JP2891706B2 - 捩り衝撃、殊に内燃機関のトルク変動を吸収若しくは補償するための緩衝装置 - Google Patents
捩り衝撃、殊に内燃機関のトルク変動を吸収若しくは補償するための緩衝装置Info
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- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/131—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses
- F16F15/13128—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses the damping action being at least partially controlled by centrifugal masses
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、捩り衝撃を吸収若しくは補償するための緩
衝装置であって、少なくとも1つの第1の慣性質量体
と、少なくとも1つの第2の慣性質量体とを有し、これ
らの慣性質量体は、互いに同軸的に配置されていて、少
なくとも1つの捩り弾性ダンパの作用に抗して互いに相
対的に回動可能であり、第1の慣性質量体は内燃機関の
出力軸に結合可能であり、第2の慣性質量体はトランス
ミッションに結合可能であり、これらの慣性質量体の間
には更に少なくとも1つの遠心力に関連する摩擦装置が
設けられており、この摩擦装置は低い回転数範囲で作用
し、この低い回転数範囲よりも高い回転数範囲では作用
しない形式のものに関する。
衝装置であって、少なくとも1つの第1の慣性質量体
と、少なくとも1つの第2の慣性質量体とを有し、これ
らの慣性質量体は、互いに同軸的に配置されていて、少
なくとも1つの捩り弾性ダンパの作用に抗して互いに相
対的に回動可能であり、第1の慣性質量体は内燃機関の
出力軸に結合可能であり、第2の慣性質量体はトランス
ミッションに結合可能であり、これらの慣性質量体の間
には更に少なくとも1つの遠心力に関連する摩擦装置が
設けられており、この摩擦装置は低い回転数範囲で作用
し、この低い回転数範囲よりも高い回転数範囲では作用
しない形式のものに関する。
本発明の課題は、上記の形式の緩衝装置を改良し、殊
にその緩衝性能を改良し、内燃機関の始動時及び停止時
並びに通常運転中における共振振動の揺動を防止し、さ
らに該緩衝装置を特に簡単なかつコスト的に有利な形式
で製作可能にし、さらに高い信頼性及び機能の確実性が
えられるようにすることにある。
にその緩衝性能を改良し、内燃機関の始動時及び停止時
並びに通常運転中における共振振動の揺動を防止し、さ
らに該緩衝装置を特に簡単なかつコスト的に有利な形式
で製作可能にし、さらに高い信頼性及び機能の確実性が
えられるようにすることにある。
この課題を解決するために本発明の構成では、最初に
述べた形式の緩衝装置において、摩擦装置が、第2の慣
性質量体の軸方向に開いているリング状溝内に回動不能
に、しかし半径方向で変位可能に設けられた複数の円弧
状に湾曲した摩擦シューを有しており、該摩擦シューの
半径方向内側に設けられている摩擦面が、第1の慣性質
量体によって保持されているリング状の対応摩擦面を取
り囲んでおり、その際、対応摩擦面は第1の慣性質量体
によって保持されている軸方向の付加部に設けられてお
り、該付加部は該リング状溝内に軸方向に係合してお
り、更にこの付加部は、第1の慣性質量体によって保持
されている室を仕切っている壁部材によって保持されて
おり、該室は少なくとも部分的に粘性媒体で満たされて
いて、少なくとも1つのダンパを収容しているようにし
た。
述べた形式の緩衝装置において、摩擦装置が、第2の慣
性質量体の軸方向に開いているリング状溝内に回動不能
に、しかし半径方向で変位可能に設けられた複数の円弧
状に湾曲した摩擦シューを有しており、該摩擦シューの
半径方向内側に設けられている摩擦面が、第1の慣性質
量体によって保持されているリング状の対応摩擦面を取
り囲んでおり、その際、対応摩擦面は第1の慣性質量体
によって保持されている軸方向の付加部に設けられてお
り、該付加部は該リング状溝内に軸方向に係合してお
り、更にこの付加部は、第1の慣性質量体によって保持
されている室を仕切っている壁部材によって保持されて
おり、該室は少なくとも部分的に粘性媒体で満たされて
いて、少なくとも1つのダンパを収容しているようにし
た。
本発明の構成によれば、低い若しくはアイドリング回
転数を下回る回転数において比較的大きな捩り抵抗が両
慣性質量体間に存在し、その結果これらの両慣性質量体
間の捩り振動が抑制される。低回転数範囲において摩擦
装置が作用することにより、系が変調され、即ち該系の
固有振動周波数が、極めて迅速に通過されるか又は決し
て到達されない回転数範囲へ移される。
転数を下回る回転数において比較的大きな捩り抵抗が両
慣性質量体間に存在し、その結果これらの両慣性質量体
間の捩り振動が抑制される。低回転数範囲において摩擦
装置が作用することにより、系が変調され、即ち該系の
固有振動周波数が、極めて迅速に通過されるか又は決し
て到達されない回転数範囲へ移される。
特に有利な構成によれば、第2の慣性質量体が、クラ
ッチディスク用の摩擦面とは反対側に、第1の慣性質量
体に向かって開いている軸方向のリング状溝を有し、該
リング状溝内に摩擦シューが設けられている。摩擦シュ
ーのこのような配置形式によれば、軸方向の付加的構造
スペースを必要としないため、軸方向でコンパクトな緩
衝装置の構造がえられる。
ッチディスク用の摩擦面とは反対側に、第1の慣性質量
体に向かって開いている軸方向のリング状溝を有し、該
リング状溝内に摩擦シューが設けられている。摩擦シュ
ーのこのような配置形式によれば、軸方向の付加的構造
スペースを必要としないため、軸方向でコンパクトな緩
衝装置の構造がえられる。
所定の最大摩擦モーメントを生ぜしめるためには、摩
擦シューが半径方向内側の少なくとも両端部範囲に摩擦
ライニング若しくは摩擦セグメントを有しているように
するのが特に有利である。これらの摩擦ライニングは摩
擦シューに接着することができる。緩衝装置はしかしま
た、摩擦シューが直接対応摩擦面に接触し摩擦モーメン
トを生ぜしめるように構成することも可能である。この
場合には摩擦シューを摩擦材から製作すると有利であ
る。摩擦シューが焼結されていることも有利である。
擦シューが半径方向内側の少なくとも両端部範囲に摩擦
ライニング若しくは摩擦セグメントを有しているように
するのが特に有利である。これらの摩擦ライニングは摩
擦シューに接着することができる。緩衝装置はしかしま
た、摩擦シューが直接対応摩擦面に接触し摩擦モーメン
トを生ぜしめるように構成することも可能である。この
場合には摩擦シューを摩擦材から製作すると有利であ
る。摩擦シューが焼結されていることも有利である。
緩衝装置の構造及び機能にとって、摩擦シューの、単
数又は複数の摩擦面を制限している半径方向内側範囲が
円筒形の内周面を形成し若しくは少なくとも制限してい
るようにするのが有利である。
数又は複数の摩擦面を制限している半径方向内側範囲が
円筒形の内周面を形成し若しくは少なくとも制限してい
るようにするのが有利である。
さらに、緩衝装置の構造及び機能にとって、対応摩擦
面を有する部材が円筒形の外周面を有し、該外周面の少
なくとも一部が対応摩擦面を形成するようにするのが有
利である。対応摩擦面は簡単な形式で、軸方向に向いた
円筒形部分を有するリングによって形成することができ
る。このリングはL字形の横断面を有することができ、
この場合リングの軸方向に向いている部分若しくは軸方
向の脚部が対応摩擦面を形成し、かつこれに対して直角
に延びている半径方向の部分が、該リングを第1の慣性
質量体に連結するための取付部を有している。
面を有する部材が円筒形の外周面を有し、該外周面の少
なくとも一部が対応摩擦面を形成するようにするのが有
利である。対応摩擦面は簡単な形式で、軸方向に向いた
円筒形部分を有するリングによって形成することができ
る。このリングはL字形の横断面を有することができ、
この場合リングの軸方向に向いている部分若しくは軸方
向の脚部が対応摩擦面を形成し、かつこれに対して直角
に延びている半径方向の部分が、該リングを第1の慣性
質量体に連結するための取付部を有している。
さらにL字形横断面の上記リングの半径方向に延びて
いる範囲が壁部材に固定されていて、この壁部材が、粘
性媒体及び少なくとも1つのダンパを受容している、第
1の慣性質量体に形成されている室の、第2の慣性質量
体側を制限するようにするのが有利である。
いる範囲が壁部材に固定されていて、この壁部材が、粘
性媒体及び少なくとも1つのダンパを受容している、第
1の慣性質量体に形成されている室の、第2の慣性質量
体側を制限するようにするのが有利である。
装置の周方向でみて、摩擦シューの間に、案内部材が
設けられていて、該案内部材が摩擦シューの端部範囲に
係合しているようにすることにより、半径方向変位中の
摩擦シューの案内を簡単な形式で保証することができ
る。上記の案内部材は摩擦シュー間においてリング状溝
内に軸方向に延びているピンによって形成することがで
きる。
設けられていて、該案内部材が摩擦シューの端部範囲に
係合しているようにすることにより、半径方向変位中の
摩擦シューの案内を簡単な形式で保証することができ
る。上記の案内部材は摩擦シュー間においてリング状溝
内に軸方向に延びているピンによって形成することがで
きる。
装置の構造にとって、湾曲した摩擦シューが、全体と
して1つの円形リングを構成するように配置されている
ようにするのが有利である。
して1つの円形リングを構成するように配置されている
ようにするのが有利である。
摩擦シューの半径方向変位を制限するために、第2の
慣性質量体内に設けられたリング状溝の外側の周面がほ
ぼ円筒形の面を形成し、該円筒形の面に摩擦シューが相
応する当接範囲を以て支持されるようにすることができ
る。
慣性質量体内に設けられたリング状溝の外側の周面がほ
ぼ円筒形の面を形成し、該円筒形の面に摩擦シューが相
応する当接範囲を以て支持されるようにすることができ
る。
摩擦シューの変位中の申し分のない案内並びに周方向
での良好な支持を可能にするために、案内部材が当接す
る摩擦シューの端部範囲が互いに平行に延びているよう
にするのが特に有利である。摩擦シューの平行に延びる
端部範囲はこの場合、これらの端部範囲が周方向でみて
摩擦シューの中心を通りかつ緩衝装置の回転軸線を通る
直線に対して平行であるようにすることができる。
での良好な支持を可能にするために、案内部材が当接す
る摩擦シューの端部範囲が互いに平行に延びているよう
にするのが特に有利である。摩擦シューの平行に延びる
端部範囲はこの場合、これらの端部範囲が周方向でみて
摩擦シューの中心を通りかつ緩衝装置の回転軸線を通る
直線に対して平行であるようにすることができる。
摩擦シューがリング状溝から軸方向で抜けることを防
止するため、ピンが第1の慣性質量体側に向いたピン端
部範囲に、ヘッド状の保持部分を有し、該保持部分が摩
擦シューの、第1の慣性質量体側に、後方から係合する
ようにすることができる。
止するため、ピンが第1の慣性質量体側に向いたピン端
部範囲に、ヘッド状の保持部分を有し、該保持部分が摩
擦シューの、第1の慣性質量体側に、後方から係合する
ようにすることができる。
遠心力に関連して作用する摩擦装置の所定の高大摩擦
モーメントを保証するために、摩擦シューが蓄力部材に
よって対応摩擦面に向かって付勢されているようにする
のが有利である。該蓄力部材は簡単な形式でばね部材に
よって形成することができ、該ばね部材は摩擦シューの
端部範囲内に配置されていて該摩擦シューに対応摩擦面
に向かうばね負荷を与える。これらのばね部材を受容す
るため、摩擦シューには半径方向に延びる孔を設けるこ
とができ、この場合ばね部材はコイルばねによって形成
することができる。ばねプレロードを有する状態で取付
けられた該ばね部材は簡単な形式でリング状溝の半径方
向外側の周面に支持することができる。この場合ばね部
材のプレロードを適当な大きさに設定して、その結果、
遠心力に関連する摩擦装置が、内燃機関の回転数が少な
くともアイドリング回転に達したときには実際上いかな
る摩擦モーメントも生じさせないように構成すると有利
である。装置の特に簡単な構造は、摩擦シューの両端部
範囲の袋孔状の切欠き内にそれぞれ1つのコイルばねを
配置することによって、えられる。
モーメントを保証するために、摩擦シューが蓄力部材に
よって対応摩擦面に向かって付勢されているようにする
のが有利である。該蓄力部材は簡単な形式でばね部材に
よって形成することができ、該ばね部材は摩擦シューの
端部範囲内に配置されていて該摩擦シューに対応摩擦面
に向かうばね負荷を与える。これらのばね部材を受容す
るため、摩擦シューには半径方向に延びる孔を設けるこ
とができ、この場合ばね部材はコイルばねによって形成
することができる。ばねプレロードを有する状態で取付
けられた該ばね部材は簡単な形式でリング状溝の半径方
向外側の周面に支持することができる。この場合ばね部
材のプレロードを適当な大きさに設定して、その結果、
遠心力に関連する摩擦装置が、内燃機関の回転数が少な
くともアイドリング回転に達したときには実際上いかな
る摩擦モーメントも生じさせないように構成すると有利
である。装置の特に簡単な構造は、摩擦シューの両端部
範囲の袋孔状の切欠き内にそれぞれ1つのコイルばねを
配置することによって、えられる。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
捩り衝撃を補償するための第1図に示されている装置
はフライホイール2を有し、このフライホイール2は2
つの慣性質量体3及び4に分割されている。慣性質量体
3は図示されていない内燃機関のクランク軸5に固定ボ
ルト6により固定されている。慣性質量体4には摩擦ク
ラッチ7が図示されていない手段により固定されてい
る。摩擦クラッチ7のプレッシャープレート8と慣性質
量体4との間にはクラッチディスク9が設けられてお
り、これは図示されていないトランスミッション(変速
機)の入力軸に支持されている。摩擦クラッチ7のプレ
ッシャープレート8は慣性質量体4に向かって、クラッ
チカバー11に旋回可能に支承されているダイヤフラムス
プリング12によりばね力を負荷されている。摩擦クラッ
チ7の操作によりフライホイール2はトランスミッショ
ン入力軸と連結遮断される。質量体3及び質量体4の間
には最初の、第1の捩り弾性のダンパ13並びにこれと直
列に接続した第2の捩り弾性のダンパ14が設けられてお
り、これらのダンパ13,14は両質量体3,4間の、ある限ら
れた回動角度に亙る相対回動を可能にし若しくは該相対
回動を緩衝する。両質量体3,4は互いに相対的に軸受部1
5を介して回動可能に支承されている。軸受部15は単列
玉軸受の形の転がり軸受16を含んでいる。転がり軸受16
の外輪17は質量体4の切欠き18内に、また内輪19は、ク
ランク軸5から軸方向に延びていてかつ質量体4の切欠
き18内へ侵入している、質量体3の円筒形の中心軸状部
20に配置されている。
はフライホイール2を有し、このフライホイール2は2
つの慣性質量体3及び4に分割されている。慣性質量体
3は図示されていない内燃機関のクランク軸5に固定ボ
ルト6により固定されている。慣性質量体4には摩擦ク
ラッチ7が図示されていない手段により固定されてい
る。摩擦クラッチ7のプレッシャープレート8と慣性質
量体4との間にはクラッチディスク9が設けられてお
り、これは図示されていないトランスミッション(変速
機)の入力軸に支持されている。摩擦クラッチ7のプレ
ッシャープレート8は慣性質量体4に向かって、クラッ
チカバー11に旋回可能に支承されているダイヤフラムス
プリング12によりばね力を負荷されている。摩擦クラッ
チ7の操作によりフライホイール2はトランスミッショ
ン入力軸と連結遮断される。質量体3及び質量体4の間
には最初の、第1の捩り弾性のダンパ13並びにこれと直
列に接続した第2の捩り弾性のダンパ14が設けられてお
り、これらのダンパ13,14は両質量体3,4間の、ある限ら
れた回動角度に亙る相対回動を可能にし若しくは該相対
回動を緩衝する。両質量体3,4は互いに相対的に軸受部1
5を介して回動可能に支承されている。軸受部15は単列
玉軸受の形の転がり軸受16を含んでいる。転がり軸受16
の外輪17は質量体4の切欠き18内に、また内輪19は、ク
ランク軸5から軸方向に延びていてかつ質量体4の切欠
き18内へ侵入している、質量体3の円筒形の中心軸状部
20に配置されている。
両質量体3,4間の力の伝達経路中にはさらに別のダン
パ25及び摩擦装置26が設けられている。
パ25及び摩擦装置26が設けられている。
質量体3は半径方向外側に、軸方向のリング状の延長
部32を有し、これは室33を制限していて、この室内には
第1のダンパ13、第2のダンパ14及び摩擦装置26が受容
されている。
部32を有し、これは室33を制限していて、この室内には
第1のダンパ13、第2のダンパ14及び摩擦装置26が受容
されている。
質量体3のリング状の軸方向延長部32の端面34にはダ
イヤフラム35が固定されている。このダイヤフラム35
は、質量体3の軸方向延長部32及び半径方向フランジ36
と共に、リング状室33を制限し形成している。
イヤフラム35が固定されている。このダイヤフラム35
は、質量体3の軸方向延長部32及び半径方向フランジ36
と共に、リング状室33を制限し形成している。
ダイヤフラム35の、リング状室33側とは反対側には壁
部材若しくはリング状部材37が設けられていて、これ
は、ダイヤフラム35の半径方向で外側の範囲を間に挟ん
で質量体3のリング状の軸方向延長部32の端面34上に固
定されている。
部材若しくはリング状部材37が設けられていて、これ
は、ダイヤフラム35の半径方向で外側の範囲を間に挟ん
で質量体3のリング状の軸方向延長部32の端面34上に固
定されている。
リング状部材37は、軸方向延長部32から始まって半径
方向内側へ向かって、質量体4とダンパ13,14との間の
軸方向範囲に延びている。
方向内側へ向かって、質量体4とダンパ13,14との間の
軸方向範囲に延びている。
リング状室33内には、例えば油又はグリースのような
粘性媒体若しくは潤滑剤が設けられている。リング状室
33内における該潤滑剤のレベルはこの場合、装置回転時
には、捩り弾性のダンパ13の蓄力部材(コイルばね)38
の巻条の外側範囲にまで達することができる。
粘性媒体若しくは潤滑剤が設けられている。リング状室
33内における該潤滑剤のレベルはこの場合、装置回転時
には、捩り弾性のダンパ13の蓄力部材(コイルばね)38
の巻条の外側範囲にまで達することができる。
ダイヤフラム35はリング状室33内に充填されている粘
性媒体の流出を防止し、要するにリング状室33を外側か
ら密封している。この目的でダイヤフラム35はその半径
方向外側の範囲が、軸方向延長部32の端面34とリング状
部材37との間に締込まれておりかつ半径方向内側へ向か
って、リング状部材37を越えて延びている。ダイヤフラ
ム35の半径方向内側の範囲はばねプレロードを以て軸方
向でパッキンリング39に支持されている。このパッキン
リング39はさらに別の、横断面がL字形のパッキンリン
グ40の軸方向に延びている脚上に受容されている。パッ
キンリング40自体は質量体4の、質量体3に向かって軸
方向に延びている肩41上に支持されていて、かつダンパ
13の蓄力部材38の半径方向内側に設けられている。パッ
キンリング40の半径方向に延びている方の脚は、ダイヤ
フラム35の内縁に後側で、即ちこのダイヤフラム35の、
リング状室33側とは反対の側に、係合している。パッキ
ンリング39は、肩41の自由端部にピン43によって固定さ
れているディスク42に軸方向で支持されている。
性媒体の流出を防止し、要するにリング状室33を外側か
ら密封している。この目的でダイヤフラム35はその半径
方向外側の範囲が、軸方向延長部32の端面34とリング状
部材37との間に締込まれておりかつ半径方向内側へ向か
って、リング状部材37を越えて延びている。ダイヤフラ
ム35の半径方向内側の範囲はばねプレロードを以て軸方
向でパッキンリング39に支持されている。このパッキン
リング39はさらに別の、横断面がL字形のパッキンリン
グ40の軸方向に延びている脚上に受容されている。パッ
キンリング40自体は質量体4の、質量体3に向かって軸
方向に延びている肩41上に支持されていて、かつダンパ
13の蓄力部材38の半径方向内側に設けられている。パッ
キンリング40の半径方向に延びている方の脚は、ダイヤ
フラム35の内縁に後側で、即ちこのダイヤフラム35の、
リング状室33側とは反対の側に、係合している。パッキ
ンリング39は、肩41の自由端部にピン43によって固定さ
れているディスク42に軸方向で支持されている。
ばね鋼から製作することができるダイヤフラム35はリ
ング状部材37若しくは壁部材に軸方向で支持されること
ができ、従って装置の回転時に粘性媒体中に発生する圧
力は、実質的に非弾性若しくは剛性であるリング状部材
37を介して受容される。変形度は、粘性媒体の充填量が
半径方向内側に向かって該リング状部材37の内縁をあま
り越えない場合には、さらに小さくなる。
ング状部材37若しくは壁部材に軸方向で支持されること
ができ、従って装置の回転時に粘性媒体中に発生する圧
力は、実質的に非弾性若しくは剛性であるリング状部材
37を介して受容される。変形度は、粘性媒体の充填量が
半径方向内側に向かって該リング状部材37の内縁をあま
り越えない場合には、さらに小さくなる。
リング状室33を外部に対して密封するためにさらに1
つのパッキンリング44が軸方向延長部32とダイヤフラム
35との間に設けられている。このパッキンリング44はO
リングとして製作されている。リング状部材37若しくは
壁部材はその半径方向外側の縁部に一体の、壁厚の薄い
範囲45を有していて、この範囲45は、質量体3の、半径
方向に延びているリング状の範囲46の囲りに曲げ込まれ
ている。リング状部材37の薄肉の範囲45ははじめ半径方
向のリング状範囲46に対して軸方向に曲げられて該範囲
46に外側から係合し、さらに該リング状範囲46の自由端
部範囲で半径方向内側へ折り曲げられている。質量体3
に対するリング状部材37若しくは壁部材の回動を防止す
るため、端面34の半径方向範囲に、しかしパッキンリン
グ44よりも半径方向外側に軸方向ピン47が設けられてい
る。この軸方向ピン47を挿入するためリング状部材37若
しくは壁部材及び質量体3のリング状範囲46は相応する
軸方向孔を有している。
つのパッキンリング44が軸方向延長部32とダイヤフラム
35との間に設けられている。このパッキンリング44はO
リングとして製作されている。リング状部材37若しくは
壁部材はその半径方向外側の縁部に一体の、壁厚の薄い
範囲45を有していて、この範囲45は、質量体3の、半径
方向に延びているリング状の範囲46の囲りに曲げ込まれ
ている。リング状部材37の薄肉の範囲45ははじめ半径方
向のリング状範囲46に対して軸方向に曲げられて該範囲
46に外側から係合し、さらに該リング状範囲46の自由端
部範囲で半径方向内側へ折り曲げられている。質量体3
に対するリング状部材37若しくは壁部材の回動を防止す
るため、端面34の半径方向範囲に、しかしパッキンリン
グ44よりも半径方向外側に軸方向ピン47が設けられてい
る。この軸方向ピン47を挿入するためリング状部材37若
しくは壁部材及び質量体3のリング状範囲46は相応する
軸方向孔を有している。
外側の第2のダンパ14の入力部は1つのディスクグル
ープによって、即ち互いに軸方向距離をおいて設けられ
ている2つのディスク48,49によって構成されており、
これらのディスクは質量体3に対して回動不能である。
リング状ディスク49はリベット50により質量体3に固定
されている。ディスク48はリベット50により、該リベッ
ト50がディスク48の嵌合孔51を軸方向で貫通しているこ
とにより、質量体3に対して回動不能に、しかし軸方向
では移動可能に保持されている。両ディスク48,49の間
の軸方向スペースにはフランジ52が配置されている。
ープによって、即ち互いに軸方向距離をおいて設けられ
ている2つのディスク48,49によって構成されており、
これらのディスクは質量体3に対して回動不能である。
リング状ディスク49はリベット50により質量体3に固定
されている。ディスク48はリベット50により、該リベッ
ト50がディスク48の嵌合孔51を軸方向で貫通しているこ
とにより、質量体3に対して回動不能に、しかし軸方向
では移動可能に保持されている。両ディスク48,49の間
の軸方向スペースにはフランジ52が配置されている。
フランジ52及びディスク48,49は切欠き53,54,55を有
し、該切欠き内に蓄力部材56が受容されている。蓄力部
材56はフランジ52とディスク48,49との間の相対回動に
抗して作用する。
し、該切欠き内に蓄力部材56が受容されている。蓄力部
材56はフランジ52とディスク48,49との間の相対回動に
抗して作用する。
第2のダンパ14の出力部を形成するフランジ52は同時
に第1のダンパ13の入力部となっている。第1のダンパ
13はさらに別の1つのディスクグループ、即ちフランジ
52の両サイドに配置された2つのディスク57,42を有
し、これらはたんにスペーサピン43を介して軸方向距離
をおいて互いに回動不能に結合されていてかつ質量体4
に連結されている。
に第1のダンパ13の入力部となっている。第1のダンパ
13はさらに別の1つのディスクグループ、即ちフランジ
52の両サイドに配置された2つのディスク57,42を有
し、これらはたんにスペーサピン43を介して軸方向距離
をおいて互いに回動不能に結合されていてかつ質量体4
に連結されている。
ディスク42,57並びにこれらのディスクの間にあるフ
ランジ52の範囲には閉じた窓状の切欠き58,59,60が加工
されており、該切欠き内にコイルばねの形の蓄力部材38
が受容されている。蓄力部材38はフランジ52と両ディス
ク42,57との相対回動に抗して作用する。スペーサピン4
3は蓄力部材38の半径方向内側に配置されている。フラ
ンジ52は半径方向内側へ向いた歯61を有しており、これ
らは、周方向にみて(第2図)、スペーサピン43の間に
位置しかつスペーサピン43と協働して、第1のダンパ13
の相対回動角度を制限するストッパーとして働く。
ランジ52の範囲には閉じた窓状の切欠き58,59,60が加工
されており、該切欠き内にコイルばねの形の蓄力部材38
が受容されている。蓄力部材38はフランジ52と両ディス
ク42,57との相対回動に抗して作用する。スペーサピン4
3は蓄力部材38の半径方向内側に配置されている。フラ
ンジ52は半径方向内側へ向いた歯61を有しており、これ
らは、周方向にみて(第2図)、スペーサピン43の間に
位置しかつスペーサピン43と協働して、第1のダンパ13
の相対回動角度を制限するストッパーとして働く。
両質量体3,4間に設けられている摩擦装置26は捩り弾
性のダンパ14に対して並列的に作用する。この摩擦装置
26は両質量体間においてフリクションダンパとして働
く。摩擦ディスク26aはピン43のリベットヘッドによっ
て操作される。このために摩擦ディスク26aは切欠き26b
を有し、該切欠き内にピン43のリベットヘッドが軸方向
で係合している。この場合切欠き26bとリベットヘッド
との間に周方向の遊びがあって、その結果ここに滑り摩
擦が生じるようにするのが有利である。
性のダンパ14に対して並列的に作用する。この摩擦装置
26は両質量体間においてフリクションダンパとして働
く。摩擦ディスク26aはピン43のリベットヘッドによっ
て操作される。このために摩擦ディスク26aは切欠き26b
を有し、該切欠き内にピン43のリベットヘッドが軸方向
で係合している。この場合切欠き26bとリベットヘッド
との間に周方向の遊びがあって、その結果ここに滑り摩
擦が生じるようにするのが有利である。
殊に、内燃機関の始動及び停止のさいの、即ち内燃機
関のアイドリング回転数を下回る回転数範囲において発
生する両慣性質量体3,4間の大きな捩り振動衝撃を防止
するために、さらに別のダンパ25が設けられている。こ
のダンパ25は摩擦装置を形成していて、少なくとも、内
燃機関の回転数が臨界回転数範囲を通るさいに両質量体
3,4間に直接摩擦ヒステリシスを生ぜしめる。
関のアイドリング回転数を下回る回転数範囲において発
生する両慣性質量体3,4間の大きな捩り振動衝撃を防止
するために、さらに別のダンパ25が設けられている。こ
のダンパ25は摩擦装置を形成していて、少なくとも、内
燃機関の回転数が臨界回転数範囲を通るさいに両質量体
3,4間に直接摩擦ヒステリシスを生ぜしめる。
殊に第2図から判るように、摩擦装置25は周方向に分
配された複数の円弧状の摩擦シュー62を有しており、該
摩擦シュー62は質量体4の円形リング状の軸方向切欠き
若しくは溝63内に受容されている。円形リング状の溝63
は質量体4の、クラッチ7側とは反対の側に設けられて
いて、リング状部材37若しくは壁部材に向かって開いて
いる。周方向にみて(第2図)、摩擦シュー62の間には
ピン64が質量体4にリベット止めされている。ピン64は
軸方向の円形リング状の溝63内に軸方向に延びている範
囲64aを有している。ピン64の軸方向範囲64aは摩擦シュ
ー62が半径方向に変位するさいにその半径方向案内とし
て役立つと共に、該摩擦シュー62を周方向で支持するた
めにも役立つ。要するに、摩擦シュー62によって伝達さ
れたモーメントはピン64を介して質量体4へ伝達され
る。
配された複数の円弧状の摩擦シュー62を有しており、該
摩擦シュー62は質量体4の円形リング状の軸方向切欠き
若しくは溝63内に受容されている。円形リング状の溝63
は質量体4の、クラッチ7側とは反対の側に設けられて
いて、リング状部材37若しくは壁部材に向かって開いて
いる。周方向にみて(第2図)、摩擦シュー62の間には
ピン64が質量体4にリベット止めされている。ピン64は
軸方向の円形リング状の溝63内に軸方向に延びている範
囲64aを有している。ピン64の軸方向範囲64aは摩擦シュ
ー62が半径方向に変位するさいにその半径方向案内とし
て役立つと共に、該摩擦シュー62を周方向で支持するた
めにも役立つ。要するに、摩擦シュー62によって伝達さ
れたモーメントはピン64を介して質量体4へ伝達され
る。
摩擦シュー62はそれらの端部範囲に半径方向の孔65を
有し、これらの孔内にコイルばねの形の蓄力部材66が受
容されている。プレロードを負荷された状態で受容され
ているこれらの蓄力部材66は半径方向外側で溝63の外側
の周面67に支持されていて、摩擦シュー62を半径方向内
側へ、L字形横断面の部材69の円筒形の、ブレーキドラ
ム状の範囲68上へ押圧している。L字形横断面の部材69
の、半径方向内側へ向いている範囲はリベット70により
リング状部材37若しくは壁部材に不動に結合されてい
る。軸方向に延びている、ブレーキドラム状の範囲68は
摩擦シュー62の半径方向内側において溝63内へ軸方向に
延びている。さらに第2図から判るように、摩擦シュー
62の端部範囲には摩擦ライニング71が接着されており、
該摩擦ライニング71を介して摩擦シュー62は部材69の円
筒形の範囲68上に支持されている。
有し、これらの孔内にコイルばねの形の蓄力部材66が受
容されている。プレロードを負荷された状態で受容され
ているこれらの蓄力部材66は半径方向外側で溝63の外側
の周面67に支持されていて、摩擦シュー62を半径方向内
側へ、L字形横断面の部材69の円筒形の、ブレーキドラ
ム状の範囲68上へ押圧している。L字形横断面の部材69
の、半径方向内側へ向いている範囲はリベット70により
リング状部材37若しくは壁部材に不動に結合されてい
る。軸方向に延びている、ブレーキドラム状の範囲68は
摩擦シュー62の半径方向内側において溝63内へ軸方向に
延びている。さらに第2図から判るように、摩擦シュー
62の端部範囲には摩擦ライニング71が接着されており、
該摩擦ライニング71を介して摩擦シュー62は部材69の円
筒形の範囲68上に支持されている。
摩擦シュー62の良好な案内と半径方向での変位を保証
するために、周方向にみて、1つの摩擦シュー62の端面
72,73は互いに平行に配置されている。摩擦シュー62が
円形リング状の溝63から軸方向で抜けることを防止する
ために、ピン64はそれらの自由端部に若しくは溝63の開
いている側に、それぞれ1つの、範囲64aよりも径の大
きいヘッド64bを有していて、該ヘッド64bは摩擦シュー
62の端部範囲に軸方向で係合し、これにより摩擦シュー
62を溝63内に軸方向で保持している。
するために、周方向にみて、1つの摩擦シュー62の端面
72,73は互いに平行に配置されている。摩擦シュー62が
円形リング状の溝63から軸方向で抜けることを防止する
ために、ピン64はそれらの自由端部に若しくは溝63の開
いている側に、それぞれ1つの、範囲64aよりも径の大
きいヘッド64bを有していて、該ヘッド64bは摩擦シュー
62の端部範囲に軸方向で係合し、これにより摩擦シュー
62を溝63内に軸方向で保持している。
蓄力部材66は次のように設計されている。即ち、フラ
イホイール2の回転時に、少なくともほぼアイドリング
回転数に達する迄、摩擦ヒステリシスが直接両質量体3,
4間に存在するように、設定されている。内燃機関の高
速回転時若しくは始動時には、その回転数がアイドリン
グ回転数に達する前に、摩擦シュー62に作用する遠心力
は、該摩擦シューをばね66の作用に抗して半径方向外側
へ変位させるのに十分な大きさを有する。この半径方向
での変位中蓄力部材66は圧縮される。摩擦シュー62の半
径方向外側へのこの変位に基づき、摩擦ライニング71は
L字形横断面の部材69の円筒形の若しくはブレーキドラ
ム状の範囲から離れ、これにより、ダンパ25によって生
ぜしめられる摩擦ヒステリシスはなくなる。ばね66は、
摩擦シュー62がそれらの円弧状の外周で溝63の周面67に
接触するに至るまで、圧縮される。
イホイール2の回転時に、少なくともほぼアイドリング
回転数に達する迄、摩擦ヒステリシスが直接両質量体3,
4間に存在するように、設定されている。内燃機関の高
速回転時若しくは始動時には、その回転数がアイドリン
グ回転数に達する前に、摩擦シュー62に作用する遠心力
は、該摩擦シューをばね66の作用に抗して半径方向外側
へ変位させるのに十分な大きさを有する。この半径方向
での変位中蓄力部材66は圧縮される。摩擦シュー62の半
径方向外側へのこの変位に基づき、摩擦ライニング71は
L字形横断面の部材69の円筒形の若しくはブレーキドラ
ム状の範囲から離れ、これにより、ダンパ25によって生
ぜしめられる摩擦ヒステリシスはなくなる。ばね66は、
摩擦シュー62がそれらの円弧状の外周で溝63の周面67に
接触するに至るまで、圧縮される。
内燃機関が停止されるさい、摩擦シュー62に作用する
遠心力は、フライホイール2の回転数の低下により減少
し、その結果少なくともほぼアイドリング回転数時に摩
擦シュー62の摩擦ライニング71はばね66の力によりブレ
ーキドラム状の範囲68上へ再び押付けられる。摩擦ライ
ニング71がブレーキドラム状の範囲68の外周面に当接す
ると直ちに、両質量体3,4間に生ぜしめられる摩擦ヒス
テリシスは、回転数の低下に伴って、増大する。
遠心力は、フライホイール2の回転数の低下により減少
し、その結果少なくともほぼアイドリング回転数時に摩
擦シュー62の摩擦ライニング71はばね66の力によりブレ
ーキドラム状の範囲68上へ再び押付けられる。摩擦ライ
ニング71がブレーキドラム状の範囲68の外周面に当接す
ると直ちに、両質量体3,4間に生ぜしめられる摩擦ヒス
テリシスは、回転数の低下に伴って、増大する。
第1図は本発明の緩衝装置の一実施例の、第2図のX−
X線による断面図、第2図は第1図の装置を第1図の矢
印IIの方向からみて、一部を破断して示した図である。 2……フライホイール、3……慣性質量体、4……慣性
質量体、5……クランク軸、6……固定ボルト、7……
摩擦クラッチ、8……プレッシャープレート、9……ク
ラッチディスク、11……クラッチカバー、12……ダイヤ
フラムスプリング、13……ダンパ、14……ダンパ、15…
…軸受部、16……転がり軸受、17……外輪、18……切欠
き、19……内輪、20……軸状部、25……ダンパ、26……
摩擦装置、26a……摩擦ディスク、32……延長部、33…
…室、34……端面、35……ダイヤフラム、36……フラン
ジ、37……リング状部材、38……蓄力部材、39……パッ
キンリング、40……パッキンリング、41……肩、42……
ディスク、43……スペーサピン、44……パッキンリン
グ、45……範囲、46……範囲、47……ピン、48……ディ
スク、49……ディスク、50……リベット、51……孔、52
……フランジ、53……切欠き、54……切欠き、55……切
欠き、56……蓄力部材、57……ディスク、58……切欠
き、59……切欠き、60……切欠き、61……歯、62……摩
擦シュー、63……溝、64……ピン、64b……ヘッド、65
……孔、66……蓄力部材(ばね)、67……周面、68……
範囲、69……L字形横断面の部材、70……リベット、71
……摩擦ライニング、72……端面、73……端面
X線による断面図、第2図は第1図の装置を第1図の矢
印IIの方向からみて、一部を破断して示した図である。 2……フライホイール、3……慣性質量体、4……慣性
質量体、5……クランク軸、6……固定ボルト、7……
摩擦クラッチ、8……プレッシャープレート、9……ク
ラッチディスク、11……クラッチカバー、12……ダイヤ
フラムスプリング、13……ダンパ、14……ダンパ、15…
…軸受部、16……転がり軸受、17……外輪、18……切欠
き、19……内輪、20……軸状部、25……ダンパ、26……
摩擦装置、26a……摩擦ディスク、32……延長部、33…
…室、34……端面、35……ダイヤフラム、36……フラン
ジ、37……リング状部材、38……蓄力部材、39……パッ
キンリング、40……パッキンリング、41……肩、42……
ディスク、43……スペーサピン、44……パッキンリン
グ、45……範囲、46……範囲、47……ピン、48……ディ
スク、49……ディスク、50……リベット、51……孔、52
……フランジ、53……切欠き、54……切欠き、55……切
欠き、56……蓄力部材、57……ディスク、58……切欠
き、59……切欠き、60……切欠き、61……歯、62……摩
擦シュー、63……溝、64……ピン、64b……ヘッド、65
……孔、66……蓄力部材(ばね)、67……周面、68……
範囲、69……L字形横断面の部材、70……リベット、71
……摩擦ライニング、72……端面、73……端面
Claims (15)
- 【請求項1】捩り衝撃を吸収若しくは補償するための緩
衝装置であって、少なくとも1つの第1の慣性質量体
と、少なくとも1つの第2の慣性質量体とを有し、これ
らの慣性質量体は、互いに同軸的に配置されていて、少
なくとも1つの捩り弾性ダンパの作用に抗して互いに相
対的に回動可能であり、第1の慣性質量体は内燃機関の
出力軸に結合可能であり、第2の慣性質量体はトランス
ミッションに結合可能であり、これらの慣性質量体の間
には更に少なくとも1つの遠心力に関連する摩擦装置が
設けられており、この摩擦装置は低い回転数範囲で作用
し、この低い回転数範囲よりも高い回転数範囲では作用
しない形式のものにおいて、摩擦装置が、第2の慣性質
量体の軸方向に開いているリング状溝内に回動不能に、
しかし半径方向で変位可能に設けられた複数の円弧状に
湾曲した摩擦シューを有しており、該摩擦シューの半径
方向内側に設けられている摩擦面が、第1の慣性質量体
によって保持されているリング状の対応摩擦面を取り囲
んでおり、その際、対応摩擦面は第1の慣性質量体によ
って保持されている軸方向の付加部に設けられており、
該付加部は該リング状溝内に軸方向に係合しており、更
にこの付加部は、第1の慣性質量体によって保持されて
いる室を仕切っている壁部材によって保持されており、
該室は少なくとも部分的に粘性媒体で満たされていて、
少なくとも1つのダンパを収容している、捩り衝撃を吸
収若しくは補償するための緩衝装置。 - 【請求項2】第2の慣性質量体が、クラッチディスク用
の摩擦面とは反対の側に、第1の慣性質量体に向かって
開いているリング状溝を有していて、該リング状溝内に
摩擦シューが設けられている、請求項1記載の緩衝装
置。 - 【請求項3】摩擦シューが半径方向内側の両端部範囲に
それぞれ1つの摩擦ライニングを有している、請求項1
又は2記載の緩衝装置。 - 【請求項4】摩擦シューの半径方向内側範囲が円筒形の
内周面を有している、請求項1から3までのいずれか1
項記載の緩衝装置。 - 【請求項5】対応摩擦面が円筒形の外周面を有してい
る、請求項1から4までのいずれか1項記載の緩衝装
置。 - 【請求項6】対応摩擦面が、軸方向に向いた円筒形部分
を有するリングによって形成されている、請求項1から
5までのいずれか1項記載の緩衝装置。 - 【請求項7】リングがL字形横断面を有していて、その
軸方向に向いている部分が対応摩擦面を形成しており、
かつ上記部分に対して直角に延びている範囲が第1の慣
性質量体に固定されている、請求項1から6までのいず
れか1項記載の緩衝装置。 - 【請求項8】L字形横断面のリングの半径方向に延びて
いる範囲が壁部材に固定されており、該壁部材が、第1
の慣性質量体が有している室の、第2の慣性質量体側を
制限していて、該室内に粘性媒体及び少なくとも1つの
ダンパが受容されている、請求項1から7までのいずれ
か1項記載の緩衝装置。 - 【請求項9】摩擦シューの周方向の端部範囲間に係合す
る案内部材が設けられている、請求項1から8までのい
ずれか1項記載の緩衝装置。 - 【請求項10】案内部材が、第2の慣性質量体のリング
状溝内に設けられた軸方向に延びているピンである、請
求項1から9までのいずれか1項記載の緩衝装置。 - 【請求項11】摩擦シューの端部範囲が平行に延びてい
る、請求項1から10までのいずれか1項記載の緩衝装
置。 - 【請求項12】ピンがその、第1の慣性質量体に向いて
いる端部範囲に、摩擦シュー保持のためのヘッド状の保
持部分を有している、請求項1から11までのいずれか1
項記載の緩衝装置。 - 【請求項13】摩擦シューがその両端部範囲においてば
ね部材によて対応摩擦面に向かってばね負荷されてい
る、請求項1から12までのいずれか1項記載の緩衝装
置。 - 【請求項14】ばね部材が第2の慣性質量体内のリング
状溝の半径方向外側の面に支持されている、請求項1か
ら13までのいずれか1項記載の緩衝装置。 - 【請求項15】摩擦シューの両端部範囲にある袋孔状の
切欠き内にそれぞれ1つのコイルばねが配置されてい
る、請求項13又は14記載の緩衝装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3703808.7 | 1987-02-07 | ||
DE3703808 | 1987-02-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63214536A JPS63214536A (ja) | 1988-09-07 |
JP2891706B2 true JP2891706B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=6320491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63024086A Expired - Fee Related JP2891706B2 (ja) | 1987-02-07 | 1988-02-05 | 捩り衝撃、殊に内燃機関のトルク変動を吸収若しくは補償するための緩衝装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4856636A (ja) |
JP (1) | JP2891706B2 (ja) |
DE (1) | DE3800566C2 (ja) |
FR (1) | FR2610683A1 (ja) |
Families Citing this family (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2214610B (en) * | 1988-01-29 | 1991-09-25 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Flywheel |
FR2635843B1 (fr) * | 1988-08-30 | 1994-02-18 | Valeo | Dispositif amortisseur de torsion notamment pour vehicules automobiles |
FR2637339B1 (fr) * | 1988-10-05 | 1993-01-08 | Valeo | Amortisseur de torsion a agencement a amortissement visqueux, notamment pour vehicule automobile |
US5295910A (en) * | 1989-05-22 | 1994-03-22 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh | Apparatus for damping vibrations |
DE3923749C1 (ja) * | 1989-07-18 | 1991-02-21 | J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim, De | |
FR2662761B1 (fr) * | 1990-05-31 | 1996-09-27 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Dispositif de transmission de couple. |
FR2663386B1 (fr) * | 1990-06-15 | 1992-09-11 | Valeo | Double volant amortisseur, notamment pour vehicule automobile. |
US5135092A (en) * | 1990-07-07 | 1992-08-04 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh | Apparatus for transmitting torque |
JPH0518440A (ja) * | 1991-04-08 | 1993-01-26 | Atsugi Unisia Corp | 回転変動吸収装置 |
FR2718813B1 (fr) * | 1994-04-14 | 1996-07-12 | Valeo | Volant amortisseur, notamment pour véhicule automobile. |
FR2694968B1 (fr) * | 1992-08-20 | 1996-08-30 | Fichtel & Sachs Ag | Amortisseur de vibrations de torsion. |
FR2698938B1 (fr) * | 1992-12-07 | 1995-03-10 | Valeo | Amortisseur de torsion, notamment pour véhicule automobile. |
SE501308C2 (sv) * | 1993-05-19 | 1995-01-09 | Saab Scania Ab | Dubbelmassesvänghjul |
DE4448016B4 (de) * | 1993-06-19 | 2015-02-19 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Schwungradvorrichtung |
CN1062814C (zh) * | 1993-09-17 | 2001-03-07 | 卢克驱动系统有限公司 | 用于带变扭器的机动车的转矩传递系统 |
FR2718815B1 (fr) * | 1994-04-14 | 1996-05-31 | Valeo | Volant amortisseur, notamment pour véhicule automobile. |
DE4413998B4 (de) * | 1994-04-22 | 2005-03-24 | Zf Sachs Ag | Schwungradvorrichtung |
DE4428829C2 (de) * | 1994-08-17 | 1996-11-14 | Fichtel & Sachs Ag | Schwungradvorrichtung |
FR2729200B1 (fr) * | 1995-01-11 | 1997-04-04 | Valeo | Volant amortisseur, notamment pour vehicule automobile |
FR2735548B1 (fr) * | 1995-06-19 | 1997-08-08 | Valeo | Dispositif amortisseur de torsion |
DE19709343B4 (de) * | 1997-03-07 | 2010-04-08 | Zf Sachs Ag | Torsionsschwingungsdämpfer mit einer Reibvorrichtung |
US6273823B1 (en) * | 1997-10-29 | 2001-08-14 | Rohs-Voigt Patentverwertungsgesellschaft Mbh | Seal for a torsional vibration damper |
DE19817905A1 (de) * | 1997-10-29 | 1999-05-06 | Rohs Voigt Patentverwertungsge | Dichtung für Torsionsschwingungsdämpfer |
DE19817907A1 (de) * | 1998-04-22 | 1999-10-28 | Rohs Voigt Patentverwertungsge | Reibscheibendämpfer |
CH694815A5 (de) * | 1999-07-14 | 2005-07-29 | Rohs Voigt Patentverwertungsge | Torsionsschwingungsdämpfer und Verfahren zur Herstellung eines Torsionschwingungsdämpfers. |
DE19939517B4 (de) * | 1999-07-14 | 2012-09-27 | Rohs-Voigt Patentverwertungsgesellschaft Mbh | Torsionsschwingungsdämpfer und Verfahren zur Herstellung eines Torsionsschwingungsdämpfers |
DE10048099A1 (de) * | 2000-09-28 | 2002-04-18 | Ina Schaeffler Kg | Riemenscheibe |
US6668995B2 (en) * | 2002-05-14 | 2003-12-30 | Ford Global Technologies, Llc | Variable inertia flywheel |
KR100855653B1 (ko) * | 2003-09-16 | 2008-09-03 | 가부시키가이샤 에쿠세디 | 플라이휠 조립체 |
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