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JP3293121B2 - 懸垂式給油装置及び給油所 - Google Patents

懸垂式給油装置及び給油所

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Publication number
JP3293121B2
JP3293121B2 JP20099496A JP20099496A JP3293121B2 JP 3293121 B2 JP3293121 B2 JP 3293121B2 JP 20099496 A JP20099496 A JP 20099496A JP 20099496 A JP20099496 A JP 20099496A JP 3293121 B2 JP3293121 B2 JP 3293121B2
Authority
JP
Japan
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refueling
type
oil
fixed
vehicle
Prior art date
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JP20099496A
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健治 小林
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Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に燃料を
供給する懸垂式給油装置及びその懸垂式給油装置を配置
した給油所に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給油所に設置される給油装置に
は、懸垂式あるいは地上固定式が知られている。例え
ば、特開昭61−33995号公報には、ホース処理装
置をキャノピイに吊下支柱を介して取り付け、このホー
ス処理装置の内部に給油ホースをホースリールに巻き付
けたホース収納部を設け、ホース処理装置から給油ホー
スを吊り下げた懸垂式給油装置が開示されている。この
懸垂式給油装置では、給油所の敷地を有効に使用できか
つ自動車の給油口がいずれ側にあっても給油することが
できるものである。また、例えば、特開平7−1569
99号公報には、給油エリアを挟んで複数の給油機構を
設けた地上固定式給油装置が開示されている。この地上
固定式給油装置では、給油エリアに停車した自動車の給
油口に応じていずれ側からでも給油することができるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
懸垂式給油装置では、給油所の敷地を有効に使用できか
つ自動車の給油口がいずれ側にあっても給油できるが、
ホース処理装置が吊下支柱を介してキャノピイに取り付
けされているだけなので、自動車の運転手はどちらの方
向に向けて停車するか迷い走行方向が確定できないこと
があった。また、上記の地上固定式給油装置では、給油
エリアを挟んで給油機構が設けられているため、両端に
位置する給油機構の側面側に停車した自動車の給油口が
給油機構の反対側にある場合には給油が困難になる欠点
があり、そのためその部分の敷地を有効に使用できない
欠点があった。
【0004】そこで本発明は、自動車の走行方向を確定
でき、また地上固定式給油装置と併用することで敷地を
有効利用できる懸垂式給油装置及び給油所を提供するこ
とを目的とする。
【0005】上記目的を達成するために、本発明の給油
所は、キャノピイに取り付けられる細長い帯状の基板
と、該基板の一端部側に配置されたホース処理装置と、
前記基板の多端部側に配置された表示装置とを備えた
垂式給油装置は、敷地上の給油エリアを順次挟んで直列
状に配置した複数の地上固定式給油装置の両端に位置す
る給油装置の両側あるいは一方側に隣接した給油エリア
の上部に配置されていることを特徴とするものである。
地上固定式給油装置と懸垂式給油装置を併用すれば、自
動車の走行方向を確定できるとともに敷地を有効利用で
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
より具体的に説明する。図1は本発明実施形態の懸垂式
給油装置を説明する斜視図である。
【0007】同図において、本実施形態の懸垂式給油装
置1は、給油所の敷地11上部のキャノピイ13に設け
られた細長い帯状の基板2と、この基板2の一方の端部
側に配置されたホース処理装置3と、基板2の他方の端
部側に配置された表示装置4などとから構成されてい
る。
【0008】基板2は、細長い真直ぐな帯状に形成され
ており、給油エリア上部のキャノピイ13に入口側から
出口側に向かう自動車の走行方向に沿って設けられてい
る。ホース処理装置3は、基板2の幅よりやや狭い直方
体状の箱形に形成され、給油所の入口側に近い基板2の
一方の端部側に配置されている。このホース処理装置3
の内部には図示しないホース処理部が形成され、例え
ば、ホースリールが格納されており、そのホースリール
に巻き付けられて収納された3本の給油ホース5がホー
ス処理装置3の下部に形成されたスリット状の孔6から
吊り下げられている。この3本の給油ホース5の端部
は、それぞれ給油ノズル7が設けられ、その上流側は例
えば、ハイオクタン、レギュラー及び軽油を供給する給
油機構に接続されている。表示装置4は、給油所の出口
側に近い基板2の他方の端部側に配置されており、その
表示面がホース処理装置3下部の給油エリア側から見え
るように基板2に対して約45度傾斜して取り付けられ
ている。この表示装置4は、その上部側が給油中の油の
種類を表示するためのランプなどを有する油種表示器8
が設けられ、その下部側には給油量を表示する給油量表
示器9が設けられている。なお、給油ノズル7の近くに
は、ホースの昇降用のスイッチボックス等が設けられて
いる。
【0009】上記構成の懸垂式給油装置1では、給油所
の敷地11上部のキャノピイ13に細長い真直ぐな帯状
の基板2が取り付けられ、その基板2の一方の端部側に
ホース処理装置3が配置され、その基板2の他方の端部
側に表示装置4が配置されているため、運転手は自動車
の走行方向を基板2の長手方向に沿った方向に向け表示
装置4が見えるホース処理装置3下部の給油エリアに停
車することが容易に判断できる。
【0010】図2は本発明実施形態の懸垂式給油装置と
固定式給油装置を併用した給油所の斜視図、図3は本発
明実施形態の懸垂式給油装置と固定式給油装置の配置を
説明する平面図、図4は本発明実施形態の懸垂式給油装
置と併用される地上固定式給油装置を説明する斜視図で
ある。
【0011】これらの図において、本実施形態の給油所
10は、その敷地11の道路と反対側の位置に事務所1
2が設けられ、敷地11の上部にはキャノピイ13が設
けられ、この事務所12と道路との間の敷地11上に
は、例えば、第1〜第3の地上固定式給油装置14,1
5,16が所定の給油エリアを順次挟んで直列状に配置
され、それぞれの第1〜第3の地上固定式給油装置1
4,15,16に対応した前方(出口側)には、第1〜
第3の表示ユニット17,18,19が配置され、かつ
両端に位置する第2及び第3の地上固定式給油装置1
5,16の両側に隣接する給油エリア上部のキャノピイ
13には、上記の懸垂式給油装置1,1が配置されてい
る。
【0012】第1〜第3の地上固定式給油装置14,1
5,16は、それぞれ外観がほぼ同じ直方体状に形成さ
れた本体を有しており、中央に位置する第1の地上固定
式給油装置14の両側にそれぞれ給油エリアA及びBを
挟んでそれぞれ第2及び第3の地上固定式給油装置1
5,16が配置されている。これら第1〜第3の地上固
定式給油装置14,15,16の間隔は、その間に自動
車が給油のために停車できる、例えば、3メートル程度
である。第1の地上固定式給油装置14は、図4に示す
ように、その本体内に3種類の油、例えば、ハイオクタ
ン、レギュラー及び軽油を供給する図示しないモータ、
給油ポンプ、流量計等の給油機構が収納され、給油ポン
プで供給される油は本体の上部側のホース取り出し口1
4aに接続された給油ホース14bを通って給油ノズル
14cに送られるようになっている。給油ホース14b
は、油の種類に対応して2本ずつ合計6本設けられ、給
油ノズル14cは本体の給油エリアA及びB側に面した
側面に設けられたノズル掛け14dに掛けられるように
なっている。すなわち、第1の地上固定式給油装置14
では、給油エリアAあるいはBのいずれかに停車した自
動車に対し3種類の油のいずれでも供給できるようにな
っている。第2の地上固定式給油装置15は、第1の地
上固定式給油装置14の給油機構で供給される油が給油
エリアAの地下を通る図示しない配管を通って供給さ
れ、その本体の上部側のホース取り出し口15aに接続
された給油ホース15bを通って給油ノズル15cに送
られるようになっている。給油ホース15bは、油の種
類に対応して1本づつ合計3本設けられ、給油ノズル1
5cは本体の給油エリアA側に面した側面に設けられた
ノズル掛け15dに掛けられるようになっている。第3
の地上固定式給油装置16は、同様に第1の地上固定式
給油装置14の給油機構で供給される油が給油エリアB
の地下を通る図示しない配管を通って供給され、給油ホ
ース16bは、油の種類に対応して1本づつ合計3本設
けられ、その本体の給油エリアB側に面した側面に設け
られたノズル掛けに掛けられるようになっている。な
お、第1〜第3の地上固定式給油装置14,15,16
の手前の入口側には、それぞれアイランド22,23,
24が配置されている。
【0013】第1の表示ユニット17は、上部側にそれ
ぞれ給油エリアA及びB側に表示面を向けた表示器2
5,26が設けられ、それぞれ対応する給油エリアA及
びB側で供給される給油量を表示するようになってい
る。第2の表示ユニット18は、上部側に給油エリアA
側に表示面を向けた表示器27が設けられ、対応する給
油エリアA側で供給される給油量を表示するようになっ
ている。第3の表示ユニット19は、上部側に給油エリ
アB側に表示面を向けた表示器28が設けられ、対応す
る給油エリアB側で供給される給油量を表示するように
なっている。
【0014】懸垂式給油装置1の一方は、第2の地上固
定式給油装置15に隣接する道路側の給油エリアCの上
部に基板2の長手方向を入口側から出口側に向けて配置
され、他方の懸垂式給油装置1は、第3の地上固定式給
油装置16に隣接する事務所12側の給油エリアDの上
部に基板2の長手方向を入口側から出口側に向けて配置
されている。
【0015】敷地11には、道路側に自動車の入口と出
口の表示が示され、かつ入口からそれぞれの給油エリア
A,B,C,Dへ自動車を誘導するための矢印29と、
給油エリアA,B,C,Dから出口へ自動車を誘導する
ための矢印30が表示されている。
【0016】上記構成の給油所10では、まず、給油の
ために入口から敷地11内に入った自動車は、矢印29
に沿って移動し給油エリアA,B,C,Dのいずれかに
停車する。例えば、自動車が給油エリアAに停車した場
合に、その自動車の給油口が第1の地上固定式給油装置
14側にあるときには、油の種類に応じて第1の地上固
定式給油装置14の給油ホース14bにより給油し、そ
の自動車の給油口が第2の地上固定式給油装置15側に
あるときには、油の種類に応じて第2の地上固定式給油
装置15の給油ホース15bにより給油する。そして表
示ユニット17の表示器25及び表示ユニット18の表
示器27に給油量が表示される。自動車が給油エリアB
に停車した場合には、上記説明と同様に、自動車の給油
口に応じて第1あるいは第3の地上固定式給油装置1
4,16のいずれかの給油ホースにより給油し、給油量
は対応する表示ユニット17,19の表示器26,28
に表示される。次に、例えば、自動車が給油エリアCに
停車した場合には、懸垂式給油装置1の油の種類に対応
した給油ホース5により給油する。この懸垂式給油装置
1では、自動車の給油口がいずれ側にあっても給油が容
易にでき、給油中の油の種類は表示装置4の油種表示器
8のランプの点灯位置で確認でき、かつ給油量は給油量
表示器9に表示される。自動車が給油エリアDに停車し
た場合には、上記説明と同様に、懸垂式給油装置1の油
の種類に対応した給油ホース5により給油し、給油中の
油の種類は対応する表示装置4の油種表示器8のランプ
の点灯位置で確認でき、かつ給油量は給油量表示器9に
表示される。いずれの給油エリアで給油した場合でも、
給油終了後は矢印30に沿って自動車を移動し、出口か
ら出ることができる。
【0017】上記構成の給油所10では、給油エリア
A,Bを挟んで第1〜第3の地上固定式給油装置14,
15,16が配置され、その両端に位置する第2及び第
3の地上固定式給油装置15,16に隣接した給油エリ
アC,Dの上部に懸垂式給油装置1,1を配置したこと
で、地上固定式給油装置14,15,16で挟まれた給
油エリアA,Bに自動車の走行方向を適切に向けて移動
でき、かつ給油エリアC,D上部のキャノピイ13に配
置された懸垂式給油装置1,1の基板2,2が細長い帯
状でその長手方向が入口側から出口側に向かう走行方向
に沿って設けられているため、自動車の走行方向を適切
に向けて移動できる。第1〜第3の地上固定式給油装置
14,15,16に挟まれる給油エリアAあるいはBに
停車した場合には、自動車の給油口がどちら側にあって
もいずれの油でも給油でき、かつその給油量の表示も使
用した給油ホースに対応する表示ユニット17,18,
19の給油エリアに向いた表示器25,27又は26,
28のいずれかに表示され、給油エリアC,Dに停車し
た場合には、給油口がどちら側にあっても懸垂式給油装
置1,1により簡単に給油でき、その油の種類は油種表
示器8のランプの点灯位置により確認でき、給油量は給
油量表示器9に表示される。したがって、給油所が地上
固定式給油装置だけでは、両端に位置する地上固定式給
油装置の両側に停車して自動車の給油口が反対側のとき
には給油が困難なことがあったが、その給油エリアの上
部に懸垂式給油装置1,1を設けることで、給油が容易
になり敷地を有効利用することができる。
【0018】なお、上記の実施形態では、懸垂式給油装
置1の基板2の長手方向を入口側から出口側に向けてキ
ャノピイ13に取り付けた例を説明したが、少なくとも
自動車の走行方向が確定される方向に取り付けられてい
ればよく、実施形態の給油所10の配置に限定されな
い。また、敷地11上に第1〜第3の地上固定式給油装
置14,15,16を配置した例を説明したが、少なく
とも給油エリアを順次挟んで複数の地上固定式給油装置
が直列状に配置され、その両端に位置する地上固定式給
油装置に隣接した両側あるいはいずれか一方側の給油エ
リアの上部に懸垂式給油装置が配置されていればよい。
また、油の種類や給油装置の構造等は任意にできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の懸垂式給油
装置では、給油所の敷地上部のキャノピイに細長い帯状
の基板が取り付けられ、その基板の一方の端部側にホー
ス処理装置が配置され、その基板の他方の端部側に表示
装置が配置されているため、運転手は自動車を基板の長
手方向に沿った走行方向に向け表示装置が見えるホース
処理装置下部の給油エリアに停車することが容易に判断
できる。また、この懸垂式給油装置と固定式給油装置と
を併用すれば、自動車の走行方向を確定でき給油所の敷
地を有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の懸垂式給油装置を説明する斜
視図である。
【図2】本発明実施形態の懸垂式給油装置と固定式給油
装置を併用した給油所の斜視図である。
【図3】本発明実施形態の懸垂式給油装置と固定式給油
装置の配置を説明する平面図である。
【図4】本発明実施形態の懸垂式給油装置と併用される
地上固定式給油装置を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 懸垂式給油装置 2 基板 3 ホース処理装置 4 表示装置 5 給油ホース 6 孔 7 給油ノズル 8 油種表示器 9 給油量表示器 10 給油所 11 敷地 12 事務所 13 キャノピイ 14,15,16 地上固定式給油装置 17,18,19 表示ユニット 22,23,24 アイランド 25,26,27,28 表示器 29,30 矢印

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャノピイに取り付けられる細長い帯状
    の基板と、該基板の一端部側に配置されたホース処理装
    置と、前記基板の多端部側に配置された表示装置とを備
    えた懸垂式給油装置は、敷地上の給油エリアを順次挟ん
    で直列状に配置した複数の地上固定式給油装置の両端に
    位置する給油装置の両側あるいは一方側に隣接した給油
    エリアの上部に配置されていることを特徴とする給油
    所。
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