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JP2730319B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

Info

Publication number
JP2730319B2
JP2730319B2 JP3125386A JP12538691A JP2730319B2 JP 2730319 B2 JP2730319 B2 JP 2730319B2 JP 3125386 A JP3125386 A JP 3125386A JP 12538691 A JP12538691 A JP 12538691A JP 2730319 B2 JP2730319 B2 JP 2730319B2
Authority
JP
Japan
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magnetic disk
spindle motor
hdd
chassis
hub
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3125386A
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JPH04328362A (ja
Inventor
朗 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP3125386A priority Critical patent/JP2730319B2/ja
Publication of JPH04328362A publication Critical patent/JPH04328362A/ja
Priority to US08/220,630 priority patent/US5453973A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2730319B2 publication Critical patent/JP2730319B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のアウターロータタイプの磁
気ディスク装置200の要部断面図である。同図を用い
て磁気ディスク装置200を説明をする。
【0003】トッププレート201、シャーシ202、
及びベアリングホールダ210により形成された空間2
03には複数の磁気デイスク205を搭載したハブ20
6と図示しない記録再生装置が設けられている。また、
この空間203内で、複数枚の磁気デイスク205を搭
載したハブ206を回転させるHDD用スピンドルモー
タ208が空間203外のシャーシ202の下方に密接
して取り付けられている。
【0004】また、空間203は無塵化されており、こ
の空間203にベアリング204を介して塵埃が侵入す
るのを防ぐためにHDD用スピンドルモータ208のベ
アリングホールダ210と回転軸207の間には磁性流
体シール209が介在している。
【0005】さらに、複数の磁気デイスク205は円形
ドーナツ状のスペーサ211を各磁気デイスク間に介在
させてハブ206に装着されている。
【0006】上述した磁気ディスク装置200は、HD
D用スピンドルモータ208により所定の回転数で回転
するハブ206に搭載した磁気ディスク205の面上
を、図示しない記録再生装置の磁気ヘッドが所定の間隔
を隔てて浮上して記録再生を無塵化された空間203内
で行うものである。
【0007】更に、図6は従来の他の形態であるインハ
ブタイプの磁気ディスク装置300の要部断面図であ
る。
【0008】磁気ディスク装置300は、前述した図
の磁気ディスク装置200と同様にトッププレート30
1、凹形状のシャーシ302、及びベアリングホールダ
306とにより形成された空間303を有し、この空間
303内に複数の磁気デイスク304を搭載したHDD
用スピンドルモータ305と図示しない記録再生装置が
設けられている。
【0009】この空間303は無塵化されており、この
空間303にベアリング311を介して塵埃が外部より
侵入するのを防ぐためにHDD用スピンドルモータ30
5のベアリングホールダ306の下部はシール部材30
8で密封されている。
【0010】上述した磁気ディスク装置300は、前述
した磁気ディスク装置200と同様にHDD用スピンド
ルモータ305により所定の回転数で回転するハブ30
9に搭載した複数の磁気ディスク304の表面上を、図
示しない記録再生装置の磁気ヘッドが所定の間隔を隔て
て浮上して記録再生を無塵化された空間303内で行う
ものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、筺体
のトッププレートとシャーシにより形成された空間のシ
ャーシ上に取り付けられたHDD用スピンドルモータ
は、無塵化された空間にベアリングを介して塵埃が外部
から侵入するのを防ぐために磁性流体シールなどのシー
ル部材を組み込まねばならず、またシャーシ上に開けた
HDD用スピンドルモータのベアリングホールダを挿着
させる大径からなる取付孔のために、シャーシの強度が
低下するなどの問題があった。
【0012】また、図6に示したインハブタイプの磁気
ディスク装置300は、無塵化された空間303内にH
DD用スピンドルモータ305のモータコア305aが
露出しているがため、長期間の使用中にモータコア30
5aが発錆することがある。従って空間303内にサビ
による塵埃を撒き散らすのを防ぐために厚みが数十μm
あるエポキシコーティング等をモータコア305aに施
してあるが、このエポキシコーティングの厚みを考慮し
てモータコア305aとマグネット305bとの隙間を
十分にとる必要がある。従ってモータコア305aとマ
グネット305bとの隙間間隔が拡大してHDD用スピ
ンドルモータの効率が低下するなどの問題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたものであり、第1の発明は、トッププレー
トと凹形状のシャーシとで密閉した筐体内に、少なくと
も1枚以上の磁気ディスクを搭載したハブを回転するH
DD用スピンドルモータと、前記磁気ディスクに情報の
記録再生を行う記録再生装置とを設けた磁気ディスク装
置において、下部を円形凹状に形成した底部凹部と、こ
の底部凹部に連接して上部を円形凹状に形成した上段凹
部とからなる段付円形凹部を備えたシャーシと、 内周の
孔に軸受を介して回転軸を軸支し、且つ、外周円筒部の
下部を前記シャーシの前記底部凹部内に嵌合させて固定
し、且つ、無電解ニッケルメッキを施した積層コア上に
巻いたコイルを円筒状の絶縁部に支持したコアアッセン
ブリを前記外周円筒部の上部に支持したHDD用スピン
ドルモータのステータベースと、 前記回転軸の上部に固
着して回転自在なハブと、 前記コアアッセンブリと隙間
を隔てて対向させ、且つ、前記ハブの内周部に固着した
ロータ用のマグネットと、 前記ハブの外周部に少なくと
も1枚以上搭載され、且つ、前記シャーシの前記上段凹
部内に臨んで回転自在な磁気ディスクとを具備したこと
を特徴とする磁気ディスク装置である。 また、第1の発
明の磁気ディスク装置において、前記シャーシの前記底
部凹部と前記上段凹部とが連接する部位に凹状溝を形成
し、該凹状溝内に前記HDD用スピンドルモータの回路
基板であるフレキシブル基板を引き出したことを特徴と
する磁気ディスク装置である。 更に、第2の発明は、筐
体内に、少なくとも1枚以上の磁気ディスクを搭載した
ハブを回転するHDD用スピンドルモータと、前記磁気
ディスクに情報の記録再生を行う記録再生装置とを設け
た磁気ディスク装置において、前記HDD用スピンドル
モータの積層コアと、絶縁部と、コイルとから構成され
るコアアッセンブリの前記絶縁部下部に複数からなる突
起を円周状に設けると共に、前記HDD用スピンドルモ
ータの回路基板であるフレキシブル基板の取付部に前記
突起と対応する切欠孔を設け、前記突起と前記切欠孔を
嵌合させて前記 コアアッセンブリに前記フレキシブル基
板を固定したことを特徴とする磁気ディスク装置であ
る。
【0014】
【実施例】図1は本発明の磁気ディスク装置100の要
部を示す半断面図である。
【0015】以下、同図を用いて本発明の磁気ディスク
装置100を説明する。
【0016】磁気ディスク装置100は、磁気ディスク
装置100の筐体20と、凹形状のシャーシ30と、少
なくとも一枚の磁気デイスク10を搭載したHDD用ス
ピンドルモータ40と、図示しない記録再生装置とから
大略構成されている。
【0017】磁気ディスク装置100の筐体20内に
は、筐体20のトッププレート20aと凹形状のシャー
シ30とで形成された略密閉の空間21が形成されてい
る。また、シャーシ30は、下部を円形凹状に形成した
底部凹部31bと、この底部凹部31bに連接して上部
を円形凹状に形成した上段凹部31aとからなる段付円
形凹部31を備えている。また、段付円形凹部31の下
部に円形凹状に形成した底部凹部31b内少なく
とも以上の磁気デイスク10を搭載したHDD用ス
ピンドルモータ40のステータベース80の外周円筒部
の下部を嵌合させて、このステータベース80をシャー
シ30の裏面よりネジ22を用いて固定している。
【0018】さらに、シャーシ30上で段付円形凹部3
1の底部凹部31bと上段凹部31aとが連接する部位
凹状溝32が形成されている。この凹状溝32は底部
凹部31bに嵌合させたHDD用スピンドルモータ40
の電力線であるフレキシブル基板75を、磁気デイスク
10を搭載して回転するハブ51の回転を妨げることな
くシャーシ30上に引き出すためのものである。
【0019】また、シャーシ30上の所定位置には図示
しない記録再生装置が設けられている。
【0020】この磁気ディスク装置100の組み立て作
業は塵埃の入らないように無塵作業室で行い、組み立て
後も略密閉の空間21内に塵埃の入ることのないように
配慮し、無塵化した略密閉の空間21と外気との流通は
図示しないフイルターを介して行う構造になっている。
【0021】上述のように構成した本発明の磁気ディス
ク装置100は、所定の回転数で回転するHDD用スピ
ンドルモータ40のハブ51に搭載した磁気ディスク1
0の面上を、図示しない記録再生装置の磁気ヘッドが所
定の間隔を隔てて浮上して高密度の記録再生を略密閉の
空間21内で行うものである。
【0022】しかし、記録再生の際に磁気ディスク10
面上と浮上する磁気ヘッドとの間に塵埃が存在すると磁
気ディスクあるいは磁気ヘッドを破壊することが起こる
が、本発明の磁気ディスク装置100は筐体20内の略
密閉の空間21内にHDD用スピンドルモータ40全体
を収納するすることにより、従来のようにHDD用スピ
ンドルモータのベアリング部を介して外部より塵埃が侵
入することを防止することができると共に、従来の技術
で説明したようにシャーシ30上にHDD用スピンドル
モータを取り付ける大径の取付孔を必要とせず、シャー
シ30の機械的強度が低下することがないものである。
【0023】さらに、略密閉の空間21内に設けるHD
D用スピンドルモータ40にも塵埃の発生の無いように
対策がを施されている。
【0024】HDD用スピンドルモータ40について図
1を用いて説明する。上記HDD用スピンドルモータ4
0は、ステータベース80の外周円筒部の上部に下記す
るロータアッセンブリ50を支持している。
【0025】HDD用スピンドルモータ40のロータア
ッセンブリ50は、ハブ51とマグネット52と回転軸
53とから成り、ハブ51は中心孔を有するの円形凹形
状の部材で、円形凹形状の開口端外周には鍔状突起部5
1aが形成されている。この円形凹形状の内周壁にはマ
グネット52が接着され、さらに中心孔にはHDD用ス
ピンドルモータ40の回転軸53の段付小径部53aが
開口側より圧入されて回転軸53と一体に回転するもの
である。この回転するハブ51には、円形ドーナツ形状
のスペーサ11と磁気デイスク10とが交互に挿入さ
れ、磁気デイスク10はスペーサ11により表裏より挟
持される。また、ハブ51に嵌入したスペーサ11と磁
気デイスク10は、ハブ51の開口端外周に形成された
鍔状突起部51aにより係止し、他方は弾性部材からな
るクランパ12により押圧して固定されハブ51と一体
に回転することができる。従って、スペーサ11の磁気
デイスク10との接触面の平面度が悪いと回転する磁気
デイスク10の面振れに悪影響を及ぼすために、スペー
サ11の磁気デイスク10との接触面の平面度は2μm
以下にする必要がある。
【0026】このロータアッセンブリ50の回転軸53
は、ベアリング81を介して円筒状のステータベース8
0により回転自在に軸支されている。また、ステータベ
ース80の外周にはコアアッセンブリ70が嵌合し、ロ
ータアッセンブリ50のマグネット52とコアアッセン
ブリ70の積層コア71が隙間を介して対向している。
【0027】図2(A)はコアアッセンブリ70の上面
図、同(B)は側面図、同(C)は下面図である。以
下、同図を用いてコアアッセンブリ70を説明する。
【0028】コアアッセンブリ70は、樹脂成形された
円筒状の絶縁部72の外周に複数個の積層コア71と、
コイル73と、コイルほつれ防止部材74とが配設さ
れ、円筒内には円筒状のステータベース80が嵌合す
る。
【0029】この絶縁部72には巻線が施されてコイル
73を形成している。このコイル73は巻数を増やした
り、コイル形状を整えるために圧縮整形したりする場合
にコイル73がほつれて積層コア71外周より外側には
み出し、回転するロータアッセンブリ50に接触して絶
縁不良や断線などを引き起こすことのないように、コイ
ル73より突出した積層コア71両端にコイルほつれ防
止部材74が設けられている。
【0030】また、積層コア71は防錆のために無電解
ニッケルメッキを施し、メッキ後積層コア間にメッキ液
が残留しないように十分な水洗を施して後、溶剤置換洗
浄を行い熱風にて乾燥を行ってある。従って、前述した
略密閉の空間21のクリンルーム内で積層コア71が発
錆し、塵埃を散乱させる心配はない。さらに,無電解ニ
ッケルメッキの厚さは略均一に膜厚制御ができるのでロ
ータアッセンブリ50のマグネット52と、対向する積
層コア71との隙間を極力小さくして効率のよいHDD
用スピンドルモータ40とすることができる。
【0031】さらに、樹脂成形により形成された絶縁部
72には、その絶縁部72に巻線を施したコイル73の
巻線端末73aを接続し外部に引き出すためのフレキシ
ブル基板75を固定するための複数の突起72aが円筒
状の絶縁部72の下面に円周状に一体形成されている。
【0032】図3はフレキシブル基板75の平面図であ
る。
【0033】フレキシブル基板75の一方にはドーナツ
状の取付部76と、他方には外部の回路と電気接続する
コネクタ79が設けられている。このドーナツ状の取付
部76の内周に沿って切欠孔77が、前述した絶縁部7
2に円周状に設けた複数の突起72aと対応した位置に
形成されている。従って切欠孔77と突起72aを嵌合
させて突起72a先端をかしめることによりコアアッセ
ンブリ70にフレキシブル基板75は固定され、コイル
73の巻線端末73aはフレキシブル基板75の回路に
半田付けされる。またドーナツ状の取付部76の裏面全
域に補強板78が積層接着され、固定を確実なものにし
ている。
【0034】図4はコアアッセンブリ70と、ステータ
ベース80と、フレキシブル基板75と、回転軸53と
を組み付けた断面図である。
【0035】前述したように、ステータベース80の円
筒外周にはコアアッセンブリ70が嵌合し、その下部に
はフレキシブル基板75が組み付けられている。また円
筒内に嵌入したベアリング81を介して回転軸53を回
転自在に軸支している。HDD用スピンドルモータ40
は、この回転軸53の先端に前述したハブ51を圧入し
て完成する。
【0036】上記のように構成したHDD用スピンドル
モータ40は組み立て作業を大幅に改善することができ
ると共に、積層コアが発錆して磁気ディスク装置100
の空間内に塵埃を撒き散らすことを防止する効果があ
る。
【0037】また、上記は一枚の磁気デイスク10を搭
載した磁気ディスク装置100にて説明したが、搭載す
る磁気デイスク10は一枚に限定するものではない。
【0038】
【発明の効果】上述したように、本願発明に係わる磁気
ディスク装置において、請求項1記載によると、とく
に、.底部凹部と上段凹部とが円形凹状に形成された
段付円形凹部を備えたシャーシ上で、円形凹状の底部凹
部内にステータベースの外周円筒部の下部を嵌合させて
固定しているので、シャーシの強度を低下させることも
なく略密閉の無塵化された空間内での無塵性を保つこと
ができる。.円形凹状の上段凹部内に磁気ディスクを
回転自在に臨ませているので、円形凹状の上部凹部内に
沿って磁気ディスクが回転した際に空気の流通を極力少
なくすることができ、これに伴って磁気ディスクへの記
録再生を良好に維持することが可能となる。.ステー
タベースの外周円筒部の上部と、ハブの内周部との間に
HDD用スピンドルモータが構成され、且つ、この部位
と対応するハブの外周部に磁気ディスクを搭載している
ため、磁気ディスク装置の高さ寸法を低く設定すること
が可能となる。.HDD用スピンドルモータのコアア
ッセンブリを構成する積層コアに無電解ニッケルメッキ
を施したため、防錆が図れることは勿論のこと、無電解
ニッケルメッキを用いることにより、一般的な電気メッ
キよりもメッキ厚を薄くすることができるので、積層コ
アへの無電解ニッケルメッキの厚みも当然薄くなり、H
DD用スピンドルモータ及び磁気ディスク装置の高さ寸
法をより一層低く設定することが可能となる。 また、請
求項2記載によると、シャーシの底部凹部と上段凹部と
が連接する部位に凹状溝を形成し、該凹状溝内にHDD
用スピンドルモータの回路基板であるフレキシブル基板
を引き出しているため、フレキシブル基板はハブに搭載
した磁気デイスクの回転に対して邪魔をしないので、磁
気デイスクを安定に回転できる。
【0039】更に、請求項3記載によると、HDD用ス
ピンドルモータのコアアッセンブリとフレキシブル基板
アッセンブリとの接合で、コアアッセンブリを構成する
絶縁部に複数からなる突起を設けると共に、フレキシブ
ル基板アッセンブリの取付部の裏面に補強板を積層接着
させて複数からなる突起と対応する切欠孔を設け、突起
と切欠孔を嵌合させてコアアッセンブリとフレキシブル
基板アッセンブリとを接合させることにより、組み立て
作業を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の要部を示す半断面
図である。
【図2(A)】HDDスピンドルモータのコアアッセン
ブリの上面図である。
【図2(B)】HDDスピンドルモータのコアアッセン
ブリの側面図である。
【図2(C)】HDDスピンドルモータのコアアッセン
ブリの断面図である。
【図3】フレキシブル基板75の平面図である。
【図4】コアアッセンブリにフレキシブル基板と回転軸
を組み付けた断面図である。
【図5】従来のアウターロータタイプの磁気ディスク装
置の要部断面図である。
【図6】従来のインハブタイプの磁気ディスク装置要部
断面図である。
【符号の説明】
10 磁気デイスク 11 スペーサ 20 筐体 20a トッププレート 21 略密閉の空間 30 シャーシ 31 円形段付凹部 31a 上段凹部 31b 底部凹部 32 凹状溝 40 HDD用スピンドルモータ 51 ハブ 70 コアアッセンブリ 71 積層コア 72 絶縁部 72a 突起 73 コイル 74 コイルほつれ防止部材 75 フレキシブル基板 76 取付部 77 切欠孔 78 補強板 80 ステータベース 100 本発明の磁気デイスク装置 200 従来の磁気デイスク装置の一例 300 従来の磁気デイスク装置の他例

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トッププレートと凹形状のシャーシとで密
    閉した筐体内に、少なくとも1枚以上の磁気ディスクを
    搭載したハブを回転するHDD用スピンドルモータと、
    前記磁気ディスクに情報の記録再生を行う記録再生装置
    とを設けた磁気ディスク装置において、下部を円形凹状に形成した底部凹部と、この底部凹部に
    連接して上部を円形凹状に形成した上段凹部とからなる
    段付円形凹部を備えたシャーシと、 内周の孔に軸受を介して回転軸を軸支し、且つ、外周円
    筒部の下部を前記シャーシの前記底部凹部内に嵌合させ
    て固定し、且つ、無電解ニッケルメッキを施した積層コ
    ア上に巻いたコイルを円筒状の絶縁部に支持したコアア
    ッセンブリを前記外周円筒部の上部に支持したHDD用
    スピンドルモータのステータベースと、 前記回転軸の上部に固着して回転自在なハブと、 前記コアアッセンブリと隙間を隔てて対向させ、且つ、
    前記ハブの内周部に固着したロータ用のマグネットと、 前記ハブの外周部に少なくとも1枚以上搭載され、且
    つ、前記シャーシの前記上段凹部内に臨んで回転自在な
    磁気ディスクとを具備した ことを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、前記シャーシの前記底部凹部と前記上段凹部とが連
    接する部位に凹状溝を形成し、該凹状溝内に前記HDD
    用スピンドルモータの回路基板であるフレキシブル基板
    を引き出したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】筐体内に、少なくとも1枚以上の磁気ディ
    スクを搭載したハブを回転するHDD用スピンドルモー
    タと、前記磁気ディスクに情報の記録再生を行う記録再
    生装置とを設けた磁気ディスク装置において、 前記HDD用スピンドルモータの積層コアと、絶縁部
    と、コイルとから構成されるコアアッセンブリの前記絶
    縁部下部に複数からなる突起を円周状に設けると 共に、
    前記HDD用スピンドルモータの回路基板であるフレキ
    シブル基板の取付部に前記突起と対応する切欠孔を設
    け、前記突起と前記切欠孔を嵌合させて前記コアアッセ
    ンブリに前記フレキシブル基板を固定したことを特徴と
    する磁気ディスク装置。
JP3125386A 1991-04-26 1991-04-26 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP2730319B2 (ja)

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