手段
によるパターン発生タイミングを制御する制御手段とを
有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 原稿を読み取る画像読取り手段と、この
画像読取り手段から出力される画像データを処理して前
記原稿中の画像領域部と非画像領域部とを判定する判定
手段と、規則的にサイズが変化する所定のパターン列を
発生するパターン発生手段と、このパターン発生手段が
発生するパターン列を前記判定手段が判定した非画像領
域に付加して出力画像を生成する画像処理手段と、前記
パターン発生手段が発生するパターン列の最大サイズパ
ターンまたは最小サイズパターンを付加する任意の原稿
エリアを設定するエリア設定手段と、このエリア設定手
段により指定された原稿エリア内の端部を基準としてパ
ターン列の最大サイズパターンまたは最小サイズパター
ンから規則的にサイズが変化するパターンを付加するよ
うに前記パターン発生手段によるパターン発生タイミン
グを制御する制御手段とを有することを特徴とする画像
処理装置。 - 【請求項3】 制御手段は、エリア設定手段により指定
された複数の原稿エリア中の上位原稿エリア内の端部を
基準としてパターン列の最大サイズパターンまたは最小
サイズパターンから規則的にサイズが変化するパターン
を各原稿エリアに付加するように前記パターン発生手段
によるパターン発生タイミングを制御するように構成し
たことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 制御手段は、エリア設定手段により指定
された複数の原稿エリア中の各原稿エリア内の端部を基
準としてパターン列の最大サイズパターンまたは最小サ
イズパターンから規則的にサイズが変化するパターンを
各原稿エリアに付加するように前記パターン発生手段に
よるパターン発生タイミングを制御するように構成した
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32725993A JP3294696B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 画像処理装置 |
US08/361,189 US5757980A (en) | 1993-12-24 | 1994-12-21 | Pattern image adding apparatus for adding a pattern to an end of a designated area |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32725993A JP3294696B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184035A JPH07184035A (ja) | 1995-07-21 |
JP3294696B2 true JP3294696B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=18197122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32725993A Expired - Fee Related JP3294696B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 画像処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5757980A (ja) |
JP (1) | JP3294696B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6215914B1 (en) * | 1997-06-24 | 2001-04-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Picture processing apparatus |
US6081272A (en) * | 1997-09-30 | 2000-06-27 | Intel Corporation | Merging dummy structure representations for improved distribution of artifacts in a semiconductor layer |
WO1999040564A1 (fr) * | 1998-02-03 | 1999-08-12 | Seiko Epson Corporation | Dispositif d'affichage de projection, procede d'affichage de projection et dispositif d'affichage d'image |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2683008B2 (ja) * | 1988-02-16 | 1997-11-26 | 株式会社リコー | 矩形図形内部塗りつぶし方法 |
US5142273A (en) * | 1990-09-20 | 1992-08-25 | Ampex Corporation | System for generating color blended video signal |
DE4206840C2 (de) * | 1991-03-05 | 1997-05-22 | Ricoh Kk | Einrichtung zum Erzeugen eines zusammengesetzten Bildes |
US5303334A (en) * | 1992-03-05 | 1994-04-12 | Adobe Systems Incorporated | System for generating a rasterized graphic image |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32725993A patent/JP3294696B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-12-21 US US08/361,189 patent/US5757980A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07184035A (ja) | 1995-07-21 |
US5757980A (en) | 1998-05-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |