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JP2708376B2 - 工作機械の割り出し位置決め装置 - Google Patents

工作機械の割り出し位置決め装置

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JP2708376B2
JP2708376B2 JP18834694A JP18834694A JP2708376B2 JP 2708376 B2 JP2708376 B2 JP 2708376B2 JP 18834694 A JP18834694 A JP 18834694A JP 18834694 A JP18834694 A JP 18834694A JP 2708376 B2 JP2708376 B2 JP 2708376B2
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rotary table
coupling member
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movable
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朋良 宮城
一穂 山田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コラムの側面に配設さ
れた回転テーブルを、所定の回転角度に割り出して位置
決めするための工作機械の割り出し位置決め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】工作機械に対してワークを所定の姿勢で
位置決めするために、回転テーブル(治具テーブル)が
使用されている。この回転テーブルは、ワークを取り付
けた状態で所定の角度だけ回転することにより、前記ワ
ークを工作機械の所望の加工工具に対して割り出し位置
決めするように構成されている。
【0003】この場合、ワークを工作機械に対して高精
度に割り出し位置決めすることが望まれており、従来よ
り、互いに対向する面に歯形が形成された一対のカップ
リングを備えたカービックカップリングが広く使用され
ている。このカービックカップリングは、一方のカップ
リングが基台に装着されるとともに、他方のカップリン
グが軸受を介して回転する回転テーブルに装着されてお
り、一対のカップリングを互いに離間させた状態で前記
回転テーブルを所定の角度だけ回転させた後、該一対の
カップリングを噛合させることにより、前記回転テーブ
ルに取り付けられたワークの割り出し位置決めが行われ
るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のカー
ビックカップリングでは、それぞれのカップリングが水
平姿勢で配置されている場合(回転テーブルが鉛直軸線
回りに回転する場合)に精度よく割り出しができるもの
の、回転テーブルの軸心が、鉛直方向に対して傾斜した
り水平方向に指向していると、その割り出し位置決め精
度が低下してしまうという問題がある。すなわち、回転
テーブルを支持する軸受は、特に鉛直方向に交差する軸
線回りに回転される場合に、その予圧剛性を高める必要
がある。ところが、この予圧剛性を高めると、組み立て
誤差等で軸受部の軸心とカップリングの軸心とに心ずれ
が生じた際に前述した精度低下を招いてしまう。このた
め、一般的に、軸受部には許容範囲内でのガタが設けら
れている。しかしながら、鉛直軸線回りに回転する場合
は問題がないが、これに交差する軸線回りでの回転に際
しては回転テーブルが傾いてしまい、カップリングの締
結の支障となり、また、締結されても精度低下が惹起さ
れてしまう。
【0005】本発明はこの種の問題を解決するためのも
のであり、鉛直方向に交差する軸線回りに回転自在な回
転テーブルを、コラムに対して高精度かつ確実に割り出
し位置決めすることが可能な工作機械の割り出し位置決
め装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、コラムの側面に配設され、鉛直方向に
交差する軸線回りに回転自在な回転テーブルを、所定の
回転角度に割り出して位置決めするための工作機械の割
り出し位置決め装置であって、前記回転テーブルに前記
コラム側に向かって設けられたリング状第1カップリン
グ部材と、前記第1カップリング部材の外周側に対応し
て前記コラム側に設けられ、該第1カップリング部材と
同軸的にかつ同一方向に向かって配置されたリング状第
2カップリング部材と、前記コラム側に前記回転テーブ
ルの軸線方向に進退自在に設けられ、前記第1および第
2カップリング部材に一体的に係合して前記回転テーブ
ルの位置決めを行うとともに、前記回転テーブルの軸線
方向に進退して該第1および第2カップリング部材から
離脱可能なリング状可動カップリング部材と、前記回転
テーブルの軸部外周面に形成されたテーパ部に係合自在
なテーパ孔を有し、前記コラム側に回転自在に支持され
る心出し部材と、前記回転テーブルの軸部と前記心出し
部材の間に構成され、前記回転テーブルを前記コラムに
対して進退移動させるためのシリンダ部と、 を備え、
記シリンダ部は、該回転テーブルを前記コラム側に移動
させることにより前記テーパ孔に前記テーパ部を嵌着さ
せて心出しを行いかつ前記第1カップリング部材の
前記可動カップリング部材に係脱自在にさせる一方、該
回転テーブルを前記コラムから離間する方向に移動させ
ることにより前記テーパ孔から前記テーパ部を離脱させ
かつ前記第1および第2カップリング部材前記可動カ
ップリング部材一体的に係合可能にさせることを特徴
とする。
【0007】
【作用】上記の本発明に係る工作機械の割り出し位置決
め装置では、回転テーブルが心出し部材に嵌着されて心
出しされた状態で所定の角度だけ回転された後、可動カ
ップリング部材がこの回転テーブル側に移動して、ま
ず、この可動カップリング部材が第1カップリング部材
にのみ係合する。次いで、シリンダ部を介して回転テー
ブルが心出し部材から離脱する方向に移動され、第1カ
ップリング部材と第2カップリング部材に可動カップリ
ング部材が一体的に係合し、前記回転テーブルの割り出
し位置決めが行われる。
【0008】すなわち、回転テーブルが心出し部材によ
り心出しされた状態で可動カップリング部材が第1カッ
プリング部材に係合してこの回転テーブルの位置決めを
行い、さらに前記回転テーブルが前記心出し部材から離
脱するとともに、前記可動カップリング部材が前記第1
カップリング部材および第2カップリング部材に一体的
に係合する。従って、鉛直方向に交差する軸線回りに回
転自在な回転テーブルは、その重量に影響されることな
く高精度に割り出し位置決め作業が遂行される。
【0009】
【実施例】本発明に係る工作機械の割り出し位置決め装
置について、これを組み込む多軸ヘッド型工作機械との
関連で実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
【0010】図1乃至図3において、参照数字10は、
多軸ヘッド型工作機械を示す。この工作機械10は、コ
ラム12と、多数の工具14を装着した複数の多軸ヘッ
ド16を鉛直面に沿って循環搬送するとともに前記コラ
ム12に支持される環状搬送手段18と、前記コラム1
2の側面12aに水平方向(矢印A方向)に対して進退
可能に配設されるスライドテーブル20と、このスライ
ドテーブル20に設けられ被加工物Wを取り付けるため
の治具テーブル(回転テーブル)22とを備え、前記ス
ライドテーブル20と前記治具テーブル22には、該治
具テーブル22を所定の回転角度に割り出して位置決め
するための本実施例に係る割り出し位置決め装置24が
組み込まれる。
【0011】図1に示すように、環状搬送手段18は、
回転駆動源26を備え、この回転駆動源26に係合する
チェーン28a、28bが多軸ヘッド16を矢印B方向
に循環搬送する。環状搬送手段18内には、加工姿勢で
ある水平姿勢に保持される一の多軸ヘッド16の複数の
工具14を一体的に回転駆動させる回転駆動源30が装
着される。
【0012】図2に示すように、環状搬送手段18と平
行にストック手段32が配設されるとともに、このスト
ック手段32と前記環状搬送手段18との間には、多軸
ヘッド16を自動的に交換するための多軸ヘッド交換機
構34が配設される。
【0013】図1および図3に示すように、コラム12
の側面12aには、上下方向に所定間隔離間してガイド
レール36a、36bが配設され、下方のガイドレール
36bに近接して回転駆動源38が装着される。回転駆
動源38には、矢印A方向に延びるボールねじ40が連
結され、このボールねじ40が、スライドテーブル20
に設けられたナット部材42に噛合する。
【0014】図4に示すように、スライドテーブル20
は、鉛直姿勢に保持されており、コラム12に水平方向
に長尺に形成された開口部44に挿入される軸受け筒体
46を有する。軸受け筒体46の端部には、治具テーブ
ル22を回転させるためのサーボモータ48が装着され
る一方、この治具テーブル22は、水平方向に突出して
被加工物Wを位置決め保持する取付板部50と、この取
付板部50の端部から水平方向に延在してスライドテー
ブル20の軸受け筒体46内に回転自在に挿入されて前
記サーボモータ48に連結される軸部52とを備える。
【0015】割り出し位置決め装置24は、図4に示す
ように、治具テーブル22に設けられるリング状第1カ
ップリング部材54と、この第1カップリング部材54
の外周側に対応してスライドテーブル20(コラム12
側)に設けられるリング状第2カップリング部材56
と、前記第1および第2カップリング部材54、56に
一体的に係合して前記治具テーブル22の位置決めを行
うとともに、前記治具テーブル22の軸線方向(矢印X
方向)に進退して該第1および第2カップリング部材5
4、56から離脱可能なリング状可動カップリング部材
58と、前記治具テーブル22の軸部52の外周面に形
成されたテーパ部60に係合自在なテーパ孔62を有し
前記スライドテーブル20(コラム12側)に回転自在
に支持される心出し部材64と、前記軸部52と前記心
出し部材64の間に構成され該治具テーブル22を矢印
X方向に進退させるシリンダ部66とを備える。
【0016】第1カップリング部材54は、コラム12
側に歯形部54aを有し、第2カップリング部材56
は、この第1カップリング部材54と同軸的にかつ歯形
部56aを前記コラム12側に向けて固着される。可動
カップリング部材58は、第1および第2カップリング
部材54、56の歯形部54a、56aに対向する歯形
部58aを有し、スライドテーブル20とこの可動カッ
プリング部材58の間に介装された比較的弾発力の大き
なばね68を介して前記第1および第2カップリング部
材54、56側に付勢されている。
【0017】可動カップリング部材58の内周面にシリ
ンダを構成するピストン部70が形成されており、この
ピストン部70に作用する圧油を介して前記可動カップ
リング部材58が矢印X方向に進退される。可動カップ
リング部材58に係合するばね68は、この圧油が切れ
た際に該可動カップリング部材58を矢印X1 方向(第
1カップリング部材54側)に付勢するための安全機構
を構成する。
【0018】心出し部材64は、スライドテーブル20
にベアリング72を介して回転自在に装着され、治具テ
ーブル22の軸部52に形成されたフランジ部74とこ
の心出し部材64の間に介装されたばね76を介して前
記治具テーブル22がコラム12側に付勢されている。
シリンダ部66は、心出し部材64の内周面に形成され
たピストン部78と、この内周面と軸部52の外周面に
より形成され前記ピストン部78が摺動自在に配設され
るシリンダ室80a、80bとを備える。ばね76は、
ばね68と同様に圧油の切れに対する安全機構としての
機能を有している。
【0019】次に、本実施例に係る割り出し位置決め装
置24の動作を、工作機械10との関連で説明する。
【0020】まず、治具テーブル22の取付板部50に
被加工物Wが保持された後、回転駆動源38が駆動され
てボールねじ40が回転されると、スライドテーブル2
0がガイドレール36a、36bに沿って矢印A方向に
移動する。そして、被加工物Wが所定の加工位置に配置
されると、回転駆動源30の作用下に一の多軸ヘッド1
6に装着された複数の工具14が一体的に回転する。こ
れにより、被加工物Wに対して所望の加工作業が遂行さ
れることになる。
【0021】ところで、被加工物Wに対して種々の加工
を行うために、この被加工物Wが取り付けられた治具テ
ーブル22の回転割り出し作業が遂行される。すなわ
ち、治具テーブル22の割り出し締結時には、図5に示
すように、第1および第2カップリング部材54、56
が、可動カップリング部材58に一体的に噛合して治具
テーブル22が位置決め固定されている。
【0022】そこで、シリンダ部66を構成するシリン
ダ室80aに圧力流体、例えば、圧油が供給されると、
治具テーブル22の軸部52が、図6中、矢印X1 方向
に押圧される。このため、治具テーブル22が矢印X1
方向に移動し、心出し部材64のテーパ孔62に軸部5
2のテーパ部60が嵌着されてこの治具テーブル22の
心出しが行われるとともに、第1カップリング部材54
が可動カップリング部材58をばね68に抗して矢印X
1 方向に押圧し、この可動カップリング部材58が第2
カップリング部材56から離間する(図6参照)。
【0023】一方、可動カップリング部材58は、ピス
トン部70に作用する圧油を介して矢印X1 方向に移動
し、第1カップリング部材54から離間する(図7参
照)。この状態で、サーボモータ48の駆動作用下に軸
部52を介して治具テーブル22が所定の角度だけ回転
され、取付板部50に取り付けられた被加工物Wが所望
の加工姿勢に配置された際に、このサーボモータ48の
駆動が停止される。
【0024】上記のように、治具テーブル22の割り出
しが行われた後、可動カップリング部材58のピストン
部70に逆方向に圧油が作用される。従って、可動カッ
プリング部材58は、圧油およびばね68の弾発力を介
して矢印X2 方向に移動し、この可動カップリング部材
58が第1カップリング部材54にのみ噛合する。これ
により、治具テーブル22は、心出し部材64を介して
正確に心出しされた状態で、所望の角度に割り出し位置
決めされることになる。
【0025】次いで、シリンダ部66を構成するシリン
ダ室80bに圧油が供給されると、治具テーブル22の
軸部52が矢印X2 方向に移動し、心出し部材64のテ
ーパ孔62からテーパ部60が離脱されるとともに、第
1カップリング部材54が矢印X2 方向に移動して第2
カップリング部材56と同一面上に配置される。このた
め、可動カップリング部材58が、圧油およびばね68
の弾発力を介して矢印X2 方向に移動すると、この可動
カップリング部材58が第1および第2カップリング部
材54、56に一体的に噛合し、治具テーブル22の割
り出し位置決め作業が終了する。
【0026】このように、本実施例に係る割り出し位置
決め装置24では、治具テーブル22の軸部52を心出
し部材64に嵌着させて割り出しさせた後、前記治具テ
ーブル22が前記心出し部材64により心出しされた状
態で、第1カップリング部材54に可動カップリング部
材58が噛合して該治具テーブル22の位置決めが行わ
れる。さらに、軸部52が心出し部材64から離脱する
とともに、第1カップリング部材54と第2カップリン
グ部材56とに前記可動カップリング部材58が一体的
に噛合する。
【0027】従って、治具テーブル22の回転軸線方向
が水平方向に指向している場合に、この治具テーブル2
2の重量により前記治具テーブル22の軸心が傾斜する
ことを確実に阻止できる。これによって、治具テーブル
22をスライドテーブル20(コラム12側)に対して
高精度かつ効率的に割り出し位置決めすることが可能に
なるという効果が得られる。
【0028】なお、本実施例では、治具テーブル22の
軸部52が水平方向に指向しているが、例えば、水平方
向に対し45°傾斜する場合等、この軸部52が鉛直方
向に交差する種々の方向に指向する場合に有効に対応す
ることができる。
【0029】また、治具テーブル22は、コラム12に
進退可能に装着されたスライドテーブル20に設けられ
ているが、この治具テーブル22をコラム12に直接装
着しても同様の効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る工作機械の割り出し位置決
め装置によれば、以下の効果乃至利点が得られる。
【0031】回転テーブルが心出し部材により心出しさ
れた状態で、可動カップリング部材が第1カップリング
部材に係合してこの回転テーブルの位置決めを行い、さ
らに前記回転テーブルが前記心出し部材から離脱すると
ともに、前記可動カップリング部材が前記第1カップリ
ング部材および第2カップリング部材に一体的に係合す
る。従って、鉛直方向に交差する軸線回りに回転自在な
回転テーブルは、その重量に影響されることなく心出し
された状態で可動カップリング部材を介して確実に位置
決めされ、この回転テーブルの割り出し位置決め作業が
高精度かつ効率的に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る割り出し位置決め装置を
組み込む多軸ヘッド型工作機械の概略正面図である。
【図2】前記工作機械の概略平面図である。
【図3】前記工作機械の概略側面図である。
【図4】前記割り出し位置決め装置の縦断面図である。
【図5】前記割り出し位置決め装置において、治具テー
ブルが割り出しされた状態の一部説明図である。
【図6】前記割り出し位置決め装置において、治具テー
ブルが心出しされた状態の一部説明図である。
【図7】前記割り出し位置決め装置において、治具テー
ブルが回転自在にされた状態の一部説明図である。
【符号の説明】
10…工作機械 12…コラム 14…工具 16…多軸ヘッ
ド 18…環状搬送手段 20…スライド
テーブル 22…治具テーブル 24…割り出し
位置決め装置 36a、36b…ガイドレール 38…回転駆動
源 48…サーボモータ 52…軸部 54、56…カップリング部材 58…可動カッ
プリング部材 60…テーパ部 62…テーパ孔 64…心出し部材 66…シリンダ
部68、76…ばね

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コラムの側面に配設され、鉛直方向に交差
    する軸線回りに回転自在な回転テーブルを、所定の回転
    角度に割り出して位置決めするための工作機械の割り出
    し位置決め装置であって、 前記回転テーブルに前記コラム側に向かって設けられた
    リング状第1カップリング部材と、 前記第1カップリング部材の外周側に対応して前記コラ
    ム側に設けられ、該第1カップリング部材と同軸的にか
    つ同一方向に向かって配置されたリング状第2カップリ
    ング部材と、前記コラム側に前記回転テーブルの軸線方向に進退自在
    に設けられ、 前記第1および第2カップリング部材に一
    体的に係合して前記回転テーブルの位置決めを行うとと
    もに、前記回転テーブルの軸線方向に進退して該第1お
    よび第2カップリング部材から離脱可能なリング状可動
    カップリング部材と、 前記回転テーブルの軸部外周面に形成されたテーパ部に
    係合自在なテーパ孔を有し、前記コラム側に回転自在に
    支持される心出し部材と、 前記回転テーブルの軸部と前記心出し部材の間に構成さ
    れ、前記回転テーブルを前記コラムに対して進退移動さ
    せるためのシリンダ部と、 を備え、 前記シリンダ部は、 該回転テーブルを前記コラム側に移
    動させることにより前記テーパ孔に前記テーパ部を嵌着
    させて心出しを行いかつ前記第1カップリング部材の
    を前記可動カップリング部材に係脱自在にさせる一方、
    該回転テーブルを前記コラムから離間する方向に移動さ
    せることにより前記テーパ孔から前記テーパ部を離脱さ
    せかつ前記第1および第2カップリング部材前記可動
    カップリング部材一体的に係合可能にさせることを特
    徴とする工作機械の割り出し位置決め装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の工作機械において、前記コ
    ラムの側面には、前記回転テーブルを支持して移動自在
    なスライドテーブルが配設されるとともに、 前記スライドテーブルには、前記第2カップリング部材
    と前記可動カップリング部材と前記心出し部材が装着さ
    れることを特徴とする工作機械の割り出し位置決め装
    置。
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CN107553328A (zh) * 2017-10-31 2018-01-09 江苏追日汽车同步器有限公司 一种同步器齿环锥孔磨削夹具

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