JP2857490B2 - 学習機能をもつ地図システム - Google Patents
学習機能をもつ地図システムInfo
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09B—EDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
- G09B29/00—Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
- G09B29/10—Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids
- G09B29/106—Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids using electronic means
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/38—Electronic maps specially adapted for navigation; Updating thereof
- G01C21/3863—Structures of map data
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、入力された住所に合わせて地図等を表示す
る業務(道案内等の問い合わせ応答業務)に適用される
地図システムに係り、特に、利用された地図を学習する
ことによつて効率良く地図を検索し、表示させる地図シ
ステムに関する。
る業務(道案内等の問い合わせ応答業務)に適用される
地図システムに係り、特に、利用された地図を学習する
ことによつて効率良く地図を検索し、表示させる地図シ
ステムに関する。
[従来の技術] 従来、地図システムとして、例えば特開平1−287594
号公報に記載されているように、「地域番号」(例え
ば、都道府県→市→町)、地番道路番号等を入力する
と、該当する地域の地図及び知名が順次表示され、さら
に繰り返し使用する地図や目的地までの道路地図の表示
順序を登録しておき、ワンタツチ操作で該当する地図を
表示する機能を有するものが知られている。
号公報に記載されているように、「地域番号」(例え
ば、都道府県→市→町)、地番道路番号等を入力する
と、該当する地域の地図及び知名が順次表示され、さら
に繰り返し使用する地図や目的地までの道路地図の表示
順序を登録しておき、ワンタツチ操作で該当する地図を
表示する機能を有するものが知られている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、あらかじめ予定されている目的地ま
での経路についての地図をその道順に沿つて順次表示す
るという「地図の表示順序を先行入力する機能」を持た
せたものであり、例えば自動車道路電子地図帖として、
現在位置や目的位置の町名番地まで正確に知つている利
用者が利用して目的地までの検索を行い対応する地図表
示を行うのに有効なシステムである。しかし、このよう
に、一連の地図の表示順序が予め登録され定まつている
ものでは、自分の現在位置や目的位置が漠然としか判ら
ない者(例えば通行人)からの(これらの位置をその番
地や地番まで正確に確認するための)問い合わせに対す
る応答を行う道案内所の応答システムには不向きであ
る。このような問い合わせ応答システムとしては、その
ほか通行人が不案内な土地でたまたま発見した火災を所
轄署に通報するなどの場合もある。この場合、通行人は
正確なところ番地まで判らず、自分の現在位置の状況か
ら著名や建物、看板などの目標物となり得るものの名称
などを案内所所轄署などに問い合わせまたは通知し、案
内所は、それを手掛りに該当する町名のいくつかの区分
地図(例えば1つの町名の地域が表示画面単位で複数の
ます目に分かれているとする)を適宜表示して、その中
から(通行人のいう)目的の建物や標識を探し出して通
行人の正確な居場所などをつきとめ、その旨通行人に回
答することが考えられる。従つて、この種の案内応答シ
ステムでは、ある特定の住所(町名などの地域名)に関
連した複数の地図(区分地図)をランダムに(任意に)
表示することができると共に、できるだけ早く目的の場
所が入つている地図(区分地図)を検索して(見付け
て)表示するようにすることが望まれる。
での経路についての地図をその道順に沿つて順次表示す
るという「地図の表示順序を先行入力する機能」を持た
せたものであり、例えば自動車道路電子地図帖として、
現在位置や目的位置の町名番地まで正確に知つている利
用者が利用して目的地までの検索を行い対応する地図表
示を行うのに有効なシステムである。しかし、このよう
に、一連の地図の表示順序が予め登録され定まつている
ものでは、自分の現在位置や目的位置が漠然としか判ら
ない者(例えば通行人)からの(これらの位置をその番
地や地番まで正確に確認するための)問い合わせに対す
る応答を行う道案内所の応答システムには不向きであ
る。このような問い合わせ応答システムとしては、その
ほか通行人が不案内な土地でたまたま発見した火災を所
轄署に通報するなどの場合もある。この場合、通行人は
正確なところ番地まで判らず、自分の現在位置の状況か
ら著名や建物、看板などの目標物となり得るものの名称
などを案内所所轄署などに問い合わせまたは通知し、案
内所は、それを手掛りに該当する町名のいくつかの区分
地図(例えば1つの町名の地域が表示画面単位で複数の
ます目に分かれているとする)を適宜表示して、その中
から(通行人のいう)目的の建物や標識を探し出して通
行人の正確な居場所などをつきとめ、その旨通行人に回
答することが考えられる。従つて、この種の案内応答シ
ステムでは、ある特定の住所(町名などの地域名)に関
連した複数の地図(区分地図)をランダムに(任意に)
表示することができると共に、できるだけ早く目的の場
所が入つている地図(区分地図)を検索して(見付け
て)表示するようにすることが望まれる。
しかしながら、上記従来技術では、その表示順序が予
め定まつており、問い合わせ人からの問い合わせ内容に
応じて関連した地図をランダムに検索して、短時間で効
率的に目的の地図を表示することについてなにも配慮さ
れていない。
め定まつており、問い合わせ人からの問い合わせ内容に
応じて関連した地図をランダムに検索して、短時間で効
率的に目的の地図を表示することについてなにも配慮さ
れていない。
そこで、本発明者等は、色々と研究した結果、もしも
この種地図システムに学習機能をもたせ、たとえばそれ
までの問い合わせに対する応答データなどから、今回の
問い合わせに対する応答に必要な区分地図がある程度予
測できるならば、その予測可能性の高い区分地図から選
択表示するようにすれば効率的な迅速な表示をすること
ができると考えた。
この種地図システムに学習機能をもたせ、たとえばそれ
までの問い合わせに対する応答データなどから、今回の
問い合わせに対する応答に必要な区分地図がある程度予
測できるならば、その予測可能性の高い区分地図から選
択表示するようにすれば効率的な迅速な表示をすること
ができると考えた。
従つて、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解
消し、ある地域が表示画面単位で複数の区分地図に分割
されて構成された地図を用いて検索を行う場合、各区分
地図をランダムに検索表示できるようにして、その中か
ら問い合わせ者等が探している区分地図を効率的に迅速
に表示することのできる、学習機能をもつ地図システム
を提供することにある。
消し、ある地域が表示画面単位で複数の区分地図に分割
されて構成された地図を用いて検索を行う場合、各区分
地図をランダムに検索表示できるようにして、その中か
ら問い合わせ者等が探している区分地図を効率的に迅速
に表示することのできる、学習機能をもつ地図システム
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、ある地域(例え
ば、○○市、△△町、××丁目など)を(画面単位で)
複数の地図(区分地図)に分けて表示する表示手段と、
地図データを格納する地図データ格納部(地図データベ
ース)と、住所、所在地等の場所データを格納する場所
データ格納部と、これらの表示部、地図データ格納部及
び場所データ格納部を制御する制御装置とからなる地図
システムにおいて、目的とする場所(問い合わせ等で意
図していた場所)について過去に参照した地図(区分地
図)がどれであるかを学習しておき、次回の操作時に
は、この学習結果をもとに、過去に参照され採用された
ことのある地図を優先して(最初に)表示するように構
成する。この場合、当該地域(丁目等)について過去の
参照回数の多い順番に区分地図を表示するようにする。
ば、○○市、△△町、××丁目など)を(画面単位で)
複数の地図(区分地図)に分けて表示する表示手段と、
地図データを格納する地図データ格納部(地図データベ
ース)と、住所、所在地等の場所データを格納する場所
データ格納部と、これらの表示部、地図データ格納部及
び場所データ格納部を制御する制御装置とからなる地図
システムにおいて、目的とする場所(問い合わせ等で意
図していた場所)について過去に参照した地図(区分地
図)がどれであるかを学習しておき、次回の操作時に
は、この学習結果をもとに、過去に参照され採用された
ことのある地図を優先して(最初に)表示するように構
成する。この場合、当該地域(丁目等)について過去の
参照回数の多い順番に区分地図を表示するようにする。
具体的な手段としては、当該場所(目的の住所、所在
地)に対応した地図(区分地図)を参照したときに、そ
の地図がどれであるかを登録する手段と、当該場所につ
いて参照した地図がすでに登録済みのときに、その参照
回数をカウントする計数手段とを設ける。
地)に対応した地図(区分地図)を参照したときに、そ
の地図がどれであるかを登録する手段と、当該場所につ
いて参照した地図がすでに登録済みのときに、その参照
回数をカウントする計数手段とを設ける。
本発明は、また、過去に参照された地図(区分地図)
の地図データを、例えば参照回数の多いものから順に予
め主メモリ上に読み込んでおき、問い合わせ等による要
求が発生したときに直ちに対応する地図の表示を行うこ
とができるように構成する。
の地図データを、例えば参照回数の多いものから順に予
め主メモリ上に読み込んでおき、問い合わせ等による要
求が発生したときに直ちに対応する地図の表示を行うこ
とができるように構成する。
さらに、本発明は、予め主メモリ上に読み込んである
地図が当該場所(住所、所在地)を含む地域に対応した
地図群中のどの地図(区分地図)であるかを表示する手
段、及び、この地図が過去に何回使用されたかを比率等
(使用回数、使用頻度)により表示する手段を備える。
地図が当該場所(住所、所在地)を含む地域に対応した
地図群中のどの地図(区分地図)であるかを表示する手
段、及び、この地図が過去に何回使用されたかを比率等
(使用回数、使用頻度)により表示する手段を備える。
[作用] 上記構成に基づく作用を説明する。
本発明によれば、ある地域(例えば○○市、△△町、
××丁目など)におけるある場所(例えば、住所、所在
地等)を正確に(例えば番地まで)特定するための問い
合わせや通報があつたときに、案内所では本システムを
用いることによつて、学習結果に基づき、最も優先順位
の高い区分地図(例えば、過去の参照回数の最も多い区
分地図、または、直近に参照された区分地図など)から
表示が行われる。このような優先順位の高い区分地図
は、その後の問い合わせにおいても利用される確率が高
いので(例えば、ある地域の特徴的建造物、広告塔など
は、目標物として通行人等によりひんぱんに利用される
ことがある)、最初の表示地図中に目的場所が含まれて
いることが多く、ヒツト率が向上し、検索時間を短縮す
ることができる。
××丁目など)におけるある場所(例えば、住所、所在
地等)を正確に(例えば番地まで)特定するための問い
合わせや通報があつたときに、案内所では本システムを
用いることによつて、学習結果に基づき、最も優先順位
の高い区分地図(例えば、過去の参照回数の最も多い区
分地図、または、直近に参照された区分地図など)から
表示が行われる。このような優先順位の高い区分地図
は、その後の問い合わせにおいても利用される確率が高
いので(例えば、ある地域の特徴的建造物、広告塔など
は、目標物として通行人等によりひんぱんに利用される
ことがある)、最初の表示地図中に目的場所が含まれて
いることが多く、ヒツト率が向上し、検索時間を短縮す
ることができる。
また、過去に参照された区分地図のいくつかを参照回
数の多いものから第1候補、第2候補……のように順に
主メモリ上に読み込んでおくことにより、第1候補がヒ
ツトしなかつたときには、次に第2候補を表示する、と
いうようにして操作員の待ち時間を短縮し、目的の地図
を早く見付けることができる。
数の多いものから第1候補、第2候補……のように順に
主メモリ上に読み込んでおくことにより、第1候補がヒ
ツトしなかつたときには、次に第2候補を表示する、と
いうようにして操作員の待ち時間を短縮し、目的の地図
を早く見付けることができる。
さらに、予め主メモリ上に読み込んである区分地図が
当該地域に対応した地図群中のどの区分地図であるか、
過去に何回使用されたかを区分地図の表示と合わせて表
示するようにしたので、最初の表示がヒツトしないと
き、次候補地図を選択すべきかどうかの判断を容易に行
うことができる。
当該地域に対応した地図群中のどの区分地図であるか、
過去に何回使用されたかを区分地図の表示と合わせて表
示するようにしたので、最初の表示がヒツトしないと
き、次候補地図を選択すべきかどうかの判断を容易に行
うことができる。
[実施例] 以下、本発明の地図システムの実施例を図面により説
明する。
明する。
第1図は本発明の地図システムの一実施例のブロツク
構成図であり、1は地図を表示する表示装置、2は目的
の地図の住所を入力したり、地図を選択する選択装置、
3はシステムを制御する制御装置、4は表示するための
地図データや制御プログラム等を格納するメモリ、5は
住所データを格納する住所データベース、6は地図デー
タを格納する地図データベース(ハード磁気ディスク、
光デイスクまたはフロツピーデイスクなどからなる)で
ある。なお、本例のデータベース5,6では、建物や施設
等の住所、所在地について、番地や地番、道路番号まで
正確に表わしたデータを格納しているものとする。
構成図であり、1は地図を表示する表示装置、2は目的
の地図の住所を入力したり、地図を選択する選択装置、
3はシステムを制御する制御装置、4は表示するための
地図データや制御プログラム等を格納するメモリ、5は
住所データを格納する住所データベース、6は地図デー
タを格納する地図データベース(ハード磁気ディスク、
光デイスクまたはフロツピーデイスクなどからなる)で
ある。なお、本例のデータベース5,6では、建物や施設
等の住所、所在地について、番地や地番、道路番号まで
正確に表わしたデータを格納しているものとする。
第2図は地図を表示装置に一回に(一画面で)表示で
きる大きさのます目(メツシユ)で分割した状態を示し
たものである。この例では、“A市a町1丁目”の全地
域を表示するのに、9枚のメツシユを要することを示し
ている。なお、各メツシユの左上の数字(“1−1",
“2−1",……)は表示する地図を特定するための「地
図アドレス」(X座標−Y座標)である。
きる大きさのます目(メツシユ)で分割した状態を示し
たものである。この例では、“A市a町1丁目”の全地
域を表示するのに、9枚のメツシユを要することを示し
ている。なお、各メツシユの左上の数字(“1−1",
“2−1",……)は表示する地図を特定するための「地
図アドレス」(X座標−Y座標)である。
第3図は第1図の住所フアイル5または、メモリ4内
に存在する住所−地図アドレス変換テーブル(以下「変
換テーブル」と略称する)の一例である。
に存在する住所−地図アドレス変換テーブル(以下「変
換テーブル」と略称する)の一例である。
この変換テーブルの「基本地図アドレス」とは、当該
住所を代表する地図を示す地図アドレスであり、第3図
の例では、第2図のa町1丁目の中心部のメツシユが、
住所“A市の町1丁目”の地区を代表する区域(基本地
図アドレス)として、このメツシユのアドレス“2−2"
が登録される。「座標偏差」とは、当該住所について実
際に参照した地図の地図アドレスと基本アドレスの差を
X座標,Y座標について各々「X偏差」,「Y偏差」とし
て表わしたものである。例えば、基本地図アドレスが
“2−2"で、座標偏差が“+1,0"ならば、実際に参照し
たメツシユのアドレスは2+1と2+0、すなわち“3
−2"である。また、「カウント」とは今までに実際に参
照した地図(メツシユ)の頻度(参照回数)を示す値で
ある。
住所を代表する地図を示す地図アドレスであり、第3図
の例では、第2図のa町1丁目の中心部のメツシユが、
住所“A市の町1丁目”の地区を代表する区域(基本地
図アドレス)として、このメツシユのアドレス“2−2"
が登録される。「座標偏差」とは、当該住所について実
際に参照した地図の地図アドレスと基本アドレスの差を
X座標,Y座標について各々「X偏差」,「Y偏差」とし
て表わしたものである。例えば、基本地図アドレスが
“2−2"で、座標偏差が“+1,0"ならば、実際に参照し
たメツシユのアドレスは2+1と2+0、すなわち“3
−2"である。また、「カウント」とは今までに実際に参
照した地図(メツシユ)の頻度(参照回数)を示す値で
ある。
以下に、地図の学習について第4図のフローチヤート
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
例えば、「A市a町1丁目2番地」の地図を表示した
い場合は(ステツプ101)、当該住所データ(例えば
「A市a町1丁目」まで)を選択装置2によつて入力す
ると共に住所データベース5から変換テーブルを読み込
む(ステツプ102)。次に、入力した住所データと変換
テーブルと照合することによつて住所データに合致した
基本地図アドレス(この場合、「……丁目」まで合致)
を求める。この時に座標偏差データが登録されている場
合には、当該住所についてカウント値の最も大きな座標
偏差データと基本地図アドレスを加算して第1候補のメ
ツシユの地図アドレスを計算し(ステツプ103)、地図
データベース6から該当するメツシユの地図を読み込ん
で表示する(ステツプ104)。
い場合は(ステツプ101)、当該住所データ(例えば
「A市a町1丁目」まで)を選択装置2によつて入力す
ると共に住所データベース5から変換テーブルを読み込
む(ステツプ102)。次に、入力した住所データと変換
テーブルと照合することによつて住所データに合致した
基本地図アドレス(この場合、「……丁目」まで合致)
を求める。この時に座標偏差データが登録されている場
合には、当該住所についてカウント値の最も大きな座標
偏差データと基本地図アドレスを加算して第1候補のメ
ツシユの地図アドレスを計算し(ステツプ103)、地図
データベース6から該当するメツシユの地図を読み込ん
で表示する(ステツプ104)。
その地図が目的の地図かどうかを操作者が判断する
(ステツプ105)。当該地図の検索を終了した場合(例
えば、当該メツシユの地図中に、問い合わせ人が指摘す
る目標物などが発見された場合)は、表示中の地図が目
的の地図であると判断し、目的の地図でなかつた場合
は、地図スクロールによつて目的の地図を捜す(ステツ
プ106)。または、カウント値が次に大きい座標偏差デ
ータを検索し、次候補の地図データを住所データベース
5から主メモリ4に読み込んでおく(ステツプ107)。
なお、ステツプ107はステツプ104と同時に行つてもよい
(いわゆる先読みをしておく)。こうすることによつて
操作者が地図スクロールを行うよりも次候補地図を見た
方が目的の地図に早く到達すると判断した場合の応答時
間を短縮できる。
(ステツプ105)。当該地図の検索を終了した場合(例
えば、当該メツシユの地図中に、問い合わせ人が指摘す
る目標物などが発見された場合)は、表示中の地図が目
的の地図であると判断し、目的の地図でなかつた場合
は、地図スクロールによつて目的の地図を捜す(ステツ
プ106)。または、カウント値が次に大きい座標偏差デ
ータを検索し、次候補の地図データを住所データベース
5から主メモリ4に読み込んでおく(ステツプ107)。
なお、ステツプ107はステツプ104と同時に行つてもよい
(いわゆる先読みをしておく)。こうすることによつて
操作者が地図スクロールを行うよりも次候補地図を見た
方が目的の地図に早く到達すると判断した場合の応答時
間を短縮できる。
なお、ステツプ103で、参照回数のカウント値がいず
れも0の場合(過去に参照したものがない場合)は、基
本地図を第1候補とすることができる。
れも0の場合(過去に参照したものがない場合)は、基
本地図を第1候補とすることができる。
このようにして目的の地図が表示された場合は、その
地図の地図アドレスと基本地図アドレスとの差(座標偏
差)を計算する(ステツプ108)。
地図の地図アドレスと基本地図アドレスとの差(座標偏
差)を計算する(ステツプ108)。
その計算結果の座標偏差が変換テーブルに存在してい
ればその座標偏差に対するカウント値を1増やし、存在
していなければ新たにその座標偏差を登録してカウント
値を1にする。この登録エリアは10コ程度用意するとシ
ステムの学習能力は向上する(ステツプ109)。
ればその座標偏差に対するカウント値を1増やし、存在
していなければ新たにその座標偏差を登録してカウント
値を1にする。この登録エリアは10コ程度用意するとシ
ステムの学習能力は向上する(ステツプ109)。
システムを使用しているとカウント値が降順ではなく
なるため、ある一定の周期で変換テーブルのデータの並
びかえを行つて、降順に配列し直す(ステツプ110)。
なお、ステツプ110で、昇順に配列することもできる。
なるため、ある一定の周期で変換テーブルのデータの並
びかえを行つて、降順に配列し直す(ステツプ110)。
なお、ステツプ110で、昇順に配列することもできる。
並びかえはシステムによつては昇順でもかまわない。
以上で目的地図の検索表示操作が完了する(ステツプ11
1)。
以上で目的地図の検索表示操作が完了する(ステツプ11
1)。
さらにステツプ107によつて次候補地図データの読み
込みを行つたことを操作者に知らせると共に、次候補地
図を選択した方が良いかどうかの判断を助けるために第
5図に示すようなインジケータを設けることができる。
第5図の実施例において、51は現在表示中の画面、52は
次候補を操作者に知らせるため画面中に挿入されたイン
ジケータ部で、このインジケータ部52は、現在表示中の
地図のメツシユの位置53を、斜線を使つて表示し、次候
補地図のメツシユの位置54を、太線枠によつて示してい
る。
込みを行つたことを操作者に知らせると共に、次候補地
図を選択した方が良いかどうかの判断を助けるために第
5図に示すようなインジケータを設けることができる。
第5図の実施例において、51は現在表示中の画面、52は
次候補を操作者に知らせるため画面中に挿入されたイン
ジケータ部で、このインジケータ部52は、現在表示中の
地図のメツシユの位置53を、斜線を使つて表示し、次候
補地図のメツシユの位置54を、太線枠によつて示してい
る。
また、太線枠中の数字(“3")はこの地図が過去に3
回参照され使用されたこと(使用頻度)を表わしてお
り、操作者は次候補地図の選択をすべきかどうかを判断
することができる。
回参照され使用されたこと(使用頻度)を表わしてお
り、操作者は次候補地図の選択をすべきかどうかを判断
することができる。
なお、本実施例では地図を特定するために、基本地図
アドレスと座標偏差を用いたが、基本地図アドレス及び
座標偏差を用いずに全ての地図アドレスを一意として、
これらの地図アドレスに対してカウント値を与えて学習
を行うことができる。すなわち、複数の地域(丁目)の
地図グループ(町、市、県等)全体を絶対番号(連番)
で表わした地図アドレスを用いることもできる。また、
直近に(直前に)参照した地図を次回の地図表示に用い
るような簡易学習機能にも本発明は適用される。
アドレスと座標偏差を用いたが、基本地図アドレス及び
座標偏差を用いずに全ての地図アドレスを一意として、
これらの地図アドレスに対してカウント値を与えて学習
を行うことができる。すなわち、複数の地域(丁目)の
地図グループ(町、市、県等)全体を絶対番号(連番)
で表わした地図アドレスを用いることもできる。また、
直近に(直前に)参照した地図を次回の地図表示に用い
るような簡易学習機能にも本発明は適用される。
[発明の効果] 以上詳しく説明したように、本発明の地図システムに
よれば、1つの地域に関する住所、所在地等の場所デー
タが複数枚の地図に分かれている場合に、各地図につい
て過去に参照された回数などの参照状況を学習し、この
学習結果をもとに地図操作の経験を活かして、目的の場
所に載つている可能性の高い地図を検索し表示するよう
にしたので、道案内システムや緊急通報システムなどの
問い合わせ業務において、目的の場所の地図を検索する
ヒツト率を高くしてその検索時間を短縮し、効率的な表
示を行うことができるという効果がある。
よれば、1つの地域に関する住所、所在地等の場所デー
タが複数枚の地図に分かれている場合に、各地図につい
て過去に参照された回数などの参照状況を学習し、この
学習結果をもとに地図操作の経験を活かして、目的の場
所に載つている可能性の高い地図を検索し表示するよう
にしたので、道案内システムや緊急通報システムなどの
問い合わせ業務において、目的の場所の地図を検索する
ヒツト率を高くしてその検索時間を短縮し、効率的な表
示を行うことができるという効果がある。
第1図は本発明の地図システムの実施例のブロック構成
図、第2図は地図メツシユの実施例の構成図、第3図は
住所−地図アドレス変換テーブルの実施例の構成図、第
4図は本発明の一実施例による地図の学習手順を示すフ
ローチヤート、第5図は次候補地図の位置を示すインジ
ケータの一例を含む表示画面の構成図である。 1……表示装置、2……選択装置、3……制御装置、4
……主メモリ、5……住所データベース(場所データ格
納部)、6……地図データベース(地図データ格納
部)。
図、第2図は地図メツシユの実施例の構成図、第3図は
住所−地図アドレス変換テーブルの実施例の構成図、第
4図は本発明の一実施例による地図の学習手順を示すフ
ローチヤート、第5図は次候補地図の位置を示すインジ
ケータの一例を含む表示画面の構成図である。 1……表示装置、2……選択装置、3……制御装置、4
……主メモリ、5……住所データベース(場所データ格
納部)、6……地図データベース(地図データ格納
部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−175791(JP,A) 特開 平3−293389(JP,A) 実開 平2−52116(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 29/00 G06F 17/30
Claims (5)
- 【請求項1】地域を複数の地図に分けて表示する表示手
段と、地図データを格納する地図データ格納部と、住
所、所在地等の場所データを格納する場所データ格納部
と、これらの表示部、地図データ格納部及び場所データ
格納部を制御する制御装置とからなる地図システムにお
いて、当該地域における各地図に対する過去の参照状況
をもとに、過去に参照された地図を優先して表示するよ
うに構成したことを特徴とする学習機能をもつ地図シス
テム。 - 【請求項2】前記過去の参照状況として過去の参照回数
をしらべ、参照回数の多い地図から表示するように構成
したことを特徴とする請求項1記載の学習機能をもつ地
図システム。 - 【請求項3】参照回数の多い地図の地図データから予め
主メモリ上に読み込んでおくように構成したことを特徴
とする請求項2記載の学習機能をもつ地図システム。 - 【請求項4】予め主メモリ上に読み込んである地図が当
該地域に対する地図群中のどの地図であるかを表示する
手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の学習機能
をもつ地図システム。 - 【請求項5】前記予め主メモリ上に読み込んである地図
の使用頻度を表示する手段を備えたことを特徴とする請
求項3または4記載の学習機能をもつ地図システム。
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