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JP2759351B2 - 触媒成分 - Google Patents

触媒成分

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Publication number
JP2759351B2
JP2759351B2 JP1231799A JP23179989A JP2759351B2 JP 2759351 B2 JP2759351 B2 JP 2759351B2 JP 1231799 A JP1231799 A JP 1231799A JP 23179989 A JP23179989 A JP 23179989A JP 2759351 B2 JP2759351 B2 JP 2759351B2
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hafnium
solid catalyst
polymerization
solid
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JP1231799A
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JPH02107605A (ja
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フランチェスコ・マージ
アンゼロ・モアーリ
レンゾ・インベルニッジ
フランチェスコ・メンコーニ
チェザーレ・フェレーロ
ステファーノ・マルクォーリ
リア・バラッゾーニ
マリオ・ポレゼーロ
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ENIIKEMU ANITSUKU SpA
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ENIIKEMU ANITSUKU SpA
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Publication date
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Publication of JPH02107605A publication Critical patent/JPH02107605A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/02Ethene

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エチレン又はC3-10α−オレフィンの低圧
重合(これにより、非常に大きい分子量のポリオレフィ
ンが生成される)において活性な固状触媒成分及び触媒
に係る。さらに、本発明は該触媒成分及び触媒を使用す
る重合法にも係る。
当分野では、低圧チーグラー法によってエチレン又は
一般のα−オレフィンを重合させることは公知である。
この目的には、一般に周期率表第I族ないし第III族の
元素の有機金属化合物又は水素化合物と混合した周期率
表第IV族ないし第VI族の元素の化合物(遷移金属化合
物)からなる触媒が、溶液中、懸濁液中又は気相で使用
される。さらに、予め物理的及び/又は化学的に処理さ
れた固状の有機又は無機担体に固定された遷移金属でな
る触媒も公知である。これら担体の1つとして、たとえ
ば米国特許第4,421,674号及び同第4,481,342号及び特願
昭63−24100号に開示されている如くアルコール性塩化
マグネシウム溶液をスプレー乾燥することによって得ら
れるミクロ球状固状物がある。
これらの触媒で一般的に使用される遷移金属はチタン
であり、特に、エチレン重合において高収率及び高生産
率を示す。たとえば米国特許第4,109,071号、同第4,15
4,701号、同第4,192,772号、同第4,210,559号、同第4,2
26,964号、同第4,245,071号及び同第4,663,404号及びヨ
ーロッパ特許公開第19,637号及び同第57,050号に開示さ
れた如く、特殊な性質を有するエチレン重合体又は共重
合体を調製する際には、チタンと他の遷移金属(特にバ
ナジウム、ジルコニウム又はハフニウム)との組合せも
使用される。
現在、当分野では、木材及び金属の代用物のようなエ
ンジニアリングポリマーとして使用される非常に大きい
分子量を有するオレフィン系重合体が求められている。
このようなポリオレフィンの製造、特に4−メチル−1
−ペンテン、1−ヘキセン及び1−オクテンの如き室温
において液状の高分子量α−オレフィンの重合に対して
は、従来の触媒は適していない。
本発明の目的は、低圧オレフィン重合において活性で
あり、室温において液状であるα−オレフィンを原料と
する場合であっても非常に大きい分子量のオレフィン系
重合体を生成できる触媒成分及び触媒を提供することに
より、当分野における現状を打開することにある。
これに基き、第1の態様によれば、本発明は、エチレ
ン又はC3-10α−オレフィンを低圧重合して非常に大き
い分子量を有するポリオレフィンとするための触媒成分
において、粒の少なくとも約80%が粒径30ないし40μm
を有する球粒状であり、比表面積20ないし40m2/g、平均
孔半径5,000ないし40,000Å及び多孔度40ないし90容量
%を有し、式(原子割合) X(1),Mg(1−8),Al(0.2−0.8),Cl(5−2
0),(Et+OEt+OR)(1−3) (ここで、XはHf又はZrであり;Etはエチル基であり;OE
tはエトキシ基であり;ORは直鎖状又は分枝状アルキル基
部に炭素原子2ないし8個を含有するアルコキシ基であ
る)で表されることを特徴とする触媒成分を提供するも
のである。
第2の態様によれば、本発明は、上記固状触媒成分と
トリアルキルアルミニウム又はアルキルアルミニウム塩
化物とを含有してなる、非常に大きい分子量を有するポ
リオレフィンを生成するエチレン及びC3-10α−オレフ
ィンの重合用触媒を提供する。
他の態様によれば、本発明は、エタノール性塩化マグ
ネシウム溶液をスプレー乾燥してアルコール性ヒドロキ
シル基5ないし30%(w/w)(エタノールとして表
示)、好ましくは20−25%(w/w)を含有する球粒状の
固状担体を形成し;不活性有機液状溶媒に懸濁させた前
記担体と、直鎖状は分枝状アルキル基部に炭素原子2な
いし8個を含有するハフニウム又はジルコニウムのアル
コキシド及びハロゲンアルコキシドの中から選ばれるハ
フニウム化合物又はジルコニウム化合物とを、温度40な
しい100℃、反応時間0.5ないし4時間、Mg/Hf又はZrの
原子比0.5/1ないし8/1で操作して反応させ;このように
処理した担体と、直鎖状又は分枝状アルキル基部に炭素
原子2ないし8個を含有するアルキルアルミニウム塩化
物とを、温度60ないし120℃、反応時間0.5ないし5時
間、アルキルアルミニウム塩化物中の塩素原子/アルコ
キシ基の比1/1ないし5/1で操作して反応させ;固状触媒
成分を懸濁液から回収することを特徴とする触媒成分の
製法を提供する。
さらに他の態様によれば、本発明は、非常に大きい分
子量のポリオレフィン及び対応する共重合体を製造する
エチレン及びC3-10α−オレフィンの低圧重合における
前記固状触媒成分及び触媒の使用にも係る。
担体の調製 担体の調製に当たり、本発明によれば、無水又は低水
分含量(好ましくは約1%(w/w)以下)の塩化マグネ
シウムをエタノールに溶解し、得られた溶液をスプレー
ドライヤーにおいてスプレーを乾燥させる。溶液をノズ
ル又は他の同等の装置によってスプレードライヤーの蒸
発チャンバーにスプレーし、液滴を該蒸発チャンバーに
向流又は並流で供給される高純度窒素流と接触させる。
一般に、操作はガス流を使用し、入口温度200−400℃及
び出口温度140−250℃、入口及び出口の間の温度差を少
なくとも40℃に維持して行われる。
特殊な具体例によれば、通常、脂肪族(たとえばヘプ
タン)、脂環式又は芳香族炭化水素、ヒドロキシル化極
性有機化合物又はエステルの中から選ばれる大気圧下で
の沸点がエタノールのものよりも高い液状化合物をエタ
ノール性塩化マグネシウム溶液に添加する。
上述の条件下で操作することにより、固状触媒成分用
の担体として使用され、代表的には下記特性を有する粒
状固形物をスプレードライヤーから回収することが可能
である。
粒の形状 :粒の約80%が粒径30ないし40μmを有
する球状 粒の見掛け密度:0.2ないし0.3g/ml 比表面積 :30ないし100m2/g 平均孔半径 :100,000ないし150,000Å 多孔度 :40ないし80容量% アルコール性ヒドロキシル基含量:5ないし30%(w/w)
(エタノールとして表示)、好ましくは20−25%(w/
w) 固状触媒成分の調製 本発明に従い、上述の如くして得られた固状担体を不
活性有機液体に懸濁させ、得られた懸濁液を、反応条件
下、まず反応媒体に可溶のハフニウム又はジルコニウム
の化合物、ついで、アルキルアルミニウム塩化物と接触
させる。詳述すれば、この目的のため、固状担体を不活
性有機液体、特に分子中に炭素原子6ないし12個を含有
する液状脂肪族炭化水素(たとえば、デカン)に懸濁さ
せ、このようにして得られた懸濁液に、液状媒体に可溶
なハフニウム化合物又はジルコニウム化合物(一般に、
ハフニウム及びジルコニウムのアルコキシド及びハロゲ
ンアルコキシドの中から選ばれる)を添加する。この目
的には、直鎖状又は分枝状アルキル基部に炭素原子2な
いし8個を含有するハフニウム又はジルコニウムのテト
ラアルコキシド、たとえばハフニウム又はジルコニウム
のテトラエトキシド、テトラ−n−プロポキシド、テト
ラ−イソ−プロポキシド、テトラ−n−ブトキシド及び
テトラ−イソ−ブトキシドが好適である。特に、ハフニ
ウム及びジルコニウムのテトラ−n−ブトキシドが好ま
しい。好適には、ハフニウム化合物又はジルコニウム化
合物を、同一の不活性有機液体で希釈した後、担体懸濁
液に添加する。この反応では、担体中のマグネシウム/
ハフニウム又はジルコニウム化合物中のハフニウム又は
ジルコニウムの原子比は0.5/1ないし8/1に維持される。
該反応は、温度40−100℃において、選択した温度に応
じた時間(いずれにしても0.5ないし4時間)で行われ
る。
本発明によれば、担体をハフニウム又はジルコニウム
化合物と反応させた後に得られた懸濁液に、アルキル基
部に炭素原子2ないし8個を含有するアルキルアルミニ
ウム塩化物(ジアルキルアルミニウムモノクロリド、モ
ノアルキルアルミニウムジクロリド及びアルキルアルミ
ニウムセスキクロリドの中から選ばれる)を添加する。
これらアルキルアルミニウム塩化物の中では、エチルア
ルミニウムセスキクロリドが好適である。好ましくは、
アルキルアルミニウム塩化物を、懸濁液を生成するため
に使用したものと同じ不活性有機液体で希釈した後に添
加する。反応では、アルキルアルミニウム塩化物中の塩
素原子/アルコキシ基(エタノール及びハフニウム又は
ジルコニウム化合物から発生する)の総量の比は1/1な
いし5/1、好ましくは約3/1に維持される。反応温度は60
ないし120℃である。反応時間は選択した反応温度に左
右され、一般に0.5ないし5時間である。反応は、好ま
しくは温度約90℃、時間約2時間で行われる。
このようにして、本発明による固状触媒成分が得ら
れ、通常の過、遠心分離又はデカンテーションによっ
て固状触媒成分を懸濁液から分離し、ついで不活性有機
液体、好ましくは脂肪族炭化水素によって洗浄する。こ
の固状触媒成分は、上述の組成及び特性を有する。
触媒 本発明による触媒は、上記固状触媒成分と、アルキル
基部に炭素原子2ないし8個、好ましくは2ないし4個
を含有するトリアルキルアルミニウム又はアルキルアル
ミニウム塩化物とからなる。中でも、トリエチルアルミ
ニウム及びトリイソブチルアルミニウムが好適である。
好ましくは、本発明の触媒では、アルミニウム(トリア
ルキルアルミニウム又はアルキルアルミニウム塩化物
中)/ハフニウム又はジルコニウム(固状触媒成分中)
の原子比は5/1ないし50/1に維持される。この範囲の上
限は重要ではなく、主に経済的理由によって決定され
る。
触媒の使用 本発明の触媒は、エチレン又は炭素原子3ないし10個
を含有するα−オレフィン(直鎖状又は分枝状)の低圧
重合又は共重合において活性であり、非常に大きい分子
量のポリオレフィンを生成する。このようなα−オレフ
ィンの例としては、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘ
キセン及び1−オクテンがある。重合反応は、好ましく
は、不活性有機溶媒の懸濁液中、一般に温度20ないし10
0℃において行われる。室温においてガス状のオレフィ
ンの場合には、可能であれば水素の存在下、室温、常圧
よりも高い温度、圧力条件下で操作することが好まし
い。室温において液状のオレフィンの場合では、水素の
不存在下、低温、大気圧で操作することが好適である。
得られたポリオレフィンはいずれの場合にも高度の立体
規則性を有する。
特に、エチレンの場合には、ハフニウム含有触媒では
固有粘度(トリクロロベンゼン中、135℃で測定)約1
0、ジルコニウム含有触媒では固有粘度約4を有する重
合体が生成される。同じ条件下で反応を行って比較する
場合、チタン含有触媒では、固有粘度約1.5を有するポ
リエチレンが生成される。4−メチル−1−ペンテンの
場合には、ハフニウム含有触媒では固有粘度(デカリン
中、135℃で測定)約10−15、ジルコニウム含有触媒で
は固有粘度約7−10を有する重合体を生成できる。同様
に比較する場合、チタン含有触媒は、固有粘度約4.5を
有するポリ(4−メチル−1−ペンテン)を生成する。
1−ヘキセンの場合には、固有粘度(テトラヒドロフラ
ン中、25℃で測定)約7−12を有する重合体が生成さ
れ、得られたポリ(1−ヘキセン)はガラス転移温度約
−50℃、2つの融点約135℃及び165℃を有する。同様に
比較する場合、ジルコニウム含有触媒は固有粘度約5の
ポリ(1−ヘキセン)を生成し、チタン含有触媒は固有
粘度約3のポリ(1−ヘキセン)を生成する。これらの
重合体はガラス転移温度約−50℃を有するが、融点を有
していない。
本発明の方法によって得られたポリオレフィンは、た
とえば木材及び金属の代用物の如きエンジニアリング重
合体として使用される高モジュラス材料として特に有用
である。
次に、本発明をさらに説明するため、いくつかの実施
例を例示する。
実施例1 市販の塩化マグネシウム(水分含量約0.07%(w/
w)、直径0.1ないし2mmのフレーク状)33kgをヘプタン1
00中に分散させ、鋼製オートクレーブ内において撹拌
しながら、得られた懸濁液にエタノール55kgを添加し
た。反応混合物を窒素圧力下、130℃で撹拌して均質な
エマルジョンとし、工業用スプレードライヤー(この場
合、NIRO社の閉止サイクルドライヤーを使用)にかかる
温度で供給した。0.7mmオリフィス及びスプレーコーン
角度60゜(これにより、液滴の分散を低減させる)を有
する水圧ノズルを介してエマルジョンを該装置に供給し
た。供給圧は7kg/cm2であり、エマルジョンの供給量は1
5/時間である。窒素流の入口温度は250℃であり、出
口のガス流は温度160℃であり、窒素の供給量は200m3/
時間(常態条件下で算定)である。
これらの条件下で操作することにより、下記の特性を
有する粒状固形物が反応器の底から得られた。
粒の形状 :粒の80%が粒径30な
いし40μmを有する球状 粒の見掛け密度 :0.28g/ml アルコール性ヒドロキシル基含量:22%(w/w)(エタノ
ールとして表示) 比表面積 :32m2/g 平均孔半径 :150,000Å 多孔度 :55容量% 上記の如くして得られた担体2.45gを、反応器(250m
l)中で操作してn−デカン100ml中に懸濁させた。ハフ
ニウムテトラ−n−ブトキシド[Hf(OBu)]11.1gを
添加し(Mg/Hfの原子比=1/1)、懸濁液を60℃に60分間
加熱した。この時間の経過後、懸濁液を30℃に冷却さ
せ、n−デカン70gに希釈したエチルアルミニウムセス
キクロリド24g[エチルアルミニウムセスキクロリドの
塩素原子/アルコキシ基(OEt+OBu)の比=3/1]を徐
々に滴加した。添加終了後、懸濁液を90℃に120分間加
熱した。固形物をデカンテーションし、n−デカン100m
lずつで3回洗浄した。このようにして、下記の特性を
有する固状触媒成分7.8gを得た。
ハフニウム含量 :33.6%(w/w)(金属として表示) 粒の形状及びサイズ:担体と同じ 見掛け密度 :担体と同じ 比表面積 :34m2/g 平均孔半径 :15,000Å 多孔度 :86容量% 該触媒成分はハフニウム33.6%(重量)、マグネシウ
ム6.4%、アルミニウム1.5%、塩素41.5%、有機フラク
ション17%を含有する。
かかる構成成分を原子割合で表示すれば、この固状触
媒成分は次式で表される。
Mg(1.4),Hf(1),Cl(6.2),Al(0.3),(OEt+O
Bu+Et)(1.5)OEt及びOBuは該触媒成分中にそれぞ0.9
%及び3.6%(w/w)の量で存在する。
実施例2 実施例1の如くして得られた担体2.45gを、反応器(2
50ml)中で操作してn−デカン100ml中に懸濁させた。
ジルコニウムテトラ−n−ブトキシド7.7gを添加し(Mg
/Zrの原子比=1/1)、懸濁液を60℃に60分間加熱した。
この時間の経過後、懸濁液を30℃に冷却させ、n−デカ
ン65gに希釈したエチルアルミニウムセスキクロリド23g
[エチルアルミニウムセスキクロリドの塩素原子/アル
コキシ基(OEt+OBu)の比=3/1]を徐々に滴加した。
添加終了後、懸濁液を90℃に120分間加熱した。固形物
をデカンテーションし、n−デカン100mlずつで3回洗
浄した。このようにして、下記の特性を有する固状触媒
成分8.2gを得た。
ジルコニウム含量 :22.2%(w/w)(金属として表示) 粒の形状及びサイズ:担体と同じ 見掛け密度 :担体と同じ 比表面積 :32m2/g 平均孔半径 :5,000Å 多孔度 :67容量% 該触媒成分はジルコニウム22.2%(重量)、マグネシ
ウム6.5%、アルミニウム2%、塩素50.3%、有機フラ
クション19%を含有する。
かかる構成成分を原子割合で表示すれば、この固状触
媒成分は次式で表される。
Mg(1.1),Zr(1),Al(0.3),Cl(5.8),(OEt+O
Bu+Et)(1.3)OEt及びOBuは該触媒成分中にそれぞれ
1.1%及び3.9%(w/w)の量で存在する。
実施例3 実施例1の如くして得られた担体13gを、撹拌しなが
ら反応器(250ml)中で操作してn−デカン100ml中に懸
濁させた。ハフニウムテトラ−n−ブトキシド6.4gを添
加し(Mg/Hfの原子比=8/1)、得られた懸濁液を100℃
に30分間加熱した。この時間の経過後、懸濁液を30℃に
冷却させ、n−デカン120gに希釈したエチルアルミニウ
ムセスキクロリド38g[エチルアルミニウムセスキクロ
リドの塩素原子/アルコキシ基(OEt+OBu)の比=3/
1]を徐々に滴加した。固形物をデカンテーションし、
n−デカン200mlずつで3回洗浄した。このようにし
て、下記の特性を有する固状触媒成分14.5gを得た。
ハフニウム含量 :16.5%(w/w)(金属として表示) 粒の形状及びサイズ:担体と同じ 見掛け密度 :担体と同じ 比表面積 :20m2/g 平均孔半径 :30,000Å 多孔度 :83容量% 該触媒成分はハフニウム16.5%(重量)、マグネシウ
ム16.0%、アルミニウム1.5%、塩素60.2%、有機フラ
クション6%を含有する。
かかる構成成分を原子割合で表示すれば、この固状触
媒成分は次式で表される。
Mg(7.2),Hf(1),Al(0.6),Cl(5.2),(OEt+O
Bu+Et)(1.9)OEt及びOBuは該触媒成分中にそれぞれ
0.6%及び2.4%(w/w)の量で存在する。
実施例4 実施例1の如くして得られた担体16.3gを、撹拌しな
がら反応器(500ml)中で操作してn−デカン250ml中に
懸濁させた。ジルコニウムテトラ−n−ブトキシド13.0
gを添加し(Mg/Zrの原子比=4/1)、懸濁液を80℃に30
分間加熱した。この時間の経過後、懸濁液を30℃に冷却
させ、n−デカン180gに希釈したエチルアルミニウムセ
スキクロリド53g[エチルアルミニウムセスキクロリド
の塩素原子/アルコキシ基(OEt+OBu)の比=3/1]を
徐々に滴加した。添加終了後、懸濁液を90℃に120分間
加熱した。固形物をデカンテーションし、n−デカン20
0mlずつで3回洗浄した。このようにして、下記の特性
を有する固状触媒成分21gを得た。
粒の形状及びサイズ:担体と同じ 見掛け密度 :担体と同じ 比表面積 :35.7m2/g 平均孔半径 :30,800Å 多孔度 :73容量% 該触媒成分はジルコニウム13.8%(重量)、マグネシ
ウム13.4%、アルミニウム1.4%、塩素59.8%、有機フ
ラクション11%を含有する。
かかる構成成分を原子割合で表示すれば、この固状触
媒成分は次式で表される。
Mg(3.72),Zr(1),Al(0.35),Cl(11.2),(OEt
+OBu+Et)(1.29)OEt及びOBuは該触媒成分中にそれ
ぞれ1.4%及び3.1%(w/w)の量で存在する。
実施例5(比較例) 実施例1の如くして得られた担体2.45gを、撹拌しな
がら反応器(250ml)中で操作してn−デカン100ml中に
懸濁させた。チタンテトラ−n−ブトキシド7.0gを添加
し(Mg/Tiの原子比=1/1)、懸濁液を60℃に60分間加熱
した。この時間の経過後、懸濁液を30℃に冷却させ、n
−デカン65gに希釈したエチルアルミニウムセスキクロ
リド23g[エチルアルミニウムセスキクロリドの塩素原
子/アルコキシ基(OEt+OBu)の比=3/1]を徐々に滴
加した。添加終了後、懸濁液を90℃に120分間加熱し
た。固形物をデカンテーションし、n−デカン100mlず
つで3回洗浄した。このようにして、下記の特性を有す
る固状触媒成分7gを得た。
チタン含量 :14%(w/w)(金属として表示) 粒の形状及びサイズ:担体と同じ 見掛け密度 :担体と同じ 比表面積 :37m2/g 平均孔半径 :9,000Å 多孔度 :68容量% 3価チタン/3価及び4価チタンの合計の比:0.94/1 該触媒成分はチタン14%(重量)、マグネシウム7.8
%、アルミニウム3.2%、塩素54.0%、有機フラクショ
ン21%を含有する。
かかる構成成分を原子割合で表示すれば、この固状触
媒成分は次式で表される。
Mg(1.1),Ti(1),,Al(0.4),Cl(5.2),(OEt+
OBu+Et)(1.2)OEt及びOBuは該触媒成分中にそれぞれ
1.3%及び4.1%(w/w)の量で存在する。
実施例6 撹拌しながら、無水n−ヘプタン40ml、4−メチル−
1−ペンテン5g、トリイソブチルアルミニウム0.6g及び
実施例1に記載の如くして調製した固状触媒成分0.105g
をかかる順序で反応器(100ml)に導入した。トリイソ
ブチルアルミニウム中のアルミニウム/ハフニウムの原
子比は15/1である。重合を25℃で20時間行った。この時
間の経過後、反応器にIonol(2,6−ジ−t−ブチル−p
−クレゾール)の10%(w/w)アルコール溶液4mlを導入
することによって重合反応を停止させた。生成された重
合体を、エタノール95%(w/w)及び37%(w/w)塩酸水
溶液5%(w/w)でなる溶液100ml中で凝固させた。オー
ブン内において減圧下、50℃で乾燥させた後、下記の値
でポリ(4−メチル−1−ペンテン)4.0gを得た。
生産率:40g(固状触媒成分1g当たりの重合体のg数とし
て表示) 収率 :115g(固状触媒成分中のハフニウム1g当たりの
重合体のg数として表示) 変化率:80%(重合体に変化した単量体のパーセント割
合) このようにして生成されたポリ(4−メチル−1−ペ
ンテン)は、下記の特性を有する。
固有粘度:[η]=11dl/g(デカリン中、135℃で測
定) 数平均分子量:Mn=740,000 なお、数平均分子量については、次式に従って算定し
た。
[A.S.Hoffman,B.A.Fries,P.C.Condit「ジャーナル・オ
ブ・ポリマー・サイエンス・シンポジウム(J.Polym.Sc
i.Symp.)」,109(1963)参照]。
イソタクチック・インデックス:99.1%(沸騰ジエチル
エーテル中に抽出されない重合体のパーセント割合とし
て表示) 実施例7 撹拌しながら、無水ヘプタン80ml、4−メチル−1−
ペンテン10g、トリイソブチルアルミニウム0.4g及び実
施例1に記載の如くして調製した固状触媒成分0.21gを
かかる順序で反応器(150ml)に導入した。トリイソブ
チルアルミニウム中のアルミニウム/ハフニウムの原子
比は5/1である。実施例6と同様にして、25℃で6時間
重合させた。下記の値でポリ(4−メチル−1−ペンテ
ン)2.7gを得た。
生産率:13.5g 収率 :38g(ハフニウムについて評価) 変化率:27% 得られた重合体は下記の特性(実施例6に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :18dl/g 数平均分子量 :1,250,000 イソタクチック・インデックス:98.1% 実施例8 撹拌しながら、無水ヘプタン40ml、4−メチル−1−
ペンテン5g、トリイソブチルアルミニウム1.2g及び実施
例1に記載の如くして調製した固状触媒成分0.105gをか
かる順序で反応器(100ml)に導入した。トリイソブチ
ルアルミニウム中のアルミニウム/ハフニウムの原子比
は30/1である。実施例6と同様にして、60℃で15時間重
合させた。下記の値でポリ(4−メチル−1−ペンテ
ン)2.8gを得た。
生産率:26.6g 収率 :78.6g(ハフニウムについて評価) 変化率:57% 得られた重合体は下記の特性(実施例6に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :7.8dl/g 数平均分子量 :470,000 イソタクチック・インデックス:92.5% 実施例9 撹拌しながら、無水ヘプタン40ml、4−メチル−1−
ペンテン5g、トリイソブチルアルミニウム0.6g及び実施
例2に記載の如くして調製した固状触媒成分0.081gをか
かる順序で反応器(100ml)に導入した。トリイソブチ
ルアルミニウム中のアルミニウム/ジルコニウムの原子
比は15/1である。実施例6と同様にして、25℃で20時間
重合させた。下記の値でポリ(4−メチル−1−ペンテ
ン)4.6gを得た。
生産率:56.7g 収率 :255g(ジルコニウムについて評価) 変化率:92% 得られた重合体は下記の特性(実施例6に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :7.0dl/g 数平均分子量:420,000 実施例10 撹拌しながら、無水ヘプタン40ml、4−メチル−1−
ペンテン5g、トリイソブチルアルミニウム1.2g及び実施
例5に記載の如くして調製した固状触媒成分0.07gをか
かる順序で反応器(100ml)に導入した。トリイソブチ
ルアルミニウム中のアルミニウム/チタンの原子比は30
/1である。実施例6と同様にして、25℃で20時間重合さ
せた。下記の値でポリ(4−メチル−1−ペンテン)4.
7gを得た。
生産率:67g 収率 :489.6g(チタンについて評価) 変化率:94% 得られた重合体は下記の特性(実施例6に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :4.5dl/g 数平均分子量 :240,000 イソタクチック・インデックス:71.5% 実施例11 撹拌しながら、無水n−ヘプタン400ml、1ヘキセン5
0g、トリイソブチルアルミニウム12g及び実施例1に記
載の如くして調製した固状触媒成分1.0gをかかる順序で
反応器(1000ml)に導入した。トリイソブチルアルミニ
ウム中のアルミニウム/ハフニウムの原子比は30/1であ
る。重合を60℃で6時間行った。この時間の経過後、反
応器にIonolの10%(w/w)アルコール溶液4mlを導入す
ることによって重合反応を停止させた。生成された重合
体を、エタノール95%(w/w)及び37%(w/w)塩酸水溶
液5%(w/w)でなる溶液250mlで凝固させた。オーブン
内において減圧下、50℃で乾燥させた後、下記の値でポ
リ(1−ヘキセン)25.0gを得た。
生産率:25g 収率 :73.5g(ハフニウムについて評価) 変化率:50% このようにして生成されたポリ(1−ヘキセン)は下
記の特性を有する。
固有粘度 :[η]=5.9dl/g(テトラヒドロフラ
ン(THF)中、25℃で測定) 重量平均分子量:Mw=2,400,000 なお、重量平均分子量については、次式に従って算定
した。
[F.C.Lin,S.S.Stivala及びA.Besenberger「ジャーンナ
ル・オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス(J.App
l.Polym.Sci)」17,1073−1090(1973)参照]。
重合体をMETTLER TA3000を使用する示差熱分析に供し
たところ、下記の特性を示した。
Tg(ガラス転移温度):−46℃ M.P.(1) :135℃ M.P.(2) :165℃ 従って、このポリ(1−ヘキセン)は弾性特性を有す
る。
実施例12 撹拌しながら、無水n−ヘプタン350ml、1−ヘキセ
ン35g、トリイソブチルアルミニウム1.6g及び実施例1
に記載の如くして調製した固状触媒成分0.4gをかかる順
序で反応器(1000ml)に導入した。トリイソブチルアル
ミニウム中のアルミニウム/ハフニウムの原子比は10/1
である。実施例11と同様にして、25℃で5時間重合を行
い、下記の値でポリ(1−ヘキセン)10.3gを得た。
生産率:25.8g 収率 :73.6g(ハフニウムについて評価) 変化率:30% 得られた重合体は下記の特性(実施例11に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :10.5dl/g 重量平均分子量:5,100,000 Tg :−46℃ M.P.(1) :135℃ M.P.(2) :165℃ 実施例13 撹拌しながら、無水n−ヘプタン350ml、1−ヘキセ
ン35g、トリイソブチルアルミニウム1.6g及び実施例2
に記載の如くして調製した固状触媒成分0.33gをかかる
順序で反応器(1000ml)に導入した。トリイソブチルア
ルミニウム中のアルミニウム/ジルコニウムの原子比は
10/1である。実施例11と同様にして、25℃で5時間重合
を行い、下記の値でポリ(1−ヘキセン)12gを得た。
生産率:36.4g 収率 :164.8g(ジルコニウムについて評価) 変化率:34.3% 得られた重合体は下記の特性(実施例11に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :12.5dl/g 重量平均分子量:3,200,000 Tg :−46℃ 融点 :測定せず 実施例14 撹拌しながら、無水n−ヘプタン90ml、1−ヘキセン
10g、トリイソブチルアルミニウム0.5g及び実施例3に
記載の如くして調製した固状触媒成分0.26gをかかる順
序で反応器(250ml)に導入した。トリイソブチルアル
ミニウム中のアルミニウム/ハフニウムの原子比は10/1
である。実施例11と同様にして、25℃で4.5時間重合を
行い、下記の値でポリ(1−ヘキセン)7.61gを得た。
生産率:29.3g 収率 :176.2g(ハフニウムについて評価) 変化率:76.1% 得られた重合体は下記の特性(実施例11に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :8.7dl/g 重量平均分子量:2,100,000 実施例15 撹拌しながら、無水n−ヘプタン150ml、1−ヘキセ
ン25g、トリイソブチルアルミニウム1.2g及び実施例4
に記載の如くして調製した固状触媒成分0.37gをかかる
順序で反応器(250ml)に導入した。トリイソブチルア
ルミニウム中のアルミニウム/ジルコニウムの原子比は
10/1である。実施例11と同様にして、25℃で22時間重合
を行い、下記の値でポリ(1−ヘキセン)14.8gを得
た。
生産率:37.9g 収率 :274g(ハフニウムについて評価) 変化率:59.0% 得られた重合体は下記の特性(実施例11に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :10.8dl/g 重量平均分子量:2,700,000 実施例16 撹拌しながら、無水n−ヘプタン150ml、1−オクテ
ン25g、トリイソブチルアルミニウム0.9g及び実施例3
に記載の如くして調製した固状触媒成分0.48gをかかる
順序で反応器(250ml)に導入した。トリイソブチルア
ルミニウム中のアルミニウム/ハフニウムの原子比は10
/1である。実施例11と同様にして、25℃で21時間重合を
行い、下記の値でポリ(1−オクテン)22.5gを得た。
生産率:46.87g 収率 :284.8g(ハフニウムについて評価) 変化率:90.0% 得られた重合体は、固有粘度7.2dl/g(実施例11に記
載のとおり測定)を有する。
実施例17(比較例) 撹拌しながら、無水n−ヘプタン400ml、1−ヘキセ
ン50g、トリイソブチルアルミニウム3.6g及び実施例5
に記載の如くして調製した固状触媒成分0.21gをかかる
順序で反応器(1000ml)に導入した。トリイソブチルア
ルミニウム中のアルミニウム/チタンの原子比は30/1で
ある。実施例11と同様にして、60℃で3時間重合を行
い、下記の値でポリ(1−ヘキセン)33gを得た。
生産率:157.0g 収率 :1139g(チタンについて評価) 変化率:66% 得られた重合体は下記の特性(実施例11に記載のとお
り測定)を有する。
固有粘度 :1.4dl/g 重量平均分子量:310,000 Tg :−46℃ 融点 :存在せず 実施例18 撹拌しながら、無水n−ヘプタン1900ml、トリイソブ
チルアルミニウム1.2g及び実施例1に記載の如くして調
製した固状触媒成分0.12gをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を85℃に上昇させ、水素
で反応器を8ataに圧力した。ついで、エチレンを圧力11
ataまで供給し(水素/エチレンのモル比=3.5)、つづ
く4時間、連続してエチレンを供給することにより、こ
の圧力に維持した。時間の経過後、反応器にIonolの10
%(w/w)アルコール溶液20mlを導入することによって
重合反応を停止させた。下記の値でポリエチレン62gを
得た。
生産率:0.52kg(固状触媒成分1g当たりのポリエチレン
のkg数として表示) 収率 :1.6kg(固状触媒成分中のハフニウム1g当たりの
ポリエチレンのkg数として表示) このようにして生成されたポリエチレンは下記の特性
を有する。
固有粘度 :[η]=4.1dl/g(1,2,4−トリクロル
ベンゼン(TCB)中、135℃で測定) 粘度平均分子量:Mv=334,000 粘度平均分子量については、次式に従って算定した。
[T.G.Scholte,N.L.J.Meijeriuk,H.M.Schoffeleers及び
A.M.G.Brands「J.Appl.Polym.Sci.」29,3763(1984)参
照]。
結晶化度:57%[サンプルの融解ΔH(ジュール/g)/
融解ΔH290.37ジュール/gを有する対照ポリエチレンの
融解ΔHの比として測定] 比重 :0.9362g/ml(ASTM D 742) 実施例19 撹拌しながら、無水n−ヘキサン1900ml、トリイソブ
チルアルミニウム1.2g及び実施例1に記載の如くして調
製した固状触媒成分0.12gをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を85℃に上昇させ、水素
で反応器を5.8ataに加圧し、ついでエチレンで11ataに
加圧した(水素/エチレンのモル比=1.29)。実施例18
と同様にして重合4時間行い、下記の値でポリエチレン
370gを得た。
生産率:3.1kg 収率 :9.1kg(ハフニウムについて評価) 得られた重合体は下記の特性(実施例18のとおり測
定)を有する。
固有粘度 :10.0dl/g 粘度平均分子量:1,150,000 結晶化度 :52% 比重 :0.9305g/ml 実施例20 撹拌しながら、無水n−ヘキサン1900ml、トリイソブ
チルアルミニウム1.2g及び実施例1に記載の如くして調
製した固状触媒成分0.12gをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を85℃に上昇させ、水素
で反応器を3.0ataに加圧し、ついでエチレンで11ataに
加圧した(水素/エチレンのモル比=0.41)。実施例18
と同様にして重合4時間行い、下記の値でポリエチレン
430gを得た。
生産率:3.6kg 収率 :11.0kg(ハフニウムについて評価) 得られた重合体は下記の特性(実施例18のとおり測
定)を有する。
固有粘度 :15.4dl/g 粘度平均分子量:2,070,000 結晶化度 :50.1% 比重 :0.9290g/ml 実施例21 撹拌しながら、無水n−ヘキサン1900ml、トリイソブ
チルアルミニウム8.8g及び実施例1に記載の如くして調
製した固状触媒成分0.006gをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を85℃に上昇させ、水素
で反応器を0.5ataに加圧し、ついでエチレンで6ataに加
圧した(水素/エチレンのモル比=0.1)。実施例18と
同様にして重合を4時間行い、下記の値でポリエチレン
180gを得た。
生産率:3.0kg 収率 :9.2kg(ハフニウムについて評価) 得られた重合体は下記の特性(実施例18のとおり測
定)を有する。
固有粘度 :25.0dl/g 粘度平均分子量:4,037,000 結晶化度 :48% 比重 :0.9238g/ml 実施例22 撹拌しながら、無水n−ヘキサン1900ml、トリイソブ
チルアルミニウム1.2g及び実施例1に記載の如くして調
製した固状触媒成分0.17gをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を75℃に上昇させ、水素
で反応器を5.8ataに加圧し、ついでエチレンで11ataに
加圧した(水素/エチレンのモル比=1.29)。実施例18
と同様にして重合4時間行い、下記の値でポリエチレン
370gを得た。
生産率:2.2kg 収率 :6.3kg(ハフニウムについて評価) 得られた重合体は下記の特性(実施例18のとおり測
定)を有する。
固有粘度 :12.0dl/g 粘度平均分子量:1,467,000 結晶化度 :51.4% 比重 :0.9315g/ml 実施例23 撹拌しながら、無水n−ヘキサン1900ml、トリイソブ
チルアルミニウム0.8g及び実施例2に記載の如くして調
製した固状触媒成分0.12gをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を85℃に上昇させ、水素
で反応器を3ataに加圧し、ついで、エチレンで11ataに
加圧した(水素/エチレンのモル比=0.41)。実施例18
と同様にして重合を4時間行い、下記の値でポリエチレ
ン572gを得た。
生産率:4.8kg 収率 :21.7kg(ジルコニウムについて評価) 得られた重合体は下記の特性(実施例18のとおり測
定)を有する。
固有粘度 :5.6dl/g 粘度平均分子量:513,000 実施例24 撹拌しながら、無水n−ヘキサン2000ml、トリイソブ
チルアルミニウム1.19g及び実施例3に記載の如くして
調製した固状触媒成分219.4gをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を85℃に上昇させ、水素
で反応器を5.8ataに加圧し、ついでエチレンで12ataに
加圧した。実施例18と同様にして重合を4時間行い、下
記の値でポリエチレンを得た。
生産率:1.313kg 収率 :7.95kg(ハフニウムについて評価) 得られた重合体は下記の特性(実施例18のとおり測
定)を有する。
固有粘度 :10.6dl/g 粘度平均分子量:1,236,000 結晶化度 :57% 比重 :0.9320g/ml 実施例25(比較例) 撹拌しながら、無水n−ヘキサン1900ml、トリイソブ
チルアルミニウム0.4g及び実施例5に記載の如くして調
製した固状触媒成分3.2mgをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を85℃に上昇させ、水素
で反応器を0.5ataに加圧し、ついでエチレンで6ataに加
圧した(水素/エチレンのモル比=0.1)。実施例18と
同様にして重合を4時間行い、下記の値でポリエチレン
608gを得た。
生産率:190kg 収率 :1410kg(チタンについて評価) 得られた重合体は下記の特性(実施例18のとおり測
定)を有する。
固有粘度 :5.3dl/g 粘度平均分子量:463,000 結晶化度 :54.2% 比重 :0.9374g/ml 実施例26(比較例) 撹拌しながら、無水n−ヘキサン1900ml、トリイソブ
チルウアルミニウム0.4g及び実施例5に記載の如くして
調製した固状触媒成分3.2mgをかかる順序で反応器(5
)に導入した。反応器の温度を85℃に上昇させ、水素
で反応器を5.8ataに加圧し、ついでエチレンで11ataに
加圧した(水素/エチレンのモル比=1.29)。実施例18
と同様にして重合を4時間行い、下記の値でポリエチレ
ン280gを得た。
生産率:87.5kg 収率 :625kg(チタンについて評価) 得られた重合体は下記の特性(実施例18のとおり測
定)を有する。
固有粘度 :1.2dl/g 粘度平均分子量:62,000 結晶化度 :60.8% 比重 :0.956g/ml
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランチェスコ・メンコーニ イタリー国マッサ・マチナイア市 ビ ア・ジュスチ 72 (72)発明者 チェザーレ・フェレーロ イタリー国モンザ市ビア・アルベルト・ プリモ・レ・デイ・ベルジ 11 (72)発明者 ステファーノ・マルクォーリ イタリー国カステルフィオレンチーノ市 ビア・サン・アントニオ 15 (72)発明者 リア・バラッゾーニ イタリー国ピアチェンザ市ビア・カンピ 27 (72)発明者 マリオ・ポレゼーロ イタリー国オデルゾ市ビアーレ・フラッ シネッチ 29

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン又はC3-10α−オレフィンを低圧
    重合して非常に大きい分子量を有するポリオレフィンと
    するための触媒成分において、粒の少なくとも約80%が
    粒径30ないし40μmを有する球粒状であり、比表面積20
    ないし40m2/g、平均孔半径5,000ないし40,000Å及び多
    孔度40ないし90容量%を有し、式(原子割合) X(1),Mg(1−8),Al(0.2−0.8),Cl(5−2
    0),(Et+OEt+OR)(1−3) (ここで、XはHf又はZrであり;Etはエチル基であり;OE
    tはエトキシ基であり;ORは直鎖状又は分枝状アルキル基
    部に炭素原子2ないし8個を含有するアルコキシ基であ
    る)で表されることを特徴とする、触媒成分。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、前記式にお
    けるXがHfであり、ORがn−ブトキシ基である、触媒成
    分。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の触媒成分を製造する
    方法において、エタノール性塩化マグネシウム溶液をス
    プレー乾燥してアルコール性ヒドロキシル基5ないし30
    %(w/w)(エタノールとして表示)を含有する球粒状
    の固状担体を形成し;不活性有機液状溶媒に懸濁させた
    前記担体と、直鎖状又は分枝状アルキル基部に炭素原子
    2ないし8個を含有するハフニウム又はジルコニウムの
    アルコキシド及びハロゲンアルコキシドの中から選ばれ
    るハフニウム化合物又はジルコニウム化合物とを、温度
    40なしい100℃、反応時間0.5ないし4時間、Mg/Hf又はZ
    rの原子比0.5/1ないし8/1で操作して反応させ;このよ
    うに処理した担体と、直鎖状又は分枝状アルキル基部に
    炭素原子2ないし8個を含有するアルキルアルミニウム
    塩化物とを、温度60ないし120℃、反応時間0.5ないし5
    時間、アルキルアルミニウム塩化物中の塩素原子/アル
    コキシ基の比1/1ないし5/1で操作して反応させ;固状触
    媒成分を懸濁液から回収することを特徴とする、触媒成
    分の製法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の製法において、前記スプレ
    ー乾燥工程に当たり、形成する担体がアルコール性ヒド
    ロキシル基含量20−25%(w/w)(エタノールとして表
    示)を有する、触媒成分の製法。
  5. 【請求項5】請求項3記載の製法において、アルキルア
    ルミニウム塩化物との反応に当たり、アルキルアルミニ
    ウムセスキクロリドを使用し、温度90℃、反応時間2時
    間、塩素原子/アルコキシ基の比約3/1で操作を行う、
    触媒成分の製法。
  6. 【請求項6】エチレン又はC3-10α−オレフィンを重合
    して非常に大きい分子量を有するポリオレフィンとする
    ための触媒において、請求項1又は2記載の固状触媒成
    分と、アルキル基部に炭素原子2ないし8個を含有する
    トリアルキルアルミニウム又はアルキルアルミニウム塩
    化物とを、該トリアルキルアルミニウム又はアルキルア
    ルミニウム塩化物中のアルミニウム/固状触媒成分中の
    ハフニウム又はジルコニウムの原子比5/1ないし50/1で
    含有することを特徴とする、オレフィン重合用触媒。
  7. 【請求項7】請求項6記載のものにおいて、前記トリア
    ルキルアルミニウムがトリエチルアルミニウム又はトリ
    イソブチルアルミニウムである、オレフィン重合用触
    媒。
  8. 【請求項8】懸濁重合法によってエチレン又はC3-10α
    −オレフィンを重合又は共重合させる方法において、請
    求項6又は7記載の触媒を使用することを特徴とする、
    オレフィン重合法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の方法において、前記α−オ
    レフィンが、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン
    及び1−オクテンの中から選ばれるものである、オレフ
    ィン重合法。
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