JP2905344B2 - 不定形重合体粒子の製造方法 - Google Patents
不定形重合体粒子の製造方法Info
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Description
吸水性、通気性、通液性に優れ、且つ吸水後のゲル強度
にも優れた吸水性樹脂として有用な不定形重合体粒子の
製造方法に関する。
樹脂は、その吸水性や保水性を利用して、衛生材料等の
医療分野、食品工業分野、農芸分野等に広く用いられて
いる。特に、生理用品、紙おむつ等の衛生材料に用いる
場合には、単位重量当たりの吸水量が多いこと、更には
吸水速度が速いことが要求されている。前記吸水量は樹
脂の分子構造に依存し、また同重量の樹脂では樹脂粉末
の粒径が小さいほど表面積が大きくなり、吸水速度も速
くなると考えられるので、吸水性樹脂に適した分子構造
を有し、且つ樹脂粉末の粒径が小さい吸水性樹脂の製造
方法が種々提案されている。
には、重合時の分散安定剤として特定の界面活性剤を用
いて重合させ、吸水性樹脂の粉末を微粒子(1〜40μ
m)化することにより、吸水速度の改善を試みた提案が
なされている。しかし、単に吸水性樹脂の粉末を微粒子
化しただけでは、吸水の途中にままこ現象が生じ、その
ため充分な吸水速度が得られないという問題がある。ま
た、特開昭62−106902号公報には、モノマーの
O/W/Oエマルジョンを製造し、モノマーを重合する
ことで内部に空孔を有する表面積の大きな吸水性多孔性
ポリマーの製造方法が記載されている。しかし、該製造
方法では、O/W/Oエマルジョンの製造工程が煩雑な
上、得られるポリマーの空孔が必ずしも連通しておら
ず、初期吸水速度が充分な吸水性樹脂が得られないとい
う問題がある。
は、油中水滴型の逆相懸濁重合を0〜20℃で重合を開
始させ、30%の重合率に達するまで重合温度を保持し
た後、昇温して重合を完結させる吸水性樹脂粒子の製造
方法が提案されており、該製造方法によって、1〜40
μmの微粒子が比較的緩く結合している、空隙率が高く
多孔性で吸水速度が速い吸水性樹脂粒子が得られること
が開示されている。しかし、該製造方法では、先ず、重
合率30%まで0〜20℃に重合温度をコントロールす
る必要があるが、このような低温で重合熱を効率的に除
去して、重合温度をコントロールすることは極めて困難
であり、量産化に適していないという問題がある。更に
は、重合中、重合槽へのポリマーの付着も多く非生産的
であるという問題もある。
さく、初期吸水速度等の吸水性、通気性、通液性に優
れ、且つ吸水後のゲル強度にも優れた吸水性樹脂として
有用な不定形重合体粒子を、簡便な操作で、生産性に優
れ、且つ量産化可能に製造することができる不定形重合
体粒子の製造方法を提供することにある。
た結果、水溶性重合性モノマーを重合させる際に、特定
のグリコシド化合物を分散剤として使用することによ
り、上記目的を達成し得ることを知見した。
で、重合に不活性な疎水性有機溶媒と水溶性重合性モノ
マーの水溶液とを用いて、該水溶性重合性モノマーを重
合させるに際し、分散剤としてヘミアセタール結合の水
素原子が疎水性基で置換された構造を有するグリコシド
化合物を存在させることを特徴とする不定形重合体粒子
の製造方法を提供することにある。
不定形重合体粒子は、球状とはかけ離れた形状を有し、
ふるい法(JIS)で測定された平均粒径が10μm以
上の空隙率の高い不定形ポリマーであり、そのため、該
不定形重合体粒子の集合体である吸水性樹脂において、
速い吸水速度、通気性、通液性、吸水後のゲル強度を示
すものである。
方法を詳細に説明する。なお、文中「%」は、特に説明
がない場合にはすべて「重量%」である。本発明におい
て用いる水溶性重合性モノマーとしては、好ましくはオ
レフィン系不飽和カルボン酸又はその塩、オレフィン系
不飽和カルボン酸エステル、オレフィン系不飽和スルホ
ン酸又はその塩、オレフィン系不飽和リン酸又はその
塩、オレフィン系不飽和アミン、オレフィン系不飽和ア
ンモニウム塩、オレフィン系不飽和アミド等の重合性不
飽和基を有するビニルモノマーが挙げられる。このう
ち、本発明においては、特にオレフィン系不飽和カルボ
ン酸又はその塩を好ましく用いることができる。
の塩としては、例えば、アクリル酸、メタアクリル酸、
マレイン酸、フマール酸若しくはこれらのアルカリ塩等
が挙げられ、前記オレフィン系不飽和カルボン酸エステ
ルとしては、例えば、メトキシポリエチレングリコール
(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート等が挙げられ、前記オレフィン系不飽和ス
ルホン酸又はその塩としては、例えば、(メタ)アクリ
ルアミドメチルプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸
若しくはこれらのアルカリ塩が挙げられ、前記オレフィ
ン系不飽和リン酸又はその塩としては、例えば、(メ
タ)アクリロイル(ポリ)オキシエチレンリン酸エステ
ル若しくはこれらのアルカリ塩等が挙げられ、前記オレ
フィン系不飽和アミンとしては、例えば、ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート等が挙げられ、前記オレ
フィン系不飽和アンモニウム塩としては、例えば、(メ
タ)アクリロイルオキシエチレントリメチルアンモニウ
ムハロゲン塩等が挙げられ、前記オレフィン系不飽和ア
ミドとしては、(メタ)アクリルアミド、N−メチル
(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリル
アミド、N−プロピル(メタ)アクリルアミド等の(メ
タ)アクリルアミド誘導体やビニルメチルアセトアミド
等が挙げられ、これらを1種または2種以上の混合物と
して用いることができる。また、前記アルカリ塩として
は、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアンモニ
ウム塩等が挙げられる。
る前記水溶性重合性モノマーの濃度は、好ましくは1〜
90%、更に好ましくは10〜60%である。
性有機溶媒としては、n−ペンタン、シクロペンタン、
n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン、メチル
シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素、n−ブチルアルコール、n−ア
ミルアルコール等の炭素数4〜6の脂肪族アルコール、
メチルエチルケトン等の脂肪族ケトン、酢酸エチル等の
脂肪族エステル類等が挙げられ、これらを1種または2
種以上の混合物として用いることができる。
溶性重合性モノマーの水溶液に対して50〜500%の
範囲とするのが好ましい。
ーを重合させる際に用いる分散剤は、ヘミアセタール結
合の水素原子が疎水性基で置換された構造を有するグリ
コシド化合物(以下、「グリコシド化合物A」と称す)
である。前記グリコシド化合物Aは、下記の糖からその
ヘミアセタール結合の水素原子を疎水性基で置換するこ
とにより誘導される化合物である。リボース、アラビノ
ース、キシロース、リキソース、リブロース等のペント
ース類;アロース、アルトロース、グルコース、マンノ
ース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース、
フルクトース等のヘキソース類等の単糖類及びこれらの
縮合体;マルトース、イソマルトース、イソマルトトリ
オース、シクロデキストリン等のマルトオリゴ糖、セロ
ビオース等のセロオリゴ糖;ガラクトオリゴ糖、マンノ
オリゴ糖、フルクトオリゴ糖、ショ糖、乳糖等のオリゴ
糖等。
ましくは22以下のアルキル基、アルケニル基、アルキ
ルアリール基、ポリオキシアルキレンアルキル基若しく
はアルキルフェニル基、又はアシロキシ若しくはアルコ
キシの炭素数が6以上で、好ましくは22以下のアシロ
キシヒドロキシプロピル基、アルコキシヒドロキシプロ
ピル基等を好ましく挙げることができ、具体的には、例
えば、オクチル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシ
ル基、オクタデセニル基、3−オクタデカノイル−2−
ヒドロキシプロピル基などが挙げられる。
定はしないが、下記一般式〔化4〕(前記一般式〔化
1〕と同じ)で表される化合物等を好ましく用いること
ができる。
1 は、炭素数6以上22以下のアルキル基、アルケニル
基若しくはアルキルフェニル基、又は炭素数9〜25の
ヒドロキシ−アシロキシプロピル基であり、Xは0であ
るのが好ましい。
ては、例えば、下記一般式〔化5〕(前記一般式〔化
2〕と同じ)で表される化合物、あるいは更に前記一般
式〔化4〕において、G中の水酸基の水素原子が下記一
般式〔化6〕〜〔化12〕で表される官能基により置換
されてなる、アルキルグルコシド、アルキルポリグルコ
シド若しくはその誘導体等が、好ましく挙げられる。
尚、前記一般式〔化5〕で表される化合物の中でも、特
にR3 の炭素数が8以上18以下である化合物が好まし
い。具体的には、ドデシルグルコシド、デシルグルコシ
ド、テトラデシルグルコシド、6−ポリオキシプロピレ
ンドデシルグルコシド、オクチルグルコシド、3−オク
タデカノイルオキシ−2−ヒドロキシプロピルグルコシ
ド、ドデシルガラクトシド、ドデシルフルクトシド等が
挙げられる。
物としては、下記一般式〔化13〕(前記一般式〔化
3〕と同じ)で表される化合物も、好ましく挙げること
ができる。
も、R4 の炭素数が8以上18以下であって、オキシエ
チレン基、オキシプロピレン基、グリセリン基の重合度
が0〜4のものが特に好ましい。
いても十分効果があるが、2種以上混合して用いること
もできる。前記グリコシド化合物Aの使用量は、少量で
も効果が発揮され、前記水溶性重合性モノマーに対して
好ましくは0.01%〜20%、更に好ましくは0.0
2〜10%である。0.01%未満の場合には効果が発
現し難く、20%を超えて用いても経済的に不利益であ
るので好ましくない。
ーの水溶液とを用いて、前記水溶性重合性モノマーを重
合させる方法としては、下記〜に示す方法等を挙げ
ることができる。 水溶性重合性モノマーの水溶液と疎水性有機溶媒とを
一括に混合し、その後重合させる方法(一括重合法) 水溶性重合性モノマーの水溶液を疎水性有機溶媒の中
に滴下しながら逐次重合させる方法(逐次重合法) 水溶性重合性モノマーの水溶液を予め一部の疎水性有
機溶媒と混合又は分散して得られる混合溶液を、疎水性
有機溶媒の中に滴下しながら重合する方法(前分散法) 前記〜を併用した方法。
コシド化合物Aを存在させる方法としては、下記(1)
〜(4)に示す方法等を挙げることができる。 (1)グリコシド化合物Aを、予め疎水性有機溶媒に分
散させる方法。 (2)グリコシド化合物Aを、予め水溶性重合性モノマ
ーの水溶液に溶解若しくは分散させる方法。 (3)上記重合を行いながら、徐々にグリコシド化合物
Aを添加する方法。 (4)前記(1)〜(3)を併用した方法。
のが好ましく、該重合開始剤としては、水溶性ラジカル
開始剤であれば特に限定されるものではないが、例え
ば、メチルエチルケトンパーオキシド、メチルイソブチ
ルケトンパーオキシド等のケトンパーオキシド、ジ−t
−ブチルパーオキシド、t−ブチルクミルパーオキシド
等のジアルキルパーオキシド、t−ブチルパーオキシア
セテート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−
ブチルパーオキシピバレート等のアルキルパーオキシエ
ステル、過酸化水素、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウム等の過硫酸塩、過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリ
ウム等の過塩素酸塩、塩素酸カリ、臭素酸カリ等のハロ
ゲン酸塩、2−(カルバモイルアゾ)−イソブチロニト
リル、2,2−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブ
チルアミジン)ジヒドロクロリド、2,2’−アゾビス
(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロリド、2,2’
−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジ
ン)、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタノイック
アシド)、アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−ア
ゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、(1−フェニルエチル)アゾジフェニルメタン、
ジメチル−2,2’─アゾビスイソブチレート、2,
2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,
1’−アゾビス(1−シクロ−ヘキサンカルボニトリ
ル)、2,2’−アゾビス(2,4,4’−トリメチル
ペンタン)、2−フェニルアゾ−2,4−ジメチル−4
−メトキシバレロニトリル、2,2’−アゾビス(2−
メチルプロパン)、等のアゾ化合物等を挙げることがで
き、一種又は2種以上の混合物として用いることができ
る。
合性モノマーに対して、通常0.01〜10%、好まし
くは0.02〜5%である。重合開始剤の添加方法は、
特に制限されないが、前記重合性水溶性モノマーの水溶
液に予め添加するのが好ましい。前記重合における重合
温度は、通常20〜150℃、好ましくは40〜100
℃の範囲が適当である。150℃を超えると架橋が極度
に高まるために重合体の吸水能が低下し、20℃未満の
場合には、重合速度が極端に低下するので好ましくな
い。
としては、前述の水溶性重合性モノマーのみを用いて単
独重合あるいは共重合することが好ましいが、前記水溶
性重合性モノマーと共重合し得る水不溶性モノマー、例
えば、炭素数1〜22のアルキル基と、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマール酸等の不飽和カルボ
ン酸とのエステルモノマー等を全モノマーの50%以下
の量で併用することもできる。また、前記疎水性溶媒以
外に疎水性溶媒の使用量を超えない範囲で両親媒性の溶
剤を加えることもできる。両親媒性の溶剤としては、メ
タノール、エタノール、プロパノール、2−プロパノー
ル等のアルコール類、アセトン等のケトン類、ジエチル
エーテル、ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類等が挙げられる。更に、前記
グルコース基を有する界面活性剤以外に、他の非イオン
性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性イオン性界
面活性剤、陰イオン性界面活性剤、高分子型分散剤等
を、前記グルコース基を有する界面活性剤100重量部
に対し好ましくは100重量部以下の使用量で併用する
こともできる。
後のいずれかにて公知の架橋剤を添加することができ
る。前記架橋剤としては、例えば、N,N−ジアリル
(メタ)アクリルアミド、ジアリルアミン、ジアリルフ
タレート、ジアリルマレート、ジアリルテレフタレー
ト、トリアリルシアヌレート、トリアリルフォスフェー
ト等のポリアリル化合物、ジビニルベンゼン、N,N−
メチレンビスアクリルアミド、エチレングリコールジア
クリレート、エチレングリコールジメタクリレート、グ
リセリントリメタクリレート等のポリビニル化合物、エ
チレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレン
グリコールジグリシジルエーテル、ポリグリセリンポリ
グリシジルエーテル等のポリグリシジルエーテル、エピ
クロルヒドリン、α−メチルクロルヒドリン等のハロエ
ポキシ化合物、グルタールアルデヒド、グリオキザール
等のポリアルデヒド、グリセリン等のポリオール、エチ
レンジアミン等のポリアミン、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート等のヒドロキシビニル化合物、またはカル
シウム、マグネシウム、亜鉛及びアルミニウム等の多価
イオンを生じる無機塩又は有機金属塩等を挙げることが
できる。また、フェノールポリオキシエチレングリシジ
ルエーテル等のモノグリシジル化合物を改質剤として用
いることもできる。上記架橋剤または改質剤の使用量
は、最終生成物のポリマーの所望の性状に従い任意の量
とすることができるが、通常生成するポリマーに対して
0.01〜10%の範囲になる様にすることが好まし
い。
合後直接又は溶媒をデカンテーションや遠心分離により
除去した後に、減圧乾燥機、流動乾燥機等の手段を用い
て乾燥することにより不定形重合体粒子として得ること
ができる。また得られた粒子は、必要に応じて粉砕、造
粒処理を施す等することにより、所望の粒径にすること
も可能である。
など非イオン性界面活性剤は、水溶性モノマーの懸濁重
合に使用されて、球状の重合体が安定に製造できること
が良く知られている。本発明において、なぜ不定形重合
体が得られるのか、そのメカニズムの詳細は明らかでな
いが、前記グリコシド化合物Aが適度に分散粒子の形状
を幾分不安定化し、更に分散粒子が凝集しないように適
度に安定化することによる、分散粒子の形状の不安定性
と各分散粒子間の安定性の微妙なバランスを保っている
からと考えられる。
に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。なお、実施例及び比較例で行なった試験方法
は、次の通りである。
を大過剰の生理食塩水(0.9%食塩水)中に分散し
て、該ポリマーをその吸水量が平衡状態になるまで膨潤
させた後、生理食塩水を80メッシュの金網で濾過し、
得られた膨潤ポリマーの重量(W)を測定し、この値を
吸水前のポリマー重量Wo で除して得られる値、即ち、
W/Wo の値を平衡膨潤吸水量(g/g)とした。
法を実施する装置として一般的に知られている図1に示
す装置(Demand Wettability Tester) を用い、図1に示
す如く、生理食塩水Wの液面を等水位にセットしたポリ
マー散布台2(70mmφ、No. 2濾紙をガラスフィルタ
ーNo. 1に置いた台)上に、ポリマーPを0.3g散布
し、ポリマーを散布した時点の吸水量を0とし、30秒
後の吸水量(この吸水量は、生理食塩水Wの水位の低下
量を示すビュレットの目盛で測定される)を測定し、こ
の値を吸水速度を表わす吸水量(ml)とした。
示す装置10(内径25.6mm、長さ約500mm(円筒
部分)のコック付きガラス円筒フィルター)にポリマー
0.5gを充填し、過剰の生理食塩水を用い、ポリマー
を平衡膨潤させ、液面を下部より200mlのところに合
わせてコックをし、膨潤したポリマーPが図示の如く充
分に沈降したことを確かめてコックを開き、生理食塩水
Wが図に示す2本の標線L(下部より150mlの地
点)、M(下部より100mlの地点)間(液量50ml)
を通過する時間を測定し、標線間の液量(ml)を測定時
間(min )で除して通液速度(ml/min )とした。
をJISフルイを用いて分級し、各フラクションの重量
分率より平均粒径を求めた。
希釈し、冷却しつつ30wt%水酸化ナトリウム水溶液9
8.9gで中和した後、5.2wt%過硫酸カリウム5.
6gを加えて均一溶液とし、モノマー/開始剤水溶液を
作った。別に、還流冷却管、滴下漏斗、攪拌棒、及び窒
素導入管を備えた500mlのフラスコにシクロヘキサン
283mlを取り、ドデシルグルコシド(糖縮合度:1.
25)1.8gを加えて攪拌(300rpm)・分散さ
せ、フラスコを窒素置換した後、75℃に昇温した。こ
れに前述のモノマー/開始剤水溶液を30分間に渡り滴
下し、滴下完了後、75℃で1.5時間、さらに80℃
で4時間攪拌・重合させた。重合終了後、生成物を分別
し、減圧下に乾燥することにより、88.4gのアクリ
ル酸(ナトリウム)重合体を得た。得られた重合体は、
平均粒径:650μmの歪な形状をした顆粒状粒子で、
嵩密度は0.30g/mlであった。また、前記重合体粒
子表面は、数〜20μmの不定形粒子が互いに融着した
ような構造をしており、表面の凹凸が極めて著しいもの
であった。
に溶解した後、2.8wt%2,2’−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)ジヒドロクロリド水溶液10.7gを
加えて均一溶液とし、モノマー/開始剤水溶液を作っ
た。その他は、溶媒としてシクロヘキサンの代わりにn
−ヘキサンを用いた以外は、実施例1と同様にして、6
9gのアクリルアミド重合体を得た。得られた重合体
は、平均粒径:1300μmの歪な形状をした顆粒状粒
子で、嵩密度は0.45g/mlであった。また、前記重
合体粒子表面は、数〜20μmの不定形粒子が互いに融
着したような構造をしており、表面の凹凸が極めて著し
いものであった。
ナトリウム106.6gを150gの水に溶解した後、
2.8wt%2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)ジヒドロクロリド水溶液10.7gを加えて均一溶
液とし、モノマー/開始剤水溶液を作った。その他は、
実施例1と同様にして、95gのアクリルアミドメチル
プロパンスルホン酸ナトリウム重合体を得た。得られた
重合体は、平均粒径:1000μmの歪な形状をした顆
粒状粒子で、嵩密度は0.52g/mlであった。また、
前記重合体粒子表面は、数〜20μmの不定形粒子が互
いに融着したような構造をしており、表面の凹凸が極め
て著しいものであった。
希釈し、冷却しつつ30wt%水酸化ナトリウム水溶液9
8.9gで中和した後、2.8wt%過硫酸カリウム水溶
液10.7g、エポキシ系二官能性架橋剤(エチレング
リコールジグリシジルエーテル)0.058gを加えて
均一溶液とし、モノマー/開始剤水溶液を作った。別
に、還流冷却管、滴下漏斗、攪拌棒、及び窒素導入管を
備えた500mlのフラスコにシクロヘキサン283mlを
取り、ドデシルグルコシド(糖縮合度:1.25)1.
8gを加えて攪拌(300rpm)・分散させ、フラス
コを窒素置換した後、75℃に昇温した。これに前述の
アクリル酸(ナトリウム)モノマー水溶液を30分間に
渡り滴下し、滴下完了後、75℃で1.5時間、さらに
80℃で4時間攪拌・重合した。重合終了後、生成物を
分別し、減圧下に乾燥することにより、88.4gのア
クリル酸(ナトリウム)重合体を得た。得られた重合体
は、平均粒径:680μmの歪な形状をした顆粒状粒子
で、嵩密度は0.32g/mlであった。前記重合体粒子
表面は、数〜20μmの不定形粒子が互いに融着したよ
うな構造をしており、表面の凹凸が極めて著しいもので
あった。得られた重合体について、平衡膨潤吸水量、吸
水速度を表す吸水量及び生理食塩水の通液速度の測定を
行った。その結果を表1に示す。
希釈し、冷却しつつ30wt%水酸化ナトリウム水溶液5
3.0gで中和した後、40wt%アクリルアミドメチル
プロパンスルホン酸ナトリウム水溶液101.3gを加
え、更に2.8wt%過硫酸カリウム水溶液10.7gを
加えて均一溶液とし、モノマー/開始剤水溶液を作っ
た。その他は、実施例4と同様にして、93.5gのア
クリル酸ナトリウム−アクリルアミドメチルプロパンス
ルホン酸ナトリウム共重合体を得た。得られた重合体
は、平均粒径:550μmの歪な形状をした顆粒状粒子
で、嵩密度は0.45g/mlであった。得られた重合体
について、実施例4と同様の測定を行った。その結果を
表1に示す。
度:1.25)の代わりにデシルグルコシド(糖縮合
度:1.17)を用いた他は、実施例4と同様にして、
表面の凹凸が著しく、歪な形状をした顆粒状粒子を得
た。平均粒径:850μm、嵩密度は0.54g/mlで
あった。得られた重合体について、実施例4と同様の測
定を行った。その結果を表1に示す。
度:1.25)の代わりにテトラデシルグルコシド(糖
縮合度:1.28)を用いた他は、実施例4と同様にし
て、表面の凹凸が著しく、歪な形状をした顆粒状粒子を
得た。平均粒径:710μm、嵩密度は0.45g/ml
であった。得られた重合体について、実施例4と同様の
測定を行った。その結果を表1に示す。
度:1.25)0.9gに加えて、テトラデシルグルコ
シド(糖縮合度:1.28)0.9gを用いた他は、実
施例4と同様にして、表面の凹凸が著しく、歪な形状を
した顆粒状粒子を得た。平均粒径:800μm、嵩密度
は0.47g/mlであった。得られた重合体について、
実施例4と同様の測定を行った。その結果を表1に示
す。
度:1.25)の代わりに、ヘキサデシルグルコシド
(糖縮合度:2.5)を用いた他は、実施例4と同様に
して、表面の凹凸が著しく、歪な形状をした顆粒状粒子
を得た。平均粒径:800μm、嵩密度は0.47g/
mlであった。得られた重合体について、実施例4と同様
の測定を行った。その結果を表1に示す。
合度:1.25)の代わりに6−ポリオキシプロピレン
ドデシルグルコシド(糖縮合度:1.3、ポリプロピレ
ンオキシド付加量:3当量)を用いた他は、実施例4と
同様にして、表面の凹凸が著しく、歪な形状をした顆粒
状粒子を得た。平均粒径:850μm、嵩密度は0.4
5g/mlであった。得られた重合体について、実施例4
と同様の測定を行った。その結果を表1に示す。
合度:1.25)の代わりにドデシルグルコシド(糖縮
合度:1.6)を用いた他は、実施例4と同様にして、
表面の凹凸が著しく、歪な形状をした顆粒状粒子を得
た。平均粒径:950μm、嵩密度は0.50g/mlで
あった。得られた重合体について、実施例4と同様の測
定を行った。その結果を表1に示す。
で希釈し、冷却しつつ30wt%水酸化ナトリウム水溶液
98.9gで中和した後、2.8wt%過硫酸カリウム水
溶液10.7gを加えて均一溶液とした。別に、還流冷
却管、滴下漏斗、攪拌棒、及び窒素導入管を備えた50
0mlのフラスコにシクロヘキサン283mlを取り、ドデ
シルグルコシド(糖縮合度:1.25)1.8gを加え
て攪拌(300rpm)・分散させ、フラスコを窒素置
換した後、75℃に昇温した。これに前述のアクリル酸
(ナトリウム)モノマー水溶液を30分間で滴下し、滴
下完了後、75℃で1.5時間、さらに80℃で4時間
攪拌・重合した。このとき、シクロヘキサンと水との共
沸還流液から水だけを系外に除去し続け、アクリル酸
(ナトリウム)重合体ゲルの含水率が30wt%に達した
時点で、エポキシ系二官能性架橋剤(エチレングリコー
ルジグリシジルエーテル)0.18gを添加して30分
間反応させた後、生成物を分別し、減圧下に乾燥するこ
とにより、88.0gの部分架橋アクリル酸(ナトリウ
ム)重合体を得た。得られた重合体は、平均粒径:75
0μmの歪な形状をした顆粒状粒子で、嵩密度は0.3
2g/mlであった。得られた重合体について、実施例4
と同様の測定を行った。その結果を表1に示す。
希釈し、冷却しつつ30wt%水酸化ナトリウム水溶液4
1.2gで中和した後、5.2wt%過硫酸カリウム水溶
液2.2g、エポキシ系ニ官能性架橋剤(エチレングリ
コールジグリシジルエーテル)0.030g、シュガー
エステル(三菱化成食品社製、商品名「リョウトウシュ
ガーエステルS−570」)0.75g、シクロヘキサ
ン130mlを加えて撹拌し窒素置換をしてモノマー水溶
液(W/Oエマルション)を調製した。別に、還流冷却
管、滴下漏斗、撹拌棒、及び窒素導入管を備えた500
mlのフラスコにシクロヘキサン170mlを取り、オクチ
ルグルコシド(糖縮合度:1.35)0.75gを加え
て撹拌(300rpm)・分散させ、フラスコを窒素置
換した後、75℃に昇温した。これに前述のモノマー水
溶液を30分間に渡り滴下し、滴下完了後、75℃で
1.5時間、さらに80℃で4時間撹拌・重合した。重
合終了後、生成物を分別し、減圧下に乾燥することによ
り、36.5gのアクリル酸(ナトリウム)重合体を得
た。得られた重合体は、平均粒径:620μmの歪な形
状をした顆粒状粒子で、嵩密度は0.45g/mlであっ
た。また、得られた重合体粒子表面は、数〜20μmの
不定形粒子が互いに融着したような構造をしており、表
面の凹凸が極めて著しいものであった。得られた重合体
について、実施例4と同様の測定を行った。その結果を
表1に示す。
合度:1.25)の代わりに3−オクタデカノイルオキ
シ−2−ヒドロキシプロピルグルコシド(糖縮合度:
1.27)を用いた他は、実施例4と同様にして、表面
の凹凸が著しく、歪な形状をした顆粒状粒子を得た。平
均粒径:930μm、嵩密度は0.53g/mlであっ
た。得られた重合体について、実施例4と同様の測定を
行った。その結果を表1に示す。
度:1.25)の代わりにエチルセルロース0.9gを
用いた他は、実施例4と同様にしてアクリル酸(ナトリ
ウム)重合体を得た。得られたアクリル酸(ナトリウ
ム)重合体は、粒径が330μmの真球状の粒子で、嵩
密度は0.94g/mlであった。得られた重合体につい
て、実施例4と同様の測定を行った。その結果を表1に
示す。
度:1.25)の代わりにソルビタンモノステアレート
(花王社製、商品名、「レオドール SP−S10」)
2.9gを用いた他は、実施例4と同様にしてアクリル
酸(ナトリウム)重合体を得た。得られたアクリル酸
(ナトリウム)重合体は、平均粒径が50μmの真球状
の粒子とそれらが互いに凝集した平均粒径590μmの
二次粒子との混合物で、嵩密度は0.65g/mlであっ
た。得られた凝集体を、生理食塩水に投入したところ二
次粒子の一部は簡単に一次粒子単独に戻った。得られた
重合体について、実施例4と同様の測定を行った。その
結果を表1に示す。
度:1.25)の代わりにポリオキシエチレンソルビタ
ンモノステアレート(花王社製、商品名「レオドールT
W−S106」)1.8gを用いた他は、実施例4と同
様にしてアクリル酸(ナトリウム)重合体を得た。得ら
れたアクリル酸(ナトリウム)重合体は、粒径が3〜3
0mmの金平糖状の粒子であり、また嵩密度は0.68g
/mlであった。得られた重合体について、実施例4と同
様の測定を行った。その結果を表1に示す。
度:1.25)の代わりにシュガーエステル(三菱化成
食品社製、商品名、「リョウトウシュガーエステルS−
1170」)1.8gを用いた他は、実施例4と同様に
してアクリル酸(ナトリウム)重合体を得た。得られた
アクリル酸(ナトリウム)重合体は、平均粒径が13μ
mの真球状の粒子で、嵩密度は0.59g/mlであっ
た。得られた重合体について、実施例4と同様の測定を
行った。その結果を表1に示す。
度:1.25)の代わりにエチルセルロース0.9gを
用いた他は、実施例12と同様にしてアクリル酸(ナト
リウム)重合体を得た。得られたアクリル酸(ナトリウ
ム)重合体は、平均粒径が350μmの真球状の粒子
で、嵩密度は0.93g/mlであった。得られた重合体
について、実施例4と同様の測定を行った。その結果を
表1に示す。
物の存在下にて、水溶性重合性モノマーの重合を行うこ
とにより、見掛け比重が小さく、初期吸水速度等の吸水
性、通気性、通液性に優れ、且つ吸水後のゲル強度にも
優れる吸水性樹脂として有用な不定形重合体粒子を、簡
便な操作で、生産性に優れ、且つ量産化可能に製造する
ことができる。従って、本発明の製造方法によって得ら
れる不定形重合体は、特に吸水性が良いので人体に接す
るような衛生材料、例えば、生理用ナプキン、紙おむ
つ、成人用シーツ、タンポン、衛生綿等に用いられる吸
水性ポリマーとして有用である。また、長時間使用して
もゲル構造が劣化し難く、更には弾力性に富むので、種
々の園芸用の保水剤、土壌建築用の止水剤として使用可
能であり、また形状、弾力性、吸水性、通気性の重要視
される化粧品への応用も期待できる。
水量の測定装置を示す概略図である。
速度の測定装置を示す概略図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 重合に不活性な疎水性有機溶媒と水溶性
重合性モノマーの水溶液とを用いて、該水溶性重合性モ
ノマーを重合させるに際し、分散剤としてヘミアセター
ル結合の水素原子が疎水性基で置換された構造を有する
グリコシド化合物を存在させることを特徴とする不定形
重合体粒子の製造方法。 - 【請求項2】 前記グリコシド化合物が下記一般式〔化
1〕で表される化合物である請求項1記載の不定形重合
体粒子の製造方法。 【化1】 - 【請求項3】 前記グリコシド化合物が下記一般式〔化
2〕で表される化合物であることを特徴とする請求項2
記載の不定形重合体粒子の製造方法。 【化2】 - 【請求項4】 前記グリコシド化合物が下記一般式〔化
3〕で表される化合物であることを特徴とする請求項2
記載の不定形重合体粒子の製造方法。 【化3】 - 【請求項5】 前記水溶性重合性モノマーが、オレフィ
ン系不飽和カルボン酸又はそのアルカリ塩である請求項
1〜4の何れかに記載の不定形重合体粒子の製造方法。
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KR101763439B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2017-07-31 | 스미또모 세이까 가부시키가이샤 | 흡수성 수지 입자의 제조 방법, 흡수성 수지 입자, 지수재 및 흡수성 물품 |
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- 1992-10-23 JP JP28643992A patent/JP2905344B2/ja not_active Expired - Fee Related
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