JP3148609B2 - 光配線盤 - Google Patents
光配線盤Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4439—Auxiliary devices
- G02B6/444—Systems or boxes with surplus lengths
- G02B6/44528—Patch-cords; Connector arrangements in the system or in the box
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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- G02B6/444—Systems or boxes with surplus lengths
- G02B6/4452—Distribution frames
- G02B6/44524—Distribution frames with frame parts or auxiliary devices mounted on the frame and collectively not covering a whole width of the frame or rack
-
- G—PHYSICS
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Structure Of Telephone Exchanges (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャンパコードに
よって接続を切替えることのできる光配線盤に関する。
よって接続を切替えることのできる光配線盤に関する。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバケーブルを光接続により光フ
ァイバ心線へ分岐接続するには、多数の光ファイバを成
端して群構成とする光配線盤が一般的に使用される。こ
れら光配線盤の中に、多数のジャンパコードを用いてコ
ネクタトレー間の接続の切替えを行えるようにしたもの
がある。
ァイバ心線へ分岐接続するには、多数の光ファイバを成
端して群構成とする光配線盤が一般的に使用される。こ
れら光配線盤の中に、多数のジャンパコードを用いてコ
ネクタトレー間の接続の切替えを行えるようにしたもの
がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、伝送情報量
の増大に対応して光ケーブルが多心化の傾向にあること
に鑑みて、前記光配線盤としては、特に、より多数の光
接続部及び接続余長をコンパクトに収容することが重要
となってきている。加えて、光配線盤内の光接続箇所が
膨大な数になるので、特にジャンパコードの収納効率を
上げるとと共に、接続作業や接続切替作業を迅速に行う
ことができる光配線盤の開発が望まれている。
の増大に対応して光ケーブルが多心化の傾向にあること
に鑑みて、前記光配線盤としては、特に、より多数の光
接続部及び接続余長をコンパクトに収容することが重要
となってきている。加えて、光配線盤内の光接続箇所が
膨大な数になるので、特にジャンパコードの収納効率を
上げるとと共に、接続作業や接続切替作業を迅速に行う
ことができる光配線盤の開発が望まれている。
【０００４】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、多数のジャンパコードを整然と収納することがで
きて、接続切替時に目的のジャンパコードを容易に見つ
け出すことができ、絡まることなく取り出し得て接続切
替えを容易に行い得る光配線盤を提供することを目的と
するものである。
ので、多数のジャンパコードを整然と収納することがで
きて、接続切替時に目的のジャンパコードを容易に見つ
け出すことができ、絡まることなく取り出し得て接続切
替えを容易に行い得る光配線盤を提供することを目的と
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
１記載の光配線盤では、前面が開放し内部がジャンパコ
ードの余長収納空間とされた水平断面コ字形のジャンパ
コード収納架体を有し、対向する両側壁内面に、多数の
ジャンパコードの一端側および他端側をそれぞれ当該側
壁に沿う平面内にて整列状態でクランプするコード支持
部が設けられ、各コード支持部が、前後方向に複数のジ
ャンパコード把持部を有し且つ上下方向に間隔的に多段
に設けられた複数のコードクランプから構成され、ジャ
ンパコードの両端部側が最寄りの段のコードクランプの
前端のジャンパコード把持部に把持されてジャンパコー
ドの余長部が下方に延ばされ、且つ下方に延ばされる際
に、順次下段のコードクランプにクランプされると共
に、クランプされるジャンパコード把持部の位置が下段
のコードクランプに行くに従い順次後端側にずらされて
いることを前記課題の解決手段とした。
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
１記載の光配線盤では、前面が開放し内部がジャンパコ
ードの余長収納空間とされた水平断面コ字形のジャンパ
コード収納架体を有し、対向する両側壁内面に、多数の
ジャンパコードの一端側および他端側をそれぞれ当該側
壁に沿う平面内にて整列状態でクランプするコード支持
部が設けられ、各コード支持部が、前後方向に複数のジ
ャンパコード把持部を有し且つ上下方向に間隔的に多段
に設けられた複数のコードクランプから構成され、ジャ
ンパコードの両端部側が最寄りの段のコードクランプの
前端のジャンパコード把持部に把持されてジャンパコー
ドの余長部が下方に延ばされ、且つ下方に延ばされる際
に、順次下段のコードクランプにクランプされると共
に、クランプされるジャンパコード把持部の位置が下段
のコードクランプに行くに従い順次後端側にずらされて
いることを前記課題の解決手段とした。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図１は実施例の光配線盤の全体構成
を示し、（ａ）は正面図、（ｂ）は図（ａ）のＡ−Ａ矢
視図、（ｃ）は図（ａ）のＢ−Ｂ矢視図である。この実
施例の光配線盤は、隣接して並んだ３つの架体１、２、
３とからなる。３つの架体は、正面から見て左の線路側
トレー収納架体１と、中央のジャンパコード収容架体３
と、右の装置側トレー収納架体２である。これらの架体
は、全体が一つの函体を構成しており、該函体の前面に
は図示略の開閉扉が設けられている。
基づいて説明する。図１は実施例の光配線盤の全体構成
を示し、（ａ）は正面図、（ｂ）は図（ａ）のＡ−Ａ矢
視図、（ｃ）は図（ａ）のＢ−Ｂ矢視図である。この実
施例の光配線盤は、隣接して並んだ３つの架体１、２、
３とからなる。３つの架体は、正面から見て左の線路側
トレー収納架体１と、中央のジャンパコード収容架体３
と、右の装置側トレー収納架体２である。これらの架体
は、全体が一つの函体を構成しており、該函体の前面に
は図示略の開閉扉が設けられている。
【０００７】線路側トレー収納架体１の内部上方にはコ
ネクタトレー収納部１１が設けられており、その下方に
は融着部トレー収納部１３が設けられている。各トレー
収納部１１、１３には、それぞれ多数のコネクタトレー
３０および多数の融着部トレー４０が、個別に前後方向
出し入れ自在に積層状態で支持されている。コネクタト
レー３１および融着部トレー４０は、線路側トレー収納
架体１の背面パネルにより前後方向スライド自在に支持
されている。
ネクタトレー収納部１１が設けられており、その下方に
は融着部トレー収納部１３が設けられている。各トレー
収納部１１、１３には、それぞれ多数のコネクタトレー
３０および多数の融着部トレー４０が、個別に前後方向
出し入れ自在に積層状態で支持されている。コネクタト
レー３１および融着部トレー４０は、線路側トレー収納
架体１の背面パネルにより前後方向スライド自在に支持
されている。
【０００８】融着部トレー４０は、線路側の光ファイバ
ケーブル１０１から導出した光ファイバコード１０３を
接続用コード１０４と融着接続し、且つその接続余長を
収納するためのものである。光ファイバケーブル１０１
から融着部トレー４０までの配線は、次のように行われ
ている。
ケーブル１０１から導出した光ファイバコード１０３を
接続用コード１０４と融着接続し、且つその接続余長を
収納するためのものである。光ファイバケーブル１０１
から融着部トレー４０までの配線は、次のように行われ
ている。
【０００９】まず、線路側の光ファイバケーブル１０１
の端部のシースを、作業長さ（約２〜２．５ｍ）剥ぎ取
り、テンションメンバをシース端より適当長さ（約１５
０ｍｍ）のところで切断し、切断端に保護キャップを被
せる。ケブラーで補強したケーブルの場合は、テンショ
ンメンバに合わせてケブラーを切断しておく。また、ス
ロット型ケーブルの場合は、スロットをカッタで溝を付
けて剥ぎ取る。
の端部のシースを、作業長さ（約２〜２．５ｍ）剥ぎ取
り、テンションメンバをシース端より適当長さ（約１５
０ｍｍ）のところで切断し、切断端に保護キャップを被
せる。ケブラーで補強したケーブルの場合は、テンショ
ンメンバに合わせてケブラーを切断しておく。また、ス
ロット型ケーブルの場合は、スロットをカッタで溝を付
けて剥ぎ取る。
【００１０】次に、光ファイバケーブル１０１の各チュ
ーブから引き出した光ファイバ心線をユニット毎にまと
め、それを識別色の付いた保護用のシリコンチューブで
覆って、シリコンチューブの端部を光ファイバケーブル
１０１の各チューブ端に嵌め込み、これにより光ファイ
バコード１０３を形成する。なお、スロット型ケーブル
の場合は、シリコンチューブで光ファイバ心線１１３を
ユニット毎にまとめたら、シリコンチューブの端部をビ
ニールテープで固定し、これにより光ファイバコード１
０３を形成する。
ーブから引き出した光ファイバ心線をユニット毎にまと
め、それを識別色の付いた保護用のシリコンチューブで
覆って、シリコンチューブの端部を光ファイバケーブル
１０１の各チューブ端に嵌め込み、これにより光ファイ
バコード１０３を形成する。なお、スロット型ケーブル
の場合は、シリコンチューブで光ファイバ心線１１３を
ユニット毎にまとめたら、シリコンチューブの端部をビ
ニールテープで固定し、これにより光ファイバコード１
０３を形成する。
【００１１】次いで、光ファイバケーブル１０１を線路
側トレー収納架体１にケーブルクランプ２０で固定し、
光ファイバケーブル１０１のクランプ後、テンションメ
ンバをテンションメンバクランプ２１で固定する。ケブ
ラーで補強したケーブルの場合は、ケブラーを撚り合わ
せて圧着端子に圧着し、圧着端子とテンションメンバを
同時に固定する。
側トレー収納架体１にケーブルクランプ２０で固定し、
光ファイバケーブル１０１のクランプ後、テンションメ
ンバをテンションメンバクランプ２１で固定する。ケブ
ラーで補強したケーブルの場合は、ケブラーを撚り合わ
せて圧着端子に圧着し、圧着端子とテンションメンバを
同時に固定する。
【００１２】そして、ケーブル端末処理後の光ファイバ
コード１０３を、融着部トレー４０に配線する。その場
合、まず、融着部トレー４０を手前に引き出した状態
で、光ファイバ心線が最小半径を確保できるように、導
入した光ファイバコード１０３をコードクランプで固定
する。そして、クランプ部から所定位置で先端側の被覆
（シリコンチューブ）を剥がし、導出した光ファイバ心
線の余長を確保して、その余長部を融着部トレー４０上
で係止する。ここまでが、光ファイバケーブル１０１か
ら融着部トレー４０までの配線である。
コード１０３を、融着部トレー４０に配線する。その場
合、まず、融着部トレー４０を手前に引き出した状態
で、光ファイバ心線が最小半径を確保できるように、導
入した光ファイバコード１０３をコードクランプで固定
する。そして、クランプ部から所定位置で先端側の被覆
（シリコンチューブ）を剥がし、導出した光ファイバ心
線の余長を確保して、その余長部を融着部トレー４０上
で係止する。ここまでが、光ファイバケーブル１０１か
ら融着部トレー４０までの配線である。
【００１３】一方、コネクタトレー３１は、前記接続用
コード１０４を上面にてジャンパコード１０６の一端と
コネクタ接続し、且つその接続余長を収容するためのも
のである。接続用コード１０４は、片端にＳＣ型コネク
タプラグの付いた成端品であり、コネクタトレー３１へ
は次のように配線されている。まず、接続用コード１０
４のコネクタプラグの付いた方を、予め手前に引き出し
たコネクタトレー３１の上面に導入する。そして、コネ
クタトレー３１上で余長を確保し、接続アダプタ（図示
略）の一端にコネクタプラグを接続して、これをコネク
タトレー３１上のコネクタホルダに収納する。２心（４
心）単心分岐コードの場合は、２心単心分岐コードから
なる接続用コード１０４をコネクタトレー３１上に引き
込み、ダム固定ホルダにダム部を固定し余長を確保す
る。その後、接続アダプタにコネクタプラグを接続し、
コネクタホルダに収納する。
コード１０４を上面にてジャンパコード１０６の一端と
コネクタ接続し、且つその接続余長を収容するためのも
のである。接続用コード１０４は、片端にＳＣ型コネク
タプラグの付いた成端品であり、コネクタトレー３１へ
は次のように配線されている。まず、接続用コード１０
４のコネクタプラグの付いた方を、予め手前に引き出し
たコネクタトレー３１の上面に導入する。そして、コネ
クタトレー３１上で余長を確保し、接続アダプタ（図示
略）の一端にコネクタプラグを接続して、これをコネク
タトレー３１上のコネクタホルダに収納する。２心（４
心）単心分岐コードの場合は、２心単心分岐コードから
なる接続用コード１０４をコネクタトレー３１上に引き
込み、ダム固定ホルダにダム部を固定し余長を確保す
る。その後、接続アダプタにコネクタプラグを接続し、
コネクタホルダに収納する。
【００１４】また、上下に配設されたコネクタトレー収
納部１１と融着部トレー収納部１３との間には、接続用
コード１０４の中間余長を載せるためのセンターコード
トレー１４が配設されている。さらに、前記線路側トレ
ー収納架体１内の左側には、多数の接続用コード１０４
を、縦に束状にして側壁１ｂに沿って保持し、且つこの
接続用コード１０４の束から所定の本数の接続用コード
１０４を分岐するためのコード支持部６が設けられてい
る。そして、コネクタトレー３１から引き延ばされた接
続用コード１０４は、コード支持部６によって平面的に
保持されて下方に延び、下方側の端部はセンターコード
トレー１４を経て、融着部トレー４０の反対側に導か
れ、融着部トレー４０の上面に導入されて、反対側から
導入された前記光ファイバコード１０３と融着接続され
ている。この接続は次のように行われている。
納部１１と融着部トレー収納部１３との間には、接続用
コード１０４の中間余長を載せるためのセンターコード
トレー１４が配設されている。さらに、前記線路側トレ
ー収納架体１内の左側には、多数の接続用コード１０４
を、縦に束状にして側壁１ｂに沿って保持し、且つこの
接続用コード１０４の束から所定の本数の接続用コード
１０４を分岐するためのコード支持部６が設けられてい
る。そして、コネクタトレー３１から引き延ばされた接
続用コード１０４は、コード支持部６によって平面的に
保持されて下方に延び、下方側の端部はセンターコード
トレー１４を経て、融着部トレー４０の反対側に導か
れ、融着部トレー４０の上面に導入されて、反対側から
導入された前記光ファイバコード１０３と融着接続され
ている。この接続は次のように行われている。
【００１５】まず、融着部トレー４０上に導入された接
続用コード１０４を、コードクランプで固定し、クラン
プ部より先端側のコード被覆を剥がして、光ファイバ心
線を導出する。次いで、接続用コード１０４から引き出
した光ファイバ心線を、余長を確保しながら係止し、融
着部トレー４０の反対側から導入した光ファイバコード
１０３の光ファイバ心線と相互に融着接続する。融着部
は融着部補強用スリーブにより補強するので、円筒状と
なり、これをトレー４０上の仮止め固定具にそれぞれ嵌
め込んで、融着接続部を固定する。
続用コード１０４を、コードクランプで固定し、クラン
プ部より先端側のコード被覆を剥がして、光ファイバ心
線を導出する。次いで、接続用コード１０４から引き出
した光ファイバ心線を、余長を確保しながら係止し、融
着部トレー４０の反対側から導入した光ファイバコード
１０３の光ファイバ心線と相互に融着接続する。融着部
は融着部補強用スリーブにより補強するので、円筒状と
なり、これをトレー４０上の仮止め固定具にそれぞれ嵌
め込んで、融着接続部を固定する。
【００１６】また、反対側に配置された装置側トレー収
納架体２の内部上方にも、コネクタトレー収納部１２が
設けられており、このコネクタトレー収納部１２には、
多数のコネクタトレー３２が個別に前後方向出し入れ自
在に積層状態で支持されている。コネクタトレー３２
は、装置側トレー収納架体２の背面パネルにより前後方
向スライド自在に支持されている。装置側トレー収納架
体２の下方には余長収納部１５、１６が設けられてい
る。
納架体２の内部上方にも、コネクタトレー収納部１２が
設けられており、このコネクタトレー収納部１２には、
多数のコネクタトレー３２が個別に前後方向出し入れ自
在に積層状態で支持されている。コネクタトレー３２
は、装置側トレー収納架体２の背面パネルにより前後方
向スライド自在に支持されている。装置側トレー収納架
体２の下方には余長収納部１５、１６が設けられてい
る。
【００１７】装置側トレー収納架体２内の右側の側壁２
ｂの内側には、光ファイバコード１０５から引き延ばし
た多数の光ファイバコード１０５を、縦に束状にして側
壁２ｂに沿って保持し且つこの光ファイバコード１０５
の束から所定の本数の光ファイバコード１０５を分岐す
るためのコード支持部９が設けられている。このコード
支持部９は、前述したコード支持部６と同じものであ
る。
ｂの内側には、光ファイバコード１０５から引き延ばし
た多数の光ファイバコード１０５を、縦に束状にして側
壁２ｂに沿って保持し且つこの光ファイバコード１０５
の束から所定の本数の光ファイバコード１０５を分岐す
るためのコード支持部９が設けられている。このコード
支持部９は、前述したコード支持部６と同じものであ
る。
【００１８】また、中央のジャンパコード収納架体３
は、前面が開放した水平断面コ字形のもので、内部がジ
ャンパコード１０６の余長収納部３ａとなっている。そ
して、対向する両側壁３ｂ、３ｂの内面に、ジャンパコ
ード支持部７、８がそれぞれ設けられている。
は、前面が開放した水平断面コ字形のもので、内部がジ
ャンパコード１０６の余長収納部３ａとなっている。そ
して、対向する両側壁３ｂ、３ｂの内面に、ジャンパコ
ード支持部７、８がそれぞれ設けられている。
【００１９】前記コード支持部６、７、８、９は大体同
じ構造のものであり、その代表をコード支持部８を例に
とって図２、図１（ｃ）を用いて説明する。コード支持
部８は、上下方向に多段に設けられたコードクランプ１
７から構成されている。各段のコードクランプ１７は、
図２に示すように側壁３ｂに固定され帯板１７ａと、帯
板１７ａに前後方向に間隔的に突設された多数の支持板
１７ｂと、支持板１７ｂ間に固定された把持用弾性体
（例えばスポンジ）１７ｃとからなるもので、把持用弾
性体１７ｃに上下に貫通したスリット（光コード把持
部）１７ｄが形成されている。そして、各スリット１７
ｄにジャンパコード１０６を挿入することで、ジャンパ
コード１０６を縦方向に延びた状態で保持できるように
なっている。この場合、把持用弾性体１７ｃの数だけス
リット１７ｄが前後方向に複数本確保されているから、
各段のコードクランプ１７のスリット１７ｄに、順次ジ
ャンパコード１０６の束を挿入することで、ジャンパコ
ード１０６が側壁３ｂに沿って平面的に保持されてい
る。
じ構造のものであり、その代表をコード支持部８を例に
とって図２、図１（ｃ）を用いて説明する。コード支持
部８は、上下方向に多段に設けられたコードクランプ１
７から構成されている。各段のコードクランプ１７は、
図２に示すように側壁３ｂに固定され帯板１７ａと、帯
板１７ａに前後方向に間隔的に突設された多数の支持板
１７ｂと、支持板１７ｂ間に固定された把持用弾性体
（例えばスポンジ）１７ｃとからなるもので、把持用弾
性体１７ｃに上下に貫通したスリット（光コード把持
部）１７ｄが形成されている。そして、各スリット１７
ｄにジャンパコード１０６を挿入することで、ジャンパ
コード１０６を縦方向に延びた状態で保持できるように
なっている。この場合、把持用弾性体１７ｃの数だけス
リット１７ｄが前後方向に複数本確保されているから、
各段のコードクランプ１７のスリット１７ｄに、順次ジ
ャンパコード１０６の束を挿入することで、ジャンパコ
ード１０６が側壁３ｂに沿って平面的に保持されてい
る。
【００２０】ここでは、図１（ｂ）、（ｃ）に示すよう
に、コネクタトレー３１、３２から引き延ばされたジャ
ンパコード１０６の両端部側は、最初に最寄りのコード
クランプ１７の最前端のスリット１７ｄに挿入され、中
間余長部が下方に延ばされている。そして、下方に延ば
される際に、下段のコードクランプ１７に行くに従っ
て、順次後端側のスリット１７ｄに一つずつずらして挿
入されている。これにより、ジャンパコード１０６全体
が斜めに並列となった状態で平面的に保持されている。
この場合、ジャンパコード１０６の全長は略一定に設定
されているので、上方のコネクタトレー３１、３２に接
続したジャンパコード１０６ほど、ジャンパコード収納
架体３の奥側で上方に位置し、下方のコネクタトレー３
１、３２に接続したジャンパコード１０６ほど、ジャン
パコード収納架体３の手前側で下方に位置する。従っ
て、ジャンパコード収納架体３の正面から見るだけで、
全部のジャンパコード１０６を観察することができ、切
替接続したいジャンパコード１０６を容易に見つけ出す
ことができる。
に、コネクタトレー３１、３２から引き延ばされたジャ
ンパコード１０６の両端部側は、最初に最寄りのコード
クランプ１７の最前端のスリット１７ｄに挿入され、中
間余長部が下方に延ばされている。そして、下方に延ば
される際に、下段のコードクランプ１７に行くに従っ
て、順次後端側のスリット１７ｄに一つずつずらして挿
入されている。これにより、ジャンパコード１０６全体
が斜めに並列となった状態で平面的に保持されている。
この場合、ジャンパコード１０６の全長は略一定に設定
されているので、上方のコネクタトレー３１、３２に接
続したジャンパコード１０６ほど、ジャンパコード収納
架体３の奥側で上方に位置し、下方のコネクタトレー３
１、３２に接続したジャンパコード１０６ほど、ジャン
パコード収納架体３の手前側で下方に位置する。従っ
て、ジャンパコード収納架体３の正面から見るだけで、
全部のジャンパコード１０６を観察することができ、切
替接続したいジャンパコード１０６を容易に見つけ出す
ことができる。
【００２１】また、コネクタトレー３１、３２とコード
支持部７、８との間のジャンパコード１０６は、ジャン
パコード収納架体３の両側壁３ｂ、３ｂの前端の振り分
け部１９ａによって振り分けられている。振り分け部１
９ａは、側壁３ｂの前端をコネクタトレー収納部１１、
１２側に向けて半円弧状に湾曲形成したものであり、先
端面にコード引掛用のフック１９ｂを有している。従っ
て、コネクタトレー収納部１１、１２に対するコネクタ
トレー３１、３２の収納時や引き出し時を問わず、常に
側壁３ｂ、３ｂ前端におけるジャンパコード１０６の湾
曲半径を安定して確保することができる。
支持部７、８との間のジャンパコード１０６は、ジャン
パコード収納架体３の両側壁３ｂ、３ｂの前端の振り分
け部１９ａによって振り分けられている。振り分け部１
９ａは、側壁３ｂの前端をコネクタトレー収納部１１、
１２側に向けて半円弧状に湾曲形成したものであり、先
端面にコード引掛用のフック１９ｂを有している。従っ
て、コネクタトレー収納部１１、１２に対するコネクタ
トレー３１、３２の収納時や引き出し時を問わず、常に
側壁３ｂ、３ｂ前端におけるジャンパコード１０６の湾
曲半径を安定して確保することができる。
【００２２】前述したように、線路側、装置側の各コネ
クタトレー３１、３２から引き出したジャンパコード１
０６は、最初に最寄りのコードクランプ１７の再前端の
スリット１７ｄにクランプさせた後、基本的にはクラン
プさせようとするコードクランプ１７が下がるほどに奥
の方（後の方）へと配線していく。そして、線路側のコ
ード支持部７から装置側のコード支持部８への渡しは、
できる限り架体３の奥壁と平行に奥の方から順番に行
う。
クタトレー３１、３２から引き出したジャンパコード１
０６は、最初に最寄りのコードクランプ１７の再前端の
スリット１７ｄにクランプさせた後、基本的にはクラン
プさせようとするコードクランプ１７が下がるほどに奥
の方（後の方）へと配線していく。そして、線路側のコ
ード支持部７から装置側のコード支持部８への渡しは、
できる限り架体３の奥壁と平行に奥の方から順番に行
う。
【００２３】接続するコネクタトレー３１、３２の位置
関係によっては、通常のやり方で配線すると長さが短く
なるときがある。そのときは次のように行う。すなわ
ち、図４に示すように、渡す前に矢印（ニ）で示す箇所
のように、一側のコードクランプ１７、１７間でクロス
させる。また、図３に示すように、線路側のコード支持
部７から装置側のコード支持部８間の渡し部分では、矢
印（ロ）の箇所のように斜めに渡してもよいが、矢印
（ハ）の箇所のようにクロスさせないものとする。ま
た、矢印（イ）の箇所のように、できるだけ手前のスリ
ット１７ｄ、１７ｄ間で渡す。このようにすることによ
り、ジャンパコード１０６の切替作業時に、手が中に入
りやすくなるので、作業性が良くなる。
関係によっては、通常のやり方で配線すると長さが短く
なるときがある。そのときは次のように行う。すなわ
ち、図４に示すように、渡す前に矢印（ニ）で示す箇所
のように、一側のコードクランプ１７、１７間でクロス
させる。また、図３に示すように、線路側のコード支持
部７から装置側のコード支持部８間の渡し部分では、矢
印（ロ）の箇所のように斜めに渡してもよいが、矢印
（ハ）の箇所のようにクロスさせないものとする。ま
た、矢印（イ）の箇所のように、できるだけ手前のスリ
ット１７ｄ、１７ｄ間で渡す。このようにすることによ
り、ジャンパコード１０６の切替作業時に、手が中に入
りやすくなるので、作業性が良くなる。
【００２４】そして、図４に示すように、ジャンパコー
ド収納架体３に収納されたジャンパコード１０６の一端
は、線路側のコネクタトレー３１上において、接続用コ
ード１０４から単心分岐したコードと、コネクタホルダ
３７に保持されたコネクタ（図示略）を介して相互接続
し、また、ジャンパコード１０６の他端は、装置側のコ
ネクタトレー３２上において、光ファイバコード１０５
とコネクタホルダ３７に保持されたコネクタを介して相
互接続する。それにより、ジャンパコード１０６によっ
て、線路側トレー収納架体１１に収容されたコネクタト
レー３１と、装置側トレー収納部１２に収納されたコネ
クタトレー３２との対が切替可能に接続されている。
ド収納架体３に収納されたジャンパコード１０６の一端
は、線路側のコネクタトレー３１上において、接続用コ
ード１０４から単心分岐したコードと、コネクタホルダ
３７に保持されたコネクタ（図示略）を介して相互接続
し、また、ジャンパコード１０６の他端は、装置側のコ
ネクタトレー３２上において、光ファイバコード１０５
とコネクタホルダ３７に保持されたコネクタを介して相
互接続する。それにより、ジャンパコード１０６によっ
て、線路側トレー収納架体１１に収容されたコネクタト
レー３１と、装置側トレー収納部１２に収納されたコネ
クタトレー３２との対が切替可能に接続されている。
【００２５】この光配線盤は、ジャンパコード収納架体
３内に収容したジャンパコード１０６のコネクタトレー
３１、３２への配線を差し替えることにより、コネクタ
トレー３１、３２間の接続を切り替えることができる。
その切り替え作業において、ジャンパコード１０６を保
持するコードクランプ１７の位置を変更する場合は、ジ
ャンパコードを元のスリット１７ｄから離脱し、目的の
コネクタトレー３１、３２に近いスリット１７ｄに挿入
し直す。この際、ジャンパコード収納架体３内の余長収
納部３ａを利用することにより、ジャンパコード１０６
の長さが足りなくならないようにする。
３内に収容したジャンパコード１０６のコネクタトレー
３１、３２への配線を差し替えることにより、コネクタ
トレー３１、３２間の接続を切り替えることができる。
その切り替え作業において、ジャンパコード１０６を保
持するコードクランプ１７の位置を変更する場合は、ジ
ャンパコードを元のスリット１７ｄから離脱し、目的の
コネクタトレー３１、３２に近いスリット１７ｄに挿入
し直す。この際、ジャンパコード収納架体３内の余長収
納部３ａを利用することにより、ジャンパコード１０６
の長さが足りなくならないようにする。
【００２６】本実施例の光配線盤によれば、ジャンパコ
ード１０６を収納する専用の架体３を設けたので、多数
のジャンパコード１０６の接続切り替え作業を、他の光
ファイバとの干渉を避けながら効率良く行なうことがで
き、切り替えの作業能率が向上する。また、ジャンパコ
ード１０６は、ジャンパコード収納架体３上に整然と保
持されているから、接続切替を行う再に該当するジャン
パコード１０６を容易に見つけることができ、作業効率
が良い。
ード１０６を収納する専用の架体３を設けたので、多数
のジャンパコード１０６の接続切り替え作業を、他の光
ファイバとの干渉を避けながら効率良く行なうことがで
き、切り替えの作業能率が向上する。また、ジャンパコ
ード１０６は、ジャンパコード収納架体３上に整然と保
持されているから、接続切替を行う再に該当するジャン
パコード１０６を容易に見つけることができ、作業効率
が良い。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の光
配線盤によれば、水平断面コ字形のジャンパコード収納
架体を有し、対向する両側壁内面に、多数のジャンパコ
ードの一端側および他端側をそれぞれ当該側壁に沿う平
面内にて整列状態でクランプするコード支持部が設けら
れ、各コード支持部が、前後方向に複数のジャンパコー
ド把持部を有し且つ上下方向に間隔的に多段に設けられ
た複数のコードクランプから構成され、ジャンパコード
の両端部側が最寄りの段のコードクランプの前端のジャ
ンパコード把持部に把持されてジャンパコードの中間余
長部が下方に延ばされ、且つ下方に延ばされる際に、順
次下段のコードクランプにクランプされると共に、クラ
ンプされるジャンパコード把持部の位置が下段のコード
クランプに行くに従い順次後端側にずらされているの
で、多数のジャンパコードを見やすく整理した状態で収
納することができ、ジャンパコードの取り扱いが容易と
なり、接続切り替え作業を他の光ファイバとの干渉（例
えばジャンパコードとの絡み合い）を避けながら行なう
ことができ、切り替えの作業能率が向上する。
配線盤によれば、水平断面コ字形のジャンパコード収納
架体を有し、対向する両側壁内面に、多数のジャンパコ
ードの一端側および他端側をそれぞれ当該側壁に沿う平
面内にて整列状態でクランプするコード支持部が設けら
れ、各コード支持部が、前後方向に複数のジャンパコー
ド把持部を有し且つ上下方向に間隔的に多段に設けられ
た複数のコードクランプから構成され、ジャンパコード
の両端部側が最寄りの段のコードクランプの前端のジャ
ンパコード把持部に把持されてジャンパコードの中間余
長部が下方に延ばされ、且つ下方に延ばされる際に、順
次下段のコードクランプにクランプされると共に、クラ
ンプされるジャンパコード把持部の位置が下段のコード
クランプに行くに従い順次後端側にずらされているの
で、多数のジャンパコードを見やすく整理した状態で収
納することができ、ジャンパコードの取り扱いが容易と
なり、接続切り替え作業を他の光ファイバとの干渉（例
えばジャンパコードとの絡み合い）を避けながら行なう
ことができ、切り替えの作業能率が向上する。
【図１】本発明の一実施例の全体構成図で、（ａ）は正
面図、（ｂ）は図（ａ）のＡ−Ａ矢視図、（ｃ）は図
（ａ）のＢ−Ｂ矢視図である。
面図、（ｂ）は図（ａ）のＡ−Ａ矢視図、（ｃ）は図
（ａ）のＢ−Ｂ矢視図である。
【図２】同実施例におけるコード支持部の拡大斜視図で
ある。
ある。
【図３】同実施例におけるジャンパコード収納架体の平
面図である。
面図である。
【図４】図３のＣ−Ｃ矢視図である。
【図５】同実施例における線路側コネクタトレーと装置
側コネクタトレーのジャンパコードによる接続例を示す
平面図である。
側コネクタトレーのジャンパコードによる接続例を示す
平面図である。
３…ジャンパコード収納架体、３ａ…余長収納部、３ｂ
…側壁、７，８…コード支持部、１７…コードクラン
プ、１７ｄ…スリット（光コード把持部）、１０６…ジ
ャンパコード
…側壁、７，８…コード支持部、１７…コードクラン
プ、１７ｄ…スリット（光コード把持部）、１０６…ジ
ャンパコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 秀夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フ ジクラ 佐倉工場内 (56)参考文献 実公 昭61−46485（ＪＰ，Ｙ２) 特表 平５−503162（ＪＰ，Ａ) 米国特許4962989（ＵＳ，Ａ) 米国特許4848054（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02B 6/00 G02B 6/38 H04Q 1/14 H05K 7/00
Claims (1)
- 【請求項１】 前面が開放し内部がジャンパコード（１
０６）の余長収納空間（３ａ）とされた水平断面コ字形
のジャンパコード収納架体（３）を有し、対向する両側
壁（３ｂ、３ｂ）内面に、多数のジャンパコードの一端
側および他端側をそれぞれ当該側壁に沿う平面内にて整
列状態でクランプするコード支持部（７，８）が設けら
れ、各コード支持部が、前後方向に複数のジャンパコー
ド把持部（１７ｄ）を有し且つ上下方向に間隔的に多段
に設けられた複数のコードクランプ１７から構成され、
ジャンパコードの両端部側が最寄りの段のコードクラン
プの前端のジャンパコード把持部に把持されてジャンパ
コードの中間余長部が下方に延ばされ、且つ下方に延ば
される際に、順次下段のコードクランプにクランプされ
ると共に、クランプされるジャンパコード把持部の位置
が下段のコードクランプに行くに従い順次後端側にずら
されていることを特徴とする光配線盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32079595A JP3148609B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 光配線盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32079595A JP3148609B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 光配線盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09159841A JPH09159841A (ja) | 1997-06-20 |
| JP3148609B2 true JP3148609B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=18125335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32079595A Expired - Lifetime JP3148609B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 光配線盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3148609B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100377823B1 (ko) * | 1998-07-24 | 2003-03-26 | 니폰덴신뎅와 가부시키가이샤 | 광배선반과 광배선 시스템 |
| US6633717B1 (en) * | 2000-09-08 | 2003-10-14 | Telect, Inc. | High density fiber optic cable distribution frame system |
| FR2825476B1 (fr) * | 2001-05-29 | 2003-09-19 | France Telecom | Repartiteur automatique de grande capacite, notamment pour fibres optiques, dispositif et procede de connexion/deconnexion automatique de fibres de liaison brassees dans ce repartiteur |
| FR2832226B1 (fr) | 2001-11-13 | 2004-10-22 | Nexans | Module de distribution et de connexion de fibres optiques destine a un repartiteur optique |
| FR2832225B1 (fr) * | 2001-11-13 | 2004-08-27 | Nexans | Repartiteur optique a haute densite et procede pour le jarretierage d'un tel repartiteur |
| CN101923197A (zh) * | 2010-08-04 | 2010-12-22 | 南京华脉科技有限公司 | 光纤总配线架 |
| CN109923456B (zh) * | 2016-09-30 | 2021-02-19 | 英国电讯有限公司 | 光纤连接器以及包括光纤连接器的通信网络 |
| WO2019016263A1 (en) | 2017-07-20 | 2019-01-24 | British Telecommunications Public Limited Company | OPTICAL FIBER |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP32079595A patent/JP3148609B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09159841A (ja) | 1997-06-20 |
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