JP2737321B2 - ディジタル情報信号再生装置 - Google Patents
ディジタル情報信号再生装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転ヘッドが複数のトラックをジャンプし
たときのジャンプ状態を検出して、そのジャンプ時の所
定期間に、第1及び第2のディジタルオーディオ信号の
切換えを行うようにしたディジタルVTRに関する。
たときのジャンプ状態を検出して、そのジャンプ時の所
定期間に、第1及び第2のディジタルオーディオ信号の
切換えを行うようにしたディジタルVTRに関する。
本発明は、テープ上で近接する二つの傾斜トラックの
夫々に、同一の第1のディジタルオーディオ信号及び第
2のディジタルオーディオ信号が二重に記録されてお
り、テープからディジタル情報信号を回転ヘッドにより
再生するようにしたディジタル情報信号再生装置におい
て、テープが記録時と異なる速度で走行される変速再生
時に、回転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するよ
うに制御するヘッド位置制御手段と、再生ディジタルオ
ーディオ信号中の識別信号に基づいて、回転ヘッドが複
数のトラックをジャンプしたときのジャンプ状態を検出
する検出手段と、その検出されたジャンプ状態に応じ
て、ジャンプ時の所定期間、第1のディジタルオーディ
オ信号と、第2のディジタルオーディオ信号との切換え
処理を行なう切換手段とを備えたことにより、第1及び
第2のディジタルオーディオ信号の切換期間に生じるノ
イズを大幅に低減すると共に、その再生状態を滑らかに
するようにしたものである。
夫々に、同一の第1のディジタルオーディオ信号及び第
2のディジタルオーディオ信号が二重に記録されてお
り、テープからディジタル情報信号を回転ヘッドにより
再生するようにしたディジタル情報信号再生装置におい
て、テープが記録時と異なる速度で走行される変速再生
時に、回転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するよ
うに制御するヘッド位置制御手段と、再生ディジタルオ
ーディオ信号中の識別信号に基づいて、回転ヘッドが複
数のトラックをジャンプしたときのジャンプ状態を検出
する検出手段と、その検出されたジャンプ状態に応じ
て、ジャンプ時の所定期間、第1のディジタルオーディ
オ信号と、第2のディジタルオーディオ信号との切換え
処理を行なう切換手段とを備えたことにより、第1及び
第2のディジタルオーディオ信号の切換期間に生じるノ
イズを大幅に低減すると共に、その再生状態を滑らかに
するようにしたものである。
例えばコンポジットのディジタルカラービデオ信号と
ディジタルオーディオ信号とを記録/再生するディジタ
ルVTRの一つとしてD1形のディジタルVTRの如くディジタ
ルオーディオ信号を二重に記録するものがある。かかる
ディジタルVTRでは、再生された第1のディジタルオー
ディオ信号(第1コピーと称する)及び第2のディジタ
ルオーディオ信号(第2コピーと称する)を別々に復号
(例えばイレージャ訂正)して出力し、第1コピーと第
2コピーとの両者を使って復号する。即ち、同一のディ
ジタルオーディオ信号が第1コピー及び第2コピーとし
て二重に記録されているので、内符号の復号により得ら
れたエラーフラグを参照して、エラーでないデータを第
1コピー及び第2コピーから選択して外符号の符号ブロ
ックを構成し、この符号ブロックに関して、外符号の訂
正を行っていた。従って、エラー訂正能力を向上するこ
とができる。
ディジタルオーディオ信号とを記録/再生するディジタ
ルVTRの一つとしてD1形のディジタルVTRの如くディジタ
ルオーディオ信号を二重に記録するものがある。かかる
ディジタルVTRでは、再生された第1のディジタルオー
ディオ信号(第1コピーと称する)及び第2のディジタ
ルオーディオ信号(第2コピーと称する)を別々に復号
(例えばイレージャ訂正)して出力し、第1コピーと第
2コピーとの両者を使って復号する。即ち、同一のディ
ジタルオーディオ信号が第1コピー及び第2コピーとし
て二重に記録されているので、内符号の復号により得ら
れたエラーフラグを参照して、エラーでないデータを第
1コピー及び第2コピーから選択して外符号の符号ブロ
ックを構成し、この符号ブロックに関して、外符号の訂
正を行っていた。従って、エラー訂正能力を向上するこ
とができる。
ディジタルVTRでは、記録時とテープ速度が異なる変
速再生が可能とされている。変速再生時には、回転ヘッ
ドの走査軌跡とトラックとの傾きが一致しなくなる。し
かし、ノーマル再生(記録時と同じテープ速度の再生)
時のテープ速度の数倍程度の場合でも、回転ヘッドが圧
電素子により高さ方向に変位され、回転ヘッドの走査軌
跡とトラックとが一致するようになされる。かかるトラ
ッキング技術は、ダイナミックトラッキングと称され
る。
速再生が可能とされている。変速再生時には、回転ヘッ
ドの走査軌跡とトラックとの傾きが一致しなくなる。し
かし、ノーマル再生(記録時と同じテープ速度の再生)
時のテープ速度の数倍程度の場合でも、回転ヘッドが圧
電素子により高さ方向に変位され、回転ヘッドの走査軌
跡とトラックとが一致するようになされる。かかるトラ
ッキング技術は、ダイナミックトラッキングと称され
る。
変速再生、例えば2倍速再生時には、1フィールド分
の信号が記録されたトラックをダイナミックトラッキン
グにより回転ヘッドが走査し、次の1フィールド分の信
号が記録されたトラックをジャンプしてから、次の1フ
ィールド分の信号が記録されたトラックを走査するよう
になされる。このトラックジャンプが生じると、第1コ
ピーと第2コピーのディジタルオーディオ信号の内容が
同一でなくなる。したがって、ノーマル再生時と同様に
エラー状態に応じて第1コピー及び第2コピーを使用し
た復号を行うと誤った訂正処理がなされる。
の信号が記録されたトラックをダイナミックトラッキン
グにより回転ヘッドが走査し、次の1フィールド分の信
号が記録されたトラックをジャンプしてから、次の1フ
ィールド分の信号が記録されたトラックを走査するよう
になされる。このトラックジャンプが生じると、第1コ
ピーと第2コピーのディジタルオーディオ信号の内容が
同一でなくなる。したがって、ノーマル再生時と同様に
エラー状態に応じて第1コピー及び第2コピーを使用し
た復号を行うと誤った訂正処理がなされる。
この誤った訂正処理を避けるために、変速再生時に
は、第1コピー及び第2コピーのいずれか一方のオーデ
ィオ信号のみを再生出力として使用していた。その結
果、ノーマル再生時に比してエラー訂正能力が低下する
問題があった。
は、第1コピー及び第2コピーのいずれか一方のオーデ
ィオ信号のみを再生出力として使用していた。その結
果、ノーマル再生時に比してエラー訂正能力が低下する
問題があった。
そこで、変速再生時にエラー訂正能力を低下すること
を防止できるディジタル情報信号再生装置が、特願平1
−256203号(本願出願前未公知)として本出願人より提
案されている。
を防止できるディジタル情報信号再生装置が、特願平1
−256203号(本願出願前未公知)として本出願人より提
案されている。
これは、テープ上で近接する二つのトラックの夫々
に、同一の第1のディジタルオーディオ信号及び第2の
ディジタルオーディオ信号が二重に記録されており、テ
ープからディジタル情報信号を回転ヘッドにより再生す
るようにしたディジタル情報信号再生装置において、テ
ープがノーマル時と異なる速度で走行される変速再生時
に、回転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するよう
に制御するヘッド位置制御手段と、ヘッド位置制御手段
に対する駆動信号に基づき回転ヘッドが複数のトラック
をジャンプすることを検出する検出手段と、検出により
ジャンプ時の所定時間、第1のディジタルオーディオ信
号と第2のディジタルオーディオ信号との切り替え処理
を行い、所定期間以外では、エラーの状態に応じて第1
のディジタルオーディオ信号及び第2のディジタルオー
ディオ信号の一方を選択する手段とを備えている。
に、同一の第1のディジタルオーディオ信号及び第2の
ディジタルオーディオ信号が二重に記録されており、テ
ープからディジタル情報信号を回転ヘッドにより再生す
るようにしたディジタル情報信号再生装置において、テ
ープがノーマル時と異なる速度で走行される変速再生時
に、回転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するよう
に制御するヘッド位置制御手段と、ヘッド位置制御手段
に対する駆動信号に基づき回転ヘッドが複数のトラック
をジャンプすることを検出する検出手段と、検出により
ジャンプ時の所定時間、第1のディジタルオーディオ信
号と第2のディジタルオーディオ信号との切り替え処理
を行い、所定期間以外では、エラーの状態に応じて第1
のディジタルオーディオ信号及び第2のディジタルオー
ディオ信号の一方を選択する手段とを備えている。
変速再生動作の中で、テープ速度がノーマル再生時の
ものと比較的近い時には、例えば圧電素子を使用したヘ
ッド位置制御手段によりトラック制御がなされる。ノー
マル再生時のものに対するテープ速度の比に応じて複数
のフィールドのトラックがジャンプされる。その結果、
第1コピーと第2コピーとが異なる期間に生じる。この
期間では、切り替え処理例えばクロスフェードがなさ
れ、それ以外の第1コピー及び第2コピーが同一のデー
タの期間では、ノーマル再生時と同様に、エラーが無い
データが第1コピー及び第2コピーから選択される。従
って、変速再生時において、ノーマル再生時と同様のエ
ラー訂正能力を持つことができる。
ものと比較的近い時には、例えば圧電素子を使用したヘ
ッド位置制御手段によりトラック制御がなされる。ノー
マル再生時のものに対するテープ速度の比に応じて複数
のフィールドのトラックがジャンプされる。その結果、
第1コピーと第2コピーとが異なる期間に生じる。この
期間では、切り替え処理例えばクロスフェードがなさ
れ、それ以外の第1コピー及び第2コピーが同一のデー
タの期間では、ノーマル再生時と同様に、エラーが無い
データが第1コピー及び第2コピーから選択される。従
って、変速再生時において、ノーマル再生時と同様のエ
ラー訂正能力を持つことができる。
以下、従来のディジタル情報信号再生装置の具体例
を、第5図〜第14図を参照して説明する。
を、第5図〜第14図を参照して説明する。
この発明は、下記の順序に従ってなされる。
a.ディジタルVTRの記録回路及び再生回路 b.回転ヘッド装置及びトラックフォーマット c.変速再生動作 d.変速再生時のデータ処理 e.変形例 a.ディジタルVTRの記録回路及び再生回路 第5図は、ディジタルVTRの記録側の構成を全体的に
示す。第5図において、(30)は、アナログ/ディジタ
ルインタフェースで、(28)がそのアナログオーディオ
信号の入力端子、(29)がそのディジタルオーディオ信
号の入力端子である。インタフェース(30)の次段にバ
ッファメモリ(31)が接続され、バッファメモリ(31)
により、ディジタルオーディオ信号の時間軸が圧縮され
ると共に、ブロック構造の順序に変換される。(32)
は、バッファメモリ(31)の次段に接続された外符号エ
ンコード、(33)は、その次段に接続されたシャフリン
グ回路を示す。外符号エンコード(32)により、エラー
訂正符号である外符号の符号化がなされる。シャフリン
グ回路(33)は、メモリにより構成され、データの順序
の並び替えを行う。
示す。第5図において、(30)は、アナログ/ディジタ
ルインタフェースで、(28)がそのアナログオーディオ
信号の入力端子、(29)がそのディジタルオーディオ信
号の入力端子である。インタフェース(30)の次段にバ
ッファメモリ(31)が接続され、バッファメモリ(31)
により、ディジタルオーディオ信号の時間軸が圧縮され
ると共に、ブロック構造の順序に変換される。(32)
は、バッファメモリ(31)の次段に接続された外符号エ
ンコード、(33)は、その次段に接続されたシャフリン
グ回路を示す。外符号エンコード(32)により、エラー
訂正符号である外符号の符号化がなされる。シャフリン
グ回路(33)は、メモリにより構成され、データの順序
の並び替えを行う。
(36)は、アナログ/ディジタルインタフェース、
(34)は、そのアナログビデオ信号の入力端子、(35)
は、そのディジタルビデオ信号の入力端子である。
(34)は、そのアナログビデオ信号の入力端子、(35)
は、そのディジタルビデオ信号の入力端子である。
インタフェース(36)の出力信号がチャンネルディマ
ルチプレクサ(37)に供給され、2チャンネルのデータ
系列のディジタルオーディオ信号に変換される。2チャ
ンネルのディジタルオーディオ信号が外符号エンコード
(38)に供給され、外符号の符号化処理が行なわれる。
エンコーダ(38)の出力信号セクタ内シャフリング回路
(39)に供給されて、セクタ内におけるデータの順序の
並び替えがなされる。
ルチプレクサ(37)に供給され、2チャンネルのデータ
系列のディジタルオーディオ信号に変換される。2チャ
ンネルのディジタルオーディオ信号が外符号エンコード
(38)に供給され、外符号の符号化処理が行なわれる。
エンコーダ(38)の出力信号セクタ内シャフリング回路
(39)に供給されて、セクタ内におけるデータの順序の
並び替えがなされる。
シャフリング回路(33)からのディジタルオーディオ
信号とセクタ内シャフリング回路(39)からのディジタ
ル信号と同期及びID発生回路(40)からの同期信号及び
ID信号とがデータマルチプレクサ(41)に供給される。
データマルチプレクサ(41)の出力信号が内符号エンコ
ーダ(42)に供給される。内符号エンコーダ(42)によ
り、内符号の符号化の処理がなされる。内符号エンコー
ダ(42)の出力信号がチャンネルエンコーダ(43)に供
給され、ミラー二乗コードの符号化の処理を受ける。チ
ャンネルエンコーダ(43)の出力信号が記録アンプ(4
4)を介して出力端子(45)に出力される。出力端子(4
5)には、後述する回転ヘッドが接続されている。回転
ヘッドにより、記録データが磁気テープに記録される。
信号とセクタ内シャフリング回路(39)からのディジタ
ル信号と同期及びID発生回路(40)からの同期信号及び
ID信号とがデータマルチプレクサ(41)に供給される。
データマルチプレクサ(41)の出力信号が内符号エンコ
ーダ(42)に供給される。内符号エンコーダ(42)によ
り、内符号の符号化の処理がなされる。内符号エンコー
ダ(42)の出力信号がチャンネルエンコーダ(43)に供
給され、ミラー二乗コードの符号化の処理を受ける。チ
ャンネルエンコーダ(43)の出力信号が記録アンプ(4
4)を介して出力端子(45)に出力される。出力端子(4
5)には、後述する回転ヘッドが接続されている。回転
ヘッドにより、記録データが磁気テープに記録される。
回転ヘッドにより、磁気テープから再生された再生信
号が第6図における入力端子(46)から再生アンプ(4
7)に供給される。再生アンプ(47)の出力信号がチャ
ンネルデコーダ(48)に供給され、ミラー二乗コードの
復号がなされる。
号が第6図における入力端子(46)から再生アンプ(4
7)に供給される。再生アンプ(47)の出力信号がチャ
ンネルデコーダ(48)に供給され、ミラー二乗コードの
復号がなされる。
チャンネルデコード(48)の出力信号が同期検出回路
(49)に供給されて、同期信号が検出がなされる。同期
検出回路(49)の出力信号が内符号デコーダ(40)に供
給され、内符号の符号がなされる。内符号デコーダ(5
0)の出力信号がスイッチ回路(51)に供給されて、デ
ィジタルオーディオ信号とディジタルビデオ信号とが分
離される。
(49)に供給されて、同期信号が検出がなされる。同期
検出回路(49)の出力信号が内符号デコーダ(40)に供
給され、内符号の符号がなされる。内符号デコーダ(5
0)の出力信号がスイッチ回路(51)に供給されて、デ
ィジタルオーディオ信号とディジタルビデオ信号とが分
離される。
ディジタルオーディオ信号がディシャフリング回路
(52)によりディシャフリングされてから外符号デコー
ダ(53)に供給される。外符号デコータ(53)で、外符
号の復号がされ、メモリ(54)に書き込まれる。外符号
の復号は、例えば内符号の復号で発生したエラーフラグ
を参照したイレージャ訂正である。メモリ(54)によ
り、データの時間軸伸長がされる。メモリ(54)から読
み出されたオーディオデータがエラー修整回路(55)に
供給され、エラーデータの修整が成される。エラー修整
回路(55)の出力信号がアナログ/オーディオインタフ
ェース(56)に供給され、出力端子(57)にアナログオ
ーディオ信号が得られ、出力端子(58)にディジタルオ
ーディオ信号が得られる。
(52)によりディシャフリングされてから外符号デコー
ダ(53)に供給される。外符号デコータ(53)で、外符
号の復号がされ、メモリ(54)に書き込まれる。外符号
の復号は、例えば内符号の復号で発生したエラーフラグ
を参照したイレージャ訂正である。メモリ(54)によ
り、データの時間軸伸長がされる。メモリ(54)から読
み出されたオーディオデータがエラー修整回路(55)に
供給され、エラーデータの修整が成される。エラー修整
回路(55)の出力信号がアナログ/オーディオインタフ
ェース(56)に供給され、出力端子(57)にアナログオ
ーディオ信号が得られ、出力端子(58)にディジタルオ
ーディオ信号が得られる。
スイッチ回路(51)で分離されたディジタルビデオ信
号がバッファメモリ(59)に書き込まれる。バッファメ
モリ(59)から読み出されたディジタルオーディオ信号
がセクタ内ディシャフリング回路(60)を介して外符号
デコーダ(61)に供給される。外符号デコーダ(61)か
らのエラー訂正がされたディジタルビデオ信号がチャネ
ルマルチプレクサ(62)に供給され、2チャンネルのデ
ィジタルビデオ信号が1チャンネルのディジタルビデオ
信号に変換される。チャンネルマルチプレクサ(62)の
出力信号がエラー修整回路(63)に供給され、エラーデ
ータの修整がされる。エラー修整回路(63)の出力信号
がアナログ/ディジタルインタフェース(64)に供給さ
れる。出力端子(65)にアナログビデオ信号が得られ、
出力端子(66)にディジタルビデオ信号が得られる。
号がバッファメモリ(59)に書き込まれる。バッファメ
モリ(59)から読み出されたディジタルオーディオ信号
がセクタ内ディシャフリング回路(60)を介して外符号
デコーダ(61)に供給される。外符号デコーダ(61)か
らのエラー訂正がされたディジタルビデオ信号がチャネ
ルマルチプレクサ(62)に供給され、2チャンネルのデ
ィジタルビデオ信号が1チャンネルのディジタルビデオ
信号に変換される。チャンネルマルチプレクサ(62)の
出力信号がエラー修整回路(63)に供給され、エラーデ
ータの修整がされる。エラー修整回路(63)の出力信号
がアナログ/ディジタルインタフェース(64)に供給さ
れる。出力端子(65)にアナログビデオ信号が得られ、
出力端子(66)にディジタルビデオ信号が得られる。
b.回転ヘッド装置及びトラックフォーマット 第7図を参照して、ディジタルVTRの回転ヘッド装置
の一例を説明する。矢印hの方向に回転するドラム(6
7)に対して、4個のヘッドチップHA〜HDが取りつけら
れている。ヘッドチップHA及びHBが近接し、ヘッドチッ
プHC及びHDが近接し、ヘッドチップHA及びHCが180゜の
対向間隔を有し、ヘッドチップHB及びHDが180゜の対向
間隔を有している。ドラム(67)の周面には、180゜よ
りやや広い巻きつけ角で磁気テープ(68)が斜めに巻き
つけられて、矢印tの方向に走行する。磁気テープ(6
8)には、ヘッドチップHA及びHBの組みとヘッドチップH
C及びHDの組みとが交互に摺接する。ヘッドチップHA及
びHBのギャップの角度が異ならされ、同様にヘッドチッ
プHC及びHDのギャップの角度が異ならされ、アジマス記
録を行うようにされている。同一のアジマス角を持つヘ
ッドチップHA及びHCの再生信号が時分割多重された再生
信号が形成され、同様にヘッドチップHB及びHDの再生信
号が時分割多重された再生信号が形成される。
の一例を説明する。矢印hの方向に回転するドラム(6
7)に対して、4個のヘッドチップHA〜HDが取りつけら
れている。ヘッドチップHA及びHBが近接し、ヘッドチッ
プHC及びHDが近接し、ヘッドチップHA及びHCが180゜の
対向間隔を有し、ヘッドチップHB及びHDが180゜の対向
間隔を有している。ドラム(67)の周面には、180゜よ
りやや広い巻きつけ角で磁気テープ(68)が斜めに巻き
つけられて、矢印tの方向に走行する。磁気テープ(6
8)には、ヘッドチップHA及びHBの組みとヘッドチップH
C及びHDの組みとが交互に摺接する。ヘッドチップHA及
びHBのギャップの角度が異ならされ、同様にヘッドチッ
プHC及びHDのギャップの角度が異ならされ、アジマス記
録を行うようにされている。同一のアジマス角を持つヘ
ッドチップHA及びHCの再生信号が時分割多重された再生
信号が形成され、同様にヘッドチップHB及びHDの再生信
号が時分割多重された再生信号が形成される。
ヘッドチップHA及びHBが、図示を省略するも板状の2
枚の圧電素子からなる支持板の一端に設けられ、ヘッド
チップHC及びHDが同様の支持板の一端に設けられてい
る。支持板は、駆動電圧に応じた量、ヘッドチップを高
さ方向に変位させる。例えば(−1〜+3){符号は、
磁気テープ(68)の走行方向を表し、+1がノーマル再
生時のテープ速度を意味する}のテープ速度の範囲で設
定されたテープ速度で再生を行う時には、テープ速度に
応じて圧電素子に対する駆動電圧がマイクロコンピュー
タ等で生成される。その結果、ヘッドチップHA〜HDが磁
気テープ(68)に形成されたトラックを正しく走査す
る。
枚の圧電素子からなる支持板の一端に設けられ、ヘッド
チップHC及びHDが同様の支持板の一端に設けられてい
る。支持板は、駆動電圧に応じた量、ヘッドチップを高
さ方向に変位させる。例えば(−1〜+3){符号は、
磁気テープ(68)の走行方向を表し、+1がノーマル再
生時のテープ速度を意味する}のテープ速度の範囲で設
定されたテープ速度で再生を行う時には、テープ速度に
応じて圧電素子に対する駆動電圧がマイクロコンピュー
タ等で生成される。その結果、ヘッドチップHA〜HDが磁
気テープ(68)に形成されたトラックを正しく走査す
る。
NTSC方式のようなフィールド周波数60Hzのビデオ信号
の場合、1フィールドが3セグメントに分割され、1セ
グメントが2本のトラックとして記録される。つまり、
1フィールド分のビデオ信号が3セグメント6トラック
とし磁気テープ(68)に記録される。
の場合、1フィールドが3セグメントに分割され、1セ
グメントが2本のトラックとして記録される。つまり、
1フィールド分のビデオ信号が3セグメント6トラック
とし磁気テープ(68)に記録される。
第8図Aは、磁気テープ(68)の磁性面側から見たト
ラックパターンを示し、第8図Bは、1本のトラックを
ヘッドの走査の順に示すものである。A0,A1,A2,A3は、
夫々オーディオセクタを示し、これらのオーディオセク
タA0〜A3は、トラック端部に配置される。A0〜A3には、
第1,第2,第3及び第4のチャンネルのディジタルオーデ
ィオ信号が記録される。また、ディジタルオーディオ信
号は、二つのトラックの別々の端に同一内容が2回記録
される。つまり、前のトラックのヘッド離間側の端部と
現在のトラックのヘッド突入側の端部との夫々に同一内
容のディジタルオーディオ信号が記録される。このヘッ
ド離間側の端部に記録される第1のディジタルオーディ
オ信号を第1コピーと呼び、ヘッド突入側に記録される
第2のディジタルオーディオ信号を第2コピーと呼ぶこ
とにする。ビデオセクタがトラックの中央に位置する。
T0,T1がトラックナンバー、S0がセグメントナンバーで
ある。
ラックパターンを示し、第8図Bは、1本のトラックを
ヘッドの走査の順に示すものである。A0,A1,A2,A3は、
夫々オーディオセクタを示し、これらのオーディオセク
タA0〜A3は、トラック端部に配置される。A0〜A3には、
第1,第2,第3及び第4のチャンネルのディジタルオーデ
ィオ信号が記録される。また、ディジタルオーディオ信
号は、二つのトラックの別々の端に同一内容が2回記録
される。つまり、前のトラックのヘッド離間側の端部と
現在のトラックのヘッド突入側の端部との夫々に同一内
容のディジタルオーディオ信号が記録される。このヘッ
ド離間側の端部に記録される第1のディジタルオーディ
オ信号を第1コピーと呼び、ヘッド突入側に記録される
第2のディジタルオーディオ信号を第2コピーと呼ぶこ
とにする。ビデオセクタがトラックの中央に位置する。
T0,T1がトラックナンバー、S0がセグメントナンバーで
ある。
第8図Bに示すように、オーディオセクタ間とオーデ
ィオセクタ及びビデオセクタ間には、編集用のギャップ
が設けられている。オーディオセクタA0〜A3は、夫々6
個のシンクブロックからなり、ビデオセクタは、204個
のシンクブロックからなる。第8図Bにおいて、Tは、
トラックプリアンプルを示し、Eは、編集ギャッププリ
アンプルを示し、Pは、ポストプリアンプルを示す。
ィオセクタ及びビデオセクタ間には、編集用のギャップ
が設けられている。オーディオセクタA0〜A3は、夫々6
個のシンクブロックからなり、ビデオセクタは、204個
のシンクブロックからなる。第8図Bにおいて、Tは、
トラックプリアンプルを示し、Eは、編集ギャッププリ
アンプルを示し、Pは、ポストプリアンプルを示す。
各シンクブロックは、第9図に示すように、190バイ
トの長さとされ、先頭に2バイトの同期パターンが付加
されている。次に、2バイトのIDパターンが付加され、
このIDパターンと85バイトのデータとに対して内符号の
符号化がされ、8バイトのチェックコードが形成され
る。また、他の85バイトのデータに対して8バイトのチ
ェックコードが付加され、内符号のブロックが構成され
る。
トの長さとされ、先頭に2バイトの同期パターンが付加
されている。次に、2バイトのIDパターンが付加され、
このIDパターンと85バイトのデータとに対して内符号の
符号化がされ、8バイトのチェックコードが形成され
る。また、他の85バイトのデータに対して8バイトのチ
ェックコードが付加され、内符号のブロックが構成され
る。
内符号は、ディジタルオーディオ信号及びディジタル
ビデオ信号に共通のものである。内符号及び外符号とし
ては、リード・ソロモン符号が使用される。各オーディ
オセクタに記録されるディジタルオーディオ信号のサン
プル数は、266サンプル又は267サンプルとされる。第10
図は、一つのオーディオセクタに含まれるブロック構成
を示す。
ビデオ信号に共通のものである。内符号及び外符号とし
ては、リード・ソロモン符号が使用される。各オーディ
オセクタに記録されるディジタルオーディオ信号のサン
プル数は、266サンプル又は267サンプルとされる。第10
図は、一つのオーディオセクタに含まれるブロック構成
を示す。
第10図において、0〜266の数字がオーディオサンプ
ルの番号を示し、PV0〜PV3が外符号のチェックコードを
示し、AUX0〜AUX3が補助ワードを示す。これらのディジ
タルオーディオ信号、チェックコード及び補助ワード
は、シャフリングされている。第10図では、内符号のチ
ェックコードの図示が省略されている。ディジタルオー
ディオ信号の1サンプルのビット長が20ビットである
が、内符号の符号化は、1バイトを1シンボルとしてい
る。第10図に示す配列の縦方向に整列する複数のバイト
が外符号のブロックを構成する。従って、1セクタは、
85個の外符号のブロックより構成される。
ルの番号を示し、PV0〜PV3が外符号のチェックコードを
示し、AUX0〜AUX3が補助ワードを示す。これらのディジ
タルオーディオ信号、チェックコード及び補助ワード
は、シャフリングされている。第10図では、内符号のチ
ェックコードの図示が省略されている。ディジタルオー
ディオ信号の1サンプルのビット長が20ビットである
が、内符号の符号化は、1バイトを1シンボルとしてい
る。第10図に示す配列の縦方向に整列する複数のバイト
が外符号のブロックを構成する。従って、1セクタは、
85個の外符号のブロックより構成される。
c.変速再生動作 第11図を参照して変速再生動作について説明する。上
述のトラックフォーマットが第11図Aに示されている。
第11図AでA〜Dの参照符号は、ヘッドチップHA〜HDの
走査するトラックを意味している。変速再生時、例えば
2倍速再生時には、ダイナミックトラッキング制御によ
りフィールドF1が記録されている3セグメント(6トラ
ック)がノーマル再生時と同様に、ヘッドチップHA〜HD
により再生される。フィールドF1の再生が終了すると、
次のフィールドF2の信号が記録された6本のトラックが
飛び越され、より次のフィールドF3の信号が記録された
トラックが再生される。従って、第11図Bに示すよう
に、2倍速再生時には、フィールドF1の次にフィールド
F3の再生データが得られる。第11図Bで、S0,S1,S2は、
各フィールドの第1,第2,第3セグメントを示している。
述のトラックフォーマットが第11図Aに示されている。
第11図AでA〜Dの参照符号は、ヘッドチップHA〜HDの
走査するトラックを意味している。変速再生時、例えば
2倍速再生時には、ダイナミックトラッキング制御によ
りフィールドF1が記録されている3セグメント(6トラ
ック)がノーマル再生時と同様に、ヘッドチップHA〜HD
により再生される。フィールドF1の再生が終了すると、
次のフィールドF2の信号が記録された6本のトラックが
飛び越され、より次のフィールドF3の信号が記録された
トラックが再生される。従って、第11図Bに示すよう
に、2倍速再生時には、フィールドF1の次にフィールド
F3の再生データが得られる。第11図Bで、S0,S1,S2は、
各フィールドの第1,第2,第3セグメントを示している。
トラックジャンプの前後に注目すると、第11図Aに示
すように、フィールドF1のトラックのヘッド離間側の端
に第1コピーDA1が記録され、次のフィールドF2のトラ
ックのヘッド突入側の端に第2コピーDA1′が記録され
ている。第1コピーDA1及び第2コピーDA1′は、同一の
オーディオデータである。しかしながら、フィールドF2
が再生されないので、第11図Cに示すように、第1コピ
ーDA1と対になる第2コピーとして飛び越されたフィー
ルドF2の第2コピーDA2が再生される。当然、第2コピ
ーDA2は、第1コピーDA1と異なるデータである。
すように、フィールドF1のトラックのヘッド離間側の端
に第1コピーDA1が記録され、次のフィールドF2のトラ
ックのヘッド突入側の端に第2コピーDA1′が記録され
ている。第1コピーDA1及び第2コピーDA1′は、同一の
オーディオデータである。しかしながら、フィールドF2
が再生されないので、第11図Cに示すように、第1コピ
ーDA1と対になる第2コピーとして飛び越されたフィー
ルドF2の第2コピーDA2が再生される。当然、第2コピ
ーDA2は、第1コピーDA1と異なるデータである。
従って、第1コピーと第2コピーとが異なったデータ
となるフィールドの継ぎ目では、クロスフェード処理が
行われ、第1コピー及び第2コピーが同一のデータ期間
では、ノーマル再生時と同様の復号処理がなされる。
となるフィールドの継ぎ目では、クロスフェード処理が
行われ、第1コピー及び第2コピーが同一のデータ期間
では、ノーマル再生時と同様の復号処理がなされる。
d.変速再生時のデータ処理 第12図は、変速再生時に適用できるディジタルオーデ
ィオ信号の処理回路を示している。(1)及び(2)
は、夫々ディシャフリング回路を示す。一方のディシャ
フリング回路(1)には、ヘッドチップHA及びHCの再生
出力が交互に位置する再生データが供給され、他方のデ
ィシャフリング回路(2)には、ヘッドチップHB及びHD
の再生出力が交互に位置する再生データが供給される。
これらのディシャフリング回路(1)及び(2)の出力
信号セレクタ(3)を介して外符号デコーダ(4)に供
給される。また、ディシャフリング回路(1)及び
(2)の出力信号が外符号デコーダ(7)及び(10)に
夫々供給される。
ィオ信号の処理回路を示している。(1)及び(2)
は、夫々ディシャフリング回路を示す。一方のディシャ
フリング回路(1)には、ヘッドチップHA及びHCの再生
出力が交互に位置する再生データが供給され、他方のデ
ィシャフリング回路(2)には、ヘッドチップHB及びHD
の再生出力が交互に位置する再生データが供給される。
これらのディシャフリング回路(1)及び(2)の出力
信号セレクタ(3)を介して外符号デコーダ(4)に供
給される。また、ディシャフリング回路(1)及び
(2)の出力信号が外符号デコーダ(7)及び(10)に
夫々供給される。
セレクタ(3)は、内符号のデコーダで発生したエラ
ーフラグを参照して第1コピー及び第2コピーの内のエ
ラーでない方のデータを選択し、外符号の符号ブロック
を構成する。外符号デコーダ(4)は、セレクタ(3)
の出力データを復号する。外符号デコーダ(4)の復号
出力がメモリ(5)を介してエラー修整回路(6)の出
力信号がセレクタ(19)に供給される。
ーフラグを参照して第1コピー及び第2コピーの内のエ
ラーでない方のデータを選択し、外符号の符号ブロック
を構成する。外符号デコーダ(4)は、セレクタ(3)
の出力データを復号する。外符号デコーダ(4)の復号
出力がメモリ(5)を介してエラー修整回路(6)の出
力信号がセレクタ(19)に供給される。
デコーダ(7)及び(10)で夫々復号されたデータが
メモリ(8),(11)及びエラー修整回路(9),(1
2)を介してクロスフェーダ(23)に供給される。クロ
スフェーダ(23)の出力信号がセレクタ(19)に供給さ
れる。セレクタ(19)で選択された信号がアナログ/デ
ィジタルインターフェース(56)(第6図参照)に供給
される。セレクタ(19)及びクロスフェーダ(23)に対
して制御信号発生回路(27)から制御信号が供給され
る。制御信号発生回路(27)には、検出回路(26)から
検出パルスPdが供給される。
メモリ(8),(11)及びエラー修整回路(9),(1
2)を介してクロスフェーダ(23)に供給される。クロ
スフェーダ(23)の出力信号がセレクタ(19)に供給さ
れる。セレクタ(19)で選択された信号がアナログ/デ
ィジタルインターフェース(56)(第6図参照)に供給
される。セレクタ(19)及びクロスフェーダ(23)に対
して制御信号発生回路(27)から制御信号が供給され
る。制御信号発生回路(27)には、検出回路(26)から
検出パルスPdが供給される。
ヘッドの支持板(24)に対してコントローラ(25)か
らダイナミックトラッキングのための駆動信号Sdが供給
される。検出回路(26)は、この駆動信号Sdからトラッ
クジャンプを検出する。第13図は、トラックジャンプの
検出動作を示す。第11図に示される2倍速再生時には、
ヘッドチップHA及びHCの支持板に対しては、のこぎり波
状の駆動信号Sdが供給される。フィールドF1が再生さ
れ、次にトラックジャンプが生じてフィールドF3の再生
に移行する。このトラックジャンプ時には、駆動信号Sd
のレベルが急激に変化するので、この変化から検出パル
スPdが形成される。トラックジャンプを正確に検出する
ために、駆動信号Sdの変化が所定レベル以上の場合にの
み検出パルスPdが生成される。この検出パルスPdからク
ロスフェーダのスタートタイミングが決定され、また、
セレクタ(19)に対する制御信号が形成される。
らダイナミックトラッキングのための駆動信号Sdが供給
される。検出回路(26)は、この駆動信号Sdからトラッ
クジャンプを検出する。第13図は、トラックジャンプの
検出動作を示す。第11図に示される2倍速再生時には、
ヘッドチップHA及びHCの支持板に対しては、のこぎり波
状の駆動信号Sdが供給される。フィールドF1が再生さ
れ、次にトラックジャンプが生じてフィールドF3の再生
に移行する。このトラックジャンプ時には、駆動信号Sd
のレベルが急激に変化するので、この変化から検出パル
スPdが形成される。トラックジャンプを正確に検出する
ために、駆動信号Sdの変化が所定レベル以上の場合にの
み検出パルスPdが生成される。この検出パルスPdからク
ロスフェーダのスタートタイミングが決定され、また、
セレクタ(19)に対する制御信号が形成される。
第14図に示すように、エラー修整回路(9)及び(1
2)からは再生ディジタルオーディオ信号の第1コピー
及び第2コピーが得られる。第14図は、簡単のため第1
チャンネルのディジタルオーディオ信号(オーディオセ
レクタA0の復号出力)のみを示し、a0,a1,a2がフィール
ドF1の各セグメントの再生データ,b0,b1,b2がフィール
ドF2の各セグメントの再生データ、c0,c1,c2がフィール
ドF3の各セグメントの再生データ、d0,d1,d2がフィール
ドF4の各セグメントの再生データを意味する。
2)からは再生ディジタルオーディオ信号の第1コピー
及び第2コピーが得られる。第14図は、簡単のため第1
チャンネルのディジタルオーディオ信号(オーディオセ
レクタA0の復号出力)のみを示し、a0,a1,a2がフィール
ドF1の各セグメントの再生データ,b0,b1,b2がフィール
ドF2の各セグメントの再生データ、c0,c1,c2がフィール
ドF3の各セグメントの再生データ、d0,d1,d2がフィール
ドF4の各セグメントの再生データを意味する。
2倍速再生時には、フィールドF1がダイナミックトラ
ッキングで再生され、次にフィールドF2のトラックがジ
ャンプされ、フィールドF3が再生される。フィールドF1
のセグメントS2のディジタルオーディオ信号a2は、第1
コピーとして得られる。しかし、トラックジャンプのた
めに、第2コピーは、フィールドF2のセグメントS2のデ
ィジタルオーディオ信号b2である。フィールドF3からF5
にトラックジャンプする時にも、フィールドF3のセグメ
ントS2のディジタルオーディオ信号がフィールドF4の信
号d2となる。
ッキングで再生され、次にフィールドF2のトラックがジ
ャンプされ、フィールドF3が再生される。フィールドF1
のセグメントS2のディジタルオーディオ信号a2は、第1
コピーとして得られる。しかし、トラックジャンプのた
めに、第2コピーは、フィールドF2のセグメントS2のデ
ィジタルオーディオ信号b2である。フィールドF3からF5
にトラックジャンプする時にも、フィールドF3のセグメ
ントS2のディジタルオーディオ信号がフィールドF4の信
号d2となる。
クロスフェーダ(23)は、第1コピー及び第2コピー
のディジタルオーディオ信号が異なるセグメントの期間
で動作し、第1コピーのディジタルオーディオ信号の各
サンプルに対して、徐々に減少する係数が乗算され、第
2コピーのディジタルオーディオ信号の各サンプルに対
して、徐々に増加する係数が乗算される。
のディジタルオーディオ信号が異なるセグメントの期間
で動作し、第1コピーのディジタルオーディオ信号の各
サンプルに対して、徐々に減少する係数が乗算され、第
2コピーのディジタルオーディオ信号の各サンプルに対
して、徐々に増加する係数が乗算される。
セレクタ(19)は、第1コピー及び第2コピーのディ
ジタルオーディオ信号が同一の期間では、エラー修整回
路(6)の出力を選択し、これらが異なる期間、即ち、
クロスフェーダ(23)の動作期間でクロスフェーダ(2
3)の出力を選択する。
ジタルオーディオ信号が同一の期間では、エラー修整回
路(6)の出力を選択し、これらが異なる期間、即ち、
クロスフェーダ(23)の動作期間でクロスフェーダ(2
3)の出力を選択する。
トラックジャンプが生じる期間の切り替え処理として
は、クロスフェードに限らず、第1コピー及び第2コピ
ーのディジタルオーディオ信号の平均値を生成する処
理、第2コピーのディジタルオーディオ信号をミューテ
ィングする処理等を使用できる。但し、クロスフェード
処理は、フィールドの切り替わり点で音がスムーズに繋
がる利点を有している。
は、クロスフェードに限らず、第1コピー及び第2コピ
ーのディジタルオーディオ信号の平均値を生成する処
理、第2コピーのディジタルオーディオ信号をミューテ
ィングする処理等を使用できる。但し、クロスフェード
処理は、フィールドの切り替わり点で音がスムーズに繋
がる利点を有している。
ところで、かかる従来のディジタルVTRは、第13図に
ついて説明したように、コントローラ(第12図参照)
(25)からのダイナミックトラッキングのための駆動信
号Sdのレベルの急激な変化を検出回路(26)が検出し
て、検出パルスPdを生成し、この検出パルスPdによって
ディジタルオーディオ信号の制御を行っていた。従っ
て、回転ヘッドがトラックをジャンプしているか否かを
常時正確に検出できないので、回転ヘッドのトラックに
対するジャンプ状態に応じた、第1及び第2のディジタ
ルオーディオ信号間の再生状態の処理ができなかったの
で第1及び第2のディジタルオーディオ信号間の再生状
態が滑らかでなかったり、ノイズとなったりしていた。
ついて説明したように、コントローラ(第12図参照)
(25)からのダイナミックトラッキングのための駆動信
号Sdのレベルの急激な変化を検出回路(26)が検出し
て、検出パルスPdを生成し、この検出パルスPdによって
ディジタルオーディオ信号の制御を行っていた。従っ
て、回転ヘッドがトラックをジャンプしているか否かを
常時正確に検出できないので、回転ヘッドのトラックに
対するジャンプ状態に応じた、第1及び第2のディジタ
ルオーディオ信号間の再生状態の処理ができなかったの
で第1及び第2のディジタルオーディオ信号間の再生状
態が滑らかでなかったり、ノイズとなったりしていた。
かかる点に鑑み、本発明は回転磁気ヘッドがトラック
をジャンプしているか否かを正確に検出すると共に、そ
の検出の態様に応じて第1及び第2のディジタルオーデ
ィオ信号間の再生状態の処理を行って、第1及び第2の
ディジタルオーディオ信号の切換期間に生じるノイズを
大幅に低減すると共に、その再生状態を滑らかにするこ
とのできるディジタル情報信号再生装置を提案しようと
するものである。
をジャンプしているか否かを正確に検出すると共に、そ
の検出の態様に応じて第1及び第2のディジタルオーデ
ィオ信号間の再生状態の処理を行って、第1及び第2の
ディジタルオーディオ信号の切換期間に生じるノイズを
大幅に低減すると共に、その再生状態を滑らかにするこ
とのできるディジタル情報信号再生装置を提案しようと
するものである。
本発明は、テープ上で近接する二つの傾斜トラックの
夫々に、同一の第1のディジタルオーディオ信号及び第
2のディジタルオーディオ信号が二重に記録されてお
り、テープからディジタル情報信号を回転ヘッドにより
再生するようにしたディジタル情報信号再生装置におい
て、テープが記録時と異なる速度で走行される変速再生
時に、回転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するよ
うに制御するヘッド位置制御手段と、再生ディジタルオ
ーディオ信号中の識別信号に基づいて、回転ヘッドが複
数のトラックをジャンプしたときのジャンプ状態を検出
する検出手段(13),(14)と、その検出されたジャン
プ状態に応じて、ジャンプ時の所定期間、第1のディジ
タルオーディオ信号と、第2のディジタルオーディオ信
号との切換え処理を行なう切換手段(15),(16),
(17),(18)とを備えたものである。
夫々に、同一の第1のディジタルオーディオ信号及び第
2のディジタルオーディオ信号が二重に記録されてお
り、テープからディジタル情報信号を回転ヘッドにより
再生するようにしたディジタル情報信号再生装置におい
て、テープが記録時と異なる速度で走行される変速再生
時に、回転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するよ
うに制御するヘッド位置制御手段と、再生ディジタルオ
ーディオ信号中の識別信号に基づいて、回転ヘッドが複
数のトラックをジャンプしたときのジャンプ状態を検出
する検出手段(13),(14)と、その検出されたジャン
プ状態に応じて、ジャンプ時の所定期間、第1のディジ
タルオーディオ信号と、第2のディジタルオーディオ信
号との切換え処理を行なう切換手段(15),(16),
(17),(18)とを備えたものである。
上述せる本発明によれば、テープが記録時と異なる速
度で走行される変速再生時に、ヘッド位置制御手段が回
転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するように制御
すると共に、検出手段(13),(14)が再生ディジタル
オーディオ信号中の識別信号に基づいて、回転ヘッドが
複数のトラックをジャンプしたときのジャンプ状態を検
出し、切換手段(15),(16),(17),(18)が検出
されたジャンプ状態に応じて、ジャンプ時の所定期間、
第1のディジタルオーディオ信号と、第2のディジタル
オーディオ信号との切換え処理を行なう。
度で走行される変速再生時に、ヘッド位置制御手段が回
転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するように制御
すると共に、検出手段(13),(14)が再生ディジタル
オーディオ信号中の識別信号に基づいて、回転ヘッドが
複数のトラックをジャンプしたときのジャンプ状態を検
出し、切換手段(15),(16),(17),(18)が検出
されたジャンプ状態に応じて、ジャンプ時の所定期間、
第1のディジタルオーディオ信号と、第2のディジタル
オーディオ信号との切換え処理を行なう。
以下に、第1図乃至第4図を参照して、本発明による
一実施例を詳細に説明するも、これら図において、第6
図及び第12図について説明した従来のディジタルVTRに
対応する部分には同一符号を付してその重複撮像を省略
する。
一実施例を詳細に説明するも、これら図において、第6
図及び第12図について説明した従来のディジタルVTRに
対応する部分には同一符号を付してその重複撮像を省略
する。
第1図に、ディジタルVTRの変速再生時の再生側の構
成を示す。(13)はID分離回路で、ディシャフリング回
路(1)及び(2)からのディジタルオーディオ信号か
らID信号を分離してトラックジャンプ検出回路(14)に
供給する。トラックジャンプ検出回路(14)は、ID分離
回路(13)からの第1及び第2コピーのディジタルオー
ディオ信号のID信号が一致するか否か及び第1コピーの
ディジタルオーディオ信号と、その第1コピーのディジ
タルオーディオ信号の1つ前のオーディオ信号のID信号
が一致するか否かを検出して、その態様に応じてエラー
修整回路(9)及び(12)にフラグ制御信号を供給する
と共に、トラックジャンプを検出したときはセレクタ
(3)及び(19)にセレクト信号を供給する。
成を示す。(13)はID分離回路で、ディシャフリング回
路(1)及び(2)からのディジタルオーディオ信号か
らID信号を分離してトラックジャンプ検出回路(14)に
供給する。トラックジャンプ検出回路(14)は、ID分離
回路(13)からの第1及び第2コピーのディジタルオー
ディオ信号のID信号が一致するか否か及び第1コピーの
ディジタルオーディオ信号と、その第1コピーのディジ
タルオーディオ信号の1つ前のオーディオ信号のID信号
が一致するか否かを検出して、その態様に応じてエラー
修整回路(9)及び(12)にフラグ制御信号を供給する
と共に、トラックジャンプを検出したときはセレクタ
(3)及び(19)にセレクト信号を供給する。
(15)はオーディオI/O回路で、エラー修整回路
(9)及び(12)からの第1及び第2コピーのディジタ
ルオーディオ信号をデータバス,アドレスバス及びコン
トロールバスから成るBusに夫々供給すると共に、それ
ら第1及び第2コピーのディジタルオーディオ信号のフ
ラグ信号を係数信号発生回路(16)に夫々供給する。係
数信号発生回路(16)はオーディオI/O回路(15)から
のフラグ信号に応じて、係数信号を発生し、この発生し
た係数信号をマルチプレクサ(17)に供給する。マルチ
プレクサ(17)は、オーディオI/O回路(15)からの第
1又は第2のコピーのディジタルオーディオ信号と、係
数信号発生回路(16)からの係数信号との乗算を行う。
この乗算された第1或は第2のディジタルオーディオ信
号は、セレクタ(19)を通じてアナログ/ディジタルイ
ンタフェース(20)に供給される。
(9)及び(12)からの第1及び第2コピーのディジタ
ルオーディオ信号をデータバス,アドレスバス及びコン
トロールバスから成るBusに夫々供給すると共に、それ
ら第1及び第2コピーのディジタルオーディオ信号のフ
ラグ信号を係数信号発生回路(16)に夫々供給する。係
数信号発生回路(16)はオーディオI/O回路(15)から
のフラグ信号に応じて、係数信号を発生し、この発生し
た係数信号をマルチプレクサ(17)に供給する。マルチ
プレクサ(17)は、オーディオI/O回路(15)からの第
1又は第2のコピーのディジタルオーディオ信号と、係
数信号発生回路(16)からの係数信号との乗算を行う。
この乗算された第1或は第2のディジタルオーディオ信
号は、セレクタ(19)を通じてアナログ/ディジタルイ
ンタフェース(20)に供給される。
次に第2図及び第3図を参照してディジタルオーディ
オ信号のフォーマットについて説明する。第2図Aは、
48kHzのサンプリングクロックSCLKを示し、第2図B
は、そのサンプリングクロックの1/128の周期のビット
クロック1/128SCLKを示し、第2図Cは、ディジタルオ
ーディオ信号を示す。第2図Cのディジタルオーディオ
信号のA0〜A3は、従来の例について説明した第8図A及
びCの4つのオーディオセクタA0〜A3、即ち、4チャン
ネルのディジタルオーディオ信号の各1サンプル分を示
す。
オ信号のフォーマットについて説明する。第2図Aは、
48kHzのサンプリングクロックSCLKを示し、第2図B
は、そのサンプリングクロックの1/128の周期のビット
クロック1/128SCLKを示し、第2図Cは、ディジタルオ
ーディオ信号を示す。第2図Cのディジタルオーディオ
信号のA0〜A3は、従来の例について説明した第8図A及
びCの4つのオーディオセクタA0〜A3、即ち、4チャン
ネルのディジタルオーディオ信号の各1サンプル分を示
す。
各オーディオセクタA0〜A3のディジタルオーディオ信
号の1サンプルは夫々32ビットずつのデータを有する。
第3図A,B及びCは第2図A,B及びCの時間軸を伸張して
示した図で、第3図CはオーディオセクタA0〜A3の内の
1つのセクタのディジタルオーディオ信号の1サンプル
分を示したものである。SYはシンクマークで、他の機器
との同期用に用いられる。MUはミュート(消音)フラグ
で、エラー修整回路(9)及び(12)で、夫々、トラッ
クジャンプ検出回路(14)からのフラグ制御信号によっ
て、例えば“1"にされる。CRはクロスフェードフラグ
で、エラー修整回路(9)及び(12)で夫々、トラック
ジャンプ検出回路(14)からのフラグ制御信号によっ
て、例えば“1"にされる。COはコンシールフラグ、即
ち、エラー修整回路(6),(9)及び(12)で修整す
る必要があるときは、外符号デコーダ(4),(7)及
び(10)で例えば“1"にされる。B0〜B3はプリエンファ
シス、U1〜U4はユーザズビット、D0〜D19はオーディオ
データである。
号の1サンプルは夫々32ビットずつのデータを有する。
第3図A,B及びCは第2図A,B及びCの時間軸を伸張して
示した図で、第3図CはオーディオセクタA0〜A3の内の
1つのセクタのディジタルオーディオ信号の1サンプル
分を示したものである。SYはシンクマークで、他の機器
との同期用に用いられる。MUはミュート(消音)フラグ
で、エラー修整回路(9)及び(12)で、夫々、トラッ
クジャンプ検出回路(14)からのフラグ制御信号によっ
て、例えば“1"にされる。CRはクロスフェードフラグ
で、エラー修整回路(9)及び(12)で夫々、トラック
ジャンプ検出回路(14)からのフラグ制御信号によっ
て、例えば“1"にされる。COはコンシールフラグ、即
ち、エラー修整回路(6),(9)及び(12)で修整す
る必要があるときは、外符号デコーダ(4),(7)及
び(10)で例えば“1"にされる。B0〜B3はプリエンファ
シス、U1〜U4はユーザズビット、D0〜D19はオーディオ
データである。
次に第4図を参照して、セクターID信号について説明
する。
する。
第9図について説明したようにID信号は2バイトであ
る。その2バイトのうち、1バイト分はシンクブロック
ナンバーに割り当られ、残りの1バイト分が第4図に示
すセクターIDである。このセクタADの第1ビット目、即
ちV/Aビットはビデオ・シンクブロックとオーディオ・
シンクブロックの区別を示し、第2ビット目、即ちTビ
ットには2つのトラックのうち記録される方のトラック
番号が入る。第3及び第4ビット目、即ちS0及びS1ビッ
トはセグメントを示し、第5,第6及び第7ビット目、即
ちF0,F1及びF2ビットはフィールドを示す。
る。その2バイトのうち、1バイト分はシンクブロック
ナンバーに割り当られ、残りの1バイト分が第4図に示
すセクターIDである。このセクタADの第1ビット目、即
ちV/Aビットはビデオ・シンクブロックとオーディオ・
シンクブロックの区別を示し、第2ビット目、即ちTビ
ットには2つのトラックのうち記録される方のトラック
番号が入る。第3及び第4ビット目、即ちS0及びS1ビッ
トはセグメントを示し、第5,第6及び第7ビット目、即
ちF0,F1及びF2ビットはフィールドを示す。
上述したセクターID信号、即ち第1コピーのディジタ
ルオーディオ信号のID信号と第2コピーのディジタルオ
ーディオ信号のID信号が一致するか否か、又、第1コピ
ーのディジタルオーディオ信号のID信号と、その第1コ
ピーのディジタルオーディオ信号の直前に再生された第
1又は第2コピーのディジタルオーディオ信号のID信号
が連続するか否かがトラックジャンプ検出回路(14)に
よって、検出される。そして、その検出した結果の態様
に応じたフラグ制御信号により、エラー修整回路(9)
及び(12)の第1及び第2のコピーのディジタルオーデ
ィオ信号の各フラグ(ミュートフラグMU及びクロスフェ
ードフラグCR)が例えば“1"にされる。
ルオーディオ信号のID信号と第2コピーのディジタルオ
ーディオ信号のID信号が一致するか否か、又、第1コピ
ーのディジタルオーディオ信号のID信号と、その第1コ
ピーのディジタルオーディオ信号の直前に再生された第
1又は第2コピーのディジタルオーディオ信号のID信号
が連続するか否かがトラックジャンプ検出回路(14)に
よって、検出される。そして、その検出した結果の態様
に応じたフラグ制御信号により、エラー修整回路(9)
及び(12)の第1及び第2のコピーのディジタルオーデ
ィオ信号の各フラグ(ミュートフラグMU及びクロスフェ
ードフラグCR)が例えば“1"にされる。
次に、トラックジャンプ検出回路(14)の検出態様及
びその態様に応じた処理について説明する。先ず、第1
及び第2のコピーのディジタルオーディオ信号が両方再
生された場合に、第1コピーのディジタルオーディオ信
号と第2コピーのディジタルオーディオ信号のID信号が
互に一致し、且つ、第1コピーのディジタルオーディオ
信号のID信号とその第1コピーのディジタルオーディオ
信号の直前に再生された第1又は第2コピーのディジタ
ルオーディオ信号のID信号が連続しているときは、DTヘ
ッドのトラックジャンプがないとみなされる。そしてセ
レクタ(19)に制御信号が供給されて、エラー修整回路
(6)からの第2コピーのディジタルオーディオ信号が
アナログ/ディジタルインタフェース(20)に供給され
る。
びその態様に応じた処理について説明する。先ず、第1
及び第2のコピーのディジタルオーディオ信号が両方再
生された場合に、第1コピーのディジタルオーディオ信
号と第2コピーのディジタルオーディオ信号のID信号が
互に一致し、且つ、第1コピーのディジタルオーディオ
信号のID信号とその第1コピーのディジタルオーディオ
信号の直前に再生された第1又は第2コピーのディジタ
ルオーディオ信号のID信号が連続しているときは、DTヘ
ッドのトラックジャンプがないとみなされる。そしてセ
レクタ(19)に制御信号が供給されて、エラー修整回路
(6)からの第2コピーのディジタルオーディオ信号が
アナログ/ディジタルインタフェース(20)に供給され
る。
次に、第1及び第2コピーのディジタルオーディオ信
号のID信号が両方共再生された場合に、第1及び第2コ
ピーのディジタルオーディオ信号のID信号が互いに一致
し、且つ、第1コピーのディジタルオーディオ信号のID
信号とその第1コピーのディジタルオーディオ信号の直
前に再生された第1又は第2コピーのディジタルオーデ
ィオ信号のID信号が不連続のときは、トラックジャンプ
が行なわれたとみなされる。そして、エラー修整回路
(12)にフラグ制御信号が供給されて、第2のディジタ
ルオーディオ信号のミュートフラグMUが“1"にされる。
号のID信号が両方共再生された場合に、第1及び第2コ
ピーのディジタルオーディオ信号のID信号が互いに一致
し、且つ、第1コピーのディジタルオーディオ信号のID
信号とその第1コピーのディジタルオーディオ信号の直
前に再生された第1又は第2コピーのディジタルオーデ
ィオ信号のID信号が不連続のときは、トラックジャンプ
が行なわれたとみなされる。そして、エラー修整回路
(12)にフラグ制御信号が供給されて、第2のディジタ
ルオーディオ信号のミュートフラグMUが“1"にされる。
次に第1及び第2コピーのディジタルオーディオ信号
のID信号が互に一致せず、且つ、第1コピーのディジタ
ルオーディオ信号の直前に再生された第1又は第2コピ
ーのディジタルオーディオ信号のID信号が連続している
ときは、トラックジャンプが行なわれたとみなされる。
そしてエラー修整回路(12)にフラグ制御信号が供給さ
れて、第2のディジタルオーディオ信号のクロスフェー
ドフラグCRが“1"にされる。
のID信号が互に一致せず、且つ、第1コピーのディジタ
ルオーディオ信号の直前に再生された第1又は第2コピ
ーのディジタルオーディオ信号のID信号が連続している
ときは、トラックジャンプが行なわれたとみなされる。
そしてエラー修整回路(12)にフラグ制御信号が供給さ
れて、第2のディジタルオーディオ信号のクロスフェー
ドフラグCRが“1"にされる。
次に、第1及び第2コピーのディジタルオーディオ信
号のID信号が互に一致せず、且つ、第1コピーのディジ
タルオーディオ信号のID信号とその第1コピーのディジ
タルオーディオ信号が再生される直前に再生された第1
又は第2コピーのディジタルオーディオ信号のID信号が
連続するときは、トラックのジャンプが行われたとみな
される。そしてエラー修整回路(12)にフラグ制御信号
が供給されて、第2コピーのディジタルオーディオ信号
のミュートフラグMUが“1"にされる。
号のID信号が互に一致せず、且つ、第1コピーのディジ
タルオーディオ信号のID信号とその第1コピーのディジ
タルオーディオ信号が再生される直前に再生された第1
又は第2コピーのディジタルオーディオ信号のID信号が
連続するときは、トラックのジャンプが行われたとみな
される。そしてエラー修整回路(12)にフラグ制御信号
が供給されて、第2コピーのディジタルオーディオ信号
のミュートフラグMUが“1"にされる。
次に、第1及び第2コピーのディジタルオーディオ信
号のID信号のうち片方のディジタルオーディオ信号のID
信号のみが得られた場合に、その得れた第1又は第2コ
ピーのディジタルオーディオ信号のID信号とそのID信号
の得られた第1又は第2コピーのディジタルオーディオ
信号が再生される直前に再生された第1又は第2コピー
のディジタルオーディオ信号のID信号が連続するとき
は、トラックジャンプが行われなかったとみなされる。
そして、セレクタ(19)にセレクト信号が供給されて、
修整回路(6)からの第2コピーのディジタルオーディ
オ信号がアナログ/ディジタルインタフェース(20)に
供給される。
号のID信号のうち片方のディジタルオーディオ信号のID
信号のみが得られた場合に、その得れた第1又は第2コ
ピーのディジタルオーディオ信号のID信号とそのID信号
の得られた第1又は第2コピーのディジタルオーディオ
信号が再生される直前に再生された第1又は第2コピー
のディジタルオーディオ信号のID信号が連続するとき
は、トラックジャンプが行われなかったとみなされる。
そして、セレクタ(19)にセレクト信号が供給されて、
修整回路(6)からの第2コピーのディジタルオーディ
オ信号がアナログ/ディジタルインタフェース(20)に
供給される。
次に、第1及び第2コピーのディジタルオーディオ信
号のID信号のうち片方のディジタルオーディオ信号のID
信号のみが得られた場合に、得られた第1又は第2コピ
ーのディジタルオーディオ信号のID信号と、そのID信号
の得られた第1又は第2コピーのディジタルオーディオ
信号が再生される直前に再生された第1又は第2コピー
のディジタルオーディオ信号のID信号が連続するときは
トラックジャンプが行われたとみなされる。そして、エ
ラー修整回路(9)又は(12)にフラグ制御信号が供給
されて、第1又は第2コピーのディジタルオーディオ信
号のミュートフラグMUが“1"にされる。
号のID信号のうち片方のディジタルオーディオ信号のID
信号のみが得られた場合に、得られた第1又は第2コピ
ーのディジタルオーディオ信号のID信号と、そのID信号
の得られた第1又は第2コピーのディジタルオーディオ
信号が再生される直前に再生された第1又は第2コピー
のディジタルオーディオ信号のID信号が連続するときは
トラックジャンプが行われたとみなされる。そして、エ
ラー修整回路(9)又は(12)にフラグ制御信号が供給
されて、第1又は第2コピーのディジタルオーディオ信
号のミュートフラグMUが“1"にされる。
次に第1及び第2コピーのディジタルオーディオ信号
のID信号がいずれも得られない場合は、エラー修整回路
(12)にフラグ制御信号を供給して、第2コピーのディ
ジタルオーディオ信号のミュートフラグMU及びクロスフ
ェードフラグCRを夫々“1"にする。
のID信号がいずれも得られない場合は、エラー修整回路
(12)にフラグ制御信号を供給して、第2コピーのディ
ジタルオーディオ信号のミュートフラグMU及びクロスフ
ェードフラグCRを夫々“1"にする。
オーディオI/O回路(15)に供給された第1又は第2
コピーのディジタルオーディオ信号のミュートフラグMU
或はクロスフェードフラグCRが検出されて、例えば、ミ
ュートフラグMUが1でクロスフェードフラグが0又は1
のときは、第3図Cに示した1サンプル分のディジタル
オーディオ信号がミュートされ、ミュートフラグMUが
“0"でクロスフェードフラグCRが1のときは、第1コピ
ーのディジタルオーディオ信号に対して、徐々に減少す
る係数が乗算され、第2コピーのディジタルオーディオ
信号に対して、徐々に増加する係数が乗算され、クロス
フェードされる。
コピーのディジタルオーディオ信号のミュートフラグMU
或はクロスフェードフラグCRが検出されて、例えば、ミ
ュートフラグMUが1でクロスフェードフラグが0又は1
のときは、第3図Cに示した1サンプル分のディジタル
オーディオ信号がミュートされ、ミュートフラグMUが
“0"でクロスフェードフラグCRが1のときは、第1コピ
ーのディジタルオーディオ信号に対して、徐々に減少す
る係数が乗算され、第2コピーのディジタルオーディオ
信号に対して、徐々に増加する係数が乗算され、クロス
フェードされる。
そして、ミュートフラグMU及びクロスフェードフラグ
CRが共に“1"のときは、第2図について説明した1セグ
メント分のオーディオ信号A0〜A3がミュートされ、ミュ
ートフラグMU及びクロスフェートフラグCRが共に“0"と
きは、そのディジタルオーディオ信号はバスBusに供給
されない。
CRが共に“1"のときは、第2図について説明した1セグ
メント分のオーディオ信号A0〜A3がミュートされ、ミュ
ートフラグMU及びクロスフェートフラグCRが共に“0"と
きは、そのディジタルオーディオ信号はバスBusに供給
されない。
上述せる本発明によれば、テープが記録時と異なる速
度で走行される変速再生時に、ヘッド位置制御手段が回
転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するように制御
すると共に、検出手段(13),(14)が再生ディジタル
オーディオ信号中の識別信号に基づいて、回転ヘッドが
複数のトラックをジャンプしたときのジャンプ状態を検
出し、切換手段(15),(16),(17),(18)が検出
されたジャンプ状態に応じて、ジャンプ時の所定期間、
第1のディジタルオーディオ信号と、第2のディジタル
オーディオ信号との切換え処理を行なうようにしたの
で、第1及び第2のディジタルオーディオ信号の切換期
間に生じるノイズを大幅に低減すると共に、その再生状
態を滑らかにすることができる。
度で走行される変速再生時に、ヘッド位置制御手段が回
転ヘッドの走査位置とトラックとが一致するように制御
すると共に、検出手段(13),(14)が再生ディジタル
オーディオ信号中の識別信号に基づいて、回転ヘッドが
複数のトラックをジャンプしたときのジャンプ状態を検
出し、切換手段(15),(16),(17),(18)が検出
されたジャンプ状態に応じて、ジャンプ時の所定期間、
第1のディジタルオーディオ信号と、第2のディジタル
オーディオ信号との切換え処理を行なうようにしたの
で、第1及び第2のディジタルオーディオ信号の切換期
間に生じるノイズを大幅に低減すると共に、その再生状
態を滑らかにすることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック線図、第2図
は4チャンネルのオーディオデータを示す図、第3図は
1チャンネルのオーディオデータを示す図、第4図はセ
クターIDを示す図、第5図は従来のディジタルVTRの記
録側の構成を示すブロック線図、第6図はその従来のデ
ィジタルVTRの再生側の構成を示す図、第7図は回転ヘ
ッド装置を示す図、第8図はテープ上のフォーマットを
示す図、第9図はシンクブロックフォーマットを示す
図、第10図はオーディオデータブロックの配置を示す
図、第11図は変速再生動作を示す図、第12図は従来のデ
ィジタルVTRの一部を示す図、第13図はDTヘッドのトラ
ックジャンプの検出を示す図、第14図は第1コピーと第
2コピーの関係を示すタイミングチャートである。 (1)及び(2)はディシャフリング回路、(3)及び
(19)はセレクタ、(4),(7)及び(10)は外符号
デコーダ、(5),(8)及び(11)はメモリ、
(6),(9)及び(12)はエラー修整回路、(13)は
ID分離回路、(14)はトラックジャンプ検出回路、(1
5)はオーディオI/O回路、(16)は係数信号発生回路、
(17)はマルチプレクサ、(18)はコンピュータ、(2
0)はアナログ/ディジタルインタフェース、(21)及
び(22)は出力端子である。
は4チャンネルのオーディオデータを示す図、第3図は
1チャンネルのオーディオデータを示す図、第4図はセ
クターIDを示す図、第5図は従来のディジタルVTRの記
録側の構成を示すブロック線図、第6図はその従来のデ
ィジタルVTRの再生側の構成を示す図、第7図は回転ヘ
ッド装置を示す図、第8図はテープ上のフォーマットを
示す図、第9図はシンクブロックフォーマットを示す
図、第10図はオーディオデータブロックの配置を示す
図、第11図は変速再生動作を示す図、第12図は従来のデ
ィジタルVTRの一部を示す図、第13図はDTヘッドのトラ
ックジャンプの検出を示す図、第14図は第1コピーと第
2コピーの関係を示すタイミングチャートである。 (1)及び(2)はディシャフリング回路、(3)及び
(19)はセレクタ、(4),(7)及び(10)は外符号
デコーダ、(5),(8)及び(11)はメモリ、
(6),(9)及び(12)はエラー修整回路、(13)は
ID分離回路、(14)はトラックジャンプ検出回路、(1
5)はオーディオI/O回路、(16)は係数信号発生回路、
(17)はマルチプレクサ、(18)はコンピュータ、(2
0)はアナログ/ディジタルインタフェース、(21)及
び(22)は出力端子である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572G
Claims (1)
- 【請求項1】テープ上で近接する二つの傾斜トラックの
夫々に、同一の第1のディジタルオーディオ信号及び第
2のディジタルオーディオ信号が二重に記録されてお
り、上記テープからディジタル情報信号を回転ヘッドに
より再生するようにしたディジタル情報信号再生装置に
おいて、 上記テープが記録時と異なる速度で走行される変速再生
時に、上記回転ヘッドの操作位置と上記トラックとが一
致するように制御するヘッド位置制御手段と、 上記再生ディジタルオーディオ信号中の識別信号に基づ
いて、上記回転ヘッドが複数の上記トラックをジャンプ
したときのジャンプ状態を検出する検出手段と、 該検出されたジャンプ状態に応じて、上記ジャンプ時の
所定期間、上記第1のディジタルオーディオ信号と上記
第2のディジタルオーディオ信号との切換え処理を行な
う切換手段とを備えたことを特徴とするディジタル情報
信号再生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30275689A JP2737321B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | ディジタル情報信号再生装置 |
US07/588,034 US5239430A (en) | 1989-09-29 | 1990-09-25 | Digital information signal reproducing apparatus for reproducing a digital audio signal at a reproducing speed different from the recording speed |
EP90118730A EP0420280B1 (en) | 1989-09-29 | 1990-09-28 | Digital information signal reproducing apparatus for reproducing digital audio signal at the reproducing speed different from the recording speed |
DE69028170T DE69028170T2 (de) | 1989-09-29 | 1990-09-28 | Gerät zur Wiedergabe von digitalen Informationssignalen für die Wiedergabe von digitalen Audiosignalen mit einer von der Wiedergabegeschwindigkeit abweichenden Aufnahmegeschwindigkeit |
KR1019900015465A KR100242900B1 (ko) | 1989-09-29 | 1990-09-28 | 디지탈 정보 신호 재생 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30275689A JP2737321B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | ディジタル情報信号再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03162775A JPH03162775A (ja) | 1991-07-12 |
JP2737321B2 true JP2737321B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=17912767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30275689A Expired - Fee Related JP2737321B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-11-21 | ディジタル情報信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2737321B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP30275689A patent/JP2737321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03162775A (ja) | 1991-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |