JP3108851B2 - 過電圧検出回路 - Google Patents
過電圧検出回路Info
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Description
を並列接続した電源装置の過電圧検出回路に関する。複
数のスイッチング電源回路を並列に接続して、負荷に安
定化直流電圧を供給する電源装置が知られている。又ス
イッチング電源回路をn台設け、(n−1)台によって
負荷に安定化直流電圧を供給し、1台のスイッチング電
源回路に障害が発生しても、他のスイッチング電源回路
によって負荷に継続して安定化直流電圧を供給できる冗
長運転構成の電源装置も知られている。このようなスイ
ッチング電源回路を並列接続して構成した電源装置に於
ける過電圧を、簡単な構成で且つ確実に検出することが
要望されている。
チング電源回路35−1〜35−nは、トランス31
と、スイッチングトランジスタ32と、整流平滑回路3
3と、制御回路34と、過電圧検出用の比較器37とを
含む構成で、各スイッチング電源回路35−1〜35−
nは並列に接続され、直流電源38からの直流電圧を安
定化して負荷36に供給するものである。
電圧が設定電圧となるように、スイッチングトランジス
タ32のオン,オフを制御し、比較器37は、整流平滑
回路33の出力電圧と基準電圧Vr とを比較し、出力電
圧が基準電圧Vr を超えた時に、過電圧状態として制御
回路34によるスイッチングトランジスタ32のオン,
オフ制御を停止させる。即ち、スイッチング電源回路の
動作を停止させる。
r のばらつきにより、基準電圧Vrが僅かでも低いスイ
ッチング電源回路の動作が先に停止し、過電圧出力のス
イッチング電源回路に於ける基準電圧Vr が僅かでも高
いと、正常なスイッチング電源回路の動作が次々と動作
を停止するから、冗長構成の電源装置であっても、負荷
46に継続して直流電圧を供給できない状態となる。
従来例の欠点を改善する為に提案されたもので、各スイ
ッチング電源回路45−1〜45−nは、トランス41
と、スイッチングトランジスタ42と、整流平滑回路4
3と、制御回路44と、過電圧検出用の比較器47とを
備えると共に、整流平滑回路43と負荷46との間にダ
イオード49を接続し、比較器47は、整流平滑回路4
3の出力電圧と基準電圧Vr とを比較するものである。
又48は直流電源を示す。
整流平滑回路43の出力電圧と基準電圧Vr とを比較
し、他のスイッチング電源回路の整流平滑回路43の出
力電圧が上昇した場合は、ダイオード49に逆方向電圧
が印加される状態となって、比較器47に於ける基準電
圧Vr と比較する整流平滑回路43の出力電圧が影響さ
れることになり、自スイッチング電源回路の過電圧状態
を検出して、制御回路44によるスイッチングトランジ
スタ42のオン,オフ動作を停止させることができる。
電圧は次第に低下する傾向にあり、例えば、従来5Vの
動作電圧が3V或いはそれ以下に低下している。従っ
て、このような半導体集積回路を搭載して構成した各種
の電子機器に対して安定化直流電圧を供給するスイッチ
ング電源回路の設定出力電圧も低下させる必要がある。
ング電源回路を並列動作させる電源装置が採用されてお
り、複数のスイッチング電源回路の何れか一つ或いは複
数の障害による過電圧から半導体集積回路等を含む電子
回路を保護する必要があり、図4に示す従来例の構成に
よって、負荷46に印加される電圧が過電圧状態となっ
た時に、自スイッチング電源回路が正常か否かをダイオ
ード49を設けたことにより識別できるので、正常でな
いスイッチング電源回路の動作を停止することにより、
冗長構成の電源装置から負荷に継続して安定化直流電圧
を供給することができる。
つ負荷電流が大きい場合、ダイオード49の順方向電圧
降下を無視できない状態となる。例えば、図5に示すよ
うに、整流平滑回路43の出力電圧、即ち、ダイオード
49のアノード電圧Va と、基準電圧Vr とを比較器4
7に於いて比較し、アノード電圧Va が基準電圧Vrを
超えると、制御回路44によるスイッチングトランジス
タ42のオン,オフ制御を停止するので、ダイオード4
9のアノード電圧Va は、出力停止の時点から急激に低
下する。
荷49に印加される電圧であり、ダイオード49の順方
向電圧VF は、VF =Va −Vk であり、例えば、Vk
=3V、VF =0.4Vとすると、Va =3.4Vとな
り、電圧Vk に対して、過電圧の設定範囲を+5%〜+
10%、即ち、Va =3.15V〜3.3Vとなる。こ
の時、ダイオード49の順方向電圧VF が、負荷電流の
変動で0.2V〜0.4V変動した場合、電圧Vk から
みた過電圧範囲が0.2Vの幅となるから、設定範囲の
+5%〜+10%の0.15Vの幅を超えることにな
り、この精度による設定が不可能となる。
を用いることにより、過電圧検出用の基準電圧Vr の設
定が容易となるが、ダイオードが高価である問題があ
り、複数のスイッチング電源回路対応に、高価なダイオ
ードを設けると、冗長構成の電源装置が著しく高価とな
る問題がある。本発明は、比較的簡単な構成により、確
実に過電圧を検出することを目的とする。
は、図1を参照して説明すると、トランス1の一次巻線
に接続したスイッチングトランジスタ2と、トランス1
の二次巻線に接続した整流平滑回路3と、この整流平滑
回路3から負荷6に印加する電圧を検出してスイッチン
グトランジスタ2のオン,オフを制御する制御回路4と
を有するスイッチング電源回路5−1〜5−nを、複数
個並列に接続して負荷6に直流電圧を印加する電源装置
の過電圧検出回路に於いて、整流平滑回路3から負荷6
に直流電流を供給するダイオード10と、このダイオー
ド10の順方向電圧が零以上の時にハイレベル(又はロ
ーレベル)の信号を出力する第1の比較器11と、負荷
に印加される電圧と基準電圧とを比較し、負荷に印加さ
れる電圧が基準電圧より高い時にハイレベル(又はロー
レベル)の信号を出力する第2の比較器12と、第1,
第2の比較器11,12の出力信号が共にハイレベル
(又はローレベル)の時に過電圧検出信号を出力する検
出出力回路14とを備えている。
チングトランジスタ2と、トランス1の二次巻線に接続
した整流平滑回路3と、この整流平滑回路3から負荷6
に印加する電圧を検出してスイッチングトランジスタ2
のオン,オフを制御する制御回路4と、並列接続時の出
力電流のバランスをとる為の出力電流バランス回路とを
有するスイッチング電源回路5−1〜5−nを、複数個
並列に接続して負荷6に直流電圧を印加する電源装置の
過電圧検出回路に於いて、整流平滑回路3から負荷6に
直流電流を供給するダイオード10と、このダイオード
10の順方向電圧が零以上の時にハイレベル(又はロー
レベル)の信号を出力する第1の比較器11と、負荷に
印加される電圧と基準電圧とを比較し、負荷に印加され
る電圧が基準電圧より高い時にハイレベル(又はローレ
ベル)の信号を出力する第2の比較器12と、ダイオー
ド10のオープン障害時の出力電流バランス回路により
上昇させられた整流平滑回路3の出力電圧によって、基
準電圧と第2の比較器12に於いて比較する電圧を上昇
させる補助ダイオード(図1に於いては図示を省略)
と、第1,第2の比較器11,12の出力信号が共にハ
イレベル(又はローレベル)の時に過電圧検出信号又は
ダイオード10のオープン検出信号を出力する検出出力
回路14とを備えている。
ち、順方向電圧VF は正の値となり、第1の比較器11
の出力信号はハイレベルとなる。又第2の比較器12の
出力信号はローレベルとなる。又検出出力回路14は例
えば論理積回路等の構成を有し、第1,第2の比較器1
1,12の出力信号が共にハイレベルの時に、ハイレベ
ルの信号を出力する構成である。従って、正常時は、検
出出力回路14からローレベルの信号が出力されてい
る。負荷6に印加される電圧が上昇し、比較器12に於
いて基準電圧Vr を超えたことを検出すると、ハイレベ
ルの信号を出力する。その時、他のスイッチング電源回
路の障害による場合は、ダイオード10が逆バイアス状
態となり、第1の比較器11の出力信号はローレベルと
なる。従って、検出出力回路14からローレベルの信号
が出力される。又自スイッチング電源回路の障害の場合
は、ダイオード10は順方向バイアス状態となるから、
第1,第2の比較器11,12の出力信号は共にハイレ
ベルとなり、検出出力回路14からハイレベルの過電圧
検出信号が制御回路4に加えられ、制御回路4はスイッ
チングトランジスタ2のオン,オフ制御を停止する。即
ち、確実に過電圧状態のスイッチング電源回路に於い
て、その過電圧を検出することができる。
発生すると、負荷6に安定化直流電圧を供給できなくな
る。その場合、出力電流バランス回路は、負荷電流が零
になったことにより、出力電圧を上昇させるように制御
回路4を制御する。従って、整流平滑回路3の出力電圧
が上昇し、第1の比較器11はハイレベルの信号を出力
する。又その整流平滑回路3の出力電圧を補助ダイオー
ド(図1に於いては図示を省略)を介して第2の比較器
12に抵抗等を介して入力し、基準電圧と比較する電圧
を上昇させる。それによって、第2の比較器12の出力
信号もハイレベルとなる。従って、検出出力回路14は
ハイレベルの信号を出力し、過電圧又はダイオード10
のオープン状態のアラーム信号とし、スイッチング電源
回路の動作を停止することができる。
り、負荷6に対して複数のスイッチング電源回路5−1
〜5−nを並列に接続し、冗長構成の電源装置を構成す
る。各スイッチング電源回路5−1〜5−nは、トラン
ス1と、その一次巻線に接続したスイッチングトランジ
スタ2と、二次巻線に接続した整流平滑化回路3と、ス
イッチングトランジスタ2のオン,オフを制御する制御
回路4と、整流平滑回路3と負荷6との間に接続したダ
イオード10と、このダイオード10の両端の電圧、即
ち、順方向電圧VF を検出する第1の比較器11と、基
準電圧電源13の基準電圧Vr と負荷6に印加する電圧
とを比較する第2の比較器12と、検出出力回路14と
を含む構成を有する。又直流電源15或いは交流電源の
交流電圧を整流して直流電圧とする整流電源からの直流
電圧を各スイッチング電源回路5−1〜5−nに供給す
る。
出して設定出力電圧となるように、スイッチングトラン
ジスタ2のオン,オフを制御する。それによって、各ス
イッチング電源回路5−1〜5−nから負荷6に安定化
直流電圧を供給することができる。このような正常な状
態に於いては、ダイオード10を介して負荷6に整流平
滑回路3から直流電流が供給され、ダイオード10の両
端の電圧、即ち、順方向電圧VF は、整流平滑回路3の
出力電圧のアノード電圧Va と、負荷6に印加する電圧
のカソード電圧Vk との差のVF =Va −Vk となり、
VF ≧0の時に、第1の比較器11の出力信号は“1”
(ハイレベル)となり、Va −Vk <0の時に“0”
(ローレベル)となる。
負荷6に印加する電圧とを比較し、その電圧が基準電圧
Vr と等しくなった時又は基準電圧Vr より高くなった
時に、“1”(ハイレベル)の信号を出力し、それ以外
は“0”(ローレベル)の信号を出力する。又検出出力
回路14は、第1,第2の比較器11,12の出力信号
が共に“1”(ハイレベル)の時に、“1”の過電圧検
出信号を出力し、それ以外は“0”の信号を出力する論
理積構成の回路、或いは、第1,第2の比較器11,1
2の出力段の出力インピーダンスが、“1”の信号出力
時にハイインピーダンスで、“0”の信号出力時にロー
インピーダンスとなる構成の場合は、単なるワイヤード
オア回路の構成とし、第1,第2の比較器11,12の
出力信号が共に“1”(ハイレベル)の時に、“1”の
過電圧検出信号を出力することができる。
1の比較器11は、VF ≧0の時に“0”(ローレベ
ル)の信号を出力し、それ以外は“1”(ハイレベル)
の信号を出力し、又第2の比較器12は、基準電圧Vr
より負荷に印加する電圧が等しいか或いは高くなった時
に、“1”(ローレベル)の信号を出力し、それ以外は
“0”(ローレベル)の信号を出力し、検出出力回路1
4は、第1,第2の比較器11,12の出力信号が共に
“0”(ローレベル)の時に、“0”の過電圧検出信号
を出力し、それ以外は“1”(ハイレベル)の信号を出
力する構成とすることができる。
電圧と基準電圧とを直接的に比較する構成とすることも
できるが、図示の実施例のように、負荷6に印加する電
圧を抵抗R1 ,R2 によって分圧し、その分圧した電圧
と基準電圧とを比較する構成とすることができる。又基
準電圧電源13は、ツナーダイオードを用いて設定した
基準電圧を出力する構成とすることができる。
正常な場合、第1の比較器11の出力信号は“1”、第
2の比較器12の出力信号は“0”となる。従って、検
出出力回路14の出力信号は“0”となり、制御回路4
は、負荷6に印加する電圧を検出し、その電圧が設定値
となるように、スイッチングトランジスタ2のオン,オ
フを制御する。
り、負荷6に印加する電圧が上昇した場合、整流平滑回
路3の出力電圧のダイオード10のアノード電圧Va よ
り、カソード電圧Vk が高くなり、ダイオード10には
逆方向電圧が印加され、Vk <0となるから、第1の比
較器11の出力信号は“0”となる。その時、負荷6に
印加される電圧は過電圧状態であるから、第2の比較器
12の出力信号は“1”となる。従って、第1,第2の
比較器11,12の出力信号は共に“1”ではないか
ら、検出出力回路14から“1”の過電圧検出信号は出
力されない。
り過電圧状態となった場合は、ダイオード10に順方向
電圧が印加されるから、VF >0となり、第1の比較器
11の出力信号は“1”となる。又第2の比較器12の
出力信号も“1”となるから、検出出力回路14から
“1”の過電圧検出信号が出力され、制御回路4はスイ
ッチングトランジスタ2のオン,オフ制御を停止する。
又“1”の過電圧検出信号によりアラーム表示を行うこ
とができる。従って、過電圧状態となったスイッチング
電源回路のみが動作を停止し、他の正常なスイッチング
電源回路は動作を継続し、負荷6に安定化直流電圧を供
給することができる。
り、図1と同一符号は同一部分を示し、16は出力電流
バランス回路、17はカレントトランスや抵抗等による
電流検出部、18は補助ダイオード、R2 〜R6 は抵抗
である。補助ダイオード18は、抵抗R5 ,R6 の接続
点から抵抗R3 ,R4 の接続点に電圧を印加できる極性
に接続されている。
nを並列運転する場合に、各スイッチング電源回路5−
1〜5−nの出力容量に対応して負荷6に供給する出力
電流を分担することになる。例えば、各スイッチング電
源回路5−1〜5−nが同一出力容量を有する場合は、
各スイッチング電源回路5−1〜5−nの出力電流が同
一となるように、出力電流バランス回路16によって各
スイッチング電源回路5−1〜5−nの制御回路4は、
スイッチングトランジスタ2のオン,オフ制御を行うこ
とになる。
電流と、他のスイッチング電源回路の電流検出部によっ
て検出した電流とを出力電流バランス回路16で比較
し、その比較結果を基に制御回路4に制御信号を加える
ことになる。このような構成に於いて、ダイオード10
がオープン状態の障害となると、出力電流が零となり、
出力電流バランス回路16は、出力電圧が低下したこと
による出力電流低下と見做して、制御回路4によって出
力電圧を上昇させるように、スイッチングトランジスタ
2のオン,オフ制御を行うことになる。
に、整流平滑回路3の出力電圧が上昇する。その時、ダ
イオード10には電流が流れないが、その両端の電圧V
F は、VF >0の状態となり、第1の比較器11は
“1”の信号を出力する。又第2の比較器12は、負荷
6に印加される電圧が過電圧状態でなければ、“0”の
信号を出力する。従って、検出出力回路14は“0”の
信号が出力されることになり、制御回路4は正常時と同
様に動作するが、負荷6に安定化直流電圧を供給できな
いので、他のスイッチング電源回路が負荷6に供給する
電力を分担し、電源装置全体としての出力容量が減少す
る。
は、補助ダイオード18を、抵抗R5,R6 の接続点
と、抵抗R3 ,R4 の接続点との間に接続し、整流平滑
回路3の出力電圧の上昇により、第2の比較器12に入
力する為の抵抗R2 ,R4 の接続点の電位を上昇させ
る。即ち、抵抗R2 〜R6 の値の選定により、整流平滑
回路3の出力電圧が上昇した時に、補助ダイオード18
を介して抵抗R3 ,R4 の接続点の電位を上昇させて、
第2の比較器12に入力する抵抗R4 ,R2 の接続点の
電位を上昇させる。それによって、第2の比較器12で
は、基準電圧電源13の基準電圧より高い電圧が入力さ
れることになり、過電圧状態と同様に“1”の信号を出
力する。従って、検出出力回路14から“1”の検出信
号が出力され、制御回路4はスイッチングトランジスタ
2のオン,オフ制御を停止する。この場合も“1”の検
出信号によってアラーム表示を行うことができる。
例と同様に、第1の比較器11と第2の比較器12との
出力信号が共に“1”となるから、検出出力回路14か
ら“1”の検出信号が出力され、制御回路4はスイッチ
ングトランジスタ2のオン,オフ制御を停止し、且つア
ラーム表示を行うことができる。
スイッチング電源回路5−1〜5−nを並列に接続して
負荷6に安定化直流電圧を供給する電源装置の過電圧検
出回路に於いて、ダイオード10を介して負荷6に電流
を供給し、第1,第2の比較器11,12の出力信号が
共に“1”(又は“0”)の時に、検出出力回路14か
ら“1”(又は“0”)の過電圧検出信号を出力する構
成としたもので、過電圧状態となったスイッチング電源
回路のみが過電圧検出信号を出力することになり、安定
化直流電圧が低電圧化された場合でも、確実に且つ微調
整等を行うことなく、過電圧を検出することができる利
点がある。
ッチング電源回路5−1〜5−nに於ける出力電流のバ
ランス制御を行う電源装置に於いて、ダイオード10の
オープン障害時の整流平滑回路3の出力電圧が上昇する
から、補助ダイオードを介して第2の比較器12の入力
電圧を上昇させて、過電圧状態と同様に第1,第2の比
較器11,12の出力信号を共に“1”(又は“0”)
として、検出出力回路14から“1”(又は“0”)の
検出信号を出力し、制御回路4の動作の停止並びにアラ
ーム表示等を行わせることができる。即ち、過電圧検出
と共にダイオード10のオープン障害の検出を簡単な回
路構成で実現できる利点がある。又本発明は、前述の各
実施例にのみ限定されるものではなく、種々付加変更す
ることができるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 トランスの一次巻線に接続したスイッチ
ングトランジスタと、前記トランスの二次巻線に接続し
た整流平滑回路と、該整流平滑回路から負荷に印加する
電圧を検出して前記スイッチングトランジスタのオン,
オフを制御する制御回路とを有するスイッチング電源回
路を、複数個並列に接続して負荷に直流電圧を印加する
電源装置の過電圧検出回路に於いて、 前記整流平滑回路から前記負荷に直流電流を供給するダ
イオードと、 該ダイオードの順方向電圧が零以上の時にハイレベル
(又はローレベル)の信号を出力する第1の比較器と、 前記負荷に印加される電圧と基準電圧とを比較し、前記
負荷に印加される電圧が前記基準電圧より高い時にハイ
レベル(又はローレベル)の信号を出力する第2の比較
器と、 前記第1,第2の比較器の出力信号が共にハイレベル
(又はローレベル)の時に過電圧検出信号を出力する検
出出力回路とを備えたことを特徴とする過電圧検出回
路。 - 【請求項2】 トランスの一次巻線に接続したスイッチ
ングトランジスタと、前記トランスの二次巻線に接続し
た整流平滑回路と、該整流平滑回路から負荷に印加する
電圧を検出して前記スイッチングトランジスタのオン,
オフを制御する制御回路と、並列接続時の出力電流のバ
ランスをとる為の出力電流バランス回路とを有するスイ
ッチング電源回路を、複数個並列に接続して負荷に直流
電圧を印加する電源装置の過電圧検出回路に於いて、 前記整流平滑回路から前記負荷に直流電流を供給するダ
イオードと、 該ダイオードの順方向電圧が零以上の時にハイレベル
(又はローレベル)の信号を出力する第1の比較器と、 前記負荷に印加される電圧と基準電圧とを比較し、前記
負荷に印加される電圧が前記基準電圧より高い時にハイ
レベル(又はローレベル)の信号を出力する第2の比較
器と、 前記ダイオードのオープン障害時の前記出力電流バラン
ス回路により上昇させられた前記整流平滑回路の出力電
圧によって、前記基準電圧と前記第2の比較器に於いて
比較する電圧を上昇させる補助ダイオードと、 前記第1,第2の比較器の出力信号が共にハイレベル
(又はローレベル)の時に過電圧検出信号又は前記ダイ
オードのオープン検出信号を出力する検出出力回路とを
備えたことを特徴とする過電圧検出回路。
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JP06280129A JP3108851B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 過電圧検出回路 |
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JP06280129A JP3108851B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 過電圧検出回路 |
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JPH08149810A JPH08149810A (ja) | 1996-06-07 |
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-
1994
- 1994-11-15 JP JP06280129A patent/JP3108851B2/ja not_active Expired - Fee Related
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