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JP3273080B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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Publication number
JP3273080B2
JP3273080B2 JP16198393A JP16198393A JP3273080B2 JP 3273080 B2 JP3273080 B2 JP 3273080B2 JP 16198393 A JP16198393 A JP 16198393A JP 16198393 A JP16198393 A JP 16198393A JP 3273080 B2 JP3273080 B2 JP 3273080B2
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photoelectric conversion
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隆志 森本
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Sharp Corp
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Publication date
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラ等に用
いられる固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の固体撮像装置は、大きく分類し
て、MOS(メタル・オキサイド・セミコンダクタ)型
とCCD(チャージ・カップルド・デバイス)型の2種
類がある。MOS型は固定パターンノイズが多いため、
CCD型が主流である。このCCD型の固体撮像装置
は、小型化が容易なため、インターライン方式が多く用
いられている。
【0003】図14はインターライン方式のCCD型固
体撮像装置の断面構造を示している。このインターライ
ン方式のCCD型固体撮像装置は、N型シリコン基板1
01の上側に設けられたP-ウエル102と、このP-
エル102に、互いに所定の間隔を開けて設けられた光
電変換部であるフォトダイオード103,103,…と、
隣接するフォトダイオード103,103の間のP-ウエ
ル102に設けられた垂直転送部104と、この垂直転
送部104とフォトダイオード103とを分離するよう
に設けられたP+画素分離領域105とを備え、上記N
型シリコン基板101上に設けられた絶縁膜106と、
上記垂直転送部104を覆うゲート電極107と、この
ゲート電極107を覆う断面コの字形状の遮光メタル1
08と、上記遮光メタル108上に設けられた遮光メタ
ル109と、上記絶縁膜106と遮光メタル108,1
09とを覆う透明樹脂110と、上記透明樹脂110中
のフォトダイオード103の上方に配置された色フィル
ター111と、上記透明樹脂110上に色フィルター1
11に対応するように配置されたマイクロレンズ112
とを備えている。なお、上記ゲート電極107には、垂
直転送パルスφVを入力する。また、上記フォトダイオ
ード103で発生する過剰な電荷を引き抜くため、上記
N型シリコン基板101に正電位VOFDを印加する縦型
のオーバーフロードレインを設けて、ブルーミングを防
止している。
【0004】上記インターライン方式のCCD型固体撮
像装置では、光電変換を行う1列のフォトダイオード1
03に対応して1列の垂直転送部104を有する構成に
なっている。そして、入射光がマイクロレンズ112と
色フィルター111を通ってフォトダイオード103に
結像すると、入射光の強度に応じてフォトダイオード1
03に電荷が誘起されて、蓄積される。
【0005】そして、図15(a)〜(c)の模式図に示すよ
うに、通常のTV信号に対応したフォーマットのとき、
図15(a)に示すように、碁盤の目状に配列されたフォ
トダイオード103に蓄積された電荷(黒丸で示す)を
1/60秒に1回、フォトダイオード103と平行に設
けられた垂直転送部104に転送する。この垂直転送部
104の電荷は1/fH周期(fH:水平同期周波数)
で、逐次、水平転送部122に転送する。実際は、TV
信号がインターレース走査方式になっているため、フォ
トダイオード103の奇数行の電荷と偶数行の電荷を合
わせた後(2ライン同時読み出し後)、図15(b)に示す
ように、水平転送部122に転送する。そして、図15
(c)に示すように、水平転送部122に転送された電荷
は、1H(1/fH)周期で出力部(図示せず)へ転送
する。このとき、1画素の電荷の読み出しは1/606
H周期で行う。なお、上記インターライン方式のCC
D型固体撮像装置では、各画素の信号蓄積期間を1フィ
ールド期間(1/60秒)にするフィールド蓄積を行って
いるが、他に1フレーム期間(1/30秒)にするフレー
ム蓄積がある。
【0006】このときの転送駆動パルスの構成につい
て、以下に説明する。
【0007】図16は上記インターライン方式のCCD
型固体撮像装置の(n,1)画素の近傍の拡大平面図を示し
ており、1列のフォトダイオード103に対応する垂直
転送部104の一端側には、水平転送部127を設けて
いる。そして、上記垂直転送部104と水平転送部12
7との間にはトランスファゲート信号TG1が入力され
る電極128を形成している。上記フォトダイオード1
03の行間の領域に水平転送部127と平行に延びる四
つの電極が形成され、この四つの電極に水平転送部12
7側から順に垂直駆動パルスφV2,φV1,φV4,φV3
が印加される。また、上記垂直転送部104の延長線上
の水平転送部127には、水平駆動パルスH1が入力さ
れる電極を形成し、この電極の右隣に水平駆動パルスH
1が入力されるもう一つの電極を形成している。さら
に、その電極の右隣に順に水平駆動パルスH2が入力さ
れる二つの電極を形成している。つまり、上記水平駆動
パルスH1が入力される二つの電極と水平駆動パルスH2
が入力される二つの電極とを水平転送部127上に交互
に配列している。そして、上記垂直駆動パルスφV2
1,φV4,φV3により垂直転送部104の電荷を水平
転送部127に垂直転送して、水平転送部127に転送
された電荷を水平駆動パルスH1,H2により水平転送し
て、出力部(図示せず)に出力している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記インタ
ーライン方式のCCD型固体撮像装置では、高速電子シ
ャッターモード時に上記フォトダイオード103の信号
電荷が小さくなり、スミア電荷の割合が大きくなって、
スミアが増加する。また、高温度時にフォトダイオード
103の暗電流が増加したり、低転送レート時に上記垂
直転送部104の電荷蓄積時間が長くなって、暗電流が
増加したりして、S/N(信号対雑音比)が悪化する。
また、上記垂直転送部104に一つの画像しか記憶する
ことができず、高速連続の撮像ができないという問題が
ある。さらに、フレーム蓄積でインターレース走査方式
の場合、上記フォトダイオード103の奇数行と偶数行
の電荷の情報を加算するため、高速で移動する物体を撮
像すると解像度が劣化するという問題がある。
【0009】そこで、この発明の目的は、高速電子シャ
ッターモード時でもスミア特性がよく、高温時や低転送
レート時にS/Nが劣化しないとともに、高速連続撮像
ができる固体撮像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の固体撮像装置は、それぞれが複数の光電
変換素子から成る複数列の光電変換素子列と、上記各光
電変換素子列の両側に、それぞれ1列ずつ設けられ、そ
れぞれ、対応する光電変換素子列の全光電変換素子と読
み出しゲート部を介して結合する複数組の垂直転送部
と、上記各光電変換素子列の両側に、それぞれ設けられ
る上記各読み出しゲート部を、それぞれ、独立に制御し
て、上記各光電変換素子列の電荷を、該光電変換素子列
の両側の1対の上記垂直転送部に転送させる転送制御手
段と、上記複数組の垂直転送部より順次出力される電荷
を、順次水平方向に転送する水平転送部とを備えたこと
を特徴としている。更に、上記各光電変換素子列から、
その両側の一対の垂直転送部への電荷転送タイミング
を、一方の側と他方の側とで、それぞれ、異ならせるこ
とによって、一方の垂直転送部には、信号電荷およびノ
イズ電荷を含む第1電荷が転送され、他方の垂直転送部
には、ノイズ電荷から成る第2電荷が転送されるよう
に、電荷転送タイミングを制御することを特徴としてい
る。
【0011】
【0012】また、請求項の固体撮像装置は、請求項
1に記載の固体撮像装置において、上記水平転送部が、
上記複数組の垂直転送部より順次出力される上記第1電
荷と第2電荷とを、それぞれ独立に転送する構成である
ことを特徴としている。
【0013】また、請求項の固体撮像装置は、請求項
2の固体撮像装置において、上記水平転送部が、上記一
方の垂直転送部より出力される第1電荷を転送する第1
水平転送部と、上記他方の垂直転送部より出力される第
2電荷を転送する第2水平転送部との2列構成であるこ
とを特徴としている。
【0014】また、請求項の固体撮像装置は、それぞ
れが複数の光電変換素子から成る複数列の光電変換素子
列と、上記各光電変換素子列の両側に、それぞれ複数列
ずつ設けられ、第1列の垂直転送部は、それぞれ、対応
する光電変換素子列の全光電変換素子と読み出しゲート
部を介して結合するとともに、第2列以降の垂直転送部
は、それぞれ、隣接垂直転送部と、転送ゲート部を介し
て結合する複数組の垂直転送部と、上記読み出しゲート
部および転送ゲート部を制御して、各光電変換素子列か
ら順次出力される電荷を、それぞれ、該光電変換素子列
の両側の複数列の垂直転送部のそれぞれに転送させる転
送制御手段と、上記複数組の垂直転送部のうちの選択さ
れた垂直転送部より順次出力される電荷のみを、順次水
平方向に転送する水平転送部とを備えたことを特徴とし
ている。更に、上記各光電変換素子列から、その両側の
一対の垂直転送部への電荷転送タイミングを、一方の側
と他方の側とで、それぞれ、異ならせることによって、
一方の垂直転送部には、信号電荷およびノイズ電荷を含
む第1電荷が転送され、他方の垂直転送部には、ノイズ
電荷から成る第2電荷が転送されるように、電荷転送タ
イミングを制御することを特徴としている。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【実施例】以下、この発明の固体撮像装置を実施例によ
り詳細に説明する。
【0043】(第1実施例) 図1はこの発明の第1実施例の固体撮像装置の断面図を
示している。この構造では、N型シリコン基板1上にP
-ウエル2が設けられ、光電変換部であるフォトダイオ
ード3と、垂直転送部4a(以下、Aレジスタという)
と垂直転送部4b(以下、Bレジスタという)と各画素
を分離するP+画素分離領域5と絶縁膜6とゲート電極
7と遮光メタル8,9と色フィルター10とマイクロレ
ンズ11より主に構成され、ブルーミング防止のため、
フォトダイオード3で発生する過剰な電荷を引き抜くた
め基板に正電位VOFDを印加する縦型のオーバーフロー
ドレインを設けている。この発明では、光電変換素子と
して1列のフォトダイオード3,…を使用し、上記フォ
トダイオード3,…で発生した電荷を転送すべき垂直転
送部としてAレジスタとBレジスタの2個の電荷転送部
がある構成になっている。また、垂直転送部の垂直転送
パルス(この実施例ではトランスファパルスも兼ねる)
はφVAVBの2系統あり、それぞれ、AレジスタとB
レジスタの転送手段としてのゲート電極7に印加されて
いる。なお、垂直転送パルスは2〜4相が望ましい。上
記構造では色フィルターは、一般に、カラー画像を得た
いときに使用されるため、白黒画像を得たいときには無
くてよい。
【0044】まず、フレーム蓄積、インターレース走査
方式(2ライン同時読み出し)の動作状態について説明
する。
【0045】1フレーム(2フィールド)に1回、光電
変換部に入射した光の強度に応じて誘起、蓄積された電
荷を垂直転送部に読み込む。奇数行をAレジスタ、偶数
行をBレジスタに、同時に転送し、奇数フィールド目に
Aレジスタの情報を読出し、偶数フィールド目にBレジ
スタの情報を読出す。その結果、高速で移動する物体を
撮像しても、ブレのない高解像の画像が得られる。
【0046】次ぎに、上記構造を有する固体撮像装置に
おいて、フィールド蓄積の場合の高速電子シャッターモ
ード時のこの発明の実施例について説明する。通常、電
子シャッターモード時のシャッター時間は1/1500
0秒程度であり、電荷読み込みパルス幅は2μ秒程度で
ある。
【0047】垂直ブランキング期間に、Aレジスタにフ
ォトダイオードで発生した電荷を読み込み、読み込みが
完了した時点で、Bレジスタにフォトダイオードで発生
した電荷を読み込み、AレジスタとBレジスタを同期し
て、垂直転送し、逐次、水平転送部に転送する。各レジ
スタ(Aレジスタ、Bレジスタ)から水平転送部に転送
するときの電荷は、各レジスタに読み込んだ電荷とスミ
ア電荷と垂直転送部暗電流より構成されている。したが
って、AレジスタとBレジスタの同一行間で引き算する
と、スミアをキャンセルした各画素の情報を得ることが
できる。その結果、高速電子シャッターモード時に、ス
ミアの殆ど無い良好な像が得られ、スミアは約40dB
改善される。なお、この実施例では、フィールド蓄積、
2ライン同時読み出しの場合であるが、高速電子シャッ
ターモード時に全画素同時読み出し、ノンインターレー
ス走査方式の対応も可能である。
【0048】また、上記高速電子シャッターモード時の
Bレジスタのオプティカルブラック部の情報は、スミア
のほとんどない暗電流のみの情報であるので、オプティ
カルブラック部のAレジスタとBレジスタの同一行間で
引き算することにより、有効画素の暗電流をキャンセル
することができる。その結果、暗電流が問題となる高温
動作において特に有効である。
【0049】以下に、上記構成を有する固体撮像装置に
おいて、斜めスポット光がオプティカルブラック部に入
射した場合のこの発明の実施例について説明する。
【0050】オプティカルブラック部にオプティカルブ
ラック部用垂直転送部としてのダミーのAレジスタとB
レジスタを配置し、オプティカルブラック部用転送手段
としてのゲート電極により転送されたAレジスタとBレ
ジスタの電荷の大小を比較し、奇数フィールド目から、
電荷量小と判定された側のレジスタの電荷を水平転送部
から読み出すことにより、斜めスポット光の影響の少な
い画像を1/20秒周期で得ることができる。1/20
秒とは、通常のTV信号の1フィールドは1/60秒で
あるので、第3フィールドの読出信号が完了するまでの
3フィールドの時間である。
【0051】(第2実施例) 図2はこの発明の第2実施例の固体撮像装置の平面図で
あり、垂直転送部が2系統で水平転送部が1線式の構成
をしている。21は碁盤の目状に配列された光電変換素
子としての複数のフォトダイオード、22は上記複数の
フォトダイオード21の1列毎に平行にその片側に設け
られた垂直転送部(以下、Aレジスタという)、23は
上記フォトダイオード21の1列に対してAレジスタと
線対称に夫々設けられた垂直転送部(以下、Bレジスタ
という)、24は上記AレジスタとBレジスタとの一端
側に接続された水平転送部である。上記水平転送部24
の両端には電荷転送領域であるダミービット26を設け
ている。そして、上記水平転送部24は、水平方向の画
素数とダミービット数を合わせた数の2倍の電荷転送領
域を有している。上記Aレジスタ,Bレジスタおよびフ
ォトダイオード21の領域の両側に、AレジスタやBレ
ジスタに平行で一端側が水平転送部24に接続されたオ
プティカルブラック部25を設けている。なお、上記複
数のフォトダイオード21は、(1,1)から(512,
492)の配列すなわち512列492行の構成になっ
ている。
【0052】上記構成の固体撮像装置において、信号蓄
積期間が1フィールド期間(1/60秒)のフレーム蓄
積でインターレース走査方式の場合、上記フォトダイオ
ード21の奇数行の電荷をAレジスタに読み込み、フォ
トダイオード21の偶数行の電荷をBレジスタに読み込
む。そして、TV信号の奇数フィールドでは、Aレジス
タの電荷のみを水平転送部24に垂直転送する。この水
平転送部24では、1H周期で出力部(図示せず)へ転
送が完了する。通常、上記水平転送部24の1画素の読
み出しは、1/606fH(fHは水平同期周波数)周期
にて行うが、この場合、水平転送部24が水平方向の画
素数の2倍の電荷転送領域を有しているので、1/12
12fH周期で1画素の読み出しをする。一方、TV信
号の偶数フィールドでは、Bレジスタの電荷のみを水平
転送部24に垂直転送する。以下、奇数フィールドのと
きと同様に1H周期で出力部へ転送が完了する。このよ
うに、垂直転送部が2系統で水平転送部が1線式の固体
撮像装置では、AレジスタとBレジスタの電荷は1つの
水平転送部24を介して出力される。したがって、上記
フォトダイオード21の奇数行と偶数行の電荷情報を加
算しないので、高速で移動する物体を撮像しても、ブレ
のない高解像の画像が得ることができる。
【0053】また、上記構成の固体撮像装置において、
画素の信号蓄積がフィールド蓄積で高速電子シャッター
モードの場合、上記AレジスタとBレジスタを用いたノ
イズ電荷のキャンセル方法について、以下に説明する。
【0054】図3は上記フォトダイオード21の電荷を
AレジスタとBレジスタに読み込むタイミングを示して
いる。まず、上記フォトダイオード21に蓄積された電
荷は、1H周期でオーバーフロードレインに引き抜かれ
る。例えば、電子シャッター約1/15000秒のとき
の1H周期は、 1H=1/fH=1/15.734KHz である。上記AレジスタとBレジスタには、1/60秒
に1回、フォトダイオード21から電荷を読み込む。上
記Aレジスタには、オーバーフロードレインに電荷が引
き抜かれる直前に読み出すので、EI×1/15000
(EI:一つのフォトダイオード21に1秒間に蓄積され
る電荷量)の信号電荷を読み込む。そしてオーバーフロ
ードレインで電荷が引き抜かれ、約2μs後にフォトダ
イオード21からBレジスタに電荷を読み込む。このB
レジスタに読み込まれる信号電荷は、蓄積期間が約2μ
sなのでEI×1/500000となる。また、上記Aレ
ジスタとBレジスタには、スミア電荷とAレジスタ,B
レジスタの暗電流による電荷が夫々の信号電荷に加算さ
れる。このスミア電荷とAレジスタ,Bレジスタの暗電
流による電荷は、一点鎖線Esで示している。なお、こ
のスミア電荷とAレジスタ,Bレジスタの暗電流による
電荷は単純化のために直線で示しているが、垂直転送部
であるAレジスタとBレジスタが転送中に受ける光量に
依存し、Aレジスタ,Bレジスタのスポット光の所で急
激に増加する。しかしながら、上記スミア電荷とAレジ
スタ,Bレジスタの暗電流による電荷は時間に依存し、
上記AレジスタとBレジスタを1列のフォトダイオード
21に対して線対称に配置しているので、Aレジスタと
Bレジスタの電荷を同時に水平転送部の別々の位置に転
送すれば、信号電荷とノイズ電荷との和の電荷とノイズ
電荷とに分離して出力できる。すなわち、上記フォトダ
イオード21からAレジスタとBレジスタへ電荷を転送
した後、AレジスタとBレジスタを同期して垂直転送し
て、水平転送部24に転送する。この水平転送部24に
転送された電荷は、ダミービット,オプティカルブラッ
ク部,A1,B1,A2,B2,…の順に水平転送部24から出
力する。なお、上記A1,A2,…は各Aレジスタから垂直
転送された信号電荷とノイズ電荷であり、B1,B2,…は
各Bレジスタから垂直転送されたノイズ電荷である。こ
れら両方のノイズ電荷が略等しいので、水平転送部から
分離して出力した後、信号電荷とノイズ電荷との和の電
荷からノイズ電荷を減算することで、ノイズ電荷をキャ
ンセルすることができる。なお、上記Bレジスタには、
このノイズ電荷以外に約EI×1/500000の信号
電荷が含まれるが、この信号電荷をキャンセルしても本
来の信号電荷の絶対値に影響はほとんどない。
【0055】このように、上記AレジスタとBレジスタ
を用いて、ノイズ電荷を除去することができるから、ス
ミア特性がよく、かつ暗時ノイズを低減したS/Nのよ
い固体撮像装置を実現することができる。
【0056】なお、上述のノイズ電荷のキャンセルする
方法の他に、オプティカルブラック部やダミー部を利用
して、ノイズ電荷をキャンセルする場合、フォトダイオ
ード21の暗電流の補正が可能となり、高温動作時に暗
時ノイズが増加しても、この暗時ノイズを除去できるの
でS/Nのよい固体撮像装置が実現できる。
【0057】また、低転送レートの撮像において、Aレ
ジスタとBレジスタとの電荷蓄積時間が長くなって、そ
のAレジスタとBレジスタの暗電流による電荷が増加し
ても、上述のとおり、暗電流による電荷を含むノイズ電
荷をキャンセルすることができる。したがって、低転送
レートの撮像においても、S/Nの悪化を防止できる。
【0058】(第3実施例) 図4はこの発明の第3実施例の固体撮像装置の平面図で
あり、垂直転送部が2系統で水平転送部が2線式の構成
を示している。
【0059】この固体撮像装置は、上記第2実施例の固
体撮像装置の構成にもう一つの水平転送部を設けたもの
で、同一構成部には同一参照番号を付している。上記水
平転送部24に平行で、かつ水平転送部24に対して垂
直転送部22,23と反対側に水平転送部27を設けて
いる。この水平転送部27の両端にはダミービット28
を設けている。
【0060】上記固体撮像装置において、画素の信号蓄
積がフレーム蓄積でTV信号がインターレース走査方式
であるとき、まず、フォトダイオード21の奇数行の電
荷をAレジスタに読み込み、フォトダイオード21の偶
数行の電荷をBレジスタに読み込む。そして、TV信号
の奇数フィールドでは、Aレジスタの情報のみを水平転
送部24に転送し、水平転送部24,27では、1フレ
ーム周期で出力部(図示せず)へ転送が完了する。上記
水平転送部24,27での1画素の読み出しは、1/60
6fH周期で行い、転送クロックは606fHレベルにす
る。一方、TV信号の偶数フィールドでは、Bレジスタ
の情報のみを水平転送部27に転送し、以下奇数フィー
ルドのときと同様に1フレーム周期で出力部へ転送が完
了する。このように、上記垂直転送部が2系統で水平転
送部が2線式の固体撮像装置では、Aレジスタの電荷は
水平転送部24を介して出力し、Bレジスタの電荷は水
平転送部27を介して出力する。
【0061】また、画素の信号蓄積がフィールド蓄積で
高速電子シャッターモードの場合、上記フォトダイオー
ド21からAレジスタとBレジスタへ電荷を転送した
後、AレジスタとBレジスタを同期して垂直転送して、
Aレジスタからの電荷は水平転送部24に転送する一
方、Bレジスタの電荷は水平転送部27に転送する。そ
して、上記水平転送部24に転送された電荷は、ダミー
ビット,オプティカルブラック部,A1,A2,…の順に水平
転送して出力する。一方、上記水平転送部27に転送さ
れた電荷は、ダミービット,オプティカルブラック部,B
1,B2,…の順に水平転送して出力する。なお、上記水平
転送部24と水平転送部7とは同期して出力する。ま
た、上記A1,A2,…は各Aレジスタから垂直転送された
電荷であり、B1,B2,…は各Bレジスタから垂直転送さ
れた電荷である。
【0062】以下に、上記AレジスタとBレジスタから
水平転送部24,27への電荷の転送方法と、Aレジス
タの電荷とBレジスタの電荷を同期して水平転送する方
法について説明する。
【0063】図5はn列目の上記フォトダイオード21
に対応するAnレジスタ,Bnレジスタと水平転送部24,
27の要部平面図を示しており、AnレジスタとBnレジ
スタと水平転送部24との間の領域上には、水平転送部
24と平行に延び、トランスファゲート信号TG1が入
力される電極31を設けている。また、上記水平転送部
24と水平転送部27との間の領域上には、トランスフ
ァゲート信号TG2が入力される電極32設けている。
そして、上記Anレジスタの延長線上の水平転送部24,
27の領域Ax,Ax上に電極33を形成し、Bnレジスタ
の延長線上の水平転送部24,27の領域Bx,Bx上に電
極34を形成している。一方、上記水平転送部24,2
7の領域Ax,Axと領域Bx,Bxとの間の領域Ay,Ay
にボロンを打ち込んだ電極35を形成している。上記水
平転送部24,27の領域Ax+1,Ax+1と領域Bx,Bx
の間の領域By,By上にボロンを打込んだ電極36を形
成している。そして、上記電極33と電極35に水平駆
動パルスH1を入力し、電極34と電極36に水平駆動
パルスH2を入力して、この領域Ax,Axと領域Ay,Ay
との間および領域Bx,Bxと領域By,Byとの間に2相駆
動のための電位勾配を付けている。また、上記トランス
ファゲート信号TG2の電極32の下の水平転送部24,
27の領域Ax,Ax間には、図6(a)に示すチャンネルス
トッパ30を形成して、この領域Ax,Axを分離してい
る。一方、上記トランスファゲート信号TG2の電極3
2の下の水平転送部24,27の領域Bx,Bx間には、図
6(b)に示すように、チャンネルストッパを形成せず、
水平転送部24の領域Bxと水平転送部27の領域Bx
を接続している。
【0064】そして、図5,図7に示すように、上記ト
ランスファゲート信号TG1を所定の期間T1の間Hレベ
ルにすると、AnレジスタとBnレジスタの電荷を水平転
送部24の領域Ax,Bxに夫々転送する。次ぎに、上記
トランスファゲート信号TG1がLレベルになると、ト
ランスファゲート信号TG2がHレベルになり、所定の
期間の後に水平駆動パルスH1,H2をLレベルにする。
そして、上記水平駆動パルスH1,H2がLレベルになる
と、水平転送部24の領域Bxの電荷を水平転送部27
に転送する。このとき、上記領域Axの電荷は、トラン
スファゲート信号TG2の電極32の下のチャネルスト
ッパ30のため、水平転送部27には転送しない。次ぎ
に、上記水平駆動パルスH1,H2が期間T2の間Lレベル
になった後、水平駆動パルスH1がHレベルになる。こ
の水平駆動パルスH1が期間T3の間Hレベルになると、
領域Bxのトランスファゲート信号TG2の電極32の下
の電荷を水平転送部27の領域Axの位置に水平転送す
る。この期間T3の途中でトランスファゲート信号TG2
をLレベルにすることにより、水平転送部24と水平転
送部27を分離する。そして、期間T3後に上記水平駆
動パルスH1,H2のクロックがスタートし、水平転送部
24の領域AxにあるAnレジスタからの電荷および水平
転送部27の領域AxにあるBnレジスタからの電荷は、
クロックの1周期で領域Ax-1の位置へ水平転送する。
この水平転送が期間T4の間繰り返されて、水平転送部
24,27の全ての電荷を出力する。
【0065】このようにして、上記Anレジスタ,Bn
ジスタから電荷を水平転送部24,27で分離して同時
に出力できるから、転送レートを上げることができ、高
速撮像に対応できる。
【0066】(第4実施例) 図8にこの発明の第4実施例の固体撮像装置の平面図を
示しており、51は碁盤の目状に配列された光電変換素
子としての複数のフォトダイオード、52は上記複数の
フォトダイオード51の1列毎に平行に設けられた四つ
の垂直転送部、53は上記複数のフォトダイオード51
の1列に対して垂直転送部52と線対称に設けられた四
つの垂直転送部、54は上記垂直転送部52と垂直転送
部53の一端側に、シフトレジスタであるダミー垂直レ
ジスタ60を介して接続された水平転送部である。上記
複数のフォトダイオード51,垂直転送部52および垂
直転送部53の領域の両側に、上記垂直転送部52や垂
直転送部53に平行で一端側が水平転送部54に接続さ
れたオプティカルブラック部55を設けている。また、
上記水平転送部54の両端にはダミービット56を設け
ている。なお、上記複数のフォトダイオード51は49
2行の構成をしているが、図8ではn列目とn+1列目の
2列のフォトダイオード51と、その2列のフォトダイ
オード51に対応した垂直転送部52,53のみを示し
ている。上記垂直転送部52はフォトダイオード51側
から順にA1列,A2列,A3列,A4列の垂直レジスタで構
成し、垂直転送部53はフォトダイオード51側から順
にB1列,B2列,B3列,B4列の垂直レジスタで構成して
いる。また、上記水平転送部54は、水平方向の画素数
とダミービット数を合わせたビット数の2倍の電荷転送
領域を有している。
【0067】また、上記垂直転送部52,53の垂直転
送は4相駆動としている。これは、インターレース走査
方式において、奇数行と偶数行の2画素の電荷の加算を
するためである。すなわち、TV信号の奇数フィールド
では、(n,1)+(n,2),(n,3)+(n,4),…のように加算し、
TV信号の偶数フィールドでは、(n,1),(n,2)+(n,3),
(n,4)+(n,5),…のように加算するため、4相駆動とし
ている。
【0068】図9はこの固体撮像装置の画素(n,1)の近
傍の拡大平面図であり、垂直転送部52上にこの垂直転
送部52のA1列〜A4列に沿って形成された電極には、
垂直駆動パルス1AφV3,2AφV3,3AφV3,4Aφ
3を夫々入力し、垂直転送部53上にこの垂直転送部
53のB1列〜B4列に沿って形成された電極には、垂直
駆動パルス1BφV3,2BφV3,3BφV3,4BφV3
を夫々入力している。そして、上記垂直転送部52のA
1列とA2列の間の領域に形成された電極には信号VG2A
を入力し、垂直転送部52のA2列とA3列の間の領域に
形成された電極には信号VG3Aを入力し、垂直転送部5
2のA3列とA4列の間の領域に形成された電極には信号
G4Aを入力している。一方、上記垂直転送部53のB1
列とB2列の間の領域に形成された電極には信号VG2B
入力し、垂直転送部53のB2列とB3列の間の領域に形
成された電極には信号VG3Bを入力し、垂直転送部53
のB3列とB4列の間の領域に形成された電極には信号V
G4Bを入力している。そして、上記フォトダイオード5
1の行間の領域に水平転送部54に平行に延びる四つの
電極を形成している。この四つの電極には、水平転送部
54側から順に垂直駆動パルスφV2,φV1,φV4,φV
3を入力している。
【0069】また、上記ダミー垂直レジスタ60は、各
垂直転送部52のA1列〜A4列(または垂直転送部53
のB1列〜B4列)の水平転送部54側の最下端に接続さ
れた四つの第1レジスタ61と、この四つの第1レジス
タ61に接続された一つの第2レジスタ62とで構成さ
れている。上記垂直転送部52のA1列〜A4列(または
垂直転送部53のB1列〜B4列)の最下端とこの四つの
第1レジスタ61との間にも、水平転送部54と平行に
延びる四つの電極を形成して、この四つの電極に水平転
送部54側から順に垂直駆動パルスφV2,φV1,φV4,
φV3を入力している。また、上記第1レジスタ61と
第2レジスタ62との間にも、水平転送部54と平行に
延びる四つの電極を形成して、この四つの電極に水平転
送部54側から順に垂直駆動パルスφV2,φV1,φV4,
φVD3を入力している。上記ダミー垂直レジスタ60と
水平転送部54との間の領域にはトランスファゲート信
号TG1が入力される電極(図示せず)を形成してい
る。そして、上記水平転送部54側の第2レジスタ62
上に水平転送部54と平行に延びる二つの電極を形成し
て、この二つの電極に水平転送部54側から順に垂直駆
動パルスφV4奇,φVD3を入力している。
【0070】図10は図9における垂直転送のタイミン
グ図を示しており、以下に、その転送動作について説明
する。
【0071】まず、時刻t1において、垂直駆動パルス
φV1,φV2,φV4,1AφV3,2AφV3,3AφV3,4
AφV3と信号VG2A,VG3A,VG4Aは全てLレベルにす
る。そして、次ぎの時刻t2で垂直駆動パルス1Aφ
3,2AφV3,3AφV3,4AφV3をHレベルにす
る。次ぎに、時刻t3で信号VG2A,VG3A,VG4AをHレベ
ルにする。そして、上記垂直駆動パルス1AφV3がH
レベルよりさらに高い電圧レベルとなり、時刻t5で再
び垂直駆動パルス1AφV3をHレベルすると、フォト
ダイオード51の電荷を垂直転送部52のA1列に転送
する。
【0072】次ぎに、時刻t7で垂直駆動パルス1Aφ
3をLレベルにして、時刻t8で信号VG2AがLレベル
になると、垂直転送部52のA1列の電荷を垂直転送部
52のA2列に転送し、フォトダイオード51の電荷を
垂直転送部52のA1列に転送する。そして、上記垂直
駆動パルス1AφV3を再びHレベルにする。次ぎに、
上記垂直駆動パルス1Aφ3と信号V2G2と同様に、垂直
駆動パルス2AφV3と信号VG3Aを位相をずらしてLレ
ベルにし,その後、垂直駆動パルス3AφV3と信号V
G4Aを位相をずらしてLレベルにする。そして、時刻t
12では、最初に垂直転送部52のA1列に転送された電
荷をA2列,A3列を通過してA4列に転送する。
【0073】次ぎに、上記垂直駆動パルス4AφV3
Lレベルにするとともに、垂直駆動パルスφV4をLレ
ベルから所定の期間Hレベルにする。この垂直駆動パル
スφV4が再びLレベルになると、垂直駆動パルスφV1
をHレベルにする。そして、この垂直駆動パルスφV1
をHレベルにしてから所定の期間後に、垂直駆動パルス
φV2をHレベルにする。そして、上記垂直駆動パルス
φV2をHレベルにしてから所定の期間毎に垂直駆動パ
ルスφV1をLレベルにして、所定の期間後に垂直駆動
パルス4AφV3をHレベルにして、所定の期間後に垂
直駆動パルスφV2をLレベルにする。そして、所定の
期間後に再び垂直駆動パルス4AφV3をLレベルにし
て、一つの垂直転送が完了する。そして、再び垂直駆動
パルスφV4をLレベルから所定の期間Hレベルにし
て、上記動作を1H周期で繰返して、水平転送部54に
電荷を出力する。このとき、上記垂直駆動パルス1Aφ
3,2AφV3,3AφV3をHレベルに保持することに
より、垂直転送部52のA1列,A2列,A3列の電荷は垂
直転送されず、その位置に停止している。
【0074】このようにして、上記垂直転送部52のA
4列の電荷は順にダミー垂直レジスタ60の第1レジス
タ61に垂直転送されるが、A1列,A2列,A3列は、垂
直転送を禁止しているので、ダミー垂直レジスタ60の
出力にはA4列の電荷のみが出力される。すなわち、上
記垂直転送部52のA4列のみ垂直転送して、残りのA1
列〜A3列の垂直転送を禁止するのである。また、上記
垂直転送部52のA1列〜A3列のいずれか一つを垂直転
送して、他の列の垂直転送を禁止することもできる。し
たがって、上記垂直転送部52のA1列〜A4列の垂直レ
ジスタの出力をダミー垂直レジスタ60に入力しても、
ダミー垂直レジスタ60の出力からは、垂直転送部52
のうちの一つの列の電荷のみを出力する。つまり、この
固体撮像装置は、1列のフォトダイオード51に対応し
た垂直転送部52,53の夫々出力を選択して出力する
マルチプレクサを有しているのである。なお、上記垂直
転送部53のB1列,B2列,B3列,B4列も、同様な操作
によってフォトダイオード51の電荷の転送が可能であ
る。
【0075】そして、図9に示すトランスファゲート信
号TG1をHレベルにすることにより、上記ダミー垂直
レジスタ60から出力される電荷を水平転送部54に転
送する。なお、上記水平転送部54は2相駆動とし、転
送のクロック周波数は1212fHレベルとした。
【0076】また、図11は上記垂直転送部52のA1
列にのみ電荷が存在するとき(A列の1列にしか電荷が
存在しないとき)、使用可能なタイミング例である。な
お、上記時刻t1〜t12までのタイミングは図10と同
一で、水平転送のタイミングのみ異なる。
【0077】以下に、上記垂直転送部52,53の電荷
の垂直転送を禁止する原理を図12(a)〜(f)のポテンシ
ャル図により説明する。なお、図12(a)〜(f)は説明を
簡略化するため、電極は垂直駆動パルスφV1,φV2,φ
V3,φV4が印加される四つの電極としている。
【0078】まず、図12(a)に示すように、上記垂直
駆動パルスφV3をHレベルにしておき、ポテンシャル
の井戸を常に深くしておく。そして、この垂直駆動パル
スφV3の電極に対応する領域に蓄積された電荷は、図
12(b)に示すように、垂直駆動パルスφV4をLレベル
からHレベルにすると、垂直駆動パルスφV3,φV4
電極に対応する領域に広がる。次ぎに、図12(c)に示
すように、垂直駆動パルスφV4をLレベルし、垂直駆
動パルスφV1をHレベルにすると、再び垂直駆動パル
スφV3の電極に対応する領域に電荷が集まる。次ぎ
に、図12(d)に示すように、垂直駆動パルスφV2をL
レベルからHレベルにすると、垂直駆動パルスφV1
φV3の電極に対応する領域に電荷が広がる。次ぎに、
図12(e)に示すように、垂直駆動パルスφV1をHレ
ベルからLレベルにすると、垂直駆動パルスφV2,φV
3の電極に対応する領域に電荷が集まる。そして、図1
2(f)に示すように、垂直駆動パルスφV2をHレベルか
らLレベルにすると、再び垂直駆動パルスφV3の電極
に対応する領域に電荷が集まる。このように、上記垂直
駆動パルスφV3を常にHレベルにすることにより、図
(a)〜(f)の手順で垂直駆動パルスφV1,φV2,φV4
電荷を転送させようとしても、転送を禁止できる。
【0079】さらに、インターレース走査方式の場合の
2画素を加算する手法を図13(a)〜(c)のポテンシャル
図12により説明する。
【0080】まず、図13(a)において、上記垂直転送
部52,53に転送された電荷n,n+1,n+2,n+3,…は
垂直駆動パルスφV1,φV3をHレベルにし、垂直駆動
パルスφV2,φV4をLレベルすると、垂直駆動パルス
φV1,φV3の電極に対応する領域に別々に集まる。そ
して、図13(b)に示すように、垂直駆動パルスφV2
LレベルからHレベルにすると、垂直駆動パルスφV2
の電極に対応する領域を間に挟み、互いに隣接する垂直
駆動パルスφV1,φV3の領域の電荷は加算されて、電荷
n+(n+1),(n+2)+(n+3),…となる。次ぎに、図13
(c)に示すように、垂直駆動パルスφV1,φV2がHレベ
ルからLレベルとなり、これらの加算された電荷は、各
垂直駆動パルスφV3の電極に対応する領域に集まり、
図12(a)と等価の状態となる。こうして、加算された
電荷は、垂直駆動パルスφV3を常にHレベルにするこ
とで転送禁止することができる。
【0081】このように、上記構成の固体撮像装置は、
4相駆動パルスである垂直駆動パルスφV1,φV2,φV
4,1AφV3,2AφV3,3AφV3,4AφV3,1BφV
3,2BφV3,3BφV3,4BφV3および垂直駆動パル
スφVD3を制御する手段としての制御回路(図示せず)
と、ダミー垂直レジスタ60とでマルチプレクサを構成
している。そして、このマルチプレクサによって、上記
垂直転送部52のいずれか一つの列と垂直転送部53の
いずれか一つの列とを水平転送部54に転送することが
できる。また、上記1列のフォトダイオード51の電荷
を8列の垂直レジスタに夫々異なるタイミングで転送し
て、上記マルチプレクサにより1列毎に水平転送部54
に転送して出力することができるから、8フレームまで
の高速連続電子シャッター画像の撮像が可能である。ま
た、上記垂直転送部52のA1列〜A4列を信号電荷と
し、垂直転送部53のB1列〜B4列をスミア電荷等とし
て、ノイズ電荷を補正するときは、4フレームまでの高
速連続画像の撮像が可能である。
【0082】また、上記マルチプレクサを有することに
より、水平転送部の簡略化や垂直転送や水平転送の低転
送レート化が可能となる。
【0083】さらに、上記垂直転送部52,53の転送
クロック用のメタルとしては、垂直駆動パルスφV1
2,φV4と、垂直駆動パルスφV3が複数列分(1Aφ
3,2AφV3,3AφV3,4AφV3,1BφV3,2Bφ
3,3BφV3,4BφV3およびφVD2の9系統)必要で
あるが、転送を禁止するための新規のメタル配線は不要
である。
【0084】上記第1実施例では、水平方向の画素数と
ダミービット数を合わせたビット数の整数倍の電荷転送
領域の水平転送部を有する固体撮像装置であることが望
ましい。
【0085】また、上記第1実施例では、上記垂直転送
パルス垂直駆動パルスφVA,φVBを電気的に分離する
ことによって、1列のフォトダイオード3に対応した一
組のAレジスタとBレジスタにフォトダイオード3の電
荷を夫々異なるタイミングで転送することができる。
【0086】また、上記第2,第3実施例では、水平方
向の画素数とダミービット数を合わせた数の2倍の電荷
転送領域を有する水平転送部を用いたが、水平方向の画
素数とダミービット数を合わせた数の整数倍の電荷転送
部を有する水平転送部を用いてもよい。また、上述の水
平方向の画素数とダミービット数を合わせた数の2倍の
電荷転送領域がノイズ電荷をキャンセルするのに都合が
よいように、水平転送部が一線式であるか二線式である
かに関係なく、水平転送部の電荷転送領域の数が重要で
ある。
【0087】この発明は、上記第1,第2,第3,第4実
施例に限定されないのは勿論である。
【0088】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
の発明の固体撮像装置は、それぞれが複数の光電変換素
子から成る複数列の光電変換素子列と、上記各光電変換
素子列の両側に、それぞれ1列ずつ設けられ、それぞ
れ、対応する光電変換素子列の全光電変換素子と読み出
しゲート部を介して結合する複数組の垂直転送部と、上
記各光電変換素子列の両側に、それぞれ設けられる上記
各読み出しゲート部を、それぞれ、独立に制御して、上
記各光電変換素子列の電荷を、該光電変換素子列の両側
の1対の上記垂直転送部に転送させる転送制御手段と、
上記複数組の垂直転送部より順次出力される電荷を、順
次水平方向に転送する水平転送部とを備えたことを特徴
とするものである。更に、請求項1の発明の固体撮像装
置は、上記各光電変換素子列から、その両側の一対の垂
直転送部への電荷転送タイミングを、一方の側と他方の
側とで、それぞれ、異ならせることによって、一方の垂
直転送部には、信号電荷およびノイズ電荷を含む第1電
荷が転送され、他方の垂直転送部には、ノイズ電荷から
成る第2電荷が転送されるように、電荷転送タイミング
を制御することを特徴とするものである。また、請求項
の固体撮像装置は、上記請求項の固体撮像装置にお
いて、上記水平転送部が、上記複数組の垂直転送部より
順次出力される上記第1電荷と第2電荷とを、それぞれ
独立に転送する構成であることを特徴とするものであ
る。また、請求項の固体撮像装置は、上記請求項
固体撮像装置において、上記水平転送部が、上記一方の
垂直転送部より出力される第1電荷を転送する第1水平
転送部と、上記他方の垂直転送部より出力される第2電
荷を転送する第2水平転送部との2列構成であることを
特徴とするものである。また、請求項の固体撮像装置
は、それぞれが複数の光電変換素子から成る複数列の光
電変換素子列と、上記各光電変換素子列の両側に、それ
ぞれ複数列ずつ設けられ、第1列の垂直転送部は、それ
ぞれ、対応する光電変換素子列の全光電変換素子と読み
出しゲート部を介して結合するとともに、第2列以降の
垂直転送部は、それぞれ、隣接垂直転送部と、転送ゲー
ト部を介して結合する複数組の垂直転送部と、上記読み
出しゲート部および転送ゲート部を制御して、各光電変
換素子列から順次出力される電荷を、それぞれ、該光電
変換素子列の両側の複数列の垂直転送部のそれぞれに転
送させる転送制御手段と、上記複数組の垂直転送部のう
ちの選択された垂直転送部より順次出力される電荷のみ
を、順次水平方向に転送する水平転送部とを備えたこと
を特徴とするものである。更に、上記各光電変換素子列
から、その両側の一対の垂直転送部への電荷転送タイミ
ングを、一方の側と他方の側とで、それぞれ、異ならせ
ることによって、一方の垂直転送部には、信号電荷およ
びノイズ電荷を含む第1電荷が転送され、他方の垂直転
送部には、ノイズ電荷から成る第2電荷が転送されるよ
うに、電荷転送タイミングを制御することを特徴とする
ものである。したがって、本発明によれば、上記光電変
換素子列の信号電荷とノイズ電荷との和の電荷と、ノイ
ズ電荷とを、上記光電変換素子列の両側に設けられた別
々の列の垂直転送部に読み込んで、それぞれの電荷を分
離して出力でき、信号電荷とノイズ電荷との和の電荷か
らノイズ電荷を減算して、ノイズ電荷を除去することが
できる。したがって、高速シャッタモード等の信号電荷
が小さいときにも、スミア特性がよく、かつ暗電流によ
るノイズを低減した固体撮像装置を実現することができ
る。
【0089】
【0090】また、低転送レート時に垂直転送部での電
荷蓄積時間が長くなり、暗電流によりノイズ電荷が大き
くなっても、ノイズ電荷を除去できるから、S/Nの劣
化を防止することができる。
【0091】また、高温動作時の光電変換素子の暗電流
の補正ができるから、高温動作時の暗電流による影響を
低減して、S/Nを向上することができる。
【0092】
【0093】
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】また、上記複数列の垂直転送部に、異なる
タイミングで複数の画像を転送でき、該複数列の垂直転
送部に転送された複数の画像の電荷を記憶して、別々に
出力することができる。したがって、複数の高速電子シ
ャッタ画像を得ることができ、高速連続撮像ができる。
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【0112】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施例の固体撮像装置
の断面図である。
【図2】 図2はこの発明の第2実施例の固体撮像装置
(水平転送部1線式)の平面図である。
【図3】 図3は上記第2実施例の垂直転送部への転送
動作を示す図である。
【図4】 図4はこの発明の第3実施例の固体撮像装置
(水平転送部2線式)の平面図である。
【図5】 図5は上記第3実施例の水平転送部の拡大平
面図である。
【図6】 図6(a)は図5のI−I線から見た断面図であ
り、図6(b)は図5のII−II線から見た断面図である。
【図7】 図7は上記第3実施例の水平転送部への転送
動作を示すタイミング図である。
【図8】 図8はこの発明の第4実施例の固体撮像装置
の平面図である。
【図9】 図9は上記第4実施例の固体撮像装置の要部
を拡大した平面図である。
【図10】 図10は上記第4実施例の垂直転送の動作
を示すタイミング図である。
【図11】 図11は上記第4実施例の他の垂直転送の
動作を示すタイミング図である。
【図12】 図12は上記第4実施例の垂直転送部のポ
テンシャル図である。
【図13】 図13は上記第4実施例の垂直転送部での
2画素の電荷の加算を示すポテンシャル図である。
【図14】 図14は従来の固体撮像装置の断面図であ
る。
【図15】 図15は従来の固体撮像装置の信号電荷の
動きを示す模式図である。
【図16】 図16は従来の固体撮像装置の要部を拡大
した平面図である。
【符号の説明】
1…N型シリコン基板、2…P-ウェル、3…フォトダ
イオード、4a,4b…垂直転送部、5…P+画素分離領
域、6…絶縁膜、7…ゲート電極、8,9…遮光メタ
ル、10…色フィルター、11…マイクロレンズ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−180479(JP,A) 特開 平2−170683(JP,A) 特開 昭63−152279(JP,A) 特開 平1−241985(JP,A) 特開 平3−297288(JP,A) 特開 昭64−62979(JP,A) 特開 昭63−193560(JP,A) 特開 平3−108884(JP,A) 特開 平4−264773(JP,A) 特開 平2−87784(JP,A) 特開 平4−367177(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが複数の光電変換素子から成る
    複数列の光電変換素子列と、上記各光電変換素子列の両
    側に、それぞれ1列ずつ設けられ、それぞれ、対応する
    光電変換素子列の全光電変換素子と読み出しゲート部を
    介して結合する複数組の垂直転送部と、上記各光電変換
    素子列の両側に、それぞれ設けられる上記各読み出しゲ
    ート部を、それぞれ、独立に制御して、上記各光電変換
    素子列の電荷を、該光電変換素子列の両側の1対の上記
    垂直転送部に転送させる転送制御手段と、上記複数組の
    垂直転送部より順次出力される電荷を、順次水平方向に
    転送する水平転送部とを備えた固体撮像装置であって、
    上記各光電変換素子列から、その両側の一対の垂直転送
    部への電荷転送タイミングを、一方の側と他方の側と
    で、それぞれ、異ならせることによって、一方の垂直転
    送部には、信号電荷およびノイズ電荷を含む第1電荷が
    転送され、他方の垂直転送部には、ノイズ電荷から成る
    第2電荷が転送されるように、電荷転送タイミングを制
    御することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記水平転送部は、上記複数組の垂直転
    送部より順次出力される上記第1電荷と第2電荷とを、
    それぞれ独立に転送する構成であることを特徴とする、
    請求項に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記水平転送部は、上記一方の垂直転送
    部より出力される第1電荷を転送する第1水平転送部
    と、上記他方の垂直転送部より出力される第2電荷を転
    送する第2水平転送部との2列構成であることを特徴と
    する、請求項に記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 それぞれが複数の光電変換素子から成る
    複数列の光電変換素子列と、上記各光電変換素子列の両
    側に、それぞれ複数列ずつ設けられ、第1列の垂直転送
    部は、それぞれ、対応する光電変換素子列の全光電変換
    素子と読み出しゲート部を介して結合するとともに、第
    2列以降の垂直転送部は、それぞれ、隣接垂直転送部
    と、転送ゲート部を介して結合する複数組の垂直転送部
    と、上記読み出しゲート部および転送ゲート部を制御し
    て、各光電変換素子列から順次出力される電荷を、それ
    ぞれ、該光電変換素子列の両側の複数列の垂直転送部の
    それぞれに転送させる転送制御手段と、上記複数組の垂
    直転送部のうちの選択された垂直転送部より順次出力さ
    れる電荷のみを、順次水平方向に転送する水平転送部と
    を備えた固体撮像装置であって、上記各光電変換素子列
    から、その両側の一対の垂直転送部への電荷転送タイミ
    ングを、一方の側と他方の側とで、それぞれ、異ならせ
    ることによって、一方の垂直転送部には、信号電荷およ
    びノイズ電荷を含む第1電荷が転送され、他方の垂直転
    送部には、ノイズ電荷から成る第2電荷が転送されるよ
    うに、電荷転送タイミングを制御することを特徴とする
    固体撮像装置。
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