JP2826848B2 - 液体噴出器用シリンダ部材の弁室形成方法 - Google Patents
液体噴出器用シリンダ部材の弁室形成方法Info
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- JP2826848B2 JP2826848B2 JP1302568A JP30256889A JP2826848B2 JP 2826848 B2 JP2826848 B2 JP 2826848B2 JP 1302568 A JP1302568 A JP 1302568A JP 30256889 A JP30256889 A JP 30256889A JP 2826848 B2 JP2826848 B2 JP 2826848B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1066—Pump inlet valves
- B05B11/1067—Pump inlet valves actuated by pressure
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば手動式の小型噴霧器、泡噴出器等に
使用するシリンダ部材の吸込み用弁室形成方法に関す
る。
使用するシリンダ部材の吸込み用弁室形成方法に関す
る。
「従来の技術」 上記シリンダ部材は、シリンダ部上端に付設した外向
きフランジを液体収納用容器体口頂面に係合させてその
容器体内へ垂下させるよう設けられており、そのシリン
ダ部内面下端から、上端外周に上向き段部を有する弁室
と該弁室下面を形成する下方小内径のテーパ状弁座とを
介して液体吸上げパイプ嵌合筒を垂下し、かつ上記弁室
上端部内面に数箇の玉弁抜出し防止用突条を付設してポ
リエチレン等の弾性ある合成樹脂材により一体に射出成
形するものであった。
きフランジを液体収納用容器体口頂面に係合させてその
容器体内へ垂下させるよう設けられており、そのシリン
ダ部内面下端から、上端外周に上向き段部を有する弁室
と該弁室下面を形成する下方小内径のテーパ状弁座とを
介して液体吸上げパイプ嵌合筒を垂下し、かつ上記弁室
上端部内面に数箇の玉弁抜出し防止用突条を付設してポ
リエチレン等の弾性ある合成樹脂材により一体に射出成
形するものであった。
「発明が解決しようとする課題」 上記シリンダ部材における弁室の形成は、シリンダ部
内面と共に棒状金型の抜出しによって形成されるが、該
金型抜出しの邪魔となるため、弁室上部内面の玉弁抜出
し防止用突条を大きくしても、第10図が示すように、そ
の棒状金型抜出しの際に、その各突条30内面部が上方へ
引上げられた形状に変形され、よって該シリンダ部材使
用の際、二点鎖線が示すように弁室7内の玉弁10は吸上
げ液体による押上げによって各突条内面間で挟持された
状態となり、そのため弁座6への着座が不能となって吸
込み弁として作用しなくなることがあった。このよう
に、弁室上部内面に玉弁抜出し防止用突条を付設して、
しかも上記棒状金型抜出しによりシリンダ部材成形を容
易に行うことは困難であるため、弁室上端面上にその弁
室内径および玉弁直径よりも小内径のワッシャ状部材等
を載置することも考えられるが、このようにすると部品
数増加によるコスト増となるため適切ではない。
内面と共に棒状金型の抜出しによって形成されるが、該
金型抜出しの邪魔となるため、弁室上部内面の玉弁抜出
し防止用突条を大きくしても、第10図が示すように、そ
の棒状金型抜出しの際に、その各突条30内面部が上方へ
引上げられた形状に変形され、よって該シリンダ部材使
用の際、二点鎖線が示すように弁室7内の玉弁10は吸上
げ液体による押上げによって各突条内面間で挟持された
状態となり、そのため弁座6への着座が不能となって吸
込み弁として作用しなくなることがあった。このよう
に、弁室上部内面に玉弁抜出し防止用突条を付設して、
しかも上記棒状金型抜出しによりシリンダ部材成形を容
易に行うことは困難であるため、弁室上端面上にその弁
室内径および玉弁直径よりも小内径のワッシャ状部材等
を載置することも考えられるが、このようにすると部品
数増加によるコスト増となるため適切ではない。
本発明はそのように部品数を増加することなく、しか
も確実に玉弁抜出しを防止できる弁室を形成する方法を
提案するものである。
も確実に玉弁抜出しを防止できる弁室を形成する方法を
提案するものである。
「課題を解決するための手段」 (1)シリンダ部内面下端から、上端外周に上向き段部
を有する弁室と該弁室下面を形成する下方小内径のテー
パ状弁座とを介して液体吸上げ用パイプ嵌合筒を垂下す
る液体噴出器用シリンダ部材を、ポリエチレン等の弾性
ある合成樹脂材で射出成形した後、上記弁室内へ玉弁を
遊嵌させ、次いで上記シリンダ部内へ挿入させたロッド
の下端面外周部から、ほぼ等間隔に垂下する数箇の断面
V字形状の厚刃突刺しにより、該厚刃と同形状の凹部を
上記上向き段部上面に形成させ、該凹部形成により凹部
内方の弁室上方周壁部分を弁室内方への張出し部分とな
し、これ等張出し部分の各上端部内側面が形成する内側
円直径を上記玉弁直径よりも小径にする。
を有する弁室と該弁室下面を形成する下方小内径のテー
パ状弁座とを介して液体吸上げ用パイプ嵌合筒を垂下す
る液体噴出器用シリンダ部材を、ポリエチレン等の弾性
ある合成樹脂材で射出成形した後、上記弁室内へ玉弁を
遊嵌させ、次いで上記シリンダ部内へ挿入させたロッド
の下端面外周部から、ほぼ等間隔に垂下する数箇の断面
V字形状の厚刃突刺しにより、該厚刃と同形状の凹部を
上記上向き段部上面に形成させ、該凹部形成により凹部
内方の弁室上方周壁部分を弁室内方への張出し部分とな
し、これ等張出し部分の各上端部内側面が形成する内側
円直径を上記玉弁直径よりも小径にする。
(2)シリンダ部内下端部を、内壁面に適当数の突条を
縦設した弁室として、該弁室下面を形成する下方小径の
テーパ状弁座下端に穿設した弁孔を介して液体吸上げ用
パイプ嵌合筒を垂下する液体噴出器用シリンダ部材をポ
リエチレン等の弾性ある合成樹脂材で射出成形した後、
上記弁室内へ玉弁を遊嵌させ、次いで上記シリンダ部内
へ挿入させたロッドの下端面外周部から垂下する断面V
字形状の厚刃突刺しにより該厚刃と同形状の溝部を各突
条上面に形成することで各突条上部を弁室上部内方へ傾
斜させ、該傾斜部分上端部内側面が形成する内側円直径
を上記玉弁直径よりも小径化する。
縦設した弁室として、該弁室下面を形成する下方小径の
テーパ状弁座下端に穿設した弁孔を介して液体吸上げ用
パイプ嵌合筒を垂下する液体噴出器用シリンダ部材をポ
リエチレン等の弾性ある合成樹脂材で射出成形した後、
上記弁室内へ玉弁を遊嵌させ、次いで上記シリンダ部内
へ挿入させたロッドの下端面外周部から垂下する断面V
字形状の厚刃突刺しにより該厚刃と同形状の溝部を各突
条上面に形成することで各突条上部を弁室上部内方へ傾
斜させ、該傾斜部分上端部内側面が形成する内側円直径
を上記玉弁直径よりも小径化する。
「作用」 第1図が示すように、本発明方法によって形成された
弁室7上部内面の各突条10内面が形成する内側円lは、
玉弁直径に比べて極めて短くすることが出来るから、そ
れ等突条間に玉弁が喰込むことはない。
弁室7上部内面の各突条10内面が形成する内側円lは、
玉弁直径に比べて極めて短くすることが出来るから、そ
れ等突条間に玉弁が喰込むことはない。
「実施例」 まず第1図が示す、本発明方法一実施例により形成さ
れたシリンダ部材1について説明すると、シリンダ部2
上端には外向きフランジ3を付設し、又シリンダ部下端
からは吸上げパイプ4嵌合筒5を垂下する。そのシリン
ダ部の下端部は下方小径のテーパ状部に形成されてお
り、その内部には底面を下方小径のテーパ状弁座6とす
る弁室7が形成してあり、その弁座下端は弁孔8として
上記吸上げパイプ4に連通する。弁室内面上部には数箇
の玉弁抜出し防止用突条としての張出し部9が付形して
あり、これ等張出し部分の各上端部内側面が形成する内
側円lの直径を玉弁10の直径よりも小径としてその玉弁
の上方抜出しを防止している。又弁室7上方の上向き段
部11には各張出し部外方側に位置して断面V字形状の凹
部12…が形成されている。
れたシリンダ部材1について説明すると、シリンダ部2
上端には外向きフランジ3を付設し、又シリンダ部下端
からは吸上げパイプ4嵌合筒5を垂下する。そのシリン
ダ部の下端部は下方小径のテーパ状部に形成されてお
り、その内部には底面を下方小径のテーパ状弁座6とす
る弁室7が形成してあり、その弁座下端は弁孔8として
上記吸上げパイプ4に連通する。弁室内面上部には数箇
の玉弁抜出し防止用突条としての張出し部9が付形して
あり、これ等張出し部分の各上端部内側面が形成する内
側円lの直径を玉弁10の直径よりも小径としてその玉弁
の上方抜出しを防止している。又弁室7上方の上向き段
部11には各張出し部外方側に位置して断面V字形状の凹
部12…が形成されている。
上記シリンダ部材1を形成する方法を第2図から第5
図で示す。
図で示す。
始め第2図が示すように、張出し部9および凹部11を
有しないシリンダ部材1aを形成しておき、その弁室7内
へ玉弁10を遊嵌した後、第3図A,Bが示すように、下端
面外周部からほぼ等間隔に数箇の断面V字形状の厚刃20
を垂下するロッド21をシリンダ部内へ挿入し、第4図が
示すようにその厚刃を上向き段部11上から突刺す。該突
刺しによりその上向き段部上面へ厚刃と同形状の凹部12
…を形成することで、その凹部内方の弁室上部の周壁部
分を内方へ押出して張出し部9…とする。その張出し部
は厚刃抜取りによっても弾性復元しない程度に形成す
る。厚刃部分を含めてロッド下端部は加熱しておくこと
が望ましい。
有しないシリンダ部材1aを形成しておき、その弁室7内
へ玉弁10を遊嵌した後、第3図A,Bが示すように、下端
面外周部からほぼ等間隔に数箇の断面V字形状の厚刃20
を垂下するロッド21をシリンダ部内へ挿入し、第4図が
示すようにその厚刃を上向き段部11上から突刺す。該突
刺しによりその上向き段部上面へ厚刃と同形状の凹部12
…を形成することで、その凹部内方の弁室上部の周壁部
分を内方へ押出して張出し部9…とする。その張出し部
は厚刃抜取りによっても弾性復元しない程度に形成す
る。厚刃部分を含めてロッド下端部は加熱しておくこと
が望ましい。
第6図から第9図は本発明方法の第2実施例を示す。
該実施例では第6図A,Bが示すように、弁室7内壁面に
予め複数の突条15…を縦設しておく。次いでその弁室内
部に玉弁10を遊嵌した後、第7図A,Bが示すように下端
外周に断面V字形状の厚刃20aを周設したロッド21aをシ
リンダ部2内へ挿入し、その厚刃20a…での突刺しによ
り該厚刃と同形状の溝部12aを各突条15…の上面に形成
して突条上部を弁室上部内方へ傾斜させ、該傾斜部分15
aの上端部内側面15bが形成する内側円の直径を玉弁10の
直径よりも小径とする。傾斜部分は弾性復元しない程度
に設けるものとする。該実施例の場合もロッド21a下端
部を加熱しておくことが望ましい。
該実施例では第6図A,Bが示すように、弁室7内壁面に
予め複数の突条15…を縦設しておく。次いでその弁室内
部に玉弁10を遊嵌した後、第7図A,Bが示すように下端
外周に断面V字形状の厚刃20aを周設したロッド21aをシ
リンダ部2内へ挿入し、その厚刃20a…での突刺しによ
り該厚刃と同形状の溝部12aを各突条15…の上面に形成
して突条上部を弁室上部内方へ傾斜させ、該傾斜部分15
aの上端部内側面15bが形成する内側円の直径を玉弁10の
直径よりも小径とする。傾斜部分は弾性復元しない程度
に設けるものとする。該実施例の場合もロッド21a下端
部を加熱しておくことが望ましい。
「発明の効果」 本発明は既述構成とするもので、従来のようにシリン
ダ部材の弁室上部に玉弁抜出し防止用の突条を付設しな
くてよいから、そのシリンダ部材形成用の金型構造を簡
易にすることが出来ると共に、断面V字形状の厚刃を下
端外周部からほぼ等間隔に垂下するロッド21をシリンダ
部内に挿入して、その厚刃20を弁室上端外周の上向き段
部11に突刺すことで厚刃と同形状の凹部12を形成し、そ
の凹部内方の弁室上方周壁部分を弁室内方への張出し部
分として、これを玉弁抜出し防止用突条とするからその
形成が極めて容易である。
ダ部材の弁室上部に玉弁抜出し防止用の突条を付設しな
くてよいから、そのシリンダ部材形成用の金型構造を簡
易にすることが出来ると共に、断面V字形状の厚刃を下
端外周部からほぼ等間隔に垂下するロッド21をシリンダ
部内に挿入して、その厚刃20を弁室上端外周の上向き段
部11に突刺すことで厚刃と同形状の凹部12を形成し、そ
の凹部内方の弁室上方周壁部分を弁室内方への張出し部
分として、これを玉弁抜出し防止用突条とするからその
形成が極めて容易である。
又請求項2の場合も、弁室内壁面に適当数の突条15…
を縦設しておけばよいから、弁室上部に玉弁抜出し防止
用突条を付設する場合に比べてその金型構造が簡易でよ
く、又断面V字形状の厚刃20aを下端外周に有するロッ
ド21aをシリンダ部内に挿入し、その厚刃突刺しにより
各突条上面にその厚刃と同形状の溝部を形成することで
各突条上部を弁室上部内方へ傾斜させ、その傾斜部分の
上端部内側面が形成する内側円直径を玉弁直径よりも小
径化させるだけでよいから、その形成が極めて容易で、
しかも玉弁抜出し防止機能を確実とすることが出来る。
を縦設しておけばよいから、弁室上部に玉弁抜出し防止
用突条を付設する場合に比べてその金型構造が簡易でよ
く、又断面V字形状の厚刃20aを下端外周に有するロッ
ド21aをシリンダ部内に挿入し、その厚刃突刺しにより
各突条上面にその厚刃と同形状の溝部を形成することで
各突条上部を弁室上部内方へ傾斜させ、その傾斜部分の
上端部内側面が形成する内側円直径を玉弁直径よりも小
径化させるだけでよいから、その形成が極めて容易で、
しかも玉弁抜出し防止機能を確実とすることが出来る。
第1図は本発明方法により形成したシリンダ部材の縦断
面図、第2図から第5図はそのシリンダ部材形成のため
の説明図で第2図は射出成形時におけるシリンダ部材要
部の拡大図、第3図A,Bは玉弁抜出し防止用突条形成の
ためのロッドの断面図と斜視図、第4図は第2図のシリ
ンダ部材に上記ロッドの厚刃を突刺した状態を示す断面
図、第5図は第4図の状態からロッドを抜出した状態で
示す断面図、第6図から第9図は第2実施例を示すもの
で、第6図A,Bは射出成形時におけるシリンダ部材要部
を示す横断面図と縦断面図、第7図A,Bは玉弁抜出し防
止用突条形成のためのロッドの断面図と斜視図、第8図
は第6図のシリンダ部材に第7図のロッドの厚刃を突刺
した状態を示す縦断面図、第9図は第8図の状態からロ
ッドを抜出した状態での縦断面図、第10図は従来例シリ
ンダ部材の縦断面図である。 1,1a…シリンダ部材、6…テーパ状弁座 7…弁室、9…張出し部 10…玉弁、12…凹部 15…突条、15a…傾斜部分 20,20a…厚刃、21,21a…ロッド
面図、第2図から第5図はそのシリンダ部材形成のため
の説明図で第2図は射出成形時におけるシリンダ部材要
部の拡大図、第3図A,Bは玉弁抜出し防止用突条形成の
ためのロッドの断面図と斜視図、第4図は第2図のシリ
ンダ部材に上記ロッドの厚刃を突刺した状態を示す断面
図、第5図は第4図の状態からロッドを抜出した状態で
示す断面図、第6図から第9図は第2実施例を示すもの
で、第6図A,Bは射出成形時におけるシリンダ部材要部
を示す横断面図と縦断面図、第7図A,Bは玉弁抜出し防
止用突条形成のためのロッドの断面図と斜視図、第8図
は第6図のシリンダ部材に第7図のロッドの厚刃を突刺
した状態を示す縦断面図、第9図は第8図の状態からロ
ッドを抜出した状態での縦断面図、第10図は従来例シリ
ンダ部材の縦断面図である。 1,1a…シリンダ部材、6…テーパ状弁座 7…弁室、9…張出し部 10…玉弁、12…凹部 15…突条、15a…傾斜部分 20,20a…厚刃、21,21a…ロッド
Claims (2)
- 【請求項1】シリンダ部内面下端から、上端外周に上向
き段部を有する弁室と該弁室下面を形成する下方小内径
のテーパ状弁座とを介して液体吸上げ用パイプ嵌合筒を
垂下する液体噴出器用シリンダ部材を、ポリエチレン等
の弾性ある合成樹脂材で射出成形した後、上記弁室内へ
玉弁を遊嵌させ、次いで上記シリンダ部内へ挿入させた
ロッドの下端面外周部から、ほぼ等間隔に垂下する数箇
の断面V字形状の厚刃突刺しにより、該厚刃と同形状の
凹部を上記上向き段部上面に形成させ、該凹部形成によ
り凹部内方の弁室上方周壁部分を弁室内方への張出し部
分となし、これ等張出し部分の各上端部内側面が形成す
る内側円直径を上記玉弁直径よりも小径にすることを特
徴とする液体噴出器用シリンダ部材の弁室形成方法。 - 【請求項2】シリンダ部内下端部を、内壁面に適当数の
突条を縦設した弁室として、該弁室下面を形成する下方
小径のテーパ状弁座下端に穿設した弁孔を介して液体吸
上げ用パイプ嵌合筒を垂下する液体噴出器用シリンダ部
材をポリエチレン等の弾性ある合成樹脂材で射出成形し
た後、上記弁室内へ玉弁を遊嵌させ、次いで上記シリン
ダ部内へ挿入させたロッドの下端面外周部から垂下する
断面V字形状の厚刃突刺しにより該厚刃と同形状の溝部
を各突条上面に形成することで各突条上部を弁室上部内
方へ傾斜させ、該傾斜部分上端部内側面が形成する内側
円直径を上記玉弁直径よりも小径化することを特徴とす
る液体噴出器用シリンダ部材の弁室形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302568A JP2826848B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 液体噴出器用シリンダ部材の弁室形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302568A JP2826848B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 液体噴出器用シリンダ部材の弁室形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03161066A JPH03161066A (ja) | 1991-07-11 |
JP2826848B2 true JP2826848B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=17910548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1302568A Expired - Fee Related JP2826848B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 液体噴出器用シリンダ部材の弁室形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2826848B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2766879B1 (fr) * | 1997-08-01 | 1999-10-22 | Sofab | Perfectionnement d'un corps de pompe et procede de fabrication |
FR2849477B1 (fr) * | 2002-12-26 | 2006-05-19 | Rexam Dispensing Sys | Procede d'integration d'un clapet anti-retour a bille dans un corps de pompe |
FR2995801B1 (fr) | 2012-09-27 | 2016-02-19 | Rexam Dispensing Sys | Procede de realisation d’un corps de pompe pour la distribution d’un produit fluide |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP1302568A patent/JP2826848B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03161066A (ja) | 1991-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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