[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2919356B2 - 気化器における燃料調整弁の作動制限装置 - Google Patents

気化器における燃料調整弁の作動制限装置

Info

Publication number
JP2919356B2
JP2919356B2 JP13745096A JP13745096A JP2919356B2 JP 2919356 B2 JP2919356 B2 JP 2919356B2 JP 13745096 A JP13745096 A JP 13745096A JP 13745096 A JP13745096 A JP 13745096A JP 2919356 B2 JP2919356 B2 JP 2919356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
screw
carburetor
screw hole
regulating valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13745096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09303201A (ja
Inventor
富雄 芦
道泰 富樫
俊一 重原
信之 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON UORUBUROO KK
Original Assignee
NIPPON UORUBUROO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON UORUBUROO KK filed Critical NIPPON UORUBUROO KK
Priority to JP13745096A priority Critical patent/JP2919356B2/ja
Publication of JPH09303201A publication Critical patent/JPH09303201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2919356B2 publication Critical patent/JP2919356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として動力鋸、刈
払い機などに搭載される小型内燃機関の気化器におけ
る、燃料調整弁の燃料流量増方向への回動を制限する、
燃料調整弁の作動制限装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型内燃機関においても排出ガス成分の
規制がなされることに伴ない、内燃機関の製造工場で予
め調整された燃料流量を超える方向には、気化器の燃料
調整弁を調整できないような措置が講じられている。
【0003】例えば特開平6-102093号公報に開示される
気化器における燃料調整弁の作動制限装置では、燃料調
整弁の燃料増方向への回動を阻止するために、燃料調整
弁の頭部に作動制限蓋が取り付けられている。しかし、
上述の燃料調整弁の作動制限装置では、燃料調整弁の頭
部に作動制限蓋を取り付ける際に、燃料調整弁の動きを
抑えるコイルばねが装着されているものの、燃料調整弁
の回転位置が狂うことがある。つまり、燃料調整弁の調
整作業の完了後に、燃料調整弁がコイルばねの力によ
り、ねじ部の背隙(バツクラツシユ)分だけ戻され、燃
料流量が変化するとういう問題がある。また、燃料調整
弁の頭部が気化器本体から突出しているので、運転者が
故意に作動制限蓋を破壊すれば、燃料調整弁を燃料増方
向へ調整できる。
【0004】そこで、本願出願人は特願平7−1456
77号により新規な燃料調整弁の作動制限装置を提案し
た。上述の燃料調整弁の作動制限装置によれば、ねじ部
の背隙による燃料流量の変化はないが、燃料調整弁の頭
部へ作動制限蓋を嵌装する時、気化器本体のねじ孔と燃
料調整弁のねじ部のガタ分だけ、燃料調整弁の先端部が
偏心することがある。つまり、燃料調整弁のねじ部は、
自ら回止め環の通孔にねじ溝を切りながら螺合するの
で、燃料調整弁と回止め環との間にガタはないが、気化
器本体のねじ孔と燃料調整弁のねじ部とは、機械加工に
より形成されているので、ねじ孔とねじ部の間のガタを
完全になくすことはできない。
【0005】気化器本体のねじ孔と燃料調整弁のねじ部
との間にガタがあると、燃料調整弁の頭部に作動制限蓋
を嵌装した時に、燃料調整弁のねじ部が大径ねじ部を支
点として傾く。この結果、燃料調整弁の先端テーパ部が
気化器本体の燃料通路孔に対して偏心し、燃料流量が変
化するので、作動制限蓋を取り付けた後に、再度微調整
しなければならない。
【0006】ねじ孔と第1のねじ部の加工精度を高めれ
ば、両者の間のガタを少くすることができるが、精度加
工の向上はコストの増加を来たす。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、燃料調整弁の頭部に作動制限蓋を装着する
時に、燃料調整弁の調整位置に狂いが生じることがな
く、かつ作動制限蓋を外部から簡単には破壊できないよ
うにした、気化器における燃料調整弁の作動制限装置を
提供することにある。
【0008】本発明の他の課題は今後排出ガス成分の規
制がさらに強化されるのに鑑み、燃料調整弁の頭部に作
動制限蓋を装着する時に、燃料流量の変化を来さないよ
うな、気化器における燃料調整弁の作動制限装置を提供
することにある。
【0009】本発明の他の課題は気化器本体に対する燃
料調整弁の螺合部のガタを抑えるために、構成が簡単で
あり、螺合部の加工精度を高めないでも、加工精度を高
めたと同様の効果が得られる、気化器における燃料調整
弁の作動制限装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は気化器本体のねじ孔の基端側に該ね
じ孔よりも大径の段付円筒部を設け、前記ねじ孔に螺合
する燃料調整弁のねじ部よりも基端側に大径ねじ部を設
け、前記段付円筒部の段部に当接する回止め環に前記大
径ねじ部を螺合し、燃料調整弁の頭部に作動制限蓋をセ
レーシヨン嵌合し、該作動制限蓋の外周壁に形成した軸
方向の突条を、前記段付円筒部の内周壁に設けた前記突
条よりも幅が広い軸方向溝へ係合し、前記段付円筒部の
外端壁に前記作動制限蓋が貫通し得る開口を有する保持
板を取外し不能に結合したものにおいて、気化器本体の
外壁面から前記ねじ孔へ接近するポンチ挿入孔を設け、
気化器本体へ燃料調整弁を螺合した状態でポンチにより
前記ポンチ挿入孔の内端壁を前記ねじ孔の方へ塑性変形
させたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、気化器本体に外壁面
から気化器本体のねじ孔と燃料調整弁のねじ部との螺合
部へ垂直に延びるポンチ挿入孔を気化器本体に設け、ポ
ンチ挿入孔へポンチを打ち込んで、気化器本体のねじ孔
に部分的な塑性変形を起させ、燃料調整弁の螺合部のガ
タを少くする。これにより、気化器本体のねじ孔と燃料
調整弁のねじ部との間にガタがなくなるので、燃料調整
弁の頭部へ作動制限蓋を外嵌する時に、燃料調整弁が動
くことがない。したがつて、作動制限蓋の装着の前後で
燃料流量が変化することはないので、燃料調整弁を再調
整する必要はない。
【0012】気化器本体に対する燃料調整弁のガタをな
くす塑成変形部分はねじ孔の一部分であり、燃料調整弁
の操作荷重(調整トルク)が増加することはない。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る気化器における燃料調整
弁の作動制限装置の装着状態を示す側面断面図、図2は
同作動制限装置の端部の保持板の正面図、図3は気化器
本体のねじ孔を塑性変形させるポンチ挿入孔を示す正面
断面図である。図1に示すように、気化器本体20は中
央部分に紙面と垂直な方向に延びる吸気通路21が、下
端壁に燃料室24がそれぞれ形成され、燃料室24と吸
気通路21とを結ぶ通孔22に、燃料ノズル40が装着
される。燃料ノズル40はカツプ形の本体の周壁に環状
溝43と径方向の通路42を備えられ、本体の上端部に
公知の円板からなる弁体41を配設され、本体の上端部
に係止した複数の脚片を有する抜止め環40aにより、
弁体41が上方へ抜け出さないように構成される。
【0014】燃料調整弁2は通孔22に対し垂直方向に
延びるねじ孔25に螺合支持され、燃料調整弁2の先端
ニードル部3が通路23aへ突出され、燃料室24から
通路23、23a、環状溝43、通路42を経て吸気通
路21へ供給される燃料流量を調整するようになつてい
る。気化器本体20の下壁面に複数の位置決めピン26
(図3)が一体に形成され、図示してない下壁板の位置
決め孔へ嵌合される。燃料室24は気化器本体20と前
述の下壁板との間に挟んだダイヤフラムにより区画され
る。しかし、このような構成は公知であり、本発明の要
旨には直接関係しないのでこれ以上説明しない。
【0015】好ましくは、気化器本体20は側方へ突出
する突壁部20aを設けられ、突壁部20aに形成した
段付円筒部29に、燃料調整弁2の頭部7と燃料調整弁
2の調整作用を制限する作動制限蓋10が収容される。
段付円筒部29はねじ孔25に隣接しかつねじ孔25よ
りも大径の円筒部27を備えており、段部28に後述す
る回止め環9が当接される。燃料調整弁2の頭部7には
フランジ6とセレーシヨン7bとが形成され、頭部7の
端面に工具を係合する径方向の溝7aとこれに連なるV
溝とが形成される。
【0016】カツプ形の作動制限蓋10はフランジ6を
嵌合する円筒部12と、セレーシヨン7bを嵌合するセ
レーシヨン孔13とを備えており、右端壁に工具を挿通
する円孔15と径方向の溝16とを形成される。段付円
筒部29の内周壁には、側壁30aと側壁30b(図4
参照)により区画される幅の広い軸方向溝30が形成さ
れ、段付円筒部29の開口端壁には金属製の保持板19
が固定される。
【0017】図2に示すように、ほぼ長円形をなす保持
板19は、作動制限蓋10を挿通し得る2つの円形の開
口19aを備えており、かつ各開口19aは縁部に切欠
19bを備えられる。切欠19bの幅(周方向の寸法)
は作動制限蓋10の突条14とほぼ等しく、保持板19
は段付円筒部29の軸方向溝30の端部を部分的に覆う
ようになつている。保持板19が突壁部20aから突出
しないように、段付円筒部29の開口縁部に、外形が保
持板19と同じく、深さが保持板19の板厚と同じくぼ
み31を形成される。保持板19は簡単には取り外すこ
とができないように、くぼみ31へ固く嵌合される。
【0018】図3に示すように、燃料調整弁は互いに並
設された高速燃料調整弁2と低速燃料調整弁2aとから
なり、各燃料調整弁2,2aに装着された作動制限蓋1
0を収容する段付円筒部29は、周壁部分を互いに連通
される。したがつて、軟質の合成樹脂からなる回止め環
9は一体化され、2つの通孔9aを備えられる。通孔9
aはねじ溝を切られていない。
【0019】図1に示すように、本発明では気化器本体
20の外壁面からねじ孔25へほぼ垂直に向けて、ねじ
孔25へ接近するポンチ挿入孔45が穿設される。燃料
調整弁2を規定の燃料流量に調整した(ねじ戻した)状
態で、気化器本体20のねじ孔25へポンチ46(図5
参照)により外力を加え、気化器本体20のねじ孔25
を部分的に塑性変形させてねじ孔25とねじ部4との間
のガタをなくす。
【0020】図3に示すように、ねじ孔25は低速燃料
調整弁2と高速燃料調整弁2aにそれぞれ設けられる。
塑性変形する部分はねじ孔25の周方向の一部分でしか
ないので、ねじ孔25とねじ部4との螺合部にガタがな
くても、燃料調整弁の動作が重くなることはない。
【0021】図4に示す実施例では、平行に並ぶ低速燃
料調整弁2と高速燃料調整弁2aのほぼ中心に、前記ポ
ンチ挿入孔45よりも大径の1つのポンチ挿入孔45a
を設ける。低速燃料調整弁2を螺合するねじ孔25と高
速燃料調整弁2aを螺合するねじ孔25の肉厚が同一に
なるようにポンチ挿入孔45aを加工する。図4に示す
ように、燃料調整弁2,2aを螺合した状態で、先端4
6aが平坦なポンチ46により外力を加え、ねじ孔25
に塑性変形を与え、ガタをなくす。図4の実施例では、
1つのポンチ挿入孔45aへ外力を1度加えるだけで、
低速燃料調整弁2と高速燃料調整弁2aの各螺合部のガ
タを簡単になくすことができる。
【0022】保持板19は前述したように段付円筒部2
9の開口縁部のくぼみ31に予め固定されるが、燃料調
整弁2,2aを装着した後に固定するようにしてもよ
い。まず、燃料調整弁2の頭部7の溝7aへ工具を係合
し、燃料調整弁2のねじ部4を気化器本体20のねじ孔
25へ螺合するとともに、大径ねじ部5を回止め環9の
通孔9aへねじ込む(切り込む)。こうして、燃料流量
を計測しながら、ニードル部3を通路23aへ突出さ
せ、通路(通路孔)23aとニードル部3との間の隙間
の面積を調整した後、燃料調整弁2を緩める(燃料増方
向へ回動する)ことができないように、燃料調整弁2の
頭部7のセレーシヨン7bへ作動制限蓋10のセレーシ
ヨン孔13を外嵌する。
【0023】作動制限蓋10を保持板19の開口19a
から段付円筒部29の内部へ押し込む時、作動制限蓋1
0の突条14は保持板19の切欠19bを経て段付円筒
部29の軸方向溝30へ係合される。作動制限蓋10を
装着する時、回止め環9の通孔9aと燃料調整弁2の大
径ねじ部5との螺合部の摩擦が、燃料調整弁2の回転を
阻止する。作動制限蓋10は段付円筒部29の内部へ挿
入され、突壁部20aから外部へ突出しないので、作動
制限蓋10を無理に取り外すことは難しい。
【0024】運転者が気化器の燃料流量を調整する場合
は、工具を作動制限蓋10の溝16へ係合して行う。作
動制限蓋10の突条14は軸方向溝30の一方の側壁3
0aに予め接近した状態に係合されているので、図3に
おいて燃料調整弁2は時計方向(燃料減方向)へは回動
できるが、反時計方向(燃料増方向)へ回動できない。
これにより、工場出荷時予め設定された最大許容燃料流
量を超えるような値に、気化器の燃料流量を調整するこ
とはできず、したがつて、機関の排出ガス規制を侵すよ
うな運転を防止できる。
【0025】図5に示すように、実際には、気化器製造
者が機関製造者へ気化器を納入する時、燃料調整弁2は
仮の燃料流量に設定され、作動制限蓋10を段付円筒部
29の内部へ約半分ほど押し込んだ状態で出荷される。
この組付け状態を維持するために、作動制限蓋10の外
周壁の軸方向ほぼ中心に、楔状ないし3角形の抜止め突
起51と半球状の突起52が備えられる。複数の抜止め
突起51と突起52を作動制限蓋10の外周壁に周方向
等間隔に設けるのが好ましい。
【0026】本発明による気化器は納入時、燃料調整弁
2のねじ部4をねじ孔25へ、大径ねじ部5を回止め環
9へそれぞれ螺合して、所定の燃料流量に設定される
が、作動制限蓋10は抜止め突起51が保持板19の開
口19aを通過し、突起52が保持板19の外側に待機
する状態に組み付けられる。図5に示す中間の組付け状
態では、作動制限蓋10の楔状の抜止め突起51と半球
状の突起52が、保持板19の内面と外面に接近してい
るので、輸送中の振動や衝撃により作動制限蓋10が段
付円筒部29の内部へ押し込まれたり、逆に抜け出て外
れることはない。機関製造者は燃料調整弁2を回転して
燃料流量を最終調整したうえで、作動制限蓋10を段付
円筒部29へ完全に押し込む。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、気化器本体に螺合する
ねじ部よりも大径のねじ部を燃料調整弁に設け、気化器
本体の段付円筒部の段部に当接する回止め環へ前記大径
ねじ部を螺合するようにしたので、燃料調整弁の頭部へ
作動制限蓋を外嵌する際に、燃料調整弁の調整位置に狂
いが生じることがない。
【0028】燃料調整弁のねじ部と気化器本体のねじ孔
との軸方向のガタを抑えるために、燃料調整弁の大径ね
じ部を回止め環にねじ溝を切りながら螺合するようにし
たので、燃料調整弁の締付力にバラツキがなく、安定し
た調整状態が得られ、燃料調整弁のねじ部と気化器本体
のねじ孔との間に軸方向のガタを抑えるばねを用いない
ので、燃料調整弁を装着する気化器本体の突壁部の寸法
を短縮できる。
【0029】気化器本体のねじ孔と燃料調整弁のねじ部
とのガタをなくしたので、作動制限蓋を嵌合する時に、
燃料調整弁の先端テーパ部が動くことがなく、燃料流量
の変化を防止できる。
【0030】気化器本体に対する燃料調整弁の螺合部の
ガタを抑えるために、単にポンチ挿入孔を設けるだけで
よく、構成が簡単であり、加工精度を高めないでも、加
工精度を高めた同様の効果が得られ、精度向上によるコ
スト増加を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気化器における燃料調整弁の作動
制限装置の側面断面図である。
【図2】同作動制限装置の端部の保持板を示す正面図で
ある。
【図3】同作動制限装置の要部を示す正面断面図であ
る。
【図4】同作動制限装置の要部の変更実施例を示す正面
断面図である。
【図5】同作動制限装置の中間の組付け状態を示す側面
断面図である。
【符号の説明】
2:燃料調整弁 2a:燃料調整弁 3:ニードル部
4:ねじ部 5:大径ねじ部 6:フランジ 7:頭部
7a:溝 7b:セレーシヨン 9:回止め環 9a:通孔 10:作動制限蓋 12:円筒部 13:
セレーシヨン孔 14:突条 15:円孔 16:溝
19:保持板 19a:開口 19b:切欠 20:気化器本体 20a:突壁部 21:吸気通路
22:通孔 23:通路 23a:通路 24:燃料室 25:ねじ孔 26:位
置決めピン 27:大径の円筒部 28:段部 29:
段付円筒部 30:軸方向溝 30a:側壁 30b:側壁 31:くぼみ 40:逆止弁 40a:
抜止め環 41:弁体 42:通路 43:環状溝 45:ポンチ挿入孔 45
a:ポンチ挿入孔 46:ポンチ 46a:先端 5
1:抜止め突起 52:突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒木 信之 東京都港区芝公園2丁目3番3号 株式 会社日本ウォルブロー内 (56)参考文献 特開 平8−210186(JP,A) 特開 平6−137214(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 3/10 F02M 19/04 F16B 41/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気化器本体のねじ孔の基端側に該ねじ孔よ
    りも大径の段付円筒部を設け、前記ねじ孔に螺合する燃
    料調整弁のねじ部よりも基端側に大径ねじ部を設け、前
    記段付円筒部の段部に当接する回止め環に前記大径ねじ
    部を螺合し、燃料調整弁の頭部に作動制限蓋をセレーシ
    ヨン嵌合し、該作動制限蓋の外周壁に形成した軸方向の
    突条を、前記段付円筒部の内周壁に設けた前記突条より
    も幅が広い軸方向溝へ係合し、前記段付円筒部の外端壁
    に前記作動制限蓋が貫通し得る開口を有する保持板を取
    外し不能に結合したものにおいて、気化器本体の外壁面
    から前記ねじ孔へ接近するポンチ挿入孔を設け、気化器
    本体へ燃料調整弁を螺合した状態でポンチにより前記ポ
    ンチ挿入孔の内端壁を前記ねじ孔の方へ塑性変形させた
    ことを特徴とする、気化器における燃料調整弁の作動制
    限装置。
  2. 【請求項2】気化器本体の外壁面から前記ねじ孔へ接近
    するポンチ挿入孔は、前記ねじ孔のの中心軸線と垂直に
    設けられている、請求項1に記載の気化器における燃料
    調整弁の作動制限装置。
  3. 【請求項3】、 気化器本体の外壁面から前記ねじ孔へ
    接近するポンチ挿入孔は、低速燃料調整針弁と高速燃料
    調整針弁を螺合する両方のねじ孔へ向けて設けられてい
    る、請求項1に記載の気化器における燃料調整弁の作動
    制限装置。
  4. 【請求項4】気化器本体の外壁面から前記ねじ孔へ接近
    するポンチ挿入孔は、低速燃料調整針弁と高速燃料調整
    針弁を螺合する1対のねじ孔の間へ向けられた単一のも
    のである、請求項1に記載の気化器における燃料調整弁
    の作動制限装置。
JP13745096A 1996-05-08 1996-05-08 気化器における燃料調整弁の作動制限装置 Expired - Lifetime JP2919356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13745096A JP2919356B2 (ja) 1996-05-08 1996-05-08 気化器における燃料調整弁の作動制限装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13745096A JP2919356B2 (ja) 1996-05-08 1996-05-08 気化器における燃料調整弁の作動制限装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09303201A JPH09303201A (ja) 1997-11-25
JP2919356B2 true JP2919356B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=15198900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13745096A Expired - Lifetime JP2919356B2 (ja) 1996-05-08 1996-05-08 気化器における燃料調整弁の作動制限装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2919356B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09303201A (ja) 1997-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2919305B2 (ja) 気化器における燃料調整弁の作動制限装置
JPS6113680A (ja) レーザーレゾネータの反射鏡のための調整装置
JP2919356B2 (ja) 気化器における燃料調整弁の作動制限装置
JP2002155872A (ja) 内接歯車ポンプ
US4239710A (en) Device for checking random adjustment of adjustable parts of carburetor
JP2919358B2 (ja) 気化器における燃料調整弁の作動制限装置
JP2919359B2 (ja) 気化器における燃料調整弁の作動制限装置
US6491288B2 (en) Carburetor fuel mixture adjustment assembly
WO2000022295A1 (fr) Valve d'injection de carburant pour moteur diesel
JP2983885B2 (ja) 気化器における燃料調整弁の開度規制装置
JPH11351065A (ja) 気化器における燃料調整弁
JP2002276467A (ja) キャブレータニードルバルブの回転設定リテーナアセンブリ
JPH11287157A (ja) 気化器における燃料調整弁
JPH11324804A (ja) 気化器における燃料調整弁の作動制限装置
JPH11287156A (ja) 気化器における燃料調整弁
JPH1150914A (ja) 気化器の燃料調整装置
JP2000186622A (ja) 気化器における燃料調整弁
JP2602659Y2 (ja) 気化器燃料調整用針弁の開度規制キャップ
JPH0236934Y2 (ja)
US20240026842A1 (en) Flow control restrictor
JP2000186621A (ja) 気化器における燃料調整弁
JPH07286560A (ja) 気化器における燃料調整針弁の作動制限装置
JP2001214807A (ja) 気化器の燃料調整機構
US20240026841A1 (en) Fuel regulator
JP7291614B2 (ja) リミットキャップ