JP2579620B2 - 記録再生方法及び記録装置、再生装置 - Google Patents
記録再生方法及び記録装置、再生装置Info
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- JP2579620B2 JP2579620B2 JP61200498A JP20049886A JP2579620B2 JP 2579620 B2 JP2579620 B2 JP 2579620B2 JP 61200498 A JP61200498 A JP 61200498A JP 20049886 A JP20049886 A JP 20049886A JP 2579620 B2 JP2579620 B2 JP 2579620B2
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- signal
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力されたアナログ音声信号をディジタ
ル信号に変換してなる音声信号、又は既にディジタル信
号に変換されて入力された音声信号を、映像信号と共
に、もしくは音声信号のみで記録再生する磁気記録再生
装置(以下VTRと記す)に関するものである。
ル信号に変換してなる音声信号、又は既にディジタル信
号に変換されて入力された音声信号を、映像信号と共
に、もしくは音声信号のみで記録再生する磁気記録再生
装置(以下VTRと記す)に関するものである。
現在、一般に市販されている家庭用VTRにおいては、
音声信号はアナログ信号の形で記録されるようになって
いる。しかし、このアナログ信号の形で記録するものに
おいてはノイズに弱い等の欠点があり、音質の向上には
限度がある。そこで最近、VTRにおいても音声信号をデ
ィジタル信号の形で記録するようにしたものが種々提案
され、製品化されている。
音声信号はアナログ信号の形で記録されるようになって
いる。しかし、このアナログ信号の形で記録するものに
おいてはノイズに弱い等の欠点があり、音質の向上には
限度がある。そこで最近、VTRにおいても音声信号をデ
ィジタル信号の形で記録するようにしたものが種々提案
され、製品化されている。
ここで、ヘリカルスキャン方式のVTRにディジタル音
声信号を記録再生する場合、そのディジタル音声信号の
信号配列の仕方によって、記録,再生系の構成が大きく
左右される。即ち、 ディジタル音声信号を記録再生する場合、アナログ音
声入力信号をVTRにてディジタル変換して記録再生する
場合と、他の機器や放送信号等からのディジタル音声入
力信号を記録再生する場合とが考えられる。そのとき、
他から入力されたディジタル音声入力信号の標本化周波
数は種々の値をとることが考えられ、それに対応するた
めには1フィールドに記録されるディジタル音声信号の
標本数も種々の値をとる必要がある。
声信号を記録再生する場合、そのディジタル音声信号の
信号配列の仕方によって、記録,再生系の構成が大きく
左右される。即ち、 ディジタル音声信号を記録再生する場合、アナログ音
声入力信号をVTRにてディジタル変換して記録再生する
場合と、他の機器や放送信号等からのディジタル音声入
力信号を記録再生する場合とが考えられる。そのとき、
他から入力されたディジタル音声入力信号の標本化周波
数は種々の値をとることが考えられ、それに対応するた
めには1フィールドに記録されるディジタル音声信号の
標本数も種々の値をとる必要がある。
ところが1フィールドには整数個の標本しか記録でき
ないので、標本化周波数fsがフィールド周波数fvの整数
倍となっていないときには、チャンネル当りの標本数
が、NE=fs/fv+αとNDfs/fv−βという2種類
のフィールドをある一定比で繰り返すことにより、fs/f
vの端数分を吸収する方法等が考えられる。即ちこの方
法によれば、1つの標本化周波数においてもチャンネル
当りの標本数がNEとNDという2種類のフィールドがある
ことになる。
ないので、標本化周波数fsがフィールド周波数fvの整数
倍となっていないときには、チャンネル当りの標本数
が、NE=fs/fv+αとNDfs/fv−βという2種類
のフィールドをある一定比で繰り返すことにより、fs/f
vの端数分を吸収する方法等が考えられる。即ちこの方
法によれば、1つの標本化周波数においてもチャンネル
当りの標本数がNEとNDという2種類のフィールドがある
ことになる。
この場合、1フィールドに記録できるチャンネル当り
の最大標本数NMAXを固定にしたとき、記録すべきフィー
ルドの標本数Nが1フィールドに記録可能なチャンネル
当りの最大標本数NMAXに達しない場合には、その差分
(NMAX−N)×(チャンネル数)の標本に対応するダミ
ー標本を記録する必要があるが、ダミー標本を記録する
際の配列の仕方によっては回路構成が煩雑となる。
の最大標本数NMAXを固定にしたとき、記録すべきフィー
ルドの標本数Nが1フィールドに記録可能なチャンネル
当りの最大標本数NMAXに達しない場合には、その差分
(NMAX−N)×(チャンネル数)の標本に対応するダミ
ー標本を記録する必要があるが、ダミー標本を記録する
際の配列の仕方によっては回路構成が煩雑となる。
また、フィールド単位の編集を行うことを考えると、
編集点を識別するための識別信号はフィールド全域にわ
たって記録されている必要があり、仮に識別信号が全域
に記録されていないとするとドロップアウト等によって
生じる再生信号の欠落によって識別信号が消失し、安定
な識別が行えないことになる。
編集点を識別するための識別信号はフィールド全域にわ
たって記録されている必要があり、仮に識別信号が全域
に記録されていないとするとドロップアウト等によって
生じる再生信号の欠落によって識別信号が消失し、安定
な識別が行えないことになる。
さらに、被配列標本列の奇数番目の標本にある一定ブ
ロック分の遅延をかけずに配列した場合、編集された磁
気媒体を再生する際に、編集以前に記録されていた音声
信号と、編集以後に新たに記録された音声信号とをクロ
スフェードによりつなげることが容易には行なえず、そ
のための回路構成が複雑になったり、クロスフェードを
かける時間が十分にとれずに音声信号がなめらかにつな
がらなくなる。加えて、(NMAX−N)×(チャンネル
数)の標本分の連続するダミー標本別を記録すべきフィ
ールド期間の最初に配列が行なわれる被配列標本列とし
ない場合、編集点を再生し、クロスフェードをかける際
に、ダミー標本が多いときには編集以前,以後のクロス
フェードをかける期間における標本データの一部、また
は、すべてがダミー標本となり、クロスフェードをかけ
ることが不可能になる。
ロック分の遅延をかけずに配列した場合、編集された磁
気媒体を再生する際に、編集以前に記録されていた音声
信号と、編集以後に新たに記録された音声信号とをクロ
スフェードによりつなげることが容易には行なえず、そ
のための回路構成が複雑になったり、クロスフェードを
かける時間が十分にとれずに音声信号がなめらかにつな
がらなくなる。加えて、(NMAX−N)×(チャンネル
数)の標本分の連続するダミー標本別を記録すべきフィ
ールド期間の最初に配列が行なわれる被配列標本列とし
ない場合、編集点を再生し、クロスフェードをかける際
に、ダミー標本が多いときには編集以前,以後のクロス
フェードをかける期間における標本データの一部、また
は、すべてがダミー標本となり、クロスフェードをかけ
ることが不可能になる。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、ダミー標本の配列にともなう操作や回路構
成を簡単にし、編集時にクロスフェードを可能にし、ま
たクロスフェードにともなう操作や回路構成を簡単に
し、さらに、編集点の識別を安定に行なえるようにした
ものである。
れたもので、ダミー標本の配列にともなう操作や回路構
成を簡単にし、編集時にクロスフェードを可能にし、ま
たクロスフェードにともなう操作や回路構成を簡単に
し、さらに、編集点の識別を安定に行なえるようにした
ものである。
この発明に係る記録再生方法は、単位映像信号に相当
する期間に記録すべきディジタル音声信号やその誤り訂
正符号などのデータを複数のデータブロックとして記録
再生する記録再生方法であって、標本化周波数の異なる
複数のモードでディジタル音声信号のデータを記録再生
する記録再生方法において、記録時に、単位映像信号に
相当する期間当たりのディジタル音声信号の標本数N
が、上記複数のモードのそれぞれに対応して予め定めら
れたα,βによって、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号を生成
し、再生時に、上記識別信号を検出し、この検出出力に
基づいて上記複数のデータブロックからデータ音声信号
を抜き出し、編集を行う場合には、記録時に、編集開始
後の少なくとも1つの単位映像信号に相当する期間の上
記複数のデータブロック毎に編集点識別信号を含めて誤
り訂正符号を生成し、再生時に、上記編集点識別信号を
含めて誤り訂正符号化された複数のデータブロックから
編集点を検出するものである。
する期間に記録すべきディジタル音声信号やその誤り訂
正符号などのデータを複数のデータブロックとして記録
再生する記録再生方法であって、標本化周波数の異なる
複数のモードでディジタル音声信号のデータを記録再生
する記録再生方法において、記録時に、単位映像信号に
相当する期間当たりのディジタル音声信号の標本数N
が、上記複数のモードのそれぞれに対応して予め定めら
れたα,βによって、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号を生成
し、再生時に、上記識別信号を検出し、この検出出力に
基づいて上記複数のデータブロックからデータ音声信号
を抜き出し、編集を行う場合には、記録時に、編集開始
後の少なくとも1つの単位映像信号に相当する期間の上
記複数のデータブロック毎に編集点識別信号を含めて誤
り訂正符号を生成し、再生時に、上記編集点識別信号を
含めて誤り訂正符号化された複数のデータブロックから
編集点を検出するものである。
また、上記編集点以前の所定期間に再生された音声信
号をフェードアウトして第1の音声信号を作成し、ま
た、上記編集点以後の所定期間に再生された音声信号を
フェードインして第2の音声信号を作成し、上記第1及
び第2の音声信号をつなげて出力するようにしたもので
ある。
号をフェードアウトして第1の音声信号を作成し、ま
た、上記編集点以後の所定期間に再生された音声信号を
フェードインして第2の音声信号を作成し、上記第1及
び第2の音声信号をつなげて出力するようにしたもので
ある。
また、本発明に係る記録装置は、標本化周波数の異な
る複数のモードでディジタル音声信号のデータを記録す
る記録装置において、単位映像信号に相当する期間当た
りのディジタル音声信号の標本数Nが、上記複数のモー
ドのそれぞれに対応して予め定められたα,βによっ
て、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号を生成
する誤り訂正符号生成手段を備え、上記誤り訂正符号生
成手段は、編集を行う場合には、編集開始後の少なくと
も1つの単位映像信号に相当する期間の上記複数のデー
タブロック毎に編集点識別信号を含めて誤り訂正符号を
生成するようにしたものである。
る複数のモードでディジタル音声信号のデータを記録す
る記録装置において、単位映像信号に相当する期間当た
りのディジタル音声信号の標本数Nが、上記複数のモー
ドのそれぞれに対応して予め定められたα,βによっ
て、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号を生成
する誤り訂正符号生成手段を備え、上記誤り訂正符号生
成手段は、編集を行う場合には、編集開始後の少なくと
も1つの単位映像信号に相当する期間の上記複数のデー
タブロック毎に編集点識別信号を含めて誤り訂正符号を
生成するようにしたものである。
また、本発明に係る再生装置は、標本化周波数の異な
る複数のモードで記録されたディジタル音声信号のデー
タを再生する再生装置において、記録時に、単位映像信
号に相当する期間当りのディジタル音声信号の標本数N
が、上記複数のモードのそれぞれに対応して予め定めら
れたα,βによって、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号化され
たディジタル音声信号のデータを復号する誤り訂正符号
復号手段を備え、上記誤り訂正符号復号手段は、編集を
行う場合には、編集点識別信号を含めて誤り訂正符号化
された複数のデータブロックから上記編集点を検出する
ようにしたものである。
る複数のモードで記録されたディジタル音声信号のデー
タを再生する再生装置において、記録時に、単位映像信
号に相当する期間当りのディジタル音声信号の標本数N
が、上記複数のモードのそれぞれに対応して予め定めら
れたα,βによって、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号化され
たディジタル音声信号のデータを復号する誤り訂正符号
復号手段を備え、上記誤り訂正符号復号手段は、編集を
行う場合には、編集点識別信号を含めて誤り訂正符号化
された複数のデータブロックから上記編集点を検出する
ようにしたものである。
また、上記再生装置において、編集点以前の所定期間
に再生された音声信号をフェードアウトして第1の音声
信号を作成し、また、上記編集点以後の所定期間に再生
された音声信号をフェードインして第2の音声信号を作
成し、上記第1及び第2の音声信号をつなげて出力する
手段を備えたものである。
に再生された音声信号をフェードアウトして第1の音声
信号を作成し、また、上記編集点以後の所定期間に再生
された音声信号をフェードインして第2の音声信号を作
成し、上記第1及び第2の音声信号をつなげて出力する
手段を備えたものである。
この発明においては、誤り訂正符号を生成する際に
は、ディジタル音声信号の標本数がどの値をとるかを識
別する識別信号をも含めて生成される。
は、ディジタル音声信号の標本数がどの値をとるかを識
別する識別信号をも含めて生成される。
また、単位映像信号に相当する期間を単位として編集
を行う際には、編集開始後の少なくとも1つの単位映像
信号に相当する期間の複数のデータブロック毎に編集点
を識別する信号も含めて誤り訂正符号が生成される。
を行う際には、編集開始後の少なくとも1つの単位映像
信号に相当する期間の複数のデータブロック毎に編集点
を識別する信号も含めて誤り訂正符号が生成される。
さらに、再生時には、上記編集点を識別する信号を含
めて誤り訂正符号化された複数のデータブロックから、
上記編集点が検出される。
めて誤り訂正符号化された複数のデータブロックから、
上記編集点が検出される。
以下、本発明の実施例を図について説明する。ここで
本実施例においては、映像信号としてNTCS方式カラーテ
レビジョン信号を記録再生するよう構成されたVTRによ
って、ディジタル音声信号(以後、単にPCMデータと記
す。)を磁気テープに記録再生する場合について述べ
る。なお、NTSC方式におけるフィールド周波数fvは59.9
4Hzである。
本実施例においては、映像信号としてNTCS方式カラーテ
レビジョン信号を記録再生するよう構成されたVTRによ
って、ディジタル音声信号(以後、単にPCMデータと記
す。)を磁気テープに記録再生する場合について述べ
る。なお、NTSC方式におけるフィールド周波数fvは59.9
4Hzである。
まず、表1には、標本化周波数fs、チャンネル数、量
子化ビット数、及び1フィールドのチャンネル当りの標
本数の例を示し、以後、各モードをモードI,II,III,IV
と称する。
子化ビット数、及び1フィールドのチャンネル当りの標
本数の例を示し、以後、各モードをモードI,II,III,IV
と称する。
次に本実施例の記録系及び再生系の信号処理の概略ブ
ロック図をそれぞれ第2図(a),(b)に示す。
ロック図をそれぞれ第2図(a),(b)に示す。
まず記録系では、アナログ音声入力信号はアナログ音
声信号入力端子31から入力されてA/D変換回路32でA/D変
換される。また、ディジタル音声入力信号はディジタル
音声信号入力端子33から入力され、インターフェース回
路34を通った後、ディジタル音声信号処理回路35にて誤
り訂正符号が付加されたり(本実施例では2重リード・
ソロモン符号とする)、またインターリーブがなされる
などして、所定の記録フォーマットのディジタル信号に
エンコードされる。そしてこのディジタル信号は変調回
路36にて変調され、第1の記録増幅器37を通り、第1の
磁気ヘッド38にて磁気テープ39に記録される。一方、映
像入力信号は映像信号入力端子40より入力され、映像信
号処理回路41によって変調等の信号処理を受けた後、第
2の記録増幅器42を通り第2の磁気ヘッド43にて同一の
磁気テープ39に記録される。
声信号入力端子31から入力されてA/D変換回路32でA/D変
換される。また、ディジタル音声入力信号はディジタル
音声信号入力端子33から入力され、インターフェース回
路34を通った後、ディジタル音声信号処理回路35にて誤
り訂正符号が付加されたり(本実施例では2重リード・
ソロモン符号とする)、またインターリーブがなされる
などして、所定の記録フォーマットのディジタル信号に
エンコードされる。そしてこのディジタル信号は変調回
路36にて変調され、第1の記録増幅器37を通り、第1の
磁気ヘッド38にて磁気テープ39に記録される。一方、映
像入力信号は映像信号入力端子40より入力され、映像信
号処理回路41によって変調等の信号処理を受けた後、第
2の記録増幅器42を通り第2の磁気ヘッド43にて同一の
磁気テープ39に記録される。
第3図(a)はNTSC方式におけるVHS方式VTRの記録映
像信号のスペクトラムで、同図(b)は同VTRの記録Hi
−Fi FM音声信号のスペクトラムであり、記録Hi−Fi FM
信号は、記録映像信号の磁気テープの下層に深層記録さ
れる。ここで本実施例では、ディジタル音声信号を映像
信号と共に記録するときには、FM音声信号同様に、同図
(c)に示すような帯域にて記録映像信号の下層に深層
記録するものとして考える。
像信号のスペクトラムで、同図(b)は同VTRの記録Hi
−Fi FM音声信号のスペクトラムであり、記録Hi−Fi FM
信号は、記録映像信号の磁気テープの下層に深層記録さ
れる。ここで本実施例では、ディジタル音声信号を映像
信号と共に記録するときには、FM音声信号同様に、同図
(c)に示すような帯域にて記録映像信号の下層に深層
記録するものとして考える。
再生系では、第1の磁気ヘッド38により再生された信
号は第1の前置増幅器44にて増幅され、復調回路45で復
調されてディジタル音声信号処理回路35に入力される。
ここでデコードされた後、D/A変換回路46でD/A変換され
てアナログ音声出力信号47として出力されるか、又はイ
ンターフェース回路34を通ってディジタル音声出力信号
49として出力される。一方、第2の磁気ヘッド43によっ
て再生された信号は第2の前置増幅器50にて増幅され、
映像信号処理回路41にて復調等の処理を受けた後、映像
出力信号51として出力される。以上、映像信号と共に記
録再生される例を示したが、音声信号のみで記録再生さ
れる場合もある。
号は第1の前置増幅器44にて増幅され、復調回路45で復
調されてディジタル音声信号処理回路35に入力される。
ここでデコードされた後、D/A変換回路46でD/A変換され
てアナログ音声出力信号47として出力されるか、又はイ
ンターフェース回路34を通ってディジタル音声出力信号
49として出力される。一方、第2の磁気ヘッド43によっ
て再生された信号は第2の前置増幅器50にて増幅され、
映像信号処理回路41にて復調等の処理を受けた後、映像
出力信号51として出力される。以上、映像信号と共に記
録再生される例を示したが、音声信号のみで記録再生さ
れる場合もある。
次に上記記録系,再生系のディジタル音声信号処理回
路35について詳細に説明する。まず、記録系を第1図
(a)について説明する。図において、1はL,Rチャン
ネルPCMデータ入力端子群、2はダミー標本となるダミ
ーデータが入力されるダミーデータ入力端子群、3は2
入力(A,B)1出力(Y)選択回路、4はデータ時間軸
圧縮回路である。5はデータ配列回路であり、このデー
タ配列回路5において、6は3Dブロック遅延回路(Dに
ついては後述する)、7はDブロック遅延回路、8はD
〜29Dブロック遅延回路群、9はC2パリティー符号化回
路、10はC2パリティー符号化回路9とともに誤り訂正符
号生成手段を構成するC1パリティー符号化回路、11はデ
ータ配列回路出力データ端子群である。12はチャンネル
当りの標本数がNEとNDのフィールドを切り換えるための
NE/ND切換信号入力端子、13はチャンネル当りの標本数
がNEかNDかを識別するNE/ND識別信号を入力するNE/ND識
別信号入力回路、14は編集制御信号入力端子、15は編集
識別信号入力回路である。
路35について詳細に説明する。まず、記録系を第1図
(a)について説明する。図において、1はL,Rチャン
ネルPCMデータ入力端子群、2はダミー標本となるダミ
ーデータが入力されるダミーデータ入力端子群、3は2
入力(A,B)1出力(Y)選択回路、4はデータ時間軸
圧縮回路である。5はデータ配列回路であり、このデー
タ配列回路5において、6は3Dブロック遅延回路(Dに
ついては後述する)、7はDブロック遅延回路、8はD
〜29Dブロック遅延回路群、9はC2パリティー符号化回
路、10はC2パリティー符号化回路9とともに誤り訂正符
号生成手段を構成するC1パリティー符号化回路、11はデ
ータ配列回路出力データ端子群である。12はチャンネル
当りの標本数がNEとNDのフィールドを切り換えるための
NE/ND切換信号入力端子、13はチャンネル当りの標本数
がNEかNDかを識別するNE/ND識別信号を入力するNE/ND識
別信号入力回路、14は編集制御信号入力端子、15は編集
識別信号入力回路である。
次に再生系を第1図(b)図について説明する。図に
おいて、20は再生配列回路であり、この再生配列回路20
において、16は再生配列回路入力端子群、17はC1パリテ
ィー復号回路、18はD〜29Dブロック遅延回路群、19はC
1パリティー復号回路17とともに誤り訂正符号復号手段
を構成するC2パリティー復号回路である。21はクロスフ
ェード処理回路、22はデータ時間軸伸長回路、23は再生
PCMデータ出力端子群、24はNE/ND識別信号検出回路、25
はブロックアドレス読出し回路、26は編集識別信号検出
回路である。
おいて、20は再生配列回路であり、この再生配列回路20
において、16は再生配列回路入力端子群、17はC1パリテ
ィー復号回路、18はD〜29Dブロック遅延回路群、19はC
1パリティー復号回路17とともに誤り訂正符号復号手段
を構成するC2パリティー復号回路である。21はクロスフ
ェード処理回路、22はデータ時間軸伸長回路、23は再生
PCMデータ出力端子群、24はNE/ND識別信号検出回路、25
はブロックアドレス読出し回路、26は編集識別信号検出
回路である。
但し、本実施例ではD=4であり、Dは第4図におい
て、1ブロック分に相当する遅延量を示すものであり、
第5図のように、1ブロックずつ直列データとして記録
するときの繰り返し周期と等しくなる。また第1図
(a)の右端に記した記録データに付した0〜37の番号
を、以後ワードNo.と呼ぶ。また、第1の符号をC2パリ
ティー,第2の符号をC1パリティーとする。
て、1ブロック分に相当する遅延量を示すものであり、
第5図のように、1ブロックずつ直列データとして記録
するときの繰り返し周期と等しくなる。また第1図
(a)の右端に記した記録データに付した0〜37の番号
を、以後ワードNo.と呼ぶ。また、第1の符号をC2パリ
ティー,第2の符号をC1パリティーとする。
次に第4図に本実施例における記録データの構造を示
す。1フィールド内のデータは、プリアンブル、134ブ
ロックから成るデータエリア、ポストアンブルで構成さ
れる。さらに、1ブロックの中のデータは、ヘッダー
(4バイト)、偶数番目の標本化によるPCMデータ(L,R
2バイトずつ計12バイト=6標本)、誤り訂正符号であ
るC2パリティー(計6バイト中3バイト)、奇数番目の
標本化によるPCMデータ、誤り訂正符号であるC2パリテ
ィー(計6バイト中の残りの3バイト)とC1パリティー
(4バイト)から成る。ここで本発明においては、1バ
イトデータを1ワードとする。
す。1フィールド内のデータは、プリアンブル、134ブ
ロックから成るデータエリア、ポストアンブルで構成さ
れる。さらに、1ブロックの中のデータは、ヘッダー
(4バイト)、偶数番目の標本化によるPCMデータ(L,R
2バイトずつ計12バイト=6標本)、誤り訂正符号であ
るC2パリティー(計6バイト中3バイト)、奇数番目の
標本化によるPCMデータ、誤り訂正符号であるC2パリテ
ィー(計6バイト中の残りの3バイト)とC1パリティー
(4バイト)から成る。ここで本発明においては、1バ
イトデータを1ワードとする。
このようなデータ構造をもったデータが所定の変調を
なされた後、第5図に示すように、VTRのトラック上に
記録されていく。
なされた後、第5図に示すように、VTRのトラック上に
記録されていく。
ここで、1フィールドに記録されるチャンネル当りの
最大標本数NMAX=6×134=804標本となる。
最大標本数NMAX=6×134=804標本となる。
第1図において、表1に示したモードIのうち、標本
数NE=804のフィールドについては、NMAXとNとが等し
いので、1フィールド内のPCMデータエリアには、すべ
てPCMデータが記録される。一方、標本数ND=798のフィ
ールドについては、(NMAX−ND)×(チャンネル数)=
12標本をダミー標本とする。
数NE=804のフィールドについては、NMAXとNとが等し
いので、1フィールド内のPCMデータエリアには、すべ
てPCMデータが記録される。一方、標本数ND=798のフィ
ールドについては、(NMAX−ND)×(チャンネル数)=
12標本をダミー標本とする。
本実施例では、ダミー標本は、記録すべきフィールド
の配列回路5入力データの最初のデータから、すなわ
ち、L0′,R0′,L1′,R1′…として、連続して配列回路
5に入力される。ここで、モードIにおけるPCMデータ
群L0,R0,L1,R1,…と配列回路5入力データ群L0′,R0′,
L1′,R1′…、及び記録データ群の時間的に占める割合
の関係の概略を第6図に示す。この図からわかるよう
に、フィールド期間全体にわたっていたPCMデータが、
記録データ群の中では、フィールド期間より短い時間幅
にしか存在しない。但し、データ時間軸圧縮回路4にて
データ間の時間間隔を小さくして、即ち時間軸方向に圧
縮して、配列回路5に入力する必要がある。
の配列回路5入力データの最初のデータから、すなわ
ち、L0′,R0′,L1′,R1′…として、連続して配列回路
5に入力される。ここで、モードIにおけるPCMデータ
群L0,R0,L1,R1,…と配列回路5入力データ群L0′,R0′,
L1′,R1′…、及び記録データ群の時間的に占める割合
の関係の概略を第6図に示す。この図からわかるよう
に、フィールド期間全体にわたっていたPCMデータが、
記録データ群の中では、フィールド期間より短い時間幅
にしか存在しない。但し、データ時間軸圧縮回路4にて
データ間の時間間隔を小さくして、即ち時間軸方向に圧
縮して、配列回路5に入力する必要がある。
次に、まず本実施例の記録時の非編集時の動作を第1
図(a)について述べる。モードIの標本数NE=804の
フィールドの場合には、PCMデータ入力端子群1に入力
された各データL0,R0,L1,R1,…L803,R803は、ダミー標
本は記録されないので、選択回路3によりすべてのPCM
データが配列回路5入力データ群となる。第7図(a)
にこのときのPCMデータ群と配列回路5入力データ群と
の関係を示す。その後、データ時間軸圧縮回路4にて選
択回路3の出力データの時間間隔が短縮され、配列回路
5に入力される。
図(a)について述べる。モードIの標本数NE=804の
フィールドの場合には、PCMデータ入力端子群1に入力
された各データL0,R0,L1,R1,…L803,R803は、ダミー標
本は記録されないので、選択回路3によりすべてのPCM
データが配列回路5入力データ群となる。第7図(a)
にこのときのPCMデータ群と配列回路5入力データ群と
の関係を示す。その後、データ時間軸圧縮回路4にて選
択回路3の出力データの時間間隔が短縮され、配列回路
5に入力される。
配列回路5入力データ群の各データ、即ち、被配列標
本列の各データL0′,R0′,L1′,R1′,…, は、Dブロック(ここではD=4)遅延回路7、3Dブロ
ック遅延回路6により、各データの上位バイトについて
Dブロック分、奇数番目標本については3Dブロック分遅
延され、第1のワード列となった後、C2パリティー符号
化回路9により2パリティーが生成されて第2のワード
列となる。そして、偶数番目に標本化された標本をデー
タブロックにおける4番目のワードから15番目のワード
とし、奇数番目に標本化された標本をデータブロックに
おける19番目のワードから30番目のワードとすることに
より、偶数番目に標本化された標本と奇数番目に標本化
された標本とが分離され、それぞれD〜29Dブロック分
の遅延を行なうD〜29Dブロック遅延回路群8によって
インターリーブがなされて第3のワード列になった後、
C1パリティー符号化回路10でC1パリティーが生成され
て、配列回路5出力データ群として配列回路出力端子群
11から出力される。そしてこの出力データにヘッダーが
付加されて第4のワード列となり、1記録データブロッ
クとして記録される。この時の1フィールド記録データ
群の配列の様子を第8図に示す。但し、ここではワード
No.を横方向に、ブロックNo.を縦方向にとりデータ配列
を表現したが、実際には、No.j番目ブロックのデータ列
の次にNo.(j+1)番目のブロックのデータ列が、そ
れぞれ直列データとして変調され、第5図のように記録
される。
本列の各データL0′,R0′,L1′,R1′,…, は、Dブロック(ここではD=4)遅延回路7、3Dブロ
ック遅延回路6により、各データの上位バイトについて
Dブロック分、奇数番目標本については3Dブロック分遅
延され、第1のワード列となった後、C2パリティー符号
化回路9により2パリティーが生成されて第2のワード
列となる。そして、偶数番目に標本化された標本をデー
タブロックにおける4番目のワードから15番目のワード
とし、奇数番目に標本化された標本をデータブロックに
おける19番目のワードから30番目のワードとすることに
より、偶数番目に標本化された標本と奇数番目に標本化
された標本とが分離され、それぞれD〜29Dブロック分
の遅延を行なうD〜29Dブロック遅延回路群8によって
インターリーブがなされて第3のワード列になった後、
C1パリティー符号化回路10でC1パリティーが生成され
て、配列回路5出力データ群として配列回路出力端子群
11から出力される。そしてこの出力データにヘッダーが
付加されて第4のワード列となり、1記録データブロッ
クとして記録される。この時の1フィールド記録データ
群の配列の様子を第8図に示す。但し、ここではワード
No.を横方向に、ブロックNo.を縦方向にとりデータ配列
を表現したが、実際には、No.j番目ブロックのデータ列
の次にNo.(j+1)番目のブロックのデータ列が、そ
れぞれ直列データとして変調され、第5図のように記録
される。
次に、モードのIのうち標本数ND=798のフィールド
については、1フィールドに記録される最初の配列回路
5入力データから連続して12標本分のデータL0′,R0′,
L1′,R1′,…,L5′,R5′に、ダミーデータ群のうちのD
L0,DR0,…,DL5,DR5が入力されるように、NE/ND切換信号
12により選択回路3が動作する。そしてこれらのデータ
はデータ時間軸圧縮回路4にてデータ間の時間間隔が圧
縮された後、配列回路5に入力される。このときのPCM
データ群と配列回路5入力データ群の関係を第7図
(b)に示す。以後は、PCMデータ群の中のL0,R0,…,L
797,R797が選択回路3にて選択され、データ時間軸圧縮
回路4にて処理された後、順次、配列回路5に入力され
ていく。その後は、標本数NEのフィールドと同様にして
ダミーデータとPCMデータとが記録データ群となる。
については、1フィールドに記録される最初の配列回路
5入力データから連続して12標本分のデータL0′,R0′,
L1′,R1′,…,L5′,R5′に、ダミーデータ群のうちのD
L0,DR0,…,DL5,DR5が入力されるように、NE/ND切換信号
12により選択回路3が動作する。そしてこれらのデータ
はデータ時間軸圧縮回路4にてデータ間の時間間隔が圧
縮された後、配列回路5に入力される。このときのPCM
データ群と配列回路5入力データ群の関係を第7図
(b)に示す。以後は、PCMデータ群の中のL0,R0,…,L
797,R797が選択回路3にて選択され、データ時間軸圧縮
回路4にて処理された後、順次、配列回路5に入力され
ていく。その後は、標本数NEのフィールドと同様にして
ダミーデータとPCMデータとが記録データ群となる。
以下、表1におけるモードIの場合につき述べたが、
表1における他のモードにおいても同様である。例えば
モードIIにおいては、標本数NE=536,ND=532であり、N
Eのフィールドにおいては、(NMAX−NE)×(チャンネ
ル数)=268×2(標本)に相当するデータ、即ち、配
列回路5入力データ群におけるデータ、L0′,R0′,
L1′,R1′,…, をダミーデータとした後、PCMデータL0,R0,L1,R1,…,L
535,R535が配列回路5に入力される。
表1における他のモードにおいても同様である。例えば
モードIIにおいては、標本数NE=536,ND=532であり、N
Eのフィールドにおいては、(NMAX−NE)×(チャンネ
ル数)=268×2(標本)に相当するデータ、即ち、配
列回路5入力データ群におけるデータ、L0′,R0′,
L1′,R1′,…, をダミーデータとした後、PCMデータL0,R0,L1,R1,…,L
535,R535が配列回路5に入力される。
なお、モードIIIにおいては、12ビット、4チャンネ
ル(A,B,C,D)PCMデータを第9図に示すように、16ビッ
ト2チャンネルのPCMデータに変化した後、例えば、4
チャンネルのデータA0,B0,C0,D0;A1,B1,C1,D1;…は12ビ
ットのA0のうち上位8ビット(A0u)に残りの下位4ビ
ット(Aol)とC0の下位4ビット(C0l)を合わせた8ビ
ットデータ(AC0l)とを合わせた計16ビットをモードI
におけるL0とした後にモードIと同様に、データ配列を
行なう。
ル(A,B,C,D)PCMデータを第9図に示すように、16ビッ
ト2チャンネルのPCMデータに変化した後、例えば、4
チャンネルのデータA0,B0,C0,D0;A1,B1,C1,D1;…は12ビ
ットのA0のうち上位8ビット(A0u)に残りの下位4ビ
ット(Aol)とC0の下位4ビット(C0l)を合わせた8ビ
ットデータ(AC0l)とを合わせた計16ビットをモードI
におけるL0とした後にモードIと同様に、データ配列を
行なう。
以上述べたPCMデータのダミーデータの配列は、まと
めると次のようになる。配列回路5入力データ群は L′(n)=L804n+k k=6m+k′ R′(n)=R804n+k n,m,k′は整数 と表すことができる。PCMデータが配列回路入力データ
となるのは、標本数NEのフィールドにおいては k1≦k≦k3 また、標本数NDのフィールドにおいては、 k2≦k≦k3 の範囲となる。各モードにおけるk1,k2,k3の値を表2に
示す。(但し、モードIIIは、前述したようにモードI
の16ビットデータに変換後の値である。) 上記の範囲外の配列回路入力データはすべてダミーデ
ータが入力される。PCMデータと配列回路5入力データ
の関係を第10図示す。
めると次のようになる。配列回路5入力データ群は L′(n)=L804n+k k=6m+k′ R′(n)=R804n+k n,m,k′は整数 と表すことができる。PCMデータが配列回路入力データ
となるのは、標本数NEのフィールドにおいては k1≦k≦k3 また、標本数NDのフィールドにおいては、 k2≦k≦k3 の範囲となる。各モードにおけるk1,k2,k3の値を表2に
示す。(但し、モードIIIは、前述したようにモードI
の16ビットデータに変換後の値である。) 上記の範囲外の配列回路入力データはすべてダミーデ
ータが入力される。PCMデータと配列回路5入力データ
の関係を第10図示す。
さらに、第4図に示すヘッダーの1ワード中の1ビッ
トを標本数NEとNDのフィールドの識別信号とする。例え
ばここでは、識別信号をW3ワードのM.S.B.とし、NE/ND
切換信号12によって識別信号入力回路13を制御すること
により、NEのフィールドにおいては、W3ワードM.S.B.を
0とし、またNDのフィールドにおいては1とする。
トを標本数NEとNDのフィールドの識別信号とする。例え
ばここでは、識別信号をW3ワードのM.S.B.とし、NE/ND
切換信号12によって識別信号入力回路13を制御すること
により、NEのフィールドにおいては、W3ワードM.S.B.を
0とし、またNDのフィールドにおいては1とする。
以上、記録時における非編集の場合の動作について述
べたが、次に非編集の場合の再生時の動作を第1図
(b)につき述べる。
べたが、次に非編集の場合の再生時の動作を第1図
(b)につき述べる。
第1の磁気ヘッド38(第2図(b)中)にて磁気テー
プ39(第2図(b)中より再生された信号は、復帰回路
45(第2図(b)中)によって復調され、記録データと
同一構造のデータとして再生配列回路20の再生配列回路
入力端子群16に入力される。その後、C1パリティー・復
号回路17にて、再生データに誤りがある場合には、誤り
訂正符号の能力範囲内の誤りであれば、誤ったデータす
べての誤り訂正を行う。そして、D〜29Dブロック遅延
回路18にてデ・インタリーブされ、偶数番目に標本化さ
れた標本と奇数番目に標本化された標本とが分離された
状態から、元のように偶数番目に標本化された標本と奇
数番目に標本化された標本とが連続するようにし、C2パ
リティー復号回路19にて、再生データの誤り訂正を行な
う。ここで、C1,C2のパリティー復号回路17,19ともに誤
り訂正が不可能な程再生データに誤りが多い場合におい
ても、前後の値から元の値が推定できるような誤りにつ
いては、その誤りを補正する。
プ39(第2図(b)中より再生された信号は、復帰回路
45(第2図(b)中)によって復調され、記録データと
同一構造のデータとして再生配列回路20の再生配列回路
入力端子群16に入力される。その後、C1パリティー・復
号回路17にて、再生データに誤りがある場合には、誤り
訂正符号の能力範囲内の誤りであれば、誤ったデータす
べての誤り訂正を行う。そして、D〜29Dブロック遅延
回路18にてデ・インタリーブされ、偶数番目に標本化さ
れた標本と奇数番目に標本化された標本とが分離された
状態から、元のように偶数番目に標本化された標本と奇
数番目に標本化された標本とが連続するようにし、C2パ
リティー復号回路19にて、再生データの誤り訂正を行な
う。ここで、C1,C2のパリティー復号回路17,19ともに誤
り訂正が不可能な程再生データに誤りが多い場合におい
ても、前後の値から元の値が推定できるような誤りにつ
いては、その誤りを補正する。
そして、Dブロック遅延回路7や3Dブロック遅延回路
6にて遅延されて再生配列回路20から出力される。
6にて遅延されて再生配列回路20から出力される。
また、再生データ中の各データブロックに記録された
NE/ND識別信号をNE/ND識別信号検出回路26にて検出し、
再生されたフィールドの標本数がNEかNDかを判定し、そ
の判定信号によりデータ時間軸伸長回路22を制御し、再
生配列回路20から出力されたデータのうち、PCMデータ
のみを抜き出して時間軸伸長を行なう。これにより記録
時に時間軸圧縮されたPCMデータを元にもどし、時間間
隔が等間隔でしかも連続したPCMデータとし、再生PCMデ
ータ出力端子群23より出力する。
NE/ND識別信号をNE/ND識別信号検出回路26にて検出し、
再生されたフィールドの標本数がNEかNDかを判定し、そ
の判定信号によりデータ時間軸伸長回路22を制御し、再
生配列回路20から出力されたデータのうち、PCMデータ
のみを抜き出して時間軸伸長を行なう。これにより記録
時に時間軸圧縮されたPCMデータを元にもどし、時間間
隔が等間隔でしかも連続したPCMデータとし、再生PCMデ
ータ出力端子群23より出力する。
次に、フィールド単位の編集時の動作を説明する。第
1図(a)において、編集時には、編集点直後の少なく
とも1フィールド((i+1)番目のフィールドとす
る。i:整数)の全データブロックのヘッダー部(ここで
は第4図におけるW2のM.S.B.)に、編集制御信号14によ
って編集識別信号入力回路15を制御することにより1を
入力した後、新たに編集によって記録されるべきPCMデ
ータやダミーデータが、前述のように誤り訂正信号など
が付加されて記録されていく。ここで、i番目フィール
ドの後半と(i+1)番目フィールドの前半のデータ配
列の様子を第11図に示す。(但し、プリアンブル,ポス
トアンブル,及びヘッダーは省略している。) 本実施例では、誤り訂正符号は二重リード・ソロモン
符号とし、C1パリティーを(34,30,5)RS∈GF(28),C2
パリティーを(30,24,7)RS∈GF(28)とする。但し、
(a,b,c)RS∈GF(28)は、符号長a,情報長b,最小距離
cの、ガロア体(28)上におけるリード・ソロモン符号
である。
1図(a)において、編集時には、編集点直後の少なく
とも1フィールド((i+1)番目のフィールドとす
る。i:整数)の全データブロックのヘッダー部(ここで
は第4図におけるW2のM.S.B.)に、編集制御信号14によ
って編集識別信号入力回路15を制御することにより1を
入力した後、新たに編集によって記録されるべきPCMデ
ータやダミーデータが、前述のように誤り訂正信号など
が付加されて記録されていく。ここで、i番目フィール
ドの後半と(i+1)番目フィールドの前半のデータ配
列の様子を第11図に示す。(但し、プリアンブル,ポス
トアンブル,及びヘッダーは省略している。) 本実施例では、誤り訂正符号は二重リード・ソロモン
符号とし、C1パリティーを(34,30,5)RS∈GF(28),C2
パリティーを(30,24,7)RS∈GF(28)とする。但し、
(a,b,c)RS∈GF(28)は、符号長a,情報長b,最小距離
cの、ガロア体(28)上におけるリード・ソロモン符号
である。
従って、C1パリティー系列においては4ワードまで、
C2パリティー系列、即ち第2のワード列においては6ワ
ードまで誤り消失訂正が可能である。誤り消失訂正と
は、誤りワードの位置がわかっている場合に、その誤り
を訂正することをいう。
C2パリティー系列、即ち第2のワード列においては6ワ
ードまで誤り消失訂正が可能である。誤り消失訂正と
は、誤りワードの位置がわかっている場合に、その誤り
を訂正することをいう。
第11図において、編集点直前のi番目フィールドの は、編集点直後の(i+1)番目フィールドに記録され
ていた第4のワード列に属し、新たに編集によって記録
されたデータに置きかわってしまったことによって生ず
るデータ誤りが生じ始めるC2パリティー系列を示し、 は同様のデータ誤りが6ワード生じているC2パリティー
系列を示し、 までの領域に属するデータは編集によって生じた誤りを
訂正できる。この場合、編集識別信号が1のデータブロ
ックのデータが誤りデータとなるので、誤りワードの位
置は判別できる。
ていた第4のワード列に属し、新たに編集によって記録
されたデータに置きかわってしまったことによって生ず
るデータ誤りが生じ始めるC2パリティー系列を示し、 は同様のデータ誤りが6ワード生じているC2パリティー
系列を示し、 までの領域に属するデータは編集によって生じた誤りを
訂正できる。この場合、編集識別信号が1のデータブロ
ックのデータが誤りデータとなるので、誤りワードの位
置は判別できる。
の次の系列である◎−◎から、●●で示すi番目のフィ
ールドの標本列までは、編集によって生じた誤りデータ
(すべて奇数番目に標本化された標本データである。)
を、その誤りデータの少なくとも前後1個の偶数番目に
標本化された標本データによって誤り補正が可能な領域
である。誤り補正は、例えば、誤りデータの前後1デー
タずつの平均値をとることにより行われる。いま、例え
ば、L′6m+1,uを誤りデータとし、これを補正するに
は、L′6m,uとL′6m+2,uの平均をとり、その値を、
L′6m+1,uとする。
ールドの標本列までは、編集によって生じた誤りデータ
(すべて奇数番目に標本化された標本データである。)
を、その誤りデータの少なくとも前後1個の偶数番目に
標本化された標本データによって誤り補正が可能な領域
である。誤り補正は、例えば、誤りデータの前後1デー
タずつの平均値をとることにより行われる。いま、例え
ば、L′6m+1,uを誤りデータとし、これを補正するに
は、L′6m,uとL′6m+2,uの平均をとり、その値を、
L′6m+1,uとする。
(i+1)番目フィールドにおいても同様で、 で示す標本列から で示すC2パリティー系列データまでが誤り補正領域、 で示す12パリティー系列から で示すC2パリティー系列までの領域が誤り訂正領域とな
る。以上、第11図中、 は誤り訂正領域、 は誤り補正領域を示す。編集点以前のi番目フィールド
と編集点以後の(i+1)番目フィールドの、それぞれ で示す標本列から、●●で示す標本列までの領域 は、i番目フィールドと(i+1)番目フィールドの誤
り補正領域が重なった領域であり、この領域には、編集
以前のPCMデータと編集以後に新たに記録されたPCMデー
タのどちらも存在するので、この領域の標本を用いて、
第1図(b)中のクロスフェード処理回路21によってク
ロスフェードがかけられる。
る。以上、第11図中、 は誤り訂正領域、 は誤り補正領域を示す。編集点以前のi番目フィールド
と編集点以後の(i+1)番目フィールドの、それぞれ で示す標本列から、●●で示す標本列までの領域 は、i番目フィールドと(i+1)番目フィールドの誤
り補正領域が重なった領域であり、この領域には、編集
以前のPCMデータと編集以後に新たに記録されたPCMデー
タのどちらも存在するので、この領域の標本を用いて、
第1図(b)中のクロスフェード処理回路21によってク
ロスフェードがかけられる。
第1図(b)において、編集識別信号検出回路26によ
り編集識別信号が検出されたフィールドを再生する場
合、ブロックアドレス読出し回路25にて読出されたブロ
ックアドレスにより(本実施例では、ヘッダー部W3のLS
B〜7ビット目までにブロックアドレスが記録されてい
るものとする)、クロスフェードをかける期間、本実施
例においては62ブロックから93ブロックまでの期間、言
い換えれば、62≦m≦93の期間を算出する。そしてクロ
スフェードをかける期間において、第11図中、i番目フ
ィールドに記録された から●●までの標本列によって誤り補正された連続する
PCMデータ列、即ち第3のPCMデータ列がフェードアウト
するように演算され、一方、(i+1)番目フィールド
に記録された から●●までの標本列によって誤り補正された連続する
PCMデータ列、即ち第4のPCMデータ列がフェードインす
るように演算される。次にこれらの両データを加算して
つなぎ合せた後、通常(非編集部)再生時同様、データ
時間軸伸長回路22によって処理され、再生PCMデータ出
力端子群23より出力される。
り編集識別信号が検出されたフィールドを再生する場
合、ブロックアドレス読出し回路25にて読出されたブロ
ックアドレスにより(本実施例では、ヘッダー部W3のLS
B〜7ビット目までにブロックアドレスが記録されてい
るものとする)、クロスフェードをかける期間、本実施
例においては62ブロックから93ブロックまでの期間、言
い換えれば、62≦m≦93の期間を算出する。そしてクロ
スフェードをかける期間において、第11図中、i番目フ
ィールドに記録された から●●までの標本列によって誤り補正された連続する
PCMデータ列、即ち第3のPCMデータ列がフェードアウト
するように演算され、一方、(i+1)番目フィールド
に記録された から●●までの標本列によって誤り補正された連続する
PCMデータ列、即ち第4のPCMデータ列がフェードインす
るように演算される。次にこれらの両データを加算して
つなぎ合せた後、通常(非編集部)再生時同様、データ
時間軸伸長回路22によって処理され、再生PCMデータ出
力端子群23より出力される。
以上に記したクロスフェード処理を時間軸方向でみた
概念図を第12図に示す。i番目フィールドに記録された
編集以前のデータと(i+1)番目フィールドに記録さ
れた編集以後のデータの誤り補正領域の重なった部分で
クロスフェードをかける様子を示している。アナログ音
声出力信号としてみると、同図に示すように、編集以前
に記録されていた音声信号と、編集によって新たに記録
されていた音声信号がなめらかにつながることとなる。
概念図を第12図に示す。i番目フィールドに記録された
編集以前のデータと(i+1)番目フィールドに記録さ
れた編集以後のデータの誤り補正領域の重なった部分で
クロスフェードをかける様子を示している。アナログ音
声出力信号としてみると、同図に示すように、編集以前
に記録されていた音声信号と、編集によって新たに記録
されていた音声信号がなめらかにつながることとなる。
ここで、クロスフェードをかける期間は、テープ幅1/
4インチ,テープ速度38cm/sec,2トラックの固定ヘッド
・ディジタルテープレコーダの手切り編集におけるクロ
スフェード期間(数msec)程度であれば、編集前後の音
声信号はなめらかにつながる。クロスフェードをかける
期間は、本実施例においては第1図(a)中の3D遅延回
路6の遅延量を大きくする程、長くすることができ、こ
れは3〜4msecとなり、実用上問題ない。
4インチ,テープ速度38cm/sec,2トラックの固定ヘッド
・ディジタルテープレコーダの手切り編集におけるクロ
スフェード期間(数msec)程度であれば、編集前後の音
声信号はなめらかにつながる。クロスフェードをかける
期間は、本実施例においては第1図(a)中の3D遅延回
路6の遅延量を大きくする程、長くすることができ、こ
れは3〜4msecとなり、実用上問題ない。
加えて、クロスフェードをかける場合、第11図に示
す、クロスフェードをかける領域の標本がダミーデータ
のときには、クロスフェードをかけることは不可能であ
る。しかし、モードI〜IVのいずれのモードにおいて
も、クロスフェードを可能とする場合には、本実施例を
示すように、記録すべきフィールドの最初に配列が行わ
れるデータから連続してダミーデータを配列すれば、ク
ロスフェードは可能となる。
す、クロスフェードをかける領域の標本がダミーデータ
のときには、クロスフェードをかけることは不可能であ
る。しかし、モードI〜IVのいずれのモードにおいて
も、クロスフェードを可能とする場合には、本実施例を
示すように、記録すべきフィールドの最初に配列が行わ
れるデータから連続してダミーデータを配列すれば、ク
ロスフェードは可能となる。
さらに、ヘリカルスキャンVTR(本実施例ではVHS方
式)では、30Hzのヘッド切換パルス信号の立上り、立下
りのタイミングで2つの回転ヘッドの再生信号を切り換
えており、さらに、各フィールドの記録データの前後に
は、第4図に示すようなプリアンブル、ポストアンブル
が設けられているので、再生時に1フィールドのデータ
の開始のポイントが消失することはなく、さらに、1ブ
ロック毎にヘッダーのW2及びW3のM.S.B.をそれぞれ標本
数NEのフィールドとNDのフィールドの識別信号及び編集
識別信号としており、1フィールド内の134ブロックに
わたり識別信号が記録されているので、ヘッド目づまり
等によって余程大きなバースト誤りが発生しない限り識
別信号は検出可能となり、安定したNE/NDフィールドの
判別、及び編集点の検出ができる。さらに、C1パリティ
ーを生成する際、W2,W3を含めてC1パリティーを生成す
るようにすれば、さらに安定した判別が可能である。
式)では、30Hzのヘッド切換パルス信号の立上り、立下
りのタイミングで2つの回転ヘッドの再生信号を切り換
えており、さらに、各フィールドの記録データの前後に
は、第4図に示すようなプリアンブル、ポストアンブル
が設けられているので、再生時に1フィールドのデータ
の開始のポイントが消失することはなく、さらに、1ブ
ロック毎にヘッダーのW2及びW3のM.S.B.をそれぞれ標本
数NEのフィールドとNDのフィールドの識別信号及び編集
識別信号としており、1フィールド内の134ブロックに
わたり識別信号が記録されているので、ヘッド目づまり
等によって余程大きなバースト誤りが発生しない限り識
別信号は検出可能となり、安定したNE/NDフィールドの
判別、及び編集点の検出ができる。さらに、C1パリティ
ーを生成する際、W2,W3を含めてC1パリティーを生成す
るようにすれば、さらに安定した判別が可能である。
なお、上記実施例では、映像信号がNTSC方式の場合を
示したが、PAL,SECAMテレビジョン方式の場合は、NEとN
Dの値、1フィールドにおけるブロック数がNTSC方式の
場合と異なる他は、上記実施例と同様にして考えること
ができる。PAL,SECAMテレビジョン方式において本発明
を実施するときのブロック数とNE,NDの例を表3に示
す。
示したが、PAL,SECAMテレビジョン方式の場合は、NEとN
Dの値、1フィールドにおけるブロック数がNTSC方式の
場合と異なる他は、上記実施例と同様にして考えること
ができる。PAL,SECAMテレビジョン方式において本発明
を実施するときのブロック数とNE,NDの例を表3に示
す。
また、本実施例ではダミーデータは、フィールド最初
の配列回路5の入力データから連続して入力するように
したが、フィールド単位の編集を行わない場合や、編集
を行う場合でも編集点の前後のフィールドに記録される
データ以外においては、ダミーデータは、フィールドの
途中の配列回路5の入力データから連続して入力しても
良い。
の配列回路5の入力データから連続して入力するように
したが、フィールド単位の編集を行わない場合や、編集
を行う場合でも編集点の前後のフィールドに記録される
データ以外においては、ダミーデータは、フィールドの
途中の配列回路5の入力データから連続して入力しても
良い。
以上のように、この発明によれば、誤り訂正符号を生
成する際に、ディジタル音声信号の標本数がどの値をと
るかを識別する識別信号をも含めて生成し、単位映像信
号に相当する期間を単位として編集を行う際には、編集
開始後の少なくも1つの単位映像信号に相当する期間の
複数のデータブロック毎に編集点を識別する信号も含め
て誤り訂正符号を生成する一方、再生時には、上記編集
点を識別する信号を含めて誤り訂正符号化された複数の
データブロックから、上記編集点を検出するようにした
から、ドロップアウト等のために編集点の識別信号が一
部消失しても、編集点の検出を精度よく安定して行うこ
とができる効果がある。
成する際に、ディジタル音声信号の標本数がどの値をと
るかを識別する識別信号をも含めて生成し、単位映像信
号に相当する期間を単位として編集を行う際には、編集
開始後の少なくも1つの単位映像信号に相当する期間の
複数のデータブロック毎に編集点を識別する信号も含め
て誤り訂正符号を生成する一方、再生時には、上記編集
点を識別する信号を含めて誤り訂正符号化された複数の
データブロックから、上記編集点を検出するようにした
から、ドロップアウト等のために編集点の識別信号が一
部消失しても、編集点の検出を精度よく安定して行うこ
とができる効果がある。
第1図(a)は本発明の一実施例によるVTRの記録系の
ディジタル音声信号処理構成を示すブロック図、第1図
(b)はその再生系の構成を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例によるVTRの記録,再生系の概略構成
を示すブロック図、第3図は本発明の一実施例における
映像信号,VHS方式Hi−Fi FM音声信号,及びディジタル
音声信号変調波の周波数アロケーションを示す周波数ス
ペクトラム図、第4図は本発明の一実施例における1フ
ィールド内データ構造図、第5図は本発明の一実施例に
おけるVTRの記録トラックと記録データの関係を示す概
念図、第6図はPCMデータ群,選択回路出力データ群,
及び記録データ群の関係を示す概念図、第7図は本発明
の一実施例のモードIにおけるPCMデータ,ダミーデー
タと配列回路入力データの関係を示す概念図、第8図は
本発明の一実施例のモードIにおける1フィールドチャ
ンネル当り804標本のときのデータ配列図、第9図は本
発明の一実施例のモードIIIにおける12ビット4チャン
ネルPCMデータから16ビット2チャンネルPCMデータへの
変換方法を示す概念図、第10図は本発明の一実施例の各
モードにおけるPCMデータ,ダミーデータと配列回路入
力データとの関係を一般化して示した概念図、第11図は
本発明の一実施例のフィールド単位編集時における編集
点直前,直後のフィールドにおけるデータ配列図、第12
図は本発明の一実施例のフィールド単位編集時における
クロスフェード処理を時間軸方向からみた概念図であ
る。 1……ディジタル音声信号入力端子群、2……ダミー・
データ入力端子群、9……誤り訂正符号(C2パリティ
ー)符号化回路、10……第2の誤り訂正符号(C1パリテ
ィー)符号化回路、15……編集識別信号入力回路、21…
…クロスフェード処理回路、26……編集識別信号検出回
路。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
ディジタル音声信号処理構成を示すブロック図、第1図
(b)はその再生系の構成を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例によるVTRの記録,再生系の概略構成
を示すブロック図、第3図は本発明の一実施例における
映像信号,VHS方式Hi−Fi FM音声信号,及びディジタル
音声信号変調波の周波数アロケーションを示す周波数ス
ペクトラム図、第4図は本発明の一実施例における1フ
ィールド内データ構造図、第5図は本発明の一実施例に
おけるVTRの記録トラックと記録データの関係を示す概
念図、第6図はPCMデータ群,選択回路出力データ群,
及び記録データ群の関係を示す概念図、第7図は本発明
の一実施例のモードIにおけるPCMデータ,ダミーデー
タと配列回路入力データの関係を示す概念図、第8図は
本発明の一実施例のモードIにおける1フィールドチャ
ンネル当り804標本のときのデータ配列図、第9図は本
発明の一実施例のモードIIIにおける12ビット4チャン
ネルPCMデータから16ビット2チャンネルPCMデータへの
変換方法を示す概念図、第10図は本発明の一実施例の各
モードにおけるPCMデータ,ダミーデータと配列回路入
力データとの関係を一般化して示した概念図、第11図は
本発明の一実施例のフィールド単位編集時における編集
点直前,直後のフィールドにおけるデータ配列図、第12
図は本発明の一実施例のフィールド単位編集時における
クロスフェード処理を時間軸方向からみた概念図であ
る。 1……ディジタル音声信号入力端子群、2……ダミー・
データ入力端子群、9……誤り訂正符号(C2パリティ
ー)符号化回路、10……第2の誤り訂正符号(C1パリテ
ィー)符号化回路、15……編集識別信号入力回路、21…
…クロスフェード処理回路、26……編集識別信号検出回
路。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−214490(JP,A) 特開 昭61−188782(JP,A) 特開 昭58−128002(JP,A) 特開 昭56−41566(JP,A) 特開 昭60−224153(JP,A) 特開 昭58−32280(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】単位映像信号に相当する期間に記録すべき
ディジタル音声信号やその誤り訂正符号などのデータを
複数のデータブロックとして記録再生する記録再生方法
であって、標本化周波数の異なる複数のモードでディジ
タル音声信号のデータを記録再生する記録再生方法にお
いて、 記録時に、単位映像信号に相当する期間当たりのディジ
タル音声信号の標本数Nが、上記複数のモードのそれぞ
れに対応して予め定められたα,βによって、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号を生成
し、 再生時に、上記識別信号を検出し、この検出出力に基づ
いて上記複数のデータブロックからディジタル音声信号
を抜き出し、 編集を行う場合には、記録時に、編集開始後の少なくと
も1つの単位映像信号に相当する期間の上記複数のデー
タブロック毎に編集点識別信号を含めて誤り訂正符号を
生成し、再生時に、上記編集点識別信号を含めて誤り訂
正符号化された複数のデータブロックから編集点を検出
することを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項2】編集点以前の所定期間に再生された音声信
号をフェードアウトして第1の音声信号を作成し、ま
た、上記編集点以後の所定期間に再生された音声信号を
フェードインして第2の音声信号を作成し、上記第1及
び第2の音声信号をつなげて出力することを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の記録再生方法。 - 【請求項3】標本化周波数の異なる複数のモードでディ
ジタル音声信号のデータを記録する記録装置において、 単位映像信号に相当する期間当たりのディジタル音声信
号の標本数Nが、上記複数のモードのそれぞれに対応し
て予め定められたα,βによって、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号を生成
する誤り訂正符号生成手段を備え、 上記誤り訂正符号生成手段は、編集を行う場合には、編
集開始後の少なくとも1つの単位映像信号に相当する期
間の上記複数のデータブロック毎に編集点識別信号を含
めて誤り訂正符号を生成することを特徴とする記録装
置。 - 【請求項4】標本化周波数の異なる複数のモードで記録
されたディジタル音声信号のデータを再生する再生装置
において、 記録時に、単位映像信号に相当する期間当たりのディジ
タル音声信号の標本数Nが、上記複数のモードのそれぞ
れに対応して予め定められたα,βによって、 :整数部を示す fs:ディジタル音声信号の標本化周波数 fv:単位映像信号周波数 α,β:正の整数 の値をとり、ディジタル音声信号の標本数Nがどの値を
とるかを識別する識別信号を含めて誤り訂正符号化され
たディジタル音声信号のデータを復号する誤り訂正符号
復号手段を備え、 上記誤り訂正符号復号手段は、編集を行う場合には、編
集点識別信号を含めて誤り訂正符号化された複数のデー
タブロックから上記編集点を検出することを特徴とする
再生装置。 - 【請求項5】編集点以前の所定期間に再生された音声信
号をフェードアウトして第1の音声信号を作成し、ま
た、上記編集点以後の所定期間に再生された音声信号を
フェードインして第2の音声信号を作成し、上記第1及
び第2の音声信号をつなげて出力する手段を有したこと
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61200498A JP2579620B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 記録再生方法及び記録装置、再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61200498A JP2579620B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 記録再生方法及び記録装置、再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356877A JPS6356877A (ja) | 1988-03-11 |
JP2579620B2 true JP2579620B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=16425319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61200498A Expired - Lifetime JP2579620B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 記録再生方法及び記録装置、再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579620B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117954111B (zh) * | 2024-01-29 | 2024-10-22 | 奇点数联(北京)科技有限公司 | 一种数据样本获取方法、电子设备及存储介质 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60224153A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Sony Corp | マルチチヤンネルデイジタルオ−デイオ記録装置 |
JP2565218B2 (ja) * | 1985-02-18 | 1996-12-18 | ソニー株式会社 | 磁気記録再生装置 |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP61200498A patent/JP2579620B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6356877A (ja) | 1988-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |